JP4791595B2 - 画像撮影装置、画像撮影方法および画像撮影プログラム - Google Patents

画像撮影装置、画像撮影方法および画像撮影プログラム Download PDF

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Description

この発明は、被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、単眼のカメラにより前記被写体を撮影する場合に、カメラのレンズから校正画像までの距離と当該校正画像とに基づいて、前記カメラのレンズから被写体までの距離を算出する画像撮影装置、画像撮影方法および画像撮影プログラムに関する。
従来より、単眼カメラにより任意の被写体を撮影して、被写体までの距離を測定し、当該被写体の距離画像を生成する様々な技術がある。そして、この距離画像を利用した技術としては、例えば、車両運転時の運転手(被写体)の距離画像に基づいて、運転姿勢に異常があることを検知して警告を出したり、手話の認識などにおいて手指の曲げ具合を検知して動作したりするようなユーザインタフェースなどがある。
また、被写体までの距離を測定する技術として、特許文献1に係る画像入力装置は、単眼カメラと被写体に向けた照明とを利用して、被写体から反射した反射光の強度から距離を測定している。具体的に説明すると、特許文献1に係る画像入力装置は、被写体に対して光を照射しつつ第一の画像を撮像する。そして、画像入力装置は、光を照射せずに第二の画像を撮像する。続いて、画像入力装置は、第一の画像と第二の画像との反射光強度の差分(距離差)に基づいて、被写体に照射した反射光の強度分布を表す画像であり、被写体の奥行き情報(距離情報)を含んだ第三の画像を出力する。
特開2004−328657号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、被写体までの正確な距離を計測することができないという課題があった。
具体的に説明すると、一般的に画像までの距離を測定するためには被写体の拡散反射係数が必要であるが、特許文献1は、被写体の拡散反射係数を算出する手法が開示されていないので、当該被写体の拡散反射係数が既知のものでなければならない。つまり、特許文献1は、拡散反射係数が未知である被写体に対して適用することができないので、形状差のある被写体などに対して正確な距離を計測することができない。
そこで、この発明は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、拡散反射係数が未知である被写体を撮影する場合でも、正確な距離を計測することが可能である画像撮影装置、画像撮影方法および画像撮影プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示する画像撮影装置は、被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、単眼のカメラにより前記被写体を撮影する場合に、前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と当該校正画像とに基づいて、前記カメラのレンズから被写体までの距離を算出する画像撮影装置であって、前記カメラのレンズから前記被写体の任意の1個以上の点までの距離を測定する距離測定手段と、前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記距離測定手段によって測定された被写体の任意の1個以上の点までの距離と、当該任意の1個以上の点それぞれに対して拡散光を照射して得られた前記被写体から反射される光の強度を示す反射光強度に応じて画素値から推定される明るさの強度を示す輝度とに基づいて、前記被写体の拡散反射係数を算出する拡散反射係数算出手段と、前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記拡散反射係数算出手段によって算出された被写体の拡散反射係数と、当該被写体の輝度とに基づいて、前記カメラのレンズから前記被写体までの距離を算出する距離算出手段と、を備えたことを要件とする。
本願の開示する画像処理装置によれば、カメラのレンズから均質な被写体までの距離計測において、当該被写体画像上の1個以上の点についての距離を測定し、測定された被写体画像上の1個以上の点に基づいて、被写体上の各点(全点)についての距離を算出することができる結果、拡散反射係数が未知である被写体を撮影する場合でも、正確な距離を計測することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る画像撮影装置の概要および特徴を示す図である。 図2は、実施例1に係る画像撮影装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施例1に係るスポット光源を用いた測距原理を示す図である。 図4は、実施例1に係る被写体の拡散反射係数の算出を説明するための図である。 図5は、実施例1に係る被写体までの距離の算出を説明するための図である。 図6は、距離データによって色分けされたカラールックアップテーブルの例を示す図である。 図7は、距離データを三次元プロットした距離画像の例を示す図である。 図8は、実施例1に係る画像撮影装置による処理を示すフローチャートである。 図9は、実施例1に係るキャリブレーション部による処理を示すフローチャートである。 図10は、実施例1に係る反射係数推定部による処理を示すフローチャートである。 図11は、実施例1に係る距離推定部による処理を示すフローチャートである。 図12は、画像撮影プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 画像撮影装置
11 カメラ
12 近赤外線光源
13 スポット光源
14 距離画像表示部
15 UI処理部
20 記憶部
21 キャリブレーションデータ格納部
30 制御部
31 照明制御部
32 キャリブレーション部
33 反射係数推定部
34 距離推定部
35 姿勢指示部
36 距離画像生成部
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像撮影装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、実施例1に係る画像撮影装置の概要および特徴、画像撮影装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に本実施例による効果を説明する。
[画像撮影装置の概要および特徴]
次に、実施例1に係る画像撮影装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る画像撮影装置の概要および特徴を示す図である。
この画像撮影装置は、可視光を照射するスポット光源と不可視光を照射する近赤外線光源とを用いて被写体を撮影する装置である。そして、画像撮影装置は、単眼のカメラにより被写体を撮影する際に基準となる校正画像(キャリブレーション画像)を予め撮影しておき、カメラのレンズから撮影された被写体までの距離を算出し、距離を画像に変換した被写体の距離画像を生成してユーザに提示する。
なお、以下の説明では、カメラのレンズからキャリブレート平面までの距離を「Z」、キャリブレート平面の拡散反射係数を「r」、キャリブレート平面の任意の点の画素値から推定される明るさの強度を示す輝度を「E」とする。また、カメラのレンズから被写体の任意の点までの距離を「Z」、被写体の拡散反射係数を「r」、被写体の任意の点の画素値から推定される明るさの強度を示す輝度を「E」とする。また、カメラのレンズから被写体の任意の点であり、上記した距離「Z」の点とは異なる各点までの距離を「Z」、被写体の任意の点であり、距離「Z」の各点の画素値から推定される明るさの強度を示す輝度を「E」とする。
このような構成において、画像撮影装置は、被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、単眼のカメラにより被写体を撮影する場合に、カメラのレンズから校正画像までの距離と当該校正画像とに基づいて、カメラのレンズから被写体までの距離を算出することを概要とし、特に、被写体の距離画像を生成する際に、拡散反射係数が未知である被写体を撮影する場合でも、正確な距離を計測することが可能である点を主たる特徴とする。
この主たる特徴について説明すると、画像撮影装置は、被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、撮影された校正画像から得られる光の強度を示す反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度と、カメラのレンズから当該校正画像までの距離とを所定の記憶部に格納する(図1の(1)参照)。
具体的に例を挙げると、画像撮影装置は、任意の被写体までの距離を算出する際に、基準となる校正画像であるキャリブレーション画像(キャリブレート平面)を、近赤外線光源を用いて予め撮影する。この時、カメラのレンズから撮影されるキャリブレート平面までの距離は、所定の距離「Z」(10cmなど)に決定しておき、キャリブレート平面は、カメラの光軸に垂直に設置して撮影される。
そして、画像撮影装置は、予め撮影されたキャリブレート平面から得られる反射される光の強度を示す反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、カメラのレンズから当該キャリブレート平面までの距離「Z」とを所定の記憶部に格納する。なお、撮影されるキャリブレート平面の拡散反射係数「r」は、既知のものであっても未知のものであってもよい。
そして、画像撮影装置は、カメラのレンズから被写体の任意の1個以上の点までの距離を測定し、カメラのレンズから校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、測定された被写体の任意の1個以上の点までの距離と、当該任意の1個以上の点それぞれに対して拡散光を照射して得られた被写体から反射される光の強度を示す反射光強度に応じて画素値から推定される明るさの強度を示す輝度とに基づいて、被写体の拡散反射係数を算出する(図1の(2)参照)。
上記した例で具体的に説明すると、画像撮影装置は、スポット光源を用いて被写体の任意の1個以上の点までの距離「Z」を三角法によって測定する。そして、画像撮影装置は、スポット光源を用いて測定された被写体の任意の1個以上の点について、近赤外線光源を用いて被写体から反射される光の強度を示す反射光強度を取得する。
続いて、画像撮影装置は、取得された反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、測定された距離「Z」と、所定の記憶部に格納されたカメラのレンズからキャリブレート平面までの距離「Z」と、所定の記憶部に格納されたキャリブレート平面の輝度「E」とに基づいて、被写体の拡散反射係数「r」を算出する。また、被写体の拡散反射係数「r」については、キャリブレート平面の拡散反射係数「r」が未知である場合に、「r/r」として算出される。
続いて、画像撮影装置は、カメラのレンズから校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、算出された被写体の拡散反射係数と、当該被写体の輝度とに基づいて、カメラのレンズから被写体までの距離を算出する(図1の(3)参照)。
上記した例で具体的に説明すると、画像撮影装置は、近赤外線光源を用いて被写体の近赤外線画像を撮影する。そして、画像撮影装置は、撮影された近赤外線画像から得られる反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、算出された被写体の拡散反射係数「r」または「r/r」と、キャリブレート平面の輝度「E」と、カメラのレンズからキャリブレート平面までの距離「Z」とに基づいて、カメラのレンズから撮影された被写体を含む近赤外線画像中の各点の距離「Z」を算出する。なお、各点の距離が算出される被写体を含む近赤外線画像は、図1の(2)において撮影された画像を利用しても良いし、形状差のないもの(均質な被写体)、つまり、拡散反射係数が同一の計測対象であれば何であっても良い。
その後、画像撮影装置は、算出された近赤外線画像中の各点の距離を画像に変換した距離画像を生成して所定の表示部において表示する。上記した例で具体的に説明すると、画像撮影装置は、算出された近赤外線画像中の各点の距離を画像に変換した距離画像を生成する。そして、画像撮影装置は、生成された距離画像を所定の表示部において表示する。なお、表示される距離画像の種類は、距離値データによって色分けされたカラールックアップテーブルや距離値データを三次元プロットしたものなどがある。
このように、画像撮影装置は、カメラのレンズから均質な被写体までの距離計測において、当該被写体画像上の1個以上の点についての距離を測定し、測定された被写体画像上の1個以上の点に基づいて、被写体上の各点(全点)についての距離を算出することができる結果、拡散反射係数が未知である被写体を撮影する場合でも、正確な距離を計測することが可能である。
[画像撮影装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係る画像撮影装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る画像撮影装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像撮影装置10は、カメラ11と、近赤外線光源12と、スポット光源13と、距離画像表示部14と、UI(ユーザインタフェース)処理部15と、記憶部20と、制御部30とを有し、撮影される被写体までの距離を算出して、算出された距離を画像に変換した被写体の距離画像を生成してユーザに提示する。
カメラ11は、近赤外線光を撮影可能な撮像素子と光学系(後述する近赤外線光源12やスポット光源13など)とを有し、任意の被写体を撮影する際に利用するレンズなどを備える。
近赤外線光源12は、近赤外線LEDなどの近赤外線光を放射する発光素子を有し、カメラ11によって撮影される被写体に照明を照射する。また、スポット光源13は、近赤外線LEDなどの近赤外線光を放射する発光素子を有し、カメラ11によって被写体の撮影や被写体までの距離計測がなされる場合に、スポット光を照射する。
距離画像表示部14は、後述する距離画像生成部36によって生成された距離画像を表示する。また、UI処理部15は、制御部30による処理の後に、近赤外線光源12とカメラ11によって撮影された被写体や距離画像などに基づいて、画像撮影装置10に接続される外部インタフェースに対して信号を出力する。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、キャリブレーションデータ格納部21を備える。
キャリブレーションデータ格納部21は、後述するキャリブレーション部32によって撮影された校正画像から得られる光の強度を示す反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度や、カメラのレンズから当該校正画像までの距離などの校正画像における情報を記憶する。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを想定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、照明制御部31と、キャリブレーション部32と、反射係数推定部33と、距離推定部34と、姿勢指示部35と、距離画像生成部36とを備え、これらによって種々の処理を実行する。
照明制御部31は、画像撮影装置10の状態に応じて近赤外線光源12とスポット光源13との点灯を切り替えたり、当該近赤外線光源12とスポット光源13とを消灯したりするなどの光源の制御を行なう。例えば、照明制御部31は、画像撮影装置10によって近赤外線画像が撮影される場合に近赤外線光源12を点灯し、画像撮影装置10によって任意の被写体までの距離が測定される場合にスポット光源12を点灯する。
キャリブレーション部32は、被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、撮影された校正画像から得られる光の強度を示す反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度と、カメラのレンズから当該校正画像までの距離とをキャリブレーションデータ格納部21に格納する。
具体的に例を挙げると、キャリブレーション部32は、任意の被写体までの距離を算出する際に、基準となる校正画像であるキャリブレーション画像(キャリブレート平面)を、近赤外線光源12を用いて予め撮影する。この時、カメラのレンズから撮影されるキャリブレート平面までの距離は、所定の距離「Z」(10cmなど)に決定しておき、キャリブレート平面は、カメラの光軸に垂直に設置して撮影される。
そして、キャリブレーション部32は、予め撮影されたキャリブレート平面から得られる反射される光の強度を示す反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、カメラのレンズから当該キャリブレート平面までの距離「Z」とをキャリブレーションデータ格納部21に格納する。なお、撮影されるキャリブレート平面の拡散反射係数「r」は、既知のものであっても未知のものであってもよい。
反射係数推定部33は、カメラのレンズから被写体の任意の1個以上の点までの距離を測定し、カメラのレンズから校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、測定された被写体の任意の1個以上の点までの距離と、当該任意の1個以上の点それぞれに対して拡散光を照射して得られた被写体から反射される光の強度を示す反射光強度に応じて画素値から推定される明るさの強度を示す輝度とに基づいて、被写体の拡散反射係数を算出する。
上記した例で具体的に例を挙げると、反射係数推定部33は、図3に示すように、スポット光源13を用いて被写体(計測対象)の任意の1個以上の点までの距離「Z」を三角法によって測定する。この三角法による距離測定は、投影面(CCD素子)とレンズとの間、および、レンズと被写体との間にある二つの相似の三角形において、(式1)に基づいてカメラのレンズから被写体の任意の1個以上の点までの距離「Z」を測定する。なお、図3は、実施例1に係るスポット光源13を用いた測距原理を示す図である。
Figure 0004791595
そして、反射係数推定部33は、図4に示すように、スポット光源13を用いて測定された被写体の任意の1個以上の点について、近赤外線光源12を用いて被写体から反射される光の強度を示す反射光強度を取得する。続いて、反射係数推定部33は、取得された反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、測定された距離「Z」と、キャリブレーションデータ格納部21に格納されたカメラのレンズからキャリブレート平面までの距離「Z」と、キャリブレーションデータ格納部21に格納されたキャリブレート平面の輝度「E」とを用いて、(式2)に基づいて被写体の拡散反射係数「r」を算出する。なお、図4は、実施例1に係る被写体の拡散反射係数の算出を説明するための図である。
Figure 0004791595
なお、被写体の任意の1個以上の点までの距離「Z」は、三角測量の原理で被写体までの距離を測定するレンジファインダーや光が被写体に当たってから戻ってくるまでの時間を示す飛翔時間(TOF:Time Of Flight)などを用いてもよく、これらの場合は、投影面上において、どの点の距離を測定しているかが既知でなければならない。
距離推定部34は、カメラのレンズから校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、算出された被写体の拡散反射係数と、当該被写体の輝度とに基づいて、カメラのレンズから被写体までの距離を算出する。
上記した例で具体的に例を挙げると、距離推定部34は、図5に示すように、近赤外線光源12を用いて被写体の近赤外線画像を撮影する。そして、距離推定部34は、撮影された近赤外線画像から得られる反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、反射係数推定部33によって算出された被写体の拡散反射係数「r」と、キャリブレート平面の輝度「E」と、カメラのレンズからキャリブレート平面までの距離「Z」とを用いて、(式3)に基づいてカメラのレンズから撮影された被写体を含む近赤外線画像中の各点の距離「Z」を算出する。この各点の距離が算出される被写体を含む近赤外線画像は、均質な被写体であるもの、つまり、拡散反射係数「r」が同一の計測対象であれば何であっても良い。なお、図5は、実施例1に係る被写体までの距離の算出を説明するための図である。
Figure 0004791595
姿勢指示部35は、距離推定部34によって算出された被写体までの距離の値を画像に変換し、当該被写体の距離画像における距離の散らばり具合に応じて、距離が極端に異なる部分が存在する場合に警告を出力する。
上記した例で具体的に例を挙げると、姿勢指示部35は、距離推定部34によって算出された被写体までの距離データから被写体における平坦度を算出する。この被写体における平坦度は、例えば、「最も近い距離にある点の距離値/中央付近の距離値≦1(平坦)」などの式によって算出する。そして、姿勢指示部35は、算出された平坦度が所定の閾値以下である場合に、被写体において距離が極端に異なる(被写体が妥当に設置されていない)部分が存在すると認識してアラームを鳴らす。なお、アラームを鳴らした姿勢指示部35は、被写体のどの部分が妥当でないかを、音声やグラフィクスなどを用いて指示することとしてもよい。
距離画像生成部36は、距離推定部34によって算出された被写体までの距離の値を画像に変換した距離画像を生成する。上記した例で具体的に例を挙げると、距離画像生成部36は、距離推定部34によって算出された被写体までの距離データに基づいて、図6や図7などに示す距離データを画像に変換した距離画像を生成して距離画像表示部14に出力する。この図6に示すルックアップテーブルは、例えば、被写体において妥当である距離の色と、妥当でない距離の色とを異なる色で表示する。この結果、ユーザに対して妥当である距離の色になるように被写体を調整するように促すことができる。なお、図6は、距離データによって色分けされたカラールックアップテーブルの例を示す図であり、図7は、距離データを三次元プロットした距離画像の例を示す図である。
[実施例1に係る画像撮影装置による処理]
次に、図8を用いて、実施例1に係る画像撮影装置10による処理を説明する。図8は、実施例1に係る画像撮影装置10による処理を示すフローチャートである。
図8に示すように、画像撮影装置10は、キャリブレーションデータ格納部21に格納されたカメラのレンズからキャリブレート平面までの距離「Z」と、キャリブレート平面の輝度「E」とを読み込んで(ステップS101肯定)、計測対象となる被写体があるかどうかの判定を行なう(ステップS102)。
そして、画像撮影装置10は、計測対象となる被写体がある場合に(ステップS102肯定)、スポット光源13を用いて被写体の任意の1個以上の点までの距離「Z」を測定する。続いて、画像撮影装置10は、スポット光源13を用いて測定された被写体の任意の1個以上の点について、近赤外線光源12を用いて被写体から反射される光の強度を示す反射光強度を取得する。その後、画像撮影装置10は、反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、測定された距離「Z」と、キャリブレーションデータ格納部21に格納された「Z」と、「E」とに基づいて、被写体の拡散反射係数「r」、または、「r/r」を算出する(ステップS103)。
そして、画像撮影装置10は、近赤外線光源12を用いて被写体の近赤外線画像を撮影して得られる輝度「E」と、算出された被写体の拡散反射係数「r」、または、「r/r」と、キャリブレート平面の輝度「E」と、カメラのレンズからキャリブレート平面までの距離「Z」とに基づいて、カメラのレンズから撮影された被写体を含む近赤外線画像中の各点の距離「Z」を算出する(ステップS104)。
続いて、画像撮影装置10は、算出された被写体を含む近赤外線画像中の各点の距離「Z」の距離データを変換した距離画像(図6、図7参照)を生成する(ステップS105)。その後、画像撮影装置10は、生成された距離画像を所定の表示部において表示する(ステップS106)。そして、画像撮影装置10は、ユーザに表示した距離画像の距離データから被写体における平坦度や距離データの散らばり具合などに基づいて、適切な被写体姿勢であるか否かの判定を行なう(ステップS107)。
続いて、画像撮影装置10は、適切な被写体姿勢である場合に、当該被写体姿勢に基づいた様々なユーザインタフェース処理を実施する(ステップS108)。なお、画像撮影装置10は、ステップS107において、適切な被写体姿勢でないと判定された場合に(ステップS107否定)、アラームを鳴らして、被写体のどの部分が適切でないかを音声やグラフィクスなどを用いて指示してステップS104の処理を行なう。
[実施例1に係るキャリブレーション部による処理]
次に、図9を用いて、実施例1に係るキャリブレーション部32による処理を説明する。図9は、実施例1に係るキャリブレーション部32による処理を示すフローチャートである。
図9に示すように、キャリブレーション部32は、任意の被写体までの距離を算出する際に、基準となる校正画像であるキャリブレーション画像(キャリブレート平面)を、近赤外線光源12を用いて予め撮影する(ステップS201)。そして、キャリブレーション部32は、所定の入力装置(キーボードやタッチパネルなど)において、カメラのレンズから撮影されるキャリブレート平面までの距離「Z」(10cmなど)を入力する(ステップS202)。
続いて、キャリブレーション部32は、予め撮影されたキャリブレート平面から得られる反射される光の強度を示す反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、カメラのレンズから当該キャリブレート平面までの距離「Z」とをキャリブレーションデータ格納部21に格納する(ステップS203)。
[実施例1に係る反射係数推定部による処理]
次に、図10を用いて、実施例1に係る反射係数推定部33による処理を説明する。図10は、実施例1に係る反射係数推定部33による処理を示すフローチャートである。
図10に示すように、反射係数推定部33は、スポット光源13を用いて被写体(計測対象)の任意の1個以上の点までの距離「Z」を測定する(ステップS301)。そして、反射係数推定部33は、キャリブレーションデータ格納部21に格納されたキャリブレート平面の輝度「E」を取得する(ステップS302)。
続いて、反射係数推定部33は、スポット光源13を用いて測定された被写体の任意の1個以上の点について、近赤外線光源12を用いて被写体から反射される光の強度を示す反射光強度を取得し、当該反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」を取得する(ステップS303)。
その後、反射係数推定部33は、取得された「E」と、「E」と、測定された被写体までの距離「Z」と、キャリブレーションデータ格納部21に格納されたキャリブレーション平面までの距離「Z」とに基づいて、被写体の拡散反射係数「r」を算出する(ステップS304)。
[実施例1に係る距離推定部による処理]
次に、図11を用いて、実施例1に係る距離推定部34による処理を説明する。図11は、実施例1に係る距離推定部34による処理を示すフローチャートである。
図11に示すように、距離推定部34は、近赤外線光源12を用いて被写体の近赤外線画像が撮影されると(ステップS401肯定)、当該近赤外線画像中においてカメラのレンズからの距離を算出していない未処理の画素の座標を取得する(ステップS402)。
そして、距離推定部34は、キャリブレーションデータ格納部21に格納されたキャリブレート平面の輝度「E」を取得する(ステップS403)。続いて、距離推定部34は、撮影された近赤外線画像から得られる反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」を取得する(ステップS404)。
その後、距離推定部34は、取得された「E」と、「E」と、キャリブレート平面までの距離「Z」と、反射係数推定部33によって算出された被写体の拡散反射係数「r」とに基づいて、カメラのレンズから撮影された被写体を含む近赤外線画像中において取得した画素の座標の距離「Z」を算出する(ステップS405)。
そして、距離推定部34は、姿勢指示部35と距離画像生成部36に対して、算出した画素の座標の距離「Z」を出力する(ステップS406)。続いて、距離推定部34は、全ての画素について距離「Z」を処理したか否かの判定を行なって(ステップS407)、全画素について処理した場合に処理を終了し(ステップS407肯定)、全画素について処理していない場合に(ステップS407否定)、ステップS402の処理を行なう。なお、距離推定部34によって距離「Z」が算出される画素は、1画素ごとではなく、所定の画素数をまとめて取得して処理する。
[実施例1による効果]
このように、画像撮影装置10は、カメラのレンズから被写体の任意の1個以上の点までの距離を測定し、カメラのレンズから校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、測定された被写体の任意の1個以上の点までの距離と、当該任意の1個以上の点それぞれに対して拡散光を照射して得られた被写体から反射される光の強度を示す反射光強度に応じて画素値から推定される明るさの強度を示す輝度とに基づいて、被写体の拡散反射係数を算出し、カメラのレンズから校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、算出された拡散反射係数と、当該被写体の輝度とに基づいて、カメラのレンズから被写体までの距離を算出することとしたので、拡散反射係数が未知である被写体を撮影する場合でも、正確な距離を計測することが可能である。
例えば、画像撮影装置10は、任意の被写体までの距離を算出する際に、基準となる校正画像であるキャリブレーション画像を予め撮影する。そして、画像撮影装置10は、撮影されたキャリブレーション画像の輝度「E」と、当該キャリブレーション画像までの距離「Z」とをキャリブレーションデータ格納部21に格納する。続いて、画像撮影装置10は、スポット光源を用いて被写体の任意の1個以上の点までの距離「Z」を測定する。その後、画像撮影装置10は、近赤外線光源を用いて被写体から反射される光の強度を示す反射光強度を取得する。そして、画像撮影装置10は、取得された反射光強度に応じた画素値から推定される明るさの強度を示す輝度「E」と、測定された距離「Z」と、キャリブレート平面までの距離「Z」と、キャリブレート平面の輝度「E」とに基づいて、被写体の拡散反射係数「r」を算出する。続いて、画像撮影装置10は、被写体の各点について輝度「E」と、算出された拡散反射係数「r」と、キャリブレート平面の輝度「E」と、距離「Z」とに基づいて、カメラのレンズから撮影された被写体を含む近赤外線画像中の各点の距離「Z」を算出する。この結果、拡散反射係数が未知である被写体を撮影する場合でも、正確な距離を計測することが可能である。つまり、画像撮影装置10は、予め撮影されたキャリブレーション画像における輝度や距離などの情報と、計測対象となる被写体において任意の1点以上の距離とに基づいて、被写体上の全点(全画素)までの距離を算出することができる結果、拡散反射係数が未知である被写体を撮影する場合でも、正確な距離を計測することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)システム構成、(2)プログラムに区分けして異なる実施例を説明する。
(1)システム構成
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図2に示した反射係数推定部33や距離推定部34などの具体的名称)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、キャリブレーション部32や反射係数推定部33などにおいて処理されるスポット光源13を用いた測距を、「スポット測距部」として分散するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)プログラム
なお、本実施例で説明した画像撮影装置は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例に示した画像撮影装置と同様の機能を有する画像撮影プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、画像撮影プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図12に示すように、画像撮影装置としてのコンピュータ110は、HDD130、CPU140、ROM150およびRAM160をバス180などで接続される。
ROM150には、上記の実施例1に示した画像撮影装置10と同様の機能を発揮する画像撮影プログラム、つまり、図12に示すように距離測定プログラム150aと、拡散反射係数算出プログラム150bと、距離算出プログラム150cとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム150a〜150cについては、図2に示した画像撮影装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム150a〜プログラム150cをROM150から読み出して実行することで、図12に示すように、プログラム150a〜プログラム150cは、距離測定プロセス140aと、拡散反射係数算出プロセス140bと、距離算出プロセス140cとして機能するようになる。なお、プロセス140a〜プロセス140cは、図2に示した、キャリブレーション部32と、反射係数推定部33と、距離推定部34とにそれぞれ対応する。
そして、CPU140はHDD130に記録されたキャリブレーションデータ130aに基づいて画像撮影プログラムを実行する。
なお、上記した各プログラム150a〜150cについては、必ずしも最初からROM150に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。

Claims (5)

  1. 被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、単眼のカメラにより前記被写体を撮影する場合に、前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と当該校正画像とに基づいて、前記カメラのレンズから被写体までの距離を算出する画像撮影装置であって、
    前記カメラのレンズから前記被写体の任意の1個以上の点までの距離を測定する距離測定手段と、
    前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記距離測定手段によって測定された被写体の任意の1個以上の点までの距離と、当該任意の1個以上の点それぞれに対して拡散光を照射して得られた前記被写体から反射される光の強度を示す反射光強度に応じて画素値から推定される明るさの強度を示す輝度とに基づいて、前記被写体の拡散反射係数を算出する拡散反射係数算出手段と、
    前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記拡散反射係数算出手段によって算出された被写体の拡散反射係数と、当該被写体の輝度とに基づいて、前記カメラのレンズから前記被写体までの距離を算出する距離算出手段と、
    を備えたことを特徴とする画像撮影装置。
  2. 前記距離算出手段によって算出された被写体までの距離の値を画像に変換した距離画像を生成する距離画像生成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像撮影装置。
  3. 前記距離算出手段によって算出された被写体までの距離の値を画像に変換し、当該被写体の距離画像における距離の散らばり具合に応じて、距離が極端に異なる部分が存在する場合に警告を出力する距離画像警告出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像撮影装置。
  4. 被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、単眼のカメラにより前記被写体を撮影する場合に、前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と当該校正画像とに基づいて、前記カメラのレンズから被写体までの距離を算出する画像撮影装置に適した画像撮影方法であって、
    前記カメラのレンズから前記被写体の任意の1個以上の点までの距離を測定する距離測定工程と、
    前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記距離測定工程によって測定された被写体の任意の1個以上の点までの距離と、当該任意の1個以上の点それぞれに対して拡散光を照射して得られた前記被写体から反射される光の強度を示す反射光強度に応じて画素値から推定される明るさの強度を示す輝度とに基づいて、前記被写体の拡散反射係数を算出する拡散反射係数算出工程と、
    前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記拡散反射係数算出工程によって算出された被写体の拡散反射係数と、当該被写体の輝度とに基づいて、前記カメラのレンズから前記被写体までの距離を算出する距離算出工程と、
    を含んだことを特徴とする画像撮影方法。
  5. 被写体までの距離を算出する際に基準となる校正画像を予め撮影しておき、単眼のカメラにより前記被写体を撮影する場合に、前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と当該校正画像とに基づいて、前記カメラのレンズから被写体までの距離を算出する画像撮影装置としてのコンピュータに実行させる画像撮影プログラムであって、
    前記カメラのレンズから前記被写体の任意の1個以上の点までの距離を測定する距離測定手順と、
    前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記距離測定手順によって測定された被写体の任意の1個以上の点までの距離と、当該任意の1個以上の点それぞれに対して拡散光を照射して得られた前記被写体から反射される光の強度を示す反射光強度に応じて画素値から推定される明るさの強度を示す輝度とに基づいて、前記被写体の拡散反射係数を算出する拡散反射係数算出手順と、
    前記カメラのレンズから前記校正画像までの距離と、当該校正画像の輝度と、前記拡散反射係数算出手順によって算出された被写体の拡散反射係数と、当該被写体の輝度とに基づいて、前記カメラのレンズから前記被写体までの距離を算出する距離算出手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像撮影プログラム。
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