JP4765796B2 - ルータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インターネットに代表される外部ネットワークと、PC(Personal Computer)やIP(Internet Protocol)電話などのユーザ端末の間に介在し、ネットワーク間を流れるパケットのフィルタリングやルーティングを行うルータ装置に関するものである。
近年、インターネットやブロードバンド環境の成熟に伴い、家庭や企業におけるIP端末の普及が急速に進んでいる。複数からなるPCやIP電話などのユーザ端末(IP端末)をインターネットなどの外部ネットワークに接続する際には、インターネットの入り口にルータ装置を配置し、宅内の複数のユーザ端末等とインターネットの間のルーティングをルータ装置に行わせることが一般化してきた。
図3は、従来のルータ装置を含むインターネットへの接続を説明するための通信システムを示した図である。以下、同図を参照しながら、従来のルータ装置の構成および動作を説明する。
同図の通信システム130において、101は従来のルータ装置、102はルータ装置101が外部ネットワークに接続するためのWAN(Wide Area Network)インターフェース手段である。103はルーティングやパケットフィルタリングなどのルータ本来の機能を有するルータ手段、104は内部のネットワーク上に存在する1つあるいは複数のユーザ端末113に接続するためのLAN(Local Area Netwok)インターフェース手段である。105はLANインターフェース手段104に接続された各ユーザ端末113に対してIPアドレスを割り当てるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ手段、106はWANインターフェース手段102のIPアドレスを取得するためのDHCPクライアント手段、110はインターネット、111は外部ネットワーク上に存在するISP(Internet Service Provider)サーバ、112はISPサーバ111に含まれWANインターフェース手段102にIPアドレスを割り当てる外部DHCPサーバ手段、113は1つあるいは複数のPCやIP電話などのユーザ端末である。
なお、ISPサーバ111とWANインターフェース手段102の間、ユーザ端末113とLANインターフェース手段104の間には、他のルータやハブなどが存在する場合もあるが、図3では省略している。
次に、上記のように構成されたルータ装置の動作手順についてを説明する。まず、ルータ装置101のLAN側について説明する。DHCPサーバ手段105は、LANインターフェース手段104に接続してアドレスの割り当て要求を出したユーザ端末113に対して、自身が保有しているアドレスプールの中から1つのIPアドレスを選んで割り当てる。ここでユーザ端末113に割り当てられるIPアドレスは、必ずLANインターフェース手段104にあらかじめ割り当てられているIPアドレスと同一のネットワークアドレスを有しており、これによりLANインターフェース手段104とユーザ端末113とが通信可能となる。
上記のIPアドレスの割り当てを行う際に、DHCPサーバ手段105は、IPアドレスのリース期間を設定し、このリース期間をDHCPメッセージに含めてユーザ端末113に通知する。一般的には、上記リース期間は、例えば1時間といった固定値に設定されており、上記リース期間の経過後は、割り当てられたIPアドレスの使用権が解放される。このため、ユーザ端末113では、リース期間の終了までにリース期間の再延長要求(延長要求)をDHCPサーバ手段105に送付する必要がある。
ユーザ端末113にIPアドレスが割り当てられた後にリース期間の再延長要求を出力するまでの時間は、Renewing TimeとしてDHCPのプロトコルに規定されており、デフォルトではリース期間の2分の1である。このリース期間再延長要求にDHCPサーバ手段105が応えない場合は、デフォルトでリース期間の8分の7に設定されているRebinding Timeの経過後に、ユーザ端末113は再度DHCPサーバ(DHCPサーバ手段105)を探すためのパケットを送出するようになっている。
次にルータ装置101のWAN側について説明する。DHCPクライアント手段106がWANインターフェース手段102のIPアドレスを外部DHCPサーバ手段112に対して要求すると、外部DHCPサーバ手段112は、自身が保有しているアドレスプールから1つのIPアドレスを選んでWANインターフェース手段102に割り当てる。
ここで、割り当てられるWANインターフェース手段102のIPアドレスは、基本的にLANインターフェース手段104のIPアドレスとは無関係に決定されるため、場合によってはWANインターフェス手段102とLANインターフェース手段104のIPアドレスのネットワークアドレスが同一となる場合もありうる。
例えば、LANインターフェース手段104に192.168.0.254/24のプライベートアドレスが設定されている状態で、WANインターフェース手段102にも、192.168.0.1/254の同じネットワークアドレスを有するプライベートアドレスが割り当てられるような場合である。これはルータ装置101を別のルータの配下で使用するような場合に容易に起こりうる。このような場合、WAN側とLAN側が同一セグメントとなり、ルータ手段103は流れてきたパケットをどちらのインターフェースにルーティングすればよいかを判断できなくなり、通信不能状態が発生する。
このような場合であっても、ユーザ端末113がLANインターフェース手段104に接続されてDHCPサーバ手段105がIPアドレスを割り当てる前に、WANインターフェース手段102のIPアドレスが確定していれば、ユーザ端末113が通信不能状態になることを避けることができる。これは、LANインターフェース手段104のIPアドレスおよびDHCPサーバ手段105がユーザ端末113に割り当てるためのアドレスプール内のIPアドレスを変更することで、ユーザ端末113を含むLAN側のネットワークアドレスをWAN側と異なるものに設定できるからである。
ところが、ユーザ端末113へのIPアドレスの割り当てが先で、その後WANインターフェース手段102にLAN側と同じネットワークアドレスを有するIPアドレスが割り当てられた場合には、通信不能の状態を短時間の間に回避することができない。仮にLANインターフェース手段104のIPアドレスおよびDHCPサーバ手段105がユーザ端末113に割り当てるためのアドレスプール内のIPアドレスを変更したとしても、ユーザ端末113に対して短時間のうちに上記のアドレス変更を通知する手段がなく、そのアドレス変更がユーザ端末113に反映されるまでは、ユーザ端末113は通信不能の状態となるからである。
ここで、図3に示した従来のルータ装置が従来の方法によってWAN側とLAN側のネットワークアドレスの重複状態を回避する手順(例えば特許文献1)について説明する。図4は、従来のルータ装置の動作手順を示すフローチャートである。
ユーザ端末113がLANインターフェース手段104に接続されると、ユーザ端末113は、LANインターフェース手段104を介してDHCPサーバ手段105にIPアドレスの割り当てを要求する(ステップ21)。
次に、DHCPサーバ手段105がユーザ端末113に対してIPアドレスを割り当てる。その際、DHCPサーバ手段105は、IPアドレスのリース期間をDHCPメッセージに含めてユーザ端末113に通知する(ステップ22)。例えば、ここでのリース期間は1時間という固定値に設定されている。また、Renewing Timeは、デフォルトのままであり、例えばリース期間の半分である30分となっている。
次に、ルータ装置101は、WANインターフェース手段102が外部ネットワークと接続されていて、WANインターフェース手段102にIPアドレスが割り当てられているか否かをチェックする(ステップ23)。
ルータ装置101は、WANインターフェース手段102が外部ネットワークと接続されていれば、ステップ26の処理に移行し、WANインターフェース手段102が外部ネットワークと接続されていなければステップ24の処理に移行する。
WANインターフェース手段102が外部ネットワークと接続されておらず、WANインターフェース手段102にIPアドレスが割り当てられていない場合(ステップ23、No)、DHCPクライアント手段106が外部DHCPサーバ手段112に対してWANインターフェース手段102のIPアドレスの割り当てを要求する(ステップ24)。なお、WANインターフェース手段102のIPアドレスは静的に決定されておらず、外部DHCPサーバ手段112によって決定されるよう構成されているものとする。外部DHCPサーバ手段112は、IPアドレスの要求に応えてWANインターフェース手段102にIPアドレスを割り当てる(ステップ25)。
一方、WANインターフェース手段102が外部ネットワークと接続されており、WANインターフェース手段102にIPアドレスが割り当てられている場合(ステップ23、Yes)、ルータ装置101は前述の通信不能状態を検出するために、まずWAN側とLAN側のネットワークアドレスが同一であるか否かをチェックする(ステップ26)。具体的には、ルータ装置101がWANインターフェース手段102とLANインターフェース手段104のIPアドレスのネットワークアドレスが同一であるか否かをチェックする。
そして、ルータ装置101は、ネットワークアドレスが同一であれば(ステップ26、Yes)、WAN側とLAN側が同一セグメントであると認識し、ネットワークアドレスが同一であることによる通信不能状態を回避させる。すなわち、ルータ装置101は、WAN側とLAN側のネットワークアドレスが重複している場合に、LAN側のネットワークアドレスを変更する処理を行なう(ステップ27)。具体的には、LANインターフェース手段104のIPアドレスおよびDHCPサーバ手段105がユーザ端末113に割り当てるために保有しているIPアドレスのネットワークアドレスを、例えば192.168.0.0/24から192.168.10.0/24に変更する処理を行う。これにより、ルータ装置101は、WAN側とLAN側のネットワークアドレスの重複を回避する。
次に、ルータ装置101は、ステップ27で行ったLAN側のIPアドレスの変更を、ユーザ端末113に通知する処理を行なう。ユーザ端末113は、DHCPサーバ手段105から通知されたリース期間の半分の時間で(Renewing Timeが経過した段階)リース期間の再延長要求をDHCPサーバ手段105に対して送り、その結果IPアドレスを再取得する(ステップ28)。このとき、ステップ27の処理で行なったLAN側のアドレス変更がユーザ端末113に反映され、これによりWAN側とLAN側のネットワークアドレスの重複状態が解除される。
なお、ルータ装置101は、WAN側とLAN側のネットワークアドレスが重複していない場合には(ステップ26、No)、LAN側のネットワークアドレスを変更せず、このまま処理を終了する。
特開2005−197793号公報
しかしながら、上記従来の技術では、DHCPサーバ手段の設定するIPアドレスのリース期間が例えば1時間のように長時間の固定値に設定されるとともに、Renewing Timeも例えばリース期間の半分である30分のように長時間に設定されているため、長時間に設定されたRenewing Timeが経過するまでユーザ端末は通信不能状態に陥る場合があるという問題があった。
また、リース期間を秒単位に短くする方法も可能であるが、そうするとLAN側のネットワークをDHCPのパケットが頻繁に流れることになりトラフィック量上好ましくない。また、リース期間を秒単位に短くすると、ユーザ端末およびルータ装置の処理パフォーマンスも低下するという問題があった。
このように上記従来の技術では、LAN側に接続されたユーザ端末に対してルータ装置側から必要なタイミングでネットワーク接続情報(ネットワーク接続させるための情報)を提供しつつ、ネットワークトラフィックの増加を抑制しユーザ端末およびルータ装置の処理パフォーマンスの低下を発生させない汎用的な仕組みが存在していなかったという課題を有していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、LAN側に接続されたユーザ端末に対して効率良くネットワーク接続させることができるルータ装置を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、外部ネットワークと、内部ネットワーク上のユーザ端末との間のデータのルーティングを行なうルータ装置において、外部ネットワークに接続する外部インターフェース手段と、内部ネットワーク上のユーザ端末に接続する内部インターフェース手段と、内部インターフェース手段に対して、DHCPにしたがってIPアドレスを割り当てるDHCPサーバ手段と、外部ネットワーク上の外部DHCPサーバから外部インターフェース手段のIPアドレスを取得するDHCPクライアント手段と、外部DHCPサーバから取得した外部インターフェース手段のIPアドレスと、DHCPサーバ手段が内部インターフェース手段に対して割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスであるか否かを判定するアドレス判定手段と、を備え、DHCPサーバ手段は、アドレス判定手段によるIPアドレスの判定結果に基づいて、ユーザ端末に割り当てるIPアドレスまたは当該IPアドレスのリース期間を変更し、変更されたIPアドレスまたは変更されたリース期間をユーザ端末に通知するものである。
本発明によれば、外部DHCPサーバから取得した外部インターフェース手段のIPアドレスと、DHCPサーバ手段が内部インターフェース手段に対して割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスであるか否かを判定するアドレス判定手段と、を備え、DHCPサーバ手段は、アドレス判定手段によるIPアドレスの判定結果に基づいて、ユーザ端末に割り当てるIPアドレスまたは当該IPアドレスのリース期間を変更し、変更されたIPアドレスまたは変更されたリース期間をユーザ端末に通知するので、LAN側に接続されたユーザ端末に対して効率良くネットワーク接続させることができるルータ装置が得られる。
第1の発明のルータ装置は、外部ネットワークと、内部ネットワーク上のユーザ端末との間のデータのルーティングを行なうルータ装置において、外部ネットワークに接続する外部インターフェース手段と、内部ネットワーク上のユーザ端末に接続する内部インターフェース手段と、内部インターフェース手段に対して、DHCPにしたがってIPアドレスを割り当てるDHCPサーバ手段と、外部ネットワーク上の外部DHCPサーバから外部インターフェース手段のIPアドレスを取得するDHCPクライアント手段と、外部DHCPサーバから取得した外部インターフェース手段のIPアドレスと、DHCPサーバ手段が内部インターフェース手段に対して割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスであるか否かを判定するアドレス判定手段と、を備え、DHCPサーバ手段は、アドレス判定手段によるIPアドレスの判定結果に基づいて、ユーザ端末に割り当てるIPアドレスまたは当該IPアドレスのリース期間を変更し、変更されたIPアドレスまたは変更されたリース期間をユーザ端末に通知するものである。これにより、ユーザ端末の通信不能状態を効率良く回避させながら、ユーザ端末との間の通信効率をコントロールすることができるという作用を有する。
第2の発明のルータ装置は、DHCPサーバ手段は、アドレス判定手段が外部インターフェース手段のIPアドレスと内部インターフェース手段に割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスでないと判定した場合、リース期間がアドレス判定手段によるIPアドレスの判定前よりも長くなるよう変更するものである。これにより、WANインターフェース手段のIPアドレスとLANインターフェース手段に割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスであると判定されるまでは、リース期間を短くしてユーザ端末からのリース期間の再延長要求の発生頻度を高めることができ、WANインターフェース手段のIPアドレスとLANインターフェース手段に割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスでないと判定された場合には、リース期間を長くしてユーザ端末からのリース期間の再延長要求の発生頻度を低めてLAN側のネットワークのトラフィックを下げるとともにユーザ端末および自装置のパフォーマンスの低下を防ぐという作用を有する。
第3の発明のルータ装置は、DHCPサーバ手段は、アドレス判定手段が外部インターフェース手段のIPアドレスと内部インターフェース手段に割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスであると判定した場合、ユーザ端末に割り当てるIPアドレスを変更するものである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るルータ装置を備えた通信システムの構成を示すブロック図であり、図2は本発明の実施の形態1に係るルータ装置を備えた通信システムの処理手順を示すフローチャートである。
図1では、通信システム30としてルータ装置および周辺装置のブロック図を示している。図1において、1は本発明に係るルータ装置、11は外部ネットワーク上に位置してルータ装置1と接続するISPサーバ、10はISPサーバ11と接続するインターネット、13は1〜複数のPCやIP電話などのユーザ端末(IP端末)である。
ルータ装置1の構成において、2はルータ装置1が外部ネットワークに接続するためのWANインターフェース手段であり、イーサネット(登録商標)、光ファイバ、電話線、無線、電源ラインを用いた通信など一般家庭や企業で利用可能な何れの通信手段や通信プロトコルを選択してもよい。
3はデータのルーティングやパケットフィルタリングなどのルータ本来の機能を有するルータ手段であり、4は内部のネットワーク上に存在する1〜複数のユーザ端末13に接続するためのLANインターフェース手段であり、WANインターフェース手段2と同様にあらゆる通信手段や通信プロトコルを選択可能とする。
5はLANインターフェース手段4に接続された各ユーザ端末13に対してIPアドレスを割り当てるDHCPサーバ手段、6はWANインターフェース手段2のIPアドレスを取得するためのDHCPクライアント手段、7はWANインターフェース手段2に割り当てられたIPアドレスとLANインターフェース手段4のIPアドレスとが同一ネットワークアドレスを有するか否かを判定するアドレス判定手段、8はLANインターフェース手段4とユーザ端末13との接続の安定性を評価する接続安定性評価手段である。
ルータ装置1においては、ルータ手段3、WANインターフェース手段2、DHCPクライアント手段6、アドレス判定手段7がそれぞれ互いに接続されている。また、ルータ装置1においては、ルータ手段3、LANインターフェース手段4、DHCPサーバ手段5、接続安定性評価手段8がそれぞれ互いに接続され、DHCPサーバ手段5とアドレス判定手段7が接続されている。また、ルータ装置1は、WANインターフェース手段2を介してISPサーバ11に接続し、LANインターフェース手段4を介してユーザ端末13に接続している。
ISPサーバ11において、12はルータ装置1のWANインターフェース手段2にIPアドレスを割り当てる外部DHCPサーバ手段である。なお、ISPサーバ11とWANインターフェース手段2の間およびユーザ端末13とLANインターフェース手段4の間には、他のルータやハブなどが存在する場合もありうるが、図1では省略している。
ユーザ端末13へは、例えばIPアドレスの取得からリース期間が経過するまでの時間の2分の1の時間をデフォルトのRenewing Timeに設定しておく。また、ユーザ端末13へは、例えばIPアドレスの取得からリース期間が経過するまでの時間の8分の7の時間をデフォルトのRebinding Timeに設定しておく。
ユーザ端末13は、設定しておいたRenewing Timeの経過後に、リース期間の再延長要求をDHCPサーバ手段5に送るよう構成されている。また、ユーザ端末13は、リース期間の再延長要求にDHCPサーバ手段5が応答しない場合、設定しておいたRebinding Timeの経過後にDHCPサーバを探すためのパケットを送出するよう構成されている。
したがって、DHCPサーバ手段5がユーザ端末13に送出するリース期間(第1のリース期間)を短くしておけば、ユーザ端末13がDHCPサーバ手段5に対して送出するリース期間の再延長要求の発生頻度を高くすることが可能となる。逆に、DHCPサーバ手段5がユーザ端末13に送出するリース期間を長くしておけば、ユーザ端末13がDHCPサーバ手段5に対して送出するリース期間の再延長要求の発生頻度を低くすることができる。
ところが、リース期間の再延長要求の発生頻度を高めると、ルータ装置1のLAN側のネットワークのトラフィックが増加すると共に、ルータ装置1およびユーザ端末13の処理パフォーマンスが低下する。しかしながら、ユーザ端末13に対して通知すべきDHCPメッセージ内に含まれるネットワーク接続情報(ユーザ端末13ににネットワーク接続させるための情報)が、ルータ装置1の内部あるいは外部のネットワーク環境の変化により短時間のうちに変化する場合は、リース期間の再延長要求の発生頻度を高め、可能な限り迅速にユーザ端末13が最新のDHCPメッセージを取得できるようにする必要がある。
そこで、実施の形態1に係るルータ装置1のDHCPサーバ手段5は、ルータ装置1(自装置)の内部のネットワークおよび外部のネットワーク環境の変化に応じて動的にリース期間を変更できるよう構成している。このため、実施の形態1に係るルータ装置1は、前述のネットワークトラフィックの増加および処理パフォーマンスの低下を抑えながら、かつユーザ端末13に対して最大に設定されてるRenewing Time以内に、最新のDHCPメッセージを通知することができる。
次に、上記のように構成されたルータ装置1の動作を説明する。DHCPサーバ手段5は、LANインターフェース手段4に接続されたユーザ端末13からのIPアドレス要求に対して、自身が保有しているアドレスプールの中から1つのIPアドレスを選択し、要求を出したユーザ端末13に割り当てる。
その際、DHCPサーバ手段5からユーザ端末13に送られるDHCPメッセージには、IPアドレスと、割り当てたIPアドレスのリース期間が付加される。また、DHCPサーバ手段5からユーザ端末13へは、DNS(Domain Name System)サーバドレス、デフォルトゲートウェイアドレスなど、ユーザ端末13がネットワークを利用する際に必要な種々の情報も送ることができる。また、上記アドレスプール内のIPアドレスは、LANインターフェース手段4のIPアドレスと同一ネットワークアドレスを有している。
DHCPクライアント手段6は、WANインターフェース手段2のIPアドレスを外部外部DHCPサーバ手段12に要求する。これにより、外部DHCPサーバ手段12はDHCPクライアント手段6からの要求に応え、保有するアドレスプールから1つのIPアドレスを選択してWANインターフェース手段2に割り当てる。この時、WANインターフェース手段2に割り当てられたIPアドレスと、予めLANインターフェース手段4に割り当ててあったIPアドレスのネットワークアドレスが同一であれば、ルータ装置1のWAN側とLAN側が同一セグメントとなる。このため、ルータ手段3は流れてきたパケットをどちらのインターフェースにルーティングすればよいかを判断できなくなり、ルータ装置1において通信不能状態が発生する。
こうした事態(通信不能状態)を避けるために、アドレス判定手段7において、WANインターフェース手段2に割り当てられたIPアドレスと、LANインターフェース手段4のIPアドレスとが同一のネットワークアドレスを有するかどうかを判定する。そして、アドレス判定手段7が、ネットワークアドレスは同一であると判定した場合には、DHCPサーバ手段5がLANインターフェース手段4のIPアドレスを変更するとともに、DHCPサーバ手段5が保有するアドレスプール内のIPアドレスも、変更したLANインターフェース手段4と同一のネットワークアドレスを有するアドレスにすべて変更する。
しかしながら、アドレス判定手段7がネットワークアドレスは同一であると判定した時ユーザ端末13にすでにIPアドレスが割り当てられている場合には、ユーザ端末13のIPアドレスの変更を行う必要がある。このため、ルータ装置1は前述のDHCPのプロトコルを利用してユーザ端末13のIPアドレスを変更する。
以下、WAN側とLAN側のIPアドレスのネットワークアドレスが重複する場合の処理(ユーザ端末13のIPアドレスを変更する処理)について図2のフローチャートを参照しながら説明する。図2では、ルータ装置1を備えた通信システム30の処理手順として、WAN側とLAN側のIPアドレスのネットワークアドレスが重複する場合の処理を示している。
DHCPサーバ手段5は、LANインターフェース手段4を介してユーザ端末13にIPアドレスを割り当てる際のリース期間を短く設定しておく。ここでのDHCPサーバ手段5は、リース期間の一例としてリース期間を例えば6秒に設定する。このように、リース期間を短く設定したIPアドレスをDHCPサーバ手段5によって割り当てられたユーザ端末13は、リース期間の半分の3秒ごとにリース期間の再延長要求をDHCPサーバ手段5に対して送信することになる(ステップ1)。
ユーザ端末13がLANインターフェース手段4に接続されると、ユーザ端末13は、LANインターフェース手段4を介してDHCPサーバ手段5にIPアドレスの割り当てを要求する(ステップ2)。そして、DHCPサーバ手段5がユーザ端末13に対してIPアドレスを割り当てる。その際、DHCPサーバ手段5は、IPアドレスのリース期間(6秒)をDHCPメッセージに含めてユーザ端末13に通知する(ステップ3)。
次に、ルータ装置1は、WANインターフェース手段2が外部ネットワークと接続されている状態であって、WANインターフェース手段2にIPアドレスが割り当てられているか否かをチェックする(ステップ4)。
ルータ装置1は、WANインターフェース手段2が外部ネットワークと接続されていれば、ステップ7の処理に移行し、WANインターフェース手段2が外部ネットワークと接続されていなければステップ5の処理に移行する。
WANインターフェース手段2が外部ネットワークと接続されておらず、WANインターフェース手段2にIPアドレスが割り当てられていない場合(ステップ4、No)、DHCPクライアント手段6が外部DHCPサーバ手段12に対してWANインターフェース手段2のIPアドレスの割り当てを要求する(ステップ5)。なお、WANインターフェース手段2のIPアドレスは静的に決定されておらず、外部DHCPサーバ手段12によって決定されるよう構成されているものとする。外部DHCPサーバ手段12は、IPアドレスの要求に応えてWANインターフェース手段2にIPアドレスを割り当てる(ステップ6)。
一方、WANインターフェース手段2が外部ネットワークと接続されており、WANインターフェース手段2にIPアドレスが割り当てられている場合(ステップ4、Yes)、ルータ装置1は前述の通信不能状態を検出するために、まずWAN側とLAN側のネットワークアドレスが同一であるか否かをチェックする(ステップ7)。具体的には、ルータ装置1がWANインターフェース手段2とLANインターフェース手段4のIPアドレスのネットワークアドレスが同一であるか否かをチェックする。
ルータ装置1は、WANインターフェース手段2とLANインターフェース手段4のIPアドレスのネットワークアドレスが同一であれば、ステップ8の処理に移行し、WANインターフェース手段2とLANインターフェース手段4のIPアドレスのネットワークアドレスが異なればステップ10の処理に移行する。
ルータ装置1は、WAN側とLAN側のネットワークアドレスが同一であれば(ステップ7、Yes)、WAN側とLAN側が同一セグメントであると認識し、ネットワークアドレスが同一であることによる通信不能状態を回避させる。すなわち、ルータ装置1は、WAN側とLAN側のネットワークアドレスが重複している場合に、LAN側のネットワークアドレスを変更する処理を行なう(ステップ8)。具体的には、LANインターフェース手段4のIPアドレスおよびDHCPサーバ手段5がユーザ端末13に割り当てるために保有しているIPアドレスのネットワークアドレスを、例えば192.168.0.0/24から192.168.10.0/24に変更する処理を行う。これにより、ルータ装置1は、WAN側とLAN側のネットワークアドレスの重複を回避する。
次に、ルータ装置101は、ステップ8で行ったLAN側のIPアドレスの変更を、ユーザ端末13に通知する処理を行なう。ユーザ端末13は、ステップ1の処理によってリース期間が6秒に設定されているため、ルータ装置1と接続した後、3秒おきにDHCPサーバ手段5に対してリース期間の再延長要求を送っている。したがって、DHCPサーバ手段5は、ステップ8の処理で変更になったIPアドレスに対して最大でも3秒以内にリース期間の再延長要求に対する応答をユーザ端末13に通知可能である。
ユーザ端末13は、ルータ装置1からリース期間の再延長要求に対する応答を受けることによってIPアドレスを再取得する(ステップ9)。これにより、ステップ8の処理で行なったLAN側のアドレス変更がユーザ端末13に反映され、WAN側とLAN側のネットワークアドレスの重複状態が解除される。ただし、この状態が継続すると、LAN側のネットワークトラフィックの増加とルータ装置1およびユーザ端末13の処理パフォーマンスの低下が生じる。
一方、ルータ装置1のDHCPサーバ手段5は、WAN側とLAN側のネットワークアドレスが同一でなければ(ステップ7、No)、DHCPサーバ手段5がステップ1の処理で設定したリース期間(時間)よりも大幅に長く設定する。例えば、DHCPサーバ手段5は、これまで6秒に設定されていたリース期間を1時間に設定する(ステップ10)。これにより、ユーザ端末13が次にリース期間の再延長要求を行ったとき(3秒後)に、ルータ装置1から取得するリース期間は1時間となる。したがって、ユーザ端末13は、リース期間を1時間に設定変更し、ユーザ端末13がその次にリース期間の再延長要求を行うのは、1時間の半分の30分後となる。その結果、これ以降はLAN側のDHCPによるネットワークトラフィックが大幅に低下し、またユーザ端末13の処理パフォーマンスも向上する。
従来のルータ装置では、一般的にリース時間は1時間以上といった長時間で、しかも固定であったため、上記のようにWAN側とLAN側のネットワークアドレスの重複によるアドレス変更をユーザ端末13に効果的に通知する手段が存在しなかった。このため、長時間に設定されたRenewing Timeが経過するまでユーザ端末13は通信不能状態に陥る場合があった。
また、リース期間を秒単位に短く設定した場合、LAN側のネットワークをDHCPのパケットが頻繁に流れることとなりLAN側のネットワークトラフィックが大幅に増大するとともにユーザ端末13の処理パフォーマンスを低下させていた。
本発明のルータ装置1の実施の形態1では、上記のようにDHCPサーバ手段5が送出するIPアドレスのリース期間を動的に変更することによって、ユーザ端末13に対して短時間のうちにアドレス変更を通知できるとともに、不要なトラフィックの増加やユーザ端末13の処理パフォーマンスの低下も抑制することができる。
このように実施の形態1によれば、ルータ装置1内のDHCPサーバ手段5がLAN側に接続されたユーザ端末13に対して必要なタイミングでネットワーク接続情報を提供しつつ、かつネットワークトラフィックの増加および処理パフォーマンスの低下も発生させない汎用的な仕組みを提供することが可能となる。したがって、LAN側に接続されたユーザ端末に対して効率良くネットワーク接続させることが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係るルータ装置1について、実施の形態1と同様に図1を用い説明する。実施の形態2では、LANインターフェース手段4が無線LANでユーザ端末13と接続し、さらにルータ装置1が街中のホットスポット等で使用された場合を考慮している。このような場合、LANインターフェース手段4とユーザ端末13の接続状態が不安定になる場合がある。例えば、無線の電波環境が劣悪な場合や、あるいは複数のユーザ(ユーザ端末13)が次々にホットスポットを通過する場合で、ルータ装置1とユーザ端末13が接続・切断を繰り返すような場合である。このようにLANインターフェース手段4とユーザ端末13の接続状態が不安定な場合に、DHCPサーバ手段5がユーザ端末13に対して割り当てるIPアドレスのリース期間が長いと、実際には使用されないIPアドレスを多く割り当てることになりIPアドレスが無駄となる。
そこで、実施の形態2では、接続安定性評価手段8によってLANインターフェース手段4とユーザ端末13の接続安定性を評価し、評価結果が高ければリース期間を長くし、評価結果が低ければ短くする。このとき、接続安定性の評価指標としては、無線LANの電波強度、LANインターフェース手段4とユーザ端末13との接続時間、LANインターフェース手段4とユーザ端末13の間を流れるパケット数など、ユーザ端末13が安定して接続していることを示す指標であれば、何れの評価指標も使用可能である。
LANインターフェース手段4とユーザ端末13の接続安定性が低い間は、DHCPサーバ手段5がユーザ端末13に対して割り当てるIPアドレスのリース期間を短くする。これにより、例えばそのまま接続不能となるユーザ端末13が多数存在したとしても、短時間のうちにその割り当てたアドレスが解放されることとなる。このように割り当てたアドレスが短時間のうちに解放されるので、無駄なIPアドレスの割り当てを防ぐことができる。
一方、LANインターフェース手段4とユーザ端末13の接続安定性が高まるにつれ、DHCPサーバ手段5がユーザ端末13に対して割り当てるIPアドレスのリース期間を長くする。これにより、リース期間の再延長要求の発生頻度を減らし、LAN側のネットワークのトラフィックの増加およびユーザ端末13とルータ装置1の処理パフォーマンスの低下を防ぐことができる。
なお、接続安定性に対するリース期間の設定としては、接続安定性の評価結果(大小)に応じたリース期間(短長)を設定してもよいし、接続安定性の評価結果が直前の評価結果よりも大きい場合にリース期間が現状よりも長くなるよう設定し、接続安定性の評価結果が直前の評価結果よりも小さい場合にリース期間をが現状よりも短くなるよう設定してもよい。すなわち、接続安定性に対するリース期間は、接続安定性の絶対評価に基づいて設定してもよいし、接続安定性の相対評価に基づいて設定してもよい。
このように実施の形態に2によれば、接続安定性評価手段8がLANインターフェース手段4とユーザ端末13の接続安定性の評価結果(変化)に応じてリース期間の設定を変更できる。したがって、リース期間の短いIPアドレスの割り当てを行うことによって無駄なIPアドレスの割り当てを防ぐか、あるいはリース期間の長いIPアドレスの割り当てを行うことによってリース期間の再延長要求の発生頻度を減らしLAN側のネットワークのトラフィックの増加およびユーザ端末13とルータ装置1の処理パフォーマンスの低下を防ぐかを選択できる。したがって、LAN側に接続されたユーザ端末に対して効率良くネットワーク接続させることが可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係るルータ装置1について、実施の形態1,2と同様に図1を用い説明する。外部DHCPサーバ手段12がDHCPクライアント手段6に送るDHCPメッセージ内には、ISPサーバ11を含むさまざまなサーバ(例えばインターネット10上のDNSサーバやNTP(Network Time Protocol)サーバなど)のIPアドレスをオプションとして含めることができる。こうしたインターネット10上のサーバの情報(以下、サーバ情報という)などのうち、所定の情報はルータ装置1のみならずユーザ端末13にも必要な場合がある。
こうした場合でなおかつサーバ情報が短時間のうちに変動する可能性があり、このために外部DHCPサーバ手段12で設定されているリース期間(第2のリース期間)が短く設定されているような場合がある。このような場合、DHCPサーバ手段5の設定しているリース期間の長さによっては、ユーザ端末13にサーバ情報の変更が伝わらず、ユーザ(ユーザ端末13)にとって不具合が生じることがある。
そこで実施の形態3では、DHCPサーバ手段5の設定するリース期間(第1のリース期間)を、外部DHCPサーバ手段12の設定するリース期間に連動させて設定するようルータ装置1を構成する。具体的には、外部DHCPサーバ手段12のリース期間と同一あるいはその50%といった所定の割合でDHCPサーバ手段5のリース期間を設定することによって、上記の不具合を回避する。
このように実施の形態3によれば、DHCPサーバ手段5がユーザ端末13に設定するIPアドレスのリース期間を、外部DHCPサーバ手段12がユーザ端末13に設定するIPアドレスのリース期間に基づいた所定値としているので、ユーザ端末13にサーバ情報の変更が伝わらないといったユーザ端末13にとっての不具合を容易に回避させることが可能となる。
以上のように、本発明に係るルータ装置は、IP端末を外部ネットワークに接続してIP端末と外部ネットワークの間を流れるデータをルーティングする際の、IP端末へのIPアドレスの割当てに適している。
実施の形態1に係るルータ装置を備えた通信システムの構成を示すブロック図 実施の形態1に係るルータ装置を備えた通信システムの処理手順を示すフローチャート 従来のルータ装置を備えた通信システムの構成を示すブロック図 従来のルータ装置を備えた通信システムの処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1,101 ルータ装置
2,102 WANインターフェース手段
3,103 ルータ手段
4,104 LANインターフェース手段
5,105 DHCPサーバ手段
6,106 DHCPクライアント手段
7 アドレス判定手段
8 接続安定性評価手段
10,110 インターネット
11,111 ISPサーバ
12,112 外部DHCPサーバ手段
13,113 ユーザ端末
30,130 通信システム

Claims (3)

  1. 外部ネットワークと、内部ネットワーク上のユーザ端末との間のデータのルーティングを行なうルータ装置において、
    外部ネットワークに接続する外部インターフェース手段と、
    内部ネットワーク上のユーザ端末に接続する内部インターフェース手段と、
    前記内部インターフェース手段に対して、DHCPにしたがってIPアドレスを割り当てるDHCPサーバ手段と、
    外部ネットワーク上の外部DHCPサーバから前記外部インターフェース手段のIPアドレスを取得するDHCPクライアント手段と、
    前記外部DHCPサーバから取得した前記外部インターフェース手段のIPアドレスと、前記DHCPサーバ手段が前記内部インターフェース手段に対して割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスであるか否かを判定するアドレス判定手段と、
    を備え、
    前記DHCPサーバ手段は、前記アドレス判定手段による前記IPアドレスの判定結果に基づいて、前記ユーザ端末に割り当てるIPアドレスまたは当該IPアドレスのリース期間を変更し、変更されたIPアドレスまたは変更されたリース期間を前記ユーザ端末に通知することを特徴とするルータ装置。
  2. 前記DHCPサーバ手段は、
    前記アドレス判定手段が前記外部インターフェース手段のIPアドレスと前記内部インターフェース手段に割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスでないと判定した場合、前記リース期間が前記アドレス判定手段によるIPアドレスの判定前よりも長くなるよう変更することを特徴とする請求項に記載のルータ装置。
  3. 前記DHCPサーバ手段は、
    前記アドレス判定手段が前記外部インターフェース手段のIPアドレスと前記内部インターフェース手段に割り当てたIPアドレスとが同一のネットワークアドレスであると判定した場合、前記ユーザ端末に割り当てるIPアドレスを変更することを特徴とする請求項1または2に記載のルータ装置。
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