JP4770581B2 - 動画像データ処理装置、ストリーム生成装置、撮像装置、および動画像データ処理方法 - Google Patents

動画像データ処理装置、ストリーム生成装置、撮像装置、および動画像データ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画像データを処理する動画像データ処理装置、ストリーム生成装置、撮像装置、および動画像データ処理方法に関し、特に、画面レートを切り替え可能な動画像データを処理できる動画像データ処理装置、ストリーム生成装置、撮像装置、および動画像データ処理方法に関する。
近年、動画像を撮像してデジタルデータとして記録可能な撮像装置(デジタルビデオカメラ)が急速に普及している。このような撮像装置の中には、ビデオデータ・オーディオデータを多重化したストリームの中に、撮像時刻の情報も記録しておき、再生時にその情報を読み出し、画面上に撮像時刻を表示できるようにしたものがあった。その例として、ビデオパックやオーディオパックとともに、撮像時刻情報を含む追加記録情報パックを多重化した多重化ストリームを生成するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、このように多重化ストリーム内に記録する撮像時刻情報は、撮像画像の記録媒体への記録開始時に、撮像装置に内蔵された時計から記録開始時刻を読み込み、その記録開始時刻に対して、画像フレームの出力周期ごとに、その周期に対応する一定時間を加算することによって生成していた。この方法によれば、内蔵時計が十分な精度を持たない場合でも、多重化ストリームの生成時に、画像フレームの出力周期に合わせて正確な時刻情報を記録することが可能であった。
一方、上記のような撮像装置においては、撮像素子の性能や信号処理技術の進歩に伴い、現状のTV放送規格の表示周期より短い周期で撮像画像を出力できるようになってきており、このような高速撮像機能を搭載した撮像装置が考えられている。例えば、標準の数倍の画面レートで撮像して記録したビデオデータを、標準の画面レートで再生・表示することで、スロー再生を可能にした撮像装置が考えられている。
特開2005−79823号公報(段落番号〔0047〕〜〔0050〕、図8)
ところで、上述した撮像時刻情報の生成方法、すなわち、画像の記録開始時刻に、画像フレームの出力ごとに一定時間を加算する方法は、撮像時の画面レートが一定の場合には、正確な時刻情報を生成することができた。しかし、この方法を、高速撮像により記録したビデオデータをスロー再生できるようにした撮像装置に適用した場合には、記録時と再生時とで時間の進み方が異なるため、スロー再生時には表示される撮像時刻が徐々にずれていき、正確な時刻が表示されないという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、動画像データの入力を受けて、その動画像データを入力時とは異なる速度で再生したときに、撮像時刻を正確に取得できるようにした動画像データ処理装置および方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、動画像データの入力を受けて、その動画像データを入力時とは異なる速度で再生したときに、撮像時刻を正確に取得できるようにしたストリーム生成装置を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、撮像して得た動画像データを撮像時とは異なる速度で再生したときに、撮像時刻を正確に取得できるようにした撮像装置を提供することである。
本発明では上記課題を解決するために、動画像データに対して時刻情報を付加して出力する動画像データ処理装置において、基準画面レートと、前記基準画面レートとは異なる1つ以上の画面レートとが、任意のタイミングで切り替えられる動画像データの入力を受ける動画像入力部と、前記動画像入力部に入力された動画像データに、当該動画像データにおける所定の画像フレームについての前記動画像入力部に対する入力時刻情報を付加する時刻情報付加処理部と、時刻をカウントする計時部と、前記動画像入力部における動画像データの入力開始時刻を前記計時部から取得する入力開始時刻取得部と、前記時刻情報付加処理部に入力される動画像データの前記画面レートに応じた、画像フレームの表示間隔に対応する時間情報を、前記入力開始時刻に対して積算することで、前記入力時刻情報を算出する入力時刻情報生成部と、前記入力時刻情報が付加された動画像データの各画像フレームを前記基準画面レートで再生する動画像再生部と、前記動画像再生部の再生動作に同期して、動画像データから前記入力時刻情報を抽出する時刻情報抽出部とを有することを特徴とする動画像データ処理装置が提供される。
このような動画像データ処理装置において、動画像入力部は、基準画面レートと、その基準画面レートとは異なる1つ以上の画面レートとが、任意のタイミングで切り替えられる動画像データの入力を受ける。時刻情報付加処理部は、動画像入力部に入力された動画像データに、当該動画像データにおける所定の画像フレームについての動画像入力部に対する入力時刻情報を付加する。計時部は、時刻をカウントする。入力開始時刻取得部は、動画像入力部における動画像データの入力開始時刻を計時部から取得する。入力時刻情報生成部は、時刻情報付加処理部に入力される動画像データの画面レートに応じた、画像フレームの表示間隔に対応する時間情報を、入力開始時刻に対して積算することで、入力時刻情報を算出して時刻情報付加処理部に供給する。動画像再生部は、入力時刻情報が付加された動画像データの各画像フレームを基準画面レートで再生する。時刻情報抽出部は、動画像再生部の再生動作に同期して、動画像データから入力時刻情報を抽出する。
本発明の動画像データ処理装置によれば、計時部から取得した動画像データの入力開始時刻に対して、時刻情報付加処理部に入力される動画像データの画面レートに応じた、画像フレームの表示間隔に対応する時間情報を積算することで、入力時刻情報が算出されるので、入力される動画像データの画面レートに関係なく、かつ、動画像入力部との同期をとることなく、常に正確な入力時刻情報を生成して動画像データに付加できる。従って、基準画面レートとは異なる画面レートで入力された動画像データを、動画像再生部により基準画面レートで再生したときでも、その再生画像に対応して抽出される入力時刻情報から、動画像入力部における正確な入力時刻を得ることができ、例えば、その入力時刻情報を利用して正確な入力時刻を表示できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す撮像装置は、動画像を撮像し、その撮像画像をデジタルデータとして記録媒体に記録する、いわゆるデジタルビデオカメラである。また、この撮像装置は、ビデオ信号を含むデータストリームを記録する記録媒体の例として、DVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスク10を利用する。
この撮像装置は、撮像素子11、カメラDSP(Digital Signal Processor)12、ビデオエンコーダ13、マイクロフォン14、オーディオデータ用のA/D(アナログ/デジタル)コンバータ15、オーディオデータのサンプリングレートコンバータ16、オーディオエンコーダ17、バッファメモリ18、MUX/DEMUX(Multiplexer/Demultiplexer)19、ATA(AT Attachment)インタフェース20、光ディスクドライブ21、ビデオデコーダ22、ビデオデータ用のバッファメモリ23、グラフィックインタフェース24、ディスプレイ25、オーディオデコーダ26、D/A(デジタル/アナログ)コンバータ27、スピーカ28、CPU(Central Processing Unit)29、および内部バス30を備える。
撮像素子11は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの固体撮像素子であり、図示しない光学ブロックにより集光された光を電気信号に変換する。
カメラDSP12は、撮像素子11からの画像信号に対するCDS(Correlated Double Sampling)処理、AGC(Auto Gain Control)処理などの各種アナログ信号処理や、A/D変換、撮像動作制御用の検波処理や画質補正処理などの各種デジタル信号処理を、CPU29の制御の下で実行する。
なお、この撮像素子11は、標準の画面レートの他に、それより高速な画面レートで、撮像画像信号を出力できるようになっている。本実施の形態では、例として、30フレーム/秒(あるいは60フィールド/秒)の画面レートで撮像する通常撮像モードと、その3倍の90フレーム/秒(あるいは270フィールド/秒)で撮像する高速撮像モードの2種類の撮像モードを持ち、撮像・記録中に任意に切り替えることが可能であるものとする。そして、撮像素子11は、これらの2つの画面レートで撮像画像信号を出力し、カメラDSP12は、これらの2つの画面レートに同期して画像信号を順次処理できるようになっている。
ビデオエンコーダ13は、CPU29の制御の下で、カメラDSP12から出力されたビデオデータを、所定の圧縮符号化方式に従って符号化する。本実施の形態では、ビデオエンコーダ13はMPEG(Moving Picture Experts Group)方式に従って圧縮符号化処理を行い、符号化後のビデオデータをビデオES(Elementary Stream)としてバッファメモリ18に供給する。
マイクロフォン14は、オーディオ信号を収音する。A/Dコンバータ15は、マイクロフォン14により収音されたオーディオ信号をデジタルデータに変換する。サンプリングレートコンバータ16は、デジタル化されたオーディオデータのサンプリングレートを、CPU29からの制御信号に応じて変換する。ここで、A/Dコンバータ15は、オーディオ信号を48kHzの一定のサンプリングレートでデジタル変換する。サンプリングレートコンバータ16は、高速撮像モードに設定されたときにのみ動作し、A/Dコンバータ15からのデジタルオーディオデータを、3倍のサンプリングレート(144kHz)のデジタルオーディオデータに変換する。
なお、この例では、A/Dコンバータ15により一定のサンプリングレートでデジタル化されたオーディオデータに対して、そのサンプリングレートをサンプリングレートコンバータ16において演算により変換する構成としている。しかし、この他に、サンプリングレートコンバータ16を設ける代わりに、A/Dコンバータ15におけるデジタル変換処理時のサンプリングレートを可変とし、そのサンプリングレートをCPU29から制御するようにしてもよい。
オーディオエンコーダ17は、サンプリングレートコンバータ16からのオーディオデータを、例えばMPEG方式などの所定の圧縮符号化方式に従って符号化し、符号化後のオーディオデータをオーディオESとしてバッファメモリ18に供給する。
バッファメモリ18は、ビデオエンコーダ13およびオーディオエンコーダ17からのビデオESおよびオーディオESをバッファし、CPU29の制御の下でMUX/DEMUX19に対して出力する。また、MUX/DEMUX19から供給されたビデオESおよびオーディオESをバッファし、CPU29の制御の下でそれぞれビデオデコーダ22およびオーディオデコーダ26に出力する。
MUX/DEMUX19は、バッファメモリ18に格納されたビデオESおよびオーディオESなどを読み出してパケット化し、それらのパケットを多重化してPS(Program Stream)を生成し、ATAインタフェース20を介して光ディスクドライブ21に出力する。なお、後述するように、PSの生成の際には、CPU29により撮像時刻情報が生成され、この情報はPS内の所定の位置に多重化される。また、光ディスク10から読み取られたPSから、ビデオESやオーディオES、各種ヘッダ情報を分離し、各ESのデータをバッファメモリ18に格納し、ヘッダ情報をCPU29に出力する。このとき、MUX/DEMUX19によりPSから分離された撮像時刻情報も、CPU29に出力される。
ATAインタフェース20は、光ディスクドライブ21を接続するためのインタフェース回路であり、CPU29からの制御信号に応じて、光ディスクドライブ21の記録・再生動作を制御する。光ディスクドライブ21は、着脱可能な光ディスク10に対するデータの書き込み、およびその光ディスク10に記録されたデータの読み取りを行う。
ビデオデコーダ22は、光ディスク10から読み出され、バッファメモリ18に格納されたビデオESを読み込み、CPU29の制御の下で、MPEG方式に従ってビデオデータを伸張復号化する。バッファメモリ23は、ビデオデコーダ22から出力されたビデオデータをバッファする。
グラフィックインタフェース24は、バッファメモリ23からのビデオデータ、または内部バス30を通じてカメラDSP12から供給されたビデオデータを、画面表示のための信号に変換して、ディスプレイ25に供給する。また、グラフィックインタフェース24は、CPU29からの制御に応じて、撮像時刻を示す文字情報を画像信号に合成する。ディスプレイ25は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなり、撮影中の画像や光ディスク10に記録されたデータの再生画像を表示する。
オーディオデコーダ26は、光ディスク10から読み出され、バッファメモリ18に格納されたオーディオESを読み込み、CPU29の制御の下でオーディオデータを伸張復号化する。D/Aコンバータ27は、オーディオデコーダ26からのオーディオデータをアナログ信号に変換し、スピーカ28に出力して音声を再生出力させる。
CPU29は、図示しないメモリに格納されたプログラムを実行することで、この撮像装置を統括的に制御する。本実施の形態の撮像装置は、このCPU29の機能として、ビデオ・オーディオデータの光ディスク10への記録およびそのデータの再生のためのコマンドを処理する記録・再生コマンド処理部31と、PS生成時に撮像時刻情報を生成する撮像時刻情報生成部32と、光ディスク10から再生された撮像時刻情報を画面上に表示させるための撮像時刻再生処理部33とを備えている。
ここで、上記の撮像装置におけるビデオ・オーディオデータの記録および再生の基本的な動作について説明する。まず、図示しない入力部に対するユーザの操作入力に応じて、CPU29に対して記録が要求されると、記録・再生コマンド処理部31は、この要求に応じて、ビデオエンコーダ13およびオーディオエンコーダ17のエンコード処理を開始させる。カメラDSP12から出力されたビデオデータは、ビデオエンコーダ13により順次エンコードされてビデオESが生成され、そのビデオESがバッファメモリ18に格納される。また、A/Dコンバータ15から出力されたオーディオデータは、サンプリングレートコンバータ16を介してオーディオエンコーダ17に供給され、順次エンコードされてオーディオESが生成され、そのオーディオESはバッファメモリ18に格納される。なお、このとき、カメラDSP12からのビデオデータは、内部バス30を介してグラフィックインタフェース24にも供給され、これにより撮像中の画像がディスプレイ25に表示される。
MUX/DEMUX19は、記録・再生コマンド処理部31の制御の下で、バッファメモリ18から読み出したビデオESおよびオーディオESをそれぞれパケット化し、さらに複数のパケットによりパックを生成して、PSとして多重化する。このとき、撮像時刻情報生成部32は、撮像時刻情報を順次生成して、MUX/DEMUX19に供給し、この撮像時刻情報はPS内の所定の位置(後述する追加記録情報パック)に多重化される。このように生成されたPSは、所定のファイルフォーマットに従って光ディスク10に記録される。
また、ユーザの操作入力に応じて、CPU29に対して再生が要求されると、記録・再生コマンド処理部31は、ATAインタフェース20を制御して、光ディスク10内のデータストリームを光ディスクドライブ21に読み取らせ、読み取られたデータストリームをMUX/DEMUX19に供給させる。MUX/DEMUX19は、入力データからPSを抽出し、そのPSからビデオESおよびオーディオESを分離してバッファメモリ18に供給するとともに、ヘッダから抽出した情報などをCPU29に出力する。このとき、追加記録情報パックから抽出した撮像時刻情報を、撮像時刻再生処理部33に出力する。
バッファメモリ18に格納されたビデオESおよびオーディオESは、それぞれビデオデコーダ22およびオーディオデコーダ26に供給され、デコードされる。これにより、ディスプレイ25に再生画像が表示され、スピーカ28から音声が再生される。また、撮像時刻再生処理部33は、MUX/DMUX19から受け取った撮像時刻情報に基づき、撮像時刻を示す文字情報などをグラフィックインタフェース24に供給する。これにより、撮像時刻を示す文字などが再生画像上に合成されて表示される。
ここで、光ディスク10として、DVD−VIDEO規格に準拠したDVDを想定し、このデータフォーマットにおける撮像時刻情報の格納位置について説明する。
図2は、DVD−VIDEO規格のデータフォーマットを説明する図である。
DVD−VIDEO規格の光ディスク10では、1個のビデオマネージャ(VMG:Video Manager)と1個以上99個以下のビデオタイトルセット(VTS:Video Title Set)とから構成されるボリューム構造が規定されている。VMGは、DVD−VIDEOゾーンの先頭に配置され、VTSを管理するためのファイルなどを備える。
VTSは、3個以上12個以下のファイルからなり、先頭のファイルがコントロールデータ(VTSI:Video Title Set Information)、次のファイルがメニューのためのVOBS(VTSM_VOBS:VTSM Video Object Set)となっており、次の1個から9個のファイルがタイトルのためのVOBS(VTSTT_VOBS:VTSTT Video Object Set)、最後のファイルがVTSIのバックアップとなっている。なお、VTSIは、VTSにおけるVTSメニュー(VTSM:Video Title Set Menu)と1個以上のタイトル(TT:Title)を管理するための情報である。
VOBSは、1個以上のビデオオブジェクト(VOB:Video Object)で構成される。VOBのID番号(VOB_IDN:VOB ID Number)は、VOBS内の最も小さな論理セクタ番号(LSN:Logical Sector Number)のVOBからアサインされる。VOBは、1個以上のセル(Cell)からなり、セルID番号(C_IDN:Cell ID Number)は、VOB内の最も小さな論理セクタ番号のセルからアサインされる。
また、セルは、整数個のビデオオブジェクトユニット(VOBU:Video Object Unit)により構成される。VOBUは、ナビゲーションパック(NV_PCK:Navigation Pack)を先頭としたパック列である。パックは、2048バイトの固定長データであり、VOBUは、ナビゲーションパックを先頭に、オーディオパック(A_PCK:Audio Pack)、ビデオパック(V_PCK:Video Pack)、サブピクチャパック(SP_PCK:Sub-picture Pack)を必要に応じて備える。さらに、本実施の形態では、追加記録情報を保持する追加記録情報パック(ARI_PCK)が、VOBUの中に設けられており、この追加記録情報パックに、撮像時刻情報が記録される。なお、追加記録情報パックは、0.5秒おきに配置される。
ところで、この撮像装置は、標準の画面レートでの撮像の他に、それより高速な画面レートで撮像し、その撮像画像のデータを光ディスク10に記録する機能を備えている。具体的には、上述したように、通常の画面レートで撮像する通常撮像モードと、その3倍の画面レートで撮像する高速撮像モードとを備えている。
また、高速撮像モードで撮像した画像のデータは、通常撮像モードと同じ標準の画面レートを持つビデオESとして生成され、光ディスク10に記録される。このようなビデオESは、例えば、撮像モードに関係なく、画像フレームごとに常に一定間隔の再生時刻管理情報(PTS:Presentation Time Stamp)を付加することで実現できる。そして、光ディスク10に記録した画像データを従来通りに標準の画面レートで再生することで、高速撮像モードで撮像された画像は、撮像時の1/3の速度で表示されるようになる。
また、この撮像装置において、オーディオデータは、通常撮像モードでは、A/Dコンバータ15により48kHzのサンプリングレートでデジタルデータ化される。一方、高速撮像モードでは、48kHzのサンプリングレートでデジタル化されたオーディオデータは、サンプリングレートコンバータ16により、その3倍の144kHzのサンプリングレートのデジタルデータに変換される。これにより、高速撮像モードで記録されたオーディオデータを通常撮像モードの速度で再生したときに、そのオーディオデータが通常撮像モードと同じ48kHzのサンプリングレートでデジタル化されたオーディオデータとして再生されるので、従来通りのオーディオデコーダ26の処理で、スロー再生された画像に同期した音声を再生することが可能となる。
ここで、高速撮像モードで記録されたビデオデータを、通常撮像モードと同じ画面レートで再生して、画像をスロー再生できるようにした場合、通常撮像モードでの記録時と高速撮像モードでの記録時のそれぞれにおいて、撮像時刻情報の生成の仕方を変える必要がある。これは、高速撮像モードでは、撮像時の時間の進み方と、再生時の時間の進み方とが一致しないからである。
図3は、ビデオデータの記録時における撮像装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
図3では、実時間(実際の時刻)を、MPEG方式で規定されるデコード時・再生出力時の時刻管理基準クロックであるSTC(System Time Clock)の周波数(90kHz)でのカウント値によって表している。そして、この図3の例では、時刻“t0”において撮像画像の記録が開始され、時刻“t0”から時刻“t0+6006”では通常撮像モードで記録されている。また、時刻“t0+6006”において高速撮像モードに切り替えられて、3倍の画面レートで撮像された後、時刻“t0+9009”において通常撮像モードに切り替えられて、記録が続けられている。
撮像時刻情報は、従来から、記録開始時に内蔵時計から読み込んだ時刻(記録開始時刻)に対して、フレームの出力ごとに一定の値を積算することによって生成されていた。このような生成手法により、撮像時刻情報を生成してPSに多重化する処理を、独立した同期制御により容易に実現できるというメリットがあった。
例えば、上記撮像装置においては、撮像素子11によって取り込まれた画像信号は、ビデオエンコーダ13によるエンコード処理時や、MUX/DEMUX19による多重化処理時などに、適宜バッファされて処理される。このため、撮像素子11による画像取り込み処理、エンコード処理、および多重化処理については、それぞれを個別の同期制御の下で独立したタスクとして処理する方が、制御が容易になり、またCPU29の負荷を分散させることもできる。
ここで、撮像時刻情報の生成は、MUX/DEMUX19による多重化処理時(またはビデオエンコーダ13によるエンコード開始時、エンコード後のデータ出力時でもよい)に実行されるので、同じフレームのデータに対する処理タイミングは、撮像素子11での画像取り込みタイミングより遅延してしまう。これに対して、内蔵時計がカウントする時刻情報を記録開始時(すなわち、撮像素子11での画像取り込みタイミング)にのみ取り込み、その後の時刻加算処理を多重化処理のタイミングに同期して実行することで、撮像素子11などの他の処理ブロックにおける処理タイミングに同期させることなく、正確な撮像時刻情報を容易に生成できる。
なお、撮像時刻情報を生成すべきタイミングで、その都度、内蔵時計のカウント値を読み込む方法も考えられるが、上記のように各処理ブロックでの処理タイミングが異なるため、この方法で生成した撮像時刻情報は正確なものとは言えない。換言すれば、撮像装置内の各ブロックで共通に使用できる精度を持つ内蔵時計を実現することは、困難であると言える。
しかし、多重化処理時にフレームの出力ごとに一定値を積算していく方法では、撮像時と再生時とで時間の進み方が異なる場合には、記録される撮像時刻情報にずれが生じてしまい、正確な撮像時刻情報を記録できなかった。例えば、図3において、時刻“t0”で記録が開始されてから、通常撮像モードで撮像されている間は、時刻“t0”に一定値“3003”を順次積算することで、正確な撮像時刻情報を生成できる。しかし、高速撮像モードに切り替わった後に、同じように一定値“3003”が加算されてしまうと、その記録データを3倍速で再生したときに、表示される撮像時刻も3倍の速度で進んでしまう。そこで、本実施の形態では、図3に示すように、高速撮像モードに切り替わった後では、それまでの撮像時刻情報に対して加算する値を、通常撮像モード時の1/3(すなわち“1001”)にして、正確な撮像時刻情報を生成できるようにする。
なお、図3では、「MUX出力」の欄において、ビデオ信号およびオーディオ信号がそれぞれ格納されるビデオパック(V_PCK)およびオーディオパック(A_PCK)を、撮像時のフレーム順に示している。しかし、図3ではわかりやすいようにこのように示しているだけであって、実際には、ビデオデータについては、前後の双方向予測符号化を行う場合には、多重化の際にはこのような順番にはならない。例えば、ビデオエンコーダ13から出力されるビデオESでは、各フレーム(ピクチャ)のデータはデコード順にソートされる。また、当然ながら、MUX/DEMUX19における各フレームに対応するビデオパックの出力タイミングも、必ずしも図3のようにはならない。
追加記録情報パックに記録する撮像時刻情報については、例えば、対応するフレームのデータが、デコード順のソートにより他のタイミングで多重化される場合でも、特に並び替えを行わずに、生成された順にPSに多重化していけばよい。この場合、PSの再生時には、撮像時刻情報を、対応するフレームの並び替えに関係なく、PSから分離した順に再生出力することで、再生された画像とそれに合成された撮像時刻との整合をとることができる。
なお、図3中のタイミング信号SaおよびSbは、それぞれ通常撮像モード、高速撮像モードにおけるフレーム処理タイミングを示すものである。これらのタイミング信号SaおよびSbは、CPU29によって生成され、例えば、各撮像モードにおいて撮像素子11などに対して同期タイミングを与える垂直同期信号(V_sync)を生成するための信号と共用することができる。
図4に示す撮像時刻情報生成部32は、セレクタ301と、積算器302と、時刻換算部303とを備えている。また、内蔵時計400は、他の処理ブロックと共通で使用されるカウンタであり、CPU29の処理により実現される。この内蔵時計400は、90kHzのクロックをカウントし、例えば1年分といった長期に亘る時刻をカウントできるだけのビット数を備える。
セレクタ301は、それぞれ通常撮像モードおよび高速撮像モードにおけるフレーム処理タイミングを与えるタイミング信号SaまたはSbの入力を受ける。上述したように、タイミング信号SaおよびSbは、例えば、撮像素子11などに対する垂直同期信号を生成するためにCPU29から出力される信号を利用でき、タイミング信号Sbの周期は、タイミング信号Saの周期の1/3になる。
セレクタ301は、記録・再生コマンド処理部31においてユーザ操作に応じて管理されている撮像モードを取り込み、現在の撮像モードが通常撮像モードであればタイミング信号Saの入力を選択し、高速撮像モードであればタイミング信号Sbを選択する。このような選択動作により、セレクタ301は、各撮像モードにおけるフレーム処理タイミングを生成する機能を果たす。すなわち、セレクタ301からのタイミング信号により、他の処理ブロックから独立した、MUX/DEMUX19におけるビデオフレームごとのデータの多重化タイミングが生成される。
積算器302は、セレクタ301により選択されたタイミング信号の入力時に、内蔵時計400から取り込んだ時刻t0に対して、積算値t_intを積算する。ここで、積算器302における積算値t_intの選択については、撮像モードに応じて判定される。
時刻換算部303は、積算器302により90kHzのカウント値として生成された撮像時刻t_recを、月/日/時/分/秒の単位に換算する。これにより、追加記録情報パックに記録される撮像時刻情報が生成される。なお、この撮像時刻情報は、フレームの出力ごとに生成されるが、追加記録情報パックは0.5秒ごとに記録されるので、時刻換算部303からの撮像時刻は、実際には適宜間引きされてMUX/DEMUX19に出力される。
図5は、撮像時刻情報生成処理の流れを示すフローチャートである。
まず、記録・再生コマンド処理部31において、図示しない入力部を通じたユーザからの操作入力に基づき、記録開始が要求されたと判断されると(ステップS11)、撮像時刻情報生成部32の積算器302は、積算値t_intに“0”を設定し、内蔵時計400から時刻t0を読み込んで、撮像時刻t_recとして時刻t0を出力する。時刻換算部303は、出力された時刻t0を換算してMUX/DEMUX19に出力し、これにより、記録開始時点での撮像時刻情報が追加記録情報パックに格納される(ステップS12)。ここで、記録開始の時刻t0は、ユーザからの記録開始操作を検出したタイミングに読み込まれるので、正確な撮像開始時刻を検出することができる。
次に、セレクタ301および積算器302は、記録・再生コマンド処理部31からの情報に基づいて、現在設定されている撮像モードを判別する(ステップS13)。ここで、現在の撮像モードが通常撮像モードであれば、セレクタ301はタイミング信号Saを選択し、積算器302は積算値t_intとして“3003”を設定する(ステップS14)。また、高速撮像モードであれば、セレクタ301はタイミング信号Sbを選択し、積算器302は積算値t_intとして“1001”を設定する(ステップS15)。
次に、積算器302は、セレクタ301からのタイミング信号の入力の有無に応じて、次のフレームの処理タイミングを判定する(ステップS16)。ここでは、現在の撮像モードが通常撮像モードであれば、タイミング信号Saに基づいてフレーム処理タイミングが判定され、高速撮像モードであれば、タイミング信号Sbに基づいてフレーム処理タイミングが判定される。
ここで、ステップS16において、フレーム処理タイミングに達していない場合、記録・再生コマンド処理部31によって記録の終了と判定されていれば(ステップS21)、撮像時刻情報生成処理が終了され、判定されていなければ(ステップS21)、ステップS16に戻って次のフレーム処理タイミングが監視される。
また、ステップS16でフレーム処理タイミングであると判定したときには、積算器302は、直前の撮像時刻t_recに積算値t_intを加算して、新たな撮像時刻t_recを出力し、時刻換算部303は、出力された撮像時刻t_recを換算する(ステップS17)。これにより、撮像時刻情報が生成される。
撮像時刻情報が生成された後、セレクタ301および積算器302は再び現在の撮像モードを判別する。現在の撮像モードが通常撮像モードであれば、セレクタ301はタイミング信号Saを選択し、積算器302は積算値t_intとして“3003”を設定する(ステップS19)。また、高速撮像モードであれば、セレクタ301はタイミング信号Sbを選択し、積算器302は積算値t_intとして“1001”を設定する(ステップS20)。その後、記録・再生コマンド処理部31によって記録の終了と判定されていれば(ステップS21)、撮像時刻情報生成処理も終了され、判定されていなければ(ステップS21)、ステップS16に戻って次のフレーム処理タイミングが監視される。
ここで、ステップS17〜S20では、フレーム処理タイミングに達したときに、撮像時刻情報を算出した後に、出力されたフレームの撮像時における撮像モードが判別され、その撮像モードに応じた積算値t_intが設定される。これにより、積算値t_intを切り替えるタイミングが、撮像モードの切り替え後に遅延され、例えば図3の時刻“t0+6006”“t0+9009”など、撮像モードの切り替え時における積算値t_intが正しく設定されて、正確な撮像時刻情報が生成されるようになる。
以上の処理により、撮像モードに関係なく、撮像時の時刻を常に正確に生成し、PS内に多重化して光ディスク10に記録することができるようになる。従って、高速撮像モードで撮像された範囲のビデオデータを、通常撮像モードでの画面レートで再生した場合には、表示される撮像時刻が1/3の速度で遷移するようになり、実際の撮像時刻が正確に表示されるようになる。
また、記録開始時にのみ内蔵時計400からの時刻t0を読み込み、その後には、MUX/DEMUX19における処理タイミングに同期したセレクタ301からのタイミング信号に基づいて、時刻t0に対して積算を行うことで撮像時刻情報を生成するので、撮像素子11による画像取り込み処理やエンコード処理など、他の処理ブロックにおける処理タイミングと同期をとることなく、独立したタイミング制御により正確な撮像時刻情報を生成できる。このため、制御を容易にできるとともに、CPU29の処理負荷を分散させることもでき、CPU29の製造コストの削減や、制御プログラムの開発コストの削減といった効果も生まれる。
なお、以上の実施の形態では、高速撮像モードの撮像周期を、通常撮像モードの3倍の1種類としたが、例えば、高速撮像モードにおいては、撮像速度を複数段階で変化させることができるようにしてもよい。この場合、例えば、図および図に示した高速撮像モード用のタイミング信号Sbを、撮像速度に応じて複数入力させるようにすればよい。また、撮像速度を任意に調整できるようにしてもよく、この場合には、例えば、1種類のタイミング信号Saの周期を撮像速度に応じて変化させるようにすればよい。
また、高速撮像モードの代わりに、通常撮像モードより画面レートが低い低速撮像モードを備え、低速撮像モードで撮像された範囲のビデオデータを通常撮像モードの画面レートで再生することで高速再生できるようにした撮像装置にも、本発明を適用できる。例えば、低速撮像モードの画面レートを通常撮像モードの1/3とした場合、図4の構成であれば、図5のステップS13およびS18で低速撮像モードと判定したときに、積算値t_intを通常撮像モードの3倍の“9009”とすることで、正確な撮像時刻情報を生成することができる。
また、上記の実施の形態では、撮像・収音した画像および音声を記録媒体に記録する撮像装置に本発明を適用した例を示したが、このような画像および音声の信号を符号化してデータストリームを生成し、ネットワークを通じて外部機器へ送出する機器に対して、本発明を適用してもよい。また、符号化する対象の画像および音声は、撮像・収音したものに限らず、例えば、TVチューナによって受信された放送コンテンツの信号であってもよいし、あるいは、デジタルまたはアナログの画像・音声入力端子を通じて入力された信号であってもよい。すなわち、複数の画面レートが切り替えられる画像信号(およびこれに同期する音声信号)の入力を受けて、これらの信号を符号化してデータストリームを生成する装置に対して、本発明を適用できる。
さらに、複数の画面レートが切り替えられる画像信号(およびこれに同期する音声信号)の入力を受けて、その信号に基づく画像を表示し、音声を出力する装置に対しても、本発明を適用することができる。例えば、入力された画像データが通常画面レートであるか、高速画面レートであるかに関係なく、常に通常画面レートで画像を表示するようにして、高速画面レートで入力された画像を自動的に本来より低速で再生表示するといった特殊再生機能を備えた表示装置などにも、本発明を適用できる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 DVD−VIDEO規格のデータフォーマットを説明する図である。 ビデオデータの記録時における撮像装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 撮像時刻情報生成部の機能構成例を示すブロック図である。 撮像時刻情報生成処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10……光ディスク、11……撮像素子、12……カメラDSP、13……ビデオエンコーダ、14……マイクロフォン、15……A/Dコンバータ、16……サンプリングレートコンバータ、17……オーディオエンコーダ、18……バッファメモリ、19……MUX/DEMUX、20……ATAインタフェース、21……光ディスクドライブ、22……ビデオデコーダ、23……バッファメモリ、24……グラフィックインタフェース、25……ディスプレイ、26……オーディオデコーダ、27……D/Aコンバータ、28……スピーカ、29……CPU、30……内部バス、31……記録・再生コマンド処理部、32……撮像時刻情報生成部、33……撮像時刻再生処理部

Claims (10)

  1. 異なる複数の画面レートが任意のタイミングで切り替えられる動画像データの入力を受ける動画像入力部と、
    前記動画像入力部に入力された動画像データに、当該動画像データの各画像フレームが前記動画像入力部に入力された時刻を示す入力時刻情報を、画像フレームごとに対応付けて付加する時刻情報付加処理部と、
    前記時刻情報付加処理部によって動画像データに付加される前記入力時刻情報を生成する入力時刻情報生成部と、
    時刻をカウントする計時部と、
    を有し、
    前記入力時刻情報生成部は、前記入力時刻情報の生成処理を開始すると、前記動画像入力部に入力される1番目の画像フレームに対応する前記入力時刻情報としては、前記計時部から取得した時刻を出力し、前記動画像入力部に入力される2番目以降の画像フレームに対応する前記入力時刻情報としては、直前の画像フレームに付加された前記入力時刻情報に、当該直前の画像フレームが前記動画像入力部に入力されたときの画面レートでの画像フレームの出現間隔を示す時間を加算した時刻を出力する、
    ことを特徴とする動画像データ処理装置。
  2. 前記入力時刻情報生成部は、動画像データの各画像フレームについての前記動画像入力部に対する入力タイミングに同期したタイミング信号を受信するごとに、動画像データに付加する前記入力時刻情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像データ処理装置。
  3. 前記入力時刻情報生成部は、前記タイミング信号を受信したとき、その時点で設定されている積算値を、直前の前記タイミング信号の受信時に算出した前記入力時刻情報に加算することで新たな入力時刻情報を算出した後、前記動画像入力部に入力される動画像データの画面レートが変化している場合には、前記積算値を、変化後の画面レートにおける画像フレームの出現間隔を示す時間に更新することを特徴とする請求項2記載の動画像データ処理装置。
  4. 前記入力時刻情報生成部は、前記複数の画面レートのそれぞれにおける画像フレームの出現間隔に同期する複数の前記タイミング信号の入力を受け、入力された前記タイミング信号から1つを選択して前記入力時刻情報生成部に出力するタイミング信号選択部をさらに有し、
    前記タイミング信号選択部は、前記入力時刻情報生成部が前記新たな入力時刻情報を算出した後、前記動画像入力部に入力される動画像データの画面レートが変化している場合には、前記入力時刻情報生成部に出力する前記タイミング信号を、変化後の画面レートに対応する前記タイミング信号に切り替える、
    ことを特徴とする請求項2または3記載の動画像データ処理装置。
  5. 前記時刻情報付加処理部によって前記入力時刻情報が付加された動画像データを記録媒体に記録する動画像記録部と、
    前記記録媒体から読み出した動画像データの各画像フレームを、前記複数の画面レートのうちの一の画面レートで再生する動画像再生部と、
    前記動画像再生部の再生動作に同期して、前記動画像再生部で再生される動画像データから前記入力時刻情報を抽出する時刻情報抽出部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の動画像データ処理装置。
  6. 前記動画像再生部は、前記時刻情報抽出部により抽出された前記入力時刻情報に基づく時刻表示画像を、再生画像上に合成した合成画像信号を出力することを特徴とする請求項記載の動画像データ処理装置。
  7. 前記動画像入力部に入力された動画像データを圧縮符号化して動画像ストリームを生成する動画像符号化処理部をさらに含み、
    前記時刻情報付加処理部は、前記動画像ストリームと、当該動画像ストリームにおける所定の画像フレームについての前記入力時刻情報とを多重化して、多重化ストリームを生成する多重化処理部として構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の動画像データ処理装置。
  8. 異なる複数の画面レートが任意のタイミングで切り替えられる動画像データを符号化して動画像ストリームを生成する動画像符号化処理部と、
    前記動画像ストリームにおける各画像フレームが前記動画像符号化処理部へ入力された時刻を示す入力時刻情報を、画像フレームごとに対応付けて前記動画像ストリームに多重化し、多重化ストリームを生成する多重化処理部と、
    前記多重化処理部によって前記動画像ストリームに多重化される前記入力時刻情報を生成する入力時刻情報生成部と、
    時刻をカウントする計時部と、
    を有し、
    前記入力時刻情報生成部は、前記入力時刻情報の生成処理を開始すると、前記動画像符号化処理部に入力される1番目の画像フレームに対応する前記入力時刻情報としては、前記計時部から取得した時刻を出力し、前記動画像符号化処理部に入力される2番目以降の画像フレームに対応する前記入力時刻情報としては、直前の画像フレームに付加された前記入力時刻情報に、当該直前の画像フレームが前記動画像符号化処理部に入力されたときの画面レートにおける画像フレームの出現間隔を示す時間を加算した時刻を出力する、
    ことを特徴とするストリーム生成装置。
  9. 異なる複数の画面レートを任意のタイミングで切り替えて撮像信号を出力可能な撮像部と、
    前記撮像部による撮像により得られた動画像データを符号化して動画像ストリームを生成する動画像符号化処理部と、
    前記動画像ストリームにおける各画像フレームについての前記撮像部によって撮像された時刻を示す撮像時刻情報を、画像フレームごとに対応付けて前記動画像ストリームに多重化し、多重化ストリームを生成する多重化処理部と、
    前記多重化ストリームを記録媒体に記録する動画像記録部と、
    前記多重化処理部によって前記動画像ストリームに多重化される前記撮像時刻情報を生成する撮像時刻情報生成部と、
    時刻をカウントする計時部と、
    前記記録媒体から前記動画像ストリームを読み出して、各画像フレームを前記複数の画面レートのうちの一の画面レートで再生する動画像再生部と、
    前記動画像再生部の再生動作に同期して、前記記録媒体から読み出された前記動画像ストリームから前記撮像時刻情報を抽出する時刻情報抽出部と、
    を有し、
    前記撮像時刻情報生成部は、前記撮像時刻情報の生成処理を開始すると、前記動画像符号化処理部に入力される1番目の画像フレームに対応する前記撮像時刻情報としては、前記計時部から取得した時刻を出力し、前記動画像符号化処理部に入力される2番目以降の画像フレームに対応する前記撮像時刻情報としては、直前の画像フレームに付加された前記入力時刻情報に、当該直前の画像フレームが前記動画像符号化処理部に入力されたときの前記動画像データの画面レートでの画像フレームの出現間隔を示す時間を加算した時刻を出力する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  10. 動画像データを処理するための動画像データ処理方法において、
    動画像入力部が、異なる複数の画面レートが任意のタイミングで切り替えられる動画像データの入力を受け、
    入力時刻情報生成部が、動画像データの各画像フレームが前記動画像入力部に入力された時刻を示す入力時刻情報を生成し、
    時刻情報付加処理部が、前記動画像入力部に入力された動画像データに、前記入力時刻情報生成部によって生成された前記入力時刻情報を、画像フレームに対応付けて付加する、
    処理を実行し、
    前記入力時刻情報生成部が前記入力時刻情報を生成する処理では、前記動画像入力部に入力される1番目の画像フレームに対応する前記入力時刻情報としては、時刻をカウントする計時部から取得した時刻を出力し、前記動画像入力部に入力される2番目以降の画像フレームに対応する前記入力時刻情報としては、直前の画像フレームに付加された前記入力時刻情報に、当該直前の画像フレームが前記動画像入力部に入力されたときの画面レートでの画像フレームの出現間隔を示す時間を加算した時刻を出力する、
    ことを特徴とする動画像データ処理方法。
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