JP4781505B2 - Processing device automatic inspection method and automatic return method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,被処理体の処理装置の自動検査方法および自動復帰方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
処理装置は,一般にクリティカルな条件で稼動されており,また些細な異常や汚染が最終製品の歩留まりを下げる要因となるため,定期的な検査やメンテナンスが欠かせない。例えば,半導体ウェハの処理装置の場合,定期的な検査やメンテナンスを1日1回程度行っており,定期検査およびメンテナンス後の復帰時の検査における作業の自動化が作業の信頼性向上や効率向上のために必要であった。従来,定期検査時やメンテナンス後の復帰時には,作業員がさまざまな検査項目について検査を行っていた。また,メンテナンス後の復帰時の検査は,予め決められた限られた検査項目と検査順序に従って,自動的に検査および結果の判定を行い,通常動作モードに復帰する場合もあった。
【0003】
ところで,これらの検査項目の中には,装置稼動中には検査不可能であり,一旦装置を停止せねばならない検査項目も含まれている。そのため,作業員は検査やメンテナンスを行うたびに,装置の稼動状況を確認し,装置が稼動中の場合には,装置が停止するまで待機したり,必要な場合には装置を停止する必要があった。また,これらの検査項目の中には,パーティクル測定や膜厚測定など,ダミーウェハなどに対して一旦処理を行った後に,ダミーウェハなどを回収して初めて測定が可能となる検査項目も含まれる。したがって,従来,定期検査やメンテナンス後の復帰をすべて自動的に行うことは困難であり,検査やメンテナンスを行う際には,作業員が毎回装置の稼動状況を確認し,手作業で作業を進めざるを得なかった。
【0004】
さらに近年では,処理対象であるウェハやガラス基板の大型化に伴い,処理装置自体も大型化し,作業員が手作業で行う作業にも人数と工数が必要となってきており,清浄空間の汚染という観点からも,検査やメンテナンス作業時の自動化が技術的要求項目として重視されるようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,従来の処理装置の検査方法および復帰方法が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,処理装置の検査およびメンテナンス後の復帰作業を自動化することにより,処理装置の稼働率を向上させることが可能な,新規かつ改良された処理装置の自動検査方法および自動復帰方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,被処理体の処理装置の自動検査方法であって,少なくとも検査項目とそれらの検査時間について予め登録する登録工程と,登録された検査時間になった場合に,処理装置の稼動状況を確認する確認工程と,この確認工程において,処理装置が稼動していないと判断された場合には直ちに,これに対して処理装置が稼動していると判断された場合には処理装置の稼動終了を待って,登録された検査項目の検査作業を自動的に実行する検査工程と,検査作業の完了の判定を行う工程とを含むことを特徴とする,処理装置の自動検査方法が提供される。
【0007】
なお,前記処理装置はインライン検査装置を含み,前記検査項目には前記インライン検査装置を用いる検査項目が含まれることが好ましい。また,上記検査工程において,異常が検出された場合には,異常内容を管理者に通知して,前記処理装置が検査作業を中断する異常検出時対応工程をさらに含むことが好ましい。また,上記検査項目には,到達真空度検査,リーク検査,流量検査,放電検査,高周波電力供給系検査,プラズマ発光検査,パーティクル検査,エッチング特性検査,テスト搬送,テストウェハ処理検査の少なくともいずれかが含まれることが好ましい。さらに,上記検査工程における異常の検出および/または完了の判定には,多変量解析法が用いられることが好ましい。
【0008】
さらに上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,被処理体の処理装置の自動復帰方法であって,処理装置がメンテナンスモードから通常動作モードに復帰する際の検査項目であって,少なくともインライン検査装置を用いる検査項目を含む検査項目とそれらの検査手順を予め登録する登録工程と,処理装置をメンテナンスモードから復帰させる際に,登録された検査項目を登録された検査手順に従い自動的に検査する自動復帰工程と,を含むことを特徴とする処理装置の自動復帰方法が提供される。
【0009】
なお,上記自動復帰工程において,異常が検出された場合には,異常内容を管理者に通知して,前記処理装置が検査作業を中断する異常検出時対応工程をさらに含むことが好ましい。また,上記検査項目には,到達真空度検査,リーク検査,流量検査,放電検査,高周波電力供給系検査,プラズマ発光検査,パーティクル検査,エッチング特性検査,テスト搬送,テストウェハ処理検査の少なくともいずれかが含まれることが好ましい。さらに,上記検査工程における異常の検出および/または完了の判定には,多変量解析法が用いられることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる処理装置の自動検査方法および自動復帰方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお以下の説明および添付図面において略同一の機能構成を有する部材については,同一の符号を付して重複説明を省略することにする。
【0011】
まず図1および図2を参照しながら,本実施の形態にかかる自動検査方法および自動復帰方法を適用可能な処理装置の概略構成について説明する。
【0012】
図示の処理装置100は,複数の処理を同時に行うことが可能なマルチチャンバ形式の装置であり,被処理体としての半導体ウェハ(以下,単にウェハと称する。)に対してエッチング等の処理を行うための複数の処理室102,104が並列的に配置されている。各処理室102,104には,搬送手段としての搬送アーム106,108を備えた真空予備室としてのロードロック室110,112の一端がゲートバルブ114,116を介して接続されている。
【0013】
さらにロードロック室110,112の他端には,ゲートバルブ118,120を介して共通搬送路としてのトランスファチャンバ124の長手方向一側面が接続されている。図示のトランスファチャンバ124は略矩形形状をしており,長手方向に移動可能な搬送手段としての搬送アーム128が設けられている。さらに,トランスファチャンバ124の短手方向一側面には,予備チャンバ130が接続されている。この予備チャンバ130には,ウェハのプリアライメントを行うためのプリアライメントステージに加えて,ウェハのパーティクル検査や膜厚検査などを行うことが可能なインライン検査装置が設けられている。なお,図示の例では,予備チャンバ130を,プリアライメントチャンバとインライン検査チャンバとを兼用する構成としたが,各チャンバを別構成としても構わない。
【0014】
インライン検査装置としてのパーティクル検査装置は,レーザ光をウェハ表面に照射し,パーティクルにより乱反射する光を検出し,その強度からパーティクルの大きさを測定するものである。また,レーザ光とウェハは相対的に移動し,ウェハ全面を測定領域とし,ウェハ上のどの位置にパーティクルが存在するかを測定する。また,パーティクル検査装置は,ウェハ上にパターンが形成されている場合であっても,あるいは多層の膜が形成されている場合であっても,0.2μm以上,好ましくは0.1μm以上のパーティクルを検出する性能を有することが好ましい。またインライン検査装置としての膜厚検査装置は,レーザ光,あるいはLED光をウェハ表面に照射し,膜の上面および下面からの照射光の強度変化から膜厚を測定するものである。また膜厚検査装置は,ウェハ上に多層の膜が形成されている場合であっても,その最表面側の膜の厚さを±5オングストローム以内,好ましくは±2オングストローム以内の再現精度で測定することができる。これらのインライン検査装置により得られたデータは,装置操作画面でモニタすることができるとともに,制御部に記憶され,装置状態を評価するための多変量解析のデータとして活用される。
【0015】
トランスファチャンバ124の長手方向他側面には,ゲートバルブ132,134,136を介して,カセットステージ138に載置された複数,例えば3つのウェハカセット138,140,142が接続されている。ウェハカセット138,140,142は,複数枚のウェハを垂直方向に所定間隔を空けて収容することが可能なように構成されている。また,トランスファチャンバ124の上部には,ファインコイルユニット144が設置されており,清浄空気をトランスファチャンバ内に送気することが可能なように構成されている。
【0016】
上記処理装置100の動作について簡単に説明すると,まず,搬送アーム128がトランスファチャンバ124内を移動して,選択された搬入用ウェハカセット138からウェハWを取り出す。次いで,ウェハWは,予備チャンバ130に移載され,プリアライメントされた後に,選択されたロードロック室110内の搬送アーム106に受け渡される。搬送アーム106は,ウェハWを処理室102内の載置台146に載置する。その後,処理室102内ににおいて,所定の処理,例えばプラズマ処理がウェハWに施された後,ほぼ逆順にて,ウェハWがロードロック室110,トランスファチャンバ124,そして選択された搬出用ウェハカセット142へと搬出されて,一連の処理を終了する。
【0017】
以上のような処理を,所定時間にわたり,あるいは所定のロット数にわたり実施した後には,所定の検査やメンテナンスを実施する必要がある。以下,本実施の形態にかかる処理装置の自動検査方法と,メンテナンスモードからの自動復帰方法について詳細に説明する。
【0018】
まず,本実施の形態にかかる処理装置の自動検査方法について説明すると,図3に示すように,本実施の形態によれば,まず,処理装置の検査作業時に行う検査項目について予め登録が行われる(S302)。登録方法としては,予め検査用のマクロを記述し,そのマクロに各種パラメータを記述するように構成することが可能である。
【0019】
登録可能な検査項目は任意に設定可能であるが,例えば以下のような項目を登録することが可能である。プロセスモジュール(処理室)仮想容積測定,圧力計0調検査,圧力計0調校正,圧力計感度/直線性検査,流量計0点検査,流量計0点校正,流量計感度/安定性検査,流量計FLOW VERIFY,流量計自己診断,バッククーリングガス圧力計0調校正,プロセスモジュール排気検査,ロードロックモジュール排気検査,プロセスモジュールリーク検査,ロードロックモジュールリーク検査,放電検査,高周波電力供給系検査,プラズマ発光検査,パーティクル検査,膜厚検査,ダミー搬送検査,テストウェハ処理検査などがある。
【0020】
これらの検査項目のうち,パーティクル検査,膜厚検査,ダミー搬送検査,テストウェハ処理検査などについては,実際に処理装置を稼動して,ダミーウェハやテストウェハを処理し,インライン検査装置などで処理する必要がある項目である。さらに,各検査項目について,異常判定基準に関するパラメータの入力を行うことも可能である。さらに,経時的に取得したすべてのあるいは複数の検査項目の測定値を多変量解析して少数の装置状態を示す統計的パラメータを求め,これを基にして,総合的な装置異常判定基準あるいはメンテナンス後の復帰完了判定基準を設定することも可能である。従来,作業者が行っていたこれらの総合的判定を自動化することで,定期検査やメンテナンス後復帰作業が自動化できる。
【0021】
さらに,自動検査マクロに登録するパラメータとしては,実行トリガを設定することも可能である。実行トリガは,上記検査用マクロを実行させるタイミングを設定する項目であり,時間(分,時間,日,週間,月などの実行間隔で設定可能),ロット,ウェハ枚数,放電時間などを設定することが可能である。
【0022】
以上のように,工程S302で検査項目を登録した後,処理装置を通常どおりに稼動する。そして,実行トリガ項目において予め設定した検査作業を行う時間に到達すると(S304),本実施の形態によれば,処理装置の稼動状況が確認される(S306)。この確認工程(S306)において,処理装置が稼動していないと判断された場合には,直ちに登録した内容の検査作業が自動的に行われる(S308)。これに対して,確認工程(S306)において,処理装置が稼動していると判断された場合には,処理装置の稼動終了,例えば,ウェハ搬出後やロット終了後に,登録した内容の検査作業が自動的に行われる。なお,確認工程(S306)において,処理装置が稼動していると判断された場合には,当該検査用マクロで指定された検査項目をスキップするように設定することも可能である。
【0023】
また,パーティクル検査や膜厚測定などのインライン検査装置を用いての検査項目や,搬送系を検査するためのダミー搬送などの時間を要する検査項目に関しては,実行トリガとして,ロット処理前,ロット処理後,あるいはロット処理前後を指定することにより,ロットの前後に集中させ,ロット処理中には検査時間がかからない検査項目を主に実行させるように校正することも可能である。
【0024】
検査工程(S308)において,各検査項目について異常判定基準に基づいた判定の結果,異常が検出されなかった場合には,各検査を同様に順次進める。最終的には,経時的に取得したすべてのあるいは複数の検査項目の測定値を多変量解析して求めた少数の統計的パラメータに対する装置異常判定基準に基づいて検査結果を総合的に判定し,異常でないと判断された場合は検査が完了したと判定して,一連の検査作業を終了する(S312)。これに対して検査工程(S308)において,異常が検出された場合には,異常検出内容が作業員などに通知され(S314),必要な場合には検査作業を中断して(S316),作業員の指示を待機する。ただし,検出された異常内容が軽微である場合には,検査作業を続行するように構成することも可能である。
【0025】
なお,検査工程(S308)において,特に最終的に行う装置状態の総合判定による異常検出にあたっては,各種判定方法を採用することが可能であるが,多変量解析法,例えば主成分分析を用いることにより,より確実な異常検出を行うことができる。主成分分析では,装置状態の評価を,主成分と呼ばれる多種類の検査データの全体としての特性を示す一つのあるいは少数の統計データであらわすことにより,主成分の値を調べるだけで装置状態を評価し,把握することができる。具体的には,例えば,予め装置が正常状態にある時のすべての検査項目の検査データを複数回取得し,得られた複数の検査データの主成分分析を行って,たとえば第1主成分を求める諸値を決定する。そして,実際に検査を行った場合のすべての検査項目の検査データを第1主成分を求める式に適用して第1主成分の値を求め,正常状態における第1主成分の値を比較して,所定の範囲内であれば異常なしと判定することができる。なお,主成分は検査項目がn個あれば,第n主成分まで,つまりn個存在し,一般的には第1主成分が最も信頼性が高い。
【0026】
以上説明したように,本実施の形態にかかる処理装置の自動検査方法によれば,総合的な検査の完了を多変量解析を用いて自動的に判定することにより,インライン検査装置を処理装置に設けた場合のように,従来は自動化が困難であった検査項目であっても自動化を測ることが可能である。また,検査作業の実行時に処理装置の稼動状況が確認されるので,あたかも作業員が手作業で検査作業を行うかのように柔軟な検査作業を自動的に実行することができる。
【0027】
次に,図4を参照しながら,本実施の形態にかかる処理装置の自動復帰方法について説明する。すでに説明したように,処理装置は定期的にあるいは必要に応じてメンテナンスを行う必要がある。そして,所定のメンテナンスを終了した後には,所定の手順で所定の検査項目について検査を行い,通常動作モードに復帰させる必要がある。この点,従来は,メンテナンス後の復帰時には,作業員がさまざまな検査項目について検査項目を判定しながら,一項目づつ順次検査を行っていた。しかし,本実施の形態にかかる処理装置の自動復帰方法によれば,パーティクル検査や膜厚測定などのインライン検査を含むメンテナンス作業から通常動作モードへの復帰を,従来作業者が行っていた完了の総合的判定を含めて自動的に行うことが可能である。
【0028】
本実施の形態にかかる処理装置の自動復帰方法を実行するためには,処理装置がメンテナンス作業から通常動作モードに復帰する際に行われる処理内容と手順について予め登録する必要がある(S402)。登録方法としては,先に説明した処理装置の自動検査方法と同様に,予め検査用のマクロを記述し,そのマクロに各種パラメータを記述するように構成することが可能である。
【0029】
登録可能な検査項目についても,先に説明した処理装置の自動検査法方と同様に任意に設定可能であるが,例えば以下のような項目を登録することが可能である。プロセスモジュール(処理室)仮想容積測定,圧力計0調検査,圧力計0調校正,圧力計感度/直線性検査,流量計0点検査,流量計0点校正,流量計感度/安定性検査,流量計FLOW VERIFY,流量計自己診断,バッククーリングガス圧力計0調校正,プロセスモジュール排気検査,ロードロックモジュール排気検査,プロセスモジュールリーク検査,ロードロックモジュールリーク検査,放電検査,高周波電力供給系検査,プラズマ発光検査,パーティクル検査,膜厚検査,ダミー搬送検査,テストウェハ処理検査などがある。
【0030】
これらの検査項目のうち,パーティクル検査,膜厚検査,ダミー搬送検査,テストウェハ処理検査などについては,実際に処理装置を稼動して,ダミーウェハやテストウェハを処理し,インライン検査装置などで処理する必要がある項目である。さらに,各検査項目について,異常判定基準に関するパラメータの入力を行うことも可能である。さらに,経時的に取得したすべてのあるいは複数の検査項目の測定値を多変量解析して少数の装置状態を示す統計的パラメータを求め,これを基にして,総合的な装置異常判定基準あるいはメンテナンス後の復帰完了判定基準を設定することも可能である。従来,作業者が行っていたこれらの総合的判定を自動化することで,定期検査やメンテナンス後復帰作業が自動化できる。
【0031】
以上のように検査項目を予め登録した後に,定期的なメンテナンス,あるいは必要に応じたメンテナンスが処理装置に対して行われる(S404)。通常どおりメンテナンスが終了した後に,本実施形態にかかる自動復帰方法に従い,処理装置をメンテナンス状態から復帰させる(S406)。復帰時には,登録工程(S402)において,予め登録された検査内容および手順に従って,復帰作業が自動的に行われる(S408)。
【0032】
復帰工程時(S408)には,各検査項目について異常が発生しているかどうかについて異常判定基準に基づいて判定される(S410)。この異常判定工程(S410)において,各検査項目について異常判定基準に基づいた判定の結果,異常が検出されなかった場合には,各検査を同様に順次進める。最終的には,経時的に取得したすべてのあるいは複数の検査項目の測定値を多変量解析して求めた少数の統計的パラメータに対する装置異常判定基準に基づいて検査結果を総合的に判定し,異常でないと判断された場合は検査が完了したと判定して,復帰処理を終了して通常動作モードに移行する(S412)。これに対して異常判定工程(S410)において,異常が検出された場合には,異常検出内容が作業員などに通知され,必要な場合には復帰処理を中断して(S414),作業員の指示を待機する。ただし,検出された異常内容が軽微である場合には,復帰処理を続行するように構成することも可能である。
【0033】
このように,本実施の形態にかかる処理装置の自動復帰方法によれば,総合的な復帰の完了を多変量解析を用いて自動的に判定することにより,インライン検査装置を処理装置に設けた場合のように,従来は自動化が困難であったメンテナンスからの復帰作業項目であっても自動化を測ることが可能である。
【0034】
以上添付図面を参照しながら,本実施の形態にかかる処理装置の自動検査方法および自動復帰方法の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0035】
【発明の効果】
本発明にかかる処理装置の自動検査方法および自動復帰方法によれば,総合的な検査および復帰の完了を多変量解析を用いて自動的に判定することにより,インライン検査装置を処理装置に設けた場合のように,従来は自動化が困難であった定期的な検査や,メンテナンスモードから通常動作モードへの復帰処理を自動化することが可能となる。また,これらの作業の信頼性が向上するとともに,作業員の負担を大幅に軽減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる自動検査方法および自動復帰方法を適用可能な処理装置の概略構成を示す水平方向断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる自動検査方法および自動復帰方法を適用可能な処理装置の概略構成を示す垂直方向断面図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる自動検査方法の工程を示す流れ図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる自動復帰方法の工程を示す流れ図である。
【符号の説明】
100 処理装置
102,104 処理室
106,108 搬送アーム
110,112 ロードロック室
114,116 ゲートバルブ
118,120 ゲートバルブ
124 トランスファチャンバ
128 搬送アーム
130 予備チャンバ
132,134,136 ゲートバルブ
137 カセットステージ
140,142,144 ウェハカセット
145 ファンコイルユニット
146 載置台
W ウェハ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic inspection method and an automatic return method for a processing apparatus for an object to be processed.
[0002]
[Prior art]
Processing equipment is generally operated under critical conditions, and since minor abnormalities and contamination can reduce the yield of final products, regular inspection and maintenance are essential. For example, in the case of semiconductor wafer processing equipment, periodic inspections and maintenance are performed about once a day, and automation of work in periodic inspections and inspections after return after maintenance improves work reliability and efficiency. Was necessary for. Traditionally, workers have inspected various inspection items during periodic inspections and when returning after maintenance. Also, when returning after maintenance, the inspection and result are automatically determined according to the limited inspection items and inspection sequence determined in advance, and the normal operation mode may be restored.
[0003]
By the way, these inspection items include inspection items that cannot be inspected while the apparatus is in operation and the apparatus must be stopped once. For this reason, every time inspection or maintenance is performed, an operator must check the operation status of the equipment. If the equipment is in operation, the worker must wait until the equipment stops, or stop the equipment when necessary. there were. In addition, these inspection items include inspection items that can be measured only after the dummy wafer or the like is collected after processing the dummy wafer or the like once, such as particle measurement or film thickness measurement. Therefore, it has conventionally been difficult to automatically perform all periodic inspections and return after maintenance. When performing inspections and maintenance, the operator checks the operating status of the equipment each time and proceeds with manual work. I had to.
[0004]
Furthermore, in recent years, with the increase in the size of wafers and glass substrates to be processed, the processing equipment itself has also increased in size, and the number of workers and man-hours required for manual work by workers has also increased. From this point of view, automation during inspection and maintenance work is becoming an important technical requirement.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of conventional processing apparatus inspection methods and recovery methods. By automating the processing apparatus inspection and maintenance return work, the operating rate of the processing apparatus can be reduced. It is an object of the present invention to provide a new and improved processing apparatus automatic inspection method and automatic return method that can be improved.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, according to a first aspect of the present invention, there is provided an automatic inspection method for a processing apparatus for an object to be processed, the registration step for registering in advance at least inspection items and their inspection times, and registration When the inspection time is reached, a confirmation process for confirming the operation status of the processing apparatus, and in this confirmation process, if it is determined that the processing apparatus is not operating, the processing apparatus When it is determined that the processing device is in operation, it includes an inspection process for automatically executing the inspection work for the registered inspection item after waiting for the processing device to finish operating, and a process for determining the completion of the inspection work. An automatic inspection method for a processing apparatus is provided.
[0007]
The processing apparatus preferably includes an inline inspection apparatus, and the inspection items include inspection items using the inline inspection apparatus . Further, it is preferable to further include an abnormality detection response step in which when the abnormality is detected in the inspection step, the abnormality content is notified to the administrator, and the processing apparatus interrupts the inspection work. The inspection items include at least one of ultimate vacuum inspection, leak inspection, flow inspection, discharge inspection, high frequency power supply system inspection, plasma emission inspection, particle inspection, etching characteristic inspection, test transport, and test wafer processing inspection. Is preferably included. Furthermore, it is preferable to use a multivariate analysis method for detecting anomalies and / or determining completion in the inspection process.
[0008]
Further, in order to solve the above problems, according to a second aspect of the present invention, there is provided an automatic return method for a processing apparatus for an object to be processed, which is an inspection item when the processing apparatus returns from a maintenance mode to a normal operation mode. A registration process for registering inspection items including at least inspection items using an in-line inspection device and their inspection procedures, and an inspection in which registered inspection items are registered when the processing device is returned from the maintenance mode. There is provided an automatic return method for a processing apparatus comprising an automatic return step for automatically inspecting according to a procedure.
[0009]
It is preferable that the automatic recovery process further includes a process for detecting an abnormality when the abnormality is detected and the administrator is notified of the abnormality and the processing apparatus interrupts the inspection work. The inspection items include at least one of ultimate vacuum inspection, leak inspection, flow inspection, discharge inspection, high frequency power supply system inspection, plasma emission inspection, particle inspection, etching characteristic inspection, test transport, and test wafer processing inspection. Is preferably included. Furthermore, it is preferable to use a multivariate analysis method for detecting anomalies and / or determining completion in the inspection process.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of an automatic inspection method and an automatic return method for a processing apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In the following description and the accompanying drawings, members having substantially the same functional configuration are denoted by the same reference numerals, and redundant description will be omitted.
[0011]
First, a schematic configuration of a processing apparatus to which an automatic inspection method and an automatic return method according to the present embodiment can be applied will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
[0012]
The illustrated
[0013]
Furthermore, one side surface in the longitudinal direction of a
[0014]
A particle inspection apparatus as an in-line inspection apparatus irradiates a laser beam on a wafer surface, detects light irregularly reflected by particles, and measures the size of the particles from the intensity. Further, the laser beam and the wafer move relative to each other, and the entire surface of the wafer is set as a measurement region, and the position on the wafer is measured. In addition, the particle inspection apparatus has a particle size of 0.2 μm or more, preferably 0.1 μm or more, regardless of whether a pattern is formed on the wafer or a multilayer film is formed. It is preferable to have the ability to detect. A film thickness inspection apparatus as an in-line inspection apparatus irradiates the wafer surface with laser light or LED light, and measures the film thickness from the intensity change of the irradiation light from the upper surface and the lower surface of the film. In addition, the film thickness inspection device measures the thickness of the outermost film with a reproducibility within ± 5 angstroms, preferably within ± 2 angstroms, even when multiple layers are formed on the wafer. can do. Data obtained by these in-line inspection apparatuses can be monitored on the apparatus operation screen, stored in the control unit, and used as multivariate analysis data for evaluating the apparatus state.
[0015]
A plurality of, for example, three
[0016]
The operation of the
[0017]
After the above processing is performed for a predetermined time or for a predetermined number of lots, it is necessary to perform predetermined inspection and maintenance. Hereinafter, the automatic inspection method for the processing apparatus according to the present embodiment and the automatic return method from the maintenance mode will be described in detail.
[0018]
First, an automatic inspection method for a processing apparatus according to the present embodiment will be described. As shown in FIG. 3, according to the present embodiment, the inspection items to be performed at the time of the inspection operation of the processing apparatus are first registered in advance. (S302). As a registration method, a macro for inspection can be described in advance, and various parameters can be described in the macro.
[0019]
The inspection items that can be registered can be arbitrarily set. For example, the following items can be registered. Process module (processing room) virtual volume measurement, pressure gauge zero-tone inspection, pressure gauge zero-tone calibration, pressure gauge sensitivity / linearity inspection, flow meter zero point inspection, flow meter zero point calibration, flow meter sensitivity / stability inspection, Flow meter FLOW VERIFY, flow meter self-diagnosis, back cooling gas pressure gauge zero adjustment calibration, process module exhaust test, load lock module exhaust test, process module leak test, load lock module leak test, discharge test, high frequency power supply system test, Plasma emission inspection, particle inspection, film thickness inspection, dummy transfer inspection, test wafer processing inspection, etc.
[0020]
Among these inspection items, particle inspection, film thickness inspection, dummy transfer inspection, test wafer processing inspection, etc., actually operate the processing equipment, process dummy wafers and test wafers, and process with inline inspection equipment etc. This is a necessary item. Furthermore, it is also possible to input parameters relating to abnormality determination criteria for each inspection item. In addition, the statistical values indicating a small number of equipment states are obtained by multivariate analysis of the measured values of all or multiple inspection items acquired over time, and based on this, comprehensive equipment abnormality criteria or maintenance is performed. It is also possible to set a later return completion criterion. By automating these comprehensive judgments that have been performed by workers in the past, periodic inspections and return work after maintenance can be automated.
[0021]
Furthermore, an execution trigger can be set as a parameter to be registered in the automatic inspection macro. The execution trigger is an item that sets the timing for executing the above inspection macro, and sets the time (can be set at execution intervals such as minutes, hours, days, weeks, and months), lots, number of wafers, discharge time, etc. It is possible.
[0022]
As described above, after the inspection items are registered in step S302, the processing apparatus is operated as usual. When the time for performing the inspection work set in advance in the execution trigger item is reached (S304), according to the present embodiment, the operating status of the processing apparatus is confirmed (S306). In this confirmation step (S306), if it is determined that the processing device is not operating, the registered contents are immediately inspected automatically (S308). On the other hand, if it is determined in the confirmation step (S306) that the processing apparatus is in operation, the registered contents are inspected after the processing apparatus is ended, for example, after the wafer is carried out or the lot is completed. Done automatically. In the confirmation step (S306), when it is determined that the processing apparatus is operating, it is possible to set so as to skip the inspection item specified by the inspection macro.
[0023]
Also, for inspection items using in-line inspection equipment such as particle inspection and film thickness measurement, and inspection items that require time such as dummy conveyance for inspecting the conveyance system, as an execution trigger, before lot processing, lot processing It is also possible to calibrate so that inspection items that do not require inspection time during the lot processing are mainly executed by concentrating on the front and back of the lot by specifying after or after the lot processing.
[0024]
In the inspection step (S308), if no abnormality is detected as a result of the determination based on the abnormality determination standard for each inspection item, the respective inspections are sequentially advanced in the same manner. Finally, test results are comprehensively determined based on the equipment abnormality criteria for a small number of statistical parameters obtained by multivariate analysis of all or multiple test items acquired over time. If it is determined that there is no abnormality, it is determined that the inspection has been completed, and the series of inspection operations is terminated (S312). On the other hand, if an abnormality is detected in the inspection step (S308), the abnormality detection content is notified to the worker (S314), and if necessary, the inspection operation is interrupted (S316). Wait for instructions. However, if the detected abnormality is minor, it can be configured to continue the inspection work.
[0025]
In the inspection step (S308), various determination methods can be employed particularly for abnormality detection by comprehensive determination of the apparatus state to be finally performed. However, a multivariate analysis method such as principal component analysis is used. Therefore, more reliable abnormality detection can be performed. In Principal Component Analysis, the device state is represented by only one or a small number of statistical data indicating the overall characteristics of multiple types of inspection data called principal components. Can be evaluated and grasped. Specifically, for example, the inspection data of all the inspection items when the apparatus is in a normal state is acquired a plurality of times in advance, and the principal component analysis of the obtained plurality of inspection data is performed. Determine the values you want. Then, the inspection data of all inspection items when actually inspecting are applied to the equation for calculating the first principal component to obtain the value of the first principal component, and the values of the first principal component in the normal state are compared. If it is within the predetermined range, it can be determined that there is no abnormality. Note that if there are n inspection items, there are up to n-th principal component, that is, n components, and the first principal component is generally the most reliable.
[0026]
As described above, according to the automatic inspection method for a processing apparatus according to the present embodiment, the inline inspection apparatus is changed to a processing apparatus by automatically determining the completion of a comprehensive inspection using multivariate analysis. It is possible to measure automation even if it is an inspection item that has been difficult to automate in the past as in the case where it is provided. In addition, since the operation status of the processing apparatus is confirmed when the inspection work is executed, a flexible inspection work can be automatically executed as if the worker performs the inspection work manually.
[0027]
Next, an automatic return method for the processing apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. As already explained, the processing apparatus needs to be maintained regularly or as needed. After the predetermined maintenance is completed, it is necessary to inspect predetermined inspection items by a predetermined procedure and return to the normal operation mode. In this regard, in the past, when returning after maintenance, workers performed inspections one by one while determining the inspection items for various inspection items. However, according to the automatic return method of the processing apparatus according to the present embodiment, the return from the maintenance work including in-line inspection such as particle inspection and film thickness measurement to the normal operation mode has been completed by the conventional worker. It is possible to carry out automatically including comprehensive judgment.
[0028]
In order to execute the processing apparatus automatic return method according to the present embodiment, it is necessary to register in advance the processing content and procedure performed when the processing apparatus returns from the maintenance operation to the normal operation mode (S402). As a registration method, it is possible to describe a macro for inspection in advance and describe various parameters in the macro in the same manner as the automatic inspection method for the processing apparatus described above.
[0029]
The inspection items that can be registered can be arbitrarily set in the same manner as the automatic inspection method of the processing apparatus described above. For example, the following items can be registered. Process module (processing room) virtual volume measurement, pressure gauge zero-tone inspection, pressure gauge zero-tone calibration, pressure gauge sensitivity / linearity inspection, flow meter zero point inspection, flow meter zero point calibration, flow meter sensitivity / stability inspection, Flow meter FLOW VERIFY, flow meter self-diagnosis, back cooling gas pressure gauge zero adjustment calibration, process module exhaust test, load lock module exhaust test, process module leak test, load lock module leak test, discharge test, high frequency power supply system test, Plasma emission inspection, particle inspection, film thickness inspection, dummy transfer inspection, test wafer processing inspection, etc.
[0030]
Among these inspection items, particle inspection, film thickness inspection, dummy transfer inspection, test wafer processing inspection, etc., actually operate the processing equipment, process dummy wafers and test wafers, and process with inline inspection equipment etc. This is a necessary item. Furthermore, it is also possible to input parameters relating to abnormality determination criteria for each inspection item. In addition, the statistical values indicating a small number of equipment states are obtained by multivariate analysis of the measured values of all or multiple inspection items acquired over time, and based on this, comprehensive equipment abnormality criteria or maintenance is performed. It is also possible to set a later return completion criterion. By automating these comprehensive judgments that have been performed by workers in the past, periodic inspections and return work after maintenance can be automated.
[0031]
After the inspection items are registered in advance as described above, periodic maintenance or maintenance as necessary is performed on the processing apparatus (S404). After the maintenance is completed as usual, the processing apparatus is returned from the maintenance state according to the automatic return method according to the present embodiment (S406). At the time of return, in the registration step (S402), the return work is automatically performed according to the inspection contents and procedure registered in advance (S408).
[0032]
At the time of the return process (S408), it is determined based on the abnormality criterion whether or not an abnormality has occurred for each inspection item (S410). In this abnormality determination step (S410), if no abnormality is detected as a result of determination based on the abnormality determination standard for each inspection item, the respective inspections are sequentially advanced in the same manner. Finally, test results are comprehensively determined based on the equipment abnormality criteria for a small number of statistical parameters obtained by multivariate analysis of all or multiple test items acquired over time. If it is determined that there is no abnormality, it is determined that the inspection has been completed, the return process is terminated, and the process proceeds to the normal operation mode (S412). On the other hand, when an abnormality is detected in the abnormality determination step (S410), the abnormality detection content is notified to the worker or the like, and if necessary, the return process is interrupted (S414). Wait for instructions. However, if the detected abnormality is minor, it can be configured to continue the restoration process.
[0033]
As described above, according to the automatic return method of the processing apparatus according to the present embodiment, the in-line inspection apparatus is provided in the processing apparatus by automatically determining the completion of the comprehensive return using multivariate analysis. As in the case, it is possible to measure automation even for a return work item from maintenance that has been difficult to automate.
[0034]
The preferred embodiments of the automatic inspection method and automatic return method of the processing apparatus according to the present embodiment have been described above with reference to the accompanying drawings, but the present invention is not limited to such examples. It will be obvious to those skilled in the art that various changes or modifications can be conceived within the scope of the technical idea described in the claims, and these are naturally within the technical scope of the present invention. It is understood that it belongs.
[0035]
【The invention's effect】
According to the automatic inspection method and automatic return method of the processing apparatus according to the present invention, an inline inspection apparatus is provided in the processing apparatus by automatically determining completion of comprehensive inspection and return using multivariate analysis. As in the case, it is possible to automate the periodic inspection and the return processing from the maintenance mode to the normal operation mode, which were conventionally difficult to automate. In addition, the reliability of these operations can be improved and the burden on workers can be greatly reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a horizontal sectional view showing a schematic configuration of a processing apparatus to which an automatic inspection method and an automatic return method according to an embodiment of the present invention can be applied.
FIG. 2 is a vertical sectional view showing a schematic configuration of a processing apparatus to which an automatic inspection method and an automatic return method according to an embodiment of the present invention can be applied.
FIG. 3 is a flowchart showing the steps of an automatic inspection method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing steps of an automatic return method according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
100
Claims (10)
少なくとも検査項目とそれらの検査時間について予め登録する登録工程と,
登録された検査時間になった場合に,前記処理装置の稼動状況を確認する確認工程と,
前記確認工程において,前記処理装置が稼動していないと判断された場合には直ちに,前記処理装置が稼動していると判断された場合には前記処理装置の稼動終了を待って,登録された検査項目の検査作業を自動的に実行する検査工程と,
検査作業の完了の判定を行う工程と,
を含むことを特徴とする,処理装置の自動検査方法。An automatic inspection method for a processing apparatus for a workpiece,
A registration process for pre-registering at least inspection items and their inspection time;
A confirmation process for confirming the operating status of the processing device when the registered inspection time is reached;
In the confirmation step, when it is determined that the processing device is not operating, the processing device is registered immediately after it is determined that the processing device is operating. An inspection process for automatically performing inspection work on inspection items;
A process for determining completion of inspection work;
A method for automatically inspecting a processing apparatus.
処理装置がメンテナンスモードから通常動作モードに復帰する際の検査項目であって,少なくともインライン検査装置を用いる検査項目を含む検査項目とそれらの検査手順を予め登録する登録工程と,
処理装置をメンテナンスモードから復帰させる際に,登録された検査項目を登録された検査手順に従い自動的に検査する自動復帰工程と,
検査の完了の判定を行う項目と,
を含むことを特徴とする処理装置の自動復帰方法。An automatic return method for a processing device for a workpiece,
A registration step for registering in advance inspection items including inspection items using at least an in-line inspection device and inspection procedures when the processing device returns from the maintenance mode to the normal operation mode;
An automatic return process for automatically inspecting registered inspection items according to a registered inspection procedure when returning the processing device from maintenance mode;
An item for determining the completion of the inspection;
A method for automatically returning a processing apparatus, comprising:
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