JP4774992B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
像担持体上に形成したトナー画像を、転写ローラの静電気力で被転写媒体に転写する画像形成装置では、適切な転写を行うために、転写ローラの静電気力を一定に保つ必要がある。転写ローラに用いられる導電性樹脂などは、雰囲気の温度や湿度で導電抵抗が変化するため、従来の画像形成装置では、起動時および所定の時間間隔や印刷枚数ごと、或いは、機内環境の変化を検出した際は、非画像形成時に転写ローラに定電流電源で一定の電流を流し、その電圧降下を測定することで、転写ローラの電気抵抗を確認し、所定の静電気力を与えることができる印加電圧(バイアス)を設定する印加電圧決定制御(Automatic Transfer Voltage ControlやProgrammable Transfer Voltage Control)を行っている。
転写品質を良好に維持しようとすれば、印加電圧決定制御の回数が多くなり、画像形成可能な処理量が低下するだけでなく、印加電圧決定制御時の動作によって装置の寿命を縮めるという問題がある。
特許文献1では、転写ローラの電気抵抗の変化と雰囲気の絶対湿度(絶対水分量)との相関関係が高いことに着目し、画像形成装置の起動時に印加電圧決定制御を行い、雰囲気の絶対湿度によって起動時の印加電圧決定制御により算出した印加電圧を補正する発明が記載されている。しかしながら、絶対湿度が一定であっても、雰囲気温度が変わると転写ローラの電気抵抗が変化する場合がある。
特開2003−57968号公報
前記問題点に鑑みて、本発明は、雰囲気の温度や湿度が変化しても、できるだけ印加電圧決定制御を行わずに、転写ローラに印加する電圧を適切に持つことができる画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供することを課題とする。
前記問題点に鑑みて、本発明による画像形成装置は、トナー画像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成したトナー画像を静電気力で被転写媒体に転写する転写ローラと、雰囲気の温度を検出する温度検出手段と、雰囲気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段とを備えた画像形成装置であって、前記画像形成装置が、非画像形成時に前記転写ローラに電流を流して前記転写ローラの電気特性を測定する印加電圧決定制御を行い、前記印加電圧決定制御により測定した前記転写ローラの電気特性とともに、前記印加電圧決定制御の際の雰囲気の温度および絶対湿度を記憶し、画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内であれば、現在の雰囲気の温度と、直前の前記印加電圧決定制御時の前記転写ローラの電気特性および雰囲気の温度とに基づいて前記転写ローラに印加する電圧を決定し、画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内でなければ、再度、前記印加電圧決定制御を行って測定した前記転写ローラの電気特性を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定するものとする。
この構成によれば、雰囲気の絶対湿度および温度の変化に応じて、転写ローラに印加する電圧を決定するので、頻繁な印加電圧決定制御を行わなくても、転写に係る静電気力を適切な強さに維持することができる。
また、本発明の画像形成装置において、起動時に前記印加電圧決定制御を行い、前記絶対湿度検出手段が検出した絶対湿度を複数の湿度レベルのいずれかに区分し、画像形成時の前記湿度レベルが直前の前記印加電圧決定制御時の湿度レベルと異なる場合には、再度、前記印加電圧決定制御を行って測定した前記転写ローラの電気特性を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定して前記トナー画像の転写を行い、画像形成時の前記湿度レベルが直前の前記印加電圧決定制御時の湿度レベルと同じ場合には、直前の前記印加電圧決定制御時の前記転写ローラの電気特性をその際の雰囲気温度と現在の雰囲気温度とによって補正した値を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定して前記トナー画像の転写を行ってもよい。
この構成によれば、絶対湿度を複数の湿度レベルに区分することで、各湿度レベルごとに、印加電圧を雰囲気温度の変化量で補正する適切な近似式を設定して、転写に係る静電気力を許容範囲内に収めることができる。また、湿度レベルが変化したときには、新たに印加電圧決定制御を行うので、適切な静電気力を新たに設定できる。このように、最低限度の印加電圧決定制御を行って静電気力を適切に保つことで、画像の品質を維持しながら稼働率を高めることができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記像担持体は、感光体または中間転写体であってもよく、前記転写媒体は、中間転写体であってもよい。また、前記転写ローラは、イオン導電性の外表面を有してもよい。
また、本発明によれば、トナー画像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成したトナー画像を静電気力で被転写媒体に転写する転写ローラと、雰囲気の温度を検出する温度検出手段と、雰囲気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段とを備える画像形成装置の制御方法は、非画像形成時に前記転写ローラに電流を流して前記転写ローラの電気特性を測定する印加電圧決定制御を行い、前記印加電圧決定制御により測定した前記転写ローラの電気特性とともに、前記印加電圧決定制御の際の雰囲気の温度および絶対湿度を記憶し、画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内であれば、現在の雰囲気の温度と、直前の前記印加電圧決定制御時の前記転写ローラの電気特性および雰囲気の温度とに基づいて前記転写ローラに印加する電圧を決定し、画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内でなければ、再度、前記印加電圧決定制御を行って測定した前記転写ローラの電気特性を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定する方法とする。
この方法によれば、できるだけ印加電圧決定制御を行わず、雰囲気の温度や湿度を基にして印加電圧を補正するので、転写にかかる静電気力を適切な範囲内に保つことができる。
以上のように、本発明の画像形成装置は、雰囲気の温度と絶対湿度とを基にして、転写ローラの印加電圧を定めるので、画像形成装置の転写にかかる静電気力を適正に保つことができる。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明による画像形成装置の一つの実施形態であるタンデム型カラーディジタル複写機1を示す。複写機1は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部2と、イメージリーダ部2が読み取った画像データを処理する制御部3と、制御部3が処理した画像データを基に、記録シート(被転写媒体)S上に画像をプリント(画像形成)するプリンタ部4とからなる。
イメージリーダ部2は、CCDセンサによって、原稿画像を、赤(R),緑(G),青(B)の三色に分解して読み取り、電気信号に変換する公知のスキャナを有する。また、イメージリーダ部2は、ユーザインターフェイスであり、表示装置と操作釦とを有するパネル部5を備える。
制御部3は、イメージリーダ部2が読み取ったR,G,Bの画像データを処理し、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4色の画像データに変換する。C,M,Y,Bの各画像データは、制御部3に設けた画像メモリ6に格納される。
プリンタ部4は、メモリ6からY,M,C,Kの画像データを、それぞれ、1走査ラインごとに読み出して、作像部7Y,7M,7C,7Kで各色のトナー画像を形成し、1次転写ローラ8Y,8M,8C,8Kで中間転写ベルト(像担持体、被転写媒体または中間転写体)9に1次転写する。中間転写ベルト9に転写されたトナー画像は、給紙部10から供給された記録シートSに、2次転写ローラ11によって2次転写され、定着器12で熱によって記録シートSに定着される。
作像部7Y,7M,7C,7Kは、それぞれ、感光体(像担持体)13Y,13M,13C,13Kと、感光体13Y,13M,13C,13Kを帯電させる帯電器14Y,14M,14C,14Kと、レーザダイオードが発生するレーザ光線によって感光体13Y,13M,13C,13Kを露光して、選択的に除電することで静電潜像を形成する露光器15Y,15M,15C,15Kと、感光体13Y,13M,13C,13Kに形成した静電潜像にトナーを供給する現像器16Y,16M,16C,16Kと、1次転写後に感光体13Y,13M,13C,13Kに残留するトナーを取り除くクリーナ17Y,17M,17C,17Kとを有する。
中間転写ベルト9は、駆動ローラ18と従動ローラ19との間に掛け渡され、テンションばね20によって張力が与えられ、矢印方向に回動させられる。
記録シートSは、給紙部10から給紙ローラ21によって一枚ずつ取り出され、シート検出センサ22で先端位置を検出されて、中間転写ベルト9の回動にタイミングを合わせて、レジストローラ23によって、中間転写ベルト9と2次転写ローラ11との間に送り込まれる。
プリンタ部4は、さらに、2次転写ローラ11によって記録シートSに転写できずに中間転写ベルト9に残留するトナーを掻き落とすベルトクリーナ24を有する。ベルトクリーナ24は、中間転写ベルト9から掻き落としたトナーをスクリュ25で送り出し、ジョイント26を介して廃トナーボックス27に貯蔵する。
また、プリンタ部4は、機内の環境を検出するセンサ、つまり、トナー画像を転写する部位の雰囲気の温度を検出する温度センサ(温度検出手段)28と、トナー画像を転写する部位の雰囲気の絶対湿度を検出する湿度センサ(絶対湿度検出手段)29とを有している。
1次転写ローラ8Y,8M,8C,8Kには、印加電圧(バイアス電圧)が印加され、感光体13Y,13M,13C,13Kに画像を形成しているトナーを吸引することで、トナー画像を中間転写ベルト9に転写させる。また、2次転写ローラ11も、同様に、印加電圧が印加されて、静電気力によって中間転写ベルト9上のトナー画像を吸引して記録シートSに転写させる。この2次転写ローラ11は、記録シートSに当接する外表面がイオン導電性のNBRで形成されている。
図2に、2次転写ローラ11に印加電圧を印加する回路の構成を示す。印加電圧は、転写高圧電源30によって2次転写ローラ11に印加され、駆動ローラ18を接地することで基準電位を定めている。転写高圧電源30の出力電圧は、不図示のコントローラが出力するディジタル信号HVinをD/Aコンバータ31でアナログ信号に変換して転写高圧電源30に入力することで決定される。また、転写高圧電源30は、定電流発生装置としても使用可能であり、定電流出力時の電圧降下Vを電圧降下検出回路32で検出し、A/Dコンバータ33で電圧降下Vをディジタル変換したディジタル信号HVoutをコントローラに出力できるようになっている。
複写機1のプリンタ部4は、2次転写ローラ11によるトナー画像の転写を最適化するために印加電圧決定制御を行う。この印加電圧決定制御は、転写高圧電源30を定電流装置として使用し、2次転写ローラ11に所定の電流を通電させ、2次転写ローラ11における電圧降下Vを測定することで、2次転写ローラ11の抵抗値を算定し、2次転写時の2次転写ローラ11表面の電流(電荷量)を適正量に維持することができる印加電圧VTを決定する処理である。
プリンタ部4は、印加電圧決定制御時に温度センサ28が検出した雰囲気の温度Tと、湿度センサ29が検出した雰囲気の絶対湿度とを記憶する。その際、絶対湿度は、図3に示すような湿度レベルに区分して、そのときの湿度レベルが記憶される。
図4に、印加電圧決定制御の際に、2次転写ローラ11に定電流を通電した時の電圧降下の、雰囲気の温度および絶対湿度の違いによる変化を示す。2次転写ローラ11のイオン導電性樹脂は、低湿度ほど電圧降下が小さく、つまり、抵抗値が小さい。また、2次転写ローラ11での電圧降下は、絶対湿度が高い場合は、温度に依存しないが、絶対湿度が低くなると温度が高くなるほど電圧降下が小さくなる。
図5に示すように、図4のような雰囲気の温度や絶対湿度による2次転写ローラ11での電圧降下Vの変化に比べると、製造ロットの違いなどによる個体差は、殆ど無視できるものである。
図6に、プリンタ部4の画像形成(プリント)動作の流れを示し、その制御について詳しく説明する。
複写機1の電源を入れると、先ず、プリンタ部4は、ステップS1において印加電圧決定制御を行い、そのときの雰囲気の温度および湿度レベルを記憶する。そして、ステップS2で制御部3からの印刷指示を待ち、印刷指示を受けたなら、ステップS3において、湿度センサ29が検出した現在の雰囲気の湿度レベルと、直近の印加電圧決定制御時に記憶した湿度レベルとを比較する。
ステップS3で、現在の湿度レベルと直近の印加電圧決定制御時の湿度レベルとが同じであれば、ステップS4に進んで、改めて印加電圧決定制御を行うことなく、図7に示すように、直近の印加電圧決定制御において検出した電圧降下Vを現在の温度Tで補正し、算定電圧降下Vを算出する。そして、この算定電圧降下Vに基づいて印加電圧VTを定める。印加電圧VTは、図8に示すように、湿度レベルに応じて算定電圧降下Vによって定める。
印加電圧VTを定めたら、ステップS5において、感光体13Y,13M,13C,13Kにトナー画像を形成し、中間転写ベルト9に1次転写し、記録シートSに2次転写して定着器12で定着させる一連のプリント動作(画像形成動作)を行い、ステップS2の待機状態に戻る。
一方、ステップS3で、現在の湿度レベルと直近の印加電圧決定制御時の湿度レベルとが異なっていれば、つまり、直近の印加電圧決定制御時から雰囲気の湿度レベルが変化していれば、ステップS6に進んで、改めて印加電圧決定制御を行い、印加電圧VTを定め、ステップS5に進んでプリント動作を行う。
このように、本実施形態の複写機は、湿度レベルが変化しない限り、印加電圧決定制御を行わず、温度補正によって適切な印加電圧VTが求められなくなるような湿度レベルの変化があったときだけ、印加電圧決定制御を行う。これによって、常に2次転写ローラ11の帯電量を適正な量に維持しながら、プリント可能時間(実稼働可能時間)が長く、無駄なエネルギー消費や装置の摩耗がない。
本実施形態では、ステップS5のプリント動作の度に、ステップS3において湿度レベルの変化を確認しているが、所定のプリント枚数ごと、或いは、所定の時間経過ごとに湿度レベルを確認してもよい。
本発明は、2次転写だけでなく、感光体13Y,13M,13C,13Kから1次転写ローラ8Y,8M,8C,8Kによる中間転写ベルト9への1次転写における、1次転写ローラ8Y,8M,8C,8Kの静電気力を適正に保つためにも適用できる。
中間転写ベルト9に代えて円筒形の中間転写体を用いてもよい。
また、2次転写ローラ11(1次転写ローラ8Y,8M,8C,8Kも同様)は、NBRに限らず、表面がイオン導電性のウレタンゴムやヒドリンゴムなどで形成されてもよい。
前記実施形態では、絶対湿度を5つのレベルに区分しているが、より多くのレベルに区分してもよく、絶対湿度の値を直接記憶し、テーブルや関係式によって湿度レベルの変化を判断してもよい。
また、印加電圧決定制御は、非画像形成時に所定の電圧を印加して電流値を測定することによって適切な印加電圧を求めるものであってもよい。
本発明の実施形態の複写機の概略図。 図1の複写機の2次転写の印加電圧を印加する回路の構成図。 図1の複写機における絶対湿度の湿度レベル区分表。 図1の2次転写ローラの電圧降下の変化を示すグラフ。 図1の2次転写ローラの抵抗のロット差を示すグラフ。 図1の複写機におけるプリントと印加電圧決定制御との流れ図。 図1の複写機における算定電圧降下の算出テーブル。 図1の複写機における印加電圧の算出テーブル。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
9 中間転写ベルト(像担持体)
11 2次転写ローラ
28 温度センサ(温度検出手段)
29 湿度センサ(絶対湿度検出手段)
電圧降下(電気特性)
算定電圧降下
VT 印加電圧(バイアス電圧)
記憶している温度
現在の温度
S 記録シート(被転写媒体)

Claims (7)

  1. トナー画像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成したトナー画像を静電気力で被転写媒体に転写する転写ローラと、
    雰囲気の温度を検出する温度検出手段と、
    雰囲気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段とを備えた画像形成装置であって
    前記画像形成装置が、
    非画像形成時に前記転写ローラに電流を流して前記転写ローラの電気特性を測定する印加電圧決定制御を行い、
    前記印加電圧決定制御により測定した前記転写ローラの電気特性とともに、前記印加電圧決定制御の際の雰囲気の温度および絶対湿度を記憶し、
    画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内であれば、現在の雰囲気の温度と、直前の前記印加電圧決定制御時の前記転写ローラの電気特性および雰囲気の温度とに基づいて前記転写ローラに印加する電圧を決定し、
    画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内でなければ、再度、前記印加電圧決定制御を行って測定した前記転写ローラの電気特性を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置が、
    起動時に前記印加電圧決定制御を行い、
    前記絶対湿度検出手段が検出した絶対湿度を複数の湿度レベルのいずれかに区分し、
    画像形成時の前記湿度レベルが直前の前記印加電圧決定制御時の湿度レベルと異なる場合には、再度、前記印加電圧決定制御を行って測定した前記転写ローラの電気特性を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定して前記トナー画像の転写を行い、
    画像形成時の前記湿度レベルが直前の前記印加電圧決定制御時の湿度レベルと同じ場合には、直前の前記印加電圧決定制御時の前記転写ローラの電気特性をその際の雰囲気温度と現在の雰囲気温度とによって補正した値を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定して前記トナー画像の転写を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体は、感光体または中間転写体であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記被転写媒体は、中間転写体であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写ローラは、イオン導電性の外表面を有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. トナー画像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成したトナー画像を静電気力で被転写媒体に転写する転写ローラと、雰囲気の温度を検出する温度検出手段と、雰囲気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    非画像形成時に前記転写ローラに電流を流して前記転写ローラの電気特性を測定する印加電圧決定制御を行い、
    前記印加電圧決定制御により測定した前記転写ローラの電気特性とともに、前記印加電圧決定制御の際の雰囲気の温度および絶対湿度を記憶し、
    画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内であれば、現在の雰囲気の温度と、直前の前記印加電圧決定制御時の前記転写ローラの電気特性および雰囲気の温度とに基づいて前記転写ローラに印加する電圧を決定し、
    画像形成時に、雰囲気の絶対湿度が所定の範囲内でなければ、再度、前記印加電圧決定制御を行って測定した前記転写ローラの電気特性を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 起動時に前記印加電圧決定制御を行い、
    前記絶対湿度検出手段が検出した絶対湿度を複数の湿度レベルのいずれかに区分し、
    画像形成時の前記湿度レベルが直前の前記印加電圧決定制御時の湿度レベルと異なる場合には、再度、前記印加電圧決定制御を行って測定した前記転写ローラの電気特性を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定して前記トナー画像の転写を行い、
    画像形成時の前記湿度レベルが直前の前記印加電圧決定制御時の湿度レベルと同じ場合には、直前の前記印加電圧決定制御時の前記転写ローラの電気特性をその際の雰囲気温度と現在の雰囲気温度とによって補正した値を基に前記転写ローラに印加する電圧を決定して前記トナー画像の転写を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の制御方法。
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