JP4778387B2 - ナビゲーション装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション技術の誘導方法の改良に係り、誘導情報に連動したマークを表示するナビゲーション装置及びその制御方法に関するものである。
近年、情報処理技術の発展に伴い、車両などの移動体に搭載して道案内を行う車載用ナビゲーション装置が急速に普及している。このナビゲーション装置は、予め用意された地図データを利用し、GPSなどで測位する自車の現在位置情報を周辺地図上に表示するだけでなく、指定される目的地への経路を算出し、画面表示や合成音声などで経路を案内するものである。
現状のナビゲーション装置には、目的地までの案内経路が複雑でなく、走行道路が単調で詳細な地図データを表示する必要がない状況下において、表示画面に地図データを表示せずにオーディオ画面に切り替えたり、画面出力をOFFにしたりする機能が設けられている。このオーディオ画面では、背景に静止画やアニメーション効果を用いた画像などを表示することにより、ユーザに対し、運転する上で支障のない環境が提供されている。
例えば、ユーザの運転疲労やストレスを和らげる画像や、運転する上で集中力を増大させるような画像を表示する。また、オーディオ画面に切り替える機能を有するナビゲーション装置において、交差点や踏み切りなどの誘導ポイントや目的地周辺などで地図データによる案内が必要な場合には、自動的にオーディオ画面から地図データによる案内画面に切り替わる機能を有するものもある。
しかしながら、オーディオ画面中に誘導ポイントへの案内を行うために、地図データによる案内画面に急に切り替わった場合には、ユーザに対し誘導ポイントの直前まで、案内情報を伝達することができず、ユーザが指示通りに案内経路を走行できない場合が生じてしまう。例えば、片側3車線の道路の一番左側の車線を走行中に、右折する誘導ポイント直前で画面が地図データに切り替わった場合、ユーザは急に右折することはできず、指示に従う案内経路を走行できない場合が該当する。
そこで、通常走行時に、交差点などの誘導ポイントや目的地までの到達距離を画面上の隅に文字情報として表示するナビゲーション装置が提供されている。また、右折などの誘導ポイントの通過時に、正しく曲がれたことを画面上でユーザに対し提示する方法や、目的地の周辺情報から成る案内データを生成し目的地到着時に表示する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−318135
ところで、通常走行時において画面の隅に誘導ポイントや目的地までの到達距離を文字情報として表示する方法は、ユーザが画面を注視しなければならず、誘導情報に気づかない場合もあり、ユーザに対して的確に情報を伝達することができないでいた。
また、交差点などの誘導ポイントの通過時に、正しく曲がれたことを画面上でユーザに提示する方法では、走行した経路が正しいか否かの不安は解消できるが、事前に誘導ポイント情報をユーザに提示することができず、誤った経路を走行してしまう場合もあった。そして、目的地の周辺情報から成る案内データを表示する方法では、目的地の周辺情報をユーザが予め把握していなければ案内データが表示されたとしても理解ができず、逆に画面上のデータと実際の周辺環境を見比べる作業が必要となるため、注意が散漫になってしまっていた。
そこで、本発明は、上記課題を解決する為に、オーディオ画面に切り替えた画面上に、車速、走行距離、走行時間や誘導情報に連動したマークを画面上に表示することにより、ユーザに対して感覚的に誘導情報等を伝達することが可能なナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記の課題を本発明は以下のような手段により解決する。
請求項1の発明は、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、経路探索のための道路地図データを予め格納する記憶部と、自車位置を検知する検知部と、自車の走行に応じた車両情報を取得する車両情報取得部と、前記検知部から検知した自車位置と前記入力部を通じて設定した目的地情報とから最適経路の計算及び誘導案内処理を行う案内処理部と、情報を表示するための表示部と、を備えたナビゲーション装置において、前記車両の走行に応じて変動する車両情報を抽出する情報抽出手段と、前記道路地図データを非表示としたオーディオ画面を前記表示部に表示するオーディオ画面表示手段と、を有し、前記情報抽出手段により抽出した車両情報の変化量に応じて前記オーディオ画面に画像を表示すること、を特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1のナビゲーション装置を方法の観点から把握したものであって、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、経路探索のための道路地図データを予め格納する記憶部と、自車位置を検知する検知部と、自車の走行に応じた車両情報を取得する車両情報取得部と、前記検知部から検知した自車位置と前記入力部を通じて設定した目的地情報とから最適経路の計算及び誘導案内処理を行う案内処理部と、情報を表示するための表示部と、を備えたナビゲーション装置の制御方法において、車両の走行に応じて変動する車両情報を抽出する情報抽出ステップと、前記道路地図データを非表示としたオーディオ画面を前記表示部に表示するオーディオ画面表示ステップと、前記情報抽出ステップにより抽出した車両情報の変化量に応じて前記オーディオ画面に画像を表示する画像表示ステップと、を実行することを特徴とする。
以上のような態様では、抽出した車両情報の変化に応じて、画面上に画像を表示することができるので、車両情報である走行速度等の変化に対する認識度合いを視覚的に高めることが可能である。例えば、ストーリー性を有する画像や、速度が超過し場合に危険度を示す画像を表示することで、感覚的にユーザに対し経路情報を伝達することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記オーディオ画面に表示する前記画像は描画マークであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、車両情報の変化量に応じて、変化する個数、位置、大きさ、色彩を示すパラメータのいずれか、又はそれらの組み合わせに基づいて前記オーディオ画面に表示する描画マークを決定する描画マーク決定手段と、を有することを特徴とする。
以上のような態様では、抽出した車両情報の変化に応じて変化する個数、位置、大きさ、色彩を示すパラメータのいずれか又はそれらの組み合わせに基づいたマークを表示部に描画することができるので、マークによる感覚的な表現により誘導情報をユーザに伝達することができる。すなわち、本発明は車両情報を文字情報として表示する方法と異なり、ユーザが画面に注視する必要がなく、安全かつ的確に誘導情報を伝達可能なナビゲーション装置を提供することができる。
請求項の発明は、請求項に記載のナビゲーション装置において、前記車両情報は、自車の走行速度、走行距離、走行時間のいずれかを含み、前記描画マーク決定手段は、前記走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、前記表示部に描画するマークの表示個数を変化させる表示個数決定部を有することを特徴とする。
以上のような態様では、車両情報である走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、画面上に表示させるマークの個数を増減させることにより、視覚的に理解しやすい態様で走行速度等の増減をユーザに伝達することができる。これにより、速度増減等を文字情報で表示する態様よりも画面を注視する必要がなく、マークの表示個数の変化という単調なパラメータを用いて、迅速に車両情報の変化を把握することが可能である。
請求項の発明は、請求項3又は4に記載のナビゲーション装置において、前記車両情報は、自車の走行速度、走行距離、走行時間のいずれかを含み、前記描画マーク決定手段は、前記走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、前記表示部に描画するマークの表示サイズを変化させる表示サイズ決定部を有することを特徴とする。
以上のような態様では、車両情報である走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、画面上に描画するマークの表示サイズを変化させるので、視覚的に把握しやすい態様で走行速度等の増減をユーザに伝達することができる。すなわち、マークの表示サイズの変化という視覚的影響力が大きいパラメータを用いることで、走行速度等の増減を文字情報で表示する方法よりも、容易かつ迅速に把握することが可能である。
請求項の発明は、請求項3〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、前記車両情報は、自車の走行速度、走行距離、走行時間のいずれかを含み、前記描画マーク決定手段は、前記走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、前記表示部に描画するマークに付した色彩の変化を決定する色彩決定部を有することを特徴とする。
以上のような態様では、車両情報である走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、画面上に描画するマークに付した色彩を変化させることにより、色の変化という認識し易い方法で走行速度等の増減をユーザに伝達することができる。これにより、ユーザはマークに付した色彩の変化を簡易に検知することができるので、注意が散漫になることもなく安全に運転することが可能となる。
請求項の発明は、請求項3〜6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、前記車両情報は、自車の方位情報を含み、前記道路地図データは、誘導ポイントの位置情報を含むものであって、前記描画マーク決定手段は、前記方位情報及び前記誘導ポイントの位置情報と、前記案内処理部で計算された目的地までの案内経路情報から、前記誘導ポイントで自車が右左折する情報を取得した場合に、その右左折情報に基づいて前記表示部に描画するマークの左右の比率を決定する左右比率決定部を有することを特徴とする。
以上のような態様では、車両情報である自車の方位情報と、道路地図データ中の交差点や踏み切りなどの誘導ポイントの位置情報と、目的地までの案内経路情報をもとに、誘導ポイントにおける車両の右左折する方位を取得した場合には、画面上の曲がる方向側に、描画するマークの比率を増大させることができる。従って、ユーザは画面上に表示されるマークの左右比率により、次の誘導ポイントにおける右左折情報を容易に認識することが可能となる。すなわち、ユーザは、画面に注視する必要もなく、安全に誘導情報を取得することができる。
請求項の発明は、請求項3〜7のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、前記マークの変化が、連続するアニメーション表示によって実現されることを特徴とする。
以上のような態様では、車両情報である走行速度等の変化に応じて、画面に描画するマークの変化をアニメーション表示とすることができるので、車両情報の変化をユーザが継時的に認識することが可能となる。
請求項9の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記オーディオ画面に表示する前記画像は画像データであることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、オーディオ画面に切り替えた画面上に、車速、走行距離、走行時間、方位や誘導ポイント情報に連動したマークを表示することにより、感覚的にユーザに対して誘導情報等を伝達することできる。すなわち、走行速度や走行時間に連動したマークを表示することにより、速度超過の危険性や休憩のタイミングなどを視覚的に伝達することが可能となる。なお、走行距離に連動したマークを表示することにより、目的地までの距離を感覚的に伝達することができるので、目的地に到着する場合にはそれを簡易な方法でユーザに知らせることができ、また目的地までしばらくある場合には運転に集中させることも可能である。さらに、方位や誘導ポイント情報に連動したマークを表示することにより、文字情報で案内経路を表示するよりも誘導ポイントにおける進行方向等の情報を感覚的に伝達することができるので、画面に注視することなく安全な運転をすることが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について、図1を参照して説明する。
[1.構成]
本実施形態は、目的地への経路を案内するナビゲーション装置(以下「本装置」と呼ぶ)を説明するもので、その制御方法、制御プログラムとしても把握可能であり、本装置の構成を図1に示す。
1は、VICS情報を取得する為のFM多重受信及び処理部、2は、VICS情報を取得する為のビーコン受信及び処理部である。3は、システム全体の制御を司るメインCPU(中央演算装置)及びその周辺回路であり、本装置各部の制御を含む情報処理を行う案内処理部である。4は、メインプログラムをロードする為のダイナミックRAM(DRAM)、5は、メイン電源オフの間も設定などメモリ内容を保持するためのバッテリーバックアップ付スタティックRAM(SRAM)、6は、起動時等に案内処理部3よりアクセスされるROMである。ここで、メインメモリMはDRAM4とSRAM5とROM6から構成されている。
7は、地図などの情報を描画及び表示する表示部で、液晶表示パネルなどの表示画面を持つ。8は、表示部7用に設けられたビデオRAM(VRAM)である。9は、情報や操作の入力を受け付ける入力部で、タッチキーなどからの入力を検出する制御装置であるが、入力部の構成や種類は自由で、表示部7周囲の操作スイッチ類のほか、リモコンユニット、表示パネルと一体のタッチセンサなどを単独、又は自由に組み合わせて用いればよい。10は、I/O制御回路やドライバなどを使って表示部7や入力部9と案内処理部3を結ぶユーザインターフェース部である。
11は、TV(各種のテレビジョン放送)を受信する為のTV受信及び処理部である。12は、車両の走行速度、走行距離、走行時間を検出する車両情報取得部である。また、この車両情報取得部12は、測位技術(例えば、GPS、ジャイロ、地磁気センサなど)により、現在位置、方位など自車の挙動に関する航法情報も取得する。
13は、記憶装置であり、HDD、DVD−ROM、CD−ROMなどのドライブを用いて、道路地図データ(典型的には、経路探索用データや地図表示用データ)、その他の検索データや地図関連データなどを記録する記憶部である。
この道路地図データは、経路探索用と地図表示用の2つからなり、経路探索用データは、経路探索に必要なデータ(ノード、リンク情報)で構成される。経路探索用データのリンクは、地図表示用の道路リンクと、リンクIDとして共通のIDを持ち、相互に関連付けられている。一方、地図表示用データは、表示用として、詳細な道路形状情報(形状点列)、エリア形状情報、そして交差点や踏切等の誘導ポイントの位置情報を含んでいる。
また、この記憶部13には、画面上に小さな図形もしくは記号として描画するマークに対し、このマークの個数を調整する表示個数パラメータ、マークの表示サイズを調整する表示サイズパラメータ、マークの画面上での左右比率を調整する左右比率パラメータ、マークの色彩を調整する色彩パラメータが記録されている。さらに、この各パラメータに応じた画像を表示対象として適用する画像パラメータも記録されている。一方、マークを3次元画像で表示する場合において、3次元方向(表示画面をxy平面で表す場合のz軸)の座標変化を調整するパラメータも記憶されている。以上の記録されたパラメータは、後述する情報抽出手段32により抽出された走行速度や走行距離等の車両情報の定量化されたデータに対して適用されるものである。
また、案内処理部3は、後述する作用に対応する次のような処理手段(図1に示す31、32…)を有する。なお、従来と共通のナビゲーション処理(例えば、現在位置の計算、目的地の指定受付、経路探索、誘導案内出力など)は、本発明特有の要素ではないので、ナビゲーション部30として示し、詳細は省略する。
31は、案内地図表示データから地図表示をしないオーディオ画面に切り替える表示画面切替手段である。この表示画面切替手段31は、以下の31aと31bの手段を備える。31aは、ナビゲーション部30で計算された案内経路中から、経路が複雑でなく単調な道路区間を検出する案内経路解析部である。また、31bは、案内経路解析部31aにより、案内経路に単調な道路区間が含まれているか否かを判断し、複雑でない単調な道路区間を検出した場合には、地図データが表示されている画面からオーディオ画面に表示を切り替える画面切替部である。
32は、自車の走行速度、走行距離や走行時間等の車両情報を抽出する情報抽出手段である。具体的には、以下の32a〜32eのような手段を有する。
32aは、車両情報取得部12を通じて自車の走行速度を抽出する車速度抽出部であり、32bは、車両情報取得部12で取得した走行距離を抽出する走行距離抽出部である。32cは、車両情報取得部12のGPSやジャイロなどの測位技術を通じて、自車の位置情報である方位を抽出する自車方位抽出部である。32dは、記憶部13に記憶されている道路地図データ中から右左折する交差点情報や踏み切り情報などの誘導ポイントの位置情報を抽出する誘導ポイント抽出部である。32eは、車両情報取得部12から自車の走行時間を抽出する走行時間抽出部である。
33は、情報抽出手段32により抽出した車両情報に対し、後述する各パラメータを適用するために当該車両情報を解析し、定量化するデータ解析部である。このデータ解析部33は、例えば情報抽出手段32の車速度抽出部32aから走行速度を抽出する際、走行速度100km/hを100%として、実際に抽出した速度が何%に当たるかを計算する。そして、当該割合に応じて画面上に描画するマークに各パラメータを適用することとなる。
34は、データ解析部33により定量化した車両情報に基づいて、所定のパラメータを画面上に描画するマークに適用する描画マーク適用部である。具体的には、以下の34a〜34eまでの手段を備える。なお、データ解析部33と描画マーク適用部34が描画マーク決定手段に対応する。
34aは、定量化した車両データに基づき、画面上に描画するマークの表示個数を変化させる表示個数決定部である。この表示個数決定部34aは、例えば、車速度抽出部32aで抽出した自車の走行速度が増加する場合に、その増加割合に応じて表示するマークの個数を一定率で増加させる機能を有する。
34bは、定量化した車両データに基づき、画面上に描画するマークの大きさを変化させる表示サイズ決定部である。この表示サイズ決定部34bは、例えば、走行距離抽出部32bで抽出した走行距離が増加する場合に、その増加割合に応じて表示するマークのサイズを一定率で大きくする機能を有する。
34cは、定量化した車両データに基づき、画面上に描画するマークの左右比率を変化させる左右比率決定部である。この左右比率決定部34cは、例えば、自車方位抽出部32cで抽出した自車の方位情報と、誘導ポイント抽出部32dで抽出した誘導ポイント情報と、案内経路情報とから、次の交差点などの誘導ポイントで左折する情報を取得した場合に、自車の方位から左に曲がる方向を定量化し、その定量化したデータに応じて画面上のマークを一定率で画面の左側に表示させる機能を有する。
34dは、定量化した車両データに基づき、画面上に描画するマークの色彩を変化させる色彩決定部である。この色彩決定部34dは、例えば、マークに付す色彩の輝度を変化させるものであって、走行時間抽出部32eで抽出した走行時間が増加する場合に、その増加割合に応じて表示するマークに輝度の高い色彩を適用する機能を有する。
34eは、定量化した車両データに基づき、画面上に図形や記号等ではなく、マークとして画像を適用する画像適用部である。この画像適用部34eは、例えば、走行距離抽出部32bで抽出した走行距離が増加する場合に、その増加割合ごとに画像を切り替えて表示する機能を有する。
35は、描画マーク決定手段34により、車両データに基づいて各パラメータを適用した図形や記号等又は画像であるマークを表示部7に出力する画像処理手段である。
[2.作用]
[2.1.処理手順(1)]
次に、本実施形態の処理手順を図2,5,7のフローチャートに基づいて説明する。ここで、本実施形態では表示するマークを3種類(A,B,C)用い、マークAを車速度抽出部32aで抽出した自車の走行速度と走行距離抽出部32bで抽出した走行距離に、マークBを自車方位抽出部32cと誘導ポイント抽出部32dと案内経路情報から取得した誘導ポイントの方位に、マークCを走行時間抽出部32eで抽出した走行時間に適用するものとする。なお、わかりやすく説明するため、処理手順をマークごとに分けて説明する。
また、適用するパラメータとして、車速度抽出部32aで抽出した自車の走行速度には、表示個数決定部34aにより決定するマークの表示個数を適用し、走行距離抽出部32bで抽出した走行距離には、表示サイズ決定部34bにより決定するマークの表示サイズを適用するものとする。自車方位抽出部32cと誘導ポイント抽出部32dと案内経路情報から取得した誘導ポイントの方位情報には、左右比率決定部34cで決定する画面上に表示するマークの左右比率を適用し、走行時間抽出部32eで抽出した走行時間には、色彩決定部34dにより決定するマークの色彩を適用する。
[2.1.1.マークAの場合(図2)]
まず、案内経路解析部31aが、ナビゲーション部30で計算された経路中から、地図データを表示しないでも経路が複雑でなく単調な道路区間を検出する(STEP201)。そして、案内経路解析部31aにより案内経路中から単調な道路区間を検出した場合には、画面切替部31bが、地図データを表示する画面から地図データを表示しないオーディオ画面に表示を切り替える(STEP202)。
ここで、車速度抽出部32aにより、車両情報取得部12で取得した自車の走行速度を抽出する(STEP203)。また、走行距離抽出部32bにより、車両情報取得部12で取得した走行距離を抽出する(STEP204)。
そして、データ解析部33が、車速度抽出部32aにより取得した走行速度と、走行距離抽出部32bにより抽出した走行距離とを解析し、パラメータを適用するために定量化する(STEP205)。次に、描画マーク決定手段34の表示個数決定部34aは、記憶部13に記録されている表示個数パラメータを読み出し、この定量化された自車の走行速度データに基づいて、画面上に表示するマークAの表示個数を決定する(STEP206)。例えば、記憶部13に走行速度が10km/h増加するごとにマークAの個数を3つずつ増加させるパラメータが記録されていた場合、抽出した走行速度が40km/hの場合には、マークAを12個(3×4)表示するよう調整される(図3)。
また、描画マーク決定手段34の表示サイズ決定部34bは、記憶部13に記録されている表示サイズパラメータを読み出し、この定量化された自車の走行距離データに基づいて、画面上に表示するマークAの大きさを決定する(STEP207)。例えば、記憶部13に走行距離が目的地まで10km近づくごとに、マークAの当初の表示面積を50%増加させるパラメータが記録されていた場合、目的地まで20km近づくとマークAの表示面積は、当初の表示面積の2倍となる(200%)(図4)。
そして、画像処理手段35は、表示個数決定部34aにより決定した表示個数で、表示サイズ決定部34bにより決定した表示サイズのマークAを、表示部7の画面上に表示する(STEP208)。なお、このSTEP203〜STEP208までの手順は、車速度抽出部32aにより自車の走行速度を抽出するごとに、また走行距離抽出部32bにより自車の走行距離を抽出するごとに、繰り返し行われる。
[2.1.2.マークBの場合(図5)]
まず、マークAの場合の処理手順と同様に、単調な道路区間を案内経路解析部31aが案内経路中から検出した場合には、画面切替部31bが、地図データを表示する画面から地図データを表示しないオーディオ画面に表示を切り替える(STEP501,502)。
ここで、自車方位抽出部32cは、車両情報取得部12のGPSやジャイロなどの測位技術により取得した自車の位置情報である方位情報を抽出する(STEP503)。また、誘導ポイント抽出部32dが、ナビゲーション部30で計算された案内経路中から道路地図データに基づいて右左折する交差点情報や踏み切り情報などの誘導ポイントの位置情報を抽出する(STEP504)。
そして、データ解析部33が、自車方位抽出部32cにより抽出した自車の方位情報とナビゲーション部30からの案内経路情報とに基づいて、誘導ポイント抽出部32dで抽出した誘導ポイントでの進行方向の方位を解析し、パラメータを適用するために定量化する(STEP505)。
次に、描画マーク決定手段34の左右比率決定部34cは、記憶部13に記録されている左右比率のパラメータを読み出し、この定量化された誘導ポイントでの進行方向の方位データに基づいて、画面上に表示するマークBの左右比率を決定する(STEP506)。
例えば、記憶部13に、方位を北、北西、西などの8区分とした場合において、誘導ポイントで左折する場合の方位が自車の現在位置の方位に比べ1区分左あるいは右にずれる際に、縦に5等分した表示画面の中央位置から左にあるいは右に1区分マークBが移動するパラメータが記録されているとする。この条件下では、実際に抽出した誘導ポイントの進行方向の定量化した方位データが自車の現在位置の方位に比べ、左に2区分ずれる場合には、マークBが5等分した画面上の左端(中央位置から左に2区分)に移動することとなる(図6)。
そして、画像処理手段35は、左右比率決定部34cにより適用した左右比率でマークBを表示部7の画面上に表示する(STEP507)。なお、このSTEP503〜STEP507までの手順は、自車方位抽出部32cにより自車の方位情報を検知し、誘導ポイント抽出部32dにより誘導ポイントの位置情報を抽出するごとに、繰り返し行われる。
[2.1.3.マークCの場合(図7)]
まず、マークA,Bの場合の処理手順と同様に、単調な道路区間を案内経路解析部31aが案内経路中から検出した場合には、画面切替部31bが、地図データを表示する画面から地図データを表示しないオーディオ画面に表示を切り替える(STEP701,702)。
ここで、走行時間抽出部32eは、車両情報取得部12で取得した自車の走行時間を抽出し(STEP703)、データ解析部33がこの抽出した走行時間を解析し、パラメータに適用させるために定量化する(STEP704)。そして、描画マーク決定手段34の色彩決定部34dは、定量化した走行時間データを基づいて、記憶部13に記録されている色彩パラメータにより画面上に表示するマークCに付する色彩を決定する(STEP705)。例えば、走行時間が30分増えるごとにマークCの色彩が一定率で輝度の高い色に変化するというパラメータが記憶部13に記録されている場合に、実際に抽出した走行時間が2時間を過ぎていると、走行当初よりも輝度が4段階高い色彩がマークCに付されることになる。
そして、画像処理手段35は、色彩決定部34dにより決定した色彩を有するマークCを表示部7の画面上に表示する(STEP706)。なお、このSTEP703〜STEP706までの手順は、走行時間抽出部32eにより自車の走行時間を抽出するごとに、繰り返し行われる。
以上のように、本発実施形態によれば、オーディオ画面に切り替えた画面上に、車速、走行距離、走行時間、方位や誘導ポイント情報に連動したマークを表示することにより、感覚的にユーザに対して誘導情報等を伝達することできる。すなわち、走行速度や走行時間に連動したマークを表示することにより、速度超過の危険性や休憩のタイミングなどを視覚的に伝達することが可能となる。なお、走行距離に連動したマークを表示することにより、目的地までの距離を感覚的に伝達することができるので、目的地に到着する場合にはそれを簡易な方法でユーザに知らせることができ、また目的地までしばらくある場合には運転に集中させることも可能である。さらに、方位や誘導ポイント情報に連動したマークを表示することにより、文字情報で案内経路を表示するよりも誘導ポイントにおける進行方向等の情報を感覚的に伝達することができるので、画面を注視することなく安全な運転をすることが可能となる。
[2.2.処理手順(2)]
次に、画面上に小さな図形や記号などのマークではなく、画像を表示する場合の本実施形態の処理手順を図8のフローチャートに基づき説明する。なお、適用するパラメータとして、走行距離抽出部32bで抽出した走行距離に、画像適用部34eにより指定した画像を適用するものとする。
まず、図2,5,7の場合の処理手順と同様に、単調な道路区間を案内経路解析部31aが案内経路中から検出した場合には、画面切替部31bが、地図データを表示する画面から地図データを表示しないオーディオ画面に表示を切り替える(STEP801,802)。
ここで、走行距離抽出部32bは、車両情報取得部12で取得した走行距離情報を抽出する(STEP803)。そして、データ解析部33が、走行距離抽出部32bにより抽出した走行距離情報を解析し、パラメータを適用するために定量化する(STEP804)。
次に、描画マーク決定手段34の画像適用部34eは、記憶部13に記録されている画像パラメータを読み出し、この定量化された走行距離データに基づいて、画面上に表示する画像を決定する(STEP805)。例えば、記憶部13に目的地までの距離を10kmごとの区分に分割し、その区分ごとに指定の画像を適用するパラメータが記憶されている場合において、実際に抽出した走行距離が40kmであるとき、第4区分目に該当する画像が表示画像として適用される。
そして、画像処理手段35は、画像適用部34eにより適用した画像を表示部7の画面上に出力する(STEP806)。なお、このSTEP803〜STEP806までの手順は、走行距離抽出部32bにより走行距離を抽出するごとに、繰り返し行われる。
[2.3.画像パラメータ例(図9,10)]
ここで、画像適用部34eで適用する記憶部13に記録された画像パラメータの一例を説明する。図9,10に示すように、目的地までの距離が70kmある場合に、その距離を8区分に分け、太陽系に基づいた画像データを8種類適用する。
まず、第1の区分として目的地までの距離が60kmより長く70km以下である場合には、惑星のない宇宙の画像データを適用する(SCENE1)。そして、第2の区分として目的までの距離が50kmより長く60km以下である場合には、冥王星の画像データを適用する(SCENE2)。
第3の区分として、目的までの距離が40kmより長く50km以下である場合には、海王星の画像データを適用する(SCENE3)。第4の区分として、目的までの距離が30kmより長く40km以下である場合には、天王星の画像データを適用する(SCENE4)。
第5の区分として、目的までの距離が20kmより長く30km以下である場合には、土星の画像データを適用する(SCENE5)。第6の区分として、目的までの距離が10kmより長く20km以下である場合には、木星の画像データを適用する(SCENE6)。第7の区分として、目的までの距離が0kmより長く10km以下である場合には、火星の画像データを適用する(SCENE7)。第8の区分として、目的までの距離が0kmである場合には、地球の画像シーンデータを適用する(SCENE8)。
以上のように、この画像パラメータ例では、走行距離が目的地に近づくにつれて、惑星のない宇宙から冥王星、海王星、天王星、土星、木星、火星、地球の順に画像データが切り替わる特徴を有する。
[3.他の実施形態]
本発明は上記実施形態には限定されず、処理手順(1)、(2)において小さな図形や記号あるいは画像である2次元画像のマークを、3次元画像のマークに切り替えた実施形態も包含する。ここで、2次元画像とは表示部の画面上をxy平面の2次元として捉えたもので、3次元画像とはこれにz軸を加えて3次元として捉えたものである。
なお、車速度抽出部32aで抽出した自車の走行速度に3次元画像のマークDを表示する場合を考える。なお、マークDは3次元画像であるので、適用するパラメータとして、自車の走行速度に対し、例えば表示サイズ決定部34bにより決定するマークDの2次元における表示サイズとともに、新たに設けた3次元方向座標決定部34fにより決定する3次元方向の座標変化も適用することができる(図11)。以下のこの場合の処理手順を図12のフローチャートに基づき説明する。
まず、マーク図2,5,7の場合の処理手順と同様に、単調な道路区間を案内経路解析部31aが案内経路中から検出した場合には、画面切替部31bが、地図データを表示する画面から地図データを表示しないオーディオ画面に表示を切り替える(STEP1201,1202)。
ここで、車速度抽出部32aにより、車両情報取得部12で取得した自車の走行速度を抽出する(STEP1203)。そして、データ解析部33が、車速度抽出部32aにより抽出した走行速度を解析し、2種類のパラメータを適用するために定量化する(STEP1204)。
次に、描画マーク決定手段34の表示サイズ決定部34bは、記憶部13に記録されている表示サイズパラメータを読み出し、この定量化された自車の走行速度に基づいて、画面上に表示するマークDの大きさを2次元上で決定する(STEP1205)。さらに、3次元方向座標決定部34fが記憶部13に記録されている3次元方向の座標変化パラメータを読み出し、定量化した走行速度に基づいて3次元方向の座標変化を決定する(STEP1206)。
そして、画像処理手段35は、表示サイズ決定部34bにより決定した表示サイズで、3次元方向の座標を変化させたマークDを、表示部7の画面上に出力する(STEP1207)。なお、このSTEP1203〜STEP1207までの手順は、車速度抽出部32aにより自車の走行速度を抽出するごとに、繰り返し行われる。
また、本発明は上記の車両情報に応じて変化したマークを表示する場合の実施形態に限定されず、当該マークを連続するアニメーション表示によって実現する実施形態も包含する。以下に一例として、小さな図形や記号ではなく画像を表示対象として用いた処理手順(2)をもとに説明する。
処理手順(2)では、描画マーク決定手段34の画像適用部34eが、記憶部13に記録されている画像パラメータを読み出し、定量化された走行距離などの車両データに基づいて画面上に表示する画像を決定しているが、本実施形態も基本的な原理は変わらない。すなわち、コマ撮りなどにより複数の画像を定量化した車両データに応じて連続的に表示させることによって、アニメーション表示を実現している。具体的には、1秒間に何コマの画像を連続的に表示するか、走行距離が10m進むに応じて何コマの画像を表示するかなどのパラメータが予め記憶部13に記録され、これを実際に抽出した車両データに基づいて適用する。なお、コマ数に応じた画像は予め記憶部13に記憶されているものとする。
これにより、車両データに応じた画像を連続して表示することが可能となり、アニメーション表示が実現される。また、表示対象が画像だけでなく小さな図形や記号などのマークでも、例えば車両情報である定量化した走行時間データに対して表示サイズパラメータを適用する場合には、1秒間に表示サイズの大きさが徐々に変化する複数コマのマークを連続的に表示させることで、アニメーション表示が可能となる。
本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図 本発明の実施形態における作用を示すフローチャート(マークA) 本発明の実施形態におけるマークAの表示例(1) 本発明の実施形態におけるマークAの表示例(2) 本発明の実施形態における作用を示すフローチャート(マークB) 本発明の実施形態におけるマークBの表示例 本発明の実施形態における作用を示すフローチャート(マークC) 本発明の実施形態における作用を示すフローチャート(画像) アニメーションのパラメータ例(1) アニメーションのパラメータ例(2) 本発明の他の実施形態の構成を示す機能ブロック図 本発明の他の実施形態における作用を示すフローチャート
1…FM多重受信及び処理部
2…ビーコン受信及び処理部
3…処理部(メインCPU及びその周辺回路)
30…ナビゲーション部
31…表示画面切替手段
31a…案内経路解析部
31b…画面切替部
32…情報抽出手段
32a…車速度抽出部
32b…走行距離抽出部
32c…自車方位抽出部
32d…誘導ポイント抽出部
32e…走行時間抽出部
33…データ解析部
34…描画マーク決定手段
34a…表示個数決定部
34b…表示サイズ決定部
34c…左右比率決定部
34d…色彩決定部
34e…画像適用部
34f…3次元方向座標決定部
35…画像処理手段
4…ダイナミックRAM(DRAM)
5…スタティックRAM(SRAM)
6…ROM
7…表示部
8…ビデオRAM(VRAM)
9…入力部(タッチキー制御装置)
10…ユーザーインターフェース部
11…TV受信及び処理部
12…車両情報取得部
13…記憶部
M…メインメモリ

Claims (10)

  1. ユーザからの入力を受け付ける入力部と、経路探索のための道路地図データを予め格納する記憶部と、自車位置を検知する検知部と、自車の走行に応じた車両情報を取得する車両情報取得部と、前記検知部から検知した自車位置と前記入力部を通じて設定した目的地情報とから最適経路の計算及び誘導案内処理を行う案内処理部と、情報を表示するための表示部と、を備えたナビゲーション装置において、
    前記車両の走行に応じて変動する車両情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記道路地図データを非表示としたオーディオ画面を前記表示部に表示するオーディオ画面表示手段と、を有し、
    前記情報抽出手段により抽出した車両情報の変化量に応じて前記オーディオ画面に画像を表示すること、
    を特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記オーディオ画面に表示する前記画像は描画マークであることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 車両情報の変化量に応じて、変化する個数、位置、大きさ、色彩を示すパラメータのいずれか、又はそれらの組み合わせに基づいて前記オーディオ画面に表示する描画マークを決定する描画マーク決定手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記車両情報は、自車の走行速度、走行距離、走行時間のいずれかを含み、
    前記描画マーク決定手段は、
    前記走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、前記表示部に描画するマークの表示個数を変化させる表示個数決定部を有することを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記車両情報は、自車の走行速度、走行距離、走行時間のいずれかを含み、
    前記描画マーク決定手段は、
    前記走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、前記表示部に描画するマークの表示サイズを変化させる表示サイズ決定部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記車両情報は、自車の走行速度、走行距離、走行時間のいずれかを含み、
    前記描画マーク決定手段は、
    前記走行速度、走行距離、走行時間のいずれかの増減に伴い、前記表示部に描画するマークに付した色彩の変化を決定する色彩決定部を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記車両情報は、自車の方位情報を含み、
    前記道路地図データは、誘導ポイントの位置情報を含むものであって、
    前記描画マーク決定手段は、
    前記方位情報及び前記誘導ポイントの位置情報と、前記案内処理部で計算された目的地までの案内経路情報から、前記誘導ポイントで自車が右左折する情報を取得した場合に、その右左折情報に基づいて前記表示部に描画するマークの左右の比率を決定する左右比率決定部を有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記マークの変化が、連続するアニメーション表示によって実現されることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  9. 前記オーディオ画面に表示する前記画像は画像データであることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  10. ユーザからの入力を受け付ける入力部と、経路探索のための道路地図データを予め格納する記憶部と、自車位置を検知する検知部と、自車の走行に応じた車両情報を取得する車両情報取得部と、前記検知部から検知した自車位置と前記入力部を通じて設定した目的地情報とから最適経路の計算及び誘導案内処理を行う案内処理部と、情報を表示するための表示部と、を備えたナビゲーション装置の制御方法において、
    車両の走行に応じて変動する車両情報を抽出する情報抽出ステップと、
    前記道路地図データを非表示としたオーディオ画面を前記表示部に表示するオーディオ画面表示ステップと、
    前記情報抽出ステップにより抽出した車両情報の変化量に応じて前記オーディオ画面に画像を表示する画像表示ステップと、
    を実行することを特徴とするナビゲーション装置の制御方法。
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