JP4764443B2

JP4764443B2 - インターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法

Info

Publication number: JP4764443B2
Application number: JP2008065697A
Authority: JP
Inventors: 和利恩地
Original assignee: 株式会社タイトー
Priority date: 2008-03-14
Filing date: 2008-03-14
Publication date: 2011-09-07
Anticipated expiration: 2020-03-13
Also published as: JP2008226251A

Description

本発明は、プリペードカード自動販売機およびインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法に関する。

従来のこの種のプリペードカード自動販売機およびインターネット端末装置では、入金額に応じた利用可能時間の情報がプリペードカードに記録されている。
特開平１１−３１６７２９号公報特開平０２−１７８７９３号公報特開平１１−２５９７６４号公報登録実用新案第３０３５０５４号公報特開２０００−０６７３１２号公報特表２００２−５０７８６８号公報

従来のプリペードカード自動販売機およびインターネット端末装置では、利用可能時間の情報がプリペードカードに記録されていて、その情報に従って課金されるため、インターネット端末装置をコマーシャル媒体として利用する場合にも、ユーザに有料でコンテンツを閲覧することを強いることになる点で改善余地があった。

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、インターネット端末装置をコマーシャル媒体として利用できるようにすることを目的とする。

b
この目的を達成するために、請求項１の発明によるインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法は、
プリペードカードに書込まれている特定企業のアドレスとクレジット情報を読み出して記憶するステップ（Ｓ４１〜Ｓ４３）と、
ＣＭを見るか否かの選択をユーザに求めるステップ（Ｓ４５）と、
クレジット情報の内容によりタイマー値をセットするステップ（Ｓ４９）と、
ＣＭを見るをユーザが選択した場合には、ＣＭ用アドレスのページをブラウザに入力してＣＭを流し、タイマー値に所定値を加算するステップ（Ｓ４６〜Ｓ４８）と、
所定時間毎にタイマー値を減算するステップ（Ｓ５１）と、
ユーザが指定した任意アドレスのコンテンツを表示するステップ（Ｓ５２）と、
タイマー値が所定値になったことを判断するステップ（Ｓ５３）とを具備し、
タイマー値が所定値になるまで、ユーザが指定した任意アドレスのコンテンツの表示を繰り返す（Ｓ５１〜Ｓ５３）ことを特徴とする。

請求項２の発明によるインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法は、請求項１において、
タイマー値が所定値になったときに、プリペードカードをイジェクトして、新規のプリペードカードの挿入を求めるステップ（Ｓ５４〜Ｓ５６）を具備することを特徴とする。

請求項３の発明によるインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法は、請求項２において、
新規のプリペードカードの挿入がないときに、所定の画像を表示するステップ（Ｓ５７〜Ｓ５８）を具備することを特徴とする。

本発明のプリペードカード自動販売機およびインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法によれば、企業ＣＭを見ることにより、プリペードカードに書込まれているクレジット情報、即ち既に支払った料金にプラスして、所定の時間だけ余計にユーザはコンテンツを閲覧することが可能となる。企業の立場で見れば、本発明によるプリペードカード自動販売機およびインターネット端末装置をコマーシャル媒体として利用することが可能となる。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

図１は、本発明によるプリペードカード自動販売機の一実施形態を示す正面図およびブロック結線図である。図２は、図１におけるクレジット制御部１ｅの動作を説明するフローチャートである。

ユーザがプリペードカードを購入する場合は、プリペードカード自動販売機１のコイン挿入口１ａにコインを挿入する（ステップＳ１）。クレジット制御部１ｅは、入金分の金額信号を発生して（ステップＳ２）、クレジット情報として記憶する（ステップＳ３）。

ステップＳ４では、年齢、性別、および興味あるジャンルを問い合せる画像を表示画面１ｂに表示して、ユーザからの選択入力を待つ（ステップＳ５）。選択入力は、選択ボタン１ｃ（図１（ａ））を操作することによって行われる。

ステップＳ４〜Ｓ５における動作は、年齢では、１０〜１５歳、１６〜１９歳、２０〜２５歳、２６〜２９歳、３０〜３５歳、３６〜３９歳、４０〜５０歳、６０〜７０歳の中からの選択入力を待つ。性別では、男性または女性からの選択入力を待つ。興味あるジャンルでは、政治、スポーツ、コンピュータ、モバイル、経済、新製品、自動車、音楽、洋楽、キャラクター、アニメ、映画、芸能界、アダルト、競馬、パチンコ、ゲーム、ドラマ、およびバラエティの中からの選択入力を待つ。ユーザからの選択入力は、ユーザー情報として記憶される（ステップＳ６）。

ステップＳ３およびステップＳ６で得られたクレジットデータとユーザ情報は、データリード／ライト部１ｇに伝送されて、プリペードカードに記録される（ステップＳ７）。記録が完了すると、プリペードカードがプリペードカード挿入口から排出される（ステップＳ８）。

図３は、本発明によるインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法の一実施形態を示す正面図およびブロック結線図である。図４〜図６は、図３におけるＰＣ部３ａの動作を説明するフローチャートである。

プリペードカード自動販売機１で発行されたプリペードカードは、プリペードカードリーダー２のプリペードカード挿入口２ａに挿入される。挿入されたプリペードカードは、データリード／ライト部２ｂで読み出されて、使用許可およびユーザ情報信号出力部２ｃからケーブル４ａを介して、インターネット端末装置３に伝送される。インターネット端末装置３では、使用許可およびユーザ情報信号入力部３ｄを介して、ＰＣ部３ａに使用許可およびユーザ情報信号を伝送する。ＰＣ部３ａは、図４〜図６にフローチャートで示すように動作する。

図４は、ユーザ情報信号からユーザに適切と思われるコンテンツを表示する際のＰＣ部３ａの動作を説明するフローチャートである。

ステップＳ１１〜ステップＳ１３で、ユーザ情報を読み出して記憶する。記憶したユーザ情報をコンテンツサーバ３ｆに転送する（ステップＳ１４）。コンテンツサーバ３ｆからは、プリペードカードを発行するときに選択（ステップＳ４〜Ｓ６）されたコンテンツのリンク集が転送される（ステップＳ１５）。このリンク集に基づいて、ユーザ専用のコンテンツリンク集を画像表示する（ステップＳ１６）。

コンテンツサーバ３ｆには、性別コンテンツ類、年齡別コンテンツ類、年齢制限コンテンツ類、およびジャンル別コンテンツ類が収録されている。従って、ユーザは、表示されたリンク集に従うことにより、各ユーザに最適なコンテンツを閲覧することが可能となる。

図５は、クレジット情報信号からタイマー３ｂを制御する際のＰＣ部３ａの動作を説明するフローチャートである。

ステップＳ２１〜ステップＳ２３で、クレジット情報を読み出して記憶する。記憶したクレジット情報の内容（例えば３０分）によりタイマー３ｂの値をセットする（ステップＳ２４）。ステップＳ２５ではタイマー３ｂをスタートしてインターネットブラウザを起動する。

続いて、１分ごとにタイマー３ｂの値をデクリメント（ステップＳ２６）すると共に、インターネットブラウザの表示を行う（ステップＳ２７）。ステップＳ２８では、タイマー３ｂの値がゼロになったか否かを判断する。ゼロになっていない場合は、ステップＳ２６に戻って上述した動作を繰り返す。

ゼロになった場合はプリペードカードをイジェクト（ステップＳ３０）すると共に、「引き続き行う場合は、新規プリペードカードを入れて下さい」と表示する（ステップＳ２９）。ステップＳ３１では、新規プリペードカードの挿入があったか否かを判断する。新規プリペードカードの挿入があった場合は、ステップＳ２６に戻って上述した動作を繰り返す。新規プリペードカードの挿入がなかった場合は、画像をスクリーンセーバ（ステップＳ３２）にすると共に、「インターネットを行う場合は、新規プリペードカードを入れてください」と表示する（ステップＳ３３）。

このように、プリペードカードに書込まれているクレジット情報に従って、即ち、既に支払った料金に従って、所定の時間だけユーザはコンテンツを閲覧することが可能となる。

図６は、コンテンツを表示する際のＰＣ部３ａの動作を説明するフローチャートである。この実施形態では、図１で説明したプリペードカード自動販売機１を利用しないで、特定企業がコマーシャルのために配付したプリペードカードを利用する場合を説明している。このプリペードカードには、特定企業のアドレスとクレジット情報信号が予め記録されている。

ステップＳ４１〜ステップＳ４３で、特定企業のアドレスとクレジット情報を読み出して記憶する。ステップＳ４４では、「ＸＸＸの企業ＣＭを見ますか？ご覧になった場合、ＸＸ分間インターネットの使用は無料です」と表示する。

ユーザが「ＣＭを見る」を選択しなかった場合には、ステップＳ４９でクレジットの内容によりタイマー３ｂの値をセットして、ステップＳ５０に移行する。ユーザが「ＣＭを見る」を選択した場合には、ステップＳ４６でＣＭ用アドレスのページをブラウザに入力する。ステップＳ４７で「企業ＣＭ」を流す。ステップＳ４８で、タイマー３ｂの値に１０分を加算して、ステップＳ５０に移行する。

ステップＳ５０では、タイマー３ｂをスタートしてインターネットブラウザを起動する。続いて、１分ごとにタイマー３ｂの値をデクリメント（ステップＳ５１）すると共に、インターネットブラウザの表示を行う（ステップＳ５２）。ステップＳ５３では、タイマー３ｂの値がゼロになったか否かを判断する。ゼロになっていない場合は、ステップＳ５１に戻って上述した動作を繰り返す。

ゼロになった場合はプリペードカードをイジェクト（ステップＳ５４）すると共に、「引き続き行う場合は、新規プリペードカードを入れて下さい」と表示する（ステップＳ５５）。ステップＳ５６では、新規プリペードカードの挿入があったか否かを判断する。新規プリペードカードの挿入があった場合は、ステップＳ５１に戻って上述した動作を繰り返す。新規プリペードカードの挿入がなかった場合は、画像をスクリーンセーバ（ステップＳ５７）にすると共に、「インターネットを行う場合は、新規プリペードカードを入れてください」と表示する（ステップＳ５８）。

このように、企業ＣＭを見ることにより、プリペードカードに書込まれているクレジット情報、即ち既に支払った料金にプラスして、所定の時間だけ余計にユーザはコンテンツを閲覧することが可能となる。企業の立場で見れば、本発明によるプリペードカード自動販売機およびインターネット端末装置をコマーシャル媒体として利用することが可能となる。

本発明によるプリペードカード自動販売機の一実施形態を示す正面図およびブロック結線図である。本発明によるプリペードカード自動販売機の一実施形態を示すフローチャートである。本発明によるインターネット端末装置の一実施形態を示す正面図およびブロック結線図である。本発明によるインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法の一実施形態を示すフローチャートである。本発明によるインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法の一実施形態を示すフローチャートである。本発明によるインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法の一実施形態を示すブロック結線図である。

符号の説明

１プリペードカード自動販売機
１ａコイン挿入口
１ｂ表示画面
１ｃ選択ボタン
１ｅクレジット制御部
１ｇデータリード／ライト部
２プリペードカードリーダー
２ａプリペードカード挿入口
２ｂデータリード／ライト部
２ｃユーザ情報信号出力部
３インターネット端末装置
３ａＰＣ部
３ｂタイマー
３ｄユーザ情報信号入力部
３ｆコンテンツサーバ
４ａケーブル

Claims

プリペードカードに書込まれている特定企業のアドレスとクレジット情報を読み出して記憶するステップ（Ｓ４１〜Ｓ４３）と、
ＣＭを見るか否かの選択をユーザに求めるステップ（Ｓ４５）と、
前記クレジット情報の内容によりタイマー値をセットするステップ（Ｓ４９）と、
ＣＭを見るをユーザが選択した場合には、ＣＭ用アドレスのページをブラウザに入力してＣＭを流し、前記タイマー値に所定値を加算するステップ（Ｓ４６〜Ｓ４８）と、
所定時間毎に前記タイマー値を減算するステップ（Ｓ５１）と、
ユーザが指定した任意アドレスのコンテンツを表示するステップ（Ｓ５２）と、
前記タイマー値が所定値になったことを判断するステップ（Ｓ５３）とを具備し、
前記タイマー値が所定値になるまで、ユーザが指定した任意アドレスのコンテンツの表示を繰り返す（Ｓ５１〜Ｓ５３）ことを特徴とするインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法。
前記タイマー値が所定値になったときに、前記プリペードカードをイジェクトして、新規のプリペードカードの挿入を求めるステップ（Ｓ５４〜Ｓ５６）を具備することを特徴とする請求項１に記載のインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法。
新規のプリペードカードの挿入がないときに、所定の画像を表示するステップ（Ｓ５７〜Ｓ５８）を具備することを特徴とする請求項２に記載のインターネット端末装置におけるプリペードカード処理方法。