JP4773028B2 - マイクロ波レベル送信機の近接物質界面検出方法 - Google Patents

マイクロ波レベル送信機の近接物質界面検出方法 Download PDF

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Description

【0001】
発明の背景
本発明は、タンクのような蓄積容器に入れられた物質のレベル(液面または水面)を測定するプロセス制御産業に使用される送信機に関する。特に、本発明は、小さな距離だけ離されている物質の界面を検出することのできるマイクロ波レベル送信機に関する。
【0002】
マイクロ波レベル送信機は、タンク中に収容されている物質中にマイクロ波パルスを送信することによって、タンク中に収容されている物質のレベルを測定するプロセス制御産業に使用される。マイクロ波パルスは、タンクの中味から反射し、タンクの輪郭または波形が生成される。この波形は、マイクロ波パルスの反射の大きさを、時間の関数で表す。波形のピークは、タンク内の不連続部で反射されたマイクロ波パルスの一部である受信波パルスを表している。これらの不連続は、タンク中の物質の表面における空気と物質の界面、水の上の油の層のような液体と液体の界面、液体と固体の界面、および固体と固体の界面のような種々の物質の界面を含むことができる。一度、波形中の受信波パルスまたはピークの時間位置が基準時間位置に対して求められると、これらの物質の界面の位置またはレベルは、時間領域反射率計(TDR;Time Domain Reflectometry)の原理を用いて求められることができる。
【0003】
受信波パルスの時間位置の検出は、一般に、閾値を越えるピークに対する波形の分析を含んでいる。典型的には、一個の受信波パルスが、閾値と交叉する波形に沿って、始点と終点を置くことにより検出される。しかし、この方法は、前記始点と終点が1以上の受信波パルスを含む程度まで受信波パルスが重なると、多数の物質界面に相当する多数の受信波パルスを検出するのに失敗する。この重なりは、物質界面の近接による。そのように重なり合ったパルスを含む波形部分は、双ピークパルスと定義される。典型的な方法では、波形が双ピークパルスを含まないように十分離れている物質界面に相当する受信波パルスの時間位置のみを検出することができる。
【0004】
双ピークパルスの重なり受信レーダ波パルスを検出する一つの可能な方法は、Berger等に付与された米国特許第5,969,666号に開示されている。Berger等に開示されている方法は、波形の最大値またはエコー形状の位置を決定し、種々の最大および最小の傾きの位置を決定するために時間的に戻ってサーチする。最大と最小の傾きは、双ピークパルス(Bergerでは、二重ブリップ(doubleblip)として記述されている)の受信波パルスの重なりを明確にするために使用される。コンピュータによる強化に加えて、Bergerに記述されている方法は、波形が双ピークパルスを含むことをいつも予定している。その結果、双ピークパルスが波形に存在しない時でさえ、Bergerに開示されている方法は受信レーダ波パルスの重なりをサーチする場合に、不必要にコンピュータで行うことになるであろう。
【0005】
発明の要約
マイクロ波レベル送信機で双ピークパルスの存在を検出する方法と装置が提供される。第1の受信波パルスに関する第1のピーク点と谷部の両方が波形中に検出されると、双ピークパルスが含まれると判断される。一つの特徴では、マイクロ波レベル送信機は、波形中に双ピークパルスの存在を検出するために、上記の方法を使用するように設計されている界面検出モジュールを含んでいる。
【0006】
図面の簡単な説明
図1は、プロセスプラント中のタンクに付けられた、本発明の一実施形態によるマイクロ波レベル送信機を示す簡略図である。
図2は、本発明の一実施形態によるマイクロ波レベル送信機の簡略ブロック図である。
図3と4は、本発明の一実施形態によるマイクロ波レベル送信機により生成される波形である。
図5は、図4の円Aに含まれる部分の拡大図である。
図6−9は、本発明の種々の実施形態に従って、マイクロ波レベル送信機で実行される方法を示すフローチャートである。
図10a−bは、プロセスプラント中のタンクに付けられた、本発明の一実施形態によるマイクロ波レベル送信機を示す簡略図である。
【0007】
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、タンク中に含まれる、液体および固体のような物質のレベルを計算するのに使用されるマイクロ波レベル送信機に関する。以下により詳細に説明されるように、本発明のマイクロ波レベル送信機は、互いに近接している多数の物質の界面を検出または感知することができる。これらの物質の界面は、物質の表面、すなわち第1の物質と空気との間、および第1の物質と第2の物質との間に位置することができる。例えば、物質の界面は、空気と第1の液体間、泡と第1の液体間、液体と固体間、および第1と第2の液体間に存在しうる。本発明のこの特徴により、マイクロ波レベル送信機がタンク中に含まれる多数の物質のレベルの小さな変化を計算できるようになる。
【0008】
図1は、符号10で示されている本発明のマイクロ波レベル送信機が動作する環境の一例を示している。マイクロ波レベル送信機10は、第1および第2のプロセス物質14,16の上方においてタンク12に装着されることができる。第1の物質界面18は第1の物質14の表面に位置する。第2の物質界面20は、第1の物質14と第2の物質16との間の接合部に位置する。マイクロ波レベル送信機10は、第1および第2の物質14,16中にマイクロ波パルスを送信するレーダアンテナ22に取り付けられている。マイクロ波パルスの一部は、第1および第2の物質界面18,20に位置する不連続面で反射される。マイクロ波パルスのこれらの反射部分は、受信波パルスとしてマイクロ波レベル送信機10により受信される。この受信波パルスは、タンク10の中味のエコー形状(echo profile)を形成する。マイクロ波レベル送信機10は、さらに既知の時間領域反射率計(TDR)の原理を用いて、前記エコー形状に基づいて、第1および第2の物質界面18,20のレベルを計算するように構成されている。
【0009】
レーダアンテナ22の一実施形態は、第1と第2の物質14,16の中に延びる、図1に示されているような導波管22aである。マイクロ波パルスは、導波管22aに沿って第1と第2の物質14,16中へ伝搬し、マイクロ波パルスの一部は第1と第2の物質界面18,20に位置する不連続面から導波管22aに沿って反射される。図1に示されている実施形態では、導波管22aは、好ましくは底の端部で短絡終端されている2本のリード伝送線である。同軸伝送線やプローブ(probe)のような、導波管22aと等価な多くの物が、マイクロ波レベル送信機10に使用できることは当業者には自明である。レーダアンテナ22の他の実施形態では、それぞれ図10aおよび10bに示されているような放射ホーン22bやロッドアンテナ22cを含んでいる。放射ホーン22bおよびロッドアンテナ22cは、それぞれがマイクロ波パルスをタンク12中に放射する。
【0010】
図1を再度参照すると、制御室24がマイクロ波レベル送信機10から遠く離れた位置に置かれている。制御室24は、2線式制御ループ26を経て、マイクロ波レベル送信機10を制御でき、またマイクロ波レベル送信機10から情報を受信することができる。制御ループ26は、標準4−20mAアナログ信号を使用するアナログループ、FOUNDATION(登録商標)フィールドバスまたはプロフィバスのようなデジタル通信プロトコルに従ってデジタル信号を生成するデジタルループ、またはハイウェイ アドレッサブル リモート トランスジューサ(HART(登録商標))のような、アナログ信号にデジタル信号が重畳される結合ループであってもよい。さらに、マイクロ波レベル送信機10は、制御ループ26を経て受信されるエネルギによって完全に電力供給される低電力送信機でありうる。
【0011】
図2は、パルス発生器28,パルス受信機30,界面検出モジュール32,およびレベル計算モジュール34を含むマイクロ波レベル送信機10の一実施形態の簡略ブロック図である。パルス発生器28とパルス受信機30は、導波管22aとして表されれているレーダアンテナ22に方向性結合器36を介して電子的に結合されている。パルス発生器28は、方向性結合器36を介してマイクロ波パルスをレーダアンテナ22に送信し、マイクロ波パルスを第1および第2の物質14,16中へ送信できるように構成されている。パルス受信機30は、タンク12中の不連続面から反射されるマイクロ波パルスの一部である反射波パルスを受信し、反射波パルスがパルス受信機30により受信された時の時間の関数として反射波パルスの振幅を含むエコー形状を生成するように構成されている。パルス受信機30はさらに図3に示されているように、エコー形状をフィルタして、波形40を生成するように構成されている。
【0012】
波形40は、図3に示されているように、基準パルス42,第1の受信波パルス44,および第2の受信波パルス46を含んでいる。基準パルス42は、マイクロ波パルスがパルス発生器28によりタンク12中へ送信された時間を表す。基準パルス42は、基準時間位置として用いられることができ、その基準時間位置から、第1および第2の往復伝送時間(すなわち、送信機10から第1および第2の物質表面18,20までと、送信機10へ戻るまでの時間)が測定される。
【0013】
界面検出モジュール32(図2)は、一般的に、波形40をパルス受信機30から受信し、基準パルス42の時間位置と、第1および第2の受信波パルス44,46を検出するように構成されている。受信波パルスの時間位置を検出するために界面検出モジュール32により使用される方法は、以下でより詳細に説明されるであろう。一度検出されると、受信波パルス44,46の時間位置は界面検出情報としてレベル計算モジュール34へ提供される。
【0014】
レベル計算モジュール34は、第1および第2の受信波パルス44,46に対する往復伝送時間を確定するために、受信波パルス42,44,46の時間位置を含む界面検出情報を使用し、既知のTDR原理を用いて、マイクロ波レベル送信機10から第1および第2の物質界面18,20までの各々の距離に相当するレベルD1とD2(図2)を計算する。レベル計算モジュール34は、前述したように、制御ループ26を経て制御室24で受信される第1および第2の物質界面18,20のレベルに関する出力信号を生成する。
【0015】
タンク12中に含まれる第1及び第2の物質14,16の体積を決定するために、付加的な計算が、レベル計算モジュール34により生成される情報に関して行われる。例えば、タンク12の面積に第1の物質14の高さD3(図2)を掛けることにより第1の物質14の体積を決定することができる。高さD3は、D2からD1を引き算することにより得られる。同様に、第2の物質16の体積は、タンク12の面積に、距離D2とマイクロ波レベル送信機10からタンク12の底までの距離との差を掛けることにより決定されることができる。タンク12が図1、図2で表されているもの以外の形状であっても良いこと、第1及び第2の物質14,16のレベルD1とD2と体積を決定するために使用される式の複雑さは増すけれども、これらの値は比較的簡単に決定されることができることは、当業者に明らかである。これらの計算は、マイクロ波レベル送信機10により、または制御室24のようなマイクロ波レベル送信機10の外に置かれた処理電子回路により行われることができる。
【0016】
界面検出モジュール32は、波形40に含まれている基準パルス42,第1の受信パルス44,および第2の受信パルス波46の時間位置を検出できるように構成されている。界面検出モジュール32により使用される一般的な方法の説明が最初になされ、次に第1、第2の受信波パルス44,46が互いに近接するとき、これらを検出するのに使用される方法が説明される。
【0017】
基準パルス42,第1、第2の受信パルス波44,46を検出するために界面検出モジュール32により使用される一般的な方法の一実施形態は、図3に示されているような、受信波パルス42,44,46のそれぞれに相当する閾値振幅を利用する。閾値は、検出される受信波パルスの期待振幅値に従ってセットされる。そして、もし波形40が閾値と交叉するなら、該閾値に相当する受信パルス波が存在しているとみなされることができる。基準閾値TFは基準パルス42を検出するために定義され、第1の閾値T1は第1の受信波パルス44を検出するために定義され、第2の閾値T2は第2の受信波パルス46を検出するために定義される。第1と第2の受信波パルス44,46はそれらの時間位置により区別されることができるから、閾値T1とT2は同じ振幅値にセットされてもよい。基準パルス42は、界面検出モジュール32によって、波形40が基準閾値TFと交叉または少なくとも交わる時間位置に相当する点48と50を見つけることにより、検出されることができる。同様に、第1の受信波パルス44は、波形44が第1の閾値T1と交叉するまたは少なくとも交わる点52と54を見つけることにより、また第2の受信波パルス46は、波形46が第2の閾値T2と交叉するまたは少なくとも交わる点56と58を見つけることにより、検出されることができる。
【0018】
一実施形態では、界面検出モジュール32はパルス42,44,46の時間位置を確定するため、それらのピーク値を使用する。例えば、第1の受信波パルス44の時間位置は、点52と54間で、波形40が到達するピーク値(絶対値)を探索することにより確定されることができる。他の実施形態では、界面検出モジュール32は、波形40が対応する閾値と交叉する点間の中点を計算することにより、受信波パルス42,44,および46の時間位置を検出する。したがって、界面検出モジュール32のこの実施形態は、第1の受信波パルス44の時間位置として、点52と54の中点を選択するであろう。
【0019】
上述の一般的方法は、波形40が第1と第2の閾値T1とT2と交叉する点を決定することにより、第1と第2の受信波パルス44,46を見つけるものである。第1と第2の物質界面18,20間の距離が減少すると、対応する第1と第2の受信波パルス44,46はオーバラップし始める。点52と54が第1と第2の受信波パルス44,46を包囲する、換言すれば、波形40が図4と図5に示されているように、双ピークパルス60を含む時まで、第1と第2の受信波パルス44,46がオーバラップすると、前記一般的方法は、第1と第2の物質界面18,20を検出することができなくなる。
【0020】
図4に示されているような双ピークパルス60は、第1の閾値T1より上にあり、第1と第2の受信波パルス44,46の両ピークを含む波形40の一部と定義される。図5は、円A内の図4の一部の拡大図を示す。双ピークパルス
60は、さらに波形40が第1の閾値T1を横切る点52(始点)と54(終点)とにより定義されている。波形40の双ピークパルスは、図5に示されているように、第1のピーク点62,谷64,および第2のピーク点66を持つと定義されている。第1のピーク点62は、第1の受信波パルス44の時間位置と、これに対応する物質界面18とに関連付けられる。第2のピーク点は、第2の受信波パルス46の時間位置と、これに対応する第2の物質界面20とに関連付けられる。谷64は、第1および第2のピーク点62,66の間に位置し、第1の閾値T1上に存在する。
【0021】
双ピークパルス60の一実施形態では、第1のピーク点62は、始点52の後であって波形40の傾きの符号が変化する波形40上の点と定義され、その後、波形40の振幅は、図5に示されているように、次の傾きの符号が変化する波形40の前にノイズマージンNを越える量まで変化する。谷64を認識するための一つのアルゴリズムは、第1のピーク点62の後および第1の閾値T1以上であって、波形40の傾きの符号が変化する、波形40上の一点を探すことであり、その後、波形40の振幅は波形40の次の傾きの符号が変化する前にノイズマージンNを越える量まで変化する。
【0022】
図6に示されているフローチャートを参照すると、波形40の双ピークパルス60の存在を検知し、第1および第2の受信波パルス44,46を確定するための界面検出モジュール32に使用される一般的な方法が説明されている。ステップ70でパルス受信機30から波形40を受信した後、ステップ72で、界面検出モジュール32は、波形40が少なくとも閾値T1と交わる始点52を検出する。ステップ74では、界面検出モジュールは上述のように定義された波形40の第1のピーク62を検知する。ステップ76では、界面検出モジュール32は、波形40の谷64を検出するように試みる。もし、図3に示された波形40におけるように、波形40が双ピークパルス60を含まないなら、界面検出モジュール32は谷64を検出しないであろう。その場合は、波形40は双ピークパルス60を含まず、界面検出モジュール32は、ステップ78に示され、上記された一般方法に従って第2の受信パルス波46をサーチし続ける。一方、界面検出モジュール32による谷64の検出は、双ピークパルス60の存在を示す。この場合には、ステップ80に示されているように、第2のピーク点66を検出する。
【0023】
パルス受信機30から生成される波形40は、好ましくは、振幅と特定の時間位置とを有する各デジタルサンプルから構成される。第1のピーク点62を検出するために界面検出モジュール32により使用される一実施形態は、図7のフローチャートに示されている。ステップ82では、始点52に相当するデータ点から次のデータ点が選択される。界面検出モジュール32は、各データ点を連続的に分析する必要はない。その代わりに、界面検出モジュール32により選択される“次の”データ点は、界面検出モジュール32により行われる処理を軽減するために、前に選択されたデータ点から数個離れたデータ点または数個のデータ点の平均とすることができる。
【0024】
ステップ84では、波形40が傾きの符号の変化を受けたかどうかの判断をする。波形40の傾き符号の変化は、波形40の傾きが正から負に、負から正に、正から0(零)に、または負から0に変化する時に起こる。図5に示されている波形40の例では、波形40の傾きは始点52で正であり、界面検出モジュール32は波形42の傾き符号が負に変化するのをサーチする。界面検出モジュール32は、現在選択されているデータ点と前に選択されたデータ点との間の振幅差を、それらの間の時間によって割り算することにより、波形40の現在の傾きを計算する。それから、該計算された傾きは、前の傾き計算値と比較される。換言すれば、界面検出モジュール32は波形40の傾きの履歴を維持し、ステップ84で、波形40の現在の傾きを波形40の前の傾きと比較する。もし、界面検出モジュール32が波形40の傾きの符号の変化を検出しないなら、その方法は、ステップ82に戻り、分析されるべき波形40の次のデータ点が選択され、該方法が継続される。
【0025】
もし、傾き符号の変化がステップ84で検出されると、該方法はステップ86に進み、前に選択されたデータ点波形40が第1ピーク点候補62として、マーク付けまたはセットされる。次いで、ステップ88へ進む。他の実施形態では、現在選択されているデータ点が第1のピーク点候補62としてセットされる。ステップ88では、界面検出モジュール32は、現在選択されているデータ点のレベル(振幅)が第1の閾値T1より低下したか否かが判断される。もし、低下したなら、単一の信号受信波パルスが検出されたことになり、波形40は、ステップ90に示されているように、双ピークパルス60を含まない。界面検出モジュール32は、それから、第2の受信波パルス46を検知する一般的な方法を継続することができる。もし、現在選択されているデータ点のレベルが第1の閾値T1以上であれば、界面検出モジュール32はノイズマージンN(図5)が越えられたかどうかの判断をする。ノイズマージンNは、影響のあるノイズが波形40の形状をもち、界面検出モジュール32が偽の傾き符号変化を検出するのを防止するために、考慮に入れられる。ステップ92では、界面検出モジュール32は、ノイズマージンNを、現在選択されているデータ点のレベルと、ステップ86でセットされた第1のピーク点候補62のレベルとの差と比較する。もし、ノイズマージンNを越えていると、ステップ86でセットされた第1のピーク点候補62は、ステップ94で、実際の第1のピーク点62になり、その時間位置は、第1の受信波パルス44の時間位置を決定するのに、レベル計算モジュール34により用いられることができる。それから、該方法は図6のステップ76へ戻る。もし、ステップ92で、ノイズマージンNが越えられていないなら、該方法はステップ96へ進み、次のデータ点が界面検出モジュール32により選択される。このように、ステップ88と92は、選択されたデータ点が、単一の受信波パルス、第1の受信波パルス、またはノイズのいずれであるかを示す第1のピーク特徴データを検出することを意図して設けられている。
【0026】
ステップ98では、界面検出モジュール32は、波形40がステップ84で説明されたのと同じ方法で、次の傾き符号変化を受けたかどうかを判断する。もし、次の傾き符号変化が検出されないと、該方法はステップ88へ戻り、以前に説明した動作を継続する。もし、次の傾き符号変化がステップ98で検出されると、該方法はステップ82に戻り、他のデータ点が界面検出モジュール32により選択され、該方法が継続される。
【0027】
図6に示された方法のステップ76の一実施形態が、図8のフローチャートに示されている。この実施形態では、該方法は、ステップ74からの第1のピーク点62の検出に続いて、波形40のデータ点を分析し、波形40が第1の受信波パルス44のみが存在していることを示す第1の閾値T1以下に低下する、または波形40が双ピークパルス60を含むことを示す第1の閾値T1以上で傾きの符号変化を受けるかどうかを判断する。ステップ76のこの実施形態は、ステップ100で、前のデータが選ばれた後に、波形40のデータ点を選択することによって、ステップ74に続いて開始される。ステップ102では、界面検出モジュール32は、選ばれたデータ点のレベルが第1の閾値T1以下であるかどうか判断する。もし、該選ばれたデータ点のレベル、すなわち振幅が、第1の閾値T1以下であるなら、波形40は双ピークパルス60を含まず、界面検出モジュール32は、第2の受信波パルス46を検出するために、上記した一般的な方法を使用して動作を継続する。もし、選択されたデータ点の振幅が第1の閾値T1以下でないなら、該方法はステップ106へ進み、界面検出モジュール32は、波形40が傾き符号の変化を受けたかどうかかを判断する。もし、界面検出モジュール32がステップ106で傾き符号の変化を検出しないなら、該方法はステップ100に戻り、波形40の次のデータ点が選択され、該方法が継続される。もし、傾き符号の変化がステップ106で検出されるなら、該方法はステップ108へ進み、以前に選択されたデータ点が谷候補64としてセットされる。
【0028】
次に、該方法はステップ110に進み、界面検出モジュール32は、ノイズマージンN(図5)を、現在のデータ点の振幅とステップ108でセットされた谷候補64との差と比較することにより、該ノイズマージンNが越えられたかどうか判断する。もし、ノイズマージンNが越えられると、波形40は双ピークパルス60を含み、ステップ108で谷候補64としてセットされたデータ点はステップ112で谷64とセットされ、該方法はステップ80(図6)へ戻る。ステップ110と112は、選択されたデータ点が、谷64またはノイズの一方を示す振幅をもつ谷特徴データ点であるかどうかを判定するために使用される。該方法は、もし、ノイズマージンNが現在のデータ点により越えられていないと、ステップ114へ進む。ステップ116では、現在選択されているデータ点が前に選択されたデータ点と比較され、波形40が次の傾きの符号変化を受けたかどうか判定する。もし、次の傾きの符号変化がステップ116で検出されないと、該方法はステップ110に戻り、前述の通りに継続される。もし、界面検出モジュール32がステップ116で次の傾き符号の変化を検出すると、該方法はステップ100に戻り、最初からやり直す。
【0029】
再度図6に戻り、第1のピーク点62および谷64の存在または検出のために、もし界面検出モジュール32が、波形40が双ピークパルス60を含むと判断すると、該界面検出モジュール32はステップ80に示されているように、第2のピーク点66をサーチすることができる。ステップ80の一実施形態は、図9のフローチャートで示されている。この実施形態では、界面検出モジュール32は、ステップ76からの前に選択されたデータ点に続く波形のデータ点を選択することにより、ステップ118で開始する。ステップ120では、界面検出モジュール32は、波形40が傾きの符号変化を受けたかどうかの判断をする。もし該傾きの符号変化がステップ120で検出されないと、該方法はステップ118へ戻り、次のデータ点が選択される。もし、ステップ120で、該傾きの符号変化が検出されると、該方法はステップ122へ進み、そこで、前に選択されたデータ点が第2のピーク点候補66としてセットされる。
【0030】
ステップ80のこの実施形態は、第1および第2の閾値T1およびT2が同じ大きさであると仮定して説明されている。しかし、もし第1および第2の閾値T1およびT2が異なるなら、該方法は、第2のピーク点候補66の振幅を第2の閾値T2と比較する付加ステップを必要とするであろう。
【0031】
界面検出モジュール32は、次に、現在選択されているデータ点が第2の閾値T2以下の振幅をもつかどうか、ステップ124で判断する。もし該データ点が第2の閾値T2以下の振幅をもつ場合には、第2の受信波パルス46は、ステップ126に示されているように検出されたことになる。一方、該選択されたデータ点のレベルが第2の閾値T2を越えている場合には、界面検出モジュール32は、ノイズマージンN(図5)がステップ128で越えられたかどうかを判断する。もしノイズマージンNが越えられた場合には、ステップ122でセットされた第2のピーク点候補が実際の第2のピーク点66としてセットされることができ、ステップ130で、第2の受信波パルス46の時間位置として使用されることができる。もしノイズマージンNがステップ128で越えられないと、界面検出モジュール32は、ステップ132で示されているように、波形40の次のデータ点を選択し、ステップ134で、波形40が次の傾きの符号変化を受けたかどうかを判断する。もし次の傾きの符号変化がステップ134で検出されないと、該方法はステップ124へ戻り、上記した動作を継続する。もし傾きの符号変化がステップ134で検出されるなら、該方法はステップ118に戻り動作が継続される。
【0032】
上記の方法を用いると、界面検出モジュール32は、第1のピーク点62と谷64とを検出することにより、波形40中に双ピークパルス60の存在を検出することができる。もし、界面検出モジュール32が波形40中に双ピークパルスを検出すると、界面検出モジュール32は第2のピーク点66のために波形40を分析し続ける。しかし、もし界面検出モジュール32が双ピークパルスを検出しないと、すなわち谷64が検出されないと、界面検出モジュール32は、一般の受信波パルス検出方法を用いて、第2の受信波パルス46のような、他の受信波パルスをサーチし続けることができる。このように、界面検出モジュール32は、存在しないまたは検出されない第2のピーク点66のために、波形40をさらに分析することを回避する。
【0033】
本発明の一実施形態によると、界面検出モジュール32は、ピーク点62,66の時間位置を、受信波パルス44,46の時間位置として使用する。したがって、これらの時間位置は、対応する第1および第2の物質界面18,20のレベルを計算するために、レベル計算モジュール34により使用される。
【0034】
本発明の他の実施形態では、界面検出モジュール32は、第1のピーク点62の両側面に位置する少なくとも一対の波形40のデジタルサンプルを選択する。該一対のデジタルサンプルの各々は、好ましくは、第1のピーク点62から等しい個数のデジタルサンプルだけ離れている。次に、第1のピーク点62と一対のデジタルサンプルは、第1の放物線曲線に適合している。最後に、第1の受信波パルス44の時間位置は、該第1の放物線曲線が0の傾きをもつ時間位置にセットされる。第2の受信波パルス46の時間位置も、同様に確定されることができる。まず、界面検出モジュール32は、第2のピーク点66の両側面に位置し、好ましくは、第2のピーク点66から等しい個数のデジタルサンプルだけ離れている一対のデジタルサンプルを選択する。次に、第2のピーク点66と側面に位置するデジタルサンプルは第2の放物線曲線に適合する。第2の受信波パルス46の時間位置は、該第2の放物線曲線が0の傾きをもつ時間位置として、界面検出モジュール32によりセットされる。界面検出モジュール32のこの実施形態は、第1および第2の受信波パルス44,46の時間位置およびこれに対応する第1および第2の物質界面18,20のより正確な検出を可能にする。
【0035】
本発明は好ましい実施形態に関して記述されたが、当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、変形できることは認識されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図2】 本発明の一実施形態によるマイクロ波レベル送信機の簡略ブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるマイクロ波レベル送信機により生成される波形である。
【図4】 本発明の一実施形態によるマイクロ波レベル送信機により生成される波形である。
【図6】 本発明の実施形態に従って、マイクロ波レベル送信機で実行される方法を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施形態に従って、マイクロ波レベル送信機で実行される方法を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施形態に従って、マイクロ波レベル送信機で実行される方法を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施形態に従って、マイクロ波レベル送信機で実行される方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ……マイクロ波レベル送信機、12……タンク、14,16……プロセス物質、18……第1の物質界面、20……第2の物質界面、22……レーダアンテナ、22a……導波管、24……制御室、26……2線式制御ループ

Claims (28)

  1. タンク中の物質レベルを検出するのに使用されるマイクロ波レベル送信機のパルス受信機により生成される波形中の双ピークパルスを検出する方法であって、
    該双ピークパルスは第1および第2の物質界面から反射されたオーバラップしている第1および第2の受信波パルスを含み、
    前記方法が、
    第1の物質界面のレベルが第1のピーク点を用いて計算できるように、該第1受信波パルスに相当する波形の第1のピーク点検出され(以下、検出ステップ(a))、
    該第1のピーク点が検出された後に該波形の谷検出(以下、検出ステップ(b))された時に双ピークパルスを含むと判定され、
    前記波形、少なくとも、第1の受信波パルスに相当する第1の閾値と交わる振幅を有する波形上の点として定義された始点を含み、
    前記第1のピーク点は、該始点の後の波形上であって、該波形の傾きの符号が変化する所に位置すると定義され、その後、該波形の振幅が、波形の傾きの符号が変化する前に雑音余裕(以下、ノイズマージン)を越える量まで変化することによって検出され
    前記谷は、前記波形の傾きの符号が変化する第1のピーク点の後に位置すると定義され、その後、波形の振幅が、該波形の傾きの符号が変化する前に前記ノイズマージンを越える量まで変化することによって検出される双ピークパルス検出方法。
  2. 前記波形が、振幅と時間位置の各々をもつデータ点を含み、
    前記検出ステップ(a)が、
    (i)少なくとも、第1の閾値と交わる振幅をもつ波形の開始データ点を選択し、
    (ii)第1のピーク点を示す傾き符号の変化を検出するため、波形のデータ点を連続的に比較し、
    (iii)第1のピーク点候補を、傾きの符号変化の時間位置としてセットし、
    (iv)該第1ピーク点候補に続く波形のデータ点(以下、第1のピーク特徴データ点)が、単一の受信波パルス、第1の受信波パルス、およびノイズのいずれに関連があるかを検出するために、前記第1のピーク特徴データ点の振幅を連続的に分析する、
    ことからなる請求項1に記載の双ピークパルス検出方法。
  3. 前記第1のピーク特徴データ点が、波形の傾き符号が変化する前に第1の閾値以下である振幅をもつ時、前記第1のピーク点候補が前記単一の受信波パルスと関連すると判定する請求項に記載の双ピークパルス検出方法。
  4. 第1のピーク点候補の振幅と前記第1のピーク特徴データ点の振幅との間の差が前記ノイズマージンを越えるとき、前記第1のピーク点候補は、前記第1の受信波パルスに関連すると判定する請求項に記載の双ピークパルス検出方法。
  5. 第1のピーク点候補の振幅と前記第1のピーク特徴データ点との間の差が前記ノイズマージンを越えない時、前記第1のピーク点候補はノイズに関連し、該第1のピーク特徴データ点は該波形の傾き符号の変化に関連すると判定する請求項に記載の双ピークパルス検出方法。
  6. 前記検出ステップ(b)は、
    (i)該第1のピーク点が第1の受信波パルスに関連する時、波形の傾き符号の変化および第1の閾値以下に低下する波形の振幅の一方を検出するために、第1のピーク特徴データ点で始まる波形のデータ点を連続的に分析すること、
    (ii)波形の傾き変化に関連する時間位置で谷候補点をセットすること、
    (iii)該谷候補点に続く波形のデータ点(以下、谷特徴データ点)が、谷とノイズのいずれに関連があるかを検出するために、前記谷特徴データ点の振幅を連続的に分析することを含む請求項に記載の双ピークパルス検出方法。
  7. 前記谷候補点は、該谷候補点の振幅および該谷特徴データ点の振幅間の差が前記ノイズマージンを越える時、前記谷に関連するとする請求項に記載の双ピークパルス検出方法。
  8. 前記谷候補点は、該谷候補点の振幅および該谷特徴データ点の振幅間の差が前記ノイズマージンを越えない時、前記谷に関連するとする請求項6に記載の双ピークパルス検出方法。
  9. 波形中の双ピークパルスおよび該双ピークパルスの第1および第2のオーバラッピング受信波パルスの時間位置を検出する方法であって、
    該波形は、タンク中の物質レベルを検出するのに使用されるマイクロ波レベル送信機のパルス受信機により生成され、前記第1および第2の受信波はそれぞれ第1および第2の物質界面に対応し、
    該方法が、
    前記第1の受信波パルスに対応する第1の閾値と少なくとも交わる振幅をもつ波形の始点を検出(以下、検出ステップ(a))、
    該始点を検出した後であって、該波形の傾き符号が変化し、その後、波形の振幅が、波形の傾き符号が変わる前に雑音余裕(以下、ノイズマージン)を越える量だけ変化する波形上の第1のピーク点を検出し、(以下、検出ステップ(b))、
    該第1のピーク点を検出した後であって、該波形の傾き符号が変化し、その後、波形の振幅が、波形の傾き符号が変わる前に前記ノイズマージンを越える量だけ変化する波形上の谷を検出することにより、該第1のピーク点と谷の存在が該波形が双ピークパルスを含む(以下、検出ステップ(c))と判定し
    該谷の後であって、第2の物質界面の時間位置に関連する波形上の第2のピーク点を検出することによって第1および第2の物質界面のレベルがそれぞれ該第1および第2のピーク点を用いて計算されることができる(以下、検出ステップ(d))ようにする双ピークパルスの時間位置検出方法。
  10. 前記検出ステップ(d)は、該谷の後にある波形上の一点で波形の傾き符号が変化したことをもって、該波形の振幅が頂点に到達と判定する請求項に記載の双ピークパルスの時間位置検出方法。
  11. 前記検出ステップ(d)は、該谷の後にある波形上の一点で波形の傾き符号が変化し、その後該波形の振幅が、波形の傾きの符号が変化する前に前記ノイズマージンを越える量まで変化することを検知する請求項に記載の双ピークパルスの時間位置検出方法。
  12. 前記第2のピーク点が少なくとも第2の閾値と交わる振幅をもつものである請求項に記載の双ピークパルスの時間位置検出方法。
  13. 前記波形はそれぞれが振幅をもつデジタルサンプルからなり、
    該方法が、さらに、第1のピーク点の側面にある少なくとも第1の一対のデジタルサンプルを選択
    該第1の一対のデジタルサンプルと第1のピーク点を第1の放物線曲線に適合させ、
    該第1の放物線曲線が零の傾きをもつ新たな第1のピーク点を検出し、該新たな第1のピーク点が第1の物質界面の時間位置に関連することを含む請求項に記載の双ピークパルスの時間位置検出方法。
  14. さらに、第2のピーク点の側面にある第2の一対のデジタルサンプルを少なくとも選択
    該第2の第2の一対のデジタルサンプルと第2のピーク点を第2の放物線曲線に適合させ、
    該第2の放物線曲線が零の傾きをもつ新たな第2のピーク点を検出し、該新たな第2のピーク点が第2の物質界面の時間位置に関連することを含む請求項13に記載の双ピークパルスの時間位置検出方法。
  15. さらに、前記第1および第2のピークを用いて第1および第2の物質界面のレベルを計算することを含む請求項に記載の双ピークパルスの時間位置検出方法。
  16. さらに、第1および第2の物質界面のレベルを示す出力信号を送信することを含む請求項15に記載の双ピークパルスの時間位置検出方法。
  17. 第1および第2の物質界面に相当するタンク中の第1および第2の物質のレベルを決定するのに使用されるマイクロ波レベル送信機において、
    該マイクロ波レベル送信機は、
    レーダアンテナを用いて第1および第2の物質中にマイクロ波パルスを送信するように構成されたパルス発生器と、
    該レーダアンテナに電気的に結合され、ある波形を生成するように構成されたパルス受信機と、
    それぞれ、第1および第2の物質界面に相当する第1および第2のオーバラップ受信波パルスをもつ波形中にある双ピークパルスを検出するための界面検出モジュールとを含み、
    該界面検出モジュールは、
    前記第1の受信波に相当する波形の第1のピーク点を検出し、また、該第1のピーク点を検出した後に該波形の谷を検出し、該第1のピーク点と該谷の検出が、該波形が双ピークパルスを含むことを示し、
    該波形が双ピークパルスを含む時、該第2の物質界面に関連する第2のピーク点を検出し、
    該波形が双ピークパルスを含む時、該第1および第2のピーク点に関連する界面検出情報を生成し、
    該マイクロ波レベル送信機は、さらに前記界面検出モジュ−ルに結合され、前記界面検出情報を用いて第1および第2の物質界面のレベルを計算するように構成されたレベル計算モジュールを含み、
    前記波形、少なくとも、第1の受信波パルスに相当する第1の閾値と交わる振幅を有する波形上の点として定義された始点を含み、
    前記第1のピーク点は、該始点の後の波形上であって、該波形の傾きの符号が変化する所に位置すると定義され、その後、該波形の振幅が、波形の傾きの符号が変化する前に雑音余裕(以下、ノイズマージン)を越える量まで変化することによって検出され
    前記谷は、前記波形の傾きの符号が変化する第1のピーク点の後に位置すると定義され、その後、波形の振幅が、該波形の傾きの符号が変化する前に前記ノイズマージンを越える量まで変化することによって検出され、該第1のピーク点が前記第1の物質界面に関連しているマイクロ波レベル送信機。
  18. 前記第2のピーク点が前記谷の後に位置していると定義され、該第2のピーク点で波形の傾き符号が変化し該波形の振幅が頂点に到達する請求項17に記載のマイクロ波レベル送信機。
  19. 前記第2のピーク点が前記谷の後に位置すると定義され、該第2のピーク点で波形の傾き符号が変化し、その後、波形の傾き符号が変化する前に前記ノイズマージンを越える量にまで波形の振幅が変化する請求項17に記載のマイクロ波レベル送信機。
  20. 前記第2のピーク点が、第2の閾値と少なくとも交わる振幅を有する請求項17に記載のマイクロ波レベル送信機。
  21. タンク中の物質のレベルを検出するのに使用されるマイクロ波レベル送信機に収容されているコントローラにより実行され、該送信機が第1および第2の物質界面から反射されたオーバラップしている第1および第2の受信波パルスを含む該波形中の双ピークパルスを検出するように、その上に蓄積された命令をもつコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
    該命令が、
    第1の物質界面のレベルが第1のピーク点を用いて計算できるように、該第1受信波パルスに相当する波形の第1のピーク点を検出(以下、検出ステップ(a))、
    第1のピーク点を検出した後に波形の谷を検出、該第1のピーク点と谷の検出により、該波形が双ピークパルスを含む(以下、検出ステップ(b))と判定し、
    前記波形、少なくとも、第1の受信波パルスに相当する第1の閾値と交わる振幅を有する波形上の点として定義された始点を含み、
    前記第1のピーク点は、該始点の後の波形上であって、該波形の傾きの符号が変化する所に位置すると定義され、その後、該波形の振幅が、波形の傾きの符号が変化する前に雑音余裕(以下、ノイズマージン)を越える量まで変化することによって検出され
    前記谷は、前記波形の傾きの符号が変化する第1のピーク点の後に位置すると定義され、その後、波形の振幅が、該波形の傾きの符号が変化する前に前記ノイズマージンを越える量まで変化することによって検出され、該第1のピーク点が該第1の物質界面に関連するようにするコンピュータ読み取り可能な媒体。
  22. 前記波形が、振幅と時間位置とをもつそれぞれのデータ点を含み、そして
    前記検出ステップ(a)が、
    (i)少なくとも第1の閾値と交わる振幅をもつ波形のデータ始点を選択
    (ii)第1のピーク点を示す傾き符号の変化を検出するために、前記波形のデータ点を連続的に比較
    (iii)前記傾き符号の変化の時間位置として、第1のピーク点候補をセット
    (iv)前記第1のピーク点候補に続く波形のデータ点(以下、第1のピーク特徴データ点)が、単一の受信波パルス、第1の受信波パルス、およびノイズのいずれに関連があるかを検出するために、前記第1のピーク特徴データ点の振幅を連続的に分析し、該第1のピーク点が第1の受信波パルスに関連するとき該波形が双ピークパルスを含むと判定する請求項21に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  23. 前記第1のピーク特徴データ点が前記波形の傾き符号が変化する前に、第1の閾値以下である振幅をもつとき、前記第1のピーク点候補が単一の受信波パルスに関連するとする請求項22に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  24. 前記第1のピーク点候補の振幅と前記第1のピーク特徴データ点の振幅との差が前記ノイズマージンを越える時、前記第1のピーク点候補が第1の受信波パルスに関連するとする請求項22に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  25. 前記第1のピーク点候補の振幅と前記第1のピーク特徴データ点の振幅との差が前記ノイズマージンを越えないときに、前記第1のピーク点候補がノイズに関連し、該第1のピーク特徴データ点が波形の傾き符号の変化に関連するようにする請求項22に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  26. 前記検出ステップ(b)は、
    (i)前記第1のピーク点が前記第1の受信波に関連する時、前記波形変化の傾き符号と前記第1の閾値以下に低下する波形の振幅の一方を検出するために、前記第1のピーク特徴データ点で始まる波形のデータ点を連続的に分析
    (ii)波形の傾き符号が変化するのに関連する時間位置に谷候補点をセット
    (iii)前記谷候補点に続く波形のデータ点(以下、谷特徴データ点)が、谷とノイズのいずれに関連するかを検出するために、該谷特徴データ点の振幅を連続的に分析することを含む請求項22に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  27. 前記谷候補点は、該谷候補点の振幅と該谷特徴データ点の振幅との差が前記ノイズマージンを越えるとき、該谷に関連すると判定する請求項26に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  28. 前記谷候補点は、該谷候補点の振幅と該谷特徴データ点の振幅との差が前記ノイズマージンを越えないとき、ノイズに関連すると判定する請求項26に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
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