JP4784562B2 - 非接触型給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、非接触型給電装置に関するものである。
従来一般に、携帯電話やデジタルカメラ等の携帯機器は、外部に露出する電気接点を有し、この電気接点を充電器の電気接点に接触させて充電させているが、このような接触型給電装置では、電気接点が汚損したり、水に濡れて錆びたりすると充電ができなくなる恐れがあるため、近年では、充電器に給電コイルを備えると共に被充電機器に受電コイルを備え、対向する両コイル間で電磁誘導を利用した電力搬送を行わせることで充電させるといった非接触型給電装置が注目されている(たとえば特許文献1参照)。
しかしながら、この非接触型給電装置では、充電の際に充電器に内蔵された給電コイルで熱が発生するのであり、この熱が被充電機器に伝わり、被充電機器が熱くなって熱による損傷等の不具合を生じさせる恐れがあった。
特開平9−190938号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、充電器で発生する熱が被充電機器に伝わることを防止した非接触型給電装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る非接触型給電装置にあっては、給電コイル4を内蔵した充電器2と受電コイル5を内蔵した被充電機器3とで構成され、対向する両コイル4,5間で電磁誘導による電力搬送が可能にされて成る非接触型給電装置1において、充電器2における給電コイル4よりも受電コイル5側に断熱部6を設け、給電コイル4を収納した充電器ケース7のうち、断熱部6よりも受電コイル5側の部位であって給電コイル4を覆う部位を、被充電機器ケース8に比べて放熱性の高い材料で構成したことを特徴とする。
これによると、給電コイル4と充電器ケース7の上壁部9との間に設けた断熱部6によって、給電コイル4で発生した熱の被充電機器3側への移動を遮断することができ、給電コイル4で発生した熱が伝わることで被充電機器3が熱くなることを防止でき、被充電機器3の熱による不具合発生を防止できる。
また、被充電機器3側の熱を、被充電機器ケース8を介して、被充電機器ケース8に比べて放熱性の高い材料で構成された充電器ケース7における断熱部6よりも受電コイル5側の部位であって給電コイル4を覆う部位に移動させることができ、つまり被充電機器3側の熱を被充電機器3外に逃すことができるのであり、被充電機器3の熱による不具合発生を効果的に防止できる。
また、請求項に係る非接触型給電装置にあっては、請求項において、充電器ケース7が、給電コイル4の発生熱を放熱させる第1放熱部19aと、被充電機器3と接する側の第2放熱部19bとを有すると共に、第1放熱部19aと第2放熱部19bとの間に両放熱部間の熱移動を阻止する断熱部位20を備えて成ることを特徴とする。
これによると、給電コイル4で発生して断熱部6によって充電器2内に篭る熱は充電器ケース7の第1放熱部19aから外部に放熱できるのであり、被充電機器3の熱はこれと接する充電器ケース7の第2放熱部19bに移動させることができるのであり、そしてこの第2放熱部19bに伝わる被充電機器3の熱は充電器ケース7の断熱部位20によって充電器ケース7の第1放熱部19aに移動することは妨げられるのであって、被充電機器3の熱が充電器ケース7を介して充電器2内に移動してしまうことが防止されるのであり、すなわち、充電器2及び被充電機器3の熱による不具合発生を効果的に防止できる。
本発明にあっては、充電器で発生する熱を被充電機器に伝えず、そして被充電機器の熱を被充電機器外に逃すことで、被充電機器の熱による不具合発生を回避できる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1に本発明の実施形態の例の非接触型給電装置1を示す。
この非接触型給電装置1は、給電コイル4を内蔵した充電器2と受電コイル5を内蔵した被充電機器3とで構成され、対向する両コイル4,5間で電磁誘導による電力搬送が可能にされたことで、被充電機器3に充電できるようにされた装置である。すなわち、充電器2の上面の充電用載置部12に被充電機器3を載置すると、給電コイル4と受電コイル5とが対向されて、被充電機器3が充電されるようになっている。
充電器2は給電コイル4を収納した充電器ケース7がその外殻を構成している。充電器ケース7は対向する上壁部9と底壁部11との各外縁同士を側壁部10で連結した函状ケースであって、本例では2つ割り状の上ケース7aと下ケース7bとで形成されている。上ケース7aは側壁部10の上部を構成する上側壁部10aが上壁部9の周縁から垂設されて下方に開口した容器状に形成され、下ケース7bは側壁部10の下部を構成する下側壁部10bが底壁部11の周縁から立設されて上方に開口した容器状に形成されている。上側壁部10aと下側壁部10bとを連続させるように上ケース7aと下ケース7bとを合わせることで内部に密閉状態の収納部13ができるのであり、この収納部13に給電コイル4が配設されている。一方、被充電機器3はその外殻を構成する被充電機器ケース8に受電コイル5や充電池(図示せず)が内蔵されている。なお、被充電機器3としては、携帯電話やデジタルカメラや理容器などの携帯機器一般が挙げられるのであるが、本例では携帯電話を例に挙げて説明している。
ここで、充電器2の給電コイル4と被充電機器3の受電コイル5とはなるべく近づけて位置させることにより、充電器2の給電コイル4で発生させた磁束Aを受電コイル5に効率よく鎖交させることができて給電効率を向上できる。したがって、本例では給電コイル4は、上面が被充電機器3の充電用載置部12となる充電器ケース7の上壁部9の内面部位に極力近接するように、収納部13に配設されている。また、被充電機器ケース8には上記充電用載置部12に接地して載置される充電用接地部16を備えているが、受電コイル5は、充電用接地部16の裏側となる被充電機器ケース8の内面部位に極力近接するように配設される。ここで、本例の被充電機器ケース8はその下部が底壁部14とその周縁で立設する側壁部15とを有して構成されており、底壁部14の外面(下面)が充電用接地部16になると共に、この底壁部14の内面(上面)に積層して受電コイル5が配設されている。なお、図中4a,5aは各コイル4b,5bを巻回した磁性体(ヨーク)であり、巻回したコイル4b,5bには樹脂などで保形処理が適宜施してあって、給電コイル4や受電コイル5を形成させている。また、充電器ケース7の上壁部9や被充電機器ケース8の底壁部14は、磁束Aが通過する箇所であるので、磁束Aに影響がない非磁性体材料や非金属材料で構成させている。また、本例では、充電器ケース7の充電用載置部12となる上壁部9の上面や被充電機器ケース8の充電用接地部16となる底壁部14の下面はそれぞれ平面形状に形成されると共に、被充電機器ケース8の底壁部14は被充電機器本体3aとなる側壁部15に着脱自在な扁平な蓋状物14aで構成されている。
ところで、本例の充電器2にあって、給電コイル4と充電器ケース7の上壁部9との間には層状の断熱部6が設けられている。この断熱部6によると、給電コイル4で発生した熱の被充電機器3側への移動を妨げることができ、この熱の伝わりにて被充電機器3が熱くなって熱による損傷等の不具合を生じさせる、という恐れを低減できたものである。なお、本例の断熱部6は、たとえば真空断熱材や中空フィラーを内蔵した樹脂板などで構成される断熱材6aで構成させているが、中空空間が形成させる空気層で構成させてもよい。
以下、本発明の実施の形態の他例を列挙する。ここで、先例と同様部分には同符号を付して説明を省き、異なる部位につき説明をしていく。
図2の例は、上記断熱部6を充電器ケース7の一部で構成させた例である。
つまり、充電器ケース7の少なくとも上壁部9を高い断熱性を備える断熱部6とするべく、本例では充電器ケース7の上ケース7aを断熱材が含まれて断熱性能に優れた材料で構成させていて断熱部6としている。この断熱部6によって給電コイル4で発生した熱の被充電機器3側への移動を妨げることができ、この熱の伝わりにて被充電機器3が熱くなって熱による損傷等の不具合を生じさせる、という恐れが低減されている。
また、本例では、先例のように充電器ケース7の上壁部9と給電コイル4との間に別個に断熱材6aを配置しないでも断熱部6を形成できたものであり、充電器2の薄型化を図ることができる利点も有する。詳しくは、本例の断熱部6を構成する断熱性能に優れた材料としては、一般にケース主材に使用されるABS樹脂に断熱材を配合させたものでもよく、またABS樹脂製のケース主材の一部に断熱材を適宜配設したものでもよい。なお、この断熱材としては真空断熱材や中空フィラーを内蔵した樹脂を好適に使用することができる。
詳しくは、上ケース7aが下ケース7bよりも断熱性に優れているためには、たとえば上ケース7aの熱伝導率λ1(W/mK)の値を下ケース7bの熱伝導率λ2よりも低くすればよい(λ1<λ2)。また、上ケース7aの断熱性を良くするために、上ケース7aの内面に沿って空気層を設けてもよい。
なお、結果的に、本例の充電器ケース7の下ケース7bは上ケース7aよりも放熱性に優れたものとなっており、収納部13内の熱を外部(周囲の外気)に放熱できる充電器用放熱部17を構成している。充電器2の収納部13は給電コイル4の他にも図示はしないが機能部品が配設されるのであって密閉されている。しかして、充電器ケース7全体が断熱性に優れていた場合には、給電コイル4で発生した熱が収納部13内に篭って温度上昇が発生してしまい、この温度上昇により機能部品に損傷等の不具合が発生する恐れを誘発させてしまう。しかしながら、本例の充電器ケース7のように、収納部13における断熱部6以外の箇所に充電器用放熱部17を備えたことで、給電コイル4で発生して断熱部6により収納部13内に篭りがちな熱を充電器用放熱部17から外部に放熱できるのであり、熱による充電器2の機能障害の発生が防止されている。更に言うと、充電器用放熱部17によると上記収納部13内に篭る熱を被充電機器3と反対側の外部に放熱するので、放熱後の熱が被充電機器3に伝達される恐れも小さく、被充電機器3の熱による不具合発生を効果的に防止できる。
図3の例は、図1の例と同様に給電コイル4と充電器ケース7の上壁部9との間に層状の断熱部6を設けると共に、図2の例と同様に充電器ケース7のうち受電コイル5側と反対側の部位を受電コイル5側の部位に比べて放熱性の高い材料で構成して充電器用放熱部17を備えた例である。
つまり、本例では充電器ケース7の下ケース7bを放熱性に優れた材料で形成して充電器用放熱部17としている。下ケース7bには、熱伝導率λ(W/mK)の値が大きい金属かセラミック系の材料を用いるのが好ましい。たとえば、上ケース7aの材質がプラスチックであった場合には熱伝導率λ1は約0.1〜0.3(W/mK)であり、下ケース7bの材質にセラミックを選定した場合には熱伝導率λ2は約200(W/mK)であって、上ケース7aを構成するプラスチックに比べて充分に大きな熱伝導率λを備えることができる。なお、下ケース7bは、たとえばプラスチック材料にカーボン(熱伝導率λ=80〜230)などの高熱伝導材を配合して成形することも好ましい。
このように上ケース7aに比べて下ケース7bの放熱性能を充分に高くしたこと(λ1<λ2)によると、図2の例で述べた収納部13内の熱を充電器用放熱部17となる下ケース7bから外部に放熱して充電器2の熱による不具合発生を防止できる効果に加え、収納部13内の熱が下ケース7bから上ケース7aに伝わることを極力無くするようにもでき、つまり、収納部13内の熱が上ケース7aを介して被充電機器3に伝わることを極力無くし、被充電機器3の熱による不具合発生も効果的に防止できるのである。更に言うと、充電器ケース7内の熱を外部に放熱させる充電器用放熱部17は充電器ケース7自体(下ケース7b)にて構成されているので、充電器ケース7に放熱性の高い部材を別途備える必要も無く、充電器2の薄型化も図られている。
図4の例は、給電コイル4と充電器ケース7の上ケース7aの全内面との間に層状の断熱部6を設けると共に、給電コイル4を収納した充電器ケース7のうち断熱部6よりも受電コイル5側の部位を、受電コイル5を収納した被充電機器ケース8に比べて放熱性の高い材料で構成させた例である。
つまり、本例の充電器ケース7の上ケース7aは放熱性に優れた材料で形成され、被充電機器3側の熱を吸収して外部(周囲の外気)に放熱する被充電機器用放熱部18とされている。上ケース7aを形成する放熱性に優れた材料としては、放熱材を配合して高い放熱性能を有する材料を使用するのが望ましいが、磁束Aの通過性も鑑みてたとえば熱伝導率λ(W/mK)の大きいセラミック系の材料が好適に使用される。被充電機器ケース8の材質がプラスチックであった場合には熱伝導率λ3は0.1〜0.3(W/mK)であり、充電器2の上ケース7aの材質にセラミックを選定した場合には熱伝導率λ1は約200(W/mK)であって、被充電機器ケース8を構成するプラスチックに比べて充分に大きな熱伝導率λを備えることができる。なお、上ケース7aは、たとえばプラスチック材料にカーボン(熱伝導率λ=80〜230)などの高熱伝導材を配合して成形することもできる。
このように上面に充電用載置部12を有する充電器2の上ケース7aに被充電機器ケース8よりも高い放熱性を備えたことで(λ1>λ3)、充電用載置部12に被充電機器3を載置した状態で、内装電装品での発熱などによる被充電機器3側の熱が被充電機器ケース8から上ケース7aである被充電機器用放熱部18に吸収されるように伝わるのであって、この伝わった熱は上記被充電機器用放熱部18から外部に放熱できるのである。したがって、被充電機器3の熱による不具合発生を効果的に防止できたのである。なお、本例では充電器ケース7の上ケース7aの全内面と給電コイル4との間に層状の断熱部6が設けられているため、上ケース7aには収納部13内の熱は伝播されず、上ケース7aを介して被充電機器3に収納部13内の熱が伝播されることがないようにされると共に、上ケース7aでの被充電機器3側の熱を吸収して外部(周囲の外気)に放熱するという被充電機器用放熱部18の機能が阻害されることがないようにされている。なお詳しくは、本例の断熱部6はその端部が下ケース7bの内面にまで跨るように配設されており、また、この断熱部6も先例と同様に中空空間で形成される空気層で構成してもよい
図5の例は、充電器ケース7が、給電コイル4の発生熱を放熱させる第1放熱部19aと、被充電機器3と接する側の第2放熱部19bとを有すると共に、第1放熱部19aと第2放熱部19bとの間に両放熱部19a,19b間の熱移動を阻止する断熱部位20を備えて構成された例である。
つまり、本例の充電器ケース7は、上ケース7aの上側壁部10aと下ケース7bの下側壁部10bとの間にリング形状で側壁部10の中央部10cを構成する中ケース7cが介在されて形成されている。上ケース7aや下ケース7bは放熱性能に優れる材料で形成されており、中ケース7cは断熱性能に優れる材料で形成されている。上ケース7aや下ケース7bを構成する放熱性能に優れる材料には、熱伝導率λ(W/mK)の値が大きい材料を選定するのがよく、特に、上ケース7aには磁束Aの通過性も鑑みてセラミック系の材料を使用するのが好ましく、下ケース7bには金属かセラミック系の材料を使用するのが好ましい。また、中ケース7cを構成する断熱性能に優れる材料には、熱伝導率λ(W/mK)の値が小さい材料を選定するのがよい。すなわち、本例の充電器ケース7では、上ケース7aが上記第2放熱部19bとしての被充電機器用放熱部18となっており、下ケース7bが上記第1放熱部19aとしての充電器用放熱部17となっており、中ケース7cが被充電機器用放熱部18と充電器用放熱部17との間の熱移動を阻止する上記断熱部位20となっている。また、層状の断熱部6は、給電コイル4と充電器ケース7の上ケース7aの全内面及び中ケース7cの全内面との間に設けられている(詳しくは、断熱部6はその端部が下ケース7bの内面にまで跨るように配設されている)。
したがって、本例では、図4の例と同様に、給電コイル4で発生する熱は断熱部6で上ケース7aに伝わらずに収納部13内に篭るようになるが、この収納部13内の熱は充電器用放熱部17で外部に放熱されるのであり、また、被充電機器用放熱部18によって被充電機器3側の熱が吸収され外部に放熱されるようになっており、被充電機器3の熱による不具合発生が効果的に防止されている。加えて本例では、上ケース7aで構成された被充電機器用放熱部18に吸収された被充電機器3側の熱が、断熱部位20を構成する中ケース7cによって、下ケース7bで構成された充電器用放熱部17に伝わらないようにされている。このように被充電機器3側の熱が充電器ケース7を介して収納部13内に伝わることが防止されており、熱による充電器2の機能障害の発生が効果的に防止されている。
なお本例の充電器ケース7にあって、上ケース7aの熱伝導率λ1、下ケース7b熱伝導率λ2、中ケース7cの熱伝導率λ4とすると、λ1>λ4、λ2>λ4の関係となっているが、λ1とλ4の値の差、λ2とλ4との値の差が大きいほど、上述した本例の利点を効果的に発揮することができるのである。
本発明の実施の形態の例の非接触型給電装置の側断面図である。 同上の他例の側断面図である。 同上の更に他例の側断面図である。 同上の更に他例の側断面図である。 同上の更に他例の側断面図である。
符号の説明
1 非接触型給電装置
2 充電器
3 被充電機器
4 給電コイル
5 受電コイル
6 断熱部
7 充電器ケース
8 被充電機器ケース
17 充電器用放熱部
18 被充電機器用放熱部
19a 第1放熱部
19b 第2放熱部
20 断熱部位

Claims (2)

  1. 給電コイルを内蔵した充電器と受電コイルを内蔵した被充電機器とで構成され、対向する両コイル間で電磁誘導による電力搬送が可能にされて成る非接触型給電装置において、充電器における給電コイルよりも受電コイル側に断熱部を設け、給電コイルを収納した充電器ケースのうち、断熱部よりも受電コイル側の部位であって給電コイルを覆う部位を、被充電機器ケースに比べて放熱性の高い材料で構成したことを特徴とする非接触型給電装置。
  2. 充電器ケースが、給電コイルの発生熱を放熱させる第1放熱部と、被充電機器と接する側の第2放熱部とを有すると共に、第1放熱部と第2放熱部との間に両放熱部間の熱移動を阻止する断熱部位を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の非接触型給電装置
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