JP4767943B2 - 変性されたポリアミノアミドを含む洗剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、変性されたポリアミノアミド類の使用により、疎水性の微粒子汚れ、特に粘土鉱物に対して良好な汚れ除去性能及び良好な分散性能を有する洗剤組成物に関する。
洗浄溶液中の汚れを安定化することにより、汚れの再析出を防止するのに有用ないくつかのポリマーが知られている。これらの中には、カルボキシメチルセルロース(CMC)、フミン態酸類(huminic acid)、ポリアクリル酸、及びマレイン酸とアクリル酸共重合体(粉末洗剤、編集者、Michael S.Showell、Surfactant Sci.Ser.、71巻、Marcel Decker、New York、1988、頁111〜114、及び液体洗剤、編集者、Kuo−Yann Lai、Surfactant Sci.Ser.、67巻、Marcel Decker、New York、1997、頁303を参照)がある。
ポリアミノアミドは、主鎖にアミノ官能基(NH)及びアミド官能基(NH−C(O))の両方を包含するポリマーとして知られている。ポリマー主鎖のアミノ窒素原子に結合され、及び、もし存在すれば、ポリマー末端基のアミノ窒素原子に結合されるポリエーテル側鎖を包含する変性されたポリアミノアミドが、例えば、GB1,218,394、EP1,025,839、EP1,192,941、及びWO03/050,219によって知られている。従来技術の変性されたポリアミノアミドにおいて、ポリエーテル側鎖中の数平均繰返し単位は、ほとんどの場合1〜6である。
今までのところ、ポリアミノアミドは、再付着防止剤としても提案されておらず、又汚れ除去の補助に有用でもない。従って、汚れの再析出を防止し、汚れ除去の補助となる洗剤助剤として有用な化合物に対する持続的な要望がある。
本発明は、洗剤組成物の約0.01重量%〜約90重量%の界面活性剤系及び洗剤組成物の約0.01重量%〜約20重量%の変性されたポリアミノアミドを含む洗剤組成物に関し、変性されたポリアミノアミドが式(I)
Figure 0004767943
(式中、式(I)のnは1〜500の整数であり、式(I)のRはC〜Cアルカンジイル、好ましくは1,2−エタンジイル又は1,3−プロパンジイルから選択され、式(I)のRが化学結合、C〜C20−アルカンジイル、酸素、イオウ、及び窒素から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含むC〜C20−アルカンジイル、酸素、イオウ、及び窒素から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含み更に1つ以上のヒドロキシル基、置換又は非置換の二価の芳香族基及びこれらの混合物を含むC〜C20−アルカンジイルから選択される)からなり、式(I)は二級アミノ基のポリマー主鎖からなり、二級アミノ基がアミノ水素からなり、アミノ水素が変性されたポリアミノアミド中で、変性されたポリアミノアミドが少なくとも一つのアミノ水素を式(II)
−(CH−CR−O−)
(II)
(式中、式(II)のAは水素又は酸性基から選択され、酸性基は−B−PO(OH)、−B−S(O)OH、及び−B−COOHから選択され、式(II)のBは単結合又はC〜C−アルカンジイルであり、式(II)のBはC〜C−アルカンジイルであり、式(II)のRは独立に、水素、C〜C12−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C16−アリール、又はC〜C16−アリール−C〜C−アルキルから選択され、式(II)のRは独立に、水素又はメチルから選択され、及び式(II)のpは数平均が少なくとも10を含む整数である)の少なくとも一つのアルコキシ部分で選択的に置換することにより二級アミノ基の部分四級化を含むよう選択的に置換され、
二級アミノ基のアミノ水素の残りについては、電子対、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−アリール−C〜C−アルキル及び式(III)Alk−O−A(式中、
式(III)のAは水素又は酸性基であり、酸性基は−B−PO(OH)、−B−S(O)OH、及び−B−COOHから選択され、式(III)のBは単結合又はC〜C−アルカンジイルから選択され、式(III)のBはC〜C−アルカンジイルから選択され、式(III)のAlkはC〜C−アルカン−1,2−ジイルである)からなる群から選択され、
式(I)の二級アミノ基が更に、式(IV)
−RX
(IV)
(式中、式(IV)のRはC〜C−アルキルと、C〜C16−アリール−C〜C−アルキル及び式(III)Alk−O−Aと、式(II)−(CH−CR−O−)Aとから成る群から選択される)の少なくとも一つのアルキル化部分を含む、洗剤組成物。
本発明は、変性されたポリアミノアミドを含む洗剤組成物に関する。これらの組成物は、任意の従来の形態であってよく、すなわち、液体、粉末、顆粒、粒塊、ペースト、錠剤、袋、バー、ジェル、二重区画容器にて送達される種類のもの、スプレー又はフォーム洗剤、予め湿らせた拭き取り用品(すなわち、Mackeyらの米国特許第6,121,165号で論じられるような不織布材料と組み合わせた洗剤組成物)、消費者によって水で活性化される乾燥拭き取り用品(すなわち、Fowlerらの米国特許第5,980,931号で論じられるような不織布材料と組み合わせた洗剤組成物、及びその他の均質又は多相の家庭用洗浄製品の形態であってよい。
これらの洗剤組成物は、多くの場合、以下でより詳細に論じられる界面活性剤及びその他の洗剤補助剤成分をさらに含む。一実施形態において、本発明の洗剤組成物は、液体又は固体洗濯洗剤組成物である。
変性されたポリアミノアミドは、ポリマー主鎖、及び、もし存在すれば、以下に定義するようなアミノ末端基の少なくとも一部のアミノ窒素の変性、並びに所望により更に以下に定義するようなエステル化部分又はエーテル化部分による変性を含む。
本明細書で使用する時、「アミノ水素」は、ポリマー主鎖中のアミド窒素へ結合した水素と区分するために、ポリマー主鎖の二級アミノ基、及び、もし存在すれば、変性されていないポリアミノアミド出発物質の末端での二級アミノ基に結合される水素原子を意味する。
本明細書で使用する時、用語「C〜C12−アルキル」は、炭素原子1〜12、好ましくは炭素原子1〜6を有する飽和直鎖又は分岐状炭化水素基、例えば、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エチル−2−メチルプロピル、n−ヘプチル、n−オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニル、2−ノニル(イソノニル)、n−デシル、又は、n−ドデシルを指す。
本明細書で使用する時、用語「C〜C12−アルケニル」は、炭素原子2〜12、好ましくは炭素原子2〜6、特に炭素原子2〜4、及び、任意の位置に二重結合を有する直鎖又は分岐状モノ不飽和炭化水素基、すなわち、例えば、エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−メチル−エテニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル等を指す。
本明細書で使用する時、用語「C〜C16−アリール」は、C〜C12−アルキル及びC〜C12−アルケニルから選択される1、2、3、又は4個の置換基を保持してよいフェニル又はナフチルのような炭素原子6〜16を有する芳香族炭化水素基を指し、ここで、隣接した炭素原子の2個の置換基はテトラヒドロナフチル又はインダニル(indanyl)のような環を形成してよい。
本明細書で使用する時、用語「C〜C16−アリール−C〜C−アルキル」は、炭素原子1〜4を有する飽和直鎖又は分岐状炭化水素基を指し、C〜C16−アリール基を保持する。例としては、ベンジル、1−フェニルエチル、及び2−フェニルエチルがある。
用語「C〜C−アルカンジイル」は、下付き文字で示したように炭素原子x〜yを有する二価のアルキレン鎖(例えば、C〜C20−アルカンジイル)を指す。アルカンジイルの例としては、メチレン(CH)、エタン−1,1−ジイル、エタン−1,2−ジイル、プロパン−1,1−ジイル、プロパン−1,2−ジイル、プロパン−2,2−ジイル、ブタン−1,3−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、ブタン−2,2−ジイル、ブタン−2,3−ジイル等がある。
「X〜Y」の形式で記載された場合、全ての範囲の数字が、あたかも本明細書に明示的に記載されているように、本明細書に組み込まれ及び包含される。本明細書全体にわたって提示されるあらゆる限界は、場合によってはさらに低い又はさらに高いあらゆる限界を、こうしたさらに低い又はさらに高い限界が本明細書に明示されたものとして包含することが、理解されるべきである。本明細書全体にわたって提示されるあらゆる範囲は、そのような広い範囲内に入るあらゆるさらに狭い範囲を、こうしたさらに狭い範囲がすべて本明細書に明確に記載されているかのように包含する。
変性されたポリアミノアミド
本発明は、洗剤組成物の約0.01重量%〜約20重量%、好ましくは約0.01重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.01重量%〜約8重量%の変性されたポリアミノアミドを含む洗剤組成物に関する。
発明による変性されたポリアミノアミド類は、アルコキシル化の度合いにもよるが、1,000〜1,000,000、好ましくは2,000〜1,000,000、より好ましくは2,000〜50,000の数平均分子量(M)を有する。
一般に、ポリアミノアミド類は、その主鎖にアミン官能基(*−NH−*)及びアミド官能基(*−NH−C(O)−*)の両方を包含するポリマーで、星印はポリマー主鎖を示す。又、ポリアミノアミド類は、ポリマー鎖の末端に一級アミノ基(−NH)及び/又はカルボキシ基(−COOH)を包含する。本明細書で使用する時、用語「アミノ」はポリマー主鎖の二級アミン官能基及びポリマー鎖末端の一級アミン官能基の両方を含む。一般に、ポリアミノアミド類は直鎖である。
本発明の洗剤組成物である変性されたポリアミノアミドは、式(I)
Figure 0004767943
(式中、式(I)のnは1〜500、好ましくは1〜100、より好ましいのは1〜20、より好ましいのは1〜10、及び最も好ましいのは1、2又は3の整数であり、式(I)のRは、C〜C−アルカンジイル、好ましくはC〜C−アルカンジイル、及びより好ましいのは1,2−エタンジイル又は1,3−プロパンジイルから選択され、式(I)のRは、化学結合、C〜C20−アルカンジイル、酸素、イオウ、及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含むC〜C20−アルカンジイル、酸素、イオウ、及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含み更に1つ以上のヒドロキシル基、置換又は非置換の二価芳香族基及びこれらの混合物を含むC〜C20−アルカンジイルから選択される)を含む。酸素、イオウ、及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含むC〜C20−アルカンジイルは、1又は2個の炭素−炭素二重結合を包含してよい。酸素、イオウ、及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含むC〜C20−アルカンジイルは、完全に又は部分的に、1つ以上の飽和又は不飽和炭素環式5〜8員環の構成要素であってよい。好ましいRは、C〜C−アルカンジイルである。
式(I)を含む変性されたポリアミノアミドは、二級アミノ基のポリマー主鎖を含む。二級アミノ基はアミノ水素を含み、アミノ水素は選択的に置換され少なくとも一つのアミノ水素を式(II)
−(CH−CR−O−)
(II)
(式中、式(II)のAは水素又は酸性基から選択され、酸性基は−BPO(OH)、−BS(O)OH、及び−BCOOHから選択され、酸性又は陰イオンの形状で存在してもよく、好ましくはAは水素、−BPO(OH)、及び−BS(O)OHから選択され、式(II)のBは、単化学結合又はC−C−アルカンジイルから選択され、式(II)のBは、C−C−アルカンジイルから選択され、
式(II)のRは、独立に水素、C〜C12−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C16−アリール又はC〜C16−アリール−C〜C−アルキル、好ましくは水素及びC−アルキル(メチル)から選択され、
式(II)のRは、独立に水素又はメチル、好ましくは水素から選択され、
式(II)のインデックスpは数平均で少なくとも10を含む整数であり、式(II)におけるpの数平均が好ましくは少なくとも15であり、より好ましくは少なくとも21であり、通常pの数平均は200を超えず、好ましくは150であり、より好ましいのは100であり、最も好ましいpの数平均は15〜70の範囲であり、特に21〜50の範囲である)の少なくとも一つのアルコキシ部分で選択的に置換することにより二級アミノ基の部分四級化を含む変性されたポリアミノアミドになる。
二級アミノ基のアミノ水素の残りは、電子対、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−アリール−C〜C−アルキル、及び式(III)
Alk−O−A
(III)
から構成される群から選択される。
式(III)は水素又は酸性基から選択され、酸性基は−BPO(OH)、−BS(O)OH、及び−BCOOHから選択され、酸性又は陰イオンの形状で存在してよい。好ましくはAは水素、−BPO(OH)、及び−BS(O)OHから選択される。式(II)のBは、単化学結合又はC〜C−アルカンジイルから選択される。式(II)のBは、C〜C−アルカンジイルから選択される。式(V)のAlkは、C〜C−アルカン−1,2−ジイルから選択される。
式(I)の二級アミノ基が選択され、更に式(IV)
−RX
(IV)
の少なくとも一つのアルキル化部分を含む。
式(IV)のRは、C〜C−アルキル、C〜C16−アリール−C〜C−アルキルと式(III)Alk−O−A、及び式(II)−(CH−CR−O−)Aから成る群から選択される。
式(IV)のXは、窒素で置換可能な脱離基であり、炭素原子2〜6を有するエポキシドであり、通常C〜C−アルキレンオキシドである。式(IV)の適した脱離基Xは、ハロゲン、特に塩素、臭素又はヨウ素、サルフェート(すなわち、−O−SOH又は−O−SO)、スルホン酸メチル等アルキルスルホネート、スルホン酸トリル等アリールスルホネート、及びメトサルフェート(すなわち、−O−SO−OCH)等硫酸アルキルである。好ましいアルキル化部分は、C〜C−アルキルハライド類、ビス−(C〜C−アルキル)サルフェート類、及びハロゲン化ベンジル類である。そのようなアルキル化剤の例としては、塩化エチル、臭化エチル、塩化メチル、臭化メチル、塩化ベンジル、硫酸ジメチル、及び硫酸ジエチルがある。好ましいC〜C−アルキレンオキシド類は、酸化エチレン及び酸化プロピレンである。
変性されたポリアミノアミドが更に選択され、以下で論ずる、式(II)、(III)、(IX)、(X)、(XI)、及び(XII)の中に存在してもよい任意のヒドロキシ基のエステル化又はエーテル化部分から構成されてもよい。適したエステル化部分は、硫酸、リン酸、及びそのエステル形成誘導体から選択されてよい。適したエーテル化部分は、式(V)L−B−A’(式中、式(V)のA’は、−COOH、−SOH及び−PO(OH)から選択され、式(V)のBは、C〜C−アルカンジイルから選択され、式(V)のLは求核剤により置換可能な脱離基である)から選択される。
本発明の洗剤組成物である変性されたポリアミノアミドは、更に式(VI)、
Figure 0004767943
(式中、式(VI)のR、R、及びインデックスnは式(I)で定義されたものと同じであり、式(VI)のRは、1〜20の炭素原子を保持する二価有機基、C〜C20−アルカンジイル、酸素、イオウ及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含むC〜C20−アルカンジイル、酸素、イオウ、及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含み更に1つ以上のヒドロキシル基、置換又は非置換の二価の芳香族基及びこれらの混合物を含むC〜C20−アルカンジイルである)で示したような脂肪族、芳香族、又は脂環式ジアミン類を含む。酸素、イオウ、及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含むC〜C20−アルカンジイルは1又は2個の炭素−炭素二重結合を包含してよい。酸素、イオウ、及び窒素(イミノ)から成る群から選択される1〜6個のへテロ原子を含むC〜C20−アルカンジイルは、完全に又は部分的に、1つ以上の飽和又は不飽和炭素環式5〜8員環の構成要素であってよい。二価の芳香族基であるように選択された場合、式(VI)のRは、好ましくは1,2−、1,3−又は1,4−フェニレンから選択される。二価の芳香族基は、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ等から選択される1、2又は3個の置換基を保持してもよい。好ましくは式(VI)のRは、1、2、3又は4個の非隣接酸素原子により遮られるC〜Cアルカンジイル、又はC〜C20−アルカンジイルである。
発明の変性されたポリアミノアミドの一実施形態は、式(VII)を含む。
Figure 0004767943
式(VII)のインデックスn及びRは式(I)で記載されたものと同じである。式(VII)のRは、化学結合、C〜C20アルカンジイル、1又は2個の炭素−炭素二重結合、完全に又は部分的に、1個以上の飽和又は不飽和カルボキシ環状5〜8員環を含んでよい酸素、イオウ及び/又はイミノ基で遮られたC1〜20アルカンジイルであり、アルカンジイルは1個以上のヒドロキシル基を保持してもよい。好ましくはRは、C〜C−アルカンジイルである。
式(VII)のRは、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−アリール−C〜C−アルキルと式(III)Alk−O−A、及び式(II)−(CH−CR−O−)Aから選択される。
式(VII)のRは、少なくとも一度式(II)−(CH−CR−O−)Aとして存在し、式(VII)の任意のRの残りは、電子対(すなわち、非四級化された)、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−アリール−C〜C−アルキル、式(III)Alk−O−A、及び式(III)−(CH−CR−O−)Aから選択される。
発明の変性されたポリアミノアミド類の一実施形態は、式(VIII)
Figure 0004767943
(式中、式(VIII)のR、R、及びインデックスnは式(I)で定義されたものと同じであり、式(VIII)のRは式(VI)で定義されたのと同じであり、式(VIII)のR及びRは式(VII)で定義されたのと同じである)を含む。
式(II),(VI),(X)及び(XI)において、式(II)の繰返し単位CH−CR−Oの少なくとも30モル%、より好ましくは少なくとも50モル%において、式(II)のR及びRは両方とも水素である。
他の好ましい実施形態において、式(II)は少なくとも90モル%のCH−CH−Oの繰返し単位を含む、すなわち、式(II)のR及びRは両方とも水素である。
他の好ましい実施形態において、式(II)は、10〜70モル%、好ましくは10〜50モル%の式CH−CH(CH)−Oの繰返し単位、及び30〜90モル%、特に50〜90モル%のCH−CH−Oの繰返し単位を含む。この実施形態において、別の繰返し単位がランダムに、又は好ましくはブロックのように配列されてもよい。
本発明の変性されたポリアミノアミドにおいて、少なくともアミノ基の一部、すなわち、ポリマー主鎖中のアミノ基、が選択され、式(a)に示したような四級化官能基となる。
Figure 0004767943
式(a)のRは、式(VII)により定義されたものと同じである。式(a)のRは、式(VII)により定義されたものと同じである。
もし存在すれば、発明による変性されたポリアミノアミドの一級(末端)アミノ基は、式(b1)及び(b2)に示したように四級化されたものが選択されるであろう。
Figure 0004767943
式(b1)及び(b2)のRは、式(VII)により定義されたものと同じである。式(b1)及び(b2)のRは、式(VII)により定義されたものと同じである。
発明の変性されたポリアミノアミドにおいて、ポリマーのアミノ窒素原子の少なくとも一部は、前述したように式(a)、(b1)、及び(b2)の四級化官能基に置換される。ポリマー中のアミノ基の好ましくは少なくとも50モル%、より好ましくは少なくとも70モル%が四級化される。発明の変性されたポリアミノアミドにおいて、式(a)、(b1)、及び(b2)中で四級化された部分の量は、0.1モル/kg〜3.0モル/kgであり、好ましくは0.2モル/kg〜2.0モル/kgである。
四級化された部分の量は、非四級化製品と四級化ポリアミノアミドのアミン価の差から計算できる。アミン価は、DGF標準法−セクションH−界面活性剤、方法H−III20a(98)「総塩基性窒素I界面活性剤の電位差滴定(Potentiometric titration of the total basic nitrogen I surfactants)」(DGF Einheitsmethoden−Abteinlung H− Tenside、Methode H−III20a(98)「Potentiometrische Titration des Gesamtbasenstickstoffs von Tensiden」)に記載された方法により決定できる。
発明の変性されたポリアミノアミドにおいて、式(II)及び(III)のAは酸性基で、酸性基は、中和された(陰イオン)形、又は酸性の(すなわち、中性)形で存在してよい。従って、変性されたポリアミノアミドの正味の電荷は、四級化部分に対する酸性基の相対モル量(すなわち、アルコキシ部分とアルキル化部分の両方が主鎖の同じ窒素上にある場合、式(VII)と(a)、(b1)及び(b2)のR及びRの両方が四級化を付与するために十分な量同じ主鎖上に存在する)、酸性基当りの電荷数、及び、酸性基の中和の度合いによって決まる。
変性されたポリアミノアミドの正味の電荷が正の場合、変性されたポリアミノアミドの正味の電荷を打ち消す適した対イオンは鉱酸から選択される。好ましい鉱酸としては、サルフェート、硫酸水素塩、硫酸モノアルキル、リン酸、リン酸水素塩、塩化物等が挙げられる。変性されたポリアミノアミドの正味の電荷が負の場合、変性されたポリアミノアミドの正味の電荷を打ち消す適した対イオンは、ナトリウム等アルカリ金属イオン、NH 等アンモニウムイオン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン由来のアンモニウム(ammionium)イオン等から選択される。
発明の第一の実施形態において、式(IV)のRはC〜C−アルキル又はベンジル、好ましくはメチル、エチル又はベンジルから選択される。発明の他の実施形態において、式(IV)のRは上で定義されたような式(III)[Alk−O−A]で、エタン−1,2−ジイル及びプロパン−1,2−ジイルが好まれる。
発明の好ましい実施形態において、式(II)及びもし存在すれば式(III)の少なくとも25モル%及び特に少なくとも50モル%が酸性/陰イオン基Aを保持する、すなわち、Aは水素と異なる。特に、酸性基はB−PO(OH)及びB−S(O)OHから選択され、ここに式(II)及び(III)のBは上に定義した通りであり、特に単結合である。発明の他の実施形態において、酸性基は、式(II)及び(III)のB−COOHであり、特にCH−COOHである。
好ましい実施形態において、洗剤組成物は式(IX)
Figure 0004767943
(式中、式(IX)のxは10から200、好ましくは約15から約150、最も好ましくは約21から約100で、式(IX)の数平均xは、最も好ましくは15〜70、特に21〜50の範囲であり、式(IX)のEOはエトキシ部分を表す)の変性されたポリアミノアミドを含む。
他の好ましい実施形態において、洗剤組成物は、変性されたポリアミノアミドを含み、ここで、ジカルボン酸:ポリアルキレンポリアミン類の比率は、4:5及び35:36で、ポリアルキレンポリアミンは式(a)、(b1)及び(b2)で上記したように四級化される。
プロセス
変性されたポリアミノアミドを製造するプロセスの出発物質として用いられ、本発明の洗剤組成物に使用される変性されていないポリアミノアミドは、通常ジカルボン酸とポリアルキレンポリアミン、所望により脂肪族、芳香族又は脂環式ジアミンとの縮合体である。
変性されていないポリアミノアミドを製造するための適したジカルボン酸及びそのアミド形成誘導体は式(X)で表される。
HOOC−R−COOH(X)
式(X)のR4は、式(I)で記載されたのと同様である。式(X)のRは、好ましくはC〜C−アルカンジイルである。
適したジカルボン酸は、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、マレイン酸、イタコン酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、フタル酸、及びテレフタル酸のような、特に2〜10の炭素原子を有するものである。イミノ二酢酸、アスパラギン酸、及びグルタミン酸のような二塩基性アミノ酸も又適している。好ましい酸には、アジピン酸、グルタル酸、アスパラギン酸、及びイミノ二酢酸がある。ジカルボン酸は、勿論、お互いを混合物の状態で使用できる。発明の特に好ましい実施形態において、ジカルボン酸はアジピン酸である。
ジカルボン酸の適したアミド形成誘導体には、酸無水物類、エステル類、アミド類、又は酸ハロゲン化物類、特に、塩化物類がある。そのような誘導体の例としては、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水フタル酸、及び無水イタコン酸、二塩化アジピン酸(adipic dichloride)、好ましくはアジピン酸ジメチル、アジピン酸ジエチル、酒石酸ジメチル、及びイミノ二酢酸ジメチルのようなC−C−アルコール類を有するエステル類、アジピン酸ジアミド、アジピン酸モノアミド、及びグルタル酸ジアミドのようなアミド類がある。遊離カルボン酸類、又は無水カルボン酸類の使用が好まれる。
本明細書で使用する時、「ポリアルキレンポリアミン類」は、少なくとも一つの二級アミノ基(イミノ基)により遮られる末端アミノ機能を有する飽和炭化水素から構成される化合物を意味すると解釈される。適したポリアルキレンポリアミン類は式(XI)で記載できる。
N−R−(NH−R−NH (XI)
式(XI)のインデックスn及びRは、式(I)で記載されたのと同様である。
適したポリアルキレンポリアミン類としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ジアミノプロピルエチレンジアミン(N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−1,2−ジアミノエタン)、エチレンプロピレントリアミン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルアミン、ジプロピレントリアミン、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン、及び好ましくは300〜20,000、特に300〜5,000のモル質量を有するポリエチレンイミン類が挙げられる。3〜10の窒素原子を有するポリ−C〜C−アルキレンアミン類が好まれる。これらの中で、特に、ジエチレントリアミン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルアミン、ジプロピレントリアミン、及びジアミノプロピルエチレンジアミンが好まれる。ポリアルキレンポリアミン類は、勿論、お互いを混合物の状態で使用できる。
適した脂肪族、芳香族、又は脂環式ジアミン類は、式(XII)で記載できる。
NH−R−NH (XII)
式(XII)のRは、式(VII)で記載されたのと同様である。二価の芳香族基として選択される場合、式(XII)のRは好ましくは1,2−、1,3−又は1,4−フェニレンから選択される。二価の芳香族基は、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ等から選択される1,2又は3個の置換基を保持してもよい。式(XII)のRは、好ましくは1,2,3又は4個の非隣接酸素原子により遮られるC〜C−アルカンジイル、又はC〜C20−アルカンジイルである。
適したジアミン類の例としては、エチレンジアミン、1,3−プロピレンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス(アミノプロピル)メチルアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1,4−ビス−(3−アミノプロピル)ピペラジン、3−オキサペンタン−1,5−ジアミン、3−オキサヘキサン−1,6−ジアミン、4,7−ジオキサデカン−1、10−ジアミン、4,8−ジオキサウンデカン−1,11−ジアミン、4,9−ジオキサドデカン−1,12−ジアミン、及び4,7,10−トリオキサトリデカン−1,13−ジアミンが挙げられる。
ジカルボン酸と結合ポリアルキレンポリアミン及び任意のジアミンの合計量とのモル比[すなわち、モル比ジカルボン酸:(ポリアルキレンポリアミン及び任意のジアミン)]は、通常2:1〜1:2、好ましくは1:1〜1:2、より好ましくは1:1.05〜1:1.7、及び特に1:1.1から1:1.5である。
通常、ジアミンの割合は(ポリアルキレンポリアミン及び任意のジアミン)の合計モル量の50モル%を、好ましくは30モル%を超えない。要望があれば、ジアミンの割合は(ポリアルキレンポリアミン及び任意のジアミン)の合計モル量の1〜50モル%、好ましくは5〜30モル%を構成する。好ましい実施形態において、ジアミンの割合は(ポリアルキレンポリアミン及び任意のジアミン)の合計モル量の5モル%未満を構成する。
従って、変性されたポリアミノアミドを作るために利用され、本発明の洗剤組成物に使用される、変性されていないポリアミノアミドは、150〜50,000、好ましくは250〜10,000の数平均分子量(M)を有する。変性されていないポリアミノアミドは、質量分析法(MS)に加えてH−、13C−及び15N−NMR分光法でキャラクタリゼーションできる。分子量分布及び繰返し単位の種類を決定するため、MALDI MSが使用できる。NMRにより、末端基の種類が決定できる。変性されていないポリアミノアミド類は直鎖構造を有するため、数平均分子量は、NMRシグナルの積分の比率から決定できる。
変性されていないポリアミノアミドの変性
請求した発明の洗剤組成物に使用する変性されたポリアミノアミドは、一般的なプロセス、すなわち、
i)変性されていないポリアミノアミドを変性されていないポリアミノアミド中のアミノ水素モル当り式(XIII)
Figure 0004767943
(式中、R及びRは、式(II)で定義されたのと同様である)の少なくとも一つのエポキシドの少なくとも10モルと反応させ、
ii)工程i)の変性されたポリアミノアミドを少なくとも一つのアルキル化部分、式(IV)[−RX](式中、R及びXは上記式(IV)で定義されたのと同様である)と反応させ、それにより、陽イオン的に変性されたポリアミノアミドを得、
iii)所望により工程ii)で得られた陽イオン的に変性されたポリアミノアミド中のヒドロキシル基を
(a)硫酸又はリン酸又はそのエステル形成誘導体とともにエステル/エーテル化し、或いは
(b)工程ii)で得られた陽イオン的に変性されたポリアミノアミド中のヒドロキシル基の式(XIV)L−B−A’(式中、式(XIV)のA’は−COOH、−SOH、及び−PO(OH)から選択され、式(XIV)のBはC〜C−アルカンジイルから選択され、式(XIV)のLが脱離基で、求核剤により置換が可能である)の化合物でエーテル化することにより製造できる。
発明のプロセスの工程i)は、アルコキシル化アミンの周知の方法と類似し、達成できる。好ましくは、変性されていないポリアミノアミド出発物質は、第一工程で触媒の不存在下、式(XIII)のエポキシドと反応する。アミノ水素のほとんど又はすべてが基CH−CR−OHにより置換され、R及びRが式(II)と同様であるポリアミノアミドは、上記したように1に等しい式(II)のpを有する。1を超える式(II)のpを有する変性されたポリアミノアミドを得るため、更なる量の式(XIII)のエポキシドが、好ましくは触媒として塩基が存在する場合に使用される。適した塩基の例としては、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物類、アルカリ金属のアルコキシド類、水素化ナトリウム、水素化カルシウム、及びアルカリ金属の炭酸塩類がある。好ましい塩基としては、アルカリ金属の水酸化物類及びアルカリ金属のアルコキシド類がある。塩基は、一般に、出発物質の合計量を基に、0.05〜10重量%、好ましくは0.5〜2重量%の量で使用される。
工程i)で得られたアルコキシル化ポリアミノアミドは、次にアルキル化部分(ステップii)と反応する。本明細書で使用する時、用語「アルキル化部分」は、式(IV)[−RX]を指し、R及びXは式(IV)において上で定義されたのと同様である。一般に、Houben−Weyl、Methoden der organischen Chemie、第4版、XI/2巻、頁608〜613を参照。アルキル化部分の量が、ポリマー主鎖中のアミノ基の四級化の量、すなわち式(a)、(b1)、及び(b2)で示された四級化部分の量を決める。一般に、アルキル化部分の量は、工程i)で得られた変性されたポリアミノアミド中のアミノ基モル当り、0.1モル〜2モル、特に0.5モル〜1.5モル、及びより好ましいのは0.7モル〜1.2モルである。一般に、アルキル化剤として用いられるエポキシドの量は、工程i)で得られた変性されたポリアミノアミド中のアミノ基モル当り、0.1モル〜2モル、特に0.5モル〜2モル及びより好ましいのは0.7モル〜1.5モルである。
そのようにして得られた陽イオン性の変性されたポリアミノアミドは、式(II)の末端基として、及びもし存在すれば、式(III)のAが水素として選択される場合、式(III)の基Alk−OHの形で、ヒドロキシル基を保持する。これらヒドロキシル基は、工程iii)でエステル化でき、それにより、エステル化ポリアミノアミド類となる、ここで、式(II)及び(III)のAは−PO(OH)及び−S(O)OHから選択される。W.H.de Groot、洗剤工業におけるスルホン化技術(Sulfonation Technology in Detergent Industry)、Kluwer Academic Publ.、Dordrecht 1991(三酸化イオウ酸)、WO02/12179(硫酸ジアルキル類)、Ullmannの工業化学の百科事典(Ullmann´s Encyclopedia of Industrial Chemistry)第6版、2000、エレクトロニックレリース(Electronic Release)界面活性剤−陰イオン性界面活性剤(Kurt Kosswig)、6.3硫酸塩及び6.4リン酸塩、薄膜反応器−工業スルホン化用薄膜反応器(Thin Film Reactors for Industrial Sulfonation)(Bernhard Gutsche、Christoph Breucker、Gunter Panthel)、クロロ硫酸−化学的性質(Joachim Maas、Fritz Baunack)、Stache(Hrsg.)、陰イオン性界面活性剤−有機化学、第2版(S.)頁647〜696、New York、Dekker、1995を参照。
これらヒドロキシル基は、上記で定義したように式(XIV)L−B−A’の化合物でもエーテル化できる。ポリエーテル側鎖末端における式(XIV)L−B−A’、特に、式(II)及び(III)のカルボン酸官能基−B−COOHの導入は、ハロカルボン酸類Hal−B−COOH{Hal=ハロゲン、特に塩素又は臭素、上で定義した式(II)及び(III)のB、特に、クロロ酢酸のようなαハロカルボン酸類(a−halocarboxylic acids)}で末端ヒドロキシル基をエーテル化することにより達成できる。エーテル化は、カルボキシメチルセルロ−ス生産の周知の方法と類似し、行うことができる(Houben−WeylE20、頁2072〜2076及びUllman、第5版、A5,頁477〜478)
界面活性剤−本発明に使用してよい界面活性剤は、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性界面活性剤、両性、双性イオン性、半極性非イオン性界面活性剤、アルキルアルコールのような他の補助剤、又はその混合物から選ばれる界面活性剤からなる界面活性剤又は界面活性剤系を含むことができる。
本発明の洗剤組成物は、更に洗剤組成物の約0.01重量%〜約90重量%、好ましくは約0.01重量%〜約80重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約60重量%、最も好ましくは約0.05重量%〜約30重量%の1つ以上の界面活性剤を有する界面活性剤系を含む。
陰イオン性界面活性剤
本明細書で有用な陰イオン性界面活性剤の非限定例としては、C11〜C18アルキルベンゼンスルホン酸塩類(LAS)、C10〜C20一級、分岐鎖及びランダム硫酸アルキル類(AS)、C10〜C18二級(2,3)硫酸アルキル類、C10〜C18アルキルアルコキシサルフェート類(AES)(式中、xは好ましくは1〜30)、好ましくは1〜5個のエトキシ単位から構成される−C18アルキルアルコキシカルボキシレート類、米国特許第6,020,303号及び同第6,060,443号において論じられたような中間鎖(mid−chain)分岐状硫酸アルキル類、米国特許第6,008,181号及び同第6,020,303号において論じられたような中間鎖分岐状アルキルアルコキシサルフェート類、WO99/05243、WO99/05242、WO99/05244、WO99/05082、WO99/05084、WO99/05241、WO99/07656、WO00/23549、及びWO00/23548において論じられたような変性されたアルキルベンゼンスルホン酸塩(MLAS)、メチルエステルスルホネート(MES)、及びα−オレフィンスルホネート(AOS)が挙げられる。
非イオン性界面活性剤
非イオン性界面活性剤の非限定の例としては、ShellのNEODOL(登録商標)非イオン性界面活性剤のようなC12〜C18アルキルエトキシレート類、C〜C12アルキルフェノールアルコキシラート類(式中、アルコキシラート単位はエチレンオキシ及びプロピレンオキシ単位の混合物)、BASFのプルロニック(登録商標)のようなエチレンオキシドプロピレンオキシドブロックポリマーを有するC12〜C18アルコール及びC〜C12アルキルフェノール縮合体類、米国特許第6,150,322号で論じられたようなC14〜C22中間鎖分岐アルコール類、BA、米国特許第6,153,577号、同第6,020,303号及び同第6,093,856号で論じられたようなC14〜C22中間鎖分岐アルキルアルコキシラート類、BAE(式中、xは1〜30)、Llenadoの1986年1月26日発行の米国特許第4,565,647号で論じられたようなもの、具体的には米国特許第4,483,780号及び同第4,483,779号で論じられたようなアルキルポリグリコシド類、米国特許第5,332,528号、WO92/06162、WO93/19146、WO93/19038及びWO94/09099で論じられたようなポリヒドロキシ脂肪酸アミド類、及び米国特許第6,482,994号及びWO01/42408で論じられたようなエーテル末端が保護されたポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤が挙げられる。
洗剤補助物質及び使用方法
一般に、洗剤補助剤は、最小限の必須成分のみを含む洗剤組成物を、洗濯、家庭用、商業用及び/又は産業用の洗浄目的のために有用な洗剤組成物へと変換するために必要とされる全ての物質である。特定の実施形態では、洗剤補助剤は、洗剤製品の絶対的な特徴として、特に家庭環境において消費者により直接的に使用されることが意図される洗剤製品の絶対的な特徴として、当業者に容易に認識可能である。
これらの追加構成成分の厳密な特質及びそれを組み入れる水準は、洗剤組成物の物理的形態及びそれが使用される洗浄作業の性質に依存することになる。
漂白剤と共に使用される場合、洗剤補助剤成分は、漂白剤と良好な安定性を有するべきである。本明細書中の洗剤組成物の特定の実施形態は、法律によって要求されるように、無ホウ素及び/又は無リンであるべきである。洗剤補助剤の濃度は、洗剤組成物の約0.00001重量%〜約99.9重量%である。全体的な洗剤組成物の使用濃度は、意図する用途に依存して広範囲に変動可能であり、例えば、溶液中の数ppmから洗浄される表面に希釈していない洗剤組成物をいわゆる「直接適用する」範囲である。
非常に典型的には、本明細書中の洗剤組成物、例えば、洗濯洗剤、洗濯洗剤添加物、硬質表面クリーナー、合成及び石鹸ベ−スの洗濯バー、柔軟仕上げ剤及び布地処理液、固体、並びに全ての種類の処理物品は、いくつかの補助剤を必要とするが、漂白添加剤のような単純に処方された特定の製品は、例えば、酸素漂白剤及び本明細書中に記載されるような界面活性剤だけを必要とする場合がある。適した洗濯又は洗浄補助物質及び方法の包括的なリストは、PCT国際公開特許WO99/05242中に見出すことができる。
補助剤物質
一般的な補助剤としては、発明の組成物の必須成分の一部として上で既に定義されたいくつかの材料を除く、ビルダー、酵素、酵素安定化剤、漂白剤、漂白活性化剤、触媒材料、及び類似のポリマーが挙げられる。本明細書における他の補助剤としては、石鹸水ブースター、石鹸水サプレッサー(消泡剤)等、上述したもの以外の分散剤ポリマー(例えば、BASF Corp.、又はRohm&Haasから)のような種々の活性成分又は特殊化された材料、カラースペックル、耐食剤、染料、フィラー、殺菌剤、アルカリ性源、向水性物質、酸化防止剤、前駆香料、香料、可溶化剤、担体、加工助剤、顔料、及び液体処方用として、溶媒、キレート化剤、移染抑制剤、分散剤、光沢剤、石鹸水サプレッサー、染料、構造弾性剤(structure elasticizing agents)、柔軟仕上げ剤、耐磨耗剤、向水性物質、加工助剤、及びその他の布地ケア剤を挙げることができる。このような他の補助剤の適した例及び使用濃度は、米国特許第5,576,282号、同第6,306,812B1号及び同第6,326,348B1号に見出される。
研磨剤
本発明の洗剤組成物は好ましくは1つ以上の洗剤ビルダー又はビルダー系から構成される。存在する場合、組成物は典型的に、少なくとも約1重量%のビルダー、好ましくは約5重量%から、より好ましくは約10重量%から、約80重量%まで、好ましくは約50重量%まで、より好ましくは約30重量%までの洗剤ビルダーを含む。
ビルダーとしては、ポリホスフェートのアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム塩、アルカリ金属シリケート類、アルカリ土類及びアルカリ金属の炭酸塩、アルミノシリケートビルダーポリカルボキシレート化合物、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、エチレン又はビニルメチルエーテルと無水マレイン酸のコポリマー、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6ートリスルホン酸及びカルボキシメチルオキシコハク酸、種々のアルカリ金属、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のようなポリ酢酸のアンモニウム及び置換アンモニウム塩、並びにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸及びその可溶性塩のようなポリカルボキシレートが挙げられるがこれらに限定されない。
酵素
一般に、洗剤中の酵素の水準は、組成物の0.0001重量%〜2重量%、好ましくは0.001重量%〜0.2重量%、より好ましくは0.005重量%〜0.1重量%の純粋な酵素である。洗剤組成物は、1つ以上の下記酵素、すなわち、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、エステラーゼ、カルボヒドラーゼ、例えばマンナナーゼ、ペクチン酸塩(pectate)、リアーゼ、シクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ、及びキシログルカナーゼを含むことができる。最終的に増幅剤を有する漂白用酵素としては、例えば、ペルオキシダーゼ、ラッカーゼ、オキシゲナーゼ、(例えば、カテコール1,2ジオキシゲナーゼ、リポキシゲナーゼ(WO95/26393))、(非ヘム)ハロペルオキシダーゼが挙げられる。洗剤組成物においてその性能を最適にするため、タンパク質遺伝子工学技術によって野生型酵素を改質することが一般的な方法になっている。
酵素安定剤
酵素は、カルシウム及び/又はマグネシウム化合物、ホウ素化合物及び置換されたホウ酸、芳香族ホウ酸エステル、ペプチド及びペプチド誘導体、ポリオール、低分子量カルボン酸塩、比較的疎水性の有機化合物[例えば、特定のエステル、ジアルキルグリコールエーテル、アルコール、又はアルコールアルコキシラート]、カルシウムイオン源に加えてアルキルエーテルカルボキシレート、ベンズアミジン次亜塩素酸塩、低脂肪族アルコール及びカルボン酸、N,N−ビス(カルボキシメチル)セリン塩、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステルコポリマー及びポリエチレングリコール(PEG)、リグニン化合物、ポリアミドオリゴマー、グリコール酸、又はその塩、ポリヘキサメチレンビグアニド又はN,N−ビス−3−アミノ−プロピル−ドデシルアミン又は塩、及びその混合物のような任意の周知の安定剤系を使用することにより安定化できる。液体マトリックスにおいて、第二酵素のタンパク質分解酵素による分解は、プロテアーゼ可逆性阻害物質、[例えば、ペプチド又はタンパク質型、特にVI族の変性されたサブチリシン阻害物質及びプラスミノストレピン(plasminostrepin)、ロイペプチン、ペプチドトリフルオロメチルケトン類、ペプチドアルデヒド類]により回避できる。
漂白剤
本発明の洗剤組成物に使用する適した漂白剤は、触媒金属錯体、活性化過酸素源、漂白活性化剤、漂白ブースタ、光漂白剤、遊離基反応開始剤、及びヒオ岩塩漂白剤(hyohalite bleaches)から成る群から選択されてよい。米国特許第5,576,282、同5,597,936。適した遷移金属MRLは、既知の手順、例えば、PCT国際公開特許WO00/332601及び米国特許第6,225,464号で教示されているような手順によって容易に調製される。
適した活性過酸素源には、予め形成された過酸、漂白活性化剤と組み合わせた過酸化水素源、又はこれらの混合物が挙げられるがこれらに限定されない。適した予め形成された過酸類としては、ペルカルボン酸類及び塩類、過炭酸類及び塩類、ペルイミド酸類及び塩類、ペルオキシ一硫酸類並びに塩類及びこれらの混合物から成る群から選択される化合物が挙げられるがこれらに限定されない。適した過酸化水素供給源としては、過ホウ酸塩化合物、過炭酸塩化合物、過リン酸塩化合物及びこれらの混合物から成る群から選択される化合物が挙げられるがこれらに限定されない。活性過酸素源の適した種類及び濃度は、米国特許第5,576,282号、同第6,306,812B1号及び同第6,326,348B1号において見出され、これらは参考として組み込まれる。
適した漂白活性化剤としては、テトラアセチルエチレンジアミン、オクタノイルカプロラクタム、ベンゾイルオキシベンゼンスルホネート、ノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ベンゾイルバレロラクタム、ドデカノイルオキシベンゼンスルホネートなどの、過加水分解性エステル及び過加水分解性イミドが挙げられるがこれらに限定されない。適した漂白剤ブースターとしては、米国特許第5,817,614号に記載されているものが挙げられるがこれらに限定されない。
実質的な問題として、限定という意図ではないが、明細書における洗剤組成物及び洗浄方法は調整でき、水性洗浄においてに少なくとも約0.01ppm(part per hundred million)のオーダーの触媒金属錯体を付与する。存在する場合、過酸化水素源は、一般に洗剤組成物の約1重量%から約30重量%のレベルであろう。存在する場合、過酸又は漂白活性化剤は、一般に洗剤組成物の約0.1重量%から約60重量%を含むであろう。実質的な問題として、限定という意図ではないが、明細書における洗剤組成物及び洗浄方法は調整でき、水性洗浄においてに少なくとも約0.01ppm(part per hundred million)オーダーの漂白ブースターを付与する。
使用方法
本発明は、とりわけ表面にあたる位置、又は布地を洗浄する方法を含む。このような方法は、希釈しない形態又は洗浄液中の希釈形態で、出願人の洗剤組成物の一実施形態と、表面又は布地の少なくとも1部分とを接触させ、次にこのような表面又は布地を濯ぐ工程を包含する。好ましくは、表面又は布地は、前述のすすぎ工程の前に洗浄工程で処理される。本発明の目的のため、洗浄には、スクラビング及び機械的攪拌が含まれるがこれらに限定されない。
当業者に高く評価されているように、本発明の洗剤組成物は、理想的には洗濯用途に使用するのが適切である。それ故に、本発明には、布地洗濯の方法が含まれる。その方法は、洗濯される布地に本発明を構成する洗剤組成物、洗浄添加剤、又はその混合物の少なくとも一実施形態からなる洗濯溶液を接触する工程を含む。布地は、通常の消費者の使用条件で洗濯され得るほとんどいかなる布地を含んでもよい。溶液は、好ましくは、約8〜約10のpHを有する。組成物は、好ましくは、溶液中で約500ppm〜約10,000ppmの濃度で使用される。水温は好ましくは約5℃〜約60℃の範囲である。水:布地の比率は、好ましくは、約1:1〜約20:1である。
試験方法
アミン価は、DGF Einheitsmethoden−Abteilung H−Tenside、Methode H−III 20a(1998)「Potentiometrische Titration des Gesamtbasenstickstoffs von Tensiden」(DGF標準法−セクションH−界面活性剤、方法 H−III 20a(1998)「総塩基性窒素I界面活性剤の電位差滴定」)に記載の方法により決定される。
酸価は、Europaisches Arzneibuch 4、Ausgabe2002S.127(Pharmacopoea Europaea、4版、2002、頁127)又はDGF Einheitsmethoden−Abteilung C−Fette、Methode C−V(DGF標準法−セクションF−脂肪類、方法 C−V)に記載のような方法により決定される。
アルキル化は、R.PreussmannらのArzneim.−Forschung 19,1059(1969)の手順によってテストされる。
合成例
工程I.変性されていないポリアミノアミドの合成
室温(15〜20℃)でポリアルキレンポリアミンを蒸留ブリッジ装着の2リットルガラス丸底フラスコに充填する。反応器を窒素でパージし、脱イオン水xg(xは下記表1で画定される)を加える。温度を約50℃に上げる。混合物を60℃に加熱し、アジピン酸を5分以内に加える。温度は約100℃に上げる。反応混合物を120℃に加温し、この温度で1時間攪拌する。温度をゆっくり180〜190℃に上げ、凝縮水の量が完全凝縮製品の少なくとも理論値に到達、及び酸価が10mgKOH/g未満になるまで少なくとも3時間蒸留し、水及び未反応アミンを取り除く。反応混合物を120℃〜180℃の間で冷却し、脱イオン水yg(yは以下に画定される)で希釈し、活性物質含有量60〜90重量%の白又は僅かに黄のポリアミノアミドを生成する。活性物質含有量、縮合度、及びアミンと酸構成成分の素性(identity)にもよるが、製品は高粘度の液体又は固体である。
使用した出発物質及びその量を表1に示す。
Figure 0004767943
1DETA:ジエチレントリアミン、2N4−アミン:N,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン
工程II.変性されていないポリアミノアミドのアルコキシル化
オプション1. モルNH−基当り1モルのエチレンオキシドとの反応
ポリアミノアミド水溶液を2リットルの金属製反応器に充填し、次に、300〜500kPa(3〜5バール)の窒素で3回加圧し、不活性な状態にする。反応器の中味を90〜130℃に加熱し、所要量のエチレンオキシドを加える。エチレンオキシドは、ゆっくりと圧力を上げるよう分割(ポリアミノアミド中に存在するアミノ水素に等モルの合計量)して加えられた。更に窒素を加え500〜800kPa(5〜8バール)の圧力に到達するまで圧力を上げ、次に反応混合物を90℃〜130℃で圧力が一定の状態になるまで攪拌する。反応混合物を70℃〜80℃に冷却する。反応器を300kPa(3バール)の窒素でフラッシュし、ロータリーエバポレーターで残留のエチレンオキシドを除去する。生成したアルコキシル化ポリアミノアミドは、色が黄色又は淡褐色であり、活性物質含有量、縮合度、及びアミンと酸構成成分の素性(identity)にもよるが、製品は高粘度の液体又は固体である。
オプション2. 方法A〜C
方法A:
工程Iにより変性されたポリアミノアミドの水溶液を得、2リットルの金属製容器に触媒及びキシレンを充填し、オプション1で上記したように不活性な状態にする。窒素流下、混合物を130℃〜160℃に加熱し、反応混合物から水を除去する。反応器の中味を120〜150℃に冷却し、次に、圧力が徐々に上がるようエチレンオキシドを分割して加える。更に窒素を加え500〜800kPa(5〜8バール)の圧力に到達するまで圧力を上げる。反応混合物を圧力が一定の状態になるまで120〜150℃で攪拌する。80℃に冷却する。300kPa(3バール)の窒素で反応器をフラッシュし、残留のエチレンオキシドを除去する。400kPa(4バール)の熱蒸気を導入し、120℃でキシレンを除去する。得られたアルコキシル化ポリアミノアミドは67%の活性物質含有量及び10.5のpHを有する暗褐色の水溶液である。
方法B:
工程Iによりポリアミノアミドの水溶液を得、触媒を混合する。減圧下、80〜120℃で水及び他の揮発性構成成分を除去する。混合物を2リットルの金属製反応器に充填し、オプション1で上記したような不活性な状態にする。圧力が徐々に上がるよう120〜150℃でアルキレンオキシドを加える。更に500〜800kPa(5〜8バール)の圧力に到達する迄、窒素を加え、圧力を上げる。反応混合物を圧力が一定の状態になるまで120〜150℃で攪拌する。各種アルキレンオキシドを徐々に加える場合、各アルキレンオキシドを加えた後、次のアルキレンオキシドが加えられる前のその間に圧力が一定の状態になる少なくとも2時間の期間を見ておく。全てのアルキレンオキシドを加えた後、80〜90℃に冷却する。反応器を300kPa(3バール)の窒素でフラッシュし、残留のエチレンオキシド(アルキレンオキシド)を除去する。エチレンオキシド(アルキレンオキシド)は、ロータリーエバポレーターで除去される。
方法C:
減圧下、80〜120℃で工程Iにより得たポリアミノアミド水溶液から水を除去する。混合物を50℃に冷却し、窒素雰囲気下で触媒を加える。減圧下、80〜120℃で混合物から揮発性化合物を除去する。混合物を2リットルの金属製反応器に充填し、オプション1で上記したように不活性な状態にする。圧力が徐々に上がるよう120〜150℃でアルキレンオキシドを分割して加える。500〜800kPa(5〜8バール)の圧力に到達する迄、更に窒素を加え、圧力を上げる。反応混合物を圧力が一定の状態になるまで120〜150℃で攪拌する。80〜90℃に冷却する。反応器を300kPa(3バール)の窒素でフラッシュし、ロータリーエバポレーターで残留のエチレンオキシドを除去する。
製造した変性されたポリアミノアミドに使用された出発物質及びその量を表2に示す。
Figure 0004767943
1)工程Iの変性されたポリアミノアミド
2)工程Iによる変性されていないポリアミノアミド出発物質、オプション1で使用される
3)工程Iにより得られたポリアミノアミドの水溶液としての量
4)EO=エチレンオキシド、PO=プロピレンオキシド
5)変性されていないポリアミノアミド中のアミノ結合した水素原子モル当りのアルキレンオキシドのモル
工程III.四級化(実施例1〜7):
a)硫酸ジメチルとの反応
実施例1(ポリアミノアミドD1:[DETA:AA20:19]+24モル EO/NH、75%メチルクオット(methylquat)[メチル基で四級化したアミノ窒素の%])
工程IIにより390gの変性されたポリアミノアミドC1の水溶液(66%活性物質含有量)を得る。窒素雰囲気下、0.5リットルの反応フラスコに変性されたポリアミノアミドを充填する。混合物を60〜70℃に加熱し、25.3gの硫酸ジメチル(アミノ基モル当り1モル)を4時間以内で分割し加える。アルキル化物質測定のためのPreussmannテストが陰性になるまで反応混合物を60〜70℃に保持する。四級化度75%(アミン価から計算)の変性されたポリアミノアミドがpH5.5の暗褐色液体として得られる。
実施例2〜6:一般的な手順(変性されたポリアミノアミドD2〜D6)
工程IIにより得られた変性されたポリアミノアミド(100%活性物質含有量)を得る。窒素雰囲気下、ポリアミノアミドを1リットルの反応フラスコに充填する。混合物を60℃に加温し、硫酸ジメチルを分割添加し、硫酸ジメチルの最初の大部分を添加後、温度を70℃に上げる。Preussmannテストが陰性になるまで反応混合物を70〜80℃に保持する。四級化度約90%(アミン価から計算)を有する変性されたポリアミノアミドが酸性pHを有する暗褐色の固体又は粘稠な液体として得られる。使用した出発物質及び硫酸ジメチルの量を表3に示す。
Figure 0004767943
*アミン価から計算
b)塩化ベンジルでの四級化
実施例7:(ポリアミノアミド D7:[N4−アミン:AA 3:2]+24EO/NH、68%ベンジルクオット(Benzylquat)[ベンジル基で四級化されたアミノ窒素の%])
工程IIにより得られた365gの変性されたポリアミノアミドC7(100%活性物質含有量)を得る。窒素雰囲気下、1リットルの反応フラスコにポリアミノアミドを充填し、56.4gの蒸留水で希釈する。溶液を90℃に加熱し、15分以内で28.6gの塩化ベンジル(アミン官能基モル当り0.75モル)を加える。反応混合物を90℃で90分間保持し、次に50重量%の水酸化ナトリウム水溶液2.5gを加える。反応混合物を更に3時間90℃で攪拌する。残存した塩化ベンジルを破壊するため、38gの蒸留水中4.7gの酢酸ナトリウムの溶液を反応混合物に加え、得られた混合物を更に4時間90℃で攪拌する。
工程IV酸性基の導入(実施例8〜14)
a)トランス−硫酸化−方法
実施例8〜11:一般的な手順(変性されたポリアミノアミド E1、E3、E5、及びE6)
工程III実施例1、3、5及び6により変性されたポリアミノアミドD1、D3、D5、及びD6を得る(98%を超える活性物質含有量を有する水溶液又は物質として)。窒素雰囲気下、ポリアミノアミドを1リットルの反応フラスコに導入し、60℃に加熱する。濃硫酸を分割して加え、それにより、混合物のpHを2.4以下に下げる。反応混合物を3時間、90℃、圧力2kPa(20ミリバール)以下で混合物を通過する窒素で攪拌し、形成した水及びメタノールを除去する。窒素で減圧し、60℃に冷却する。50重量%の水酸化ナトリウム水溶液zg(zは下記に画定される)を分割添加し、pH範囲が8〜9を有する褐色の水溶液(活性物質含有量は95重量%より大きい)としての製品を得る。製品は高粘度の液体又はワックス状固体のいずれかである。出発物質の種類及び反応物質の相対量を表4に示す。
Figure 0004767943
b)硫酸での硫酸化
実施例12:E2の合成:[DETA:AA10:9]+44EO/NH、93%メチルクオウット(methylquat)、100%硫酸化:
工程III実施例2により得られた202gの変性されたポリアミノアミドD2を得る。窒素雰囲気下、0.5リットルの反応フラスコに導入し、60℃に加熱する。4gの濃硫酸を加え、反応混合物を8時間、90℃、≦2kPa(20ミリバール)の圧力で混合物を通過する窒素で攪拌し、形成されたメタノール及び縮合水を除去する。窒素で減圧し、60℃に冷却する。50重量%の水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを8.5に調製する。製品は、高粘度の褐色液体として得られる。
c)ポリリン酸との反応
実施例13及び14、一般的な手順(変性されたポリアミノアミドE4及びE7)
工程III実施例4及び7により得られた変性されたポリアミノアミドD4又はD7を得る。窒素雰囲気下、ポリアミノアミドを0.25〜0.5リットルの反応フラスコに導入し、65℃に加熱する。(例えば、E7水が最初に蒸発された)10〜30分以内でポリリン酸を加え、同時に温度を75℃に上げる。6時間、75℃で攪拌する。製品は、pHが2〜3.5の暗褐色のワックス状固体として得られる。反応物質の量及び燐酸エステル化(phosphation)度を表5に示す。
Figure 0004767943
*ポリリン酸
適した洗剤組成物を以下にLD5として表6に示す。LD4を参照洗剤組成物として示す。
Figure 0004767943
米国特許第4,891,160号(ファンデルメール(VanderMeer)ら)に従う1つ以上のポリマー。
PCT国際公開特許WO00/105923(プライス(Price)ら)に従う1つ以上のポリマー。
3本発明の上記ポリアミノアミド実施例のいずれか一つによるポリマー。
「発明を実施するための最良の形態」で引用した全ての文献はその該当部分を本明細書に参照として組み込むこととする。すなわち、いかなる文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であると解釈すべきではない。 本発明の詳細な実施形態を説明し記載したが、当業者には、種々の他の変更及び修正が本発明の趣旨と範囲を逸脱することなく実施できることが明らかであろう。従って、本発明の範囲内にあるすべてのそのような変更及び修正は本発明に含まれることは言うまでもない。

Claims (11)

  1. (I)洗剤組成物の0.01重量%〜90重量%の界面活性剤系、
    (II)洗剤組成物の0.01重量%〜20重量%の変性ポリアミノアミド
    を含む洗剤組成物であって、変性ポリアミノアミドが式(I)
    Figure 0004767943
    (式中、式(I)のnは1〜500の整数であり、式(I)のRはC〜Cアルカンジイルから選択され、式(I)のRは、化学結合、C〜C20−アルカンジイル、及びこれらの混合物から選択される)からなり、式(I)は二級アミノ基のポリマー主鎖からなり、アミノ水素が変性ポリアミノアミド中で、変性ポリアミノアミドが少なくとも一つのアミノ水素を式(II)
    −(CH−CR−O−)
    (II)
    (式中、式(II)のAは酸性基であり、酸性基は−B−PO(OH)、−B−S(O)OH、及び−B−COOHから選択され、式(II)のBは単結合又はC〜C−アルカンジイルであり、式(II)のBはC〜C−アルカンジイルであり、式(II)のRは独立に、水素、C〜C12−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C16−アリール、又はC〜C16−アリール−C−C−アルキルであり、式(II)のRは、独立して水素又はメチルから選択され、及び、式(II)のpは数平均が少なくとも10を含む整数である)の少なくとも一つのアルコキシ部分で選択的に置換することにより二級アミノ基の部分四級化を含むよう選択的に置換され、
    二級アミノ基のアミノ水素の残りについては、電子対、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−アリール−C〜C−アルキル、及び式(III)Alk−O−A(式中、
    式(III)のAは水素又は酸性基であり、酸性基は−B−PO(OH)、−B−S(O)OH、及び−B−COOHから選択され、式(III)のBは単結合又はC〜C−アルカンジイルから選択され、式(III)のBはC〜C−アルカンジイルから選択され、式(III)のAlkはC〜C−アルカン−1,2−ジイルである)からなる群から選択され、
    式(I)の二級アミノ基が更に、式(IV)
    −RX
    (IV)
    (式中、式(IV)のRはC〜C−アルキルと、C〜C16−アリール−C〜C−アルキル及び式(III)Alk−O−Aと、式(II)−(CH−CR−O−)Aとから成る群から選択され、及び
    式(IV)のXは、ハロゲン、アルキル−ハロゲン、サルフェート、アルキルスルホネート、アリールスルホネート、アルキルサルフェート、及びこれらの混合物から選択される脱離基である)の少なくとも一つのアルキル化部分を含むように選択される、
    ことを特徴とする、洗剤組成物。
  2. ヒドロキシル基が、アルコキシ部分及びアルキル化部分に存在するという条件で、変性ポリアミノアミドが更にエステル化部分を、アルコキシ部分、アルキル化部分、またはそれらの両者に有する、請求項1に記載の洗剤組成物。
  3. エステル化部分が、クロロスルホン酸、三酸化イオウ、アミドスルホン酸、ポリホスフェート、塩化ホスホリル、五酸化燐、及びこれらの混合物から選択される、請求項に記載の洗剤組成物。
  4. ポリアミノアミドが、ポリマー主鎖の末端に一級アミノ基を含む、請求項1に記載の洗剤組成物。
  5. ポリマー主鎖の一級アミノ基が、アミノ水素を含み、アミノ水素が式(II)の少なくとも一つのアルコキシ部分を含むことにより変性され、二級アミノ基のアミノ水素の残りが、電子対、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−アリール−C〜C−アルキル及び式(III)Alk−O−Aから成る群から更に変性され、及び一級アミノ基が式(IV)の少なくとも一つのアルキル化部分を含むことにより更に変性される、請求項に記載の洗剤組成物。
  6. ヒドロキシル基が、アルコキシ部分及びアルキル化部分に存在する場合、変性ポリアミノアミドが更にエステル化部分を、アルコキシ部分、アルキル化部分、またはそれらの両者に有する、請求項に記載の洗剤組成物。
  7. ヒドロキシル基が、アルコキシ部分及びアルキル化部分に存在する場合、変性ポリアミノアミドが更にエーテル化部分を、アルコキシ部分、アルキル化部分、またはそれらの両者に有する、請求項に記載の洗剤組成物。
  8. エーテル化部分が、式(XIV)
    L−B−A’
    (XIV)
    (式中、式(XIV)のA’が−COOH、−SOH、及び−PO(OH)から選択され、式(XIV)のBがC〜C−アルカンジイルから選択され、式(XIV)のLが求核剤により置換されてよい脱離基であり、脱離基が、ハロゲン、サルフェート、アルキルスルホネート、アリールスルホネート、アルキルサルフェート、及びこれらの混合物から選択される)から選択される、請求項に記載の洗剤組成物。
  9. 更に、洗剤組成物の1重量%〜80重量%のビルダーを含む、請求項1に記載の洗剤組成物。
  10. 前記組成物が、洗濯洗剤組成物である、請求項1に記載の洗剤組成物。
  11. 前記C〜Cアルカンジイルが、1,2−エタンジイルおよび1,3−プロパンジイルからなる群から選択される、請求項1に記載の洗剤組成物。
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