JP4768821B2 - 高周波スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は高周波(Radio Frequency:RF)スイッチに関するもので、特に時分割複信(Time Division Duplex:以下、“TDD”と称する)方式のシステムにおける信号送受信端の送受信信号の切り替えのためのスイッチに適合したRFスイッチに関する。
第2及び第3世代移動通信システムは、主にFDD(Frequency Division Duplex)方式を使用してきた。FDD方式において、送信信号と受信信号の分離は、デュプレクサ(duplexer)によってなされる。しかしながら、最近の第3.5及び第4世代移動通信システムは、主にTDD方式を使用することと予想される。
TDD方式をはじめとして時分割伝送方式は、同一の周波数を時分割して送受信用に区分して使用するもので、1個のフレーム内部を送信用と受信用に分割して1個の周波数で両方向通信をする方式である。
図1は、一般的なTDDシステムの送受信端のブロック構成図である。図1に示すように、送信信号は、第1の送信フィルタ30を通じて電力増幅器40で適切に設定された電力に増幅された後、第2の送信フィルタ50で更にフィルタリングされてから、送受信切り替えスイッチ10を経てアンテナ60を介して放射される。これに対して、アンテナ60から受信された受信信号は、送受信切り替えスイッチ10を通過した後に、受信フィルタ20を通じて受信帯域のみが通過される。このとき、切り替えスイッチ10は、送信及び受信動作により制御部(図示せず)から受信されるスイッチング制御信号によってスイッチング動作を遂行することができる。
このTDDシステムでは、同一の周波数を用いて定められた時間周期で送信と受信を分離するため、高速の送受信切り替え用RFスイッチが必ず必要である。
RFスイッチは、高速のスイッチング動作が要求されるため、機械的スイッチ(mechanical switch)よりはPINダイオード又はFET(Field Effect Transistor)のような半導体素子を用いるスイッチを使用する。しかしながら、このような半導体素子を用いるスイッチは、半導体が大電力(high power)に脆弱であるため、大電力用として使用することが難しい。
言い換えれば、大電力が印加される場合に、多くの熱が発生するので、放熱性に優れないと、スイッチが破壊される。それにより、大電力に耐えることができるように開発されるRFスイッチは、別途の冷却器などを備えるべきであるため、高コストになり、かつ製造が容易でないため、軍事用のみとして制限的に使われている。
これを解決するために、通常のTDDシステムでは、RFスイッチの代わりにサーキュレータを用いて固定的に送信信号と受信信号を分離する方案を採用した。しかしながら、サーキュレーターの使用は、受信中に送信信号を遮断するためのアイソレーション(isolation)を十分に確保することが難しく、アンテナに問題が発生してオープン状態となる場合に、送信信号が受信器に流入されてシステムに障害を発生させ、あるいは受信信号の品質を格段に低下させるという問題点を有する。
したがって、上記したような従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、送信端と受信端との間のアイソレーションを十分に確保するためのTDDシステム用の送受信切り替え用に適合した高周波スイッチを提供することにある。
本発明の他の目的は、アンテナのオープン時に送信電力が受信端に流入されることを防止するためのTDDシステム用の送受信切り替えに適合した高周波スイッチを提供することにある。
また、本発明の目的は、半導体素子を使用するが、大電力でも安定に動作できるように放熱性に優れた高周波スイッチを提供することにある。
さらに、本発明の目的は、MIC(Microwave Integrated Circuit)形態にも容易に製造するための高周波スイッチを提供することにある。
本発明の目的は、移動通信周波数帯域だけでなく、数十GHz以上の高周波帯域でも使用可能な高周波スイッチを提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明は、第1のスロットラインと第2のスロットラインに分けられ、各端部に開放終端回路が形成されるスロットラインと、第1のスロットラインとの信号伝送を遂行する第1の伝送ラインと、第2のスロットラインとの信号伝送を遂行する第2の伝送ラインと、第1のスロットラインと第2のスロットラインとの両分地点と信号の伝送を遂行する第3の伝送ラインと、外部スイッチング制御信号により、第1のスロットライン又は第2のスロットラインに選択的に接続される少なくとも一つの開放終端回路を備える可変補助開放終端回路部とを含む高周波スイッチを提供する。
本発明による時分割伝送システムの送受信切り替えスイッチ装置は、送受信経路間のアイソレーションを十分に確保することができる効果を有する。
本発明は、アンテナのオープン時にも送信電力が受信端に全反射されて流入されることを顕著に減少させることができる。
そして、本発明は、十分なグラウンド板を有するスロットラインを介して送信信号が伝送されるため、半導体素子を用いて高速のスイッチングが可能であり、かつ大電力で使用できる効果を有する。
また、本発明は、MIC形態にも容易に適用可能であるため、一般の半導体工程で製造することができる効果を有する。
本発明は、移動通信周波数帯域だけでなく数十GHz以上の高周波帯域でも使用可能であるため、衛星通信、軍事用レーダーなどに容易に適用できる効果がある。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
下記に、具体的な構成素子のような特定事項を説明するが、これは、本発明のより全般的な理解のために提供されることであって、本発明の範囲内で所定の変形や変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には自明である。
図2は、本発明の第1の実施形態によるTDDシステム用の送受信切り替えのための高周波スイッチの印刷回路基板上の回路パターンの一面(便宜上、“平面”と称する)を示す構成図である。図3は、図2に示す印刷回路基板の回路パターンの他面(便宜上、“底面”と称する)を示す構成図である。各部分のサイズ及び形状は、説明の便宜のために、多少誇張または単純化した。図2及び図3を参照すると、本発明の一実施形態による高周波スイッチ10は、全体的に一つの印刷回路基板上に適切なパターンを有するように形成されたマイクロストリップライン及びスロットラインで構成しても良い。すなわち、本発明の高周波スイッチ10は、まず、第1のスロットライン121と第2のスロットライン122に分けられ、各端部に開放終端回路121a,122aが形成されたスロットライン121,122を誘電体基板100の下側に形成する。また、誘電体基板100の上側には、第1のスロットライン121と第2のスロットライン122の端部と各々交差し、マイクロストリップ−スロットラインカップリングがなされるように第1及び第2のマイクロストリップライン111,112が形成される。そして、第3のマイクロストリップライン113は、マイクロストリップ-スロットラインカップリングがなされるように、第1のスロットライン121と第2のスロットライン122との両分地点に形成される。
また、本発明の高周波スイッチ10は、スイッチング制御信号CTLにより、第1又は第2のスロットライン121,122に選択的に接続される少なくとも一つ以上の開放終端回路を備える可変補助開放終端回路部を形成する。可変補助開放終端回路(variable sub open-end circuit)部は、図2及び図3に示すように、第1のスロットライン121に接続される第1の補助開放終端回路121bと、第2のスロットライン122に接続される第2の補助開放終端回路122bとからなる補助開放終端回路と、スイッチング制御信号CTLにより第1又は第2の補助開放終端回路121b,122bが該当する第1又は第2のスロットライン121,122との接続経路を相互排他的に形成するスイッチング回路とを含む。スイッチング回路は、スイッチング制御信号により各第1又は第2の補助開放終端回路121b,122bと該当する第1又は第2のスロットライン121,122との接続部分のギャップを選択的に短絡させるように装着される第1及び第2のスイッチング素子、すなわち第1及び第2のダイオードD1,D2で構成しても良い。
このような構成を有する高周波スイッチ10において、第1〜第3のマイクロストリップライン111,112,113は、高周波スイッチ10の第1〜第3のポート1,2,3を形成する。第1のポート1又は第2のポート2は、スイッチング制御信号CTLにより第3のポート3に選択的に接続される。
第1〜第3のマイクロストリップライン111,112,113とスロットライン121,122は適切な誘電率を有する誘電体基板100の上下側に形成する。誘電体基板100の下側は、グラウンド板130a,130bからなり、ここにスロットライン121,122を形成する。スロットライン121、122の開放終端回路121a,122a、及び第1及び第2の補助開放終端回路121b,122bは円状に形成し、その内部を除去して空にする。このとき、グラウンド板130a,130bは、図3に示すように、相互に電気的に分離されるように構成される。
第1〜第3のマイクロストリップライン111,112,113の終端にも、開放終端又は短絡終端回路を備える。本発明では、短絡終端回路111a,112a,113aを備える。すなわち、図6に示すように、短絡終端回路111a,112a,113aは、終端に円状の孔を形成し、その内部を適切な導電性メッキ剤115でメッキ処理することによって、底面の接地板130bに接続される。
また、第1及び第2のダイオードD1,D2は、各々第1又は第2の補助開放終端回路121b,122bと該当する第1又は第2のスロットライン121,122との接続部分のギャップを選択的に横切って装着され、制御部(図示せず)からスイッチング制御信号CTL、すなわちバイアス電圧を印加可能なようにする。このとき、第1及び第2のダイオードD1,D2のオン/オフ動作は相互排他的に遂行される。この第1及び第2のダイオードD1,D2の相互排他的なオン/オフ動作に従って、第1のスロットライン121又は第2のスロットライン122が選択的に該当する補助開放終端回路に接続される。
図4は図3に示すダイオード接合部分の詳細構成図であり、図5は図4の等価回路図である。図4及び図5を参照して、第1及び第2のダイオードD1,D2のオン/オフスイッチング動作及び第1のスロットライン121又は第2のスロットライン122が選択的に該当する補助開放終端回路に接続されることについて、より詳細に説明する。第1及び第2のダイオードD1,D2は、各々第1のスロットライン121又は第2のスロットライン122が第1又は第2の補助開放終端回路121b、122bに接続される部分のギャップを横切って第1のグラウンド板130aと第2のグラウンド板130bを短絡させるように装着される。このとき、これらダイオードD1,D2は相互に反対の極性を有する。スイッチング制御信号CTLの適切なバイアス電圧、例えば+5V又は−5Vが第1のグラウンド板130aに選択的に印加されることによって、第1のグラウンド板130aと0Vの第2のグラウンド板130bとの間に接続される第1及び第2のダイオードD1,D2が各々相互排他的にオン/オフ動作を遂行する。
第1又は第2のダイオードD1,D2がオン状態になると、該当する第1のスロットライン121又は第2のスロットライン122と該当する補助開放終端回路との接続されるギャップは、電気的に短絡される。該当する第1のスロットライン121又は第2のスロットライン122との接続ギャップが電気的に短絡された第1又は第2の補助開放終端回路121b、122bは、該当する第1のスロットライン121又は第2のスロットライン122に何らの影響を与えないようになる。一方、第1のスロットライン121又は第2のスロットライン122との接続ギャップが短絡されない第1又は第2の補助開放終端回路121b,122bは、各々該当する第1又は第2のスロットライン121,122の開放終端回路を形成し、該当する第1又は第2のスロットライン121,122は、該当する第1又は第2の補助開放終端回路121b,122bに接続される位置でオープン状態となる。このように、第1又は第2の補助開放終端回路121b,122bの地点でオープン状態となる第1又は第2のスロットライン121,122に関連した第1又は第2のマイクロストリップライン111,112へは信号が伝送されないので、つまり、第1又は第2のマイクロストリップライン111,112の信号経路は、第3のマイクロストリップライン113に選択的に接続される。
上記のように構成される高周波スイッチ10は、第1〜第3のマイクロストリップライン111,112,113の第1〜第3のポート1,2,3を各々送信端Tx、受信端Rx、及びアンテナ端ANTに接続することで、TDDシステム用送受信切り替えのためのスイッチ装置として使用できるようになる。
TDDシステム用送受信切り替えスイッチとして高周波スイッチ10の動作を説明すると、次のようである。
送信時において、第1のダイオードD1はオン状態にし、第2のダイオードD2はオフ状態にする。第1のマイクロストリップライン111を介して送信信号が伝達されると、その信号はマイクロストリップ−スロットラインカップリングを介して第1のスロットライン121に伝送される。上記伝送された信号は、更にマイクロストリップ−スロットラインカップリングを介して第3のマイクロストリップライン113に伝達される。伝達された送信信号は、アンテナを介して放射される。
このとき、第1のダイオードD1がオン状態にあるため、第1の補助開放終端回路121bと第1のスロットライン121との間の接続ギャップは短絡状態となり、第1の補助開放終端回路121bは第1のスロットライン121に何らの影響を及ぼさない。送信信号は、第2のマイクロストリップライン112へは伝送されない。その理由は、第2のダイオードD2がオフ状態であり、それによって第2のスロットライン122と第2の補助開放終端回路122bが接続され、その結果、第2のスロットライン122は第2の補助開放終端回路122bに接続される位置でオープン状態となるためである。
次に、受信時において、第1のダイオードD1はオフ状態にし、第2のダイオードD2はオン状態にする。すると、第3のマイクロストリップライン113を介して受信された受信信号は、第2のスロットライン122を介して第2のマイクロストリップライン112に伝達される。上記伝達された受信信号は、受信端に伝送される。
このとき、第2のダイオードD2がオン状態にあるため、第2の補助開放終端回路122bは第2のスロットライン122に影響を及ぼさない。また、第1のダイオードD1がオフ状態にあるため、つまり、第1のスロットライン121は第1の補助開放終端回路121bに接続される位置でオープン状態となり、受信信号は第1のスロットライン121を介して第1のマイクロストリップライン111に伝達されない。
このように、送受信信号経路を分離するためにスロットラインのいずれか一端を接地させる方法が使用される。このために、マイクロストリップライン−スロットラインカップリング構造を形成し、半導体素子のスイッチを用いて接地状態を制御する。したがって、大電力の送信信号が半導体素子であるダイオードに直接的な影響を与えないようにし、それによって、安定したスイッチング動作を可能にする。
図7は、本発明の第2の実施形態によるTDDシステムにおける送受信切り替えのための高周波スイッチの印刷回路基板上の回路パターンを示す平面図である。図8は、図7に示す印刷回路基板の回路パターンを示す底面図である。図7及び図8に示す本発明の第2の実施形態による高周波スイッチ10’は、補助開放終端回路121b−122bの構造を除き、図1などに示したような高周波スイッチ10と類似した構造を有する。
すなわち、図7及び図8に示す第2の実施形態による高周波スイッチ10’の第1及び第2の補助開放終端回路121b−122bは、第1の実施形態による高周波スイッチ10の第1の補助開放終端回路121bと第2の補助開放終端回路122bの位置を相互に近接させて一部が重なるようにすることで、全体的に両者共通に使用される一つの楕円形の開放終端回路に形成される。また、第1の実施形態による高周波スイッチ10の第1又は第2の補助開放終端回路121b、122bと各々第1又は第2のスロットライン121,122との接続部分は、第3のマイクロストリップライン113との対応位置に近接するように形成される。
このような本発明の第2の実施形態による高周波スイッチ10’の補助開放終端回路121b、122bは、第3のマイクロストリップライン113とスロットライン121b−122bとのインピーダンスマッチングを向上させるために構成される。
本発明の第2の実施形態による高周波スイッチ10’は、本発明の第1の実施形態による高周波スイッチ10と同一の動作を遂行する。
上記のように、本発明の実施形態による可変移相器の構成及び動作が実現可能であり、一方、本発明では具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範囲を外れない限り、多様な変形を実施できることはもちろんである。例えば、上記の説明で言及したマイクロストリップラインは、ストリップライン、同軸線路、及びCPW(Coplanar Waveguide)に代替しても実現可能である。また、スロットラインの代りにCPS(Coplanar Strip)を用いても実現が可能である。そして、上記の本発明の実施形態では、スイッチング素子としてダイオードを使用したが、スイッチング機能を有する他の半導体素子(例えば、FET)を使用することもできる。
したがって、本発明の範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
一般的なTDDシステムの送受信端の一例を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態によるTDDシステム用の送受信切り替えのための高周波スイッチの印刷回路基板上の回路パターンを示す平面図である。 図2に示す印刷回路基板の回路パターンを示す底面図である。 図3に示すダイオード接合部分を示す詳細構成図である。 図4の等価回路図である。 図2に示すマイクロストリップラインの短絡終端回路を示す部分断面図である。 本発明の第2の実施形態によるTDDシステム用の送受信切り替えのための高周波スイッチの印刷回路基板上の回路パターンを示す平面図である。 図7に示す印刷回路基板の回路パターンを示す底面図である。
符号の説明
1 ポート
2 ポート
3 ポート
10 高周波スイッチ
100 誘電体基板
111 マイクロストリップライン
111a 短絡終端回路
112 マイクロストリップライン
112a 短絡終端回路
113 マイクロストリップライン
121 スロットライン
121a 開放終端回路
121b 補助開放終端回路
122 スロットライン
122a 開放終端回路
122b 補助開放終端回路

Claims (12)

  1. 第1の面及び第2の面を含む誘電体基板と、
    前記誘電体基板の第1面に形成され、第1のスロットラインと第2のスロットラインに分けられ、各端部に開放終端回路が形成されるスロットラインと、
    前記誘電体基板の第2面に形成され、前記第1のスロットラインとの信号伝送を遂行する第1の伝送ラインと、
    前記誘電体基板の第2面に形成され、前記第2のスロットラインとの信号伝送を遂行する第2の伝送ラインと、
    前記誘電体基板の第2面に形成され、前記第1のスロットラインと第2のスロットラインとの両分地点と信号の伝送を遂行する第3の伝送ラインと、
    前記第1のスロットラインに接続される第1の補助開放終端回路と、
    前記第2のスロットラインに接続される第2の補助開放終端回路と、
    外部スイッチング制御信号により、前記第1又は第2の補助開放終端回路が前記第1又は第2のスロットラインに接続される接続経路を相互排他的に形成するスイッチング回路と、を含む
    ことを特徴とする高周波スイッチ。
  2. 前記第1の補助開放終端回路と前記第2の補助開放終端回路の位置を相互に近接させて一部が重なるようにすることによって、全体的に両者共通に使用される一つの開放終端回路として形成し、
    前記第1又は第2の補助開放終端回路は、前記第1又は第2のスロットラインとの接続部分が前記第3の伝送線路の対応位置に近接するように形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチ。
  3. 前記スイッチング回路は、前記スイッチング制御信号により前記第1又は第2の補助開放終端回路と前記第1又は第2のスロットラインとの接続部分のギャップを選択的に短絡させるように装着される第1及び第2のスイッチング素子を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチ。
  4. 前記第1及び第2のスイッチング素子はダイオード又は電界効果トランジスタ(FET)である
    ことを特徴とする請求項3に記載の高周波スイッチ。
  5. 前記第1〜第3の伝送ラインは、マイクロストリップライン、ストリップライン、同軸線路、コプレーナ導波路(Coplanar Waveguide)のうちいずれか一つである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波スイッチ。
  6. 前記第1〜第3の伝送ラインは、その終端に開放終端又は短絡終端回路を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波スイッチ。
  7. 時分割複信/多重化システムの送受信切り替え用高周波スイッチであって、
    第1の面及び第2の面を含む誘電体基板と、
    前記誘電体基板の第1面に形成され、第1のスロットラインと第2のスロットラインに分けられ、各端部に開放終端回路が形成されるスロットラインと、
    前記誘電体基板の第2面に形成され、送信端から送信信号を受信して前記第1のスロットラインに伝送する第1の伝送ラインと、
    前記誘電体基板の第2面に形成され、前記第2のスロットラインから受信信号を受信して受信端に伝送する第2の伝送ラインと、
    前記誘電体基板の第2面に形成され、前記第1のスロットラインと第2のスロットラインとの両分地点で前記送信信号及び受信信号の伝送を遂行する第3の伝送ラインと、
    前記第1のスロットラインに接続される第1の補助開放終端回路と、
    前記第2のスロットラインに接続される第2の補助開放終端回路と、
    外部スイッチング制御信号により、前記第1又は第2の補助開放終端回路が前記第1又は第2のスロットラインとの接続経路を相互排他的に形成するスイッチング回路と、を含む
    ことを特徴とする高周波スイッチ。
  8. 前記第1の補助開放終端回路と前記第2の補助開放終端回路の位置を相互に近接させて一部が重なるようにして、全体的に両者共通に使用される一つの開放終端回路として形成し、
    前記第1又は第2の補助開放終端回路は、前記第1又は第2のスロットラインとの接続部分が前記第3の伝送線路の対応位置に近接するように形成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の高周波スイッチ。
  9. 前記スイッチング回路は、前記スイッチング制御信号により前記第1又は第2の補助開放終端回路と前記第1又は第2のスロットラインとの接続部分のギャップを選択的に短絡させるように装着される第1及び第2のスイッチング素子を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の高周波スイッチ。
  10. 前記第1及び第2のスイッチング素子はダイオード又は電界効果トランジスタ(FET)である
    ことを特徴とする請求項9に記載の高周波スイッチ。
  11. 前記第1〜第3の伝送ラインは、マイクロストリップライン、ストリップライン、同軸線路、コプレーナ導波路(CPW)のうちいずれか一つである
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の高周波スイッチ。
  12. 前記第1〜第3の伝送ラインは、その終端に開放終端又は短絡終端回路を備える
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の高周波スイッチ。
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