JP4777928B2 - 水槽用ボックスホルダ及びこれを備えた水槽用各種ボックス - Google Patents

水槽用ボックスホルダ及びこれを備えた水槽用各種ボックス Download PDF

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Description

本発明は、観賞魚用の水槽の内壁に各種のボックスを固定するための水槽用ボックスホルダ、及びこれを備えた水槽用各種ボックスに関する。
観賞魚用の水槽には、同じ水槽の中で産卵期の親魚と親魚から産み落とされた稚魚(卵胎生魚)若しくは卵を各別に飼育するのに使用する産卵ボックス、同じ水槽の中でベタやエビ類など他の魚との混泳が困難な小型の生物を他の魚から隔離して育成するのに使用する生体用隔離ボックス、同じ水槽の中で観賞魚の稚魚のエサとして最適なブラインシュリンプエッグスなどを稚魚から隔離して孵化させるのに使用する孵化器など、各種のボックスが必要に応じて取り付けられる。これらのボックスは一般に、ボックスの背面壁に吸盤が取り付けられて、この吸盤を介して、水槽の内壁(ガラス面)に固定される。この種のボックス、及びこの種のボックスと水槽との固定構造が特許文献1などに記載されているので、参照されたい。
実開昭64−3561号公報
しかしながら、この種のボックスは、既述のとおり、ボックスの背面壁に吸盤が取り付けられて、この吸盤を介して、水槽の内壁(ガラス面)に固定されるため、水槽からボックスを取り外す場合に、ボックスの吸盤が水槽のガラス面に密に吸着して、ボックスとガラス面との間の隙間が小さいことから、吸盤は外れにくく、ボックスを水槽から容易に取り外すことできないという問題があった。ボックスが水槽からなかなか外れないと、これを無理に取り外そうとして、水槽を動かして水槽内の水をこぼしたり、ボックスの中に収容された魚や卵をボックスの内壁や仕切り板にぶつけて損傷させたりすることがあり、この点も配慮して、ボックスの取り外しは簡便であることが望ましい。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、観賞魚用水槽の内壁に固定する各種のボックスの取り付け及び取り外しを簡便に行うことのできる水槽用ボックスホルダ及びこれを備えた水槽用各種ボックスを提供すること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の水槽用ボックスホルダは、観賞魚用の水槽の内壁に、各種のボックスを固定するための水槽用ボックスホルダであって、前記水槽の内壁に固定するための吸盤を有し、前記ボックスと前記水槽の内壁との間に介在される基部と、前記基部に設けられて、前記ボックス背面の少なくとも左右方向両側に当接される背面支持部と、前記基部に設けられて、前記ボックス底面の背面側縁部を受ける底面受け部と、前記基部に設けられて、前記ボックス両側面の背面側縁部を支持する両側面支持部と、前記基部及び前記ボックス間に設けられて、前記ボックスを少なくとも正面側から背面側に向けて押えるボックス押え部と、を備え、前記基部を前記吸盤を介して前記水槽の内壁に固定して、前記基部に設けられた各部により前記ボックスを上下方向に着脱可能に保持することを要旨とする。
本発明はまた、次のように具体化される。第1に、基部は枠形状に形成されてその後面四隅に吸盤が取り付けられ、背面支持部が少なくとも前記基部両側の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部が前記基部の下部に前方に向けて突設され、両側面支持部が前記基部両側の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス押え部が、ボックスの両側面上部に両側方に向けて突設された突状部と、前記両側面支持部の上部に内方に向けて突設されて前記突状部に係合可能な係止部とにより構成される。第2に、基部はボックス背面の両側に対応する一対の基材により形成されて前記各基材の後面上下に吸盤が取り付けられ、背面支持部が前記各基材の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部が前記各基材の下部に前方に向けて突設され、両側面支持部が前記各基材の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス押え部が、ボックスの両側面上部に両側方に向けて突設された突状部と、前記両側面支持部の上部に内方に向けて突設されて前記突状部に係合可能な係止部とにより構成される。第3に、基部はボックス背面の四隅に対応する4つの基材により形成されて前記各基材の後面に吸盤が取り付けられ、背面支持部が前記各基材の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部が前記各基材のうち下部の各基材に前方に向けて突設され、両側面支持部が前記各基材の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス押え部が、ボックスの両側面上部に両側方に向けて突設された突状部と、前記各基材のうち上部の各基材の両側面支持部に内方に向けて突設されて前記突状部に係合可能な係止部とにより構成される。
また、本発明の水槽用各種ボックスは、観賞魚用の水槽の内壁に固定される各種ボックスにおいて、上記(記載)の水槽用ボックスホルダを備えたことを要旨とする。この場合、各種ボックスに産卵ボックス、生体用隔離ボックス、孵化器を含む。
本発明の水槽用ボックスホルダ及びこれを備えた水槽用各種ボックスは、上記の構成により、水槽用ボックスホルダの基部が吸盤を介して水槽の内壁に固定され、この基部の各部により各種ボックスが上下方向に着脱可能に保持されるので、各種ボックスを水槽に取り付ける場合、水槽用ボックスホルダを吸盤により水槽の内壁に固定しておき、このホルダにボックスを上から下に向けて嵌め込むか、あるいはホルダに各種ボックスを嵌め込み、このまま、ホルダを吸盤により水槽の内壁に固定すればよく、また、ボックスを水槽から取り外す場合は、このホルダに保持された各種ボックスを下から上に向けて持ち上げればよく、各種ボックスの水槽への取り付け及び取り外しを簡便に行うことができる。また、このホルダは、基部が枠形状に又は一対の基部材若しくは4つの基部材により形成され、その後面に吸盤が取り付けられるので、基部の吸盤が水槽の内壁から外しやすく、このホルダそれ自体も水槽の内壁から容易に取り外すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1を用いて説明する。図1に第1の実施の形態を示している。図1において、10は水槽用各種ボックスであり、1はこのボックスを水槽の内壁に取り付けるための水槽用ボックスホルダである。この実施の形態では、水槽用各種ボックス1を産卵箱として例示するので、以下の説明においては、このボックス10をベビーボックスという。そして、ここで水槽用ボックスホルダ1はベビーボックス用のボックスホルダとして例示し、以下の説明において、単にボックスホルダという。なお、このボックスホルダ1はベビーボックス10に付設される一部品として構成することができることは勿論のこと、それ単体で、既存のベビーボックス10を水槽に取り付けるための専用器具として構成することもできる。
ベビーボックス10は(透明の)プラスチック成形品で、ボックス本体101と、第1、第2の仕切り板110、115と、蓋117と、さらにフィルタ装置121とにより構成される。
ボックス本体101は上面に開口102を有する横長の略直方体状に、かつ正面の左右両側のコーナーにRを付けて形成され、左右の両側面壁103の上部、中間部、下部、さらに底面壁104に成魚及び稚魚、卵の通過を許さない(すなわち、通過不可能な)複数の通水孔105が形成されて、全体が通水構造になっている。このボックス本体101の場合、左右の各側面壁103の内側面下部には、(この内側面の)前後方向の中心を対称中心にして前後に対称的に突状部106が底面壁104から所定の高さまで設けられる。また、左右の各側面壁103の上縁部はその中央部分が少し凹状に切り欠かれ、左右の各側面壁103の下縁部はその中央部分が僅かに下方に向けて凸状に突出されて、これら凹部107と凸部108によりフィルタ装置の取付部109が設けられる。また、このようにフィルタ装置の取付部109が左右の各側面壁103に設けられた関係で、左右の両側面壁103の上部、中間部、下部の各通水孔105はフィルタ装置121の取り付け位置の範囲内に形成され、フィルタ装置121に対応される。この場合、左側面壁103の上部の通水孔105はフィルタ装置121の取り付け位置上において後側の半面又は前側の半面の範囲に、中間部、下部の各通水孔105はフィルタ装置121の取り付け位置上において前側の半面又は後側の半面の範囲に互い違いに設けられ、これとは反対に、右側面壁103の上部の通水孔はフィルタ装置121の取り付け位置上において前側の半面又は後側の半面の範囲に、中間部、下部の各通水孔105はフィルタ装置121の取り付け位置上において後側の半面又は前側の半面の範囲に互い違いに設けられる。このようにしてフィルタ装置の取付部109は1つのフィルタ装置121が左右の各側面壁103の取付部109のどちらにも(選択的に)取り付け可能に形成される。
第1の仕切り板110はボックス本体101内部を上下に区画するための板状の部品で、全体がボックス本体101の開口102に対応する大きさ及び形状に、かつ前後方向中心で折曲されて断面略V字形に形成されるとともに、前後方向中心(折曲部分)を溝形形状に形成されてその底面に稚魚や卵の通過を許し(すなわち、通過可能に)、反対に、親魚その他の成魚の通過は許さない(すなわち、通過不可能に)スリット111が開口される。また、この仕切り板110の場合、前後の各傾斜面の上面で左右方向中央にそれぞれ、一対の突状部112が第2の仕切り板115が嵌合可能な所定の隙間間隔で前後方向に向けて形成され、第2の仕切り板115のための取付溝113が併せて設けられる。なお、この仕切り板110は、図示のように、各傾斜面間に複数のリブが形成されて補強を施されることが好ましい。
第2の仕切り板115はボックス本体101内部の第1の仕切り板110で区画される上方の空間をさらに左右に区画するための板状の部品で、全体がボックス本体101内部の第1の仕切り板110上で上方の空間を左右方向両側に遮断可能な略五角形状で、かつその上部の両側が少し略L形に切り欠かれた外形に形成され、その略中央に成魚の通過を許さない通水孔116が形成される。
蓋117はボックス本体101の上面に対応する長方形状に、かつ正面側左右両側のコーナーにRを付けて形成され、その下面側で外周縁よりも内側にボックス本体101の上面開口102に嵌合可能な突状部が形成される。また、蓋117の中心には円形の穴119が形成され、その左右両側に複数の通気穴120が形成される。
フィルタ装置121は、フィルタケース122と、このフィルタケース122内に配置されるフィルタ材137及び散気部材138と、フィルタケース122に挿着されて散気部材138に連結される送気管139とにより構成される。フィルタケース122は(ボックス本体101の)側面壁103の高さ(上下方向の寸法)及び幅(前後方向の寸法)よりも小さい箱形形状で、側面壁103に対接される後面123を開口されて、当該側面壁103に対向される前面124と、前面124から上部後方に向けて断面略円弧状に連続される上面125と、前面124から下部後方に下方傾斜される下面126と、上面125、前面124及び下面126の断面形状に対応する両側面127の5面からなり、さらに上面125の上縁部から上方に延びる延長面128を有する。このような6面の構成において、下面126に成魚及び稚魚、卵の通過を許さない(すなわち、通過不可能な)複数の通水孔(図示省略)が形成され。また、一方の側面127には送気管139のための挿着部130が開口側から略U字形に切り欠かれて形成される。さらに、下面126の下縁部に上方に向けて僅かに突出する係止爪131が形成され、延長面128の上縁部に内側に向けて僅かに鉤状に突出する係止爪132が形成されて、これらの係止爪131、132によりフィルタ装置121をボックス本体101の取付部109に取り付けるための係着部133をなす。フィルタケース122の内部は両側面127、127間の中心位置で上面125から下面126近くまで、上面125及び前面124の内側面から各側面127と略同様な仕切り面134が突出されて、この仕切り面134を境にその片側一方にボックス本体101の各側面壁103の中間部及び下部の各通水孔105に対応するフィルタ材装填部135が形成され、他方にボックス本体101の各側面壁103の上部の通水孔105に対応する散気部材設置部136が形成される。この場合、仕切り面134の下部は切り欠かれていて、フィルタケース122内部のフィルタ材装填部135と散気部材設置部136は下部で連通される。フィルタ材装填部135にフィルタ材137が装填される。散気部材設置部136に散気部材138が側面127の挿着部130に挿着された送気管139の先端に支持されて設置される。
このベビーボックス10の場合、ボックス本体101の内部に第1の仕切り板110が配置されて、ボックス本体101の内部が上下に区画される。この場合、第1の仕切り板110(の略V字形の左右両端)をボックス本体101の左右各側面壁103、103の内側面に設けられた各突状部106、106に載せればよい。なお、この仕切り板110を取り外す場合は、仕切り板110を軽く上に引き上げればよい。これにより、この仕切り板110の上方に親魚のための第1の飼育室141が区画形成され、この仕切り板110の下方に稚魚、卵のための第2の飼育室142が区画形成され、この仕切り板110の前後の傾斜面により形成された断面V字形の谷部と、これらの傾斜面間の、稚魚、卵の通過を許し、成魚の通過を許さない長溝状のスリット111とより、第1、第2の飼育室141、142間に第1の飼育室141で親魚から産み落とされた稚魚又は卵を第2の飼育室142に誘導案内する案内路143が形成される。第2の仕切り板115は任意的に使用され、同時に2匹の親魚を収納する場合に、第1の仕切り板110上に第2の仕切り板115が配置されることで、第1の飼育室141をさらに左右に区画することができる。この場合、第2の仕切り板115を第1の仕切り板110上に形成された取付溝113に上から軽く差し込むだけでよい。なお、この仕切り板115を取り外す場合は、仕切り板115を軽く上に引き上げればよい。これにより、第1の飼育室141はさらに左右方向に均等に区画される。フィルタ装置121はボックス本体101の一方の側面壁103に取り付けられる。このフィルタ装置121は、既述のとおり、ボックス101の左右どちらの側面壁103にも取り付けることができ、この場合、フィルタケース122上部の係止爪132を側面壁103上部の凹部107に掛けて、フィルタケース122下部の係止爪131を側面壁103下部の凸部108に向けて軽く押圧することで、下部の係止爪131が下部の凸部108を乗り越えて係止され、上下の各係止爪132、131が側面壁103の取付部109に係着される。このようにしてフィルタ装置121が一方の側面壁103に取り付けられて、フィルタ装置121内部のフィルタ材装填部135が側面壁103の中間部及び下部の各通水孔105、105上に配置され、散気部材設置部136が側面壁103の上部の通水孔105上に配置される。そして、このボックス本体101の上面に蓋117が被せられる。この場合、蓋117の下面側の突状部をボックス本体101上面の開口102に合わせて、蓋107を上から軽く押せばよく、蓋117の突状部がボックス本体101上面の開口102に嵌入されて、蓋117がボックス本体101の上面に固定される。
このようにベビーボックス10は通水構造のボックス本体101からなり、このボックス本体101内部に、親魚のために区画された第1の飼育室141と、稚魚又は卵のために区画された第2の飼育室142と、各飼育室141、142間に形成され、第1の飼育室141で親魚から産み落とされた稚魚又は卵を第2の飼育室142に誘導案内する案内路143とを備え、また、ボックス本体101の一方の側面壁103にフィルタ装置121が付けられる。
一方、ボックスホルダ1は、水槽の内壁に固定するための吸盤12を有し、ボックス本体101と水槽の内壁との間に介在される基部11と、基部11に設けられて、ボックス本体101の背面の少なくとも左右方向両側に当接される背面支持部13と、基部11に設けられて、ボックス本体101の底面を受ける底面受け部14と、基部11に設けられて、ボックス本体101の両側面を支持する両側面支持部15と、基部11及びボックス本体101間に設けられて、ボックス本体101を少なくとも正面側から背面側に向けて押えるボックス本体押え部16とにより構成される。この場合、ボックスホルダ1は(透明の)プラスチック成形品で、基部11は枠形状に形成されるとともに、この基部11に他の各部13〜16が一体に形成される。ここで基部11はボックス本体101の背面の外形よりも少し大きい矩形の枠形状に形成され、上部、下部、及び両側部からなり、各部に所定の幅(この場合、吸盤12の直径よりも小さい)を有し、厚さは適宜の寸法(ボックス本体101の厚さと略同じか僅かに小さい)が設定される。この基部11の四隅には吸盤取付穴11aが設けられ、これら4つの取付穴11aにこの基部11の後面側から4つの吸盤12が裏面の固定用の突起12aを圧入されて取り付けられる。背面支持部13は基部11の上部の内側縁及び外側縁と両側部の内側縁に前方に向けて直角に突設される。この背面支持部13は基部11から大きく突出される必要はなく、少なくとも、基部11から前方に向けて突出される吸盤12の突起12aよりも少し前方に突出される程度でよい。厚さは適宜の寸法(基部11と略同じ)が設定される。底面受け部14は基部11の下部に内側縁に前方に向けて直角に突設される。この底面受け部14はボックス本体101の底面の背面側縁部を支持できる程度に突出される。厚さは適宜の寸法が設定される(基部11と略同じ)。両側面支持部15、15は基部11両側部の外側縁に前方に向けて直角に突設される。この両側面支持部15、15はボックス本体101の両側面の背面側縁部を支持できる程度に突出される。ボックス本体押え部16は、ボックス本体101の両側面上部に両側方に向けて突設された突状部162、162と、両側面支持部15、15の上部に内方に向けて突設されて、ボックス本体101の各突状部162、162に係合可能な係止部161、161とにより構成される。各突状部162、162はボックス本体101の両側面最上部に両側方に向けて適宜突出されればよく、各係止部161、161は両側面支持部15、15の最上部に内方に向けて適宜突出されればよい。
ベビーボックス10は、図8に示すように、このボックスホルダ1を介して水槽に取り付けられる。この場合、まず、図8(1)に示すように、ボックスホルダ1の上下方向を水槽の上下方向に合わせ、ボックスホルダ1の後面四隅の各吸盤12を水槽の内壁上部の取り付け位置に対向させて、各吸盤12をガラス面に吸着固定する。そして、このボックスホルダ1にベビーボックス10を上から下に向けて嵌め込めばよい。この場合、図8(2)に示すように、ボックスホルダ1の上で、ボックス本体101の上下、前後、左右の各方向をボックスホルダ1の上下、前後、左右の各方向に対応させ、ボックス本体101の各側面と背面との直角の角をボックスホルダ1の基部11両側部と両側面支持部15、15との直角のコーナーに入れて、ボックス本体101をそのまま下方にスライドさせる。図8(3)に示すように、ボックス本体101の底面がボックスホルダ1の底面受け部14に当たったところで、ボックス本体101の上部両側に外方に突出する各突状部162に対して、直前位置で、ボックスホルダ1の上部両側に内方に突出する各係止部161が対接し、両者が係合される。これにより、ボックス本体101は、背面をボックスホルダ1上部及び両側部の背面支持部13により当接された状態で、底面(の背面側縁部)がボックスホルダ1下部の底面受け部14に支持されるとともに、両側面(の背面側縁部)がボックスホルダ1両側部の両側面支持部15、15で支持され、そして両側面上部の各突状部162、162とボックスホルダ1両側部上部の各係止部161、161との係合により、ボックス本体101全体が正面側から背面側に向けて押えられて、ボックスホルダ1の各部13〜16により保持される。また、ボックス本体101を水槽に取り付ける場合、あらかじめボックスホルダ1にボックス本体101を嵌め込んでおき、このまま、このボックスホルダ1を4つの吸盤12により水槽の内壁に固定するようにしてもよい。また、ベビーボックス10を水槽から取り外す場合は、このボックスホルダ1に保持されたボックス本体101を下から上に向けて持ち上げればよい。ボックス本体101を一時的に取り外す場合は、ボックスホルダ1を水槽に付けたままにしておけばよく、ボックス本体101をこのボックスホルダ1に同様の要領で取り付けることができる。また、ボックス本体101とともにボックスホルダ1も取り外すときは、基部11が枠形状に形成され、その後面に吸盤12が取り付けられているので、基部11の上から吸盤12の周囲を掴み、各吸盤12を直接水槽のガラス面から剥がして、ボックスホルダ1を水槽から取り外せばよい。
なお、このベビーボックス10の使い方について簡単に説明しておくと、ベビーボックスを水槽の内壁に取り付けた後、(図1を参照すると)フィルタ装置121の送気管139にエア供給用のホースを連結して、エアポンプを(図示省略)接続する。そして、このエアポンプを作動することにより、エアが供給され、ホース、送気管139を通じて、散気装置138から泡状にして放出される。泡はフィルタ装置138が取り付けられた一方の側面壁103上部の通水孔105を通じて、ボックス本体101内部に送り出される。このエアにより、ボックス本体101内部に緩やかな水流が作り出され、水の腐敗が防止されるとともに、ボックス本体101の外から水が取り入れられる。この場合、水はフィルタケース122下面の通水孔を通じて取り入れられ、フィルタ材137を通して濾過されながら、フィルタ装置121が取り付けられた一方の側面壁103中間部及び下部の各通水孔105を通じて、ボックス本体101内部に送り出される。このようにしてベビーボックス10内部に産卵期の親魚の飼育に好適な環境が作られ、第1の飼育室141で親魚を飼育することができる。そして、親魚から稚魚や卵が産み落とされると、この稚魚や卵がボックス本体101の第1の仕切り板110の断面V字形状部(谷)に沿って誘導され、最下部の溝形形状部のスリット111を通じて、下方の第2の飼育室142内に落下する。この第2の飼育室142で稚魚や卵を親その他の成魚から隔離して育成することができる。
以上説明したように、このボックスホルダ1は、ベビーボックス10を水槽の内壁に取り付けるための別体の器具で、水槽の内壁に固定するための吸盤12を有し、ボックス本体101と水槽の内壁との間に介在される基部11と、基部11に一体に設けられて、ボックス本体101の背面の少なくとも左右方向両側に当接する背面支持部13と、基部11に一体に設けられて、ボックス本体101の底面の背面側縁部を受ける底面受け部14と、基部11に一体に設けられて、ボックス本体101の両側面の背面側縁部を支持する両側面支持部15、15と、基部11とボックス本体101との間に設けられて、ボックス本体101を少なくとも正面側から背面側に向けて押えるボックス本体押え部16、16とにより構成され、ボックスホルダ1を基部11の吸盤12を介して水槽の内壁に固定し、基部11に設けられた各部13〜16によりボックス本体101を上下方向に着脱可能に保持するようにしたので、ベビーボックス10を水槽に取り付ける場合は、ボックスホルダ1を吸盤12により水槽の内壁に固定しておき、このボックスホルダ1にボックス本体101を上から下に向けて嵌め込むか、あるいはボックスホルダ1にボックス本体101を嵌め込み、このまま、このボックスホルダ1を吸盤12により水槽の内壁に固定すればよく、ベビーボックス10を水槽から取り外す場合は、このボックスホルダ1に保持されたボックス本体101を下から上に向けて持ち上げればよく、非常にシンプルな形の器具でありながら、ベビーボックス10の水槽への取り付け、取り外しを簡便に行うことができる。また、このボックスホルダ1の場合、基部11を矩形状の枠状に形成し、その後面四隅に4つの吸盤12を取り付けているので、基部11の上から吸盤12の周囲を掴んで、各吸盤12を直接水槽のガラス面から剥がしやすく、このボックスホルダ1それ自体も水槽の内壁から容易に取り外すことができる。したがって、このボックスホルダ1及びこれを用いたベビーボックス10によれば、従来のように、ベビーボックスが水槽からなかなか外れないために、これを無理に取り外そうとして、水槽を動かして水槽内の水をこぼしたり、ベビーボックスの中で稚魚や卵、また成魚を産卵箱の内壁や仕切り板にぶつけて損傷させたりすることがない。
また、このベビーボックス10においては、ボックス本体101の側面にフィルタ装置121を備え、このフィルタ装置121はボックス本体101の前後方向(正面及び背面方向)に対応する前後方向の片側一方にエアを供給する散気装置設置部136を、他方に水をろ過するフィルタ材装填部135を有し、上部及び下部に係止爪131、132が設けられ、ボックス本体101の両側面にフィルタ装置121の散気装置設置部136に連通される通水孔105とフィルタ材装填部135に連通される通水孔105が相互に反転された状態に形成され、上部及び下部にフィルタ装置121の各係止爪131、132に係合可能な凹部107及び凸部108を設けられて、フィルタ装置121がボックス本体101の両側面に選択的に取り付けられるので、散気部材138に接続するエアポンプの設置位置やこのエアポンプの電源の位置に応じて、フィルタ装置121の取り付け位置を変えることができるなど、利便性の向上を図ることができる。
図2乃至図5に第2乃至第5の実施の形態を示している。これらの実施の形態はいずれも、第1の実施の形態とはボックスホルダの形状のみが異なるもので、ボックスホルダのみを例示している。
図2に示すように、第2の実施の形態では、基部21が略U字形に形成され、この場合、第1の実施の形態における枠形状の基部11から上部が取り除かれた形状で、その後面四隅(第1の実施の形態における四隅に対応する位置)にそれぞれ、吸盤22が取り付けられる。そして、背面支持部23が基部21両側の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部24が基部21の下部に前方に向けて突設され、両側面支持部25、25が基部21両側の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス本体押え部26、26が、ボックス本体101の両側面上部に両側方に向けて突設された突状部162、162(図1参照)と、両側面支持部25、25の上部に内方に向けて突設されて突状部162、162に係合可能な係止部261、261とにより構成される。このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
図3に示すように、第3の実施の形態では、基部31が略逆U字形に形成され、この場合、第1の実施の形態における枠形状の基部から下部が取り除かれた形状で、その後面四隅(第1の実施の形態における四隅に対応する位置)にそれぞれ、吸盤32が取り付けられる。そして、背面支持部33が基部31上部及び両側の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部34が基部31両側の下部に前方に向けて突設され、両側面支持部35、35が基部31両側の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス本体押え部36、36が、ボックス本体101の両側面上部に両側方に向けて突設された突状部162、162(図1参照)と、両側面支持部35、35の上部に内方に向けて突設されて突状部162、162に係合可能な係止部361、361とにより構成される。このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
図4に示すように、第4の実施の形態では、基部41がボックス本体の背面両側に対応する一対の基材により形成され、この場合、第1の実施の形態における枠形状の基部から上部及び下部が取り除かれた形状で、各基材の後面上下に吸盤42が取り付けられる。そして、背面支持部43が各基材の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部44が各基材の下部に前方に向けて突設され、両側面支持部45、45が各基材の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス本体押え部46、46が、ボックス本体101の両側面上部に両側方に向けて突設された突状部162、162(図1参照)と、両側面支持部45、45の上部に内方に向けて突設されて突状部162、162に係合可能な係止部461、461とにより構成される。このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
図5に示すように、第5の実施の形態では、基部51がボックス本体の背面の四隅に対応する4つの基材により形成され、この場合、第1の実施の形態における枠形状の基部から四隅のみを残した形状で、各基材の後面に吸盤52を取り付けられる。そして、背面支持部53が各基材の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部54が各基材のうち下部の各基材に前方に向けて突設され、両側面支持部55、55が各基材の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス本体押え部56、56が、ボックス本体101の両側面上部に両側方に向けて突設された突状部162、162(図1参照)と、各基材のうち上部の各基材の両側面支持部55、55に内方に向けて突設されて突状部162、162に係合可能な係止部561、561とにより構成される。このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、第1の実施の形態から第5の実施の形態までベビーボックス及びベビーボックス用のボックスホルダを例示したが、本発明はベビーボックスに限定されるものではなく、その他の各種ボックスにも同様に適用することができる。その具体例として、第6の実施の形態に生体用隔離ボックス60及び生体用隔離ボックス用のボックスホルダ6を例示し、第7の実施の形態に孵化器70及び孵化器用のボックスホルダ7を例示した。
図6に第6の実施の形態を示している。図6に示すように、生体用隔離ボックス60は(透明の)プラスチック成形品で、ボックス本体601と、仕切り板615と、蓋617とにより構成される。この場合、ボックス本体601は大きさ、形状その他の構成が既述のベビーボックス10(のボックス本体101)と略同様で、このボックス本体601の場合、正面壁及び背面壁の内面で左右方向中央下部にそれぞれ、一対の突状部612が仕切り板615が嵌合可能な所定の隙間間隔で上下方向に向けて形成され、仕切り板615のための取付溝613が設けられる。このボックス本体601の構成についてはベビーボックス10(のボックス本体101)の説明と重複するので、ここではベビーボックス10と共通の事項に同じ符号を付してその説明を省略する。仕切り板615はボックス本体601内部の空間を左右に区画するための板状の部品で、全体がボックス本体601内部の空間を左右方向両側に遮断可能に左右の側面壁103と略同形状に形成され、その略中央に魚の通過を許さない通水孔616が形成される。蓋617は大きさ、形状その他の構成が既述のベビーボックス10の蓋117と略同様に形成される。この蓋117の構成についてもベビーボックス10(の蓋117)の説明と重複するので、ここではベビーボックス10と共通の事項に同じ符号を付してその重複した説明を省略する。このようにボックス本体601がベビーボックス10のボックス本体101と共通する関係で、ボックスホルダ6もまたベビーボックス10用のボックスホルダ1と同様に形成され、第1の実施の形態と同じ構成を備える。このボックスホルダ6についてもベビーボックス10用のボックスホルダ1の説明と重複するので、ここではベビーボックス10と共通の事項に同じ符号を付してその重複した説明を省略する。このようにして生体用隔離ボックス60は、仕切り板615がボックス本体601内部に正面壁及び背面壁に形成された取付溝613に上から差し込まれて配置され、ボックス本体601内部が左右に区画される。そして、このボックス本体601の上面に蓋617が被せられる。この生体用隔離ボックス60は、ベビーボックス10と同様に、図8に示すように、ボックスホルダ6を介して水槽に取り付けられ、この取り付け及び取り外しについて第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。なお、この実施の形態では、ボックスホルダ6について第1の実施の形態のボックスホルダ1と同様の構成を例示したが、第2乃至第5の実施の形態と同様の構成に変えることができ、このようにしても第1の実施の形態のボックスホルダ1と同様の作用効果を得ることができる。
図7に第7の実施の形態を示している。図7に示すように、孵化器70は(透明の)プラスチック成形品で、2つの平面形状の側面壁701、701と、1つの曲面形状の側面壁702と、略漏斗状の底面壁703と、1つの脚壁704とからなり、上面が開口される。この場合、2つの平面形状の側面壁701、701はそれぞれ縦長の長方形に形成され、これらの側面壁701、701が水平断面が略L字形の直角に接合される。なお、この孵化器70の場合、一方の側面壁701の左右両側縁部で上部所定の位置に突状部712、712が側方に向けて突出される。1つの曲面形状の側面壁702は円弧状に形成され、直角の2つの側面壁701、701間の上半部側で各側縁部間に接合される。底面壁703は略漏斗状に形成され、直角の2つの側面壁701、701間の下半部側で曲面状の側面壁702の下縁部と2つの側面壁701、701の壁面から下方に向けて突出される。脚壁704は水平断面が略Т字形の全体が柱状に形成され、曲面形状の側面壁702の下部中央から平面形状の各側面壁701、701と平行に下方に向けて、各側面壁701、701の下端と同じ位置まで突出される。ボックスホルダ7は基本的に第1の実施の形態と同じ構成を備え、孵化器70の一方の平面形状の側面壁701の外形に合わせて全体が縦長に形成される点が第1の実施の形態と異なるだけなので、ここでは第1の実施の形態のボックスホルダ1と共通の事項に同じ符号を付してその重複した説明を省略する。このようにして孵化器70は、ベビーボックス10と同様に、ボックスホルダ7を介して水槽に取り付けられ、この取り付け及び取り外しについて第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。なお、この実施の形態では、ボックスホルダ7について第1の実施の形態のボックスホルダ1と同様の構成を例示したが、第2乃至第5の実施の形態と同様の構成に変更することもでき、このようにしても第1の実施の形態のボックスホルダ1と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記各実施の形態では、ボックスホルダ1〜7のボックス本体押え部16、26、36、46、56を構成する一方の突状部112、612、712をボックス本体101、601、701に一体に形成しているが、この突状部112、612、712をボックスホルダ1〜7の一部品として別体に形成し、接着剤その他の固定手段を介してボックス本体に後付けで接合するようにしてもよい。この場合、突状部112、612、712をその凸形状部とともにボックス本体に対する取付部をボックス本体の取付位置の表面形状に合わせて形成することが好ましい。このようにすることで(突状部を有しない)既存の各種ボックスにもボックスホルダを適用することができる。
また、上記各実施の形態では、ベビーボックス10、生体用隔離ボックス60、孵化器70、及びそれぞれのボックスホルダ1、6、7を例示したが、これらのボックス10、60、70以外にも、観賞魚用の水槽の内壁に取り付けて使用する各種ボックスに基本的に同様の構成を有するボックスホルダを採用することができ、同様の作用効果を奏することができることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態における水槽用各種ボックス及び水槽用ボックスホルダの斜視図 本発明の第2の実施の形態における水槽用ボックスホルダの斜視図 本発明の第3の実施の形態における水槽用ボックスホルダの斜視図 本発明の第4の実施の形態における水槽用ボックスホルダの斜視図 本発明の第5の実施の形態における水槽用ボックスホルダの斜視図 本発明の第6の実施の形態における水槽用各種ボックス及び水槽用ボックスホルダの斜視図 本発明の第7の実施の形態における水槽用各種ボックス及び水槽用ボックスホルダの斜視図 第1、第6及び第7の各実施の形態における水槽用各種ボックスを同水槽用ボックスホルダを用いて水槽の内壁に取り付ける場合の手順を示す斜視図
符号の説明
1 水槽用ボックスホルダ
11、21、31、41、51 基部
11a 吸盤取付穴
12、22、32、42、52 吸盤
12a 突起
13、23、33、43、53 背面支持部
14、24、34、44、54 底面受け部
15、25、35、45、55 側面支持部
16、26、36、46、56 ボックス本体押え部
161、261、361、461、561 係止部
10 ベビーボックス(水槽用各種ボックス)
101 ボックス本体
102 開口
103 側面壁
104 底面壁
105 通水孔
106 突状部
107 凹部
108 凸部
109 フィルタ装置の取付部
110 第1の仕切り板
111 スリット
112 一対の突状部
113 取付溝
114 リブ
115 第2の仕切り板
116 通水孔
117 蓋
118 突状部
119 穴
120 通気穴
121 フィルタ装置
122 フィルタケース
123 後面
124 前面
125 上面
126 下面
127 側面
128 延長面
130 挿着部
131 係止爪
132 係止爪
133 係着部
134 仕切り面
135 フィルタ材装填部
136 散気部材設置部
137 フィルタ材
138 散気部材
139 送気管
141 第1の飼育室
142 第2の飼育室
143 案内路
162 突状部
6 ボックスホルダ
60 生体用隔離ボックス
601 ボックス本体
612 一対の突状部
613 取付溝
615 仕切り板
616 通水孔
617 蓋
7 ボックスホルダ
70 孵化器
701 平面形状の側面壁
702 曲面形状の側面壁
703 底面壁
704 脚壁
712 一対の突状部

Claims (6)

  1. 観賞魚用の水槽の内壁に、各種のボックスを固定するための水槽用ボックスホルダであって、
    前記水槽の内壁に固定するための吸盤を有し、前記ボックスと前記水槽の内壁との間に介在される基部と、
    前記基部に設けられて、前記ボックス背面の少なくとも左右方向両側に当接される背面支持部と、
    前記基部に設けられて、前記ボックス底面の背面側縁部を受ける底面受け部と、
    前記基部に設けられて、前記ボックス両側面の背面側縁部を支持する両側面支持部と、
    前記基部及び前記ボックス間に設けられて、前記ボックスを少なくとも正面側から背面側に向けて押えるボックス押え部と、
    を備え、
    前記基部を前記吸盤を介して前記水槽の内壁に固定して、前記基部に設けられた各部により前記ボックスを上下方向に着脱可能に保持することを特徴とする水槽用ボックスホルダ。
  2. 基部は枠形状に形成されてその後面四隅に吸盤が取り付けられ、背面支持部が少なくとも前記基部両側の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部が前記基部の下部に前方に向けて突設され、両側面支持部が前記基部両側の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス押え部が、ボックスの両側面上部に両側方に向けて突設された突状部と、前記両側面支持部の上部に内方に向けて突設されて前記突状部に係合可能な係止部とにより構成される請求項1に記載の水槽用ボックスホルダ。
  3. 基部はボックス背面の両側に対応する一対の基材により形成されて前記各基材の後面上下に吸盤が取り付けられ、背面支持部が前記各基材の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部が前記各基材の下部に前方に向けて突設され、両側面支持部が前記各基材の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス押え部が、ボックスの両側面上部に両側方に向けて突設された突状部と、前記両側面支持部の上部に内方に向けて突設されて前記突状部に係合可能な係止部とにより構成される請求項1に記載の水槽用ボックスホルダ。
  4. 基部はボックス背面の四隅に対応する4つの基材により形成されて前記各基材の後面に吸盤が取り付けられ、背面支持部が前記各基材の内側縁に前方に向けて突設され、底面受け部が前記各基材のうち下部の各基材に前方に向けて突設され、両側面支持部が前記各基材の外側縁に前方に向けて突設され、ボックス押え部が、ボックスの両側面上部に両側方に向けて突設された突状部と、前記各基材のうち上部の各基材の両側面支持部に内方に向けて突設されて前記突状部に係合可能な係止部とにより構成される請求項1に記載の水槽用ボックスホルダ。
  5. 観賞魚用の水槽の内壁に固定される各種ボックスにおいて、請求項1乃至請求項4に記載の水槽用ボックスホルダを備えたことを特徴とする水槽用各種ボックス。
  6. 各種ボックスに産卵ボックス、生体用隔離ボックス、孵化器を含む請求項5に記載の水槽用各種ボックス。
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