JP4778239B2 - 浚渫方法 - Google Patents

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本発明は浚渫方法に関するものである。
海岸線60に直行する方向に港湾、漁港、突堤などの構造物61があると、図12に示すように、沿岸漂砂(海岸に斜めに入射する波によって海岸と平行に移動する砂)により、波の卓越方向に対する上手側には堆砂部62が形成され、下手側には侵食部63が形成される。この場合、堆砂部62に設けた桟橋64から吊り下げた浚渫ポンプ65で砂を採取し、これを排砂管66で侵食部63に排出する浚渫が行われている。この浚渫用ポンプ65の砂の採取可能量は一定時間内にサンドポケット67内へ流入する砂の量によって大きく左右されるため、砂をサンドポケット67における浚渫ポンプ65の直下に効率よく集めることが必要になる。またこの他の浚渫方法としては、例えば特開2003−268799号公報の発明がある。
特開2003−268799号公報
しかし、上記の浚渫方法は桟橋から吊り下げた浚渫ポンプが固定式であり、かつ直下に砂を効率よく集めることできないため、効率的な浚渫が行えずに、図12に示すように、堆積が進行して港口68への漂砂量が多くなるという問題があった。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、砂をサンドポケットにおける浚渫ポンプの直下に効率よく集めて効率的な浚渫が行える浚渫方法を提供することである。
本発明の浚渫方法は、海岸から所定距離の沖合、または海岸に構築された構造物から所定距離の沖合に遮蔽物を設置し、この遮蔽物と海岸または構造物との間の遮蔽域に沿岸漂砂によって堆砂部を形成し、該堆砂部に設置した浚渫装置で砂を吸い上げて他の箇所に排出することを特徴とする。
また、浚渫装置の浚渫用ポンプが千鳥配置されたこと、;漂砂の通過量が多い箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置間隔を小さくし、漂砂の通過量が少ない箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置間隔を大きくしたこと、;
漂砂の通過量が多い箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置位置を深くし、漂砂の通過量
が少ない箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置位置を浅くしたこと、;
前記浚渫装置の浚渫用ポンプが設置された間にサンドポケットの法肩を崩壊させる崩壊用ジェットノズルが設置されたこと、;
前記浚渫装置の浚渫用ポンプは、上側に折り曲げられた先端部にエジェクタノズルを備えた高圧水噴射パイプと、前記エジェクタノズルが吸引口の近傍に位置し、この吸引口内への高圧水の噴射によって周囲の土砂水を吸い込んで配送する排砂管と、前記吸引口の下方に位置した環状の噴流パイプとから構成され、該噴流パイプには吸引口に向けたジェットノズルが適宜間隔ごとに設けられたこと、;
更に、前記浚渫装置の浚渫用ポンプは、上側に折り曲げられた先端部にエジェクタノズルを備えた高圧水噴射パイプと、前記エジェクタノズルが吸引口の近傍に位置し、この吸引口内への高圧水の噴射によって周囲の土砂水を吸い込んで配送する排砂管と、前記吸引口の下方に位置し真下に伸びた噴流パイプとから構成され、該噴流パイプには多数のジェットノズルが設けられたことを含むものである。
遮蔽物と海岸または構造物との間の遮蔽域に沿岸漂砂によって堆砂部を半強制的に形成し、この半強制的に形成した堆砂部に設置した浚渫装置で浚渫を行うため、効率的な浚渫が行える。
また浚渫装置における浚渫用ポンプを千鳥配置にしたことにより、平面的にサンドポケットの幅の狭い部分や浅い部分がなくなるため、サンドポケット上を通過する漂砂を効率よくサンドポケット内に取り込んで効率的な浚渫をすることができる。
また漂砂の通過量が多い箇所は浚渫用ポンプの設置間隔を小さくし、漂砂の通過量が少ない箇所は浚渫用ポンプの設置間隔を大きくしたことにより、漂砂の通過量が多い箇所ではサンドポケット上を通過する漂砂を効率よくサンドポケット内に取り込むことができるので効率的な浚渫をすることができ、漂砂の通過量が少ない箇所では浚渫用ポンプを過大に設置することがない。
また漂砂の通過量が多い箇所は浚渫用ポンプの設置位置を深くし、漂砂の通過量が少ない箇所は浚渫用ポンプの設置位置を浅くしたことにより、平面的に漂砂の通過量の多い箇所ではサンドポケットの幅が大きくなるので、漂砂の通り抜けが極力抑えられ、漂砂を効率よくサンドポケット内に取り込んで効率的な浚渫をすることができる。
また浚渫用ポンプが設置された間にサンドポケットの法肩を崩壊させる崩壊用ジェットノズルが設置されたことにより、平面的に浚渫の範囲を広げることができるので、サンドポケット上を通過する漂砂を効率よくサンドポケット内に取り込んで効率よく浚渫することができる。
また環状にした噴流パイプにジェットノズルを設けた(三次元的な位置)ことにより、浚渫によって形成されるサンドポケットの底面積が広がるので容量が大きくなる。また噴流パイプを下側に伸ばして多方向に向いたジェットノズルを設けたことにより、サンドポケットの液状化範囲が拡大できるので、サンドポケットの容量が大きくなる。このようにサンドポケットの容量が大きくなると、効率的な浚渫をすることができる。
以下、本発明の浚渫方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。また各実施の形態において同じ構成は同じ符号を付して説明し、異なった構成にのみ異なった符号を付して説明する。
図1は、第1の実施の形態の浚渫方法1を示したものである。この浚渫方法1は、海岸線2に直行する方向に設けた防波堤や突堤などの構造物3における波の卓越方向に対する上手側、すなわち防波堤や突堤4の基端部から適宜離れた沖合に遮蔽物5を構築し、この遮蔽物5で海岸6との間に遮蔽域7を形成し、この遮蔽域7に堆砂部8を半強制的に形成し、該堆砂部8に設置した浚渫装置9で砂を吸い上げて浚渫するものである。
この半強制的な堆砂部8の形成は、図2に示すように、海岸6から適宜離れた岩礁10などの遮蔽域7の背後にできた静穏な部分に、遮蔽されていない区域から遮蔽された区域に向かう沿岸漂砂11によって運ばれた砂が堆積する現象を利用したものである。
この岩礁10などに相当する遮蔽物5は、捨石、ブロックまたは離岸堤などによって海岸6から適宜離れた沖合に波12の卓越方向と直交して設ける。そして、この遮蔽物5によって海岸6との間に遮蔽域7を形成し、ここに浚渫装置9を設置する。また上記とは反対に遮蔽物5を既存の浚渫装置9の先方に設けて、浚渫装置9が設置された箇所に遮蔽域7を後から形成することもできる。なお、遮蔽物5は、波12の卓越方向と直交して設けることに限定されない。
この浚渫装置9は、砂の堆積した箇所13に設置された桟橋14と、この桟橋14から海底の堆砂部8に吊り下げられた複数の浚渫用ポンプ15と、該浚渫用ポンプ15に遠心ポンプ16で高圧水を圧送する給水管17と、浚渫用ポンプ15で採取した砂を配送する排砂管18とから構成されている。
そして、この浚渫用ポンプ15で堆砂部8から砂を吸い上げて排砂管18によって侵食部19に配送する。このように浚渫用ポンプ15が設置された桟橋14付近に遮蔽物5で遮蔽域7を形成し、ここに半強制的に砂を集めると浚渫用ポンプ15を連続的に運転することができるようになる。すなわち、この浚渫用ポンプ15が設置された箇所には沿岸漂砂11により砂の堆積が促進されるので、これを浚渫用ポンプ15で常に吸い上げて効率的な浚渫ができるようになる。一方、遮蔽物5は桟橋14の波浪に対する保護機能も有するため、桟橋構造の安定化および経済設計に寄与することもできる。
また図4は、第2の実施の形態の浚渫方法20を示したものである。この浚渫方法20は浚渫用ポンプ15を千鳥配置に設置したものであり、これ以外は上記の第1の実施の形態の浚渫方法1と同じ構成である。このように浚渫用ポンプ15を各サンドポケット21が平面的に重なり合うように設置すると、サンドポケット21の幅の狭い部分がなくなって幅広の部分22が増えるとともに、サンドポケット21の浅い部分も減って深い部分23が多くなるので、サンドポケット21上を通過する漂砂24の通り抜けが極力抑えられて、効率のよい浚渫をすることができる。
また図5は、第3の実施の形態の浚渫方法25を示したものである。この浚渫方法25は、漂砂24の通過量が多い箇所26の浚渫用ポンプ15の設置間隔27を小さくし、漂砂24の通過量が少ない箇所28の浚渫用ポンプ15の設置間隔27を大きくしたものであり、これ以外は上記の第1の実施の形態の浚渫方法1と同じ構成である。このことにより、漂砂の通過量の多い箇所26は隣接したサンドポケット21との重なり合いが大きくなって、サンドポケット21の幅の狭い部分がなくなり幅広の部分22が増えるので、サンドポケット21上を通過する漂砂24を多く内側に取り込んで効率よく浚渫することができる。一方、漂砂の通過量が少ない箇所28では浚渫用ポンプ15を過大に設置しないので、効率的な設計をすることができる。
また図6は、第4の実施の形態の浚渫方法29を示したものである。この浚渫方法29は、漂砂の通過量が多い箇所26は浚渫用ポンプ15の設置位置を深くし、漂砂の通過量が少ない箇所28は浚渫用ポンプ15の設置位置を浅くしたものであり、これ以外は第1の実施の形態の浚渫方法1と同じ構成である。このことにより、漂砂の通過量の多い箇所26はサンドポケット21が平面的に大きくなって隣接したサンドポケット21との重なり合いも大きくなるので、サンドポケット21上を通過する漂砂24をサンドポケット21内に多く取り込んで効率よく浚渫することができる。一方、漂砂の通過量が少ない箇所28では浚渫用ポンプ15を過大に設置しないので、効率的な設計をすることができる。
また、第3および第4の実施の形態の浚渫方法25、29における浚渫用ポンプ15を千鳥配置に設置することもできる(図示せず)。このように各サンドポケット21が平面的に重なり合ったことにより、サンドポケットの幅の狭い部分がなくなり幅広の部分22が増えるとともに、サンドポケットの浅い部分も減って深い部分23が多くなるので、サンドポケット21上を通過する漂砂24をサンドポケット21内に取り込むことができ、効率のよい浚渫をすることができる。
また図7は、第5の実施の形態の浚渫方法30である。この浚渫方法30は、サンドポケットの法肩31を崩壊させる崩壊用ジェットノズル32が千鳥配置された浚渫用ポンプ15間に設置されたものであり、これ以外は第1の実施の形態の浚渫方法1と同じ構成である。この崩壊用ジェットノズル32によって、堆積砂8の液状化範囲が広がるので、サンドポケット21上を通過する漂砂24を効率よくサンドポケット内に取り込んで、さらに効率のよい浚渫することができる。
なお、第3および第4の実施の形態の浚渫装置25、29のように設置間隔27または設置深さを変えた浚渫用ポンプ15間に崩壊用ジェットノズル32を設置することもできる。このことにより、平面的に浚渫の範囲を広げることができるので、サンドポケット21上を通過する漂砂24を効率よくサンドポケット内に取り込んで、さらに効率よく浚渫することができる。
また図8および図9は、第6の実施の形態の浚渫方法33である。この浚渫方法33は、第1の実施の形態の浚渫方法1において、浚渫装置9の浚渫用ポンプとして、図示したものを使用したものであり、これ以外は同じ構成である。
この浚渫用ポンプ34は、U字形に折り曲げられた先端部35にエジェクタノズル36を備えた高圧水噴射パイプ37と、前記エジェクタノズル36が吸引口38内または吸引口の近傍に位置し、この吸引口38内への高圧水の噴射によって周囲の土砂水を吸い込む排砂管39と、上記エジェクタノズル36と吸引口38との下方に位置した環状の噴流パイプ40とから構成されている。
この高圧水噴射パイプ37と噴流パイプ40とは排砂管39を挟むような箇所に対向設置され、これらが二本の連結材41で接続されている。また、この高圧水噴射パイプ37と噴流パイプ40には途中で二つに分岐した給水管17が接続され、該給水管17に設置された遠心ポンプ16によって高圧水が給水されるようになっている。
一方、排砂管39は横移動用の樋42に接続され、この樋42がスラリーピット59に接続され、このスラリーピット59に圧送ポンプ43が接続されている。またU字状に折り曲げられて上側を向いた高圧水噴射パイプの先端部35が排砂管39の真下に位置し、先端のエジェクタノズル36が排砂管39のスカート部44における吸引口38内、またその近傍に位置している。このスカート部44はのど部45を介して拡散部46に接続され、その内側には、下側が広くかつ上側に向かって狭く形成された吸引部47が取外自在に設置されている。
一方、吸引口38の下側に位置した噴流パイプ40は平面円形の環状に形成され、分岐した一方の給水管17が接続されている。また噴流パイプ40は環状の中心点と吸引口38の中心点とが一致したジェットノズル48が吸引口38に向かってに設置されて攪拌された砂が吸引口38側に噴き上げられるようになっている。このジェットノズル48は噴流パイプ40の内周面における同心円上ではなく、上下方向にずらしたり、外側に向かって配置して液状化範囲を拡大させることもできる。
したがって、高圧水噴射パイプ37に給水管17から遠心ポンプ16で高圧水が給水されると、これがエジェクタノズル36から吸引口38に噴流され、この噴流によりスカート部44内が負圧となって周りの土砂水が吸引口38から吸い込まれる。一方、噴流パイプ40に給水管17から遠心ポンプ16で高圧水が給水されると、これが噴流パイプ40のジェットノズル48から吸引口38側に噴流されて砂などを噴き上げて、吸引口38から吸い込まれる。そして、この吸引口38から吸い込まれた砂などは排砂管39を通して上方に上げられ、樋42を通してスラリーピット59に送られる。
また図9の(2)は、この浚渫用ポンプ34の浚渫によって形成されたサンドポケット49、50を示したものであり、通常の浚渫用ポンプを海底地盤から10mの深さに設置して安息角が45°の場合、サンドポケット49の容量は1,047mなる。しかし、この状態から堆積砂の液状化範囲を浚渫用ポンプ34で直径にして1m増加させた場合、サンドポケット50の容量は1,212mに増加する。このときエジェクタノズル36の設置深さは変わらないので、基本的に供給エネルギーを変えることなく浚渫の効率を上げることができる。
また図10の(1)は、第7の実施の形態の浚渫方法51を示したものである。この浚渫方法51は、第1の実施の形態の浚渫方法1において、浚渫装置9の浚渫用ポンプとして、図示したものを使用したものであり、これ以外は同じ構成である。
この浚渫用ポンプ52は、L字形の給水管17の先端部に噴流パイプ53を下側に伸ばし、ここに複数の方向に向いたジェットノズル54を設けたものであり、これ以外は上記の第6の実施の形態における浚渫用ポンプ34と同じ構成である。この噴流パイプ53の中心軸とエジェクタノズル36の中心点とを一致させて垂直状に、図10(1)に示すように、吸引口38の真下に設けたので、サンドポケットの深さを容易に拡大することができる。またジェットノズル54は下向き、上向き、斜め上向きおよび横向きなどの様々な方向を向いて設置されているため、堆積砂の液状化を効果的に行うことができる。
また図10の(2)は、上記の浚渫用ポンプ52の浚渫によって形成されたサンドポケット55、56を示したものであり、通常の浚渫用ポンプを海底地盤から10mの深さに設置して安息角が45°の場合、サンドポケット55の容量は1,047mになる。しかし、この状態から堆積砂の液状化範囲を浚渫用ポンプ52で深さにして1m増加させた場合、サンドポケット56の容量は1,394mに増加する。このときエジェクタノズル36の設置深さは変わらないので、基本的に供給エネルギーを変えることなく浚渫の効率を上げることができる。
なお、この浚渫ポンプ34、52は上記の第2〜5の実施の形態の浚渫方法20、25、29、30にも適用することができる。この浚渫用ポンプ34、52を使用することにより、エジェクタノズル36の設置深さを変えずに、すなわち基本的に供給エネルギーを変えることなくサンドポケットの容量を増やすことができるので浚渫の効率を上げることができる。
また図11は、第8の実施の形態の浚渫方法57を示したものである。この浚渫方法57は、突堤4の折曲部58から沖合に桟橋14を伸ばし、この桟橋14から適宜離れた箇所に遮蔽物5を構築し、この遮蔽物5と突堤4との間に遮蔽域7を形成し、ここに堆砂部8を半強制的に形成し、該堆砂部8に設置した浚渫装置9で砂を吸い上げて浚渫するものであり、これ以外は上記の第1の実施の形態の浚渫方法1と同じ構成である。このことにより、遮蔽物5の遮蔽域7に漂砂を効果的に集めることができるので、港口59への漂砂の堆積量を少なくすることができる。
また第2〜第7の実施の形態の浚渫方法20、25、29、30、33を上記の浚渫方法57に適用することができ、上記と同じ効果を奏することができる。
第1の実施の形態の浚渫方法を示す平面図である。 岩礁と海岸との間の遮蔽域に形成された堆砂部の平面図である。 第1の実施の形態の浚渫方法を示し、(1)は断面図、(2)は平面図である。 第2の実施の形態の浚渫方法を示し、(1)は断面図、(2)は平面図である。 第3の実施の形態の浚渫方法を示し、(1)は断面図、(2)は平面図である。 第4の実施の形態の浚渫方法を示し、(1)は断面図、(2)は平面図である。 第5の実施の形態の浚渫方法を示し、(1)は斜視図、(2)は平面図である。 第6の実施の形態の浚渫方法に使用する浚渫用ポンプの断面図である。 (1)は第6の実施の形態の浚渫方法に使用する浚渫用ポンプの斜視図、(2)はサンドポケットの概念図である。 (1)は第7の実施の形態の浚渫方法に使用する浚渫用ポンプの斜視図、(2)はサンドポケットの概念図である。 第8の実施の形態の浚渫方法を示す平面図である。 従来の浚渫方法を示し、(1)は平面図、(2)は断面図である。
符号の説明
1、20、25、29、30、33、57 浚渫方法
2、60 海岸線
3、61 構造物
4 突堤
5 遮蔽物
6 海岸
7 遮蔽域
8、62 堆砂部
9 浚渫装置
10 岩礁
11 沿岸漂砂
12 波
13 砂の堆積した箇所
14、64 桟橋
15、34、52、65 浚渫ポンプ
16 遠心ポンプ
17 給水管
18、39、66 排砂管
19、63 侵食部
21、49、50、55、56、67 サンドポケット
22 幅広の部分
23 深い部分
24 漂砂
26 通過量の多い箇所
27 設置間隔
28 通過量の少ない箇所
31 法肩
32 崩壊用ジェットノズル
35 先端部
36 エジェクタノズル
37 高圧水噴射パイプ
38 吸引口
39 吸引パイプ
40 噴流パイプ
41 連結材
42 樋
43 圧送ポンプ
44 スカート部
45 のど部
46 拡散部
47 吸引部
48、54 ジェットノズル
58 折曲部
59 スラリーピット
68 港口

Claims (7)

  1. 海岸から所定距離の沖合、または海岸に構築された構造物から所定距離の沖合に遮蔽物を設置し、この遮蔽物と海岸または構造物との間の遮蔽域に沿岸漂砂によって堆砂部を形成し、該堆砂部に設置した浚渫装置で砂を吸い上げて他の箇所に排出することを特徴とする浚渫方法。
  2. 浚渫装置の浚渫用ポンプが千鳥配置されたことを特徴とする請求項1に記載の浚渫方法。
  3. 漂砂の通過量が多い箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置間隔を小さくし、漂砂の通過量が少ない箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置間隔を大きくしたことを特徴とする請求項1または2に記載の浚渫方法。
  4. 漂砂の通過量が多い箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置位置を深くし、漂砂の通過量が少ない箇所は浚渫装置の浚渫用ポンプの設置位置を浅くしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の浚渫方法。
  5. 浚渫装置の浚渫用ポンプが設置された間にサンドポケットの法肩を崩壊させる崩壊用ジェットノズルが設置されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の浚渫方法。
  6. 浚渫装置の浚渫用ポンプは、上側に折り曲げられた先端部にエジェクタノズルを備えた高圧水噴射パイプと、前記エジェクタノズルが吸引口の近傍に位置し、この吸引口内への高圧水の噴射によって周囲の土砂水を吸い込んで配送する排砂管と、前記吸引口の下方に位置した環状の噴流パイプとから構成され、該噴流パイプには吸引口に向けたジェットノズルが適宜間隔ごとに設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の浚渫方法。
  7. 浚渫装置の浚渫用ポンプは、上側に折り曲げられた先端部にエジェクタノズルを備えた高圧水噴射パイプと、前記エジェクタノズルが吸引口の近傍に位置し、この吸引口内への高圧水の噴射によって周囲の土砂水を吸い込んで配送する排砂管と、前記吸引口の下方に位置し真下に伸びた噴流パイプとから構成され、該噴流パイプには多数のジェットノズルが設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の浚渫方法。
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