JP4793254B2 - コンテンツ配信システム及び方法 - Google Patents

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本発明は、ネットワーク経由でコンテンツを配信するコンテンツ配信技術に関する。
動画、音楽といった各種コンテンツの利用者に対して、所定のコンテンツのみを、通信ネットワーク経由で配信するための各種方法が提案されている(例えば、特許文献1から6、及び、非特許文献1、参照。)。
特許文献1には、配信するコンテンツに情報の分類を示すIDを付与し、コンテンツの受信ノードにおいて、所望のIDが付与されているコンテンツのみを取り込み、それ以外のコンテンツを廃棄することで、コンテンツ利用者には、所望のコンテンツのみが配信された様に見せる構成が記載されている。
特許文献2から6には、コンテンツ利用者が、例えば、個人の嗜好、スケジュールといったコンテキスト値を、受信ノードを特定する情報と共にサーバに登録しておき、コンテンツの提供者が、送信するコンテンツの内容に合致するコンテキスト値を登録している受信ノードにのみコンテンツを配信する構成が記載されている。
また、非特許文献1には、コンテンツ提供者が、コンテンツを、コンテンツ名のハッシュ値に一番近いアドレスのピアノードに保存しておき、コンテンツ利用者は所望のコンテンツのコンテンツ名を受信ノードに入力し、受信ノードが、入力されたコンテンツ名のハッシュ値を計算して、所望のコンテンツが保存されているピアノードを求め、求めたピアノードにアクセスして所望のコンテンツを取得する構成が記載されている。
特開平6−68107号公報 特開2001−125823号公報 特開2002−344529号公報 特開2001−202310号公報 特開2002−351905号公報 特開2002−252863号公報 I.Stoica et al、"Chord:A scalable peer−to−peer lookup service for internet applications",in Proc.ofACM SIGCOMM´01、pp.149‐160、ACM Pres、2001年
特許文献1に記載の構成は、受信ノードにおいて配信されたコンテンツの取捨選択を行うものであり、不必要なコンテンツの配信を許容しており、ネットワーク資源を無駄に消費するという問題がある。
また、特許文献2から6に記載の構成は、配信するコンテンツを制御するコンテキスト情報をサーバにて集中管理するため、サーバ負荷が増加し、サーバ障害時の影響が大きいという問題がある。
非特許文献1の記載の構成は、コンテンツが分散管理されるため、ピアノードの障害時においてもその影響は局所的なものに抑えられるという利点があるが、利用者が、受信ノードの操作により明示的にコンテンツを取りに行く必要、つまり、プル配信であり、利用者の利便性に問題がある。
したがって、本発明は、利用者が登録するコンテキスト値に合致するコンテンツのみが利用者の受信ノードに配信され、かつ、従来技術より障害耐性の高いコンテンツ配信システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明におけるコンテンツ配信システムによれば、
通信ネットワークに接続する受信ノード、送信ノード及びピアノードを備えたコンテンツ配信システムであって、受信ノードは、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードに、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードとして自ノードの登録通知を行う手段を、ピアノードは、前記登録通知に基づき、コンテキスト項目のコンテキスト値と受信ノードとの対応関係を示すコンテキスト情報データベースを管理する手段を、送信ノードは、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードから、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードを特定する情報を取得して、コンテンツを配信する受信ノードを決定する手段を有することを特徴とする。
本発明のコンテンツ配信システムにおける他の実施形態によれば、
コンテキスト値に基づく値は、2つ以上のコンテキスト項目に設定された値を結合した値であることも好ましい。
また、本発明のコンテンツ配信システムにおける他の実施形態によれば、
コンテキスト項目は、受信を希望するコンテンツ種別を少なくとも含むことも好ましい。
本発明における方法によれば、
通信ネットワークに接続する受信ノード、送信ノード及びピアノードを備えたシステムにおけるコンテンツ配信方法であって、受信ノードが、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードに、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードとして自ノードの登録通知を行うステップと、ピアノードが、前記登録通知に基づき、コンテキスト項目のコンテキスト値と受信ノードとの対応関係を示すコンテキスト情報データベースを生成するステップと、送信ノードが、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードから、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードを特定する情報を取得して、コンテンツを配信する受信ノードを決定するステップとを有することを特徴とする。
コンテンツの利用者は、コンテキスト値を受信ノードに入力することにより、コンテンツ利用者による明示的なコンテンツ取得のための操作を必要とすることなく、所望のコンテンツの配信を受けることができる。配信されるコンテンツがコンテキスト値により絞り込まれるため、配信後に受信ノードにて廃棄されるコンテンツを抑えることができ、ネットワーク帯域を無駄に消費することを極力防ぐことができる。
また、コンテキスト値は、複数のピアノードに分散管理されるため、単一のピアノードに障害が発生しても、その影響を局所的なものに抑えることができ、したがって、信頼性の高いコンテンツ配信システムを提供することができる。更に、複数のコンテキスト項目を結合することで、コンテキスト値の取り得る値の数が少ない場合においても、多数のピアノードに受信ノードの情報を分散管理させることが可能になり、信頼性を向上させることができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明において、コンテキストとは、配信するコンテンツを絞り込むためにコンテンツ配信システムが使用するパラメータであり、例えば、コンテンツ利用者が受信を希望するコンテンツ種別、コンテンツ利用者がコンテンツを受信するために使用する受信ノードの設置場所、コンテンツの受信希望時間、使用する通信手段、性別、年齢、趣味嗜好、職種、家族情報等を、コンテキスト項目として用いることができる。また、コンテキスト値とは、コンテキスト項目の具体的な値であり、例えば、受信を希望するコンテンツ種別をコンテキスト項目として使用している場合に、“スポーツ”、“旅行”、“音楽”といった、コンテンツの種別を示す値又は符号がコンテキスト値である。
図1は、本発明によるコンテンツ配信システムの構成図である。図1によると、コンテンツ配信システムは、1つ以上の受信ノード1と、1つ以上の送信ノード2と、1つ以上のピアノード3と、1つ以上の配信ノード4と、それらノードと接続し、ノード間での通信を可能にするネットワーク5とを備えている。
受信ノード1は、コンテンツ利用者が操作し、コンテンツの受信を行う通信装置であり、送信ノード2は、コンテンツ提供者が操作する通信装置であり、配信ノード4は、コンテンツの配信処理を行う通信装置である。また、ピアノード3は、各コンテキスト項目について、自ノードの管理範囲内にあるコンテキスト値が設定されている受信ノード1を特定する情報を保持する通信装置であり、詳細は後述する。
なお、説明の便宜上、1つの装置が単一の機能に特化した装置であるとして説明するが、例えば、受信ノード1、送信ノード2及び配信ノード4の機能を有する装置等、1つの通信装置は、受信ノード1、送信ノード2、ピアノード3、配信ノード4の任意の組合せをその機能とすることができる。
受信ノード1は、ユーザインタフェース部11と、受信用コンテキスト値保持部12と、受信ノード登録処理部13と、コンテンツ取得部14とを備えている。受信用コンテキスト値保持部12は、当該受信ノード1を使用するコンテンツ利用者が設定するコンテキスト値を保持する。ユーザインタフェース部11は、コンテンツ利用者に対して、受信用コンテキスト値保持部12が保持する受信用コンテキスト値の新規登録、変更、削除といった編集のためのインタフェースを提供する。受信ノード登録処理部13は、例えば、コンテンツ利用者が、ユーザインタフェース部11を介して、受信用コンテキスト値の新規登録や値の変更を行った場合には、新たに登録した又は変更後の受信用コンテキスト値のハッシュ値を求め、このハッシュ値に対応するピアノード3に対して自ノードの登録処理を行う。また、受信用コンテキスト値の削除又は値の変更を行った場合には、削除した又は変更前の受信用コンテキスト値のハッシュ値を求め、このハッシュ値に対応するピアノード3に対して自ノードの削除処理を行う。
ここで、ハッシュ値に対応するピアノード3とは、例えば、ハッシュ値に一番近いノードIDを有するピアノード3や、ハッシュ値より大きく、かつ、ハッシュ値に一番近いノードIDを持つピアノード3や、ハッシュ値より小さく、かつ、ハッシュ値に一番近いノードIDを持つピアノード3等、ハッシュ値からピアノード3を一意に特定できる方法であれば任意の方法を使用することができる。また、ノードIDは、該当するノードと通信するために使用するアドレスでもよい。なお、ノードIDが、ノードのアドレスではない場合には、ネットワーク5がノードIDとアドレスとの変換機能を提供する。
図2は、受信用コンテキスト値保持部12が保持する受信用コンテキスト値を示す図である。図2によると、ノードIDがR001である受信ノード1には、コンテキストの項目として、“受信場所”、“受信希望コンテンツ種別”及び“利用通信手段”が登録されており、“受信場所”に対しては、東京を示す“a1”が、“受信希望コンテンツ種別”に対しては、旅行を示す“b2”が、“利用通信手段”に対しては、光アクセスを示す“c4”が、それぞれ、コンテキスト値として登録されている。同様に、ノードIDがR002である受信ノード1には、“受信場所”として大阪を示す“a2”が、“受信希望コンテンツ種別”としてスポーツを示す“b4”が、“利用通信手段”としてADSLを示す“c2”が、それぞれ、コンテキスト値として登録されている。
ピアノード3は、コンテキスト情報データベース31と、受信ノード登録処理部32と、受信ノード検索処理部33とを備えている。受信ノード登録処理部32は、受信ノード1の受信ノード登録処理部13と対向し、各受信ノード1からの登録又は削除処理に対して、コンテキスト情報データベース31の生成や更新といった、コンテキスト情報データベース31の管理を行う。
コンテキスト情報データベース31は、上記、コンテキスト値のハッシュ値に基づき、自ノードが管理範囲となるコンテキスト値が設定されている受信ノード1を特定する情報を保持するデータベースである。
図3は、コンテキスト情報データベース31を示す図である。以下の説明において、コンテキスト値“a1”、“a30”、“b4”のハッシュ値にはノードIDがP001の、コンテキスト値“a8”、“b2”、“c6”のハッシュ値にはノードIDがP002の、コンテキスト値“a4”、“c4”のハッシュ値にはノードIDがP003のピアノード3が、それぞれ、対応するものとする。
例えば、図2(a)に示すノードIDがR001である受信ノード1には、コンテキスト項目の“受信場所”として“a1”が設定されている。したがって、図3(a)に示す様に、“a1”のハッシュ値に対応するノードIDがP001のピアノード3は、コンテキスト項目“受信場所”に“a1”が設定されている受信ノード1として、ノードIDがR001である受信ノード1を登録している。同様に、ノードIDがP002であるピアノード3は、コンテキスト項目“受信希望コンテンツ種別”に“b2”が設定されている受信ノード1として、更に、ノードIDがP003であるピアノード3は、コンテキスト項目“利用通信手段”に“c4”が設定されている受信ノード1として、それぞれ、ノードIDがR001である受信ノード1を登録している。
送信ノード2は、ユーザインタフェース部21と、送信用コンテキスト値保持部22と、送信先リスト生成部23と、送信先リスト通知部24とを備えている。送信用コンテキスト値保持部22は、コンテンツ提供者が、そのコンテンツの送信先を制御するために使用するコンテキスト値を保持し、ユーザインタフェース部21は、コンテンツ提供者に対して、送信用コンテキスト値保持部22が保持するコンテキスト値の編集機能を提供する。送信先リスト生成部23は、各コンテキスト項目について、送信用コンテキスト値保持部22が保持するコンテキスト値のハッシュ値を計算し、ハッシュ値に対応するピアノード3に対して、該当するコンテキスト項目に登録されている受信ノード1の問い合わせを行い、登録されている受信ノード1のリストを取得する。
例えば、送信用コンテキスト値保持部22に、コンテキスト項目“受信場所”として“a1”が設定されている場合、送信先リスト生成部23は、“a1”のハッシュ値に対応するノードIDがP001であるピアノード3に対して、コンテキスト項目“受信場所”として“a1”が設定されている受信ノード1の問い合わせを行う。ピアノード3の受信ノード検索処理部33は、送信先リスト生成部23からの問い合わせに対して、図3(a)に示すコンテキスト情報データベース31を検索し、本例においては、ノードIDがR001とR101である受信ノード1を送信先リスト生成部23に通知する。
なお、コンテンツ提供者は、複数のコンテキスト項目に対してコンテキスト値を設定する場合、各コンテキスト項目間の関係を、論理積又は論理和、つまり論理式にて指定する。例えば、コンテキスト項目“受信場所”として“a1”を、“受信希望コンテンツ種別”として“b2”を論理積で指定することも、論理和で指定することも可能である。論理式の指定は、ユーザインタフェース部21を介して行い、送信用コンテキスト値保持部22にコンテキスト値と共に保持される。論理積又は論理和のいずれが指定されていたとしても、送信先リスト生成部23は、コンテキスト値“a1”のハッシュ値に対応するノードIDがP001のピアノード3に対して、コンテキスト項目“受信場所”に“a1”が設定されている受信ノード1を、コンテキスト値“b2”のハッシュ値に対応するノードIDがP002のピアノード3に対して、コンテキスト項目“受信希望コンテンツ種別”に“b2”が設定されている受信ノード1の問い合わせを行い、各ピアノード3から受信ノード1のリストを取得した後、送信用コンテキスト値保持部22にある論理式の設定に基づき、各ピアノード3から取得した受信ノード1のリストの処理を行い、コンテンツを送信する受信ノード1を決定する。なお、1つのコンテキスト項目に対して複数のコンテキスト値を設定することも当然に可能である。
送信先リスト通知部24は、送信先リスト生成部23が決定したコンテンツを送信する受信ノード1のリストを、コンテンツを保存している配信ノード4に通知する。
配信ノード4は、コンテンツ情報保存部41と、コンテンツ配信処理部42と、送信先リスト受信部43とを備えている。コンテンツ提供者は、あらかじめ、ある配信ノード4のコンテンツ情報保存部41に、提供するコンテンツを保存しておく。送信先リスト受信部43は、保存しているコンテンツの送信先となる受信ノード1のリストを、送信ノード2の送信先リスト通知部24から取得し、コンテンツ配信処理部42は、受信ノード1のリストに基づきコンテンツ情報保存部41が保存しているコンテンツの配信処理を行う。
具体的には、コンテンツ配信処理部42は、リストに含まれる受信ノード1にコンテンツをプッシュ配信するか、あるいは、リストに含まれる受信ノード1に、アドレス情報やノードIDといった自身を特定する情報を通知する。受信ノード1のコンテンツ取得部14は、配信ノード4がコンテンツをプッシュ配信した場合には、そのコンテンツを受信し、配信ノード4から配信ノード4を特定する情報を受信した場合には、その配信ノード4にアクセスしてコンテンツを取得する。
以上、本発明によるコンテンツ配信システムによると、コンテンツの利用者は、コンテキスト値を受信ノード1に入力することにより、コンテンツ利用者による明示的なコンテンツ取得のための操作を必要とすることなく、所望のコンテンツの配信を受けることができる。配信されるコンテンツがコンテキスト値により絞り込まれるため、配信後に受信ノード1にて廃棄されるコンテンツを抑えることができ、ネットワーク帯域を無駄に消費することを極力防ぐことができる。
また、各コンテキスト値を設定している受信ノード1は、複数のピアノード3で分散管理されているため、単一のピアノード3に障害が発生しても、その影響を局所的なものに抑えることができ、したがって、信頼性の高いコンテンツ配信システムを提供することができる。
続いて、図4を用いて本発明の他の実施形態について説明する。上述した実施形態においては、1つのコンテキスト項目のコンテキスト値のハッシュ値から、対応する1つのピアノード3を決定していた。しかしながら、あるコンテキスト項目について、コンテキスト値の取りえる値が例えば2個である場合には、そのコンテキスト項目についての受信ノード1を登録するピアノード3は、多くとも2台となり、あまり分散効果を図ることができない。しがたって、本実施形態においては、コンテキスト項目を結合して、複数のコンテキスト項目の、結合したコンテキスト値のハッシュ値から、受信ノード1を登録するピアノード3を決定する。
図4(a)に示す様に、コンテキスト項目“A”、“B”、“C”、“D”及び“E”があり、ノードIDがR010である受信ノード1には、それぞれ、コンテキスト値として“a1”、“b2”、“c4”、“d4”、“e6”が設定登録されているものとする。また、本実施形態においては、コンテキスト項目“A”及び“B”を結合し、コンテキスト項目“C”、“D”及び“E”を結合して管理するものとする。
ノードIDがR010である受信ノード1は、結合したコンテキスト値“a1b2”に対してハッシュ値を計算して対応するピアノード3を求める。ここでは、ノードIDがP100であるピアノード3が対応するものとする。同様に、ノードIDがR010である受信ノード1は、結合したコンテキスト値“c4d4e6”に対してハッシュ値を計算して対応するピアノード3を求める。ここでは、ノードIDがP200であるピアノード3が対応するものとする。結果、図4(b)及び(c)に示す様に、結合したコンテキスト項目“A”及び“B”に対して、ノードIDがP100であるピアノード3は、ノードIDがR010である受信ノード1を登録し、結合したコンテキスト項目“C”、“D”及び“E”に対して、ノードIDがP200であるピアノード3は、ノードIDがR010である受信ノード1を登録する。
送信ノード2は、同様に、結合したコンテキスト値に基づき受信ノード1のリストを取得する。例えば、コンテキスト項目“A”に“a1”のみが設定されたとすると、コンテキスト項目“B”は任意の値となるため、コンテキスト項目“B”の総てのコンテキスト値と、“a1”との組合せに対して、それぞれ、ハッシュ値を計算してピアノード3を求め、求めたピアノード3から結合したコンテキスト項目“A”及び“B”に登録されている受信ノード1を取得し、総ての論理和を取って、送信先の受信ノード1を決定する。
なお、多数のピアノード3への分散を目的とする場合には、結合させるコンテキスト項目を多くすることが望ましいが、多くするに従い、ピアノード3が保持するコンテキスト情報データベース31が大きくなる。つまり、コンテキスト情報データベース31のサイズを抑えるためには、利用するコンテキスト項目の結合数を、小さくする必要がある。このため、各結合数による分散度合いと、そのときの結合数でのコンテキスト情報データベース31のサイズを考慮し、実際に使用する結合数を決定する。
以上、複数のコンテキスト項目を結合することで、コンテキスト値の取り得る値の数が少ない場合においても、多数のピアノード3に受信ノード1の情報を分散管理させることが可能になる。
本発明によるコンテンツ配信システムの構成図である。 受信用コンテキスト値保持部が保持する受信用コンテキスト値を示す図である。 コンテキスト情報データベースを示す図である。 本発明の他の実施形態を説明する図である。
符号の説明
1 受信ノード
11 ユーザインタフェース部
12 受信用コンテキスト値保持部
13 受信ノード登録処理部
14 コンテンツ取得部
2 送信ノード
21 ユーザインタフェース部
22 送信用コンテキスト値保持部
23 送信先リスト生成部
24 送信先リスト通知部
3 ピアノード
31 コンテキスト情報データベース
32 受信ノード登録処理部
33 受信ノード検索処理部
4 配信ノード
41 コンテンツ情報保存部
42 コンテンツ配信処理部
43 送信先リスト受信部
5 ネットワーク

Claims (4)

  1. 通信ネットワークに接続する受信ノード、送信ノード及びピアノードを備えたコンテンツ配信システムであって、
    受信ノードは、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードに、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードとして自ノードの登録通知を行う手段を、
    ピアノードは、前記登録通知に基づき、コンテキスト項目のコンテキスト値と受信ノードとの対応関係を示すコンテキスト情報データベースを管理する手段を、
    送信ノードは、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードから、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードを特定する情報を取得して、コンテンツを配信する受信ノードを決定する手段を、
    有するコンテンツ配信システム。
  2. コンテキスト値に基づく値は、2つ以上のコンテキスト項目に設定された値を結合した値である請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. コンテキスト項目は、受信を希望するコンテンツ種別を少なくとも含む請求項1又は2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 通信ネットワークに接続する受信ノード、送信ノード及びピアノードを備えたシステムにおけるコンテンツ配信方法であって、
    受信ノードが、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードに、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードとして自ノードの登録通知を行うステップと、
    ピアノードが、前記登録通知に基づき、コンテキスト項目のコンテキスト値と受信ノードとの対応関係を示すコンテキスト情報データベースを生成するステップと、
    送信ノードが、設定されたコンテキスト項目のコンテキスト値に基づく値のハッシュ値を求め、求めたハッシュ値に対応するピアノードから、該コンテキスト項目に該コンテキスト値が設定されている受信ノードを特定する情報を取得して、コンテンツを配信する受信ノードを決定するステップと、
    を有する方法。
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