JP2005196550A - 電子コミュニティ管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置を提供する。
【解決手段】 メッセージデータ記憶手段1が、複数の電子コミュニティについて、やりとりされたメッセージのデータを記憶する。電子コミュニティ間類似度検出手段2、3、4、5が、所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段1に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する。電子コミュニティ間類似度情報出力手段6が、電子コミュニティ間類似度検出手段2、3、4、5により検出された類似度に基づく情報を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置などに関し、特に、複数の電子コミュニティ間の類似度を算出して出力することや、複数の電子コミュニティ間のメンバーの共有度に応じて施策の候補を提案することを行う電子コミュニティ管理装置などに関する。
例えば、電子メールのメーリングリスト(ML)や電子掲示板などのような電子コミュニティが盛んに利用されるようになっている。しかしながら、数多くの電子コミュニティが立ち上げられて、その存在が把握しづらくなっていることから、似たような話題が別々の電子コミュニティにおいて議論されることが多く発生して、情報共有度合いの低下や二重投資が引き起こされる問題が生じている。また、電子コミュニティ内での議論は時間と共に変化するものであり、立ち上げの当初だけ他の電子コミュニティとの関係に注意してもあまり意味が無い。
ここで、電子コミュニティに関して、従来では、例えば、電子コミュニティを監視して、電子コミュニティが不活性化したときに情報を提供することや閉鎖を提案することが行われており、また、コミュニティ・プロファイルにより興味の近いコミュニティからの情報を提供することが行われていた(例えば、特許文献1参照。)。なお、この技術では、電子コミュニティの活性化のみに着目しており、活性化している場合には情報が流れず、また、コミュニティメンバーの関係が考慮されていない。
また、従来では、例えば、仮想コミュニティの公開まとめ情報の類似度を調べ、類似度の高い仮想コミュニティに対してまとめ情報を提供することが行われていた(例えば、特許文献2参照。)。なお、この技術では、コミュニティメンバーの関係が考慮されておらず、また、スレッドの結論などのまとめ情報のみが利用されて、途中の議論が反映されない。
特開2001−184428号公報 特開2002−342347号公報
上述のように、従来の電子コミュニティでは、電子コミュニティ間の類似度や、コミュニティメンバーの関係などが十分に利用されておらず、更なる開発が要求されていた。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、複数の電子コミュニティ間の類似度を算出して出力する電子コミュニティ管理装置などや、複数の電子コミュニティ間のメンバーの共有度に応じて施策の候補を提案する電子コミュニティ管理装置などを提供することを目的とする。
更に具体的には、本発明は、例えば、電子コミュニティ内を流れるメッセージを分析して、表現の度数或いは比率などの出現頻度を用いて電子コミュニティ間の話題の近さを判別することや、電子コミュニティ間のメンバーの共有度合いに応じて施策の候補を提案するようなことを可能とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、次のような構成により、電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する。
すなわち、メッセージデータ記憶手段が、複数の電子コミュニティについて、やりとりされたメッセージのデータを記憶する。電子コミュニティ間類似度検出手段が、所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する。電子コミュニティ間類似度情報出力手段が、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する。
従って、例えば定期的などの所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについての類似度を検出して、当該検出結果に基づく情報を出力することができ、これにより、例えば、一の電子コミュニティに所属する人(メンバーや管理者など)に対して、当該一の電子コミュニティに類似する他の電子コミュニティの存在を示す情報などを通知することができる。
ここで、電子コミュニティとしては、種々なものが用いられてもよく、例えば、電子メールのメーリングリストや、電子掲示板などを用いることができる。
また、メッセージとしては、種々なものが用いられてもよく、例えば、同一の電子コミュニティに所属する人(メンバーや管理者など)の間でやりとりされる電子メールや電子掲示板上のメッセージなどを用いることができる。
また、メッセージデータ記憶手段としては、例えば、メモリやデータベースを用いて構成することができる。
また、所定のタイミングとしては、種々なタイミングが用いられてもよい。
また、類似度を検出する対象となる複数の電子コミュニティの数としては、種々な数が用いられてもよく、例えば、2つであってもよく、或いは、3つ以上であってもよい。
また、複数の電子コミュニティについての類似度としては、例えば、それぞれの電子コミュニティでやりとりされたメッセージの内容が互いに類似する程度が用いられる。
また、例えば、一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとの間の類似度が所定の閾値以上である(或いは、所定の閾値を越える)場合には当該一の電子コミュニティと当該他の電子コミュニティとが互いに類似すると判定する一方、一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとの間の類似度が所定の閾値未満である(或いは、所定の閾値以下である)場合には当該一の電子コミュニティと当該他の電子コミュニティとが互いに類似しないと判定するようなことも可能である。
また、電子コミュニティ間の類似度に基づく情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、一の電子コミュニティに対して、類似する他の電子コミュニティが存在することを示す情報や、類似する他の電子コミュニティでやりとりされたメッセージの内容やサブジェクトやヘッダの情報などを用いることができる。
また、電子コミュニティ間の類似度に基づく情報を出力する態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、ディスプレイなどの画面に表示出力する態様や、或いは、他の通信装置に対して送信出力する態様などを用いることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティにおいてやりとりされるメッセージのデータは、文章を含むデータである。そして、電子コミュニティ間類似度検出手段は、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶されたメッセージのデータに含まれる文章の表現要素の相関度を類似度として検出する。
従って、電子コミュニティにおいてやりとりされた文章の表現要素に基づいて、電子コミュニティ間の類似度を求めることができる。
ここで、文章の表現要素としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、単語や、自立語や、文節などを用いることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度検出手段は、新しいメッセージのデータほど類似度に関して大きな重みを付けて、類似度を検出する。
従って、新しいメッセージのデータほど類似度を求めるときの重みを大きくする一方、古いメッセージのデータほど類似度を求めるときの重みを小さくする態様で、電子コミュニティ間の類似度を求めることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、タイミング検出手段が、予め設定されたタイミングを検出する。そして、電子コミュニティ間類似度検出手段は、タイミング検出手段により検出されるタイミングで、類似度を検出する。
従って、適度なタイミングで、電子コミュニティ間の類似度を求めることができる。
ここで、予め設定されたタイミングとしては、種々なタイミングが用いられてもよい。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、タイミング検出手段は、一定期間毎のタイミングを検出する。
従って、一定期間毎のタイミングで、電子コミュニティ間の類似度を求めることができる。
ここで、一定期間としては、種々な期間が用いられてもよい。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度検出手段は、タイミング検出手段により検出されるタイミングで、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶された一定期間のメッセージのデータの類似度を検出する。
従って、一定期間毎に、当該一定期間にやりとりされたメッセージのデータに基づいて、電子コミュニティ間の類似度を求めることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、タイミング検出手段は、一定量のメッセージのデータがメッセージデータ記憶手段に記憶される毎のタイミングを検出する。
従って、一定量のメッセージのデータがやりとりされる毎のタイミングで、電子コミュニティ間の類似度を求めることができる。
ここで、一定量としては、種々な量が用いられてもよい。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度検出手段は、タイミング検出手段により検出されるタイミングで、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶された一定量のメッセージのデータの類似度を検出する。
従って、一定量のメッセージのデータがやりとりされる毎に、当該一定量のメッセージのデータに基づいて、電子コミュニティ間の類似度を求めることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を、関連する人により閲覧され得る態様で送信出力する。
従って、例えば、一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとが類似する場合に、当該一の電子コミュニティに関連する人に対して、当該他の電子コミュニティに関する情報を、閲覧可能に提供することができる。
ここで、関連する人としては、種々な人が用いられてもよく、例えば、電子コミュニティに所属する人(メンバーや管理者など)や、電子コミュニティの関係者などを用いることができる。
また、電子コミュニティ間の類似度に基づく情報を関連する人により閲覧され得る態様で送信出力する態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、関連する人に宛てた電子メール或いは関連する人を含むメーリングリストに宛てた電子メールに電子コミュニティ間の類似度に基づく情報を含めて送信する態様や、関連する人が所属する電子掲示板により表示されるように電子コミュニティ間の類似度に基づく情報を含めて送信する態様などを用いることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報として、類似すると判定される電子コミュニティに関する情報を出力する。
従って、一の電子コミュニティに対して類似する他の電子コミュニティに関する情報を出力することができる。
ここで、電子コミュニティに関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、電子コミュニティの名称や説明や、電子コミュニティにおいてやりとりされたメッセージの内容などの情報を用いることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報として、類似すると判定される電子コミュニティに関するダイジェストの情報を出力する。
従って、一の電子コミュニティに対して類似する他の電子コミュニティに関するダイジェストの情報を出力することができる。
ここで、電子コミュニティに関するダイジェストの情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、電子コミュニティにおいてやりとりされたメッセージの内容やサブジェクトのみの情報などを用いることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、メンバーデータ記憶手段が、電子コミュニティに所属するメンバーを特定するデータを記憶する。メンバー検出手段が、電子コミュニティ間類似度検出手段による類似度の検出結果に基づいて、一の電子コミュニティが他の電子コミュニティと類似することが判定される場合に、メンバーデータ記憶手段に記憶されたデータに基づいて、当該一の電子コミュニティと当該他の電子コミュニティとについて両方に所属するメンバーと当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーと当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーのうちの1つ以上を検出する。電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、メンバー検出手段による検出結果に基づく態様で、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する。
従って、例えば、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティについて、両方に所属するメンバーや、当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーや、当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーに応じて、類似する電子コミュニティに関する情報を通知することなどができる。
ここで、メンバーデータ記憶手段としては、例えば、メモリやデータベースなどを用いて構成することができる。
また、メンバー検出手段による検出結果に基づく態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、それぞれのメンバーの分類結果に応じて、類似する電子コミュニティに関する情報を出力する或いは非出力とする(つまり、出力しない)ような態様を用いることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとの両方に所属するメンバーに対しては、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を非出力とする。
従って、互いに類似する電子コミュニティの両方を知っているメンバーに対しては、類似する電子コミュニティに関する情報の通知を省略することができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとの両方に所属するメンバーに対しては、一方のみに所属するメンバーと比べて簡易な態様で、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する。
従って、互いに類似する電子コミュニティの両方を知っているメンバーに対しては、一方の電子コミュニティのみを知っているメンバーと比べて簡易に、類似する電子コミュニティに関する情報の通知を行うことができる。
ここで、一方の電子コミュニティのみに所属するメンバーと比べて簡易な態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、出力する情報の量を減少させる態様などを用いることができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、管理施策判別手段が、メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとについて両方に所属するメンバーの数或いは割合と当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合と当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合のうちの1つ以上に応じて、電子コミュニティの管理施策を判別する。電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、管理施策判別手段により判別された電子コミュニティの管理施策に関する提案情報を出力する。
従って、互いに類似する電子コミュニティに関するメンバーの重複状況などに応じた管理施策を、電子コミュニティの管理者などに対して提案することができる。
ここで、電子コミュニティの管理施策としては、種々なものが用いられてもよい。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、管理施策判別手段は、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティを消去してこれらの電子コミュニティを一本化したものを生成する施策と、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティを残してこれらの電子コミュニティを一本化したものを生成する施策と、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティを残してサブの電子コミュニティを生成する施策のうちの1つ以上を判別する。
従って、互いに類似する電子コミュニティに関するメンバーの重複状況などに応じて、互いに類似する電子コミュニティを消去して或いは残してこれらの電子コミュニティに所属するメンバーを一つにまとめた(一本化した)新たな電子コミュニティを生成する施策や、互いに類似する電子コミュニティの一方のみに所属するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティを生成する施策や、互いに類似する電子コミュニティの両方に所属するメンバー(重複するメンバー)から成る新たなサブの電子コミュニティを生成する施策などを提案することができる。
本発明に係る電子コミュニティ管理装置では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、管理施策判別手段が、メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとについて両方に所属するメンバーの数或いは割合と当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合と当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合のうちの1つ以上に応じて、電子コミュニティの管理施策を判別する。管理施策実行手段が、 管理施策判別手段により判別された電子コミュニティの管理施策を実行する。
従って、互いに類似する電子コミュニティに関するメンバーの重複状況などに応じた管理施策を実行することができる。
本発明は、以上に示したような装置における各種の処理を実行する方法として提供することもできる。
一例として、本発明に係る電子コミュニティ管理方法では、次のようにして、電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置において、電子コミュニティを管理する。
すなわち、電子コミュニティ管理装置の電子コミュニティ間類似度検出手段が、所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、複数の電子コミュニティについてやりとりされたメッセージのデータを記憶するメッセージデータ記憶手段に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する。電子コミュニティ管理装置の電子コミュニティ間類似度情報出力手段が、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する。
本発明は、以上に示したような装置における各種の処理を実行するためのプログラムとして提供することもできる。
一例として、本発明に係るプログラムは、電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、複数の電子コミュニティについてやりとりされたメッセージのデータを記憶するメッセージデータ記憶部に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する機能と、当該検出した類似度に基づく情報を出力する機能を、当該コンピュータにより実現する。
本発明は、以上に示したような装置における各種の処理を実行するためのプログラムを格納する記憶媒体として提供することもできる。
一例として、本発明に係る記憶媒体は、電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータの入力手段により読み取り可能に記憶しており、そして、当該プログラムは、所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、複数の電子コミュニティについてやりとりされたメッセージのデータを記憶するメッセージデータ記憶部に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する処理と、当該検出した類似度に基づく情報を出力する処理を、当該コンピュータに実行させる。
なお、記憶媒体としては、種々なものが用いられてもよい。
以上説明したように、本発明に係る電子コミュニティ管理装置などによると、電子的にメッセージのデータをやりとりする複数の電子コミュニティについて、所定のタイミングで、過去にやりとりされたメッセージのデータの類似度を検出し、当該検出した類似度に基づく情報を出力するようにしたため、例えば定期的に、一の電子コミュニティに所属する人(メンバーや管理者など)に対して、当該一の電子コミュニティに類似する他の電子コミュニティの存在を示す情報などを通知することなどができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
なお、以下の実施例では、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置に関して、同様な構成部分については、同一の符号を用いて示し、説明を省略或いは簡易化する。
また、以下の実施例では、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置は、例えば、コンピュータを用いて構成されている。
本発明の第1実施例を説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、メッセージデータベース(メッセージDB)1と、前処理部2と、表現要素集計部3と、特徴表現抽出部4と、類似度算出部5と、結果出力部6を備えている。
メッセージDB1は、複数の電子コミュニティについて、それぞれの電子コミュニティ内でやりとりされたメッセージのデータを記憶する。一例として、電子メールのメーリングリストでは、例えば、やりとりされた電子メールの本文を含むログ(履歴)を記憶する。
前処理部2は、メッセージDB1に記憶されたデータから、電子コミュニティ間の類似度(関連度)を計算するために使用するデータを取り出す。一例として、電子メールのメーリングリストでは、例えば、電子メールのデータから、ヘッダや引用部分のデータを取り除いて、本文のデータを取り出す。
表現要素集計部3は、前処理部2により取り出されるデータに含まれる単語を表現要素として抽出して、取り出した各単語の出現の頻度を集計する。なお、頻度としては、例えば、度数や、比率が用いられる。また、単語としては、例えば、名詞や形容詞などの自立語が用いられる。また、本例では、過去の全てのメッセージ(過去の全てのログ)を表現要素集計部3による処理対象としており、これにより電子コミュニティ間の類似度を算出する。
特徴表現抽出部4は、表現要素集計部3による集計結果に基づいて、各電子コミュニティについて、頻度が高い単語を特徴表現として特定して抽出する。
類似度算出部5は、表現要素集計部3による集計結果と特徴表現抽出部4による抽出結果に基づいて、複数の電子コミュニティ間の類似度を算出する。本例では、特徴表現抽出部4により抽出された単語の各電子コミュニティにおける頻度に基づいて複数の電子コミュニティ間の相関係数(相関値)を算出し、当該算出結果から類似度を特定する。
結果出力部6は、類似度算出部5による類似度算出結果に関する情報を例えばディスプレイ画面により表示出力などする。具体例として、或る電子コミュニティ内でやりとりされているメッセージの内容と他の電子コミュニティ内でやりとりされているメッセージの内容とが類似しているか否かを表す情報を人(ユーザ)などに対して出力する。
図2には、本例の電子コミュニティ管理装置の変形例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、図1に示される各処理部1〜6を備えるとともに、更に、タイミング発生部11を備えており、適切なタイミングで電子コミュニティ間の類似度の算出や表示を行う。
タイミング発生部11は、所定のタイミングで、表現要素集計部3や特徴表現抽出部4や類似度算出部5による処理が行われて、結果出力部6からその結果が出力されるように制御する。
具体的には、タイミング発生部11は、例えば、所定期間(例えば、1週)に一度、過去の当該所定期間(例えば、過去1週間)で蓄積した複数の電子コミュニティ内のメッセージどうしでの類似度を求めるように定期的に制御を行うことや、或いは、1又は2以上の所定の電子コミュニティ内でやりとりされたメッセージ又は本文などが所定数(例えば、100通)蓄積される毎に若しくは所定容量(例えば、100kB)蓄積される毎に若しくは所定の単語数(例えば、5000語)蓄積される毎に電子コミュニティ間の類似度を求めるように制御することや、或いは、1又は2以上の所定の電子コミュニティ内でやりとりされたメッセージ又は本文などが所定数(若しくは所定容量若しくは所定単語数)蓄積されるか又は所定期間が経過するかのいずれか早い方のタイミングで電子コミュニティ間の類似度を求めるように制御すること、などが可能である。
ここで、タイミング発生部11は、メッセージの数や、メッセージのデータ量(容量)を参照する場合には、例えば、必要に応じて、メッセージDB1に記憶されたデータに基づく情報を利用する。
また、タイミング発生部11は、メッセージを構成する本文などの一部のサイズ(データ量)や、メッセージ又は本文などに含まれる単語の数を参照する場合には、例えば、必要に応じて、前処理部2による処理結果に基づく情報を利用する。
このようなタイミング発生部11を使用すると、例えば、最近における電子コミュニティ間の類似度を定期的などのタイミングで算出及び表示などすることができ、常時、自動的に監視することが可能である。
図3を参照して、本例の電子コミュニティ管理装置により行われる処理の手順の一例を示す。
なお、本例では、メッセージのデータとして、電子メールのメーリングリストにおけるメッセージのデータを例として説明する。
まず、例えば、表現要素集計部3により算出される頻度のパラメータをゼロ(0)にするなど、初期化を行う(ステップS1)。
次に、前処理部2により、電子コミュニティ間の類似度を算出する対象となる1つの電子コミュニティについて、メッセージDB1に記憶されたメッセージのデータ(ログ)を参照して(ステップS2)、例えば当該メッセージのヘッダデータと本文データとを分割する(ステップS3)。なお、電子コミュニティ間の類似度を算出する対象となる複数の電子コミュニティの数としては、2つであってもよく、或いは、3つ以上であってもよい。
次に、表現要素集計部3により、分割された本文データを形態素解析して(ステップS4)、例えば、各自立語の頻度を算出する(ステップS5)。なお、本例では、電子メールの添付文書のデータと引用文のデータについては、形態素解析の対象から除外するが、例えば、添付文書のデータや引用文のデータを形態素解析の対象に含めるか或いは含めないかをユーザなどにより選択することが可能な構成が用いられてもよい。また、本例では、表現要素として、自立語を対象として頻度を算出するが、例えば、単語ばかりでなく、文節などを対象として頻度を算出するようなことも可能である。
次に、前処理部2により、電子コミュニティ間の類似度を算出する対象となる全ての電子コミュニティについて上記の処理(ステップS2〜ステップS5)が完了したか否かを判定して(ステップS6)、完了していない場合には、他の1つの電子コミュニティについて上記の処理(ステップS2〜ステップS5)を行う。
そして、電子コミュニティ間の類似度を算出する対象となる全ての電子コミュニティについて上記の処理(ステップS2〜ステップS5)が完了した場合には、特徴表現抽出部4により、特徴表現となる頻度の高い単語(特徴語)をリストアップする(ステップS7)。
ここで、例えば表現要素集計部3により検出される全ての表現(本例では、単語)を使用して類似度を算出すると電子コミュニティによっては出現頻度がゼロ(0)である表現ばかりとなり相関係数が実態と離れてしまうようなことがあり得るため、本例では、特徴表現抽出部4により、例えば、各電子コミュニティにおける出現頻度が上位の30%内である単語や、或いは、出現頻度が上位の20語内である単語などを、特徴語として決定して利用している。
次に、類似度算出部5により、例えば相関行列を算出して、電子コミュニティ間の類似度を算出する対象となる複数の電子コミュニティ間の類似度(本例では、相関係数)を算出し(ステップS8)、当該算出結果に基づく情報を結果出力部6により出力する(ステップS9)。
図4には、類似度算出部5により行われる上記した相関行列算出処理(ステップS8)の手順の一例を示してある。
まず、パラメータNに、電子コミュニティ間の類似度を算出する対象となる複数の電子コミュニティの数を設定し(ステップS11)、パラメータIに1を設定する(ステップS12)。また、これら複数(本例では、N個)の電子コミュニティに、1からNの番号を割り当てる。
次に、パラメータJに(I+1)を設定して(ステップS13)、第I番目の電子コミュニティと第J番目の電子コミュニティとの間の相関係数を算出する(ステップS14)。そして、パラメータJに1を加えて(ステップS15)、新たなパラメータJがN以下であれば(ステップS16)、上記と同様な相関係数の算出処理を行って(ステップS14)、パラメータJを更に更新してN以下であるか否かを判定する(ステップS15、ステップS16)。
その後、パラメータJが(N+1)となった場合には、パラメータIに1を加えて(ステップS17)、新たなパラメータIが(N−1)以下であれば(ステップS18)、上記したパラメータJに(I+1)を設定する処理以降の処理を行う(ステップS13〜ステップS18)。そして、パラメータIがNとなった場合には(ステップS18)、本処理を終了する。
ここで、本例では、特徴語の出現頻度を用いて2つの電子コミュニティの間の相関をとったが、例えば、出現頻度を用いて相関係数を算出するのではなく、出現の順位を用いて順位相関係数を算出するような構成が用いられてもよい。
図5(A)〜(C)、図6、図7を参照して、電子コミュニティ間の類似度を算出する処理の具体例を示す。
なお、本例では、3つの電子コミュニティA、B、C間の類似度を算出する場合を例として示す。
図5(A)には、電子コミュニティAにおける特徴語(頻出語)の一例を示してあり、図5(B)には、電子コミュニティBにおける特徴語(頻出語)の一例を示してあり、図5(C)には、電子コミュニティCにおける特徴語(頻出語)の一例を示してある。図5(A)、(B)、(C)に示される情報は、例えば、表現要素集計部3や特徴表現抽出部4により取得される。
具体的には、図5(A)、(B)、(C)のそれぞれには、それぞれの電子コミュニティA、B、Cにおいてやりとりされたメッセージ(本例では、電子メールの本文)のデータに含まれる自立語と、当該それぞれの電子コミュニティA、B、Cにおいて各自立語が出現した数との対応が、当該出現数が多い方から順に20個分、示されている。本例では、これらの自立語を特徴語とする。なお、特徴語としては、例えば、“顧客”のように1つの電子コミュニティ(本例では、A)においてのみ特徴語とされるものや、“ロボット”のように2つの電子コミュニティ(本例では、A、C)において特徴語とされるものや、“議論”のように3つの電子コミュニティ(本例では、A、B、C)において特徴語とされるものがある。
図6には、図5(A)、(B)、(C)に示される各電子コミュニティA、B、Cにおける頻出語の集計結果を、これら複数の全ての電子コミュニティA、B、Cについてまとめたもの(和集合)を示してある。図6に示される情報は、例えば、類似度算出部5により取得される。
具体的には、図6には、複数の電子コミュニティA、B、Cの中の少なくとも1つの電子コミュニティにおいて特徴語とされた単語と、各単語が各電子コミュニティA、B、Cにおいて出現した数との対応が示されている。なお、各電子コミュニティA、B、Cにおける特徴語の情報は特徴表現抽出部4(或いは、表現要素集計部3)から得られ、各電子コミュニティA、B、Cにおける特徴語以外の語の情報は表現要素集計部3から得られる。
本例では、図6に示されるように、各電子コミュニティA、B、Cにおける特徴語(頻出語)に関して、他の電子コミュニティA、B、Cでの出現頻度を検出し、そして、2つの電子コミュニティ全体の間の相関係数を算出して、当該相関係数が所定の閾値より大きい(或いは、所定の閾値以上である)場合には当該2つの電子コミュニティが互いに類似すると判定し、当該相関係数が当該所定の閾値より小さい(或いは、所定の閾値以下である)場合には当該2つの電子コミュニティは互いに類似しない(非類似である)と判定する。
なお、本例のように、全ての電子コミュニティA、B、Cにおける特徴語(頻出語)を全て集計して、それぞれの2つの電子コミュニティの間の相関係数を算出するような場合には、一般に相関係数が低くなる傾向があるため、前記所定の閾値を低めの値に設定するのが好ましい。一方、個別の2つの電子コミュニティにおける特徴語(頻出語)のみを用いてこれら2つの電子コミュニティの間の相関係数を算出することも可能であり、このような場合には、前記所定の閾値を高めの値に設定するのが好ましい。
また、2つの電子コミュニティの間の相関係数としては、例えば一般的に知られる種々な方法により算出されてもよく、概略的な一例として、それぞれの特徴語(頻出語)に関する2つの電子コミュニティにおける出現頻度の組を(xi、yi)(1≦i≦n)として、xiの平均値をX、yiの平均値をYとすると、以下の式1の通りとなる。
Figure 2005196550
なお、相関係数は−1.0≦r≦1.0の値をとり、小さくなるほど負の相関が強く、大きくなるほど正の相関が強いことを示す。本発明では、正の相関が強い2つの電子コミュニティを類似度が高い電子コミュニティとしている。
図7には、図6に示される情報に基づいて算出された、複数の電子コミュニティA、B、C間の相関係数の一例を示してある。
具体的には、同一の電子コミュニティA、B、Cの間の相関係数は1.0となり、異なる2つの電子コミュニティA、B、C間の相関係数が−1.0〜1.0の間の値で算出される。例えば、電子コミュニティAと電子コミュニティCとの間の相関係数は正であり、正の相関があるため、電子コミュニティAと電子コミュニティCとを互いに類似性の高い電子コミュニティであるとして扱うことができる。また、電子コミュニティAと電子コミュニティCとの相関係数と所定の閾値との大小関係から、電子コミュニティAと電子コミュニティCとが互いに類似するか否かを判定することも可能である。
また、電子コミュニティAと電子コミュニティBとの間の相関係数や、電子コミュニティBと電子コミュニティCとの間の相関係数は、負の値となっており、互いに類似していない電子コミュニティであるとして扱うことができる。なお、一般に、負の相関係数は、計算上で出てくるだけであり、互いに類似していないという意味以上には、その値にはあまり意味が無い。
例えば、図7に示されるような相関係数の算出結果の情報を、電子コミュニティA、B、Cの管理者にそのまま見せて、参考とさせるようなことができる。また、例えば、電子コミュニティA、B、Cのメンバーには、類似する他の電子コミュニティが存在する場合に、類似する相手の電子コミュニティに関する情報として名称やプロフィール(例えば、メーリングリストの説明書き)のみなどの情報を表示するようなことができ、本例では、電子コミュニティA(又は、C)のメンバーに対して類似する電子コミュニティC(又は、A)に関する情報を表示するようなことができる。
また、電子コミュニティ間の相関係数としては、例えば、2つの電子コミュニティについて同一の期間のメッセージに基づく相関係数ばかりでなく、一の電子コミュニティについての時期と他の電子コミュニティについての時期をずらすこともでき、例えば、現在の区間におけるメッセージと過去の区間におけるメッセージとの相関係数をとるようなこともできる。一例として、1週間単位で比較するときに、電子コミュニティAにおける今週のメッセージデータと電子コミュニティBにおける先週のメッセージデータとの間で相関係数を演算するようなことができ、この場合、電子コミュニティAに対して、過去に似たような議論が為された他の電子コミュニティBを見つけて紹介することができる。
また、時間の経過に従って人の議論の記憶が薄れるようなことがあるため、時間差が大きくなるほど重みが小さくなるようにして、例えば、1週間ずれる毎に相関係数を(1/2)倍ずつにして総和(加算)した値を指標(相関係数)として採用するようなこともできる。具体例としては、電子コミュニティAにおける今週のメッセージデータに対して、電子コミュニティBにおける今週のメッセージデータとの相関係数をそのまま加算して、電子コミュニティBにおける先週のメッセージデータとの相関係数を(1/2)倍して加算して、電子コミュニティBにおける先々週のメッセージデータとの相関係数を(1/4)=(1/2)×(1/2)倍して加算するなどといったようなことができる。なお、このような総和(加算)においては、負の相関係数(負の類似度)については定義しない方が好ましく、負の相関係数についてはゼロ(0)であるとみなすのが好ましい。
本発明の第2実施例を説明する。
図8には、本発明の一実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、メッセージデータベース(メッセージDB)1と、前処理部2と、表現要素集計部3と、特徴表現抽出部4と、類似度算出部5と、コミュニティ通知部21を備えている。
コミュニティ通知部21は、一の電子コミュニティに対して他の電子コミュニティが類似することが類似度算出部5により検出された場合に、当該一の電子コミュニティのメンバーに対して、当該メンバーにより利用される電子メール(例えば、メーリングリスト)や電子掲示板などにより、類似度の高い当該他の電子コミュニティが存在することを通知することや、当該他の電子コミュニティのメンバーに対して、当該メンバーにより利用される電子メール(例えば、メーリングリスト)や電子掲示板などにより、類似度の高い当該一の電子コミュニティが存在することを通知することを行う。
図9には、本例の電子コミュニティ管理装置の変形例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、図8に示される各処理部1〜5、21を備えるとともに、更に、タイミング発生部11を備えており、適切なタイミングで、電子コミュニティ間の類似度の算出や、当該類似度に基づく通知を行う。
本発明の第3実施例を説明する。
図10には、本発明の一実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、メッセージデータベース(メッセージDB)1と、前処理部2と、表現要素集計部3と、特徴表現抽出部4と、類似度算出部5と、ダイジェスト生成部31と、ダイジェスト通知部32を備えている。
ダイジェスト生成部31は、一の電子コミュニティに対して他の電子コミュニティが類似することが類似度算出部5により検出された場合に、メッセージDB1に記憶された当該他の電子コミュニティ内のメッセージデータに基づいて当該他の電子コミュニティに関するダイジェストのデータを生成することや、メッセージDB1に記憶された当該一の電子コミュニティ内のメッセージデータに基づいて当該一の電子コミュニティに関するダイジェストのデータを生成する。
ここで、電子コミュニティに関するダイジェストのデータとしては、種々なデータが用いられてもよく、例えば、ArcColabo(製品名)と同様な方式などにより所定の対象期間にやりとりされた全てのメッセージのデータを一つのメール本文などにまとめたもののデータや、所定の対象期間のメッセージのサブジェクト(件名)のみのリストのデータや、所定の対象期間のメッセージのヘッダ情報(例えば、宛先、差出人、時刻など)をまとめたもののデータなどを用いることができる。
ダイジェスト通知部32は、一の電子コミュニティに対して他の電子コミュニティが類似することが類似度算出部5により検出された場合に、当該一の電子コミュニティのメンバーに対して、当該メンバーにより利用される電子メール(例えば、メーリングリスト)や電子掲示板などにより、類似度の高い当該他の電子コミュニティに関してダイジェスト生成部31により生成されたダイジェストのデータを通知することや、当該他の電子コミュニティのメンバーに対して、当該メンバーにより利用される電子メール(例えば、メーリングリスト)や電子掲示板などにより、類似度の高い当該一の電子コミュニティに関してダイジェスト生成部31により生成されたダイジェストのデータを通知することを行う。
ここで、ダイジェスト通知部32によりダイジェストのデータを通知する態様としては、例えば、Webサーバ上の電子掲示板や、Webサーバ上にアーカイブファイルなどがあるメーリングリストにおいて、ダイジェストに含まれるサブジェクトやヘッダにリンク情報(例えば、URLなど)を付しておいて当該リンク情報により当該サブジェクトや当該ヘッダに対応するメッセージの内容を参照することが可能な態様を用いることもできる。
また、本例の電子コミュニティ管理装置の変形例(図示は省略)として、図10に示される各処理部1〜5、31、32を備えるとともに、更に、タイミング発生部11を備える構成も可能であり、適切なタイミングで、電子コミュニティ間の類似度の算出や、当該類似度に基づくダイジェストのデータの通知を行う。
本発明の第4実施例を説明する。
図11には、本発明の一実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、メッセージデータベース(メッセージDB)1と、前処理部2と、表現要素集計部3と、特徴表現抽出部4と、類似度算出部5と、メンバーリストデータベース(メンバーリストDB)41と、対象メンバー抽出部42と、通知部43を備えている。
メンバーリストDB41は、各電子コミュニティに所属するメンバーのリストのデータを記憶する。
図12には、例えばメーリングリスト(ML)に所属するメンバーのリストの一例を示してある。
具体的には、それぞれの電子コミュニティのグループA、B、Cについて、所属するメンバーの識別情報(ID)が対応付けられている。本例では、メンバーの識別情報として、“1”、“2”、“3”などの番号の情報が用いられている。
対象メンバー抽出部42は、一の電子コミュニティに対して他の電子コミュニティが類似することが類似度算出部5により検出された場合に、メンバーリストDB41に記憶されたメンバーリストのデータに基づいて、当該一の電子コミュニティと当該他の電子コミュニティに関して、当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーや、当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーや、当該一の電子コミュニティと当該他の電子コミュニティとの両方に重複して所属するメンバーを特定して抽出する。
通知部43は、一の電子コミュニティに対して他の電子コミュニティが類似することが類似度算出部5により検出された場合に、対象メンバー抽出部42による抽出結果に基づいて、当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーに対して当該他の電子コミュニティに関する情報を通知することや、当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーに対して当該一の電子コミュニティに関する情報を通知することを行い、この場合に、当該一の電子コミュニティと当該他の電子コミュニティとの両方に重複して所属するメンバーに対しては、このような情報を通知しないようにする、或いは、一方の電子コミュニティのみに所属するメンバーと比べて、より簡易な情報を通知するようにする。
具体的には、例えば、メーリングリストのようにメンバー登録が必要な電子コミュニティについて、当該電子コミュニティと類似する電子コミュニティとの両方に重複するメンバーに対しては、通知しない、或いは、片方にしか所属していないメンバーよりも簡単な通知で済ませるような態様で、類似度の高い他の電子コミュニティの存在を当該他の電子コミュニティには所属していないメンバーを中心に通知することができる。
また、本例の電子コミュニティ管理装置の変形例(図示は省略)として、図11に示される各処理部1〜5、41〜43を備えるとともに、更に、タイミング発生部11を備える構成も可能であり、適切なタイミングで、電子コミュニティ間の類似度の算出や、当該類似度に基づく通知を行う。
なお、例えば、メンバー登録制ではない電子掲示板などの電子コミュニティどうしが互いに類似する場合には、それぞれの電子掲示板などに類似する相手となる電子掲示板などに関する情報を記載することにより、通知を行うことが可能である。また、メンバー登録制であるメーリングリストなどの電子コミュニティどうしが類似する場合に、重複するメンバーであるか否かを考慮しないときには、それぞれのメーリングリストなどに、類似する相手となるメーリングリストなどに関する情報を流すことにより、通知を行うことが可能である。
ここで、図13を参照して、本例の電子コミュニティ管理装置の対象メンバー抽出部42により行われる処理の手順の一例を示す。
本例では、互いに類似する2つの電子コミュニティ1、2について、電子コミュニティ1にのみ所属するメンバーと、電子コミュニティ2にのみ所属するメンバーと、両方の電子コミュニティ1、2に所属するメンバーを特定する。
まず、電子コミュニティ1のみのメンバーリスト(メンバー1リスト)と、電子コミュニティ2のみのメンバーリスト(メンバー2リスト)と、両方の電子コミュニティ1、2に重複するメンバーリスト(重複メンバーリスト)といった分類リストを初期化して、それぞれの空のメンバーリストを準備する(ステップS21)。
また、電子コミュニティ1に所属するメンバーをカウントするためのカウンタ1を初期化し(ステップS22)、電子コミュニティ2に所属するメンバーをカウントするためのカウンタ2を初期化する(ステップS23)。
ここで、本例では、初期化においてカウンタ1に電子コミュニティ1に所属する1番目のメンバー(メンバー1)が設定され、その後、カウンタ1の値がインクリメントされる毎に、カウンタ1に、電子コミュニティ1に所属する他のメンバー(メンバー1)が順番に設定される。同様に、本例では、初期化においてカウンタ2に電子コミュニティ2に所属する1番目のメンバー(メンバー2)が設定され、その後、カウンタ2の値がインクリメントされる毎に、カウンタ2に、電子コミュニティ2に所属する他のメンバー(メンバー2)が順番に設定される。
次に、カウンタ1に設定されたメンバー1とカウンタ2に設定されたメンバー2とが一致するか否かを判定し(ステップS24)、一致しない場合には、カウンタ2の値をインクリメントして(ステップS25)、カウンタ2が電子コミュニティ2に所属するメンバーの総数以下であれば(ステップS26)、更に、カウンタ1に設定されたメンバー1とカウンタ2に設定されたメンバー2とが一致するか否かを判定し(ステップS24)、同様な処理を行う(ステップS25、ステップS26)。
そして、カウンタ1に設定されたメンバー1と一致するメンバー2が検出されないままにカウンタ2が電子コミュニティ2に所属するメンバーの総数を超えた場合には(ステップS26)、当該カウンタ1に設定されたメンバー1を電子コミュニティ1にのみ所属するメンバーであるとみなしてメンバー1リストに追加する(ステップS27)。
一方、カウンタ1に設定されたメンバー1と一致するメンバー2が検出された場合には(ステップS24)、当該カウンタ1に設定されたメンバー1(当該メンバー2も同一のメンバー)を両方の電子コミュニティ1、2に所属するメンバーであるとみなして重複メンバーリストに追加する(ステップS28)。
上記のようにしてカウンタ1に設定されたメンバー1をメンバー1リスト或いは重複メンバーリストに追加すると(ステップS27、ステップS28)、カウンタ1の値をインクリメントして(ステップS29)、カウンタ1が電子コミュニティ1に所属するメンバーの総数以下であれば(ステップS30)、更に、カウンタ2の値を初期化して(ステップS23)、上記と同様な処理を行う(ステップS24〜ステップS30)。
そして、カウンタ1が電子コミュニティ1に所属するメンバーの総数を超えた場合には(ステップS30)、電子コミュニティ2の残りのメンバーを電子コミュニティ2にのみ所属するメンバーであるとみなしてメンバー2リストに追加する(ステップS31)。つまり、電子コミュニティ2の全員のメンバーリストから、求めた重複メンバーリストのメンバーを削除したものが、電子コミュニティ2のみに所属するメンバーのリストとなる。
図13に示した例では、互いに類似する2つの電子コミュニティA、Bについて、重複メンバーリストには“7”〜“9”に対応したメンバーが格納されており、電子コミュニティAのみに所属するメンバー1リストには“1”〜“6”、“10”に対応したメンバーが格納されており、電子コミュニティCのみに所属するメンバー2リストには“19”〜“35”に対応したメンバーが格納されている。
本発明の第5実施例を説明する。
図14には、本発明の一実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、メッセージデータベース(メッセージDB)1と、前処理部2と、表現要素集計部3と、特徴表現抽出部4と、類似度算出部5と、ダイジェスト生成部31と、ダイジェスト通知部32と、メンバーリストデータベース(メンバーリストDB)41と、対象メンバー抽出部42を備えている。
本例の電子コミュニティ管理装置では、例えば、メーリングリストのようなメンバー登録が必要な電子コミュニティどうしが類似する場合に、それぞれの電子コミュニティのメンバーに対して類似する電子コミュニティに関するダイジェストのデータを通知するに際して、両方の電子コミュニティに重複するメンバーに対しては通知しない或いは片方の電子コミュニティのみに所属しているメンバーよりも簡単な通知で済ませる態様で、類似度の高い電子コミュニティのダイジェストのデータを当該電子コミュニティに所属していないメンバーを中心として通知することができる。
また、ダイジェスト生成部31では、例えば、一通りのダイジェストのデータを生成する態様ばかりでなく、複数通り(複数レベル)のダイジェストのデータを生成する態様が用いられてもよい。具体例として、互いに類似する2つの電子コミュニティの一方のみに所属するメンバーに対しては他方における詳しいメッセージの内容を含むダイジェストのデータを生成し、両方に所属するメンバーに対してはサブジェクトのみといったようにより簡単なダイジェストのデータを生成する。
また、ダイジェスト通知部32では、対象メンバー抽出部42から通知される情報に基づいて、通知先となるメンバーに応じて、ダイジェスト生成部31により生成された複数レベルのダイジェストの中から対応するダイジェストのデータを選択して通知することができる。これにより、各メンバーに応じて、ダイジェストの内容を変えることができる。
また、本例の電子コミュニティ管理装置の変形例(図示は省略)として、図14に示される各処理部1〜5、31、32、41、42を備えるとともに、更に、タイミング発生部11を備える構成も可能であり、適切なタイミングで、電子コミュニティ間の類似度の算出や、当該類似度に基づくダイジェストのデータの通知を行う。
本発明の第6実施例を説明する。
図15には、本発明の一実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示してある。
本例の電子コミュニティ管理装置は、メッセージデータベース(メッセージDB)1と、前処理部2と、表現要素集計部3と、特徴表現抽出部4と、類似度算出部5と、メンバーリストデータベース(メンバーリストDB)41と、対象メンバー抽出部42と、通知部43と、管理方法判別部51を備えている。
本例の電子コミュニティ管理装置では、互いに類似する2つの電子コミュニティについて、管理方法判別部51により、対象メンバー抽出部42による抽出結果に基づいて、両方の電子コミュニティに重複するメンバーの比率を求めて、その比率に応じて管理方法を判別し、当該判別した管理方法に関する情報を通知部43により通知する。
具体的には、例えば、互いに類似する2つの電子コミュニティA、Cについて、両方に重複するメンバーが少なくて割合が所定の閾値より低い場合には、“電子コミュニティAと電子コミュニティCの両方のメンバーを登録する電子コミュニティDを立ち上げて、「同様な話題をメンバーを拡大して議論するための電子コミュニティDを立ち上げた」旨を双方のメンバーにアナウンスする”といった管理方法をそれぞれの電子コミュニティA、Cの管理者などに対して提案することができる。なお、この管理方法では、知らないメンバーが多くいると感じると発言が抑制される可能性があることから、元の電子コミュニティA、Cを残しておく。また、電子コミュニティDが立ち上がったような場合に、電子コミュニティDへの勧誘或いは電子コミュニティDの立ち上げの知らせなどの情報を通知部43により電子コミュニティA、Cのメンバーなどに対して通知することができる。
また、例えば、互いに類似する2つの電子コミュニティA、Cについて、8割以上などの所定の閾値以上のメンバーが重複するといったように、ほとんどが両方に重複するメンバーであるような場合には、“片方の電子コミュニティA(又は、C)へ他方の電子コミュニティC(又は、A)のメンバーが移って、2つの電子コミュニティA、Cを一つにする(一本化する)ように勧誘して、メンバーが移っていなくなった電子コミュニティC(又は、A)を閉鎖して資源を解放する”などといった施策を取るようにそれぞれの電子コミュニティA、Cの管理者などに対して提案することができる。
このように、本例の電子コミュニティ管理装置では、類似度の高い電子コミュニティについて、メンバーの重複の程度に応じて、適した管理方法をそれぞれの電子コミュニティの管理者やメンバーに対して通知することができる。
なお、本例では、管理方法判別部51により判別された管理方法を通知部43により通知する構成を示したが、例えば、管理方法判別部51により判別された管理方法に基づいて、電子コミュニティ管理装置が自動的に、別の電子コミュニティの立ち上げや、メンバー登録などを実行するような構成とすることも可能である。
図16を参照して、互いに類似する2つの電子コミュニティ1、2について、管理方法判別部51により管理方法を判別する処理の手順の一例を示す。
まず、パラメータN1に電子コミュニティ1のみに所属するメンバー(メンバー1)のリストの人数を設定し、パラメータN2に電子コミュニティ2のみに所属するメンバー(メンバー2)のリストの人数を設定し、パラメータNsに両方の電子コミュニティ1、2に重複して所属するメンバーのリストの人数を設定する(ステップS41)。
そして、パラメータN1が1以上であり(ステップS42)、パラメータN2が1以上であり(ステップS43)、パラメータNsが1以上である場合には(ステップS44)、図17に示されるような所定の比率判定処理へ移行する(ステップS45)。
また、パラメータN1が1以上であり(ステップS42)、パラメータN2が1以上であり(ステップS43)、パラメータNsがゼロ(0)である場合には(ステップS44)、電子コミュニティ1、2の管理者に対して、電子コミュニティ1、2の一本化を提案する情報を通知する(ステップS46)。
具体的には、両方の電子コミュニティ1、2に重複するメンバーが全く存在しない場合には(ステップS44)、偶然に別々の電子コミュニティ1、2において似たような議論が行われていると推測される。そこで、これらの電子コミュニティ1、2を一本化して、異質なメンバーを融合させることにより、イノベーションを起こさせる提案をする。或いは、知らないメンバーが含まれることを意識して発言が不活性化することを避けるために、それぞれの電子コミュニティ1、2とは別に、メンバーを一本化した電子コミュニティ3を立ち上げるように提案することもできる。
また、パラメータN1が1以上であり(ステップS42)、パラメータN2がゼロ(0)であり(ステップS43)、パラメータNsが1以上である場合には(ステップS47)、例えば、電子コミュニティ1のみに所属するメンバー1に対して、類似する電子コミュニティ2に関するダイジェストなどのデータを通知する(ステップS48)。
具体的には、片方の電子コミュニティ2が他方の電子コミュニティ1の部分集合になっている場合には、議論を活性化するために一部のメンバーでサブコミュニティ(ここでは、電子コミュニティ2)を作っているためであると推測され、特に管理方法を提案しなくともよい。この場合、例えば、本例のように、サブコミュニティに所属していないメンバー(ここでは、メンバー1)に対して、当該サブコミュニティのダイジェストのデータを送るような処理を追加することもでき、よりメンバーの多い大きい方のコミュニティ(ここでは、電子コミュニティ1)での議論のきっかけを作るようなことができる。
また、パラメータN1がゼロ(0)であり(ステップS42)、パラメータN2が1以上であり(ステップS49)、パラメータNsが1以上である場合には(ステップS50)、例えば、電子コミュニティ2のみに所属するメンバー2に対して、類似する電子コミュニティ1に関するダイジェストなどのデータを通知する(ステップS51)。
また、パラメータN1がゼロ(0)であり(ステップS42)、パラメータN2がゼロ(0)である場合には(ステップS49)、2つの電子コミュニティ1、2に所属するメンバーは全て一致することから、例えば、電子コミュニティ1、2の管理者などに対して、これら2つの電子コミュニティ1、2を別々に設けること(場の分離)はうまく機能しておらず無駄であり得ることを通知して警告する(ステップS52)。
具体的には、同一のメンバーで異なる電子コミュニティ1、2を作るのは、別の議論をする別の場を作るためであると推測される。しかし、これらの電子コミュニティ1、2内のメッセージ内容が類似していて同じような議論がなされている場合には、予定通りに機能していないと推測され、そのことを電子コミュニティ1、2の管理者やオーナなどに対して警告することができる。
図17を参照して、互いに類似する2つの電子コミュニティ1、2(例えば、A、B)について、上記した比率判定処理(ステップS45)の手順の一例を示す。
まず、パラメータN1がパラメータNs以上であり(ステップS61)、パラメータN2がパラメータNs以上である場合には(ステップS62)、重複の度合いが比較的少なく、2つの電子コミュニティ1、2を合わせて一本化する提案或いは2つの電子コミュニティ1、2以外に新たな一本化した電子コミュニティ3を作る提案や、2つの電子コミュニティ1、2に重複するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティ(サブコミュニティ)4を作る提案や、いずれか一方の電子コミュニティ1、2のみに所属するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティ5、6を作る提案を通知する(ステップS63)。
また、パラメータN1がパラメータNs以上であり(ステップS61)、パラメータN2がパラメータNsより小さい場合には(ステップS62)、パラメータN1がパラメータN2と比べて多く、2つの電子コミュニティ1、2を合わせて一本化する提案或いは2つの電子コミュニティ1、2以外に新たな一本化した電子コミュニティ3を作る提案や、2つの電子コミュニティ1、2に重複するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティ(サブコミュニティ)4を作る提案や、重複しないメンバーが多い方の電子コミュニティ1のみに所属するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティ5を作る提案を通知する(ステップS64)。
また、パラメータN1がパラメータNsより小さく(ステップS61)、パラメータN2がパラメータNs以上である場合には(ステップS65)、パラメータN2がパラメータN1と比べて多く、2つの電子コミュニティ1、2を合わせて一本化する提案或いは2つの電子コミュニティ1、2以外に新たな一本化した電子コミュニティ3を作る提案や、2つの電子コミュニティ1、2に重複するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティ(サブコミュニティ)4を作る提案や、重複しないメンバーが多い方の電子コミュニティ2のみに所属するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティ5を作る提案を通知する(ステップS66)。
また、パラメータN1がパラメータNsより小さく(ステップS61)、パラメータN2がパラメータNsより小さい場合には(ステップS65)、重複の度合いが比較的多く、2つの電子コミュニティ1、2を合わせて一本化する提案或いは2つの電子コミュニティ1、2以外に新たな一本化した電子コミュニティ3を作る提案や、2つの電子コミュニティ1、2に重複するメンバーから成る新たなサブの電子コミュニティ(サブコミュニティ)4を作る提案を通知する(ステップS67)。
具体的には、互いに類似する2つの電子コミュニティ1、2について、重複するメンバーが存在する場合においても、偶然に別々の電子コミュニティ1、2で似たような議論になっている可能性が高い。そこで、一本化して片方にしか所属していない異質なメンバーを融合させることでイノベーションを起こさせる提案をする。また、重複するメンバーが存在しない場合と同様に、知らないメンバーが含まれることを意識して発言が不活性化することを避けるために、それぞれの電子コミュニティ1、2とは別にメンバーを一本化した電子コミュニティを立ち上げるように提案することもできる。
更に、重複するメンバーや片方にしか所属していないメンバーの人数や比率に応じて、重複するメンバーのみや片方にだけ所属するメンバーのみからサブコミュニティを作成することを提案することもでき、これにより、発言の活性化を図ることができる。
また、管理方法の提案だけではなく、実際にサブコミュニティを登録することや、当該サブコミュニティのメンバーに対して当該登録を通知することなどを実行する構成とすることも可能である。
以上の実施例に示されるように、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置では、例えば、複数の電子コミュニティのログを逐次分析して、内容表現の出現傾向によって電子コミュニティ間における話題(例えば、単語など)の類似度を算出し、電子コミュニティ間の関連度合い(類似度)を表示などすることができる。
また、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置では、例えば、複数の電子コミュニティについて、一定期間或いは一定量のメッセージの間で話題の類似度を算出することや、一定期間或いは一定量のメッセージのみに着目して話題の類似度を算出することができる。
また、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置では、例えば、最近のメッセージほど重みを高くする一方、過去のメッセージほど重みを低くして、話題の類似度を算出することができる。
また、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置では、例えば、複数の電子コミュニティについて、近い話題を議論していると判定された場合には、互いの存在を紹介する情報を互いのメンバーに通知することや、互いの議論のダイジェストを紹介する情報を互いに通知することや、片方にしか所属していないメンバーに対して所属していない方の電子コミュニティの存在やダイジェストを紹介する情報を通知することができる。
また、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置では、例えば、関連の強い電子コミュニティ間におけるメンバーの重複度合いを判定し、メンバーの重複度合いに合わせた管理方法(管理施策)を提示することができる。
具体的には、例えば、関連の強い電子コミュニティ間におけるメンバーの重複度合いが低い場合には、議論を妨げないように、関連の強い電子コミュニティを合同した別の電子コミュニティを立ち上げて、当該電子コミュニティへの参加を勧誘することができる。
また、例えば、関連の強い電子コミュニティ間におけるメンバーの重複度合いが高い場合には、これら関連の強い電子コミュニティの管理者に対して、これら関連の強い電子コミュニティを消してこれらを一本化することを提案することができる。
また、例えば、関連の強い電子コミュニティ間におけるメンバーの重複度合いに応じて、元の電子コミュニティを消す一本化或いは元の電子コミュニティを残す一本化と同時に、サブコミュニティの立ち上げを提案することができる。
このように、本発明の実施例に係る電子コミュニティ管理装置では、複数の電子コミュニティ間の類似度を算出して出力することや、複数の電子コミュニティ間のメンバーの共有度(重複度)に応じて施策の候補を提案することなどができる。具体的には、例えば、電子コミュニティ内を流れるメッセージを分析して、表現の度数或いは比率などの出現頻度を用いて電子コミュニティ間の話題の近さを判別することや、電子コミュニティ間のメンバーの共有度合いに応じて施策の候補を提案するようなことができる。また、電子コミュニティ間の類似度や電子コミュニティ間におけるメンバーの共有度合いなどに応じて、管理方法(管理施策)を変更して、管理方法をきめ細かく管理することなどができる。
なお、以上の実施例に係る電子コミュニティ管理装置では、メッセージDB1の機能によりメッセージデータ記憶手段が構成されており、前処理部2の機能や表現要素集計部3の機能や特徴表現抽出部4の機能や類似度算出部5の機能により電子コミュニティ間類似度検出手段が構成されており、結果出力部6の機能或いはコミュニティ通知部21の機能或いはダイジェスト生成部31とダイジェスト通知部32の機能或いは通知部43の機能により電子コミュニティ間類似度情報出力手段が構成されており、タイミング発生部11の機能によりタイミング検出手段が構成されており、メンバーリストDB41の機能によりメンバーデータ記憶手段が構成されており、対象メンバー抽出部42の機能によりメンバー検出手段が構成されており、管理方法判別部51の機能により管理施策判別手段が構成されている。
ここで、本発明に係る電子コミュニティ管理装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る電子コミュニティ管理装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の第1実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る電子コミュニティ管理装置の変形の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る電子コミュニティ管理装置により行われる処理の手順の一例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る電子コミュニティ管理装置により行われる相関行列算出処理の手順の一例を示す図である。 (A)〜(C)は各コミュニティにおける頻出語の一例を示す図である。 複数のコミュニティにおける頻出語の集計の一例を示す図である。 コミュニティ間の相関係数の一例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る電子コミュニティ管理装置の変形の構成例を示す図である。 本発明の第3実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示す図である。 本発明の第4実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示す図である。 MLのメンバーリストの一例を示す図である。 本発明の第4実施例に係る電子コミュニティ管理装置により行われる処理の手順の一例を示す図である。 本発明の第5実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示す図である。 本発明の第6実施例に係る電子コミュニティ管理装置の構成例を示す図である。 本発明の第6実施例に係る電子コミュニティ管理装置により行われる処理の手順の一例を示す図である。 本発明の第6実施例に係る電子コミュニティ管理装置により行われる処理の手順の一例を示す図である。
符号の説明
1・・メッセージデータベース(メッセージDB)、 2・・前処理部、 3・・表現要素集計部、 4・・特徴表現抽出部、 5・・類似度算出部、 6・・結果出力部、 11・・タイミング発生部、 21・・コミュニティ通知部、 31・・ダイジェスト生成部、 32・・ダイジェスト通知部、 41・・メンバーリストデータベース(メンバーリストDB)、 42・・対象メンバー抽出部、 43・・通知部、 51・・管理方法判別部、

Claims (20)

  1. 電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置において、
    複数の電子コミュニティについて、やりとりされたメッセージのデータを記憶するメッセージデータ記憶手段と、
    所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する電子コミュニティ間類似度検出手段と、
    電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する電子コミュニティ間類似度情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  2. 請求項1に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティにおいてやりとりされるメッセージのデータは、文章を含むデータであり、
    電子コミュニティ間類似度検出手段は、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶されたメッセージのデータに含まれる文章の表現要素の相関度を類似度として検出する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度検出手段は、新しいメッセージのデータほど類似度に関して大きな重みを付けて、類似度を検出する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    予め設定されたタイミングを検出するタイミング検出手段を備え、
    電子コミュニティ間類似度検出手段は、タイミング検出手段により検出されるタイミングで、類似度を検出する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  5. 請求項4に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    タイミング検出手段は、一定期間毎のタイミングを検出する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  6. 請求項5に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度検出手段は、タイミング検出手段により検出されるタイミングで、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶された一定期間のメッセージのデータの類似度を検出する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  7. 請求項4に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    タイミング検出手段は、一定量のメッセージのデータがメッセージデータ記憶手段に記憶される毎のタイミングを検出する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  8. 請求項7に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度検出手段は、タイミング検出手段により検出されるタイミングで、複数の電子コミュニティについて、メッセージデータ記憶手段に記憶された一定量のメッセージのデータの類似度を検出する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を、関連する人により閲覧され得る態様で送信出力する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報として、類似すると判定される電子コミュニティに関する情報を出力する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  11. 請求項10に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報として、類似すると判定される電子コミュニティに関するダイジェストの情報を出力する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティに所属するメンバーを特定するデータを記憶するメンバーデータ記憶手段と、
    電子コミュニティ間類似度検出手段による類似度の検出結果に基づいて、一の電子コミュニティが他の電子コミュニティと類似することが判定される場合に、メンバーデータ記憶手段に記憶されたデータに基づいて、当該一の電子コミュニティと当該他の電子コミュニティとについて両方に所属するメンバーと当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーと当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーのうちの1つ以上を検出するメンバー検出手段と、を備え、
    電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、メンバー検出手段による検出結果に基づく態様で、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  13. 請求項12に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとの両方に所属するメンバーに対しては、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を非出力とする、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  14. 請求項12に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとの両方に所属するメンバーに対しては、一方のみに所属するメンバーと比べて簡易な態様で、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  15. 請求項12に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとについて両方に所属するメンバーの数或いは割合と当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合と当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合のうちの1つ以上に応じて、電子コミュニティの管理施策を判別する管理施策判別手段を備え、
    電子コミュニティ間類似度情報出力手段は、管理施策判別手段により判別された電子コミュニティの管理施策に関する提案情報を出力する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  16. 請求項15に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    管理施策判別手段は、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティを消去してこれらの電子コミュニティを一本化したものを生成する施策と、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティを残してこれらの電子コミュニティを一本化したものを生成する施策と、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティを残してサブの電子コミュニティを生成する施策のうちの1つ以上を判別する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  17. 請求項12に記載の電子コミュニティ管理装置において、
    メンバー検出手段による検出結果に基づいて、互いに類似する一の電子コミュニティと他の電子コミュニティとについて両方に所属するメンバーの数或いは割合と当該一の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合と当該他の電子コミュニティのみに所属するメンバーの数或いは割合のうちの1つ以上に応じて、電子コミュニティの管理施策を判別する管理施策判別手段と、
    管理施策判別手段により判別された電子コミュニティの管理施策を実行する管理施策実行手段と、
    を備えたことを特徴とする電子コミュニティ管理装置。
  18. 電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置における電子コミュニティ管理方法において、
    電子コミュニティ管理装置の電子コミュニティ間類似度検出手段が、所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、複数の電子コミュニティについてやりとりされたメッセージのデータを記憶するメッセージデータ記憶手段に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出し、
    電子コミュニティ管理装置の電子コミュニティ間類似度情報出力手段が、電子コミュニティ間類似度検出手段により検出された類似度に基づく情報を出力する、
    ことを特徴とする電子コミュニティ管理方法。
  19. 電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、複数の電子コミュニティについてやりとりされたメッセージのデータを記憶するメッセージデータ記憶部に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する機能と、
    当該検出した類似度に基づく情報を出力する機能を、当該コンピュータにより実現する、
    ことを特徴とするプログラム。
  20. 電子的にメッセージのデータをやりとりする電子コミュニティを管理する電子コミュニティ管理装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータの入力手段により読み取り可能に記憶した記憶媒体であって、
    当該プログラムは、所定のタイミングで、複数の電子コミュニティについて、複数の電子コミュニティについてやりとりされたメッセージのデータを記憶するメッセージデータ記憶部に記憶されたメッセージのデータの類似度を検出する処理と、
    当該検出した類似度に基づく情報を出力する処理を、当該コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とする記憶媒体。
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