JP4769388B2 - 画像データ処理装置及び画像データ処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、CCD等の撮像素子からの出力データを圧縮符号化してテープやディスク状の記録素子(記録媒体)に対して記録し、また、当該記録素子の記録データや再生する装置或いはシステムに用いられる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より例えば、撮像素子から出力される画像データを圧縮符号化して記録媒体に記録し、また、当該記録媒体の記録データを再生する撮像記録再生装置では、画像データの圧縮の際、エッジ部に生じるモスキートノイズを抑えるために、特開平09−247674号等に記載された構成により、エッジ周辺を平滑化するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような、特開平09−247674号等に記載された構成を有する従来の撮像記録再生装置では、画像データの圧縮の際に、エッジ周辺を平滑化する処理が行なわれるが、当該処理によりモスキートノイズを抑制することができる代わりに、画像の鮮明さが失われる、といった問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記の欠点を除去するために成されたもので、符号量を増大させることなくモスキートノイズを抑制し、且つ画像の鮮明さが失われることのない、画像圧縮を実現した、データ処理装置、撮像装置、データ処理システム、データ処理方法、それを実施するためのプログラムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体、及び当該プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像データ処理装置は、画像データを符号化する画像データ処理装置であって、上記画像データから垂直方向及び水平方向の輪郭成分を、HPFを用いて検出する輪郭成分検出手段と、上記輪郭成分検出手段の検出結果に基づいて輪郭の立ち上がりパターンと立下りパターンを検出する輪郭パターン検出手段と、前記輪郭パターン検出手段の検出結果に基づいて所定画像データ毎に輪郭部の数を計数する計数手段と、上記計数手段の計数結果に基づいて、上記符号化による符号量を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記計数手段で計数された所定画像データ毎の輪郭部の数が所定数より多い場合には対応する画像データに第1の符号量を割り当て、上記計数手段で計数された所定画像データ毎の輪郭部の数が所定数以下の場合には対応する画像データに上記第1の符号量より多い第2の符号量を割り当て、上記割当てた符号量を用いて符号量制御を行うことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0022】
[第1の実施の形態]
本発明は、例えば、図1に示すような撮像記録再生装置100に適用される。
本実施の形態の撮像記録再生装置100は、特に、画像データをブロック分割して圧縮処理する際に、対象ブロック内でエッジの数をカウントし、当該エッジの数が既定値以下である場合のみに、当該エッジに対して標準より多くの符号量を割り当てるように構成されている。
以下、本実施の形態の撮像記録再生装置100の構成及び動作について具体的に説明する。
【0023】
<撮像記録再生装置100の構成>
撮像記録再生装置100は、上記図1に示すように、レンズ101、CCD等の撮像素子102、前処理回路(CDS/AGC)103、A/D変換器104、カメラ信号処理回路105、データ圧縮処理回路106、ディスクドライバ107、ディスク状記録媒体108、データ伸張処理回路109、セレクタ110、TVインターフェイス回路111、D/A変換器112,114、低域通過回路(LPF)113,115、及び液晶モニタ116を備えている。
【0024】
<撮像記録再生装置100の一連の動作>
(1)記録動作
先ず、被写体光は、レンズ101を通過して、撮像素子102の受像面に結像される。
撮像素子102は、光電変換により被写体光を電気信号に変換し、これを被写体の画像信号として出力する。
前処理回路103は、撮像素子102から出力された画像信号に対して、ノイズ除去や利得調整等の処理を施す。
A/D変換器104は、前処理回路103の処理後の画像信号(アナログ信号)をディジタル化し、これを画像データとして出力する。
カメラ信号処理回路105は、A/D変換器104から出力された画像データに対して、アパーチャ補正やガンマ補正等の信号処理を施す。
データ圧縮処理回路106は、カメラ信号処理回路105の処理後の画像データに対して、ディスク状記録媒体108への記録に必要な圧縮処理を施す。
ディスクドライバ107は、データ圧縮処理回路106で得られた圧縮データをディスク状記録媒体108に記録するための処理、及びディスク状記録媒体108のディスクモータ(不図示)の制御等を行う。
ディスクドライバ107の制御により、ディスク状記録媒体108には、被写体画像の圧縮データが記録される。
【0025】
一方、カメラ信号処理回路105の処理後の画像データは、セレクタ110を介して、TVインターフェイス回路111にも供給される。
TVインターフェイス回路111は、セレクタ110からの画像データに対して、ブランキング信号の付加処理や色信号の変調等の処理を施した後、当該画像データを輝度信号と色差信号に分けて出力する。
A/D変換器112,114はそれぞれ、TVインターフェイス回路111からの輝度信号及び色差信号の何れかの該当する信号をアナログ化して、低域通過回路(LPF)113,115の何れか対応するLPFを介して、液晶モニタ116に対して出力する。
したがって、液晶モニタ116には、ディスク状記録媒体108に対して現在記録処理されている圧縮データの画像が表示される。
【0026】
(2)再生動作
ディスクドライバ107は、ディスク状記録媒体108に記録されている圧縮データを読み出す。
データ伸張処理回路109は、ディスクドライバ107で得られた圧縮データを伸張する。
データ伸張処理回路109で伸張されたデータ、すなわち再生画像データは、セレクタ110を介して、TVインターフェース111に供給される。
TVインターフェース111以降、上述した(1)記録時動作と同様の動作が行なわれる。これにより、液晶モニタ116には、ディスク状記録媒体108からの再生データが表示される。
【0027】
<カメラ信号処理回路105及びデータ圧縮処理回路106の構成>
カメラ信号処理回路105は、図2に示すように、YC分離回路201、第1の輝度信号処理(輝度信号処理1)回路202、輪郭検出回路204、加算器207、第2の輝度信号処理(輝度信号処理2)回路203、色信号処理回路205、及びYC多重回路206を備えている。
データ圧縮処理回路106は、上記図2に示すように、バッファメモリ301、ブロック化回路302、直交変換回路303、量子化器304、可変長符号化器305、量子化幅制御回路310、Y成分抽出回路306、輪郭検出回路307、パターン検出回路308、及びカウンタ309を備えている。
【0028】
<カメラ信号処理回路105及びデータ圧縮処理回路106の動作>
先ず、カメラ信号処理回路105において、YC分離回路201は、A/D変換器104からの画像データを輝度成分(Y)と色成分(C)に分解し、輝度成分の信号を第1の輝度信号処理回路202及び輪郭検出回路204にそれぞれ供給すると共に、色成分の信号を色信号処理回路205に供給する。
【0029】
第1の輝度信号処理回路202は、YC分離回路201からの輝度信号に対して、キャリア除去のためのフィルタリング等の処理を施す。
輪郭検出回路204は、YC分離回路201からの輝度信号に対して、垂直方向及び水平方向の高域通過回路(HPF)を用いた輪郭成分の検出処理を施す。
加算器207は、第1の輝度信号処理回路202の処理後データと、輪郭検出回路204の処理後データとを加算して出力する。これにより、輝度信号のアパーチャ補正が施される。
第2の輝度信号処理回路203は、加算器207の出力データに対して、ガンマ補正等の処理を施す。
【0030】
一方、色信号処理回路205は、YC分離回路201からの色信号に対して、ガンマ補正、ホワイトバランス、及び色差信号生成等の処理を施す。
【0031】
YC多重回路206は、第2の輝度信号処理回路203の処理後データ(輝度成分のデータ)と、色信号処理回路205の処理後データ(色成分のデータ)とを多重化して出力する。これが、データ圧縮回路106に対して入力されることになる。
【0032】
そこで、データ圧縮回路106において、バッファ301は、カメラ信号処理回路105のYC多重回路206から供給された画像データを一旦格納する。
ブロック化回路302は、バッファ301内の画像データについて、m×n画素(m、n:任意の整数)のサブブロックを形成する。
直交変換回路303は、ブロック化回路302で形成されたサブブロックのそれぞれのデータをブロック単位で、DCT(Discrete Cosine Transform)やウェーブレット変換等のアルゴリズムを用いて変換する。
量子化器304は、直交変換回路303の変換結果を、量子化幅制御回路310で決定されたステップ幅(量子化幅)で量子化する。
可変長符号化器305は、量子化器304で得られた量子化データを符号化する。
量子化幅制御回路310は、詳細は後述するが、カウンタ309のカウンタ値及び可変長符号化器305の可変長符号化結果に基づいて、量子化器304で用いる量子化幅を制御することで、一定範囲データの符号量が固定長となるようにする。
【0033】
また、ブロック化回路302で形成されたサブブロックのそれぞれのデータは、Y成分抽出回路306にも供給される。
Y成分抽出回路306は、ブロック化回路302からの対象サブブロックデータ、すなわちカメラ信号処理回路105のYC多重回路206により輝度成分と色成分が多重化されたデータから当該輝度成分の信号を抽出する。
輪郭検出回路307は、カメラ信号処理回路105の輪郭検出回路204と同様にして、Y成分抽出回路306で得られた輝度信号に対して、垂直方向及び水平方向のHPFを用いた輪郭成分の検出処理を施す。
【0034】
パターン検出回路308は、輪郭検出回路307で検出された輪郭成分のデータから、当該輪郭パターンを検出する。
【0035】
具体的には、まず、輪郭検出回路307により、輝度信号をHPFに通過させると、当該輝度信号のエッジ信号が得られる。例えば、図3に示すように、HPFの出力は、エッジの立上がりで一旦データ値が減少した後上昇し(エッジ立ち上がりパターン)、エッジの立下がりで一旦データ値が上昇した後下降する(エッジ立ち下がりパターン)。
そこで、パターン検出回路308は、例えば、図4に示すフローチャートに従って動作することで、輪郭検出回路307で得られた上記図3に示されるような輪郭データから当該輪郭パターンを検出する。
【0036】
先ず、パターン検出回路308は、対象となる輪郭データ(上記図3参照)を構成する連続したデータ値を取得し(ステップS401)、対象輪郭データにおいて、データ値の下降を検出する(ステップS403)。
ステップS403の検出の結果、データ値の下降が検出された場合、パターン検出回路308は、対象輪郭データにおいて、データ値の上昇を検出する(ステップS404)。
ステップS404の検出の結果、データ値の上昇が検出された場合、パターン検出回路308は、エッジの立上がりパターン有りとし、カウンタ309をカウントアップする(ステップS405)。
その後、パターン検出回路308は、続けて輪郭パターンを検出するために、再びステップS402からの処理を繰り返し実行する。
【0037】
一方、上述したステップS403の検出の結果、データ値の下降が検出されなかった場合、パターン検出回路308は、対象輪郭データにおいて、データ値の上昇を検出する(ステップS406)。
ステップS406の検出の結果、データ値の上昇が検出された場合、パターン検出回路308は、対象輪郭データにおいて、データ値の下降を検出する(ステップS407)。
ステップS407の検出の結果、データ値の下降が検出された場合、パターン検出回路308は、エッジの立下がりパターン有りとし、カウンタ309をカウントアップする(ステップS408)。
その後、パターン検出回路308は、続けて輪郭パターンを検出するために、再びステップS402からの処理を繰り返し実行する。
【0038】
尚、ステップS404の検出の結果、データ値の下降が検出されなかった場合、又はステップS406の検出の結果、データ値の上昇が検出されなかった場合、又はステップS407の検出の結果、データ値の下降が検出されなかった場合、パターン検出回路308は、続けて輪郭パターンを検出するために、そのまま再びステップS402からの処理を繰り返し実行することになる。
【0039】
上述のようにして、パターン検出回路308により輪郭パターンが検出され、その結果がカウンタ309でカウントされる。
図5は、パターン検出回路308による輪郭パターン検出を含めた、量子化幅制御回路310の動作をフローチャートにより示したものである。
【0040】
先ず、パターン検出回路308は、上述したようにして、輪郭検出回路307で検出された輪郭成分のデータを取得し(ステップS501)、水平方向及び垂直方向のそれぞれについて輪郭パターンを検出し(ステップS502、ステップS503)、当該検出結果に基づいてカウンタ309をカウントアップする。
【0041】
量子化幅制御回路310は、カウンタ309のカウンタ値、すなわち対象ブロック内のエッジの個数を参照し、この個数が既定値x(x:任意の整数)以上であるか否かを判別する(ステップS504)。
ステップS504の判別の結果、エッジの個数が既定値x以上でない場合、量子化幅制御回路310は、量子化器304に対して、対象ブロックのエッジ部分、すなわち高域を細かく量子化するための量子化幅を指示する(ステップS505)。これにより、エッジ部分に対して、多くの符号量が割り当てられる。
一方、ステップS504の判別の結果、エッジの個数が既定値x以上である場合、量子化幅制御回路310は、量子化器304に対して、対象ブロックのエッジ部分、すなわち高域を粗く量子化するための量子化幅を指示する(ステップS506)。ここでは、画像圧縮において標準的な符号量の割り当てとなるような量子化幅とする。
【0042】
ステップS505又はステップS506の処理後、カウンタ309はリセットされ(ステップS507)、次のブロックに対する処理が実行される(ステップS508)。
【0043】
エッジの数が多いブロックについて、エッジ付近、すなわち高周波信号部に対して標準よりも多くの符号量を割り当てるように量子化幅を決定すると、画像全体の符号量が莫大なものとなり、また、画像がぎらついた感じになるが、本実施の形態のように、エッジ数が少ないブロックのみについて、その高周波信号部に対して多くの符号量を割り当てるように量子化幅を決定すれば、画像全体の符号量の増加を抑えつつエッジ部のモスキートノイズを抑圧でき、且つ画像の鮮明さが失われることがない。
【0044】
[第2の実施の形態]
本発明は、例えば、図6に示すような撮像記録再生装置600に適用される。
本実施の形態の撮像記録再生装置600は、上記図1に示した撮像記録再生装置100の構成に対して、データ圧縮処理回路106への入力が2経路ある構成が異なる。
【0045】
尚、上記図6の撮像記録再生装置600において、上記図1の撮像記録再生装置100と同様に動作する個所には同じ符号を付し、その詳細は説明は省略する。
【0046】
具体的には、まず、図7は、撮像記録再生装置600のカメラ信号処理回路105及びデータ圧縮処理回路106の内部構成を示したものである。
カメラ信号処理回路105は、上記図2に示したカメラ信号処理回路105の構成に対して、輪郭検出回路204の出力(輝度信号から検出された垂直方向及び水平方向の輪郭成分の検出結果)を加算器207と共にデータ圧縮処理回路106に対して供給するように構成されている。
データ圧縮処理回路106は、上記図2に示したデータ圧縮処理回路106の構成に対して、Y成分抽出回路306及び輪郭抽出回路307を省き、また、1つのバッファ301の代わりに2つのバッファ301a,301bを備えると共に、1つのブロック化回路302の代わりに2つのブロック化回路301a,301bを備えている。
【0047】
データ圧縮処理回路106において、バッファ301bには、上記図2に示したバッファ301と同様に、カメラ信号処理回路105のYC多重回路206の出力が供給されるが、一方のバッファ301aには、カメラ信号処理回路105の輪郭検出回路204の出力が供給される。
ブロック化回路302bは、上記図2に示したブロック化回路302と同様に、バッファ301bに格納された画像データをブロック化するが、一方のブロック化回路302aは、バッファ301aに格納された輪郭成分の検出結果をブロック化する。
【0048】
尚、上記図7のカメラ信号処理回路105及びデータ圧縮処理回路106において、上記図1のカメラ信号処理回路105及びデータ圧縮処理回路106と同様に動作する個所には同じ符号を付し、その詳細は説明は省略する。
【0049】
すなわち、第1の実施の形態では、データ圧縮処理回路106のバッファ301から読み出した対象ブロックの画像データからエッジ部分を検出してカウントするが、本実施の形態では、カメラ信号処理回路105の輪郭検出回路204で検出されたエッジ信号を上記の画像データとは別にバッファ301aに書き込み、当該エッジ信号から対象ブロックのエッジ部分を検出してカウントする。
【0050】
したがって、本実施の形態によれば、データ圧縮処理回路106に対して、上記図2に示したようなY成分抽出回路306及び輪郭抽出回路307を設けることなく、カメラ信号処理回路105の輪郭検出回路204で得られたエッジ信号を直接用いて、カウンタ309で対象ブロックのエッジの個数をカウントすることができる。このとき、カメラ信号処理回路105において、YC多重回路206の出力と、輪郭検出回路204の出力との位相を不図示の遅延回路により一致させている。
【0051】
尚、本発明の目的は、第1及び第2の実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が第1及び第2の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成することとなる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
また、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行することにより、第1及び第2の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】
図8は、上記コンピュータの機能700を示したものである。
コンピュータ機能700は、上記図8に示すように、CPU701と、ROM702と、RAM703と、キーボード(KB)709のキーボードコントローラ(KBC)705と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)710のCRTコントローラ(CRTC)706と、ハードディスク(HD)711及びフレキシブルディスク(FD)712のディスクコントローラ(DKC)707と、ネットワーク720との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)708とが、システムバス704を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0053】
CPU701は、ROM702或いはHD711に記憶されたソフトウェア、或いはFD712より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス704に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU701は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM702、或いはHD711、或いはFD712から読み出して実行することで、第1及び第2の実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0054】
RAM703は、CPU701の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
KBC705は、KB709や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC706は、CRT710の表示を制御する。
DKC707は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第1及び第2の実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD711及びFD712とのアクセスを制御する。
NIC708は、ネットワーク720上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
【0055】
【発明の効果】
本発明においては、所定画像データ毎の輪郭数の数が所定数より多い場合には、対応する画像データに第1の符号量を割り当て、所定画像データ毎の輪郭数の数が所定数以下の場合には、対応する画像データに上記第1の符号量より多い第2の符号量を割り当て、割り当てた符号量を用いて符号制御を行うように構成している。
具体的には例えば、圧縮処理又はカメラ信号処理の際に、対象画像データから輪郭部(エッジ部)を検出し、その検出個数が所定数以下の場合、当該輪郭部に多くの符号量を割り当てる。
従って、本発明によれば、上記構成により、画像全体の符号量を莫大に増加させることなく輪郭部(エッジ部)のモスキートノイズを抑圧することができ、画像の鮮明さも失われることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した撮像記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記撮像記録再生装置のカメラ信号処理回路及びデータ圧縮処理回路の内部構成を示すブロック図である。
【図3】上記データ圧縮処理回路で検出するエッジのパターンを説明するための図である。
【図4】上記エッジパターンの検出処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記エッジパターンの検出結果に基づいて量子化幅を決定する処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態において、本発明を適用した撮像記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図7】上記撮像記録再生装置のカメラ信号処理回路及びデータ圧縮処理回路の内部構成を示すブロック図である。
【図8】上記撮像記録再生装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 撮像記録再生装置
101 レンズ
102 撮像素子
103 前処理回路(CDS/AGC)
104 A/D変換器
105 カメラ信号処理回路
106 データ圧縮処理回路
107 ディスクドライバ
108 ディスク状記録媒体
109 データ伸張処理回路
110 セレクタ
111 TVインターフェイス回路
112,114 D/A変換器
113,115 低域通過回路(LPF)
116 液晶モニタ
201 YC分離回路
202 第1の輝度信号処理(輝度信号処理1)回路
203 第2の輝度信号処理(輝度信号処理2)回路
204 輪郭検出回路
205 色信号処理回路
206 YC多重回路
207 加算器
301 バッファメモリ
302 ブロック化回路
303 直交変換回路
304 量子化器
305 可変長符号化器
306 Y成分抽出回路
307 輪郭検出回路
308 パターン検出回路
309 カウンタ
310 量子化幅制御回路

Claims (3)

  1. 画像データを符号化する画像データ処理装置であって、
    上記画像データから垂直方向及び水平方向の輪郭成分を、HPFを用いて検出する輪郭成分検出手段と、
    上記輪郭成分検出手段の検出結果に基づいて輪郭の立ち上がりパターンと立下りパターンを検出する輪郭パターン検出手段と、
    前記輪郭パターン検出手段の検出結果に基づいて所定画像データ毎に輪郭部の数を計数する計数手段と、
    上記計数手段の計数結果に基づいて、上記符号化による符号量を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記計数手段で計数された所定画像データ毎の輪郭部の数が所定数より多い場合には対応する画像データに第1の符号量を割り当て、上記計数手段で計数された所定画像データ毎の輪郭部の数が所定数以下の場合には対応する画像データに上記第1の符号量より多い第2の符号量を割り当て、上記割当てた符号量を用いて符号量制御を行うことを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 上記制御手段は、量子化手段を有し、上記量子化手段の量子化特性を制御することで符号量を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理装置。
  3. 画像データを符号化する画像データ処理方法であって、
    上記画像データから垂直方向及び水平方向の輪郭成分を、HPFを用いて検出する輪郭成分検出ステップと、
    上記輪郭成分検出ステップの検出結果に基づいて輪郭の立ち上がりパターンと立下りパターンを検出する輪郭パターン検出ステップと、
    前記輪郭パターン検出ステップの検出結果に基づいて所定画像データ毎に輪郭部の数を計数する計数ステップと、
    上記計数ステップの計数結果に基づいて、上記符号化による符号量を制御する制御ステップとを備え、
    上記制御ステップは、上記計数ステップで計数された所定画像データ毎の輪郭部の数が所定数より多い場合には対応する画像データに第1の符号量を割り当て、上記計数ステップで計数された所定画像データ毎の輪郭部の数が所定数以下の場合には対応する画像データに上記第1の符号量より多い第2の符号量を割り当て、上記割当てた符号量を用いて符号量制御を行うことを特徴とする画像データ処理方法。
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