JP4762611B2 - 荷重センサー、体重計測器 - Google Patents

荷重センサー、体重計測器 Download PDF

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Description

本発明は、外部から作用する荷重を計測可能な荷重センサー及び該荷重センサーを用いた体重計測器に関する。
荷重を計測する荷重センサーには、ロバーバル機構が用いられていることが多い。ロバーバル機構とは、一般的に、平行に配置された一対の平板の両端が互いに固定された構造であり、この一対の平板の一端に垂直方向の外力を加えることで、これらの平板が平行運動させるものである。従って、ロバーバル機構は、荷重に基づいて平行四辺形を構成しながら変位することになり、各頂点部分に生じる歪みを歪みゲージで計測することによって、その荷重の大きさを計測する。計測は、歪みゲージのアナログデータをデジタルデータに変換し、更に個別のロバーバル機構の機械特性に基づいて補正計算を行って算出する。
特開平11−304625号公報
しかしながら、ロバーバル機構を用いた荷重センサーは、金属片を方形の筒状に高精度に加工することによって、2枚(一対)の平板を一体的に備えた構造にする必要があり、製造コストが極めて高いという問題があった。また、大きな外力の加えると、ロバーバル機構の変位点(即ち平行四辺形の頂点)の屈曲部位に疲労が生じ易く、寿命が短縮されるという問題があった。従って、繰り返し荷重が作用するロードセル等においては、ロバーバル機構のサイズを大きくして全体的な剛性を高めつつ、そこに生じる微小な歪を歪みゲージで検出して荷重を測定しなければならず、従って、アナログデータをデジタルデータに変換し、高精度な補正計算を行う必要も生じ、計測システム全体が大型化・複雑化・高額化するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で且つ耐久性が高く、高精度に荷重を計測可能な荷重センサー等を提供することを目的とする。
本発明者の鋭意研究の結果、以下の手段によって上記目的を達成した。
(1)外部から作用する荷重を計測する荷重センサーであって、中心側に配置される中央荷重受け部と、前記中央荷重受け部の周囲に配置される外周荷重受け部と、前記中央荷重受け部と該外周荷重受け部の間に配置されて該中央及び該外周荷重受け部の両者を連結する一体的な変位板部と、前記中央荷重受け部側に固定され、前記変位板部と平行に配置される中央側板状電極と、前記外周荷重受け部側に固定され、前記中央側板状電極と所定間隔をあけて平行に配置される外周側板状電極と、を備え、前記変位板部には、前記中央荷重受け部を中心とした周方向に延在し、前記荷重に基づいて屈曲する第1周方向段部、及び前記第1周方向段部よりも外周側に周方向に延在し、前記荷重に基づいて屈曲する第2周方向段部が形成され、前記中央側及び外周側板状電極の前記所定間隔の変動に応じて変化する静電容量によって、前記荷重を検出可能にしたことを特徴とする荷重センサー。
(2)前記第1及び第2周方向段部のそれぞれが環状になっていることを特徴とする(1)記載の荷重センサー。
(3)前記第1及び第2周方向段部が溝であることを特徴とする(1)又は(2)記載の荷重センサー。
(4)前記第1及び第2周方向段部の断面が部分円形状となることを特徴とする(1)、(2)又は(3)記載の荷重センサー。
(5)前記変位板部が円盤形状となっており、更に、前記第1及び第2周方向段部が、該変位板部の中心を基準にした同心円上に延在していることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれか記載の荷重センサー。
(6)前記第1周方向段部の最薄肉厚をT1、前記第2周方向段部の最薄肉厚をT2とした場合に、T1>T2となっていることを特徴とする(1)乃至(5)のいずれか記載の荷重センサー。
(7)前記第1周方向段部の周方向長さをL1、前記第2周方向段部の周方向長さをL2とした場合に、L1<L2となっていることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれか記載の荷重センサー。
(8)前記第1周方向段部の最薄肉厚をT1、第2周方向段部の最薄肉厚をT2とし、前記第1周方向段部の周方向長さをL1、前記第2周方向段部の周方向長さをL2とした場合に、T1×L1 と T2×L2 が略等しくなっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の荷重センサー。
(9)前記第1及び第2周方向段部の間に第3周方向段部が形成されていることを特徴とする(1)乃至(8)のいずれか記載の荷重センサー。
(10)前記第1及び第2周方向段部の双方が、前記変位板部の一方の面に形成されていることを特徴とする(1)乃至(9)のいずれか記載の荷重センサー。
(11)前記中央荷重受け部と前記外周荷重受け部の軸方向相対距離が、前記荷重に比例して変動することを特徴とする(1)乃至(10)のいずれか記載の荷重センサー。
12)前記静電容量の変化を周波数によって検出する周波数検出回路を備えることを特徴とする(1)乃至(11)のいずれか記載の荷重センサー。
13)基台と、身体を支える上面板と、前記基台と前記上面板の間に配置される(1)乃至(12)のいずれか記載の前記荷重センサーと、を備えることを特徴とする体重計測器。
14)前記荷重センサーが少なくとも3箇所に設置されることを特徴とする(13)記載の体重計測器。
本発明によれば、簡易な構成であるにも拘らず、高精度且つ高剛性の荷重センサー等を得ることが出来、比較的大きな荷重に柔軟に対応させることができる。また、荷重センサーをコンパクトにすることも可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態の例について詳細に説明する。図1には、本発明の第1実施形態に係る荷重センサー1の外観が示されている。この荷重センサー1は、外部から作用する荷重Fを計測するものであり、この荷重を受け止める移動体2と、この移動体2の一部を収容するカップ状の筐体4を備えている。従って、移動体2を介して筐体4も荷重Fを受け止めることになるが、その際に、移動体2と筐体4を相対移動させることで、その移動距離に基づいて荷重Fを計測する。なお、ここでは便宜上、筐体4側を固定し、移動体2側を移動させる場合を示すが、移動体2側を固定して筐体4側を移動させて荷重を計測することも可能であり、又両者を移動させて計測することもできる。
次に図2及び図3を参照して、荷重センサー1の内部構造について説明する。荷重センサー1における移動体2は、主要部として、上面側に配置される円盤状の荷重受けプレート10と、この荷重受けプレート10の背面側(図の下方側)に同軸状に配置される円筒状の外周荷重受け部12と、この外周荷重受け部12の内周面に設置される外周側円盤電極14とを備えており、この外周荷重受け部12の下端縁が変位板部50に固定さるようになっている。

荷重受けプレート10には、周方向に一定の間隔を空けて、8箇所に皿穴10Aが形成されている。また、外周荷重受け部12においても、周方向に一定の間隔を空けて、8箇所に貫通孔12Aが形成されている。更に、変位板部50にも、周方向に一定の間隔を空けて8箇所にタップ穴52が形成されている。従って、皿孔10A、貫通孔12A、タップ穴52を一致させて、これらに皿ねじ16をまとめて挿入し、皿ねじ16の先端をタップ穴52に螺合させることで、荷重受けプレート10、外周荷重受け部12、変位板部50を同軸且つ一体的に連結する。なお、図2に拡大して示されるように、変位板部50の最外周縁には位置決め用の切り欠き54が形成されており、外周荷重受け部12の下端側に形成される切り欠き12Bと係合させることで、双方の中心(軸心)を高精度に一致できるようにしている。なお、ここでは荷重受けプレート10を用いてその上面で外部荷重を受けるようにしているが、この荷重受けプレート10を用いずに外周荷重受け部12によって荷重を直接受けるようにしても良い。そのようにする場合には、外周荷重受け部12に直接皿ねじ加工を行っておき、外周荷重受け部12と変位板部12を連結することが望ましい。
外周荷重受け部12の内壁には、電極用段部12Cが周方向に形成されており、この電極用段部12Cと外周側円盤電極14の外周縁が係合して両者が固定される。従って、外周荷重受け部12と外周側円盤電極14は一体的に移動可能となっている。また、外周側円盤電極14の中心にはスライド孔14Aが形成されている。
円筒且つ有底のカップ形状となっている筐体4は、主要部として、筒状の外殻カバー部30、外殻カバー部30の下端に一体的に形成される円盤状の底部32、該底部32の中心側が徐々に肉厚となって盛り上がるように形成される中央荷重受け部34、中央荷重受け部34に配置される連結ねじ36、この連結ねじ36の先端に固定される中央側円盤電極38を備える。中央荷重受け部34の中心には、連結ねじ36のねじ部が貫通する貫通孔36Aが形成され、更に背面側(筐体4の外殻側/図2における下側)には、この連結ねじ36の頭部が収容される収容穴34Aが形成される。図3に示されるように、中央荷重受け部34の上面側(筐体4の内側面)には、位置決め突起34Cが2つ形成される。この位置決め突起34Cが、変位板部50の中央孔54の近傍に形成される2つの位置決め孔56に挿入され、この両者の嵌め合いによって、中央荷重受け部34と変位板部50の位置決めがなされている。連結ねじ36は、収容穴34Aに頭部が収容されるようにして、外側から内側に挿入されて、更に変位板部50の中央孔54を貫通した状態で、その上からナット40によって締結される。従って、この連結ねじ36とナット40によって、中央荷重受け部34と変位板部50が一体化されている。この連結ねじ36の先端側には、電極用段部36Aが形成され、更に突端には同軸状にタップ穴36Bが加工されている。中央側円盤電極38の中心には、この電極用段部36Aと大きさが一致する加工穴38Aが形成されており、両者を係合させた状態で、電極固定ねじ42をタップ穴36Bに固定することで、中央側円盤電極38が連結ねじ36の先端に固定される。
中央側円盤電極38と外周側円盤電極14は同軸且つ平行に配置されるようになっており、両者の間には微小隙間が形成されるように設定している。従って、この外周側及び中央側円盤電極14、38に電圧をかけると、静電容量(コンデンサ)として機能することになる。
次に図4及び図5を参照して変位板部50の構造について説明する。この変位板部50における一方の面には、周方向に形成される第1周方向段部60と、この第1周方向段部60よりも外周側に設けられる第2周方向段部63が形成されている。これらの第1及び第2周方向段部60、62は、荷重センサー1に荷重(外力)が作用すると、この外力に基づいてそれぞれが屈曲するように考慮されている。また、第1及び第2周方向段部60、62は、中央荷重受け部34と外周荷重受け部12の間に同心円状に位置するようになっている。この第1及び第2周方向段部60、62のぞれぞれは、断面が部分円形状となるような溝(即ち、断面が円弧を有するように凹んだ溝)となっており、この溝が周方向に連続することで環状となっている。
図5に示されるように、第1周方向段部60における最薄部分の肉厚をT1、第2周方向段部62における最薄部分の肉厚をT2とした場合、ここではT1>T2となるように設定されている。つまり、溝の深さは、外周側に位置する第2周方向段部62の方が深いことになる。又、第1及び第2周方向段部60、62は環状に形成されていることから、中心Cから第1周方向段部60における最薄肉厚点までの距離をS1、中心Cから第2周方向段部62の最薄肉厚点の距離をS2とした場合、第1周方向段部60の最薄部分の周方向長さL1は2π×S1、第2周方向段部62の最薄部分の周方向長さL2は2π×S2となる。結局、周方向長さもL1<L2に設定されていることになる。
本実施形態では、各最薄肉厚T1、T2、各最薄部分の各周方向長さL1、L2の具体的な関係として、T1×L1とT2×L2 が略等しくなるように設定している。このようにしたのは、この式からも明らかなように、第1周方向段部60の最薄部分のせん断面(軸方向に沿った面)の面積(又は微小厚みを有する体積)と、第2周方向段部62の最薄部分のせん断面の面積(又は微小厚みを有する体積)を略等しくするためである。このようにすると、後述するように、第1及び第2周方向段部60、62の屈曲角度が略等しくなるので、荷重に対する軸方向の変位量を比例させることが可能になる。
次に、図6(A)(B)の模式図を参照して、この荷重センサー1の作用について説明する。荷重センサー1に外力が作用しない場合は(A)に示されるように、変位板部50が平面(屈曲していない状態)になっており、コンデンサを構成する外周側及び中央側円盤電極14、38には微小隙間D1が形成されている。この状態で、荷重センサー1の外周荷重受け部12に対して軸方向の外力Fが作用すると、(B)に示されるように、変位板部50の第1及び第2周方向段部60、62が屈曲することで、中央側荷重受け部34の位置は固定された状態で、外周側荷重受け部12が沈み込むようになっている。具体的にここでは、変位板部50の一方の面に双方の段部60、62が形成されていることから、第1周方向段部60はその溝の幅が収縮する方向に折れ曲がり、反対に、第2周方向段部62は溝の幅が広がる方向に折れ曲がるようになっている。従って、第1及び第2周方向段部60、62が反対方向、即ち半径方向に交互に屈曲することで、変位板部50が半径方向にZ字形状の状態となる。
既に説明したように、第1及び第2周方向段部60、62のせん断面の面積を略一致させているので、第1周方向段部60の屈曲角R1と、第2周方向段部62の屈曲角R2が略等しくなるので、非線形要因が排除され、外周荷重受け部12の沈み量が、外力に応じた線形特性(比例特性)を有することになる。また、ここでは第1及び第2周方向段部60、62が同心円状の環状溝となっていることから、変位板部50が屈曲する際の周方向応力が全体的に分散されるので、その点でも非線形要因が小さくなると考えられる。この結果、外力と沈み量(相対移動量)を比例させることが可能になる。なお、第1及び第2周方向段部60、62を環状にした場合、部分的な応力集中も回避でき、変位板部50の軸方向に関して高い剛性が確保されている。結果、軸方向のスライド量と外力に関して高精度な線形成を確保しつつ、大きな荷重を、高精度に計測可能となっている。なお、この荷重センサー1は実際に、30Kgf以上の荷重を12.5gf単位の精度で計測できるようにしているが、勿論、これ以上の精度も実現可能である。
以上の結果、外周側荷重受け部12に固定されている外周側円盤電極14は、外力に応じて同様に沈み込むことになるので、中央側円盤電極38との間隔D2が無負荷状態のD1よりも大きくなり、コンデンサとしての静電容量が変化するようになっている。この静電容量を計測すれば、外力を算出することが出来る。
次に、図7を参照して、この荷重センサー1に組み込まれる周波数検出回路70について説明する。この周波数検出回路70は、外周側及び中央側円盤電極14、38によって構成されるコンデンサ72と、このコンデンサ72と接続される抵抗74とを備えている。従って、このコンデンサ72と抵抗Rの組み合わせによって、コンデンサ72への帯電と放電が繰り返されるので、その振動が、出力端子Foutから所定の周波数Fとなって取り出すことができる。コンデンサ72の静電容量をC、抵抗74の抵抗値をRとした場合、発振する周波数Fは、1/(CR)と比例関係にあるので、抵抗値Rを一定にしておけば、周波数Fと静電容量Cは反比例することになる。一方、コンデンサ72の静電容量Cは、一般的に、誘電率をE、外周側及び中央側円盤電極14、38の電極面積をSとした場合に、C=E×(S/D)で表せる。従って、電極面積Sが一定であれば、静電容量Cは、電極間距離Dに反比例することになる。
以上の結論から、周波数検出回路70において発振される周波数Fは、コンデンサ72の静電容量Cと反比例するが、この静電容量Cは電極間距離Dに反比例することから、結局、周波数Fは電極間距離Dと正比例することになる。従って、荷重センサー1において、外力Fに対する軸方向の移動特性(即ち電極間距離Dの変動特性)を比例するように設定しておくことで、外力Fを周波数Fで直接的に検出することが可能になる。
図8には、荷重センサー1の変位板部50の板厚を2mmに設定し、素材としてアルミ合金を採用した場合において、荷重センサー1に作用させる荷重と、周波数検出回路70によって計測された周波数の関係が示されている。この図からも明らかなように、荷重と周波数が線形特性を有していることから、その係数を予め算出しておけば、周波数を計測するだけで荷重を簡単に計測することが出来るようになる。従って、アナログ/デジタル変換や、荷重センサーの特性に応じたデジタル信号の補正処理等を全く行うことなく、極めて簡便な回路によって低コストで正確に荷重を計測できる。
本実施形態の荷重センサー1によれば、変位板部50を溝又は段差加工によって簡単に製造できるにも拘らず、正確に荷重を測定することができる。加工の方法として、例えば切削加工でもよいが、プレス加工で製造することも好ましい。プレス加工の場合は、加工表面の強度も向上するので、耐久性を一層向上させることが可能になる。
更に本荷重センサー1によれば、荷重に対して軸方向の変位量を比例させることができるので、計測結果を簡便に読み取ることが出来る。特に、コンデンサ72の静電容量変化を利用しているので、微小変位も正確に検出することが可能であり、高精度且つ低コストの荷重センサー1を得ることが出来る。また、コンデンサ72は狭いスペースに設置できるので、荷重センサー1をコンパクトに構成することが出来る。例えば、荷重センサー1の厚みを1センチメートル程度に抑えつつ、30キログラム重以上の荷重を計測することも可能である。
また、変位板部50に対して溝を加工することによって、他の部位よりも優先的に屈曲する薄肉部分を少なくとも2箇所に形成することにより、変位板部50が多段階に折れ曲がり、荷重に対して望ましい変位量を積極的に確保できるようにしている。この結果、耐久性を確保しつつ、変位量に基づいた荷重計測が可能になっている。
次に、図9等を参照して、本発明の第2実施形態に係る体重計測器80を説明する。この体重計測器80は、荷重センサーとして第1実施形態の荷重センサー1を用いている。図9に示されるように、この体重計測器80は、床に設置される方形の基台82、体重を量るために足を載せる方形の上面板84、この上面板84と基台82の間に配置される荷重センサー1を備えている。上面板84の背面側には金属リブ86が対角線上に設置されており、この上面板84の剛性及び強度を向上させている。更に上面板84には、体重値ディスプレイ88が設置されており、利用者が体重を視覚的に数字で把握できるようになっている。荷重センサー1は、上記金属リブ86の四隅(即ち、体重計測器80の4隅)に配置されており、体重を上面板84と金属リブ86を介して受け止める構造になっている。従って、4箇所の荷重センサー1が示す外力の合計が、利用者の体重となる。金属リブ86の内部には、計測制御装置90が埋め込まれており、この金属リブ86の内部を通過する配線によって4つの荷重センサー1と接続されている。
図10には、この体重計測器80における計測システムの構成が示されている。計測制御装置90は、4つの荷重センサー1との接続状態を一つずつ順番に切り替えて、図7で示した周波数計測回路70を活用して、各荷重センサー1に作用している外力を検出する。このようにすべての荷重センサー1に対して同時にアクセスするのではなく、順次にアクセスすることで、周波数検出回路70自体は計測制御装置90の内部に1つだけ用意しておけばよいことになる。計測制御装置90では、順次アクセスを繰り返しながら、その外力の合計値を体重値ディスプレイ88から出力する。この作業を短時間で繰り返すことにより、体重を略リアルタイムで把握することが出来る。
この体重計測器80は、第1実施形態の荷重センサー1を4箇所に用いることで、4点を含んだ面によって体重を計測することができる。従って、一つ一つの荷重センサー1の最大荷重を小さくすることが出来るので、体重計測器80を薄型にすることができる。例えば、本実施形態では1センチメートル程度の厚みの荷重センサー1を用いることで、体重計測器80を2センチメートル以内の高さ、好ましくは1.5センチメートル以内の高さにすることが可能になる。なお、ここでは4個の荷重センサーを用いたが、面として受け止めるには少なくとも3個配置することが好ましい。勿論、5個以上配置することで各荷重センサーの負担を軽減し、一層のコンパクト化を図ることも可能である。
図11には、本発明の第3実施形態に係る荷重センサー100の変位板部150の構造が拡大して示されている。なお、変位板部150以外の構造については、第1実施形態と同様であるため、図示及び説明は省略する。
図11(A)に示されるように、この変位板部150には、第1周方向段部160及び第2周方向段部162に加えて、その間に第3周方向段部164が形成されている。更に、第1及び第2周方向段部160、162は変位板部150の同一面側に形成されているが、第3周方向段部164は反対側の面に形成されている。この結果、変位板部150の中心側から半径方向の外側に向かって、一方の面と他方の面に交互に段部が形成されるようになっている。このようにすることで、図11(B)に示されるように、変位板部150が半径方向に収縮可能となり、中心側と外周側が軸方向に相対移動する際の抵抗を小さくすることが出来る。また、第1周方向段部160と第2周方向段部162では、一部において非線形特性が残ってしまう場合に、それをこの第3周方向段部164で調整することが出来る。
以上、本実施形態では、変位板部、外周側荷重受け部、中央側荷重受け部が別体となっている場合に限って示したが、本発明はそれに限定されず、これらが一体的に形成されているようにしても構わない。要は、変位板部の外周側と中央側との間に反対方向の外力が作用するような状況であればよい。
また、本実施形態では、外周側荷重受け部と中央側荷重受け部の相対変位量が荷重の大きさに比例する場合を示したが、この比例とは、数字的に厳密な比例を意味するものではない。荷重センサーが求める計測精度を考慮しつつ、工業的な生産過程において現実的な範囲内で比例と認められるものを含む概念である。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の荷重センサーは、体重計測器以外にも様々な用途で利用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る荷重センサーの外観を示す斜視図 図1の荷重センサーのII−II矢視断面図 同荷重センサーが分解された状態を示す組立図 同荷重センサーにおける変位板部を拡大して示す平面図 同変位板部の一部を拡大して示す断面図 同荷重センサーの作用を模式的に示す概念図 同荷重センサーの計測回路の構成を模式的に示す回路図 同荷重センサーの荷重/周波数特性の関係を示すグラフ図 本発明の第2実施形態に係る体重計測器の構成を示す上面及び断面図 本体重計測器の計測工程を示すブロック図 本発明の第3実施形態に係る荷重センサーの変位板部を拡大して示す断面図
符号の説明
1、100 荷重センサー
2 移動体
4 筐体
10 荷重受けプレート
12 外周荷重受け部
14 外周側円盤電極
34 中央荷重受け部
36 連結ねじ
38 中央側円盤電極
50 変位板部
60 第1周方向段部
62 第2周方向段部
70 周波数計測回路
80 体重計測器

Claims (14)

  1. 外部から作用する荷重を計測する荷重センサーであって、
    中心側に配置される中央荷重受け部と、
    前記中央荷重受け部の周囲に配置される外周荷重受け部と、
    前記中央荷重受け部と該外周荷重受け部の間に配置されて該中央及び該外周荷重受け部の両者を連結する一体的な変位板部と、
    前記中央荷重受け部側に固定され、前記変位板部と平行に配置される中央側板状電極と、
    前記外周荷重受け部側に固定され、前記中央側板状電極と所定間隔をあけて平行に配置される外周側板状電極と、を備え、
    前記変位板部には、
    前記中央荷重受け部を中心とした周方向に延在し、前記荷重に基づいて屈曲する第1周方向段部、及び
    前記第1周方向段部よりも外周側に周方向に延在し、前記荷重に基づいて屈曲する第2周方向段部が形成され
    前記中央側及び外周側板状電極の前記所定間隔の変動に応じて変化する静電容量によって、前記荷重を検出可能にしたことを特徴とする荷重センサー。
  2. 前記第1及び第2周方向段部のそれぞれが環状になっていることを特徴とする請求項1記載の荷重センサー。
  3. 前記第1及び第2周方向段部が溝であることを特徴とする請求項1又は2記載の荷重センサー。
  4. 前記第1及び第2周方向段部の断面が部分円形状となることを特徴とする請求項1、2又は3記載の荷重センサー。
  5. 前記変位板部が円盤形状となっており、更に、
    前記第1及び第2周方向段部が、該変位板部の中心を基準にした同心円上に延在していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の荷重センサー。
  6. 前記第1周方向段部の最薄肉厚をT1、前記第2周方向段部の最薄肉厚をT2とした場合に、T1>T2となっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の荷重センサー。
  7. 前記第1周方向段部の周方向長さをL1、前記第2周方向段部の周方向長さをL2とした場合に、L1<L2となっていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の荷重センサー。
  8. 前記第1周方向段部の最薄肉厚をT1、前記第2周方向段部の最薄肉厚をT2とし、前記第1周方向段部の周方向長さをL1、前記第2周方向段部の周方向長さをL2とした場合に、T1×L1 と T2×L2 が略等しくなっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の荷重センサー。
  9. 前記第1及び第2周方向段部の間に第3周方向段部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の荷重センサー。
  10. 前記第1及び第2周方向段部の双方が、前記変位板部の一方の面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の荷重センサー。
  11. 前記中央荷重受け部と前記外周荷重受け部の軸方向相対距離が、前記荷重に比例して変動することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の荷重センサー。
  12. 前記静電容量の変化を周波数によって検出する周波数検出回路を備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか記載の荷重センサー。
  13. 基台と、身体を支える上面板と、前記基台と前記上面板の間に配置される請求項1乃至12のいずれか記載の前記荷重センサーと、を備えることを特徴とする体重計測器。
  14. 前記荷重センサーが少なくとも3箇所に設置されることを特徴とする請求項13記載の体重計測器。
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