JP4765280B2 - 撮像装置、被写体id付加方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、被写体id付加方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、写真等の画像に付帯される付帯情報に情報を記録する技術に関し、特に、被写体を一意に識別する情報(以下、「被写体ID」という)を付帯情報に記録する技術に関する。
近年、我々の周りには写真等の画像が溢れている。その要因の1つとして、デジタルカメラ(いわゆるカメラ付き携帯電話を含む)の急速な普及が挙げられる。
銀塩カメラでは、感光剤としてハロゲン化銀を用いたフィルムに画像を記録するため、一旦撮影した画像を後で削除することはできない。これに対し、デジタルカメラでは、デジタルデータとして画像を記録するため、撮影に失敗する可能性があったとしてもとりあえず撮影しておき、失敗した場合は後で削除するということも可能である。また、永久保存するかどうか判断に迷う画像については、とりあえずPC(Personal Computer)等に移しておき、後で削除するか保存するかを判断することもよくある。このように我々の意識も銀塩カメラを用いる場合とは大きく異なってきており、その結果、多くの画像がデジタルカメラの中、記録媒体の中、PCのハードディスクの中等に散乱する状況が生じているのである。そして、このように画像が散乱してくると、画像の取り扱い効率の向上が求められるようになってくる。
かかる画像の取り扱い効率の向上が特に要求される場面について具体的に説明する。
例えば、結婚式の披露宴、アーティストの握手会、子供の運動会等において、専属のカメラマンによる撮影サービスが広く行われている。このような撮影サービスにおいて撮影した画像は、後日郵送等する手間を省くため、行事の終了後、即時に分類し配布することが望ましい。しかし、専属カメラマンは、画像に写っている人物との面識がないため、そのような分類、配布の作業は非常に困難である。従って、このような分類、配布が容易に行えるよう、画像の取り扱い効率を向上させることが要求される。
こうした要求に応じ、披露宴における座席の座席コードとその座席に座っている列席者の画像データとを対応付けて記憶する方式が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−216989号公報(第7、8頁、第11、12図)
しかしながら、特許文献1の発明では、テーブル上に設けられたIr発光装置から座席コードを取得しているので、座席に座っている人物の撮影にしか適用できず、また、Ir発光装置を席座に設置する作業も面倒であるという問題点があった。
また、特許文献1の発明は、各テーブルの撮影予定枚数との比較により、列席者の撮影し忘れを防止できるようにはなっているが、被写体ごとの撮影枚数を表示することにより、全ての被写体の撮影枚数を均等にしながら撮影できるようにするものではない。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、被写体が座席に座っていなくとも、簡単な構成で、被写体により分類可能な構成の画像ファイルを生成することにある。
また本発明の他の目的は、全ての被写体の撮影枚数を均等にしながら撮影できるようにすることにある。
かかる目的のもと、本発明は、被写体から得られる信号から被写体IDを取得して画像データに付帯させるようにしている。即ち、本発明の第1の撮像装置は、被写体を撮影して得られた画像データを取得する画像データ取得部と、被写体から得られる信号に基づいて、その被写体を一意に識別する被写体IDを取得する被写体ID取得部と、画像データ取得部により取得された画像データと、被写体ID取得部により取得された被写体IDとを一体化して記憶する記憶部とを備えている。
また、他の目的を達成するために、本発明は、画像データに付帯された被写体IDに基づき、被写体IDごとの画像数を表示するようにしている。即ち、本発明の第2の撮像装置は、画像データと、その画像データに含まれる被写体を一意に識別する被写体IDとを一体化して記憶する記憶部と、被写体IDごとに、その被写体IDが一体化して記憶された画像データの数を特定する画像数特定部と、被写体IDごとの画像数特定部による特定結果を表示する表示部とを備えている。
更に、本発明は、被写体から得られる信号から被写体IDを取得して画像データに付帯させる方法として捉えることもできる。その場合、本発明の被写体ID付加方法は、被写体を撮影して得られた画像データを取得するステップと、被写体から得られる信号に基づいて、その被写体を一意に識別する被写体IDを取得するステップと、画像データと、被写体IDとを一体化して記憶するステップとを含んでいる。
一方、本発明は、上述した各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムとして捉えることもできる。
本発明によれば、被写体が座席に座っていなくとも、簡単な構成で、被写体により分類可能な構成の画像ファイルを生成することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
図1に、デジタルカメラで撮影して得られた画像ファイルのフォーマットの一例を示す。これは、Exif(Exchangeable Image File Format)規格による画像ファイルのフォーマットを示したものであり、撮影日時、撮影条件(露光、絞り)、サムネイル画像等の付帯情報が、画像データと共に保存されている。尚、Exifとは、富士写真フィルム株式会社が提唱し、JEIDA(日本電子工業振興協会)によって標準化されているデジタルカメラ用の画像ファイルの規格である。
このExif規格においては、デジタルカメラのメーカ側で任意に使用できる領域が付帯情報中に用意されている。従って、本実施の形態では、図1に示すように、被写体を一意に識別するための被写体IDをこの領域に記録するようにしている。これにより、例えば、目的の被写体のみを選択して電子アルバムを作成したり、目的の被写体の写真を自動選択してプリントしたりすることが可能となる。
ところで、付帯情報に被写体IDを記録するための具体的な方法としては、撮影者が被写体IDを直接デジタルカメラに入力してから撮影したり、デジタルカメラに付属する装置によって被写体のネームプレートのバーコードやICタグをスキャンしてから撮影したりすることも可能ではあるが、望ましくは、以下に述べるような手法を採用することができる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、デジタルカメラに付属する複数のシャッターリモコン(遠隔からシャッターの制御を行うためのリモートコントローラ)から発信される、シャッターリモコンの機器ID(シリアルナンバー)を被写体IDとして用いる。即ち、デジタルカメラは、シャッターリモコンから機器IDを受信してから撮影することにより、容易に被写体IDを付帯情報として記録することができる。
尚、被写体が多数存在する場合や、被写体にシャッターリモコンを貸与したくない場合には、被写体IDの送信のみを行う装置を被写体に持たせることもできる。
以下、本実施の形態について詳細に説明する。
図2(a)は、第1の実施の形態におけるデジタルカメラ10のハードウェア構成の一例を示した図である。デジタルカメラ10は、コントローラ10aと、レンズ10bと、撮像素子10cと、A/D変換回路10dと、ディスプレイ10eと、操作キー10fと、内蔵メモリ10gと、受信部10hとから構成される。尚、この図は、概略を示したものであり、一般にデジタルカメラに必要な構成であっても、本発明に直接関係しないものについては、省略している場合がある。
コントローラ10aは、CPU(Central Processing Unit)を有しており、A/D変換回路10dからの信号入力制御、ディスプレイ10eへの表示制御、操作キー10fからの入力制御、内蔵メモリ10gへの出力制御、受信部10h等からの入力制御等の各種制御を行う部分である。また、後述する本実施の形態に特有の機能をも有する。尚、この機能は、ハードウェアのみによっても実現可能であるが、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現可能である。後者の場合は、コントローラ10aのCPUが、例えば、内蔵メモリ10gに記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより各機能を実現する。
レンズ10bは、被写体を撮像素子10cの上に結像するものである。撮像素子10cは、レンズ10bを通して入って来た光を電気信号に変換する素子であり、例えば、CCD(Charge Coupled Diode)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)である。また、A/D変換回路10dは、アナログ信号として入力される画像データの信号をデジタル信号に変換するための回路である。
ディスプレイ10eは、内蔵メモリ10gに格納された画像や、デジタルカメラ10に対し各種設定を行うためのメニュー画面を表示するためのディスプレイである。操作キー10fは、デジタルカメラ10に対し各種設定操作を行うためのキーである。また、内蔵メモリ10gは、撮影した画像や、各種設定を行うためのデータ等を格納するメモリである。そして、受信部10hは、シャッターリモコン等から発信された信号を受信する素子である。
図2(b)に、上述したシャッターリモコン20の外観を示す。通常、シャッターリモコン20には、遠隔からシャッター制御を行うためのボタン20aが設けられているが、本実施の形態では、機器IDを送信するためのボタン20bも設けられている。即ち、被写体となる人物が、ボタン20bを押下することにより、機器IDが、例えば、赤外線によりデジタルカメラ10へ伝えられる。
次に、図3を参照して、コントローラ10aの機能構成を説明する。
図3に示すように、コントローラ10aは、画像データ取得部11と、被写体ID取得部12と、画像ファイル生成部13と、画像ファイル記憶部14とを備える。
画像データ取得部11は、A/D変換回路10dから渡されたデジタル信号としての画像データを取得する機能部分であり、被写体ID取得部12は、画像データに付加する被写体IDを取得する機能部分である。画像ファイル生成部13は、画像データ取得部11から渡された画像データと、被写体ID取得部12で取得された被写体IDを含む付帯情報とを結合させて画像ファイルを生成する機能部分であり、画像ファイル記憶部14は、画像ファイル生成部13により生成された画像ファイルを内蔵メモリ10gに記憶する機能部分である。
このような機能構成を備えたコントローラ10aの動作を、図4を参照して説明する。
図4に示すように、まず、被写体ID取得部12は、受信部10hが受信したシャッターリモコン20等の機器IDを被写体IDとして取得する(ステップ101)。そして、撮影が行われると、画像データ取得部11が、A/D変換回路10dから画像データを取得する(ステップ102)。最後に、画像ファイル生成部13が、ステップ101で取得された被写体IDを含む付帯情報と、ステップ102で取得された画像データとから、画像ファイルを生成し(ステップ103)、画像ファイル記憶部14が、生成された画像ファイルを内蔵メモリ10gに記憶する(ステップ104)。
尚、上記の説明では、シャッターリモコン20等を用いて被写体IDを取得することとしたが、本実施の形態は、一般に被写体の操作により信号を発信する機器を用いて被写体IDを取得するものと捉えることができる。
また、被写体の操作によらずに自発的に信号を発信する機器を用い、その自発的に発信される信号から被写体IDを取得するようにしてもよい。ここで、自発的に発信される信号としては、携帯電話の待機時に発信される信号等が考えられる。
更に、本実施の形態では、被写体IDを取得した後に撮影を行うようにしているが、撮影後に被写体IDを取得するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、デジタルカメラから撮影範囲に向けて指向性を持った信号を発信し、被写体の所持するICタグ等の発信機器がこの信号に応答して発信する機器IDを被写体IDとして用いる。この方法は、被写体に機器IDを送信する操作をさせられない場合に有効である。
但し、この場合、例えば、撮影対象の被写体の後方に位置する人物から受信した機器IDを誤って被写体IDと認識してしまう可能性もある。そこで、デジタルカメラから被写体までの距離(以下、「被写体距離」という)と、機器IDを受信した際の電波の強さとに基づき、撮影対象である被写体が所持する機器から発信された機器IDを選択し、その選択された機器IDを被写体IDとするように構成している。
また、被写体距離と電波の強さのみから機器IDを選択した場合は、デジタルカメラからの距離が被写体距離と同じ他の機器から発信された機器IDを被写体IDと認識してしまう可能性もある。従って、複数の受信部を設け、受信した機器IDの時間差とに基づき、被写体が所持する機器から発信された機器IDを選択するように構成している。
更に、受信した機器IDの時間差に基づけば、撮影画像の構図中での被写体の位置を被写体IDに関連付けて保存することができる。こうすることにより、対象とする被写体が画像中の中央付近に写っている写真のみを付帯情報中の位置情報に基づいて検索できるようになる。或いは、位置情報に従って画像の顔付近の領域を抽出し、対象とする被写体が前を向いているかの判断をすることもできるようになる。
以下、本実施の形態について詳細に説明する。
図5(a)は、第2の実施の形態におけるデジタルカメラ10のハードウェア構成の一例を示した図である。デジタルカメラ10は、コントローラ10aと、レンズ10bと、撮像素子10cと、A/D変換回路10dと、ディスプレイ10eと、操作キー10fと、内蔵メモリ10gと、送信部10iと、受信部10jとから構成される。尚、この図は、概略を示したものであり、一般にデジタルカメラに必要な構成であっても、本発明に直接関係しないものについては、省略している場合がある。
コントローラ10a、レンズ10b、撮像素子10c、A/D変換回路10d、ディスプレイ10e、操作キー10f、内蔵メモリ10gは、第1の実施の形態で述べたものと同様であるので、説明を省略する。送信部10iは、被写体が所持する機器に対し、機器IDの送信を要求する素子であり、被写体が所持する機器としてICタグを用いる場合、ループアンテナに相当する。受信部10jは、被写体が所持する機器から送信された機器IDを受信する素子である。
ところで、本実施の形態では、上述したように、複数の受信部10jを設けたデジタルカメラ10を用いる。図5(b)にその外観を示す。尚、図5(b)に示した状態のまま構えて撮影する場合(横方向に構えて撮影する場合)は、受信部10jと受信部10jが、機器から送信された信号を受信する。一方、図5(b)に示した状態から90°回転させた状態で構えて撮影する場合(縦方向に構えて撮影する場合)は、受信部10jと受信部10jが、機器から送信された信号を受信する。尚、カメラの構え方が縦であるか横であるかは、公知の姿勢検出器により判断することができる。尚、以下の説明で、「受信部10j」というときは、受信部10j、受信部10j、受信部10j、受信部10jのいずれかを指すものとする。
また、図5(c)に、本実施の形態におけるシステム構成を示す。
図5(c)は、デジタルカメラ10が、ICタグ等の機器30〜30との間で情報通信を行う様子を示したものである。尚、以下の説明において、複数の機器のうち1つの機器を代表させて説明するときは、「機器30」ともいうこととする。
次に、図6を参照して、コントローラ10aの機能構成を説明する。
図6に示すように、コントローラ10aは、画像データ取得部11と、被写体ID取得部12と、画像ファイル生成部13と、画像ファイル記憶部14と、機器ID取得部15と、機器距離取得部16と、被写体距離取得部17と、位置特定部18とを備える。
画像データ取得部11、被写体ID取得部12、画像ファイル生成部13、画像ファイル記憶部14は、第1の実施の形態で述べたものと同様であるので、説明を省略する。機器ID取得部15は、受信部10jを介して機器IDを受信する機能部分であり、機器距離取得部16は、機器30までの距離を把握するために必要な情報を取得する機能部分である。被写体距離取得部17は、デジタルカメラ10から被写体までの距離の情報を取得する機能部分であり、位置特定部18は、被写体の構図中での位置を特定する機能部分である。
このような機能構成を備えたコントローラ10aの動作を、図7、8を参照して説明する。
図7は、人物A〜Hのうち、人物A〜Cを被写体としてデジタルカメラ10で撮影している状況を、上空から捉えた図である。人物A〜Hは、それぞれ、ICタグ等の機器30を所持している。尚、ここでは、デジタルカメラ10は横方向に構えていることとしているため、受信部10jとしては、受信部10j及び受信部10jのみを図示している。
図7において、デジタルカメラ10から人物A〜Cが位置している地点までの距離が被写体距離である。従って、人物D、E、Fは、デジタルカメラ10からの距離が被写体距離と異なるので、被写体ではないと判定される。また、人物G、Hは、デジタルカメラ10からの距離は被写体距離とほぼ同じであるが、受信部10jによる機器IDの受信と受信部10jによる機器IDの受信とに一定以上の時間差が生じるので、被写体ではないと判定される。
具体的な動作を、図8のフローチャートを参照して詳細に説明する。
図8に示すように、まず、機器ID取得部15は、受信部10jが受信した全ての機器30からの機器IDを取得し、機器距離取得部16が、機器IDごとに、機器IDを受信した際の電波強度、受信部10jまでの到達時間T、受信部10jまでの到達時間Tを取得する(ステップ201)。そして、撮影が行われると、画像データ取得部11が、A/D変換回路10dから画像データを取得し、被写体距離取得部17が、撮影時に得られる被写体距離を取得する(ステップ202)。
次に、被写体ID取得部12は、1人の人物が所持する1つの機器30に着目する(ステップ203)。そして、機器距離取得部16が取得した電波強度が、被写体距離取得部17が取得した被写体距離に応じて決定される電波強度の理論値Sとほぼ等しいかどうかを判定する(ステップ204)。その結果、電波強度が理論値Sとほぼ等しいと判定された場合は、その人物は被写体である可能性があるので、ステップ205に進む。尚、ここで、「ほぼ等しい」かどうかは、例えば、取得した電波強度と理論値Sとの差分が一定の閾値以下であるかどうかを検証することにより判定できる。
次に、被写体ID取得部12は、到達時間Tと到達時間Tとの時間差が、閾値Th1よりも小さいかどうかを判定する(ステップ205)。その結果、時間差が閾値Th1よりも小さいと判定された場合は、その人物はカメラの撮影範囲内に存在し、被写体である可能性があるので、ステップ206に進む。
また、位置特定部18は、到達時間Tと到達時間Tとの時間差の値を評価する(ステップ206)。
まず、T−Tが閾値「Th2」以上である場合、位置特定部18は、構図中の被写体の位置が「左」であることを認識する。そして、画像ファイル生成部13が、機器IDと位置情報「左」とを含む付帯情報を画像データに付帯させることにより画像ファイルを生成し、画像ファイル記憶部14が、生成された画像ファイルを内蔵メモリ10gに記憶する(ステップ207)。
また、T−Tが閾値「−Th2」より大きく閾値「Th2」より小さい場合、位置特定部18が、構図中の被写体の位置が「中央」であることを認識する。そして、画像ファイル生成部13が、機器IDと位置情報「中央」とを含む付帯情報を画像データに付帯させることにより画像ファイルを生成し、画像ファイル記憶部14が、生成された画像ファイルを内蔵メモリ10gに記憶する(ステップ208)。
更に、T−Tが閾値「−Th2」以下である場合、位置特定部18は、構図中の被写体の位置が「右」であることを認識する。そして、画像ファイル生成部13が、機器IDと位置情報「右」とを含む付帯情報を画像データに付帯させることにより画像ファイルを生成し、画像ファイル記憶部14が、生成された画像ファイルを内蔵メモリ10gに記憶する(ステップ209)。
最後に、他に人物(機器)があるかどうかを判定する(ステップ210)、そして、他に人物(機器)がないと判定された場合、処理は終了するが、他に人物(機器)があると判定された場合、次の人物(機器)に着目し、ステップ204〜209の処理を繰り返す。また、ステップ204で電波強度が理論値Sと大きく異なる場合や、到達時間Tと到達時間Tとの時間差が閾値Th1より小さくない場合も、次の人物(機器)に着目し、ステップ204〜209の処理を繰り返す。
尚、本実施の形態では、デジタルカメラ10から機器30までの距離は、電波の強さにより推定したが、例えば、機器30から送信されてきた信号の受信までの時間に基づき推定するようにしてもよい。
また、デジタルカメラ10からみた機器30の方向は、複数の受信部10jを用いて信号の到達する時間差に基づいて推定したが、複数の受信部10jにおける受信状況のいかなる違いを用いて推定してもよい。
更に、複数の機器30から受信した信号の中から被写体が所持する機器30から受信した信号を特定するための本実施の形態における手法は、上述した第1の実施の形態に適用することも可能である。
更にまた、本実施の形態では、被写体として人間を想定したため、被写体に持たせた機器30が発信する信号から被写体IDを抽出するようにしたが、被写体が人間でない場合、被写体自らが発信する信号から被写体IDを抽出するようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、披露宴会場のような限られた空間における撮影に適用されるものである。ICタグ等の機器を埋め込んだネームプレート等を各人物に持たせ、複数の受信機により、室内における各人物が所持する機器の機器ID及び各人物の位置を把握しておく。そして、デジタルカメラの位置情報と撮影方向と被写体距離とから被写体の位置を推定し、複数の機器IDの中から被写体が発信する機器IDを選択し、被写体IDとして取得するものである。
このような構成により、検波を発信する装置や信号を受信する装置をデジタルカメラに設ける必要がなくなる。但し、検波を発信する装置や信号を受信する装置を組み合わせて用いれば、更に精度良く被写体IDを取得することは可能である。
以下、本実施の形態について詳細に説明する。
図9は、第3の実施の形態におけるシステムの全体構成を示した図である。このシステムは、デジタルカメラ10と、機器30〜30と、送受信機40〜40と、受信機50〜50と、サーバコンピュータ(以下、「サーバ」という)60とから構成される。
デジタルカメラ10は、第2の実施の形態で示したものと同様の構成を有し、送信部10iを介して送受信機40〜40に情報を送信し、送受信機40〜40からの情報を受信部10jで受信できるようになっている。機器30〜30は、受信機50〜50対し情報を送信するものであり、例えば、ICタグである。
送受信機40〜40は、デジタルカメラ10から撮影方向及び被写体距離の情報を受信すると共に、例えば、その受信の際の電波強度に基づき、デジタルカメラ10までの距離を計測し、得られた情報をサーバ60に送信するものである。また、サーバ60から送られた情報をデジタルカメラ10に送信する機能も有する。尚、以下の説明において、複数の送受信機のうち1つの送受信機を代表させて説明するときは、「送受信機40」ということとする。
受信機50〜50は、個々の機器30から機器IDを受信すると共に、例えば、その受信の際の電波強度に基づき、個々の機器30までの距離を計測し、得られた情報をサーバ60に送信するものである。尚、以下の説明において、複数の受信機のうち1つの受信機を代表させて説明するときは、「受信機50」ということとする。
サーバ60は、送受信機40〜40から受信したデジタルカメラ10までの距離に基づき、デジタルカメラ10の位置を算出し、同じく受信した撮影方向及び被写体距離を考慮して被写体の位置を特定する機能を有する。また、受信機50〜50から受信した個々の機器30〜30までの距離に基づき、個々の機器30〜30の位置を算出し、その中から被写体の位置にある機器を特定し、その機器の機器IDを被写体IDとして送受信機40に送信するものである。
尚、サーバ60においてデジタルカメラ10までの距離からデジタルカメラ10の位置を算出することにしているので、送受信機40は3つ設置しているが、より精度を高めるために4つ以上設置するようにしてもよい。また、サーバ60において個々の機器30までの距離から個々の機器30の位置を算出することにしているので、受信機50は3つ設置しているが、より精度を高めるために4つ以上設置するようにしてもよい。
次に、図10を参照して、サーバ60の機能構成を説明する。
図10に示すように、サーバ60は、被写体位置特定部61と、機器ID取得部62と、機器位置特定部63と、被写体ID取得部64と、被写体ID送信部65とを備える。
被写体位置特定部61は、デジタルカメラ10から取得した情報に基づき、被写体の位置を特定する機能部分である。機器ID取得部62は、個々の機器30から発信された機器IDを取得する機能部分であり、機器位置特定部63は、個々の機器30の位置を特定する機能部分である。また、被写体ID取得部64は、機器ID取得部62が取得した機器IDの中から被写体位置特定部61により特定された位置にある機器30の機器IDを特定し、その機器IDを被写体IDとして取得する機能部分である、被写体ID送信部65は、その取得した被写体IDを送受信機40に送信する機能部分である。
このような機能構成を備えたサーバ60の動作を、図11、12を参照して説明する。
図11は、人物P〜Zのうち、人物P〜Rを被写体としてデジタルカメラ10で撮影している状況を、上空から捉えた図である。人物P〜Zは、それぞれ、ICタグ等の機器30を所持している。
図11において、人物P〜Rが存在する位置が、被写体の存在する位置(以下、「被写体位置」という)である。従って、人物S〜Zは、その存在する位置が被写体位置と異なるので、被写体ではないと判定される。
具体的な動作を、図12のフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、送受信機40、40、40は、デジタルカメラ10から撮影方向及び被写体距離を受信し、その受信の際の電波強度等に基づき、デジタルカメラ10までの距離Dc、Dc、Dcを求める。そして、これらの得られた情報をサーバ60に送信する(ステップ301)。尚、送受信機40、40、40は、デジタルカメラ10による撮影が行われた時点で、デジタルカメラ10から情報を受信してサーバ60に送信するように構成すればよい。
一方、受信機50、50、50は、各人物が所持する機器30から機器IDを受信し、その受信の際の電波強度等に基づき、機器30までの距離Dt、Dt、Dtを求める。そして、これらの得られた情報をサーバ60に送信する(ステップ302)。尚、各人物は同じ位置に長時間留まるものではないと考えられるので、受信機50、50、50は、一定の時間間隔で、機器30から情報を受信してサーバ60に送信するように構成する必要がある。
これに応じて、サーバ60では、被写体位置特定部61が、デジタルカメラ10までの距離Dc、Dc、Dcと、撮影方向と、被写体距離とを取得し、距離Dc、Dc、Dcに基づいて、デジタルカメラ10の位置を特定し、更に、撮影方向及び被写体距離に基づいて、被写体位置(X,Y)を求める(ステップ303)。また、機器ID取得部62が、個々の機器30の機器IDを取得し、機器位置特定部63が、個々の機器30までの距離Dt、Dt、Dtを取得し、これに基づいて、個々の機器30の位置(X,Y)を求める(ステップ304)。尚、この場合、機器30の情報としては、一定時間間隔で受信機50、50、50から受信した情報のうち、デジタルカメラ10での撮影時刻における情報を用いる。
次に、被写体ID取得部64は、1人の人物が所持する1つの機器30に着目する(ステップ305)。そして、この機器30が被写体が所持するものであるかどうか、即ち、機器位置特定部63により特定された機器30の位置(X,Y)が被写体位置(X,Y)に近いかどうかを判定する(ステップ306)。その結果、機器30の位置(X,Y)が被写体位置(X,Y)に近い場合は、その機器30の機器IDを被写体IDとして保持する(ステップ307)。
最後に、他に人物(機器)があるかどうかを判定する(ステップ308)、そして、他に人物(機器)があると判定された場合、次の人物(機器)に着目し、ステップ306、307の処理を繰り返す。また、ステップ306で機器30が被写体が所持するものでないと判定された場合も、次の人物(機器)に着目し、ステップ306、307の処理を繰り返す。
そして、ステップ308で人物(機器)がないと判定された場合、被写体ID送信部65が、送受信機40に対し、ステップ307で保持された全ての被写体IDを送信し(ステップ309)、送受信機40は、デジタルカメラ10に被写体IDを送信する(ステップ310)。
尚、本実施の形態では、デジタルカメラ10が撮影方向を認識して送受信機40、40、40に送信する構成としたが、その他の手法を用いて撮影方向を認識することも可能である。例えば、撮影場所となる部屋の壁にデジタルカメラ10からの信号を検出する検出器を設け、その検出器が反応することで撮影方向を認識する方法等が考えられる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ10については、正確な位置を把握し、各人物が所持する機器30については、概略的な位置を把握すれば十分であるとの考えから、送受信機40、40、40と、受信機50、50、50とを別々に設けたが、これらを一体化して設けるようにしてもよい。
更に、本実施の形態では、被写体として人間を想定したため、被写体に持たせた機器30が発信する信号から被写体IDを抽出するようにしたが、被写体が人間でない場合、被写体自らが発信する信号から被写体IDを抽出するようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、被写体を文字やバーコードを記載したネームプレートと一緒に撮影し、撮影画像から抽出した情報から被写体IDを生成して付帯情報とし、画像データと共に保存するものである。
このような構成により、撮影と同時に自動で被写体IDを取得することが可能になる。また、ピントの合っていない遠方の人物等の画像から誤って被写体IDを抽出することも防止できる。
以下、本実施の形態について詳細に説明する。
図13(a)は、第4の実施の形態におけるデジタルカメラ10のハードウェア構成の一例を示した図である。デジタルカメラ10は、コントローラ10aと、レンズ10bと、撮像素子10cと、A/D変換回路10dと、ディスプレイ10eと、操作キー10fと、内蔵メモリ10gとから構成される。尚、この図は、概略を示したものであり、一般にデジタルカメラに必要な構成であっても、本発明に直接関係しないものについては、省略している場合がある。また、これらの全ての機能は、第1及び第2の実施の形態で述べたものと同様であるので、説明を省略する。
図13(b)は、本実施の形態で解析を行う画像の例を示した図である。図に示すように、被写体に画像解析し易いように構成されたネームプレート等を持たせて撮影を行う。
次に、図14を参照して、コントローラ10aの機能構成を説明する。
図14に示すように、コントローラ10aは、画像データ取得部11と、被写体ID取得部12と、画像ファイル生成部13と、画像ファイル記憶部14と、画像データ解析部19とを備える。
画像データ取得部11、被写体ID取得部12、画像ファイル生成部13、画像ファイル記憶部14は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同じであるので、説明を省略する。画像データ解析部19は、画像データ取得部11が取得した画像データを解析して被写体IDを抽出する機能部分である。
このような機能構成を備えたコントローラ10aの動作を、図15を参照して説明する。
撮影が行われると、画像データ取得部11は、A/D変換回路10dから画像データを取得する(ステップ401)。これにより、画像データ解析部19は、取得した画像データの解析を行い、公知の手法を用いて被写体IDを抽出する(ステップ402)。最後に、画像ファイル生成部13が、ステップ401で取得された画像データと、ステップ402で取得された被写体IDを含む付帯情報とから、画像ファイルを生成し(ステップ403)、画像ファイル記憶部14が、生成された画像ファイルを内蔵メモリ10gに記憶する(ステップ404)。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態では、第1乃至第4の実施の形態で述べた方法又はその他の方法により付帯情報に記録された被写体IDを用いて処理を行う。即ち、デジタルカメラ10が、被写体IDを取り込むことにより、撮影中に被写体IDごとの撮影枚数を確認できるようにするものである。
このような構成により、被写体ごとの撮影枚数のばらつきを確認したり、撮影忘れを防止したりすることが可能となる。
本実施の形態におけるデジタルカメラ10のハードウェア構成は、第1乃至第4の実施の形態で示したものと同様であるので、説明を省略し、コントローラ10aの機能構成について説明する。
図16に示すように、コントローラ10aは、画像ファイル読込み部21と、画像数特定部22と、表示情報生成部23とを備える。
画像ファイル読込み部21は、内蔵メモリ10gから画像ファイルを読み込む機能部分であり、画像数特定部22は、被写体IDごとに各被写体IDに対応する被写体が写っている画像の数を特定する機能部分である。また、表示情報生成部23は、被写体IDごとの画像の数をデジタルカメラ10のディスプレイ10eに表示するための情報を生成する機能部分である。
このような機能構成を備えたコントローラ10aの動作を、図17を参照して説明する。
まず、画像ファイル読込み部21が、内蔵メモリ10gから1つの画像ファイルを読み込む(ステップ501)。次に、画像数特定部22は、その画像ファイルに含まれる付帯情報から被写体IDを取得する(ステップ502)。そして、取得した被写体IDについて、画像ファイル数のカウントを1アップして内蔵メモリ10gに記憶する(ステップ503)。尚、付帯情報から複数の被写体IDが取得できた場合は、それらの全てについて画像ファイル数を1カウントアップする。そして、未処理の画像ファイルがあるかどうかを判定する(ステップ504)。
その結果、未処理の画像ファイルがあれば、ステップ501に戻る。一方、未処理の画像ファイルがなければ、表示情報生成部23が、その時点で内蔵メモリ10gに記憶されている被写体ごとのカウントに基づき表示情報を生成し、デジタルカメラ10のディスプレイ10eに表示する(ステップ505)。
以上の動作を、図18(a)に示すような画像ファイルを例にとり具体的に説明する。
まず、画像ID「01」の画像ファイルについて、ステップ501〜503の処理が行われ、被写体ID「01」、「03」のカウントが「1」となる。次に、画像ID「02」の画像ファイルについて、ステップ501〜503の処理が行われ、被写体ID「02」、「04」、「05」のカウントが「1」となる。更に、画像ID「03」の画像ファイルについて、ステップ501〜503の処理が行われ、被写体ID「01」のカウントが「2」となる。以下、同様に、画像ID「04」〜「10」の画像ファイルについてもステップ501〜503の処理が行われ、図18(b)のような画像ファイル数の集計結果が得られる。
尚、表示情報生成部23は、図18(b)に示したものをそのまま表示情報としてもよいが、図18(b)に示したものにグラフ化する等の加工を施したものを表示情報としてもよい。
以上述べたように、本実施の形態では、被写体から発信される信号から被写体IDを取得し画像データの付帯情報に記録するようにした。これにより、被写体が座席に座っていなくとも、簡単な構成で、被写体により分類可能な構成の画像ファイルが生成できるようになった。
また、付帯情報に記録された被写体IDを取り込み、被写体IDごとの画像数を表示するようにした。これにより、全ての被写体の撮影枚数を均等にしながら撮影できるようになった。
本発明の実施の形態で生成される画像ファイルの構成を示した図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデジタルカメラのハードウェア構成、及び、同実施の形態で使用するシャッターリモコンの外観を示した図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの機能構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるデジタルカメラのハードウェア構成、同実施の形態におけるデジタルカメラの外観、及び、同実施の形態におけるシステムの全体構成を示した図である。 本発明の第2の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの機能構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの動作を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるシステムの全体構成を示した図である。 本発明の第3の実施の形態におけるサーバの機能構成を示したブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における動作を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態におけるサーバの動作を示したフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態におけるデジタルカメラのハードウェア構成を示した図である。 本発明の第4の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの機能構成を示したブロック図である。 本発明の第4の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの動作を示したフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの機能構成を示したブロック図である。 本発明の第5の実施の形態におけるデジタルカメラのコントローラの動作を示したフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態で用いる画像ファイルの一例、及び、同実施の形態で生成される表示情報の一例を示した図である。
符号の説明
10…デジタルカメラ、10a…コントローラ、10b…レンズ、10c…撮像素子、10d…A/D変換回路、10e…ディスプレイ、10f…操作キー、10g…内蔵メモリ、10h,10j…受信部、10i…送信部、11…画像データ取得部、12,64…被写体ID取得部、13…画像ファイル生成部、14…画像ファイル記憶部、15,62…機器ID取得部、16…機器距離取得部、17…被写体距離取得部、18…位置特定部、19…画像データ解析部、20…シャッターリモコン、21…画像ファイル読込み部、22…画像数特定部、23…表示情報生成部、30…機器、40…送受信機、50…受信機、60…サーバ、61…被写体位置特定部、63…機器位置特定部、65…被写体ID送信部

Claims (6)

  1. 撮像装置の被写体側の第1の位置に設けられた第1の受信部と、撮影時に当該第1の位置の右側になる当該撮像装置の被写体側の第2の位置に設けられた第2の受信部とを介して、複数の機器の機器IDを取得する機器ID取得部と、
    被写体を撮影して得られた画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記被写体を撮影する際に得られる当該被写体までの距離を取得する距離取得部と、
    前記複数の機器の各々について、前記機器IDを受信した際の電波強度と、前記第1の受信部までの前記機器IDの到達時間である第1の到達時間と、前記第2の受信部までの前記機器IDの到達時間である第2の到達時間とを取得する機器距離取得部と、
    前記機器ID取得部により取得された前記複数の機器の機器IDのうちの特定の機器の機器IDを、当該特定の機器について前記機器距離取得部により取得された前記電波強度が前記距離取得部により取得された距離に応じて決定される電波強度と略等しく、当該特定の機器について前記機器距離取得部により取得された前記第1の到達時間と前記第2の到達時間との差が第1の閾値以下である場合に、前記被写体を一意に識別する被写体IDとし、当該被写体IDを取得する被写体ID取得部と、
    前記特定の機器について前記機器距離取得部により取得された前記第1の到達時間と前記第2の到達時間との差を評価し、当該第1の到達時間から当該第2の到達時間を減じて得られた値が第2の閾値以上である場合は右側となり、当該第2の到達時間から当該第1の到達時間を減じて得られた値が第2の閾値以上である場合は左側となり、それ以外の場合は中央となるように、前記画像データ上の前記被写体に対応する画像の位置を特定する位置特定部と、
    前記画像データ取得部により取得された前記画像データと、前記被写体ID取得部により取得された前記被写体IDと、前記位置特定部により特定された位置を示す情報とを一体化して記憶する記憶部と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の機器に対し前記機器IDの送信要求を送信する送信部を更に備え、
    前記被写体ID取得部は、前記送信部により送信された前記送信要求に応答して前記複数の機器から発信される前記機器IDを前記被写体IDとし、当該被写体IDを取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮像装置の被写体側の第1の位置に設けられた第1の受信部と、撮影時に当該第1の位置の右側になる当該撮像装置の被写体側の第2の位置に設けられた第2の受信部とを介して、複数の機器の機器IDを取得するステップと、
    被写体を撮影して得られた画像データを取得するステップと、
    前記被写体を撮影する際に得られる当該被写体までの距離を取得するステップと、
    前記複数の機器の各々について、前記機器IDを受信した際の電波強度と、前記第1の受信部までの前記機器IDの到達時間である第1の到達時間と、前記第2の受信部までの前記機器IDの到達時間である第2の到達時間とを取得するステップと、
    前記複数の機器の機器IDのうちの特定の機器の機器IDを、当該特定の機器について取得された前記電波強度が前記被写体までの距離に応じて決定される電波強度と略等しく、当該特定の機器について取得された前記第1の到達時間と前記第2の到達時間との差が第1の閾値以下である場合に、前記被写体を一意に識別する被写体IDとし、当該被写体IDを取得するステップと、
    前記特定の機器について取得された前記第1の到達時間と前記第2の到達時間との差を評価し、当該第1の到達時間から当該第2の到達時間を減じて得られた値が第2の閾値以上である場合は右側となり、当該第2の到達時間から当該第1の到達時間を減じて得られた値が第2の閾値以上である場合は左側となり、それ以外の場合は中央となるように、前記画像データ上の前記被写体に対応する画像の位置を特定するステップと、
    前記画像データと、前記被写体IDと、特定された前記位置を示す情報とを一体化して記憶するステップと
    を含むことを特徴とする被写体ID付加方法。
  4. 前記複数の機器に対し前記機器IDの送信要求を送信するステップを更に含み、
    前記被写体IDを取得するステップでは、送信された前記送信要求に応答して前記複数の機器から発信される前記機器IDを前記被写体IDとし、当該被写体IDを取得することを特徴とする請求項3記載の被写体ID付加方法。
  5. コンピュータに、
    撮像装置の被写体側の第1の位置に設けられた第1の受信部と、撮影時に当該第1の位置の右側になる当該撮像装置の被写体側の第2の位置に設けられた第2の受信部とを介して、複数の機器の機器IDを取得する機能と、
    被写体を撮影して得られた画像データを取得する機能と、
    前記被写体を撮影する際に得られる当該被写体までの距離を取得する機能と、
    前記複数の機器の各々について、前記機器IDを受信した際の電波強度と、前記第1の受信部までの前記機器IDの到達時間である第1の到達時間と、前記第2の受信部までの前記機器IDの到達時間である第2の到達時間とを取得する機能と、
    前記複数の機器の機器IDのうちの特定の機器の機器IDを、当該特定の機器について取得された前記電波強度が前記被写体までの距離に応じて決定される電波強度と略等しく、当該特定の機器について取得された前記第1の到達時間と前記第2の到達時間との差が第1の閾値以下である場合に、前記被写体を一意に識別する被写体IDとし、当該被写体IDを取得する機能と、
    前記特定の機器について取得された前記第1の到達時間と前記第2の到達時間との差を評価し、当該第1の到達時間から当該第2の到達時間を減じて得られた値が第2の閾値以上である場合は右側となり、当該第2の到達時間から当該第1の到達時間を減じて得られた値が第2の閾値以上である場合は左側となり、それ以外の場合は中央となるように、前記画像データ上の前記被写体に対応する画像の位置を特定する機能と、
    前記画像データと、前記被写体IDと、特定された前記位置を示す情報とを一体化して記憶する機能と
    を実現させるためのプログラム。
  6. 前記複数の機器に対し前記機器IDの送信要求を送信する機能を前記コンピュータに更に実現させ、
    前記被写体IDを取得する機能では、送信された前記送信要求に応答して前記複数の機器から発信される前記機器IDを前記被写体IDとし、当該被写体IDを取得することを特徴とする請求項5記載のプログラム。
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