JP4772767B2 - スロッシング溢水抑止装置およびその方法 - Google Patents

スロッシング溢水抑止装置およびその方法 Download PDF

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Description

本発明は使用済燃料貯蔵プール等の液体を内包する設備におけるスロッシング溢水抑止装置およびその方法に関する。
原子力発電所等では、使用済燃料が液体を内包する燃料貯蔵プールに貯蔵される。燃料貯蔵プールは平面視で長方形状とされており、この燃料貯蔵プール内には冷却水が貯蔵され、その上面は自由水面を形成している。
燃料貯蔵プールの底面には、使用済みの燃料集合体を収納する使用済燃料ラックが設置されている。燃料貯蔵プールでは、燃料集合体等の移動を水中で行えるように、使用済燃料ラックの上面と水面の間隔は燃料集合体等の長さよりも深く設定されている。
燃料貯蔵プールではプール内に可能な限り多くの燃料集合体を貯蔵するため、使用済燃料ラックはプール側壁近傍まで設置されている。このため、燃料貯蔵プールでは燃料集合体等の移動を行う手段として使用済燃料ラックの上部を開放状態にしておく必要がある。
また、使用済燃料等を移動させるためには、天井クレーンまたは燃料交換専用機器である燃料交換機を利用しなければならないため、燃料貯蔵プールの周りに堰を設けること、または自由水面に浮屋根もしくは蓋をすることができない。
液体を内包する容器に地震等の低周波数の外力が加えられると、容器内の液面にスロッシングと呼ばれる揺動が生じる。建屋内に設置されている燃料貯蔵プールで地震によりスロッシングが発生すると、燃料貯蔵プールの側壁を超えてプール水が流出する可能性がある。事実、この事象は平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震発生時に、プール水がプール側壁を越えて流出した。
従来技術としては、スロッシングを防止するため、燃料貯蔵プールの側壁に平板を水面下に設置することが提案考案されている(特許文献1等参照)。
特開平8−101296号公報
燃料貯蔵プールの上方では、使用済燃料等を移動可能とする必要があるため、上述したように、プール内に平板等を設置した場合にはプールの平板設置部の下方を利用することができず、利用効率が低下する。このため、従来ではプール利用効率を低下させることなくスロッシングを防止することは困難であった。
また、平板を可動式とする方法では、上方を使用済燃料等が移動中に地震等により発生したスロッシングに対してその効力を発揮することが困難であった。さらに、直下型地震等により発生するスロッシング若しくは想定を遥かに超える地震等に対しては、その効力を発揮することは困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、プール利用効率を低下させることなく、スロッシングにより発生する溢水を抑止することができ、スロッシングが発生してもプール内の液体の溢水または外部への飛散をより効果的に防止することができるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明に係るスロッシング溢水抑止方法は、原子炉圧力容器を収容する原子炉格納容器内の上方に原子炉ウェルを形成し、この原子炉ウェル内に原子炉圧力容器を配置し、前記原子炉ウェルの側方に燃料貯蔵プールおよび機器仮置プールを設け、前記原子炉ウェル、前記燃料貯蔵プールおよび前記機器仮置プールの上面の作業床に骨組みを設置し、前記作業床に設置されて前記燃料貯蔵プール内の使用済燃料を移動する燃料交換機の高さ分まで覆い、かつ前記原子炉ウェル、前記燃料貯蔵プール、前記機器仮置プールの上面全体をシートで覆い、地震時に発生する前記燃料貯蔵プールのスロッシング溢水を前記シートの内周側に留めるとともに、前記シートに排風機とフィルタ装置とを接続し、これらの排風機およびフィルタ装置を介して前記シート内の気体を排気することを特徴とする。
また、本発明に係るロッシング溢水抑止装置は、原子炉圧力容器を収容する原子炉格納容器内の上方に形成された原子炉ウェルと、この原子炉ウェル内に配置された原子炉圧力容器と、前記原子炉ウェルの側方に設けられた燃料貯蔵プールおよび機器仮置プールと、前記原子炉ウェル、前記燃料貯蔵プールおよび前記機器仮置プールの上面に形成された開口部の周辺に設置された骨組みと、この骨組みに被せられ前記燃料貯蔵プールの上面開口部および作業床上の燃料交換機の高さ分までを覆い、かつ前記燃料貯蔵プール、前記機器仮置プールおよびこれらプールの上面に設けられた作業床の全体を覆うシートと、このシート内の気体を外部に排気する配管、排風機、フィルタ装置および排気塔とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、燃料貯蔵プールに対して耐圧耐水性シートカバーで覆うこと、および覆う手順を定め、プール利用効率を低下させることなく、スロッシングにより発生する溢水をより効果的に防止することができ、スロッシングが発生してもプール内の液体の溢水または飛散を防止することができる。
以下、本発明に係るスロッシング溢水抑止装置およびその方法の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態(図1)]
本実施形態では、液体を収容する容器である燃料貯蔵プールの上面開口部周辺に骨組みを設置し、その骨組みに燃料貯蔵プールの上面開口部を覆うシートを被せて燃料貯蔵プールの上面開口部周辺を密閉することにより、地震時に発生するスロッシング溢水をシートの内周側に止めるスロッシング溢水抑止装置およびその方法について説明する。
図1は本実施形態による沸騰水型原子炉設備の燃料貯蔵プールにおけるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を実施する設備構成を示す縦断面図である。
図1に示すように、原子炉格納容器1に設置された原子炉圧力容器2の上方に原子炉ウェル3が配置してあり、原子炉ウェル3の側方には使用済み燃料を貯蔵する燃料貯蔵プール4および機器仮置プール(DSプール)5が配置されている。燃料貯蔵プール4の底部には燃料貯蔵ラック10が設置されている。
そして、原子炉ウェル3、燃料貯蔵プール4およびDSプール5の上面が作業床としてのオペレーティングフロア6とされており、このオペレーティングフロア6上に設置されたレール7上に燃料移動等を専用に行う燃料交換機8が搭載されている。この燃料交換機8の周囲には、作業領域を区画する手摺9が設けられている。
この構成のもとで、燃料貯蔵プール6の上面開口部周辺のオペレーティングフロア6上に、第1の骨組み11を設置する。この骨組み11は第1のシートを自立させるためのものであり、平面視長方形状の燃料貯蔵プール4の周囲に沿って複数本配置される柱体と、必要な補強用桟等により構成する。
そして、骨組み11に燃料貯蔵プール4の上面開口部を覆うシート12を被せ、燃料貯蔵プール4の上面開口部周辺を密閉する。この場合、シート12は例えば燃料貯蔵プール4の上面開口部周辺から立上る部分と、この立上る部分から上面開口部の上方全体を覆う水平屋根状の部分とする。そして、燃料貯蔵プール4を覆うシート12は、燃料交換機8のブリッジ13の高さ以下に設定する。これにより、作業者によるシート12の設置を容易に行うことができる。
また、シート12の骨組み11と相まって、シート12の周辺部上端位置には自立を支える複数本のロープ14を備え、これらのロープ14をオペレーティングフロア6上のアンカー15に連結する。
さらに、シート12の下端部には、オペレーティングフロア6の燃料貯蔵プール表面位置において、図1に太い破線で示すように水平方向に沿い、気密性を有するジッパー16により開閉可能に綴じ合せてある。
以上の構成により、燃料集合体を移動する等の作業が無い場合においては、図1に示すように、シート12を自立させるための骨組み11と、ロープ14およびアンカー15の張力によって、シート12が燃料貯蔵プール4の上部に固定される。
したがって、地震等によりスロッシングが発生してスロッシング波高が成長し、燃料貯蔵プール4側の壁高さを乗り越えた場合でも、シート12により覆われている範囲以外には溢水が生じることはなく、溢水の拡大を防ぐことができる。
[第2実施形態(図2)]
本実施形態では、液体を収容する容器と、この容器の表面に沿う作業床とを備えた設備に対し、容器の上面に形成された開口部周辺および作業床の全体に亘る骨組みを設置し、この骨組みに容器および作業床を覆うシートを被せて容器および作業床の全体を密閉することにより、地震時に発生するスロッシング溢水をシートの内周側に留めるスロッシング溢水抑止装置およびその方法について説明する。
図2は本実施形態による沸騰水型原子炉設備の燃料貯蔵プールにおけるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を実施する設備構成を示す縦断面図である。なお、図2において、図1と同一および共通する機能構成部分には図1と同一符号を付し、その部分の構成が重複する説明については省略する。
図2に示すように、本実施形態では、燃料交換機8の作業範囲を内包する第2のシート20と、オペレーティングフロア6とシート20とを連結するための気密性を有するジッパー16と、シート20を自立させるための第2の骨組み11aと、この骨組み11aと相まってシート20の自立を支えるロープ14aと、このロープ14aをオペレーティングフロア6に連結するアンカー15aとを備える。なお、本実施形態および以下の実施形態においては、原子炉圧力容器1を炉内作業等のため開放とし、原子炉圧力容器2内の炉心部2aを示している。
このような構成により、燃料交換機8を使用して、燃料集合体等の移動等の作業が行われる場合において、シート20を自立させるための骨組み11aと、ロープ14aと、アンカー15aとの張力により、シート20を燃料交換機8の作業範囲を内包して燃料貯蔵プール4の上部に固定する。
本実施形態によっても、地震等によりスロッシングが発生してスロッシング波高が成長し、燃料貯蔵プール側壁高さを乗り越えても、シート20で覆われている範囲以外には溢水が生じることがなく、溢水の拡大を防ぐことができる。
[第3実施形態(図3)]
本実施形態では、シートが開閉可能な開口部を有するものとし、この開口部を介してシートの上部から液面上に作業対象物の出し入れを可能とするスロッシング溢水抑止装置およびその方法について説明する。
なお、図3において、図1および図2と同一および共通する機能構成部分には同一符号を付し、その部分の構成が重複する説明は省略する。
本実施形態は、図3に示すように、第2実施形態の構成(図2参照)に対し、シート20上部に、開口部17と、この開口部17を開閉するための気密性を有するジッパー31とを備えた構成とされている。他の構成は第1実施形態および第2実施形態と同様である。
以上の構成において、図示しない天井クレーン等を使用して燃料貯蔵プール4等からオペレーティングフロア6へ、若しくはオペレーティングフロア6から燃料貯蔵プール4等へ重量物を移動させる場合においては、ジッパー31によってシート20の上部に設けた開口部17を開き、この開口部17を介して移動を行うことができ、かつシート20で覆っている範囲以外には溢水の拡大を防ぐことができる。
[第4実施形態(図4)]
本実施形態では、シートの内部に排風機とフィルタ装置とを接続し、これらの排風機およびフィルタ装置を介してシート内の気体を既設の排気塔から外部に排気するスロッシング溢水抑止装置およびその方法について説明する。なお、図4において、図1、図2および図3と同一および共通する機能構成部分には同一符号を付し、その部分の構成が重複する説明は省略する。
本実施形態では、図4に示すように、第2実施形態の構成(図2参照)に移動可能な小型の排風機21と、この排風機21とシート20とを繋ぐための配管22と、移動可能な小型のフィルタ23と、排風機21とフィルタ23とを連結するための配管24および排気塔26と、排気塔26とフィルタ23とを繋ぐための配管27とにより構成する。
以上の構成において、燃料交換等の作業実施中には排風機21を運転してシート20内を負圧管理し、排風機21の排気は配管22、フィルタ23、配管24および配管27を介して排気塔26から排気することにより、燃料交換等の作業実施中に燃料集合体等の重量物の落下等による燃料取扱事故時の放射能放散を確実に、かつ大幅に低減することが可能となる。またシート20により覆われている範囲以外には、溢水の拡大を防ぐことができる。
[第5実施形態(図5)]
本実施形態では、液体を収容する容器の上面に形成された開口部周辺を第1のシートで覆う工程と、第1のシートを含む作業床全体を第2のシートで覆う工程と、第2のシートの内部から第1のシートを外部に取出し、第2のシートのみで作業床全体を覆う状態とする工程とを備えるスロッシング溢水抑止装置およびその方法について説明する。
本実施形態では、図5に示すように、第1実施形態の構成と第3実施形態の構成とを備えた構成により実施する。すなわち、図1に示した燃料貯蔵プール6の上面開口部周辺のオペレーティングフロア6上に、骨組み11を設置する。この骨組み11はシートを自立させるためのものであり、平面視長方形状の燃料貯蔵プール6の周囲に沿って複数本配置される柱体と、必要な補強用桟等により構成する。
そして、骨組み11に燃料貯蔵プール4の上面開口部を覆うシート12を被せ、燃料貯蔵プール4の上面開口部周辺を密閉する。この場合、シート12は例えば燃料貯蔵プール4の上面開口部周辺から立上る部分と、この立上る部分から上面開口部の上方全体を覆う水平屋根状の部分とする。燃料貯蔵プール4を覆うシート12は、燃料交換機8のブリッジ13の高さ以下に設定する。
また、シート12の骨組み11と相まって、シート12の周辺部上端位置には自立を支える複数本のロープ14を備え、これらのロープ14をオペレーティングフロア6上のアンカー15に連結する。さらに、シート12の下端部には、オペレーティングフロア6の燃料貯蔵プール表面位置において、図1に太い破線で示すように水平方向に沿い、気密性を有するジッパー16により開閉可能に綴じ合せてある。
また、図3に示したように、燃料貯蔵プール4等からオペレーティングフロア6へ、若しくはオペレーティングフロア6から燃料貯蔵プール4等へ重量物を移動させる場合においては、ジッパー31によってシート20の上部に設けた開口部17を開き、この開口部17を介して移動を行うことができるようにする。
本実施形態において適用する第3実施形態の構成としては、第2実施形態と同様にシート20の上部に開口部17およびジッパー31を設けるものであり、ジッパー31を閉じた状態の第3実施形態は第2実施形態と同様である。燃料交換等の作業を実施していない場合には、第1実施形態と同様に、燃料貯蔵プール4を覆うシートのみを適用する。
なお、上記以外の構成については、図5において図1、図2、図3および図4と同一部分に同一符号を付し、その部分の構成が重複する説明は省略する。
燃料交換等の作業を実施する場合には、次の作業ステップを実施する。
(1)まず、第1実施形態で示した構成を内包するように、シート20のジッパー31を閉じた状態とする。この状態は第3実施形態の状態と同様である。
(2)ジッパー31を閉じることにより、上述の第3実施形態と同様の状態が完成した後、ジッパー31を閉じた状態の第3実施形態と同様に、シート20内における第1実施形態の状態を解く。
(3)燃料貯蔵プール等を覆うシートがジッパー31を閉じた状態のシート20のみの状態に完成した後、燃料交換機8等による燃料交換等の作業について、図示しない天井クレーン等により重量物をオペレーティングフロア6に移動させる場合には、ジッパー31を開いてシート20の上部に開口部17を設けて実施する。燃料交換等の作業が終了した場合には、次の作業ステップを実施する。
(4)ジッパー31を閉じた第3実施形態の状態の中に、第1実施形態の状態を構築する。
(5)第1実施形態の状態が完成した後、ジッパー31を閉じた状態の実施形態状態を解く。
以上の工程により、燃料貯蔵プール4等を覆うシートがシート12のみの状態となり、
初期状態に戻ることができることにより、燃料貯蔵プールでの作業の有無に関連せずに覆
われているシート12内部の範囲以外には、溢水の拡大を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態によるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を示す説明図。 本発明の第2実施形態によるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を示す説明図。 本発明の第3実施形態によるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を示す説明図。 本発明の第4実施形態によるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を示す説明図。 本発明の第5実施形態によるスロッシング溢水抑止装置およびその方法を示す説明図。
符号の説明
1‥原子炉格納容器、2‥原子炉圧力容器、3‥原子炉ウェル、4‥燃料貯蔵プール、5‥DSプール、6‥オペレーティングフロア、7‥レール、8‥燃料交換機、9‥手摺り、10‥燃料貯蔵ラック、11‥骨組み、20‥シート、13‥ブリッジ、14‥ロープ、15‥アンカー、16‥ジッパー17‥開口部、21‥排風機、22‥配管、23‥フィルタ、24‥配管、25‥配管、26‥排気塔、27‥配管、31‥ジッパー。

Claims (2)

  1. 原子炉圧力容器を収容する原子炉格納容器内の上方に原子炉ウェルを形成し、この原子炉ウェル内に原子炉圧力容器を配置し、前記原子炉ウェルの側方に燃料貯蔵プールおよび機器仮置プールを設け、前記原子炉ウェル、前記燃料貯蔵プールおよび前記機器仮置プールの上面の作業床に骨組みを設置し、前記作業床に設置されて前記燃料貯蔵プール内の使用済燃料を移動する燃料交換機の高さ分まで覆い、かつ前記原子炉ウェル、前記燃料貯蔵プール、前記機器仮置プールの上面全体をシートで覆い、地震時に発生する前記燃料貯蔵プールのスロッシング溢水を前記シートの内周側に留めるとともに、前記シートに排風機とフィルタ装置とを接続し、これらの排風機およびフィルタ装置を介して前記シート内の気体を排気することを特徴とするスロッシング溢水抑止方法。
  2. 原子炉圧力容器を収容する原子炉格納容器内の上方に形成した原子炉ウェルと、この原子炉ウェル内に配置した原子炉圧力容器と、前記原子炉ウェルの側方に設けた燃料貯蔵プールおよび機器仮置プールと、前記原子炉ウェル、前記燃料貯蔵プールおよび前記機器仮置プールの上面の作業床に設置した骨組みと、前記作業床に設置され前記燃料貯蔵プール内の使用済燃料を移動する燃料交換機の燃料高さ分まで覆い、かつ前記原子炉ウェル、前記燃料貯蔵プールおよび前記機器仮置プールの上面全体を覆うシートと、前記シートに接続され前記シート内の気体を排気する排風機およびフィルタ装置と、を備えたことを特徴とするスロッシング溢水抑止装置。
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