JP4770326B2 - タスク場提供装置、プログラム、および公開処理方法 - Google Patents

タスク場提供装置、プログラム、および公開処理方法 Download PDF

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本発明は、複数のユーザがネットワークを介して協調作業を行うために設けられ、アクセスするユーザに対し電子情報を共有させる複数のタスク場を提供するタスク場提供装置に関する。
近年、企業等を中心として、コンピュータ及び通信ネットワークを介して複数のユーザによる情報共有が行われている。そのような情報共有を行う場合、通常、通信ネットワークに共有情報を管理する共有情報装置と、共有情報の提供を受ける端末(クライアント)とを接続して情報共有システムを構成する。そして、各ユーザが端末から情報共有装置にアクセスして、そこに記憶されている共有情報を読み出せるようにしている。
また、従来の情報共有システムにおいて、共通の話題を提供するユーザ同士を一つのグループとして、グループ内において情報共有を行うようにシステムを構成する方法が知られている。このように構成された情報共有システムによれば、共通の話題を提供するユーザ同士で情報共有をすることができる。しかし、グループ内で共有される情報の中には、他のグループに属するユーザに有益な情報が含まれている場合もある。
特許文献1には、同じユーザグループのメンバに対しては、該ユーザグループに登録されたコメントおよび文書を提示し、該ユーザグループのメンバ以外のユーザに対しては、そのユーザグループのメンバ以外のユーザにも提示可能と予め設定された文書を提示するシステムが開示されている。特許文献1に記載のシステムでは、メンバ以外のユーザに提示可能と予め設定された文書は、全てのユーザに公開される。しかし、公開される文書が、すべてのユーザにとって有益な情報とは限らない。また、セキュリティ上の観点からも全てのユーザに情報を公開することが必ずしも有益とは限らない。
特許文献2には、互いに類似する議論を行っているコミュニティが存在する場合に、あるコミュニティ内の「まとめ」を参考情報として類似する別のコミュニティに自動的に提供するコミュニティサーバが開示されている。しかし、特許文献2に記載のシステムでは、コミュニティ間で共有される情報は、公開されている「まとめ」情報のみであり、予め「まとめ」として登録されていない情報は類似度が高くても別のコミュニティに提供されない。
特許文献3には、ユーザが文書を公開登録することによって関連するユーザに関連情報を通知するシステムが開示されている。しかし、特許文献3に記載のシステムでは、公開対象として登録されない文書は関連するユーザが存在しても関連情報はユーザには通知されない。
特開2002−140323号公報 特開2002−342347号公報 特開2003−150602号公報
本発明は、公開対象として登録されていない情報についても、必要に応じて情報共有の促進を図ることを目的とする。
本発明の一態様のプログラムは、複数のユーザがネットワークを介して協調作業を行うために設けられ、アクセスするユーザに対し電子情報を共有させる複数のタスク場を提供するタスク場提供装置として、コンピュータシステムを動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータシステムを、注目タスク場と他のタスク場とのタスク属性の類似度を他のタスク場ごとにそれぞれ求める類似度算出部と、前記注目タスク場で共有されている電子情報に対して、前記他のタスク場ごとに前記類似度に応じた公開処理を行う公開処理部と、各タスク場で発生する各イベントを監視するイベント監視装置から発生イベント情報を取得し、公開処理の実行対象となるイベントの条件が登録されたイベント条件データベースを参照することで、該発生イベント情報が前記条件を満たすかどうかを判定する実行判定部と、して機能させると共に、前記実行判定部は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定し、前記類似度算出部は、前記発生イベント情報が前記条件を満たすと前記実行判定部が判定した場合、前記発生イベント情報に対応するイベントが発生したタスク場を注目タスク場として他のタスク場ごとに各類似度を求め、前記公開処理部は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合、類似度が所定の範囲に属する他のタスク場に前記新規ユーザを登録することで、公開処理を行うことを特徴とする
本発明の一態様のプログラムにおいて、前記タスク属性には、タスク場に属するユーザ情報を含んでいてよい。
本発明の一態様のプログラムにおいて、前記実行判定部は、タスク属性が変化するイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定してもよい。
本発明の一態様のタスク場提供装置は、複数のユーザがネットワークを介して協調作業を行うために設けられ、アクセスするユーザに対し電子情報を共有させる複数のタスク場を提供するタスク場提供装置において、注目タスク場と他のタスク場との類似度を他のタスク場ごとにそれぞれ求める類似度算出手段と、前記注目タスク場で共有されている電子情報に対して、前記他のタスク場ごとに前記類似度に応じた公開処理を行う公開処理手段と、各タスク場で発生する各イベントを監視するイベント監視装置から発生イベント情報を取得し、公開処理の実行対象となるイベントの条件が登録されたイベント条件データベースを参照することで、該発生イベント情報が前記条件を満たすかどうかを判定する実行判定手段と、を備え、前記実行判定手段は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定し、前記類似度算出手段は、前記発生イベント情報が前記条件を満たすと前記実行判定手段が判定した場合、前記発生イベント情報に対応するイベントが発生したタスク場を注目タスク場として他のタスク場ごとに各類似度を求め、前記公開処理手段は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合、類似度が所定の範囲に属する他のタスク場に前記新規ユーザを登録することで、公開処理を行う、ことを特徴とする。
本発明の一態様の公開処理方法は、複数のユーザがネットワークを介して協調作業を行うために設けられ、アクセスするユーザに対し電子情報を共有させる複数のタスク場を提供するタスク場提供装置によって実行される公開処理方法であって、前記タスク場提供装置が、注目タスク場と他のタスク場とのタスク属性の類似度を他のタスク場ごとにそれぞれ求める類似度算出ステップと、前記注目タスク場で共有されている電子情報に対して、前記他のタスク場ごとに前記類似度に応じた公開処理を行う公開処理ステップと、各タスク場で発生する各イベントを監視するイベント監視装置から発生イベント情報を取得し、公開処理の実行対象となるイベントの条件が登録されたイベント条件データベースを参照することで、該発生イベント情報が前記条件を満たすかどうかを判定する実行判定ステップと、を実行し、前記実行判定ステップにおいて、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定し、前記発生イベント情報が前記条件を満たすと前記実行判定ステップで判定された場合に、前記類似度算出ステップを実行して、前記発生イベント情報に対応するイベントが発生したタスク場を注目タスク場として他のタスク場ごとに各類似度を求め、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、前記公開処理ステップを実行して、類似度が所定の範囲に属する他のタスク場に前記新規ユーザを登録することで、公開処理を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、タスク場間の類似性に応じて、公開処理の内容を変更することができるため、ユーザごとにより最適な共有情報を提供することができ、情報共有の促進を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と呼ぶ)について、以下図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態におけるタスク場提供システムに関するシステム構成を示す図である。タスク場提供装置10は、複数のタスク場を提供する。タスク場とは、複数のユーザがネットワークを介して電子情報を共有し協調作業を行うための仮想的な協調作業場である。タスク場は、例えば、グループ単位、部署単位、またはプロジェクト内における各作業項目単位に用意され、タスク場ごとにそれぞれ電子情報が共有される。端末40は、電子情報の作成や参照などを行う。電子情報は、電子掲示板に掲載されるメッセージや文書データなどのコンテンツや、タスク場を利用するユーザに関する情報などタスク場提供システム上でやり取りされるデータ全般をいう。
本システムでは、共通の話題を提供するユーザ同士で、例えば電子掲示板上でメッセージをやり取りしたり、関連資料となる文書データをやり取りすることで、タスク場内のユーザ同士で情報共有を図る。
さて、本システムにおいて電子情報は、上記の通り、タスク場単位で共有される。しかし、例えば、各プロジェクトの作業項目ごとに用意されるタスク場の中には、他のタスク場に関連のある話題についてメッセージなどの電子情報がやり取りされている場合がある。つまり、タスク場内のユーザ同士でやり取りされる電子情報の中には、他のタスク場に属するユーザにも有益な情報の場合もある。よって、より多くのユーザ同士で情報共有を図るために、他のタスク場に関連のある話題に関するメッセージなどについては、タスク場外のユーザにも公開することが望ましい。そこで、ユーザが特定のタスク場に電子情報を登録する際に、タスク場外へその電子情報を公開するか否かをユーザに選択させることで、電子情報をタスク場外のユーザが閲覧できるようにすることも考えられる。しかし、タスク場で共有している電子情報の中には、当初は非公開と判断される電子情報であっても後になって公開すべきと判断される電子情報も存在する。つまり、公開対象となる電子情報は、その時々で変化する。
そこで、本実施形態におけるタスク場提供装置10は、各タスク場で発生するイベントに応じて、公開処理を行うか否かを判定し、発生したイベントが公開処理の実行条件を満たす場合に、アクセス制限されている所定の電子情報に対して公開処理を行う。
その一方で、アクセス制限されている所定の電子情報に対してすべてのユーザが閲覧できるように公開処理を行うと、情報漏洩の危険性等のセキュリティ上の問題が発生する場合がある。また、公開処理される電子情報がすべてのユーザにとって有益とは限らない。よって、すべてのユーザに電子情報を公開しても情報共有の促進につながらない場合がある。
そこで、本実施形態では、公開処理対象イベントが発生したタスク場を注目タスク場として、その注目タスク場と類似性の高い話題を提供しているタスク場に限定して、注目タスク場で共有されている電子情報を公開する。より具体的には、本実施形態では、タスク場提供装置10は、注目タスク場と他のタスク場との関連性の指標として、タスク場間の距離dを算出し、この距離が小さいほどタスク場同士の関連性が高いと判断する。そして、タスク場提供装置10は、その距離dの大きさに応じて、電子情報を公開する否かを判定する。さらに電子情報を公開する場合にも、タスク場間の距離dに応じて公開する電子情報の内容を変更する。つまり、注目タスク場との距離が近い(注目タスク場との関連度の高い)タスク場には、注目タスク場で共有している多くの電子情報を公開するようにする。一方、注目タスク場との距離が遠い(注目タスク場と関連度の低い)タスク場には、注目タスク場で共有している一部の電子情報を公開するようにしたり、一切公開しないようにする。タスク場同士の距離については、後述する。
ここで、タスク場提供装置10についてさらに説明する。図2は、タスク場提供装置10の機能ブロックを示す図である。図2において、タスク管理部12は、ユーザあるいは管理者から、タスク場の操作に係る指示を受け付ける。具体的には、タスク管理部12は、新たなタスク場の生成指示に従ってタスク場を生成する。また、タスク管理部12は、既存のタスク場へのアクセス指令に従って、タスク場内の電子掲示板にメッセージを入力したり、タスク場内に登録された文書データへの操作や出力を行う。これにより、タスク場内の情報がアクセスするユーザに対して共有され、複数のユーザの協調作業を支援する。また、タスク管理部12は、後述するイベント管理部18から公開処理の指示を受け付け、所定の電子情報に対して所定の公開処理を行う。
タスク情報記憶部14は、タスク管理部12によって作成され管理される各タスク場に関する情報としてタスク情報を保持する。タスク情報には、各タスク場にアクセスするユーザ情報や各タスク場で発生するイベントの履歴情報などが含まれる。イベントは、タスク管理部12が行う各種処理によって発生する事象を示す。
実行条件記憶部16は、各タスク場で発生するイベントが、電子情報の公開処理を行う対象イベントであるか否かの判断基準となる公開処理の実行条件を保持する。
イベント管理部18は、タスク情報記憶部14に保持されているタスク情報を監視する。そして、イベント管理部18は、実行条件記憶部16に保持される実行条件を参照して、新たに発生したイベントが実行条件を満たすか否かを判定し、実行条件を満たす場合には、発生したイベントが公開処理の対象となるイベント(以下、公開処理対象イベントと称す。)であると判断して、タスク管理部12に公開処理の指示を出力する。
タスク管理部12は、上記の通り、イベント管理部18からの公開処理の指示を受けて、所定の電子情報に対して所定の公開処理を行う。より具体的には、タスク管理部12は、まず、公開処理対象イベントが発生したタスク場を特定し、そのタスク場を注目タスク場として、他のタスク場との距離dを他のタスク場ごとに算出する。そして、タスク管理部12は、注目タスク場で共有されている電子情報に対して他のタスク場ごとに距離dに応じた公開処理を行う。
公開処理情報記憶部20は、関連度に応じた公開処理の内容を示した公開処理情報を保持する。タスク管理部12は、公開処理の指示を受けて、この公開処理情報を参照することで、他のタスク場ごとに距離dに応じた公開処理を行う。
以上のように構成されたタスク場提供装置10は、図3に示すフローチャートのように、公開処理を行う。
すなわち、イベント管理部18は、タスク情報記憶部14に保持されているタスク情報を監視し、新たなイベントの発生を検知すると(S100)、公開処理の実行条件を参照して、新たに発生したイベントが公開処理対象イベントか否かを判定する(S102)。判定の結果、公開処理対象イベントの場合には(S102の判定結果が、肯定「Y」)、イベント管理部18はタスク管理部12に公開処理の指示を出力する(S104)。タスク管理部12は、公開処理の指示を受けて、発生したイベントに対応するタスク場を注目タスク場として、他のタスク場との距離dをそれぞれの他のタスク場ごとに算出する(S106)。そして、タスク管理部12は、公開処理情報を参照して、注目タスク場で共有されている電子情報に対して距離dに応じた公開処理を他のタスク場ごとに行う(S108)。なお、S102での判定の結果、公開処理対象イベント以外のイベントの場合には(S102の判定結果が、否定「N」)、タスク場提供装置10は、公開処理を行わない。
以上のような処理手順により、タスク場提供装置10は、各タスク場で発生するイベントに応じて、公開処理を行うか否かを判定し、発生したイベントが公開処理イベントの場合には、そのイベントと他のタスク場との距離dに応じて、他のタスク場ごとに公開処理を行う。
続いて、公開処理の対象となるイベントの具体的な例を説明する。イベントは、上記の通り、タスク管理部12が行う各種処理によって発生する事象である。それらのイベントの中で、公開処理の対象となるイベントは、タスク場で共有されているコンテンツやユーザ情報などの電子情報、タスク場固有の情報などタスク場のタスク属性が変更や更新される場合に発生するイベントである。本実施形態では、このようなイベントが発生した場合、タスク場内でのみ公開されている電子情報をタスク場外に公開すると判断する。具体的には、図4に示すようなイベントが例として挙げられる。
図4において、「メッセージの周知度が○%を超えている」というイベントは、例えば、あるタスク場の電子掲示板に掲載された特定のメッセージに注目して、そのタスク場に属するメンバによるその注目メッセージの閲覧率が○%を超えた場合の事象を示す。同様に、「メッセージのリーダの周知度が○%を超えている」というイベントは、あるタスク場に属するメンバのうちリーダとなるユーザによるメッセージの閲覧率が○%を超えた場合の事象を示す。
また、「メッセージの有効期限が過ぎた」というイベントは、例えば、タスク場内で閲覧できる有効期限が予め定められているメッセージについて、その有効期限が過ぎた場合の事象を示す。「文書データの属性が「成果物」となった」というイベントは、タスク場で行われている協調作業により生成され登録される文書データのうち、そのタスク場での成果物となる文書データが登録された場合の事象を示す。なお、文書データが成果物かどうかは、例えば、ユーザがその文書データをタスク場に登録する際に、タスク場提供装置10に対してその文書データを成果物として登録するように指示すればよい。
さらに、「タスク場に新たなユーザが追加された」というイベントは、既存タスク場において、途中からメンバに新たなユーザが登録された場合の事象を示す。「スレッドが終了した」というイベントは、電子掲示板において一連の話題について議論されている1つの議題が終了した場合の事象を示す。「タスク場の活動状態が「完了」になった」というイベントは、例えば、既存タスク場で行われている作業項目が完了した場合の事象を示す。「メッセージの属性が「質問」にも拘わらず一定期間返答がない」というイベントは、例えば、ユーザが、メッセージの属性として「質問」を選択して、電子掲示板に新たなメッセージを登録した場合に、そのメッセージに対してメッセージの属性が「回答」となるメッセージが一定期間内に電子掲示板に登録されなかった場合の事象を示す。
加えて、「他のタスク場宛にメッセージが転送された」というイベントは、例えば、ユーザがあるタスク場の電子掲示板に掲載されたメッセージや文書データを他のタスク場宛に転送した場合の事象を示す。さらに、「他のタスク場宛に転送されたメッセージの周知度が○%を超えている」というイベントは、上記のように他のタスク場宛に転送されたメッセージに対する他タスク場のメンバによる閲覧率が○%を超えた場合の事象を示す。
「メッセージの評価ポイントが○ポイントを超えている」というイベントは、ユーザがメッセージを閲覧した際にそのメッセージに対する評価として、参考になる情報だったかどうかをユーザに登録させ、参考になる情報として評価されるごとにポイントを加算するようにシステムを構成した場合に、そのメッセージに対する評価ポイントが○ポイントを超えた場合の事象を示す。
以上のように、本実施形態では、タスク場提供システム上で起こりうるイベント群の中から、ユーザや管理者などがタスク場内で共有されている電子情報を他のタスク場に公開すべきと判断する公開処理対象イベントを予め定めておき、それらのイベントに応じた実行条件を実行条件記憶部16に登録しておく。
なお、実行条件記憶部16に登録された実行条件を満たした場合のみタスク管理部12が公開処理を行うのではなく、ユーザからの指示に応じてメッセージなどのコンテンツを更新したり、タスク場のメンバを更新する際に、ユーザからの公開要求を受けて、タスク管理部12が公開処理を行っても良い。
続いて、タスク情報記憶部14に保持されるタスク情報の具体例について説明する。イベント管理部18は、上記の通り、タスク情報記憶部14が保持するタスク情報を参照することで、発生イベントを監視して、発生イベントが図4に示すような公開処理対象イベントか否かを判定している。
図5〜図10は、それぞれ、タスク情報記憶部14が保持するタスク情報の具体例を示す。図5は、タスク場提供装置10にアクセスする全ユーザのユーザ情報のリストである。図5において、ユーザID100には、アクセスするユーザを識別するためのユーザIDが示される。職種102には、ユーザの職種、部門104には、ユーザの属する部署名が示される。
図6は、各タスク場に登録されたユーザのメンバリストである。図6において、タスクID106には、タスク管理部12が管理するタスク場ごとに割り当てられるタスク場の識別情報が示される。役割108には、タスク場内におけるユーザの役割が示される。ユーザID110には、タスク場に登録されるユーザのユーザIDが示される。イベント管理部18は、図6に示すメンバリストを参照することで、タスク場に登録されたユーザとそのユーザの役割を把握することができる。
図7は、タスク場内で共有されるメッセージや文書データなどのコンテンツに対するアクセス状況を示す履歴データである。図7において、タスクID112には、アクセスされたコンテンツに対応するタスク場のタスクIDが示される。コンテンツID114には、アクセスされたコンテンツを識別するためのコンテンツIDが示される。ユーザID116には、コンテンツにアクセスしたユーザIDが示される。アクセス日時118には、ユーザがコンテンツにアクセスした日時が示される。
イベント管理部18は、図7に示すアクセス状況の履歴データを参照することで、どのユーザがどのコンテンツを閲覧したかを把握することができる。よって、図4において示されている「周知度」を算出する際には、イベント管理部18は、まず図6に示すメンバリストを参照することでタスク場内の全メンバを把握して、さらに図7に示すアクセス状況履歴データを参照することでタスク場内のどのメンバが閲覧したかを把握する。そして、イベント管理部18は、閲覧メンバ数をタスク場全メンバ数で除算することで閲覧率を求めることで、周知度を求めることができる。つまり、イベント管理部18は、図6に示すようなメンバリストと図7に示すようなアクセス状況履歴データとを参照して順次コンテンツの周知度を求めて、その周知度が実行条件記憶部16に保持された実行条件に示された条件を満たした段階で、発生イベントが公開処理対象イベントであると判定することができる。
次いで、図8は、電子掲示板に掲載されるメッセージや文書データなどのコンテンツの属性情報に関するリストである。図8において、タスクID120には、コンテンツが共有されているタスクIDが示される。コンテンツID122には、コンテンツを識別するコンテンツIDが示される。成果物フラグ124には、そのコンテンツが「成果物」かどうかが示される。図8において、「Output」が成果物であることを示す。なお、タスク管理部12は、コンテンツを登録や更新する際に、ユーザからそのコンテンツを「成果物」にするように指示要求を受けた場合に、成果物フラグ124を「None」から「Output」に更新する。スレッド状態126は、電子掲示板において一連の話題について議論されている1つの議題が終了しているかどうか、つまり、電子掲示板上のスレッドが活動中かもしくは活動休止中かが示される。期限128は、そのコンテンツの閲覧できる有効期間が示される。なお、図8中において、「null」は有効期限が設定されていないことを示す。メッセージ属性120は、電子掲示板に掲載されるメッセージの属性が示される。属性としては、「質問(図8中において「Question」)」、「回答」、「情報(図8中において「Info」)」などがある。タスク管理部12は、例えば、ユーザからの指示に応じて、スレッドの状態、有効期限、メッセージの属性などの設定を行う。
さらに、作成日時132には、コンテンツを登録した日時が示され、更新日時134には、登録されたコンテンツが更新された日時が示される。加えて、転送元136には、タスク場提供装置10が、あるタスク場で共有されているコンテンツをユーザの指示により他のタスク場へ転送するように構成されている場合に、そのコンテンツの転送元となるタスクIDが示される。
図9は、コンテンツに対する操作履歴データである。図9において、操作されたコンテンツID及びそのコンテンツが共有されているタスクIDがそれぞれコンテンツID142、タスクID140に示される。操作種別144は、コンテンツに対する操作内容の種別が示される。図9において、「DirectMail」は、操作情報146に示すメールアドレスに向けてコンテンツを転送したという操作履歴を示す。「ForwardMail」は、操作情報146に示すタスク場に向けてコンテンツを転送したという操作履歴を示す。「Change Thread Status」は、電子掲示板上の指定されたスレッドの状態を、操作情報146に示した状態に変更したという操作履歴を示す。「Favorable」は、コンテンツID142に示したコンテンツを操作情報146に示したユーザが「参考になった」と評価したという操作履歴を示す。操作日時148は、操作が行われた日時を示す。
図10は、タスク場に対する操作履歴データである。図10において、操作種別152は、タスクID150に示されたタスクIDに対応するタスク場に対して行った操作内容を示す。タスク場に対して行う操作内容としては、例えば、タスク場に新たなメンバを追加したり、既存メンバを削除する操作や、タスク場の活動状態を、活動状態から休止状態に変更したり、その逆を行う操作などがある。図10において、「Change_status」は、タスク場の状態を指示内容154に示した状態に変更したという操作履歴を示す。なお、指示内容154の「Wait/Exec」は、タスク場の活動状態を休止状態にすることを示す。「Insert_leader」は、新たにリーダとして指示内容154に示されたユーザをタスク場に追加したという操作履歴を示す。「Remove_member」は、指示内容154に示されたユーザをタスク場から削除したという操作履歴を示す。また、操作日時156は、操作が行われた日時を示す。
以上のように、タスク情報記憶部14は、図5〜図10に示すような、各タスク場にアクセスするユーザ情報や各タスク場で発生するイベントの履歴情報などのタスク情報を保持する。イベント管理部18は、タスク情報記憶部14が保持するタスク情報を参照することで、発生イベントを特定し、その発生イベントが公開処理対象イベントか否かを判定している。
続いて、タスク管理部12が、イベント管理部18から公開処理の指示を受けた場合に行うタスク場間の距離dの算出方法について説明する。
タスク管理部12は、タスク場同士の距離dをタスク場に登録されているユーザの類似性に基づいて算出する。より具体的には、例えば、タスク場提供装置10にアクセスする全ユーザ[u1,u2,u3,u4・・・,uN]の数が「N」の場合、N次元空間ベクトルで、次式(1)のようにタスク場tのユーザベクトルUtを表現する。
Ut=(u1,u2,u3,u4・・・・uN) ・・・(1)
ここで、タスク場に登録されているユーザを「1」で表現し、タスク場に登録されていないユーザ「0」として、例えば、
タスク場aの登録ユーザが[u1,u2,u5,u6]の場合、
タスク場aのユーザベクトルを、Ua=(1,1,0,0,1,1,0,0……)
と表現する。
また、タスク場bの登録ユーザが[u1,u2,u5,u6,u7]の場合、
タスク場bのユーザベクトルを、Ub=(1,1,0,0,1,1,1,0……)
と表現する。
さらに、タスク場cの登録ユーザが[u3,u4,u5,u7]の場合、
タスク場cのユーザベクトルを、Uc=(0,0,1,1,1,0,1,0……)
と表現する。
タスク管理部12は、このようにして各タスク場のユーザベクトルを求める。そして、注目タスク場に対応するユーザベクトルUxと、他のタスク場のユーザベクトルUyとの距離dを次式(2)により求める。
Figure 0004770326
なお、式(2)に基づいて注目タスク場との距離dを求める際に、それぞれのユーザベクトルを正規化してもよい。例えば、注目タスク場がタスク場bの場合、タスク場bとタスク場aとの距離db-aを、式(2)に基づいて正規化して求めると、db-a=0.460となる。同様に、タスク場bとタスク場cとの距離db-c=1.051となる。つまり、タスク場bとタスク場aとは、タスク場bとタスク場cより、タスク場に登録されるユーザの類似性が高いことを示す。
このようにして、タスク管理部12は、タスク場に登録されているユーザの類似性に基づいて注目タスク場と他のタスク場との距離dを他のタスク場ごとに求める。
なお、タスク場に登録されているユーザの類似性以外にも、その他のタスク属性に基づいてタスク場間の距離dを算出してもよい。例えば、タスク場で共有されているメッセージや文書データなどのコンテンツのキーワードの類似性に基づいて、タスク場間の距離dを算出することができる。
この場合、タスク管理部12は、例えば、注目タスク場のコンテンツ群から、周知の自然言語処理に基づいて、キーワードを抽出する。そして、抽出できたキーワード[k1,k2,k3,k4・・・kN]の数がN個の場合、キーワードベクトルKtとして、次式(3)のように表現する。
Kt=(k1,k2,k3,k4・・・・kN) ・・・(3)
ここで、タスク場に存在するキーワードを「1」で表現し、タスク場に存在しないキーワード「0」として、上記と同様に、他のタスク場のキーワードベクトルを表現することができる。このようにして、各タスク場のキーワードベクトルKtを求めた後、タスク管理部12は、タスク場に登録されているコンテンツのキーワードの類似性に基づいて注目タスク場と他のタスク場との距離dを他のタスク場ごとに求める。そして、タスク管理部12は、公開処理情報記憶部20が保持する公開処理情報を参照して、他のタスク場ごとに距離dに応じた公開処理内容を決定し、公開処理を実行する。
また、タスク場間の距離dを、ユーザの類似性やキーワードの類似性など1つのタスク属性に基づいて求めた空間ベクトルにより算出するのではなく、複数のタスク属性に基づく空間ベクトルから距離dを算出してもよい。この場合、例えば、ユーザベクトルUtとキーワードベクトルKtとのそれぞれ重み[wp,wk]を付けて、次式(4)のように、タスク場間の距離dを求めてもよい。
Figure 0004770326
このようにして、タスク管理部12は、タスク場間の距離dを求める。そして、タスク管理部12は、公開処理情報記憶部20が保持する公開処理情報を参照して、他のタスク場ごとに距離dに応じた公開処理内容を決定し、公開処理を実行する。公開処理内容は、例えば、図11に示すように、距離dと処理内容とを2次元の平面(以下、公開処理平面と称す)で表現する。この場合、タスク管理部12は、算出した距離dが公開処理平面上でどこに位置するかを確認することで、距離dに応じた公開処理内容を決定することができる。
図11において、注目タスク場との距離dが「注目タスク場内のすべての電子情報」に該当するタスク場の場合、タスク管理部12は、注目タスク場で共有するすべての電子情報をそのタスク場内のユーザが閲覧できるように公開処理する。また、注目タスク場との距離dが「成果物となった電子情報」に該当するタスク場の場合、タスク管理部12は、注目タスク場で共有している電子情報のうち、成果物の属性をもつ電子情報を検索して、検索した電子情報をそのタスク場内のユーザが閲覧できるように公開処理する。同様に、注目タスク場との距離dが「周知度が○%を超えているスレッドにおいて成果物となった電子情報」に該当するタスク場の場合、タスク管理部12は、その条件を満たす電子情報を検索して、検索した電子情報をそのタスク場内のユーザが閲覧できるように公開処理する。
また、タスク管理部12が行う公開処理の具体例としては、次のような例がある。
(a)注目タスク場との距離dを求めたタスク場(以下、被注目タスク場と称す)内のユーザが、被注目タスク場の電子情報以外に、注目タスク場内の公開処理対象の電子情報についても検索できるようにする。
(b)被注目タスク場内のユーザに、注目タスク場の存在を電子メール等で通知する。
(c)被注目タスク場内に、注目タスク場内の公開処理対象の電子情報を登録する。例えば、注目タスク場内の公開処理対象のメッセージや文書データのコピーを被注目タスク場に登録する。
(d)被注目タスク場内に、注目タスク場内の公開処理対象の電子情報の要約を登録する。
その他、公開処理対象イベントの内容に応じて、次のような公開処理を行ってもよい。
(e)発生したイベントが、タスク場の活動状態が「完了」となったという公開処理対象イベントである場合、タスク管理部12は、注目タスク場との距離dが所定の値以下の被注目タスク場(つまり、注目タスク場との類似性が比較的高いタスク場)のメンバに対して、注目タスク場へのアクセス権を与える。つまり、被注目タスク場のメンバに対して注目タスク場を公開状態にする。
(f)公開処理対象イベントが、既存タスク場に新たなユーザが登録されたというイベントである場合、タスク管理部12は、注目タスク場との距離dが所定の値以下の被注目タスク場のメンバに、上記の新たなユーザを追加登録する。これは、次のような場合に、有効である。すなわち、タスク場が例えば、プロジェクトの作業項目単位に用意されている場合、プロジェクトが新たなフェーズに移行する段階で新たなタスク場が生成されるケースがある。このようなケースにおいて、途中のタスク場から新たなユーザを登録すると、その新たなユーザは、そのプロジェクトにおける以前のタスク場での作業経過を把握するために、以前のタスク場で共有されている電子情報を閲覧したい場合がある。しかし、その新たなユーザは、そのタスク場以前のフェーズで行われていたタスク場にはメンバとして登録されておらず、以前のタスク場で共有されている電子情報を閲覧することができない場合がある。そこで、タスク場に新たなユーザが追加された段階で、そのタスク場に関連性の高いタスク場にその新たなユーザを追加することで、その新たなユーザは、以前のタスク場で共有されている電子情報を閲覧できるようになる。
以上の通り、本実施形態では、タスク場提供装置10が、各タスク場で発生するイベントに応じて、公開処理を行うか否かを判定し、発生したイベントが公開処理イベントの場合には、そのイベントと他のタスク場との距離dに応じて、他のタスク場ごとに公開処理を行う。よって、各タスク場で発生するイベントに応じて公開処理が実行されるため、公開対象となる電子情報がその時々で変化する場合でも、必要に応じて情報共有の促進を図ることができる。また、タスク場間の類似性に応じて、公開処理の内容を変更することができるため、ユーザごとにより最適な共有情報を提供することができる。
本実施形態におけるタスク場提供システムに関するシステム構成を示す図である。 タスク場提供装置の機能ブロックを示す図である。 タスク場提供装置が行う公開処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態において、公開処理の対象となるイベントの具体的な例を説明するための図である。 タスク情報記憶部が保持するタスク情報の具体例を示す図である。 タスク情報記憶部が保持するタスク情報の具体例を示す図である。 タスク情報記憶部が保持するタスク情報の具体例を示す図である。 タスク情報記憶部が保持するタスク情報の具体例を示す図である。 タスク情報記憶部が保持するタスク情報の具体例を示す図である。 タスク情報記憶部が保持するタスク情報の具体例を示す図である。 公開処理情報記憶部が保持する公開処理情報の具体例を説明するための図である。
符号の説明
10 タスク場提供装置、12 タスク管理部、14 タスク情報記憶部、16 実行条件記憶部、18 イベント管理部、20 公開処理情報記憶部、40 端末。

Claims (5)

  1. 複数のユーザがネットワークを介して協調作業を行うために設けられ、アクセスするユーザに対し電子情報を共有させる複数のタスク場を提供するタスク場提供装置として、コンピュータシステムを動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータシステムを、
    注目タスク場と他のタスク場とのタスク属性の類似度を他のタスク場ごとにそれぞれ求める類似度算出部と、
    前記注目タスク場で共有されている電子情報に対して、前記他のタスク場ごとに前記類似度に応じた公開処理を行う公開処理部と、
    各タスク場で発生する各イベントを監視するイベント監視装置から発生イベント情報を取得し、公開処理の実行対象となるイベントの条件が登録されたイベント条件データベースを参照することで、該発生イベント情報が前記条件を満たすかどうかを判定する実行判定部と、
    して機能させると共に、
    前記実行判定部は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定し、
    前記類似度算出部は、前記発生イベント情報が前記条件を満たすと前記実行判定部が判定した場合、前記発生イベント情報に対応するイベントが発生したタスク場を注目タスク場として他のタスク場ごとに各類似度を求め、
    前記公開処理部は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合、類似度が所定の範囲に属する他のタスク場に前記新規ユーザを登録することで、公開処理を行う、
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムにおいて、
    前記タスク属性には、タスク場に属するユーザ情報を含むことを特徴とするプログラム。
  3. 請求項1または2に記載のプログラムにおいて、
    前記実行判定部は、タスク属性が変化するイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定することを特徴とするプログラム。
  4. 複数のユーザがネットワークを介して協調作業を行うために設けられ、アクセスするユーザに対し電子情報を共有させる複数のタスク場を提供するタスク場提供装置において、
    注目タスク場と他のタスク場との類似度を他のタスク場ごとにそれぞれ求める類似度算出手段と、
    前記注目タスク場で共有されている電子情報に対して、前記他のタスク場ごとに前記類似度に応じた公開処理を行う公開処理手段と、
    各タスク場で発生する各イベントを監視するイベント監視装置から発生イベント情報を取得し、公開処理の実行対象となるイベントの条件が登録されたイベント条件データベースを参照することで、該発生イベント情報が前記条件を満たすかどうかを判定する実行判定手段と、
    を備え
    前記実行判定手段は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定し、
    前記類似度算出手段は、前記発生イベント情報が前記条件を満たすと前記実行判定手段が判定した場合、前記発生イベント情報に対応するイベントが発生したタスク場を注目タスク場として他のタスク場ごとに各類似度を求め、
    前記公開処理手段は、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合、類似度が所定の範囲に属する他のタスク場に前記新規ユーザを登録することで、公開処理を行う、
    ことを特徴とするタスク場提供装置。
  5. 複数のユーザがネットワークを介して協調作業を行うために設けられ、アクセスするユーザに対し電子情報を共有させる複数のタスク場を提供するタスク場提供装置によって実行される公開処理方法であって、
    前記タスク場提供装置が、
    注目タスク場と他のタスク場とのタスク属性の類似度を他のタスク場ごとにそれぞれ求める類似度算出ステップと
    前記注目タスク場で共有されている電子情報に対して、前記他のタスク場ごとに前記類似度に応じた公開処理を行う公開処理ステップと
    各タスク場で発生する各イベントを監視するイベント監視装置から発生イベント情報を取得し、公開処理の実行対象となるイベントの条件が登録されたイベント条件データベースを参照することで、該発生イベント情報が前記条件を満たすかどうかを判定する実行判定ステップと、を実行し、
    前記実行判定ステップにおいて、タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、そのイベントに対応する発生イベント情報が前記イベントの条件を満たすと判定し、
    前記発生イベント情報が前記条件を満たすと前記実行判定ステップで判定された場合に、前記類似度算出ステップを実行して、前記発生イベント情報に対応するイベントが発生したタスク場を注目タスク場として他のタスク場ごとに各類似度を求め、
    タスク場への新規ユーザの登録のイベントが発生した場合に、前記公開処理ステップを実行して、類似度が所定の範囲に属する他のタスク場に前記新規ユーザを登録することで、公開処理を行う、
    ことを特徴とする公開処理方法。
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