JP4773992B2 - 車両の空気力測定装置及び空気力測定方法 - Google Patents

車両の空気力測定装置及び空気力測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、特に風洞内に車両を設置し、車両に加わる空気力を測定する車両の空気力測定装置及び空気力測定方法に関する。
従来、図8に図示のように、建屋内のピット100にローラ102を収納するとともに、ローラ102上に車両6の車輪を載置し、ピット100内のローラ102の前方側には空気の送出、加熱、冷却の各機能を有する空調部を設け、この空調部からの送風を床を貫通して設けたエアダクトを介して車両6の前方から吹き付け、色々な環境での車両の走行試験を行うものが提案されている(例えば、特許文献1。)。
しかしながら、特許文献1には、車両6に加わる空気力を測定する手段については何等記載されていない。
また、本願の出願人は、図9に図示のように、風が流れる風洞の測定部と、モーション装置とを具備し、モーション装置は、車両載置台104、及びこの載置台104を下側から支持して可動させる台駆動部105を有し、車両載置台104はその少なくとも上面を測定部内に位置して設けられ、かつ、この上面に測定機器を搭載した車両6を載置し、車両6を載せた車両載置台104を動かすことによって風洞内で車両6を動かしながら、風洞を通る風の車両6への影響を測定するものを提案した(例えば、特許文献2。)。
なお、1aは風洞の床、102はローラ、103は車輪受け、106は固定基板である。
しかしながら、特許文献2には、車両6を載せた車両載置台104を動かす手段について記載されているものの、空気力を測定する手段については記載されていない。
また、従来、自動車における空気力学的測定のための方法として、図10に図示のように、車両6の車輪7をフラットベルト111に搭載し、フラットベルト111を駆動する駆動モータ112を計量器プレート110内に搭載し、駆動モータ112と計量器プレート110との間にロードセル115を配置され、風洞計量器113と計量器プレート110との間にロードセル116、117、118が収容されて、ロードセル115、116、117、118により、生じる力とモーメントを調査するものが提案されている(例えば、特許文献3。)。
しかしながら、特許文献3に記載のものでは、ロードセル115、116、117、118にて測定される測定値は、空気により発生する小さな値の空気力と車両等の非常に大きな力とが合計された値である。
即ち、風洞計量器113を図示略の加振器上に搭載し、車両6を加振させて、路面の凸凹を模擬しながら空気力を測定する場合、空気力に比べて、加振器による加振力が圧倒的に大きくなり、相対的に小さな空気力を測定することが困難であるという問題がある。
特開平9−61307号公報 特開2001−324409号公報 特表平11−509926号公報
本発明は、上記問題点を解決するために提案されたものであって、風により車両に加わる空気力測定装置を測定することのできる車両の空気力測定装置及び空気力測定方法を提供することを目的とする。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもので、特許請求の範囲に記載された各発明は、車両の空気力測定装置及び空気力測定方法として、それぞれ以下に述べる各手段を採用したものである。
(1)第1の手段の車両の空気力測定装置は、
風洞内に設置された加振装置と、
前記加振装置上に載置された車両と前記風洞の内壁とを連結する付加用油圧シリンダと、
前記付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部に介装されたロードセルと、
前記付加用油圧シリンダの他端付近の前記風洞の内壁、又は前記車両、又は前記加振装置に取付けられた変化量検出器と、
を備えたことを特徴とする。
(2)第2の手段の車両の空気力測定装置は、
風洞内に設置された加振装置と、
前記加振装置上に載置された車両の前方、前方左右上面、後方上面及び前後の側面と前記風洞の内壁或いは基礎上に立設された支柱とを連結する少なくとも6本の付加用油圧シリンダと、
前記各付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部に介装された少なくとも6個のロードセルと、
前記各付加用油圧シリンダの他端付近の前記風洞の内壁或いは前記支柱に取付けられた少なくとも6個の変化量検出器、又は前記車両の前部及び後部に取付けられた少なくとも2個の変化量検出器、又は前記加振装置に取付けられた少なくとも1個の変化量検出器と、
を備えたことを特徴とする。
(3)第3の手段の車両の空気力測定装置は、
風洞と、
前記風洞内に設置された加振装置と、
前記加振装置上に載置された車両と、
前記車両の前方、前方左右上面、後方上面及び前後の側面と前記風洞の内壁或いは基礎上に立設された支柱とを連結する少なくとも6本の付加用油圧シリンダと、
前記各付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部に介装された少なくとも6個のロードセルと、
前記各付加用油圧シリンダの他端付近の前記風洞の内壁或いは前記支柱に取付けられた少なくとも6個の変化量検出器、又は前記車両の前部及び後部に取付けられた少なくとも2個の変化量検出器、又は前記加振装置に取付けられた少なくとも1個の変化量検出器と、
を備えたことを特徴とする。
(4)第4の手段の車両の空気力測定装置は、第1乃至3のいずれかの手段において、
風があるときに、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を駆動して加振制御量を演算し、
無風状態で、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を前記加振制御量で駆動すると共に前記各付加用油圧シリンダを駆動し、
前記各ロードセルにより空気力を測定する車両試験監視制御装置を備えたことを特徴とする。
(5)第5の手段の車両の空気力測定装置は、第4の手段において、
前記車両の変化量とは、変位、速度、加速度のいずれかであり、
変化目標値とは、変位目標値、速度目標値、加速度目標値のいずれかであることを特徴とする。
(6)第6の手段の車両の空気力測定装置は、第1乃至5のいずれかの手段において、
前記加振装置は、
前記風洞内の基礎上に前後左右位置に各々連結された4組の6自由度油圧シリンダ群と、
前記各6自由度油圧シリンダ群上に各々連結された4個の載置用架台と、
前記各載置用架台上に各々取付けられた4個のフラットベルトとを備えたことを特徴とする。
(7)第7の手段の車両の空気力測定方法は、
風洞内に設置された加振装置上に車両の車輪を載置し、
前記車両と前記風洞の内壁とを付加用油圧シリンダにより連結し、
前記付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部にロードセルを介装すると共に、
前記付加用油圧シリンダの他端付近の前記の風洞の内壁、又は前記車両、又は前記加振装置に変化量検出器を取付け、
前記風洞内に風を発生させて、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を駆動して加振制御量を演算し、
その後、風を停止して、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を加振制御量で駆動すると共に前記各付加用油圧シリンダを駆動し、
前記各ロードセルにより空気力を測定することを特徴とする。
(8)第8の手段の車両の空気力測定方法は、第7の手段において、
前記車両の変化量とは、変位、速度、加速度のいずれかであり、
変化目標値とは、変位目標値、速度目標値、加速度目標値のいずれかであることを特徴とする。
(9)第9の手段の車両の空気力測定方法は、第7又は8の手段において、
前記加振装置は、
前記風洞内の基礎上に前後左右位置に各々連結された4組の6自由度油圧シリンダ群と、
前記各6自由度油圧シリンダ群上に各々連結された4個の載置用架台と、
前記各載置用架台上に各々取付けられた4個のフラットベルトとを備えたことを特徴とする。
特許請求の範囲に記載の各請求項に係る発明の車両の空気力測定装置及び空気力測定方法は、上記の各手段を採用しているので、以下の効果を奏する。
車両を加振装置により駆動すると共に、車両に連結された付加用油圧シリンダを空気力に見合うように駆動することにより、車両と付加用油圧シリンダとの間に介装されたロードセルにて検出された付加荷重は空気力に相当する値となるため、加振装置による加振力の大小に関係なく、加振力より相対的に小さな空気力を、正確に測定することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両の空気力測定装置の全体概略図、図2は、同要部拡大側面図、図3は、同要部拡大平面図である。
図4は、図2、図3における6自由度油圧シリンダ群の詳細図である。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る空気力測定装置における制御装置の制御回路図、図6は、同制御装置の演算処理ブロック図である。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る車両の空気力測定装置の全体概略図である。
(風洞試験装置の全体の構成)
先ず、風洞試験装置の全体の構成につき説明する。
図1に図示のように、閉ループ状の風洞1内には、風洞1内に風を流すための送風機2が取付けられている。
送風機2はその回転速度を自在に調節でき、それにより風洞内を流れる風の速度を任意に変えることができるようになっている。
風洞1内の曲がり部には、風洞1内を流れる風の向きを円滑に変えるために変流翼3が取付けられ、風洞1内の適宜箇所に空気冷却器4が取付けられている。
風洞1の直線部には、測定部5が形成されている。
また、風洞1における測定部5の前方側部分は、測定部に向けて絞られており、測定部5を流れる風速が増大するようになっている。
そして、測定部5の風洞の床1a上に測定対象の車両6を載置し、送風機2により風を発生させ、車両6に加わる空気力を測定する。
(車両の駆動機構の構成)
次に、車両の空気力測定装置における車両の駆動機構の構成につき説明する。
図2、図3、図4に図示のように、風洞の床1a(風洞の内壁の一部)上の前方(上流)側及び後方(下流)側には、2個の基礎10(試験場における床の場合も含む)が風洞1内の風の流れの方向に設置されている。
前方側の基礎10の上面には、2組の前方の6自由度油圧シリンダ群11a、11bが、左右方向に並べて連結されている。
また、後方側の基礎10の上面にも、2組の後方の6自由度油圧シリンダ群11c、11dが、左右方向に並べて連結されている。
更に、前方左側の6自由度油圧シリンダ群11aの上端は、前方左側の載置用架台12aの下面に連結されている。
前方右側の6自由度油圧シリンダ群11bの上端は、前方右側の載置用架台12bの下面に回転軸を介して連結されている。
後方左側の6自由度油圧シリンダ群11cの上端は、後方左側の載置用架台12cの下面に回転軸を介して連結されている。
後方右側の6自由度油圧シリンダ群11dの上端は、後方右側の載置用架台12dの下面に回転軸を介して連結されている。
この4組の6自由度油圧シリンダ群11a〜11dは、図4に図示のように、各々、載置用架台12a〜12dの前方中央と基礎10a、10bの前方左側とを回転軸(ユニバーサルジョイント:以下同様)を介して連結されたシリンダP1、載置用架台12a〜12dの前方中央と基礎10a、10bの前方右側とを回転軸を介して連結されたシリンダP2、載置用架台12a〜12dの後方左側と基礎10a、10bの前方左側とを回転軸を介して連結されたシリンダP3、載置用架台12a〜12dの後方右側と基礎10a、10bの前方右側とを回転軸を介して連結されたシリンダP4、載置用架台12a〜12dの後方左側と基礎10a、10bの後方中央とを回転軸を介して連結されたシリンダP5、載置用架台12a〜12dの後方右側と基礎10a、10bの後方中央とを回転軸を介して連結されたシリンダP6とにより構成されている。
そして、各載置用架台12a〜12dは、6本のシリンダP1〜P6を個々に伸縮させることにより、各々独立して、前後左右の任意の方向に傾斜、昇降、或いは、任意の角度で左右方向に旋回させられるようになっている。
各載置用架台12a〜12dの上面には、各々フラットベルト13a〜13d及びフラットベルト13a〜13dの回転軸を駆動するベルト駆動モータ14a〜14dが取付けられている。
各フラットベルト13a〜13dの他方の回転軸は、軸受15に軸支されている。
各ベルト駆動モータ14a〜14dは、ブレーキ及び減速機が内蔵されている。
そして、加振装置9aは、4組の6自由度油圧シリンダ群11と、各6自由度油圧シリンダ群11上に各々連結された4個の載置用架台12と、各載置用架台12上に各々取付けられ、車両6の車輪7が載置される4個のフラットベルト13とにより構成されている。
また、各載置用架台12a〜12dと車両6とは、車両6の各車輪7a〜7dがフラットベルト13a〜13dから外れないように、複数本(少なくとも2本以上)の車両拘束リンク16により連結されている。
(空気力測定のために必要なセンサ、機器の構成)
次に、空気力測定のために必要なセンサ、機器の構成につき説明する。
図2、図3に図示のように、車両6の前方と風洞1内の風洞の床1aに設けられた支柱1cとは、略水平に設けられた少なくとも1本の前後方向の付加用油圧シリンダ20dにより回転軸を介して連結されている。
前後方向の付加用油圧シリンダ20dと車両6との接続部には、前後方向のロードセル21dが介装されている。
更に、支柱1cの後方には、車両6の前端までの距離を測定する前後方向の変化量検出器22dが取付けられている。
そして、風洞試験において、風の影響により車両6が前後方向に変位すると、前後方向の変化量検出器22dにより風の影響による前後方向の変位量が検出され、風の無い状態において、風があったときと同一の前後方向の変位量になるように、前後方向の付加用油圧シリンダ20dが駆動され、その時の荷重が前後方向のロードセル21dにより検出されるようになっている。
車両6の前方上面2箇所及び後方上面1箇所と風洞1内の風洞の天板1b(風洞の内壁の一部)とは、略垂直に設けられた少なくとも3本の垂直方向の付加用油圧シリンダ20a、20b、20cにより回転軸を介して連結されている。
3本の垂直方向の付加用油圧シリンダ20a、20b、20cと車両6との接続部には、各々垂直方向のロードセル21a、21b、21cが介装されている。
更に、風洞の天板1bには、車両6の前部上面或いは後部上面までの距離を測定する垂直方向の変化量検出器22a、22b、22cが取付けられている。
なお、これらの3本の垂直方向の付加用油圧シリンダ20a、20b、20c等は、前方に1本、後方に2本連結するようにしても良く、更には、前方、後方に2本ずつの合計4本連結するようにしても良い。
そして、風洞試験において、風の影響により車両6が上下方向に変位すると、各垂直方向の変化量検出器22a、22b、22cにより風の影響による少なくとも3箇所の垂直方向の変位量が検出され、風の無い状態において、風があったときと同一の垂直方向の変位量になるように、各垂直方向の付加用油圧シリンダ20a、20b、20cが駆動され、その時の荷重が各々垂直方向のロードセル21a、21b、21cにより検出されるようになっている。
車両6の側面の前後2箇所と風洞1内の風洞の側壁1d(風洞の内壁の一部)とは、略水平に設けられた2本の左右方向の付加用油圧シリンダ20e、20fにより回転軸を介して連結されている。
2本の左右方向の付加用油圧シリンダ20e、20fと車両6の側面の接続部には、各々左右方向のロードセル21e、21fが介装されている。
更に、風洞の側壁1dには、車両6の側面までの距離を測定する左右方向の変化量検出器22e、22fが取付けられている。
なお、変化量検出器22a〜22fの一例としては、例えば、レーザー距離計がある。
そして、風洞試験において、風の影響により車両6が左右方向に変位すると、2本の左右方向の付加用油圧シリンダ20e、20fにより風の影響による左右方向の変位量が検出され、風の無い状態において、風があったときと同一の左右方向の変位量になるように、2本の左右方向の付加用油圧シリンダ20e、20fが駆動され、その時の荷重が各々各々左右方向のロードセル21e、21fにより検出されるようになっている。
(制御装置の構成)
次に、制御装置の構成につき、図5に基づいて説明する。
図5に図示のように、本発明の第1の実施形態に係る車両の空気力測定装置は、各種機器の運転条件(風速、車速度等)、稼動スケジュール(各時刻における車両6の変化目標値(変位目標値、速度目標値或いは加速度目標値)等を入力する入力器34(CD等の記録媒体を読み込むリーダー)、入力或いは測定された各テータを記憶するメモリー32、各種のセンサから測定された測定値を受信し、これらの測定値に基づき、各油圧シリンダの伸縮量(加振制御量)を演算すると共に各油圧シリンダに制御信号を出力する演算処理器33(CPU)、表示器31等を有する車両試験監視制御装置30を備えている。
変位目標値とは、空気力のある状態で車両が走行しているときに、路面の凹凸に等により車両6が動揺して前後、上下、左右に変位する値をいう。
したがって、この変位目標値は、路面の凹凸に起因する車両6の動揺に空気力によるものが加わった値となる。
また、この変位目標値は、車両6が実際に道路を走行したときの車両6の上下、前後、左右の動揺の推移を時刻と共に実測し、それを元に予め求められた値である。
車両試験前の事前準備のために、車両試験監視制御装置30の入力器34により、運転条件(風速、車速度等)、稼動スケジュール(各時刻における車両6の変位目標値)等が入力され、メモリー32に記憶されるようになっている。
6個のロードセル21a〜21fにより検出、測定された各荷重測定値は、車両試験監視制御装置30に入力されて、各測定時刻と共にメモリー32に記憶されるようになっている。
6個の変化量検出器22a〜22fにより検出、測定された各変位測定値も、車両試験監視制御装置30に入力されて、測定時刻と共にメモリー32に記憶されるようになっている。
なお、各変位測定値は、空気力測定開始直前に、各変化量検出器22a〜22fからの出力がゼロになるようにセットすることにより、測定中において各変化量検出器22a〜22fからの出力をそのまま各々変位測定値とすることができる。
この場合、各変位目標値はそのまま使用する。
或いは、空気力測定開始直前の各変化量検出器22a〜22fからの出力値を各々開始前変位測定値としてメモリー32に記憶しておき、測定中において各変化量検出器22a〜22fからの出力値からこの各開始前変位測定値を引いた値を各々変位測定値とすることができる。
この場合も、変位目標値はそのまま使用する。
更には、空気力測定開始直前の各変化量検出器22a〜22fからの出力値である各開始前変位測定値を各々変位目標値に加算し、各開始前変位測定値が加算された各変位目標値を各々新たな変位目標値としてとしてメモリー32に記憶しておくことにより、測定中において各変化量検出器22a〜22fからの出力をそのまま使用することができる。
以下、変位測定値を空気力測定開始直前に各変化量検出器22a〜22fからの出力がゼロになるようにセットしたときのもの、変位目標値を静止時からの各目標変位を表すものとして説明するが、これに限定されるものではなく、上記の種々の例の場合も含むものとする。
このようにすることにより、風洞1内における車両6の設置位置、付加用油圧シリンダ20a〜20f及び変化量検出器22a〜22fの取付け位置を自由に設定できる。
演算処理器33は、メモリー32に記憶された各時刻における各変位目標値に基づき、4組の6自由度油圧シリンダ群11a〜11dの各シリンダP1〜P6(合計24本の油圧シリンダ)の各時刻における制御量(以下、6自由度油圧シリンダ制御量と称する)を演算するものである。
演算された各時刻における各6自由度油圧シリンダ制御量は各6自由度油圧シリンダ制御弁ユニット23a〜23dに出力され、各6自由度油圧シリンダ群11a〜11dは、各6自由度油圧シリンダ制御量に基づき個別に駆動(前後左右動、上下動、回転動)されるようになっている。
また、車両試験監視制御装置30には、各フラットベルト13a〜13dを駆動する各ベルト駆動モータ14a〜14dを制御するフラットベルト制御器25、送風機2を制御する送風機制御器26も接続されている。
(制御)
次に、図6に基づいて、車両試験監視制御装置30による演算、処理、制御の内容につき説明する。
先ず、事前準備として、予め、運転条件(風速、車速度等)、横軸を時刻とした各6自由度油圧シリンダ群11の稼動スケジュール(各時刻における車両6の変位目標値)を入力器34により入力しメモリー32に記憶する。
また、各時刻における各6自由度油圧シリンダ制御量も演算しメモリー32に記憶する(ステップS1)。
各種データの設定(入力、記憶)が完了すると、車両試験を開始し、フラットベルト制御器25を介して各フラットベルト13を駆動すると共に、送風機制御器26に送風機2の駆動開始信号を出力する(ステップS2)。
各フラットベルト13の回転数及び風速が所定の値になったら、測定を開始する(ステップS3)。
そして、各時刻における各6自由度油圧シリンダ制御量に基づき、各6自由度油圧シリンダ群11a〜11dを駆動する。
この時、各時刻における車両6の各部位の変位は各変化量検出器22a〜22fにて測定され、測定された風のある状態での各変位測定値は、メモリー32に測定時刻と共に記憶される(ステップS4)。
測定終了後、各時刻において、風のある状態での各変位測定値が各変位目標値と一致したか(差が許容値以内か)否かを判定する(ステップS5)。
もし、一致していなければ(差が許容値以上)、各6自由度油圧シリンダ群11a〜11dを駆動するための各6自由度油圧シリンダ制御量を修正する(ステップS6)。
メモリー32内の6自由度油圧シリンダ制御量は、この修正された6自由度油圧シリンダ制御量に置き換えられる。
そして、再度、修正された6自由度油圧シリンダ制御量に基づき各6自由度油圧シリンダ群11a〜11dを駆動し、風のある状態での測定を行なう(ステップS3、S4、S5)。
なお、ステップS3、S4、S5は、各変位測定値と各変位目標値との差が許容値以内となるまで繰り返し実行される。
各変位測定値と各変位目標値との差が許容値以内と判断される(ステップS5)と、送風機制御器26に送風機2の停止信号を出力する(ステップS7)。
そして、無風状態になったら、無風状態での測定を開始する(ステップS8)。
先ず、各6自由度油圧シリンダ群11a〜11dを、メモリー32に最後に記憶された6自由度油圧シリンダ制御量に基づき駆動する。
この時、各時刻における車両6の各変位は各変化量検出器22a〜22fにより測定され、測定された無風状態での各変位測定値はメモリー32に測定時刻と共に記憶される(ステップS9)。
これと同時に、各ロードセル21a〜21fにて、各時刻における各付加荷重が測定され、メモリー32に記憶される(ステップS10)。
測定終了後、各時刻において、無風状態での各変位測定値が変位目標値と一致したか(差が許容値以内か)否かが判定される(ステップS11)。
なお、1回目での測定では、無風状態において、風のある状態での6自由度油圧シリンダ制御量に基づき各6自由度油圧シリンダ群11a〜11dを制御するため、当然、無風状態での各変位測定値は変位目標値(風のある状態のもの)と一致しない。
なお、この時点における変位目標値は、ステップS1にて入力された変位目標値に代えて、ステップS4にて最後に計測された変位測定値を新たな変位目標値とすることができる。
そこで、無風状態での各変位測定値と各変位目標値とを一致させるために、各時刻における各付加用油圧シリンダ20a〜20fの各付加油圧シリンダ制御量が演算(修正)される(ステップS12)。
この各付加油圧シリンダ制御量は、時刻と共にメモリー32に記憶される。
次に、再度、風のない状態で、測定を開始する(ステップS8)。
先ず、各6自由度油圧シリンダ群11a〜11dを各6自由度油圧シリンダ制御量(風があるときのもの)に基づき制御する(ステップS9)と共に、各付加用油圧シリンダ20a〜20fを各付加油圧シリンダ制御量に基づき制御する(ステップS13)。
このとき、各付加用油圧シリンダ20a〜20fにより車両6に加わる力が、空気力に相当するものとなる。
同時に、各時刻において、各変化量検出器22a〜22fにより無風状態での各変位測定値が測定され、各ロードセル21a〜21fにより各時刻における各付加荷重が測定され、メモリー32に記憶される(ステップS10)。
なお、ステップS8、S9、S10、S13、S11、S12は、各変位測定値と各変位目標値との差が許容値以内となるまで繰り返し実行される。
各時刻において、無風状態での各変位測定値が各変位目標値と一致(各変位測定値と各変位目標値との差が許容値以内)したと判断される(ステップS11)と、メモリー32に記憶された各付加荷重を空気力とし、結果を表示器31に表示する(ステップS14)。
このとき、各ロードセル21a〜21fにて測定された各付加荷重は、各付加用油圧シリンダ20a〜20fに加えられた力、即ち空気力に相当するもののみとなり、6自由度油圧シリンダ群による加振力の大小に関係なく、加振力より相対的に小さな空気力を、正確に測定することが可能となる。
なお、上記のものは、計測、演算、処理において、測定変位(距離)及び目標変位につき説明したが、これに限定されるものではなく、その他の、速度或いは加速度等の変化量を使用しても良い。
この場合、車両の変化量とは、変位測定値、速度測定値、加速度測定値のいずれか或いは併用した値であり、変化目標値とは、変位目標値、速度目標値、加速度目標値のいずれか或いは併用した値となる。
また、周知のように、変化量検出器22a〜22fにて測定された変化量が変位(距離)の場合は、速度或いは加速度は1回微分或いは2回微分することにより求められ、測定された変化量が速度の場合は、変位或いは加速度は積分或いは微分することにより求められ、測定された変化量が加速度の場合は、変位或いは速度は2回積分或いは1回積分することにより求めることができる。
また、変化量検出器22a〜22fに代えて、加振装置9a、9bに、車輪7a〜7dの接地圧を検出する変化量検出器としてのロードセルを設けても良い。
この場合、図5、図6に図示の制御装置においては、測定変位を測定荷重、変位目標値を荷重目標値に置き換えることにより、上記と同様に、加振装置による加振力の大小に関係なく、加振力より相対的に小さな空気力を、正確に測定することが可能となる。
次に、図7に基づき、本発明の第2の実施形態に係る車両の空気力測定装置につき説明する。
本発明の第2の実施形態に係る車両の空気力測定装置では、本発明の第1の実施形態のものに対し、6自由度油圧シリンダ群11a〜11d、フラットベルト13a〜13d等からなる6自由度の加振装置9aに代えて、昇降用シリンダ17、ローラ19等からなる1自由度の加振装置9bが風洞1内に設置されている。
また、図2に図示の支柱1cを省略し、付加用油圧シリンダ20dの他端(車両6と反対側)は、風洞の床1aに軸支されている。
また、変化量検出器としては、速度計(或いは加速度計)28が、車両6の前部及び後部に少なくとも2個取付けられている。
なお、付加用油圧シリンダ20a〜20f、ロードセル21a〜21f及び制御装置は、本発明の第1の実施形態のものと同様に設けられている。
本発明の第2の実施形態に係る車両の空気力測定装置において、1自由度の加振装置9bは、風洞1の下部の床上に設置された2個の昇降用シリンダ17と、各昇降用シリンダ17のピストン上端に各々取付けられた昇降床18と、各昇降床18上に各々設置されたにローラ19とにより構成されている。
なお、昇降用シリンダ17、昇降床18及びローラ19からなる1自由度の加振装置9bは、前方の車輪7a、7bにのみ設けるようにしても良い。
この場合、図5、図6に図示の制御装置においては、測定変位を測定速度(或いは測定加速度)、変位目標値を速度目標値(或いは加速度目標値)に置き換えることにより、本発明の第1の実施形態のものと同様に、加振装置による加振力の大小に関係なく、加振力より相対的に小さな空気力を、正確に測定することが可能となる。
或いは、変化量検出器としての速度計(加速度計)28にて検出された値を1回積分或いは2回積分して測定変位(距離)を求めることにより、図5、図6に図示の本発明の第1の実施形態における制御装置を使用することができる。
本発明の第2の実施形態に係る車両の空気力測定装置においても、本発明の第2の実施形態のものと同様の作用効果を奏する。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
例えば、空気力を測定するためには、必ずしも車輪7a〜7dを回転させる必要はなく、加振装置9a、9bにおいて、フラットベルト13a〜13d、或いはローラ19を省略しても良い。
また、加振装置としては、1自由度或いは6自由度のものに限定されるものではなく、1〜6自由殿加振装置が採用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る車両の空気力測定装置の全体概略図である。 同要部拡大側面図である。 同要部拡大平面図である。 図2、図3における6自由度油圧シリンダ群の詳細図である。 本発明の第1の実施形態に係る空気力測定装置における制御装置の制御回路図である。 同制御装置の演算処理ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両の空気力測定装置の全体概略図である。 従来の車両の環境試験装置の側面図である。 従来の車両の風洞試験装置の概略構成図である。 従来の自動車における空気力学的測定の要部拡大側面図である。
符号の説明
1 風洞
1a 風洞の床
1b 風洞の天板
1c 支柱
1d 風洞の側壁
2 送風機
3 変流翼
4 空気冷却器
5 測定部
6 車両
7a〜7d 車輪
9a、9b 加振装置
10 基礎
11a〜11d 6自由度油圧シリンダ群
12a〜12d 載置用架台
13a〜13d フラットベルト
14a〜14d ベルト駆動モータ
15 ベルト軸受
16 車両拘束リンク
17 昇降用シリンダ
18 昇降床
19 ローラ
20a〜20f 付加用油圧シリンダ
21a〜21f ロードセル
22a〜22f 変化量検出器
23a〜23d 6自由度油圧シリンダ制御弁ユニット
24a〜24f 付加用油圧シリンダ制御弁ユニット
25 フラットベルト制御器
26 送風機制御器
27 支持台
28 速度計(加速度計)
30 車両試験監視制御装置
31 表示器
32 メモリー
33 演算処理器
34 入力器
100 ピット
101 床
102 ローラ
103 車輪受け
104 車両載置台
105 駆動アクチュエータ
106 固定基板
110 計量器プレート
111 フラットベルト
112 駆動モータ
113 風洞計量器
114 支持ユニット
115〜118 ロードセル

Claims (9)

  1. 風洞内に設置された加振装置と、
    前記加振装置上に載置された車両と前記風洞の内壁とを連結する付加用油圧シリンダと、
    前記付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部に介装されたロードセルと、
    前記付加用油圧シリンダの他端付近の前記風洞の内壁、又は前記車両、又は前記加振装置に取付けられた変化量検出器と、
    を備えたことを特徴とする車両の空気力測定装置。
  2. 風洞内に設置された加振装置と、
    前記加振装置上に載置された車両の前方、前方左右上面、後方上面及び前後の側面と前記風洞の内壁或いは基礎上に立設された支柱とを連結する少なくとも6本の付加用油圧シリンダと、
    前記各付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部に介装された少なくとも6個のロードセルと、
    前記各付加用油圧シリンダの他端付近の前記風洞の内壁或いは前記支柱に取付けられた少なくとも6個の変化量検出器、又は前記車両の前部及び後部に取付けられた少なくとも2個の変化量検出器、又は前記加振装置に取付けられた少なくとも1個の変化量検出器と、
    を備えたことを特徴とする車両の空気力測定装置。
  3. 風洞と、
    前記風洞内に設置された加振装置と、
    前記加振装置上に載置された車両と、
    前記車両の前方、前方左右上面、後方上面及び前後の側面と前記風洞の内壁或いは基礎上に立設された支柱とを連結する少なくとも6本の付加用油圧シリンダと、
    前記各付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部に介装された少なくとも6個のロードセルと、
    前記各付加用油圧シリンダの他端付近の前記風洞の内壁或いは前記支柱に取付けられた少なくとも6個の変化量検出器、又は前記車両の前部及び後部に取付けられた少なくとも2個の変化量検出器、又は前記加振装置に取付けられた少なくとも1個の変化量検出器と、
    を備えたことを特徴とする車両の空気力測定装置。
  4. 風があるときに、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を駆動して加振制御量を演算し、
    無風状態で、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を前記加振制御量で駆動すると共に前記各付加用油圧シリンダを駆動し、
    前記各ロードセルにより空気力を測定する車両試験監視制御装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両の空気力測定装置。
  5. 前記車両の変化量とは、変位、速度、加速度のいずれかであり、
    変化目標値とは、変位目標値、速度目標値、加速度目標値のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の車両の空気力測定装置。
  6. 前記加振装置は、
    前記風洞内の基礎上に前後左右位置に各々連結された4組の6自由度油圧シリンダ群と、
    前記各6自由度油圧シリンダ群上に各々連結された4個の載置用架台と、
    前記各載置用架台上に各々取付けられた4個のフラットベルトとを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両の空気力測定装置。
  7. 風洞内に設置された加振装置上に車両の車輪を載置し、
    前記車両と前記風洞の内壁とを付加用油圧シリンダにより連結し、
    前記付加用油圧シリンダの先端の前記車両との連結部にロードセルを介装すると共に、
    前記付加用油圧シリンダの他端付近の前記の風洞の内壁、又は前記車両、又は前記加振装置に変化量検出器を取付け、
    前記風洞内に風を発生させて、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を駆動して加振制御量を演算し、
    その後、風を停止して、前記車両の変化量が変化目標値となるように、前記加振装置を加振制御量で駆動すると共に前記各付加用油圧シリンダを駆動し、
    前記各ロードセルにより空気力を測定することを特徴とする車両の空気力測定方法。
  8. 前記車両の変化量とは、変位、速度、加速度のいずれかであり、
    変化目標値とは、変位目標値、速度目標値、加速度目標値のいずれかであることを特徴とする請求項7に記載の車両の空気力測定方法。
  9. 前記加振装置は、
    前記風洞内の基礎上に前後左右位置に各々連結された4組の6自由度油圧シリンダ群と、
    前記各6自由度油圧シリンダ群上に各々連結された4個の載置用架台と、
    前記各載置用架台上に各々取付けられた4個のフラットベルトとを備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載の車両の空気力測定方法。
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