JP4764340B2 - 逆向きに取り付けられたマイクロ・スピーカ組立体とこれを含む移動体端末 - Google Patents

逆向きに取り付けられたマイクロ・スピーカ組立体とこれを含む移動体端末 Download PDF

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Description

本発明は移動体端末内などにおける個人用のスピーカ組立体に関するもので、より詳しくは、同調マイクロ・スピーカ組立体に関するものである。
セルラ無線電話などの個人用電子装置のメーカや設計者は、装置の形の魅力を保ちながら装置の全体の寸法を小さくしようと努めることが多い。スピーカを含むかかる装置のサイズを小さくしたときに生じる1つの結果は、スピーカを取り付けるスペースが小さくなることである。またかかる個人的電子装置では、種々のオーディオ信号を生成する機能(ブザー、音声信号生成、および/または音楽やその他の高周波帯域信号の再生やプレイバックなど)が望まれる。
個人用電子装置内でオーディオ信号を生成する機能をサポートするハードウエアに利用できるスペースが減少すると、複数の音を出す出力装置をサポートすることがますます困難になり、またかかる装置毎に利用できるスペースがますます小さくなるであろう。また、かかる個人用電子装置内の機能性が高まると、小さくなった利用可能なスペースの中から更に多くを装置の他の機能性のために用いる必要があるかも知れない。またオーディオ出力装置のサイズが小さくなると、ブザー警報信号などの信号を望ましい大きさの音のレベルにすることがますます困難になる。更に、オーディオ出力装置の機能を個人用電子装置の外面に取り付ける程度に従って、これらの機能が製品の外観に与える影響と、かかる外から見える機能を装置の種々の場所に置ける柔軟性とが重要になるであろう。
個人用電子装置内に置かれるマイクロ・スピーカは、一般にその前面すなわち前側は装置の外側にポートされ(すなわち、音響的に接続され)、その後側はバック・チューニング・ボリュームにポートされる。そのため、装置内のマイクロ・スピーカの置き方は限られる。例えば、個人用電子装置のプリント回路板の裏側に置くことはできない。またバック・チューニング・ボリュームをシールすることが困難なので、低音出力が弱くなり歪が大きくなる。また、高いボリューム信号が高い音響レベルをユーザの耳の直ぐ近くでポートするとユーザは不満であろう。
オーディオの性能としては、300ヘルツ(Hz)から3400Hzの音声周波数帯域内で比較的一様の周波数特性を有するスピーカを用いるのが普通である。音楽またはその他の複雑な信号が装置から与えられる場合は、少なくとも約8000Hzまでの帯域幅の周波数範囲を持つスピーカが用いられる。また、種々の個人用電子装置では更に高い警報信号が与えられることがある。
本発明の実施の形態は、マイクロ・スピーカ組立体と、マイクロ・スピーカ組立体を含む移動体端末を提供する。マイクロ・スピーカ組立体はハウジング内に置かれたマイクロ・スピーカを含む。低周波バック・チューニング・ボリュームはマイクロ・スピーカの前面に近接し、高周波フォワード・チューニング・ボリュームはマイクロ・スピーカの後面に近接する。フォワード・チューニング・ボリュームからハウジング内の開口に通路が延びる。バック・チューニング・ボリュームは閉じてよい。
本発明の別の実施の形態では、移動体端末はバック・チューニング・ボリュームとプリント回路板との壁を区画するハウジング内に置かれたアンテナ板を含む。アンテナ板はプリント回路板と電気的に結合し、プリント回路板から或る選択された距離に置かれて望ましい周波数応答を与えてよい。バック・チューニング・ボリュームはプリント回路板とアンテナ板との間に置かれてよい。マイクロ・スピーカはプリント回路板と電気的に結合し、プリント回路板とアンテナ板との間に置かれてよい。或る実施の形態のアンテナ板は、バック・チューニング・ボリュームから延びて大気圧の変化に対してバック・チューニング・ボリュームを補償するよう形成される通路を含む。
本発明の別の実施の形態では、アンテナ板はプリント回路板に実質的に平行であり、また移動体端末は、プリント回路板とアンテナ板との間に置かれてバック・チューニング・ボリュームの側壁と前壁とを区画する取付け部材を含む。アンテナ板はバック・チューニング・ボリュームの後壁を区画する。アンテナ板と取付け部材との間にシールを設けて、バック・チューニング・ボリュームを閉じてよい。シールは粘着テープなどの接着材でよい。アンテナ板はプリント回路板の後側に近接して置いてよく、キーパッドおよび/またはディスプレイはプリント回路板の前側に置いてよい。マイクロ・スピーカの後面はプリント回路板の後側と電気的に結合してよい。マイクロ・スピーカとプリント回路板の後側とを電気的に結合するためにプリント回路板の後側にスプリング・コネクタを設けてよい。
本発明の別の実施の形態では、開口はハウジングの或る側面にある。ハウジングの前面に開口を有する移動体端末はプリント回路板の前側に結合する受信機スピーカを含んでよい。バック・チューニング・ボリュームは、約300ヘルツ(Hz)から約900Hzまでの低音周波数範囲内で望ましい振幅応答を与えるよう選択されたボリュームを有してよい。
本発明の別の実施の形態では、移動体端末はハウジング内に収められたグロメットを含む。マイクロ・スピーカはグロメット内に置かれ、グロメットはマイクロ・スピーカの前面と後面との間をシールするよう形成される。グロメットはマイクロ・スピーカの後面に近接する第1のフォワード・チューニング・ボリュームを区画してよい。またグロメットは通路と、開口に近接する第2のフォワード・チューニング・ボリュームとを区画してよい。第2のフォワード・チューニング・ボリュームは開口を過ぎてハウジングの側面に沿って延びてよい。グロメットは開口の側面の間にある補強壁を含んでもよい。
本発明の別の実施の形態では、第2のフォワード・チューニング・ボリュームは通路と流体通信を行い、第1のフォワード・チューニング・ボリュームとハウジング内の開口との間に置かれる。第2のフォワード・チューニング・ボリュームと第1のフォワード・チューニング・ボリュームと通路とは、マイクロ・スピーカの周波数応答を調整する二重共振器を区画する。マイクロ・スピーカの周波数応答は、音声周波数範囲内の振幅応答と、警報周波数での、音声周波数範囲内の応答より大きな高振幅応答とを与えるよう調整してよい。音声周波数範囲の最小振幅応答は少なくとも約−20デシベル(dB)でよく、警報周波数は約3000Hzと約4000Hzとの間でよい。音声周波数範囲の最小振幅応答は少なくとも約−10デシベル(dB)でよい。
本発明の別の実施の形態では、マイクロ・スピーカの周波数応答は音声周波数範囲より上の拡張周波数範囲内の振幅応答を与えるよう調整する。拡張周波数範囲内の振幅応答は少なくとも約−20デシベル(dB)でよく、拡張周波数範囲は少なくとも約8000ヘルツ(Hz)まででよい。警報周波数は約3000ヘルツ(Hz)より高い二重共振器の第1の共振周波数でよく、第1の共振周波数より高い二重共振器の第2の共振周波数は、音声周波数範囲より上の拡張周波数範囲を与えるよう選択してよい。第2の共振周波数は約6000ヘルツ(Hz)と約8000ヘルツ(Hz)との間でよい。
本発明の別の実施の形態では、開口は約10平方ミリメートル(mm)より小さな面積を有する。マイクロ・スピーカは約10ミリメートル(mm)と約20mmとの間の直径を有してよい。マイクロ・スピーカは少なくとも約8000ヘルツ(Hz)の帯域幅を有してよい。別の実施の形態のマイクロ・スピーカは少なくとも約10000ヘルツ(Hz)の帯域幅を有する。マイクロ・スピーカの周波数応答は、約−20デシベル(dB)、約8000ヘルツ(Hz)までの最小振幅応答と、約3000ヘルツ(Hz)と約4000Hzとの間の警報周波数での、最小振幅応答より大きな高振幅応答とを与えるよう調整してよい。
本発明の他の実施の形態では、移動体端末は無線通信網から音声信号を受信する受信機と、音声信号を復号してマイクロ・スピーカにこの復号された信号を与えるコントローラとを含む。
本発明について、本発明の例示的な実施の形態を示す添付の図面を参照して以下に更に詳細に説明する。図では、領域の相対的サイズや機能は分かりやすくするために誇張されている。しかし本発明は多くの異なる形式で実現してよく、ここに述べる実施の形態に限定されると考えてはならない。これらの実施の形態は、この開示を十分かつ完全なものにして本発明の範囲を当業者に完全に伝えるために与えられものである。
以下に本発明について、本発明の実施の形態に係る方法と移動体端末またはマイクロ・スピーカ組立体のブロック図を参照して説明する。本発明の実施の形態について、図1の移動体端末の略ブロック図を参照して以下に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る、無線通信網の移動体端末22と基地局トランシーバ24とを含む例示的な無線電話通信システムを示す。移動体端末22は携帯用ハウジング23を含み、コントローラ/プロセッサ42と通信する、キーボード/キーパッド26、ディスプレイ28、マイクロ・スピーカ組立体32、マイクロホン34、トランシーバ36、メモリ38を含んでよい。
トランシーバ36は一般に送信機回路44と受信機回路46とを備え、それぞれはアンテナ48を介して、出力する無線周波数信号を基地局トランシーバ24に送信し、また音声信号などの入来する無線周波数信号を基地局トランシーバ24から受信する。移動体端末22と基地局トランシーバ24との間で送信される無線周波数信号はトラッフィック信号と制御信号(例えば、入来する呼のページング信号/メッセージ)の両方を含んでよく、これを用いて別の局または宛先との通信を確立しまた保持する。コントローラ/プロセッサ42は、受信機回路42から受信した音声信号を復号しまた復号された音声信号をマイクロ・スピーカ組立体32に与えることを含む、移動体端末22の種々の機能をサポートしてよい。図1に示すように、警報および/またはユーザ・フィードバックのために、電子楽器ディジタル・インターフェース(MIDI)信号をMIDIシンセサイザ35からマイクロ・スピーカ32に与えてよい。または、他の形式のシンセサイザを備えてよい。
マイクロ・スピーカ組立体32を除く移動体端末22の上記の構成要素は多くの従来の移動体端末内に含まれるものでよく、その機能性は一般に当業者に周知である。更に理解すべきであるが、ここで用いる「移動体端末」という用語は次のものを含んでよい。すなわち、マルチライン・ディスプレイを含むまたは含まないセルラ無線電話や、パーソナル移動通信システム(PCS)端末(セルラ無線電話とデータ処理やファクシミリやデータ通信機能とを組み合わせてよい)や、パーソナル・データ・アシスタント(PDA)(無線電話、ページャ、インターネット/イントラネット・アクセス、ウエブ・ブラウザ、オーガナイザ、カレンダおよび/または全地球測位システム(GPS)受信機を含んでよい)や、従来のラップトップおよび/またはパームトップ携帯用コンピュータ(無線電話トランシーバまたは空間制限されたハウジング構成内のマイクロ・スピーカを用いる他の携帯用装置を含んでよい)などである。
本発明の或る実施の形態では、基地局トランシーバ24は、セルラ網内に個々のセルを定義して無線リンク・プロトコルを用いてセル内の移動体端末22や他の移動体端末と通信する無線トランシーバを備える。1つの基地局トランシーバ24だけを図示しているが、理解されるように、例えば移動体交換局やその他の装置を通して多くの基地局トランシーバを接続して無線通信網を定義してよい。
本発明は移動体端末22などの通信装置またはシステムで実現してよいが、本発明はかかる装置および/またはシステムに制限されない。本発明は同調マイクロ・スピーカを用いる任意の機器で実現してよい。
本発明の実施の形態に係る同調マイクロ・スピーカ組立体について、図2に示す略ブロック図を参照して以下に更に説明する。図2の実施の形態に示すように、マイクロ・スピーカ組立体132はハウジング150内に収められたマイクロ・スピーカ155を含む。図2はハウジング150の一部だけを示す。ハウジング150はマイクロ・スピーカ組立体に直接関係のない他の構成要素を含んでよい。マイクロ・スピーカ155は前面157と、前面157と向かい合う位置にある後面159とを含む。後面159はマイクロ・スピーカ155のコイル/磁石161に面する側にある。ごみを濾過する布フィルタ187が後面159上に置かれる。マイクロ・スピーカ155の後面159に近接して第1の高周波フォワード・チューニング・ボリューム160がある。第1のフォワード・チューニング・ボリューム160からハウジング150内の開口170に通路165が延びる。
図2に更に示すように、マイクロ・スピーカ組立体は、マイクロ・スピーカ155の前面157に近接する位置にある低周波バック・チューニング・ボリューム180を含む。バック・チューニング・ボリューム180は音響的に閉じてよい。各チューニング・ボリューム160および180の相対的ボリュームは単なる例であって本発明を制限するものではない。本発明の種々の実施の形態において、バック・チューニング・ボリューム180はフォワード・チューニング・ボリューム160より少なくとも一回り大きい。
マイクロ・スピーカ組立体132は図1に示す移動体端末22内のマイクロ・スピーカ組立体32として用いてよい。この場合は、移動体端末22の携帯用ハウジング23はマイクロ・スピーカ組立体132のハウジング150の役目をしてよい。更に理解されるように、図2はマイクロ・スピーカ組立体132の側面の開口170を示すが、本発明はかかるポーティングに限定されるものではなく、ピークの音が移動体端末22の受話口の位置で高音レベルになるのを防いでマイクロ・スピーカ155の周波数応答に許容できない影響を与えないようにするために、移動体端末22の頂部または他の位置にポートしてもよい。理解されるように、別の実施の形態ではマイクロ・スピーカ155は図2に示す構成だけでなく、マイクロ・スピーカ組立体132のオーディオ性能を余り低下させないようにして移動体端末22の他のハードウエアを通してまたはこれに組み込んでポートしてよい。
図2の実施の形態に示すように、マイクロ・スピーカ155はプリント回路板182に電気的に結合する。図2の実施の形態に示すように、電気接続はスプリング・コネクタ/接点189により形成される。
図2に示す実施の形態では、マイクロ・スピーカ155はグロメット184内に置かれる。グロメット184はマイクロ・スピーカ155の前面157と後面159との間をシールするよう形成される。またグロメットは後面159と通路165とに近接してフォワード・チューニング・ボリューム160を区画する。
本発明の種々の実施の形態では、マイクロ・スピーカ155は約10ミリメートル(mm)と約20mmとの間の直径を有する。別の実施の形態では、開口170は約10平方ミリメートル(mm)より小さな面積を有してよい。かかる小さなポート・サイズはマイクロ・スピーカの一般的な既存のポーティング方式の約半分以下のサイズであろう。マイクロ・スピーカ組立体132を収める移動体端末122または他の装置の外観からの干渉または減損を減らすには、かかる小さなポーティング・サイズ開口を開口170に用いるのが望ましい。
図3は、図2に示す同調マイクロ・スピーカ組立体の機械的から音響的への類似モデルを示す略図である。図3に示す実施の形態は、2つの高周波フォワード・チューニング・ボリュームを用いてマイクロ・スピーカ155の周波数応答を調整する二重共振器を定義する。図3では、チューニング・ボリュームのボリュームを表すのに、第1のフォワード・チューニング・ボリューム160はコンプライアンスFVを、第2のフォワード・チューニング・ボリューム175はTVを、バック・チューニング・ボリューム180はBVを用いる。また、通路165は、第1のフォワード・チューニング・ボリューム160から第2のフォワード・チューニング・ボリューム175まで延びる第1の部分165’と、第2のフォワード・チューニング・ボリューム175からハウジング150内の開口170まで延びる第2の部分165”とを含む。スピーカ155からの信号は開口170から空中に放射され、ユーザまたはマイクロホンまたは他の聴取装置でこれを受信する。図3に示すように、各通路部分165’、165”は長さ(l)と直径(d)により特徴付けられる。
図3は周波数発生器185も示す。周波数発生器185またはその他の信号源は、マイクロ・スピーカ155への信号を駆動する電圧(および/または電流)を与える。
図3に見られるように、2つのフォワード・チューニング・ボリューム160,175と通路165’、165”とを有することによりマイクロ・スピーカ組立体132の二重共振器が形成される。後で説明するように、或る実施の形態はこれを用いて優れた警報性能を与え、またマイクロ・スピーカ組立体132の周波数応答を音声周波数範囲より上に拡張する。
図4−図6は、本発明の種々の実施の形態に係る同調マイクロ・スピーカ組立体の周波数応答を示す片対数グラフである。詳しく述べると、図4と図5とは第2のフォワード・チューニング・ボリューム175のサイズを増減したときのマイクロ・スピーカ155の周波数応答への影響を示す。図4は、図3に示すマイクロ・スピーカ組立体132の数学モデルに基づくマイクロ・スピーカ155の予測応答を示す。図4に示す第1の共振周波数より高い拡張周波数範囲内の矢印は、第2のフォワード・チューニング・ボリューム175のボリュームを大きくしたときの拡張周波数範囲内の曲線の傾向を示す。第2のフォワード・チューニング・ボリューム175のボリュームを大きくすると約4000ヘルツ(Hz)より高い拡張周波数範囲内の振幅は大きくなるが、第2の(または更に高い)周波数共振点の振幅は小さくなる。詳しく述べると、周波数発生器185がマイクロ・スピーカ155に1Vrms入力を与えて周波数帯域全体を掃引したとき、図4のグラフに示す振幅出力はマイクロ・スピーカ組立体132の開口170から1センチメートル(cm)でデシベルで測定した音圧レベル二乗平均(20マイクロパスカルに対する)(dBSPLrms)のレベルに対応する。図4に示す結果を生成するのに用いられるマイクロ・スピーカは8オームの、直径15ミリメートルのマイクロ・スピーカである。
図5は、本発明の種々の実施の形態に係るマイクロ・スピーカ同調の効果を示すのに用いられる、図3に示す機械モデルに係るマイクロ・スピーカ組立体132からの測定値のテスト・データを示す片対数グラフである。図5に示す実施の形態では、バック・チューニング・ボリューム180は2.5立方センチメートル、第1のフォワード・チューニング・ボリューム160は0.18立方センチメートル、第2のフォワード・チューニング・ボリューム175は0.15立方センチメートルである。開口170は2.65ミリメートル平方(または同じことであるが、通路が管のときに実質的に同じ開口面積を与える直径3ミリメートル)である。図5に示す結果では、第2のフォワード・チューニング・ボリューム175はハウジング150を区画する壁152に近接して置かれ、第2の通路部分165”は一般的なプラスチックの移動体端末の壁の厚さに対応する1.5ミリメートルの長さを有する。第1の通路部分165’は3.5ミリメートルの長さを有する。図5の種々の曲線は、第2のフォワード・チューニング・ボリューム175の異なるボリューム(0.3立方センチメートルまで)の性能も示す。詳しく述べると、図に示す種々の応答曲線は次の第2のフォワード・チューニング・ボリュームに対応する。すなわち、100立方ミリメートル(mm)(500)、150mm(505)、50mm(510)、0mm(515)、200mm(520)、250mm(525)、300mm(530)である。
図4に示すように、第2のフォワード・ボリューム(前面のチューニング・ボリューム)を大きくすることにより、約6000Hzと約8000Hzとの間から始まる第2の共振により比較的急勾配の低域フィルタ応答が与えられる。これは約8000Hzから人に聴える一般的な限界である約20kHzまでの信号出力を大幅に減衰させる。約8000Hzまでの周波数帯域幅だけをサポートすることが望ましいmidiシンセサイザでは、この音響低域フィルタを用いてマイクロ・スピーカへの信号経路内の雑音(ディジタル・アナログ変換器雑音など)を除去することができる。図5の曲線525は、本発明の実施の形態により得られる低域フィルタの傾斜の例を示す。この場合、10000Hzの出力では1000Hzの出力に比べて約30dBも減少する。
本発明の実施の形態に係るマイクロ・スピーカ組立体の或る選択された設計の性能を図6の片対数グラフに示す。図6に示すように、二重共振器の第2の共振周波数は6000ヘルツ(Hz)と7000ヘルツとの間である。第1の共振は4000ヘルツまたは直ぐ下の警報周波数で落ちる。第2の共振による振幅の増加のために、約300ヘルツから約3400ヘルツまでの範囲の音声周波数範囲に比べてマイクロ・スピーカ組立体の帯域幅は実質的に2倍近くになり、システムの帯域幅は約10,000ヘルツになる。かかる拡張周波数応答は、例えば多音の呼出し音やメロディ(MIDIシンセサイザまたはMP3ファイル・プレイバックなど)をサポートしてよい。第1の共振を約4000ヘルツに置くように選択したのは、約3000ヘルツから約4000ヘルツまでの(そして警報音周波数の高調波では最大約8000ヘルツまでもの)高い振幅警報性能を与えるためである。図3−図5に比べると図6に示す振幅のスケールは変更されているが、図6に示すように、マイクロ・スピーカに1Vrms入力を与えると共振で115dBSPLrmsになり、これは携帯用装置の代表的な高品質ブザーと同等の性能である。
システムが図6に示す性能を持つと、第1の共振が3000ヘルツではなく約4000ヘルツの、例えば移動体端末のスピーカ・ホン・モードの音声信号を処理するとき、移動体端末のコーダ/デコーダ(コーデック)で一般に見られるような低域フィルタの効果により(図6の曲線600で示す)共振周波数の下で減衰を開始する。この効果を用いて曲線を形成する。更に滑らかな曲線が望ましい場合は、図6の曲線605で示すような有限インパルス応答(FIR)フィルタを用いてマイクロ・スピーカ組立体の周波数応答を微調整してよい。また注意すべきであるが、図6は図4に示すような第2のフォワード・チューニング・ボリューム175のチューニング・ボリュームの実際の変化を示していないが、かかるチューニング・ボリュームから第1の共振が受ける影響は小さいと予想される。したがって、例えば第1のフォワード・チューニング・ボリューム160のボリュームを大きくして第1の共振周波数を下げることにより、容易に第1の共振を更に低い周波数に移すことができる。
上の本発明の説明に示すように、本発明の種々の実施の形態に係るマイクロ・スピーカは高い警報呼出しレベルをサポートすると共に、音声周波数範囲内のスピーカ・ホン・モードの十分なレベルの周波数応答を保持し、また多音メロディー(MIDI、MP3など)の周波数応答帯域幅を拡張することができる。マイクロ・スピーカ組立体のハウジングに大きな開口サイズを用いる必要なしにかかる周波数応答が与えられるし、また受話口ではなく移動体端末の頂部または側面にスピーカをポートすることにより移動体端末設計におけるピーク音の問題に対処することができる。また種々の実施の形態において、マイクロ・スピーカのポーティングは主アンテナまたは移動体端末の他の機能(移動体端末のプリント回路板(PCB)など)を通して与えられる。
図4−図6の周波数応答曲線で示すように、本発明の種々の実施の形態では、マイクロ・スピーカ155は、音声周波数範囲の振幅応答と、警報周波数での、音声周波数範囲内の応答より大きな高振幅応答を与えるよう調整される。約1センチメートル(cm)で測定したときに、音声周波数範囲内の振幅応答は少なくとも約−20デシベル(dB)でよく、または別の実施の形態では少なくとも約−10dBでよい。図6で警報周波数を約4000ヘルツの第1の共振で示したが、警報周波数は約3000ヘルツと約4000ヘルツとの間でよい。二重共振器を用いることにより、振幅応答も、音声周波数より上の拡張周波数範囲内では例えば少なくとも約8000ヘルツまで、または図6に示すように少なくとも約10,000ヘルツまで与えられる。拡張周波数範囲内の最小振幅応答は、音声周波数範囲内の場合と同様に約−20dBでよい。
第2の共振周波数は約6000ヘルツと約8000ヘルツとの間でよい。したがって、種々の実施の形態ではマイクロ・スピーカに少なくとも約8000ヘルツの帯域幅を、また別の実施の形態では少なくとも約10,000ヘルツの帯域幅を与えてよい。本発明のマイクロ・スピーカ組立体が用いる二重共振器はマイクロ・スピーカの周波数応答を音声周波数範囲より上に拡張して高音警報周波数信号を与えてよい。本発明の或る実施の形態では、バック・チューニング・ボリュームは約300ヘルツ(Hz)から約900Hzの低音周波数範囲内で望ましい振幅応答を与えるよう選択されたボリュームを有する。バック・チューニング・ボリュームのサイズは、バック・ボリュームを加えることにより一般に低周波応答を改善できる程度の大きさでよい。本発明の特定の実施の形態では、バック・ボリュームの最小設計要求は2立方センチメートルである。
本発明の別の実施の形態について図7−図10を参照して以下に説明する。図7は、本発明の種々の実施の形態に係る、マイクロ・スピーカ組立体を含む移動体端末700の組立分解斜視図である。図7に示すように、移動体端末700は、取付け部材730と合致して移動体端末700の携帯用ハウジングを区画する前カバー705と後カバー710とを含む。プリント回路板715、マイクロ・スピーカ720、グロメット725、アンテナ板735がハウジング内に収められる。
プリント回路板715は、プリント回路板715の前側にディスプレイ737やキーボードまたはキーパッド739などのユーザ入出力装置を含む。図7の実施の形態に示すように、例えば、移動体端末700と他の通信装置との間の音声対話中にオーディオ信号を出力するのに用いられる受信機スピーカ741もプリント回路板715に電気的に結合する。前カバー705内の開口742は受信機スピーカ741に近接して置かれて、移動体端末700のユーザの受話口を形成する。
図10に示すように、プリント回路板715はプリント回路板715の後側に関連する種々の構成要素を含む。無線通信網から音声信号を受信する受信機785は図のようにプリント回路板715の後側に取り付けられる。コントローラ787は音声信号を復号して、復号された音声信号をマイクロ・スピーカ720および/または受信機スピーカ741に与える。プリント回路板715のシステム・コネクタ789が移動体端末700のハウジングを通して延びているので、例えばシステム・コネクタ789に結合する補助構成要素はこれによりプリント回路板715上の回路にアクセスすることができる。また、プリント回路板715の後側のスプリング・コネクタまたは接点791はマイクロ・スピーカ720をプリント回路板715の後側に電気的に結合する。
図7に戻って、グロメット725はマイクロ・スピーカ720を受けて、マイクロ・スピーカ720の前面777と後面721との間をシールするよう形成される。図7に見える後面721はプリント回路板715の後側に向いている。
図7に示す実施の形態では、グロメット725は更に、マイクロ・スピーカ720の後面に近接する第1のフォワード・チューニング・ボリューム745と、第1のフォワード・チューニング・ボリューム745をグロメット内の開口753に音響的に結合する通路749とを区画する。開口753は取付け部材730内の開口757と揃う。
本発明の例示の二重共振の実施の形態では、グロメット725は更に、開口753に近接して取付け部材730の側面に沿って延びる第2のフォワード・チューニング・ボリューム747を区画する。補強壁753がグロメット725内の開口751の側面の間に置かれ、開口751の中間点を近似する。第2のフォワード・チューニング・ボリューム747は通路749と流体伝達し、第1のフォワード・チューニング・ボリューム745と開口753との間に置かれる。第2のフォワード・チューニング・ボリューム747と第1のフォワード・チューニング・ボリューム745と通路749とは、マイクロ・スピーカ720の周波数応答を調整する二重共振器を定義する。図3−6を参照して上に説明したように、マイクロ・スピーカ720の周波数応答は、音声周波数範囲内の振幅応答と、警報周波数での、音声周波数範囲内の応答より大きな高振幅応答を与えるよう調整してよい。更に、例えば音声周波数範囲より上の拡張周波数範囲内の振幅応答を与えるよう調整して楽音をサポートしてよい。
また図7の実施の形態に示すように、プリント回路板715に電気的に結合するアンテナ板735はプリント回路板715から或る選択された距離に置かれ、移動体端末700を組み立てるとアンテナ板735の望ましい周波数応答を与える。マイクロ・スピーカ720はプリント回路板715とアンテナ板735との間に置かれる。アンテナ板735は粘着テープ765などの接着材を含み、図9を参照して後で説明するようにアンテナ板735と取付け部材730の壁との間をシールして、音響的に閉じた高周波バック・チューニング・ボリュームを区画する。しかし、他のシール手段を本発明の種々の実施の形態に用いてよい。
アンテナ板735はプリント回路板715に実質的に平行でよい。図7の実施の形態に示すように、アンテナ板735はバック・チューニング・ボリュームから外部の大気に延びる通路767を更に含み、例えば移動体端末700を高地に運んだときに大気圧の変動に対してバック・チューニング・ボリュームを補償するよう形成される。
図9は、取付け部材730の後側の種々の機能を更に示す。図9に示すように、取付け部材730はアンテナ板735と共にバック・チューニング・ボリューム775を区画する。図9に示すように、マイクロ・スピーカ720の前面777がバック・チューニング・ボリューム775内に見える。なぜなら、図9にはアンテナ板735が示されていないからである。マイクロ・スピーカ720を取付け部材730内に保持するのを助ける保持フラップ779が示されている。保持フラップ779はグロメット725の一部でもよいし、または取付け部材730の1つの機能でもよい。
取付け部材730はGEプラスチックスから販売されているCycoly(R)などの絶縁材料でよい。グロメット725も絶縁材料でもシリコン・ゴムなどの更に弾性の材料でもよく、グロメット725内でマイクロ・スピーカ720をシールして結合するのを助けまた取付け部材730内の一致するソケット(図7)内にグロメット725を収めるのを助ける。また、図では受信機785やコントローラ787などの種々の電気回路がプリント回路板715の特定の面に取り付けられているが、理解されるように、本発明の種々の実施の形態ではかかる電気回路はプリント回路板715の異なる側面に置いてよい。
上の説明から明らかなように、本発明の実施の形態はマイクロ・スピーカを機械的および音響的に逆向きに置き、マイクロ・スピーカの前面は、低音(低周波)性能を改善するために一般に設けられる音響的に閉じたボリュームであるバック・ボリュームに接続し、マイクロ・スピーカの背(後)面は自由な大気にポートするフォワード・チューニング・ボリュームに結合する。このような向きにすることによりマイクロ・スピーカと、マイクロ・スピーカ組立体に結合するプリント回路板上の接点(スプリング接点など)との接続が更に簡単になり、またマイクロ・スピーカをプリント回路板の後側に置くことができる。マイクロ・スピーカはフィルタ(布フィルタなど)をマイクロ・スピーカの後面上に備えることが多く、マイクロ・スピーカの前面ではなく後面で排気するので、ごみを更に濾過して除く必要が少なくなる。
本発明の種々の実施の形態ではマイクロ・スピーカのポーティングを移動体端末のハウジングの側面などに柔軟に行うことができるので、娯楽用の多音スピーカから高振幅を生成すると共に、ユーザの受話口にポートする音響レベルを制限することができる。逆向きにすることによりマイクロ・スピーカに結合するバック・チューニング・ボリュームのシールが更に容易になり、これにより低音出力が改善され、オーディオ信号の歪が小さくなる。また、本発明の逆向きの取付けにより移動体端末700のハウジング内の必要なボリュームを減らすことができる。なぜなら、かかる取付けにより、アンテナ板735とバック・チューニング・ボリューム775とが移動体端末700内の空気のボリュームの一部を共用しやすくなるからである。
図面と明細書で、本発明の代表的な例示の実施の形態を開示した。特定の用語を用いたが、これらは一般的で説明的な意味だけで用いたのであって、制限するためではない。本発明の範囲は特許請求の範囲内に示されている。
本発明の或る実施の形態に係る、同調マイクロ・スピーカ組立体を含む移動体端末を示す略ブロック図である。 本発明の或る実施の形態に係る、逆向きに取り付けられたマイクロ・スピーカ組立体を示す略断面図である。 本発明の或る実施の形態に係る、同調マイクロ・スピーカの機械的から音響的への類似モデルを示す略図である。 異なる第2のチューニング・ボリューム構成を持つ本発明の或る実施の形態に係る、マイクロ・スピーカ組立体の拡張周波数範囲全体の予測周波数応答を示す片対数グラフである。 異なる第2のチューニング・ボリューム構成を持つ本発明の或る実施の形態に係る、マイクロ・スピーカ組立体の拡張周波数範囲全体の周波数応答を示す片対数グラフである。 本発明の或る実施の形態に係る、マイクロ・スピーカ組立体の拡張周波数範囲全体の周波数応答を示す片対数グラフである。 本発明の或る実施の形態に係る、マイクロ・スピーカ組立体を含む移動体端末の分解組立斜視図である。 図7の移動体端末の斜視図である。 図7の移動体端末の斜視図である。 図7の移動体端末の斜視図である。

Claims (52)

  1. 移動体端末であって、
    第1の壁と、第2の壁と、両者の間に延びる側面とを含む携帯用ハウジングと、
    前記ハウジングの第1の壁に向かい合いかつ間隔をあけた前面と前記ハウジングの第2の壁に向かい合いかつ間隔をあけた後面とを含む、前記ハウジング内に収められたマイクロ・スピーカと、
    前記マイクロ・スピーカの前面に近接する音響的に閉じた低周波チューニング・ボリュームと、
    前記マイクロ・スピーカの後面に近接する高周波チューニング・ボリュームと、
    前記高周波チューニング・ボリュームから前記ハウジング内の開口に延びる通路と、
    を備える移動体端末。
  2. 請求項1に記載の移動体端末であって、前記低周波チューニング・ボリュームの壁を区画する、前記ハウジング内に収められたアンテナ板を更に備える、移動体端末。
  3. 移動体端末であって、
    第1の壁と、第2の壁と、両者の間に延びる側面とを含む携帯用ハウジングと、
    前記ハウジングの第1の壁に向かい合いかつ間隔をあけた前面と前記ハウジングの第2の壁に向かい合いかつ間隔をあけた後面とを含む、前記ハウジング内に収められたマイクロ・スピーカと、
    前記マイクロ・スピーカの前面に近接する低周波チューニング・ボリュームと、
    前記マイクロ・スピーカの後面に近接する高周波チューニング・ボリュームと、
    前記高周波チューニング・ボリュームから前記ハウジング内の開口に延びる通路と、
    前記低周波チューニング・ボリュームの壁を区画する、前記ハウジング内に収められたアンテナ板と、
    前記アンテナ板から間隔をあけかつ電気的に結合する、ハウジング内に収められたプリント回路板であって、前記低周波チューニング・ボリュームは前記プリント回路板と前記アンテナ板との間に置かれる、プリント回路板と、
    を備える移動体端末。
  4. 請求項3に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカは前記プリント回路板に電気的に結合しまた前記プリント回路板と前記アンテナ板との間に置かれる、移動体端末。
  5. 請求項4に記載の移動体端末において、前記低周波チューニング・ボリュームは閉じたチューニング・ボリュームであり、また前記アンテナ板は前記低周波チューニング・ボリュームから延びる通路を含む、移動体端末。
  6. 請求項5に記載の移動体端末において、前記アンテナ板は前記プリント回路板に実質的に平行であり、また移動体端末は前記プリント回路板と前記アンテナ板との間に置かれて前記低周波チューニング・ボリュームの側壁と第1の壁とを区画する取付け部材を更に備え、また前記アンテナ板は前記低周波チューニング・ボリュームの第2の壁を区画する、移動体端末。
  7. 請求項6に記載の移動体端末であって、前記アンテナ板と前記取付け部材との間に前記低周波チューニング・ボリュームを閉じるシールを更に備える、移動体端末。
  8. 請求項7に記載の移動体端末において、前記シールは接着材を含む、移動体端末。
  9. 請求項3に記載の移動体端末において、前記アンテナ板は前記プリント回路板の第1の側に近接して置かれ、またキーパッドおよび/またはディスプレイは前記プリント回路板の第2の側に置かれ、また前記マイクロ・スピーカの後面は前記プリント回路板の第1の側に電気的に結合し、また前記マイクロ・スピーカを前記プリント回路板の第1の側に電気的に結合するスプリング・コネクタを前記プリント回路板の第1の側に更に備える、移動体端末。
  10. 請求項3に記載の移動体端末において、前記アンテナ板は前記プリント回路板の第1の側に近接して置かれ、またキーパッドおよび/またはディスプレイは前記プリント回路板の第2の側に置かれ、また前記マイクロ・スピーカの後面は前記プリント回路板の第1の側に電気的に結合し、また前記プリント回路板の第2の側に結合する受信機スピーカを更に備え、また前記ハウジングの第2の壁に開口を有する、移動体端末。
  11. 請求項1または4に記載の移動体端末であって、前記ハウジング内に収められたグロメットを更に備え、また前記マイクロ・スピーカは前記グロメット内に置かれ、また前記グロメットは前記マイクロ・スピーカの前面と後面との間をシールするよう形成される、移動体端末。
  12. 請求項11に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカの後面に近接する前記高周波チューニング・ボリュームは前記グロメットにより区画されて第1の高周波チューニング・ボリュームになる、移動体端末。
  13. 請求項12に記載の移動体端末において、前記グロメットは、前記開口に近接する第2の高周波チューニング・ボリュームと、前記第1および第2の高周波チューニング・ボリュームの間の通路と、前記開口への通路とを更に区画する、移動体端末。
  14. 請求項13に記載の移動体端末において、前記第2の高周波チューニング・ボリュームは前記開口を過ぎて前記ハウジングの側面に沿って延びる、移動体端末。
  15. 請求項14に記載の移動体端末において、前記グロメットは前記開口の側面の間に置かれた補強壁を更に備える、移動体端末。
  16. 請求項4に記載の移動体端末において、前記高周波チューニング・ボリュームは第1の高周波チューニング・ボリュームであり、また前記通路と接続されかつ前記第1の高周波チューニング・ボリュームと前記ハウジング内の開口との間の或る位置に置かれた第2の高周波チューニング・ボリュームを更に備え、前記第2の高周波チューニング・ボリュームと前記第1の高周波チューニング・ボリュームと前記通路とは前記マイクロ・スピーカの周波数応答を調整する二重共振器を区画する、移動体端末。
  17. 請求項16に記載の移動体端末において、音声周波数範囲内の最小振幅応答は少なくとも約−20デシベル(dB)であり、また警報周波数は約3000ヘルツ(Hz)と約4000Hzとの間である、移動体端末。
  18. 請求項16に記載の移動体端末において、音声周波数範囲内の最小振幅応答は少なくとも約−10デシベル(dB)である、移動体端末。
  19. 請求項16に記載の移動体端末において、警報周波数は約3000ヘルツ(Hz)より高い二重共振器の第1の共振周波数であり、また前記第1の共振周波数より高い、前記二重共振器の第2の共振周波数は音声周波数範囲より上の拡張周波数範囲を与えるよう選択される、移動体端末。
  20. 請求項19に記載の移動体端末において、前記第2の共振周波数は約6000ヘルツ(Hz)と約8000ヘルツ(Hz)との間である、移動体端末。
  21. 請求項16に記載の移動体端末において、前記開口は約10平方ミリメートル(mm)より小さい面積を有する、移動体端末。
  22. 請求項16に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカは少なくとも約8000ヘルツ(Hz)の帯域幅を有する、移動体端末。
  23. 請求項16に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカは少なくとも約10000ヘルツ(Hz)の帯域幅を有する、移動体端末。
  24. 請求項16に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカは約10ミリメートル(mm)と約20mmとの間の直径を有する、移動体端末。
  25. 請求項16に記載の移動体端末であって、
    無線通信網から音声信号を受信する受信機と、
    前記音声信号を復号し、前記復号された音声信号を前記マイクロ・スピーカに与えるコントローラと、
    を更に備える、移動体端末。
  26. 請求項25に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカの周波数応答は、約−20デシベル(dB)、約8000ヘルツ(Hz)までの最小振幅応答と、約3000ヘルツ(Hz)と約4000Hzとの間の警報周波数での、前記最小振幅応答より大きな高振幅応答とを与えるよう調整される、移動体端末。
  27. 請求項4または8に記載の移動体端末において、前記アンテナ板は前記プリント回路板の第1の側に近接して置かれ、またキーパッドおよび/またはディスプレイは前記プリント回路板の第2の側に置かれ、また前記マイクロ・スピーカの後面は前記プリント回路板の第1の側に電気的に結合する、移動体端末。
  28. 請求項1または3に記載の移動体端末において、前記開口は前記ハウジングの或る側面にある、移動体端末。
  29. 請求項27に記載の移動体端末であって、前記プリント回路板の第2の側に結合する受信機スピーカを更に備え、また前記ハウジングの第2の壁内に開口を有する、移動体端末。
  30. 請求項1または10に記載の移動体端末において、前記低周波チューニング・ボリュームは約300ヘルツ(Hz)から約900Hzまでの低音周波数範囲内で所望の振幅応答を与えるよう選択されたボリュームを有する、移動体端末。
  31. 請求項1または16に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカの周波数応答は、音声周波数範囲内の振幅応答と、警報周波数での、前記音声周波数範囲内の応答より大きな高振幅応答とを与えるよう調整される、移動体端末。
  32. 請求項に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカの周波数応答は音声周波数範囲より上の拡張周波数範囲内の周波数応答を与えるよう調整される、移動体端末。
  33. 請求項17に記載の移動体端末において、前記音声周波数範囲より上の拡張周波数範囲内の振幅応答は少なくとも約−20デシベル(dB)であり、また前記拡張周波数範囲は少なくとも約8000ヘルツ(Hz)までである、移動体端末。
  34. 請求項1に記載の移動体端末であって、前記マイクロ・スピーカの後面上にフィルタを更に備える、移動体端末。
  35. 組立体であって、
    前面と後面とを含むマイクロ・スピーカと、
    前記マイクロ・スピーカの前面に近接する音響的に閉じた低周波チューニング・ボリュームと、
    前記マイクロ・スピーカの後面に近接する高周波チューニング・ボリュームと、
    前記高周波チューニング・ボリュームから前記高周波チューニング・ボリュームからマイクロ・スピーカの外側への開口に延びる通路と、
    を備える組立体。
  36. 請求項35に記載の組立体であって、前記低周波チューニング・ボリュームの壁を区画するアンテナ板を更に備える、組立体。
  37. 組立体であって、
    前面と後面とを含むマイクロ・スピーカと、
    前記マイクロ・スピーカの前面に近接する低周波チューニング・ボリュームと、
    前記マイクロ・スピーカの後面に近接する高周波チューニング・ボリュームと、
    前記高周波チューニング・ボリュームから前記高周波チューニング・ボリュームからマイクロ・スピーカの外側への開口に延びる通路と、
    前記低周波チューニング・ボリュームの壁を区画するアンテナ板と、
    前記アンテナ板から間隔をあけかつ電気的に結合するプリント回路板であって、前記低周波チューニング・ボリュームは前記プリント回路板と前記アンテナ板との間に置かれる、プリント回路板と、
    を備える組立体。
  38. 請求項37に記載の組立体において、前記低周波チューニング・ボリュームは閉じており、また前記アンテナ板は前記低周波チューニング・ボリュームから延びた通路を含む、組立体。
  39. 請求項35に記載の組立体において、前記低周波チューニング・ボリュームは約300ヘルツ(Hz)から約900Hzまでの低音周波数範囲内に所望の振幅応答を与えるよう選択されたボリュームを有する、組立体。
  40. 請求項35に記載の組立体であって、移動体端末のハウジング内に収められるグロメットを更に備え、また前記マイクロ・スピーカは前記グロメット内に置かれ、また前記グロメットは前記マイクロ・スピーカの前面と後面との間をシールするよう形成される、組立体。
  41. 請求項40に記載の組立体において、前記マイクロ・スピーカの後面に近接する前記高周波チューニング・ボリュームは前記グロメットにより区画されて第1の高周波チューニング・ボリュームになる、組立体。
  42. 請求項41に記載の組立体において、前記グロメットは、通路と前記開口に近接する第2の高周波チューニング・ボリュームと、前記第1および第2の高周波チューニング・ボリュームの間の通路と、前記開口への通路とを区画する、組立体。
  43. 請求項42に記載の組立体において、前記グロメットは前記開口の側面の間に置かれた補強壁を更に備える、組立体。
  44. 請求項35に記載の組立体において、前記高周波チューニング・ボリュームは第1の高周波チューニング・ボリュームであり、また前記通路と接続されかつ前記第1の高周波チューニング・ボリュームと前記開口との間の或る位置に置かれた第2の高周波チューニング・ボリュームを更に備え、前記第2の高周波チューニング・ボリュームと前記第1の高周波チューニング・ボリュームと前記通路とで前記マイクロ・スピーカの周波数応答を調整する二重共振器を区画する、組立体。
  45. 請求項44に記載の組立体において、前記マイクロ・スピーカの周波数応答は、音声周波数範囲内の振幅応答と、警報周波数での、前記音声周波数範囲内の応答より大きな高振幅応答とを与えるよう調整される、組立体。
  46. 請求項44に記載の組立体において、前記マイクロ・スピーカの周波数応答は、音声周波数範囲内と、少なくとも約8000ヘルツ(Hz)までの前記音声周波数範囲から拡張された周波数範囲内とで振幅応答を与えるよう調整され、また前記マイクロ・スピーカの周波数応答は更に、約8000Hzより低い警報周波数での、前記音声周波数範囲内の応答より大きな高振幅応答を与えるよう調整される、組立体。
  47. 請求項46に記載の組立体において、前記音声周波数範囲と拡張周波数範囲内の振幅応答は少なくとも約−20デシベル(dB)であり、また前記警報周波数は約3000ヘルツ(Hz)と約4000Hzとの間である、組立体。
  48. 請求項44に記載の組立体において、前記マイクロ・スピーカは約10ミリメートル(mm)と約20mmとの間の直径を有する、組立体。
  49. 請求項44に記載の組立体において、前記二重共振器は前記マイクロ・スピーカの周波数応答を音声周波数範囲より上に拡張する、組立体。
  50. 請求項1に記載の移動体端末であって、前記低周波チューニング・ボリュームから前記低周波チューニング・ボリュームの外側に延びた通路を更に含む、移動体端末。
  51. 請求項17に記載の移動体端末において、前記マイクロ・スピーカの周波数応答は前記音声周波数範囲より上の拡張周波数範囲内の周波数応答を与えるよう調整される、移動体端末。
  52. 請求項32または51のいずれかに記載の移動体端末において、前記拡張周波数範囲内の振幅応答は少なくとも約−20デシベル(dB)であり、また前記拡張周波数範囲は少なくとも約8000ヘルツ(Hz)までである、移動体端末。
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