JP4791754B2 - 立体像提示装置 - Google Patents
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Description
二眼立体視によるCGは、立体視を用いたもので、視差によって、リアルタイムで立体像の形状変化を表現可能なようにCGを採用したものである。
ストロボを利用した作品は、ストロボによって照射される瞬時の照射を利用して、回転させた被照射体を観察すると、アニメーション効果によって、当該被照射体が動いているように見えるものである(例えば、非特許文献1参照)。つまり、ストロボによる投射光の投射により、被投射体全体に高速間欠照明を供給することで、残像効果により、被投射体に動きが生じたように観察できるものである。
被投射体に映像を投射する装置は、高速に移動する被投射体に映像を投射することで、立体像を提示するものである。
岩井俊雄著 「岩井俊雄の仕事と周辺」 p46、p47 2000年11月 株式会社 六耀社
〈立体像提示装置の概略〉
図1は、立体像提示装置の外観図(一部透視させている)である。図1に示すように、立体像提示装置1は、筐体に収められており、スリット光を含むスリット映像が投射される被投射体、つまり、残像効果によって浮かび上がる立体像(可変立体像)の現れる観察対象が強化ガラス内の載置台に載置されている。
ここで示した立体像提示装置1のブロック図を図2に示す。図2に示すように、立体像提示装置1は、回転させた被投射体に、スリット光を含むスリット映像を投射することで、残像効果を利用した立体像を提示するもので、変更手段3と、制御手段5と、スリット形状パターン生成手段6と、スリット形状パターン蓄積手段7と、回転手段(被投射体移動手段)9と、照射手段(投射手段)11と、スリット映像反射手段13とを備えている。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、立体像提示装置1の動作について説明する(適宜、図2参照)。
まず、立体像提示装置1は、回転手段9によって、被投射体(観察対象)を高速に回転させる(ステップS1)。続いて、立体像提示装置1は、照射手段11によって、スリット光としてスリット映像をスリット映像反射手段13に投射し、このスリット映像反射手段13で反射させたスリット映像を被投射体に投射する(ステップS2)。
次に、図4〜図7を参照して、立体像提示装置1による立体像の例、スリット形状パターンの例、スリット形状と立体像との例、ゆらぎの例について説明する(適宜、図2参照)。
図4は、被投射体として、家の模型を用いた場合の立体像の生成の例を模式的に示した図である。図4(1)は、被投射体を回転手段9によって回転させる前、つまり、停止した状態を示している。図4(2)は、被投射体を回転手段9によって高速に(例えば、600rpm)回転させた状態を示している。
この図5に示すように、変更手段3では、予め設定された16種類のスリット形状パターンが選択可能になっている。そして、当該装置1の利用者が操作タッチパネル(変更手段3)の該当箇所に接触することで、スリット形状パターンを選択することができる。
図6(b)の場合、スリット形状が稲光のように屈折しているので、立体像も、屈折しているように見える。
図6(c)の場合、スリット形状が直線上に分散する点の集合であるので、立体像も、乱雑な多数の短い線の塊のように見える。
(1)立体像提示装置1を用いると、被投射体である物体を、立体像として表示する際に、拡大表示が可能になる。
(2)立体像提示装置1を用いて、物体(立体物、例えば、建築物等の模型)を展開し、物体を構成する面の位置関係を提示する。つまり、建築物等の模型を被投射体として、当該模型の4面(側面の4面)、すなわち、本来ならば同時に見ることができない面を同時に提示することができる。
3 変更手段
5 制御手段
51 回転数制御手段
52 スリット光制御手段
52a スリット形状パターン切替手段
52b スリット形状変化手段
6 スリット形状パターン生成手段
7 スリット形状パターン蓄積手段
9 回転手段(被投射体移動手段)
11 照射手段(投射手段)
13 スリット映像反射手段
Claims (6)
- 投射光が投射される投射空間内を、被投射体が所定速度以上で通過することで、残像効果により、当該被投射体が変形した形状の立体像を提示する立体像提示装置であって、
前記投射空間内を所定速度以上で通過させるように、前記被投射体を移動させる被投射体移動手段と、
前記投射光の形状を変更させる変更手段と、
この変更手段によって形状が変更された投射光を、前記被投射体移動手段により移動される前記被投射体に、当該装置の利用者が前記被投射体を観察した場合に、点滅状態と認識されないように単位時間において所定の回数投射する投射手段と、を備える
ことを特徴とする立体像提示装置。 - 形状が変更可能なスリット光としてスリット映像を投射しながら、回転させた被投射体を、残像効果を利用した立体像の現れる観察対象として提示する立体像提示装置であって、
前記被投射体を載置して、回転させる回転手段と、
前記スリット映像において、前記スリット光を構成するスリット形状パターンを変更する変更手段と、
この変更手段による操作に従ってスリット形状パターンが変更されたスリット映像を、前記回転手段により回転される前記被投射体に、当該装置の利用者が前記被投射体を観察した場合に、点滅状態と認識されないように単位時間において所定の回数投射する照射手段と、を備える
ことを特徴とする立体像提示装置。 - 形状が変更可能なスリット光としてスリット映像を投射しながら、回転させた被投射体を、残像効果を利用した立体像の現れる観察対象として提示する立体像提示装置であって、
前記被投射体を載置して、回転させる回転手段と、
前記スリット映像において、前記スリット光を構成するスリット形状パターンを変更する変更手段と、
この変更手段による操作に従ってスリット形状パターンが変更されたスリット映像を投射する照射手段と、
この照射手段で投射されたスリット映像を、前記回転手段により回転される前記被投射体の回転と同期がとれるように回転させながら反射するスリット映像反射手段と、を
備えることを特徴とする立体像提示装置。 - 前記スリット形状パターンを、伸縮、変形または回転させるスリット形状変化手段を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の立体像提示装置。
- 前記スリット映像において、前記スリット形状パターンの領域を白色として、他の領域を黒色として構成することを特徴する請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の立体像提示装置。
- 前記被投射体は、前記回転手段による回転の中心が、当該被投射体の中心となる点対称形であることを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載の立体像提示装置。
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