JP4779338B2 - 位置検出装置、および情報端末装置 - Google Patents
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上記した位置検出装置では、前記起測信号は音波の信号、前記個別反応信号は光の信号であって、前記複数の基準体は、これら複数の基準体間で、前記個別反応信号送信部を共用することが好ましい。
上記構成によれば、複数の基準体間で、個別反応信号送信部、又は起測信号受信部を共用するからその分、部品点数を削減することができる。
上記した位置検出装置では、前記基準体は、前記個別反応信号の送信を、前記起測信号を受信してから前記複数の基準体毎に異なる所定の時間遅らせる遅延手段を更に備えることが好ましい。
上記構成によれば、遅延手段は、複数の基準体からの個別反応信号を、所定の時間遅らせて送信することで、移動体の位置に依り、複数の個別反応信号が移動体に同時に届くことを防げる。更に、基準体識別手段は、この所定の時間を含む所要時間の長さから、基準体を識別できるため、基準体を誤認識することによる位置検出装置の誤動作を防げる。
また、上記した位置検出装置では、前記移動体は、接触を検出する接触検出手段を更に備えることが好ましい。
更に、上記した位置検出装置では、前記移動体は、前記接触検出手段が接触を検出することで前記起測信号の送信を開始することが好ましい。
上記した位置検出装置では、前記複数の基準体を有する基体を複数備え、前記個別反応信号送信部は、当該個別反応信号送信部が属する基体を特定するための予め設定した識別情報を前記個別反応信号に付加する識別情報付加手段を有し、前記移動体は、前記識別情報で特定される基体を、当該移動体が現時点で存在する基体として特定する基体特定手段を備えることが好ましい。
この情報端末装置は、表示手段に表示され且つ所定の情報が割りつけられた複数の指示領域のいずれかが指示されたとき、指示された指示領域に対応する情報を表示するようにした情報端末装置であって、前記移動体は、前記指示領域の前記表示手段上での表示位置と当該表示位置に割りつけられた指示領域との対応を管理する管理手段と、前記位置検出装置で検出された前記移動体の位置から、前記管理手段での管理情報に基づき、指示された指示領域を特定し、特定した指示領域に割りつけられた情報を生成する指定情報生成手段と、前記指示領域を表示するための指示画面及び前記指定情報生成手段で生成した指定情報を前記表示手段で表示するための表示データを生成しこれを送信する表示データ送信部と、を備え、前記表示手段は、前記表示データ送信部で送信される表示データを受信する表示データ受信部を備え、当該表示データ受信部で受信した表示データを表示するようになっていることが好ましい。
まず、第1の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の位置検出装置の一実施形態が適用される情報端末装置1の外観を示す図である。この情報端末装置1は、板状の基体40と、基体40の表面の一方の端部上に所定の距離を保ち固定された2つの基準体(10A,10B)と、基体40の表面の略中央部に埋設された表示媒体(表示手段)30と、基体40の表面の他方の端部に埋設された信号入力部(表示データ受信部)45と、移動可能な位置指示装置20とを備えて構成される。
信号入力部45は、位置指示装置20が生成した表示媒体30用の表示信号を、位置指示装置20の通信部(表示データ送信部)270(図3)から受ける。ここで、表示信号の授受方法は、IrDA(Infra−red Data Association)、Bluetoothなどの無線信号による授受方法を採用できる。
基体40の内部には、図示を略した電源入力部を備える。この電源入力部は、外部から電源を入力して、電圧等を適正に調整した後、基準体10や表示媒体30の駆動部等に電源を供給する。
ここで、音波受信部115は、周波数が略2万Hzを超える超音波を検出する超音波センサ11と、この超音波センサが検出した超音波から信号を検出する超音波信号検出部110とで構成される。また、光送信部125は、波長が略770nmを越える赤外光を発する赤外線LED12と、この赤外線LED12を駆動する信号を生成するLED駆動部120とで構成される。更に、遅延手段135は、所定の時間遅延して伝える遅延処理部130と、遅延時間を設定する遅延時間設定部131とで構成される。
また、遅延処理部130の遅延時間は、基準体10により異なり、遅延時間設定部131で設定する。この情報端末装置1では、一方の基準体10Aでは、遅延時間はD1に設定され、他方の基準体10Bでは、遅延時間はD2に設定されている。この遅延時間設定部131は、表示媒体30のサイズや、基準体10間の距離等により適切な所定値を、予め設定する。例えば、表示媒体30がA4サイズ程度である場合は、一方のD1を1ミリ秒程度、他方のD2を5ミリ秒程度に設定する。
次に、位置指示装置20の機能構成について説明する。図3は、位置指示装置20の機能の概略を示すブロック図である。この図3によると、位置指示装置20は、接触センサ21と、音波送信部(起測信号送信部)215と、光センサ22と、位置取得手段225と、制御部250と、表示文書記憶部260と、通信部270とを備える。
音波送信部215は、超音波駆動部210と、トランスデューサ23とで構成される。
また、トランスデューサ23に対する駆動信号は、接触センサ21から非接触状態への遷移を示す信号を受信するまで、設定された時間間隔で断続的に送信される。この時間間隔は、表示媒体30の大きさ等により最適に決定され、例えば、表示媒体30がA4サイズ程度である場合は、10ミリ秒程度の時間間隔が設定される。
光センサ22は、波長が略770nmを越える赤外線領域の光を受けて電気信号に変換し、位置取得手段225に送信する。
基準体識別部220は、基準体10からの応答光から、基準体を識別する基準体識別手段である。この基準体識別部220は、光センサ22から送信される電気信号の中から、基準体10の赤外線LED12の発した光に対応した信号のみを抽出すると共に、その基準体10を識別し、基準体10を区別する信号を時間計測部230に送信する。
時間計測部230は、位置指示装置20が超音波を送信してから、基準体10が応答光を返すまでの時間を計測する時間計測手段である。即ち、この時間計測部230は、超音波駆動部210から送信されるトランスデューサ23の駆動開始を示す信号を受けて、時間の計測を開始し、基準体識別部220から基準体10を区別する信号を受けるまでの応答時間を、2つの基準体(10A,10B)毎に計測する。計測された応答時間は信号に変換され、基準体10を区別する信号と共に、演算部240に送信される。
表示文書記憶部260は、表示媒体30で表示する表示文書のデータを記憶する(管理手段)。この表示文書のデータは、位置指示装置20が指示した表示媒体30上の位置が、関連付けられた動作を行う位置であるかどうかを調べる際に参照される。
制御部250は、上記した各機能部に対して動作の指示を出すのに加えて、各機能部からの指示に対する応答を管理する。
次に、位置指示装置20のトランスデューサ23から基準体10Aの超音波センサ11Aまでの距離(L1)、および位置指示装置20のトランスデューサ23から基準体10Bの超音波センサ11Bまでの距離(L2)を、位置指示装置20側から求める方法について説明する。図4は、位置指示装置20と基準体(10A,10B)との信号の授受を説明するためのタイミング図である。この図4によれば、位置指示装置20のトランスデューサ23から発信された超音波は、略340m/秒という一定の速度(V)で伝播し、それぞれの基準体(10A,10B)に到達する。この場合、到達時間は、トランスデューサ23から超音波センサ11までの距離に応じて異なる。
L2=(T2−D2)×V ……(2)
Y=〔L12−(X+d)2〕1/2 ……(4)
そして直後に、位置指示装置20は、時間計測部230で時間計測を開始する(ステップS154)。
次に、位置指示装置20は、光センサ22による基準体10からの応答光の検出を判定する(ステップS156)。ここで、光センサ22が基準体10からの応答光を検出した場合(ステップS156でYes)は、次の工程(ステップS158)に進む。また、光センサ22が基準体10からの応答光を検出しない場合(ステップS156でNo)は、時間計測部230での計測した時間が規定の時間の範囲にあるか否かを判定する(ステップS157)。ここで、計測した時間が規定の時間の範囲にない場合(ステップS157でYes)は、位置指示装置20が位置検出の範囲を越えて指示していると判定して、最初の工程(ステップS150)に戻る。また、計測した時間が規定の時間の範囲にある場合(ステップS157でNo)は、基準体10からの応答光の検出を判定する工程(ステップS156)に戻る。
次に、位置指示装置20は、時間計測部230および演算部240で、応答時間に基づいて基準体10からの距離を算出する(ステップS160)。
次に、位置指示装置20は、2つの基準体10からの距離を取得したかどうかを判定する(ステップS162)。ここで、一方の基準体10からの距離のみ取得されていると判定した場合(ステップS162でNo)は、他方の基準体10からの応答光の検出を判定する工程(ステップS156)に戻る。また、2つの基準体10からの距離を取得したと判定した場合(ステップS162でYes)は、次の工程に進む。
次に、位置指示装置20は、表示文書記憶部260が記憶する表示文書を参照して、位置指示装置20が表示媒体30上の関連付けられた動作を行う位置を指示しているかどうかを判定する(ステップS166)。ここで、関連付けられた動作を行う位置を指示していない場合(ステップS166でNo)、最初の工程(ステップS150)に戻る。
(1)位置指示装置20の位置は、基準体10との信号伝達時間により検出するので、基準体10との間で信号が伝達できれば検出領域に制限は無く、更に、表示媒体30上に位置を検出するセンサ層は不要であるため、どのような表示方法の表示媒体30でも検出できる。
(2)基準体10からの応答光は、赤外線領域の光であるため、周囲の種々の光との区別が容易で、位置指示装置20の誤検出を防止できる。
(3)位置指示装置20の音波送信部215は、単一のトランスデューサ23から発生する唯一の超音波パルスを利用するため、トランスデューサ23の特性バランスの影響がなく、誤差を発生しにくい。
(4)位置指示装置20側に情報を主体的に処理する機能を備え、基体40側を簡易に構成することができるため、基体40側の低電力化を図ることができると共に、基体40を公共の場所等にユビキタスに設置することが容易になる。即ち、携帯可能な位置指示装置20だけで、どこでも情報の操作ができるユビキタスな社会に対応できる。
また、位置指示装置20の形状は、外観視ペン状に限定されず、どのような形状であっても良く、例えば、携帯型の電話機にこの位置指示装置20の機能を備えても良い。
また、情報端末装置1の基準体10は、2個に限らず3個以上備えられ、位置を検出する際には、位置指示装置20の位置に応じて基準体10が適切に選択されても良い。
更に、位置指示装置20は、複数の基準体10が設置された位置の情報を有し、複数の基準体10間の距離を参照すること無く、複数の基準体10からの距離に基づき、位置指示装置20の位置を算出しても良い。
図7は、本発明の第2の実施の形態における位置検出装置が適用される情報端末装置1aを示す図である。
図7に示すように、この第2の実施の形態における情報端末装置1aは、位置指示装置(移動体)20aと、複数の表示装置(表示手段)50とを備えている(図7の場合は3つ)。
表示装置50は、図9に示すように、音波受信部(起測信号受信部)515A及び515Bと、遅延カウンタ(遅延手段)530A及び530Bと、駆動信号変調部(識別情報付加手段)535A及び535Bと、光送信部(個別反応信号送信部)525と、通信部540(表示データ受信部)及び表示処理部550と、を備える。
一方、前記位置指示装置20aは、図9に示すように、接触センサ(接触検出手段)21と、音波送信部(起測信号送信部)615と、光センサ(光受信部)22と、位置取得手段625と、文書・UI処理部(基体特定手段を含む)650と、表示文書記憶部(管理手段)660と、通信部(表示データ送信部)670とを備えている。
前記応答光識別回路620には、光センサ22の検出信号が入力されると共に、タイミング発生回路611の出力パルスが入力される。この応答光識別回路620は、タイミング発生回路611からのパルス信号を基準に、前述の赤外線LED12を駆動する際の予め設定された遅延時間D1、D2に応じたウィンドウにより、光センサ22の検出信号を時間的に識別し、識別した検出信号を識別出力A又は識別出力Bの何れかに振り分けてカウンタ回路630に出力する。
前記文書・UI処理部650は、上記第1の実施の形態と同様に、スケジュール管理ソフトの入出力画面や、決済管理ソフトの入出力画面等といった、各表示装置50に表示させるべき各種の文書の表示状態を、表示装置50毎に管理する。また、各表示装置50と、この表示装置50上に配置された超音波センサ11A、11Bに付与したID番号との対応を管理する。この対応は、予め設定し対応情報として記憶するようにしてもよく、また、位置指示装置20aが指示されたときに獲得したID番号と、このID番号に対応する表示装置に表示させる文書の表示状態とを対応させて対応情報として新たに登録しこれを管理することにより、運用に応じて対応情報を生成し保持するようにしてもよい。
次に、位置指示装置20aで位置を指示した場合の処理について、フローチャートに基づいて説明する。図11は、位置指示装置20aで位置を指示した場合の処理の流れを示すフローチャートである。なお、上記第1の実施の形態における図6のフローチャートに示す処理と同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
そして、位置指示装置20aは、光センサ22により表示装置50側からの応答光を検出しない場合、カウンタ回路630での計測時間が規定の時間の範囲になければ位置指示装置20aが位置検出の範囲を超えて指示していると判定し最初の工程に戻り、規定の時間の範囲にあれば、応答光の受信を待つ(ステップS156、S157)。
したがって、例えば、図7において、表示装置50A上で、位置指示装置20aを操作すると、位置指示装置20aでは、表示装置50A上の赤外線LED12からの応答光を受信し、この応答光に重畳された超音波センサ11A、11BのID番号(図7の場合、ID=AAA1又はAAA2)を獲得し、このID番号から、位置指示装置20aが表示装置50A上に位置することを認識し、表示装置50Aで表示中の表示文書データを参照し、これに基づいて指示された動作に応じた処理を行う。そして、次に、位置指示装置20aが表示装置50B上に移動すると、位置指示装置20aは、表示装置50B上の赤外線LED12からの応答光を受信し、この応答光に重畳された超音波センサ11A又は11BのID番号を獲得し、このID番号から、位置指示装置20aが表示装置50B上に位置することを認識する。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図12に示すように、この第3の実施の形態における情報端末装置1bは、位置指示装置(移動体)20bと、複数の表示装置(表示手段)60(図12の場合は3つ)と、を備えている。
表示装置60は、図14に示すように、光受信部(起測信号受信部)715と、遅延カウンタ(遅延手段)720と、音波送信部(個別反応信号送信部)735と、通信部(表示データ受信部)750及び表示処理部760とから構成され、通信部750及び表示処理部760は、上記第2の実施の形態における、通信部540及び表示処理部550と同等に構成されている。
一方、前記位置指示装置20bは、図14に示すように、接触センサ(接触検出手段)65と、光送信部(起測信号送信部)815と、超音波センサ(個別反応信号受信部)67と、位置取得手段825と、文書・UI処理部850と、表示文書記憶部(管理手段)860と、通信部(表示データ送信部)870とを備えている。
前記応答識別回路820には、超音波センサ67の検出信号が入力されると共に、タイミング発生回路811の出力パルスが入力される。この応答識別回路820は、タイミング発生回路811からのパルス信号を基準に、前記表示装置60の遅延カウンタ720における遅延時間D1、D2に応じたウィンドウにより、超音波センサ67の検出信号を時間的に識別し、識別した検出信号を識別出力A又は識別出力Bの何れかに振り分けてカウンタ回路830に出力する。つまり、表示装置60側では、光センサ63で検出した検出信号に重畳されているID番号が自己を特定するID番号であるときにその応答して、所定の遅延時間が経過したときに超音波を発生するから、図15に示すように、位置指示装置20bでは、赤外線LED66を発光した後、所定の遅延時間D1及びD2が経過した時点で、超音波信号を検出することになる。
図16は、位置指示装置20bで位置を指示した場合の処理の流れを示すフローチャートである。
位置指示装置20bは、位置を検出する処理を開始すると、上記第1の実施の形態と同様にして、接触センサ65が接触を感知しているかどうかを判断し(ステップS180)、接触を感知していなければステップS181に移行して、最近の接触から所定期間が経過しているかどうかを判断し、所定期間を越えて接触が検出されなかった場合にはステップS182に移行し、前記仕向けID番号を予め設定した初期値に更新した後に最初の工程に戻り、所定期間が経過していない場合にはID番号は変更せずに最初の工程に戻る。一方、接触を感知したならば、ステップS183に移行し、仕向けID番号として設定されているID番号で変調した駆動信号を生成し、これに応じて赤外線LED66を駆動する。なお、仕向けID番号は、起動時には初期値が設定されている。
なお、上記第3の実施の形態では、図12に示すように、3つの表示装置60A〜60Cに対して、一つの位置指示装置20bで操作するようにした場合について説明したが、例えば、2つ又は4以上の表示装置60を備えた場合であっても適用することができる。
また、この第3の実施の形態においても、前記トランスデューサ61の位置は、利用する情報端末装置1に応じて、設定可能としても良く、また、このトランスデューサ61は、2個に限らず3個以上備えられ、位置を検出する際には、位置指示装置20bの位置に応じて利用するトランスデューサ61が適切に選択されても良い。
また、上記各実施の形態においては、情報端末装置は、1つの位置指示装置と、1つ以上の表示媒体を備えた基体又は表示装置とを備える場合について説明したが、前記位置指示装置を複数備える構成とすることも可能である。すなわち、位置指示装置側で表示画像データを管理するようにしているから、1つの表示装置に対して複数の位置指示装置が操作可能な場合であっても、操作している位置指示装置に対応した表示文書を的確に表示させることができる。
Claims (12)
- 移動体と、複数の基準体とを備えた位置検出装置であって、
前記基準体は、
起測信号を受信する起測信号受信部と、
前記起測信号を受けて個別反応信号を送信する個別反応信号送信部と、を有し、
前記移動体は、
前記起測信号を前記複数の基準体に送信する起測信号送信部と、
前記複数の基準体からの個別反応信号を受信する個別反応信号受信部と、
前記起測信号の送信から前記個別反応信号の受信までの時間を計測し、当該時間より得られる前記基準体から前記移動体までの距離に基づいて、前記移動体の位置を取得する位置取得手段と、を有し、
前記基準体は、前記個別反応信号の送信を、前記起測信号を受信してから前記複数の基準体毎に異なる所定の時間遅らせる遅延手段を備えることを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1に記載の位置検出装置において、
前記起測信号は、音波の信号および光の信号のうちの何れか一方の信号であって、前記個別反応信号は、前記音波の信号および前記光の信号のうちの他方の信号であることを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1記載の位置検出装置において、
前記起測信号は音波の信号、前記個別反応信号は光の信号であって、前記複数の基準体は、これら複数の基準体間で、前記個別反応信号送信部を共用することを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1記載の位置検出装置において、
前記起測信号は光の信号、前記個別反応信号は音波の信号であって、前記複数の基準体は、これら複数の基準体間で、前記起測信号受信部を共用することを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の位置検出装置において、
前記位置取得手段は、前記起測信号を送信してから前記個別反応信号を受信するまでの所要時間を計測する時間計測手段と、
前記所要時間に基づいて、前記複数の基準体からの距離をそれぞれ算出する距離算出手段と、
前記複数の基準体からの距離、および前記複数の基準体の間の距離に基づいて、前記移動体の位置を算出する位置算出手段とを備えることを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1に記載の位置検出装置において、
前記位置取得手段は、前記所定の時間を含んだ前記所要時間の長さから、前記複数の基準体を識別する基準体識別手段を備えることを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の位置検出装置において、
前記起測信号送信部は、前記起測信号を、所定の間隔で断続的に送信することを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の位置検出装置において、
前記移動体は、接触を検出する接触検出手段を備えることを特徴とする位置検出装置。 - 請求項8に記載の位置検出装置において、
前記移動体は、前記接触検出手段が接触を検出することで前記起測信号の送信を開始することを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1から請求項9の何れか1項に記載の位置検出装置において、
前記複数の基準体を有する基体を複数備え、
前記個別反応信号送信部は、当該個別反応信号送信部が属する基体を特定する識別情報を前記個別反応信号に付加する識別情報付加手段を有し、
前記移動体は、前記識別情報で特定される基体を、当該移動体が現時点で存在する基体として特定する基体特定手段を備えることを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1から請求項9の何れか1項に記載の位置検出装置において、
前記複数の基準体を有する基体を複数備え、
前記個別反応信号送信部は、当該個別反応信号送信部が属する基体を特定する予め設定した識別情報を受信したとき前記個別反応信号を送信し、
前記起測信号送信部は、前記個別反応信号を受信するまでの間、前記識別情報を順次更新して前記起測信号に付加する識別情報付加手段を有し、
前記移動体は、前記個別反応信号を受信したときに、当該個別反応信号に対応する起測信号に付加した識別情報で特定される基体を、当該移動体が現時点で存在する基体として特定する基体特定手段を備えることを特徴とする位置検出装置。 - 請求項1から請求項11の何れか1項に記載の位置検出装置を備え、
表示手段に割りつけられた複数の指示領域に対応する情報を表示するようにした情報端末装置であって、
前記移動体は、
前記指示領域の前記表示手段上での表示位置と当該表示位置に割りつけられた指示領域との対応を管理する管理手段と、
前記位置検出装置で検出された前記移動体の位置から、前記管理手段での管理情報に基づき、指示された指示領域を特定し、特定した指示領域に割りつけられた情報を生成する指定情報生成手段と、
前記指示領域を表示する指示画面及び前記指定情報生成手段で生成した指定情報を、前記表示手段で表示する表示データを生成し、これを送信する表示データ送信部と、を備え、
前記表示手段は、
前記表示データ送信部で送信される表示データを受信する表示データ受信部を備え、
当該表示データ受信部で受信した表示データを表示するようになっていることを特徴とする情報端末装置。
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