JP4762164B2 - 太陽電池付き照明装置 - Google Patents

太陽電池付き照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4762164B2
JP4762164B2 JP2007027579A JP2007027579A JP4762164B2 JP 4762164 B2 JP4762164 B2 JP 4762164B2 JP 2007027579 A JP2007027579 A JP 2007027579A JP 2007027579 A JP2007027579 A JP 2007027579A JP 4762164 B2 JP4762164 B2 JP 4762164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
lid
unit
vibration
solar cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007027579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008192529A5 (ja
JP2008192529A (ja
Inventor
一弘 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007027579A priority Critical patent/JP4762164B2/ja
Publication of JP2008192529A publication Critical patent/JP2008192529A/ja
Publication of JP2008192529A5 publication Critical patent/JP2008192529A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4762164B2 publication Critical patent/JP4762164B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

この発明は、太陽電池を使用する照明装置に関するものである。
従来、太陽電池付き照明装置は、太陽光発電装置と照明灯と充電池とを備え、太陽光発電装置から充電池に電力を供給して充電池を充電し、夜間には充電池に蓄えられた電力で照明灯を点灯させる。太陽電池付き照明装置には、周囲の明るさ検知装置や地震の検知装置を備えるものもある。
例えば、登録実用新案第3044330号公報(特許文献1)に記載の道路歩行者用照明用柱は、明るさセンサーと人センサーとを備え、周囲に人を感知したとき、かつ、周囲の明るさが一定以下であることを感知した場合には、照明を通常よりも明るくする。
また、特開2004−259521号公報(特許文献2)に記載の太陽電池付き照明装置は、明るさ判定手段と人感検知手段とを備え、周囲に人を感知したとき、かつ、周囲の明るさが一定以下であることを感知した場合には、照明を通常よりも明るくし、また、周囲に人を感知しなくても、周囲の明るさが一定以下であれば、照明を点灯する。
特開平10−12017号公報(特許文献3)に記載の照明装置は、地震センサを備え、地震センサが地震を検知した場合には、バッテリーの過放電防止基準電圧を下げる。このようにすることにより、無照日が続いてバッテリーの端子間電圧が基準過放電防止設定電圧以下であっても、夜間にランプを点灯し、避難場所の目印になることができる。
登録実用新案第3044330号公報 特開2004−259521号公報 特開平10−12017号公報
しかしながら、地震などの災害時には、照明を確保するだけでなく、通信手段を確保するために、携帯電話等の機器を充電したいという要望がある。太陽電池付き照明装置が備える二次電池を用いれば、災害時に他の電源装置が使用できない場合にも携帯電話等の外部機器を充電することができるが、照明装置の二次電池を用いて外部機器を常時充電できるようにすると、二次電池の充電量が少なくなり、照明が必要とされる時に点灯できなくなることがある。
そこで、この発明の目的は、二次電池に貯蔵した電力を不用意に使用されることなく、地震時には外部の機器の充電を行なうことが可能な太陽電池付き照明装置を提供することである。
この発明に従った太陽電池付き照明装置は、太陽電池と、太陽電池によって発電された電力を蓄えるための二次電池と、二次電池に蓄えられた電力を使用して点灯する照明部と、二次電池に蓄えられた電力を外部に供給するための接続部と、開口部を有し、接続部を収容するための筐体と、開口部を開放または閉塞するための開口部開閉手段と、振動検知部とを備えている。接続部と振動検知部とは、筐体の上部に配置されている。この発明に従った太陽電池付き照明装置は、振動検知部が振動を検知した場合に、開口部を開放または開放可能な状態にする
地震によって筐体が振動し、振動検知部がこの振動を検知すると、接続部が収容されている筐体の開口部が開放され、または、開放可能な状態にされ、接続部を介して、二次電池に蓄えられている電力を外部に供給することができる
このようにすることにより、二次電池に貯蔵した電力を不用意に使用されることなく、地震時には外部の機器の充電を行なうことが可能な太陽電池付き照明装置を提供することができる。
この発明に従った太陽電池付き照明装置においては、開口部開閉手段は、開口部を覆うための蓋部と、蓋部を駆動するための蓋駆動手段とを含み、制御部は、振動検知部から振動検知信号を受信した場合に、蓋部を駆動して開口部を開放するように、蓋駆動手段を制御することが好ましい。
このようにすることにより、地震があった場合には、接続部が収容されている筐体の開口部が自動的に開放され、接続部を介して、二次電池に蓄えられている電力を外部に供給することができる。
この発明に従った太陽電池付き照明装置においては、制御部は、開口部を開放するように蓋駆動手段を制御してから所定の時間が経過した場合に、蓋部が開口部を閉塞するように、蓋駆動手段を制御することが好ましい。
このようにすることにより、地震の発生から所定の時間が経過すると、自動的に開口部が閉塞され、接続部が外部から遮蔽されるため、二次電池に蓄えた電力の不用意な使用を効果的に防ぐことができる。
この発明に従った太陽電池付き照明装置においては、開口部開閉手段は、開口部を覆うための蓋部と、蓋部が開口部を覆って閉塞した状態で蓋部を筐体に固定するための蓋固定手段とを含み、制御部は、振動検知部から振動検知信号を受信した場合に、蓋固定手段による蓋部の固定を解除して開口部を開放可能な状態にするように、蓋固定手段を制御することが好ましい。
このようにすることにより、地震があった場合には、接続部が収容されている筐体の開口部の蓋固定が自動的に解除され、接続部を介して、二次電池に蓄えられている電力を外部に供給することができる。
この発明に従った太陽電池付き照明装置においては、接続部は、携帯電話に電力を供給するための携帯電話用接続部であることが好ましい。
このようにすることにより、緊急時の通信手段を確保することが可能になる。
以上のように、この発明によれば、二次電池に貯蔵した電力を不用意に使用されることなく、地震時には外部の機器の充電を行なうことが可能な太陽電池付き照明装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態として、太陽電池付き照明装置の全体を模式的に示す図である。
図1に示すように、太陽電池付き照明装置100は、筐体としてほぼ円筒状のポール101と、ポール101の最上部に取り付けられた太陽電池110と、照明部としてポール101の上部においてポール101の外周面上に配置された白色発光ダイオード(白色LED)120と、白色LED120の下方に配置された振動検知部として感振センサ160とを備える。ポール101の外周面には、ポール101の内部と外部を連通する開口部130が形成され、開口部130を覆うための蓋部として蓋131が、開口部130においてポール101の内壁側に配置されている。ポール101の内部には、二次電池として充電池180と、制御部170と、接続部140と、開口部開閉手段としての蓋駆動手段として、蓋131を駆動させるための蓋開閉モータ150と、明るさ判定部190と、計時部と、配線102が配置されている。
接続部140は、ポール101の内部において、開口部130の位置に配置されている。開口部130を覆っている蓋131が開口部130から外されて開口部130が開放されると、ポール101の外部から、携帯電話などの機器を接続部140に接続することができる。接続部140は、携帯電話に電力を供給することができる携帯電話用接続部であり、携帯電話などの小電力機器を接続部140に接続することによって充電することができる。
図2は、この発明の第1実施形態にかかる照明装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、太陽電池110は、明るさの判定部190と充電池180に電力を供給する。明るさ判定部190は、太陽電池110の電圧を測定することによって、照明装置100の周囲の明るさを判定する。充電池180は、太陽電池110で発電された電力を貯蔵する。充電池180に貯蔵された電力は、制御部170で出力を制御されて接続部140、白色LED120、感振センサ160、蓋開閉モータ150、計時部171に供給される。
明るさ判定部190は、明るさ判定部190が判定した照明装置100の周囲の明るさに基づいて、制御部170に制御信号を送信する。明るさ判定部190から制御信号を受信した制御部170は、照明装置100の周囲が所定の明るさよりも明るければ、白色LED120を消灯するように白色LED120を制御する。また、照明装置100の周囲が所定の明るさよりも暗ければ、白色LED120を点灯するように白色LEDを制御する。
感振センサ160は、ポール101の振動を検知して、制御部170に制御信号を送信する。感振センサ160から制御信号を受信した制御部170は、感振センサ160が検知した振動が所定の大きさよりも大きい振動であれば、開口部130を覆っている蓋131を駆動させて開口部130を開放するように、蓋開閉モータ150を制御する。制御部170は、同時に、計時部171に制御信号を送信する。制御部170から制御信号を受信した計時部171は、蓋開閉モータ150が蓋131を駆動させて開口部130を開放させてからの経過時間を計時する。蓋開閉モータ150が蓋131を駆動させて開口部130を開放させてから所定の時間が経過すると、計時部171が制御部170に制御信号を送信する。計時部171からの制御信号を受信した制御部170は、蓋131を駆動して開口部130を閉塞するように蓋開閉モータ150を制御する。
図3は、この発明の第1実施形態として、感振センサが振動を検知していないときの開口部の状態(A)と、感振センサが振動を検知したときの開口部の状態(B)とを模式的に示す断面図である。図3の(A)と(B)においては図の右側がポールの内側であり、図の左側がポールの外側である。
図3の(A)に示すように、ポール101の壁には、ポール101の内部と外部を連通する開口部130が形成されている。開口部130においてポール101の内壁側には、蓋131が配置され、開口部130全体をポール101の内側から覆い、ポール101の内部に配置されている接続部140をポール101の外部から遮蔽している。接続部140は、配線102を介して充電池180に接続されている(図2)。ポール101の内部には、開口部130の上に蓋開閉モータ150が配置されている。蓋131は、蓋開閉モータ150によって、上下に動かされる。
感振センサ160が振動を検知すると、蓋開閉モータ150は、制御部170から制御信号を受信して図中の矢印Aの向きに回転し、蓋131が上方に移動して、図4の(B)に示すように、開口部130が開放される。
開口部130が開放されると、外部の機器を接続部140に接続して充電することができる。
感振センサ160が振動を検知してから所定の時間が経過すると、計時部171が制御部171に制御信号を送信し、制御部170が蓋開閉モータ150を図中の矢印Bの方向に回転させて、蓋131が下方に移動して、図4(A)に示すように、蓋131が開口部130を覆う。
このように、照明装置100は、制御部170と、太陽電池110と、太陽電池110によって発電された電力を蓄えるための充電池180と、充電池180に蓄えられた電力を使用して点灯する白色LED120と、充電池180に蓄えられた電力を外部に供給するための接続部140と、開口部130を有し、接続部140を収容するためのポール101と、開口部130を開放または閉塞するための蓋131と蓋開閉モータ150と、ポール101の振動を検知して制御部170に制御信号を送信するための感振センサ160とを備え、制御部170は、感振センサ160から制御信号を受信した場合に、開口部130を開放するように蓋開閉モータ150を制御する。
地震によって白色LED120が振動し、感振センサ160がこの振動を検知すると、接続部140が収容されているポール101の開口部130が開放され、接続部140を介して充電池180に蓄えられている電力を外部に供給することができる。一方、制御部170は、感振センサ160が振動を検知して送信する制御信号を受信しなければ、開口部130を開放するように蓋開閉モータ150を制御することがない。
このようにすることにより、充電池180に貯蔵した電力を不用意に使用されることなく、地震時には外部の機器の充電を行なうことが可能な照明装置100を提供することができる。
この発明に従った照明装置100においては、蓋開閉モータ150は、開口部130を覆うための蓋131と、蓋131を駆動するための蓋開閉モータ150とを含み、制御部170は、感振センサ160から制御信号を受信した場合に、蓋131を駆動して開口部130を開放するように、蓋開閉モータ150を制御することが好ましい。
このようにすることにより、地震があった場合には、接続部140が収容されているポール101の開口部130が自動的に開放され、接続部140を介して充電池180に蓄えられている電力を外部に供給することができる。
この発明に従った照明装置100においては、制御部170は、開口部130を開放するように蓋開閉モータ150を制御してから所定の時間が経過した場合に、蓋131が開口部130を閉塞するように、蓋開閉モータ150を制御する。
このようにすることにより、地震の発生から所定の時間が経過すると、自動的に開口部130が閉塞され、接続部140が外部から遮蔽されるため、充電池180に蓄えた電力の不用意な使用を効果的に防ぐことができる。
この発明に従った照明装置100においては、接続部140は、携帯電話に電力を供給するための接続部140である。
このようにすることにより、緊急時の通信手段を確保することが可能になる。
なお、この実施の形態においては、蓋131の駆動は蓋開閉モータ150で行なっているが、モータの他に、リニアアクチュエータやソレノイドなどを使用して蓋131の駆動を行うことも可能である。
また、この実施の形態においては、太陽電池110はポール101の最上部に配置されているが、ポール101の外周面に配置してもよい。
また、この実施の形態においては、充電池180から接続部140への出力は制御部170によって制御される構成としているが、充電池180から接続部140に直接出力する構成としてもよい。このようにすることにより、地震によって太陽電池付き照明装置100の制御部170が損傷を受けた場合であっても、蓋131を開放すれば、充電池180に貯蔵された電力を接続部140から外部機器に供給することが出来る。
また、この実施の形態においては、二次電池として充電池180を用いているが、充電池180の他に、電気2重層コンデンサを二次電池として使用することができる。
(第2実施形態)
図4は、この発明の第2実施形態として、太陽電池付き照明装置の全体を模式的に示す図である。
図4に示すように、太陽電池付き照明装置200は、筐体としてほぼ円筒状のポール201と、ポール201の最上部に取り付けられた太陽電池210と、照明部としてポール201の上部においてポール201の外周面上に配置された白色発光ダイオード(白色LED)220と、白色LED220の下方に配置された振動検知部として感振センサ260とを備える。ポール201の外周面には、ポール201の内部と外部を連通する開口部230が形成され、開口部230を覆うための蓋部として蓋231が、開口部230においてポール201の内壁側に配置されている。ポール201の内部には、二次電池として充電池280と、制御部270と、接続部240と、開口部開閉手段としての蓋固定手段としてロックモータ250とロック部材とロック部材受け部と、明るさ判定部290と、計時部と、配線202が配置されている。
接続部240は、ポール201の内部において、開口部230の位置に配置されている。開口部230を覆っている蓋231が外されて開口部230が開放されると、ポール201の外部から、携帯電話等の機器を接続部240に接続することができる。接続部240は、携帯電話に電力を供給することができる携帯電話用接続部であり、携帯電話などの小電力機器を接続部240に接続することによって充電することができる。
ロックモータ250を駆動すると、蓋231が開口部230を覆った状態で固定された状態と、蓋231が開口部231を開放可能なように蓋231の固定を解除した状態とを切り替えることができる。
図5は、この発明の第2実施形態にかかる照明装置の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、太陽電池210は、明るさの判定部290と充電池280に電力を供給する。明るさ判定部290は、太陽電池210の電圧を測定することによって、照明装置200の周囲の明るさを判定する。充電池280は、太陽電池210で発電された電力を貯蔵する。充電池280に貯蔵された電力は、制御部270で出力を制御されて接続部240、白色LED220、感振センサ260、ロックモータ250、計時部271に供給される。
明るさ判定部290は、明るさ判定部290が判定した照明装置200の周囲の明るさに基づいて、制御部270に制御信号を送信する。明るさ判定部290から制御信号を受信した制御部270は、照明装置200の周囲が所定の明るさよりも明るければ、白色LED220を消灯するように白色LED220を制御する。また、照明装置200の周囲が所定の明るさよりも暗ければ、白色LED220を点灯するように白色LEDを制御する。
感振センサ260は、ポール201の振動を検知して、制御部270に制御信号を送信する。感振センサ260から制御信号を受信した制御部270は、感振センサ260が検知した振動が所定の大きさよりも大きい振動であれば、開口部230を覆う蓋231の固定を解除して開口部230を開放可能な状態にするように、ロックモータ250を制御する。制御部270は、同時に、計時部271に制御信号を送信する。制御部270から制御信号を受信した計時部271は、ロックモータ250が蓋231の固定を解除して開口部230を開放可能な状態にしてからの経過時間を計時する。ロックモータ250が蓋231の固定を解除して開口部230を開放可能な状態にしてから所定の時間が経過すると、計時部271が制御部270に制御信号を送信する。計時部271からの制御信号を受信した制御部270は、開口部230を閉塞して蓋231を固定するようにロックモータ250を制御する。
図6は、この発明の第2実施形態として、感振センサが振動を検知していないときの開口部(A)と、感振センサが振動を検知したときの開口部(B)とについて、ポールの内側から見たときの状態を模式的に示す正面図である。
図6の(A)と(B)に示すように、ポール201の壁には、ポール201の内部と外部を連通する開口部230が形成されている。開口部230においてポール201の内壁側には、蓋231が配置され、開口部230全体をポール201の内側から覆い、ポール201の内部に配置されている接続部240(図4)をポール201の外部から遮蔽している。接続部240は、配線202を介して充電池280に接続されている(図4)。ポール201の内壁には、開口部230の外周の外側に、ロックモータ250が配置されている。ロックモータ250には、ロック部材251が接続されている。ロック部材251は、ロックモータ250の軸を中心に回転することができる。また、蓋231においてポール201の内側には、ロック部材受け部232が配置されている。
図6の(A)に示すように、ロック部材251がロック部材受け部232に嵌合することによって、蓋231が開口部230を覆った状態で蓋231を固定することができる。
感振センサ260が振動を検知すると、ロックモータ250は、制御部270から制御信号を受信して図中の矢印Cの向きに回転し、ロック部材251も矢印Cの方向に図中に二点鎖線で示す位置まで約90°回転し、ロック部材251とロック部材受け部232との嵌合が解除されて、開口部230が開放可能な状態になる。開口部230が開放可能な状態になると、外部から蓋231を開けて、外部の機器を接続部240に接続して充電することができる。
図6の(B)に示すように、感振センサ260が振動を検知してから所定の時間が経過すると、計時部271が制御部271に制御信号を送信し、制御部270がロックモータ250を図中の矢印Dの方向に回転させ、ロック部材251も矢印Dの方向に図中に二点鎖線で示す位置まで約90°回転させられて、ロック部材251がロック部材受け部232と嵌合して、蓋231が開口部230を覆った状態で固定される。
このように、照明装置200は、制御部270と、太陽電池210と、太陽電池210によって発電された電力を蓄えるための充電池280と、充電池280に蓄えられた電力を使用して点灯する白色LED220と、充電池280に蓄えられた電力を外部に供給するための接続部240と、開口部230を有し、接続部240を収容するためのポール201と、開口部230を開放または閉塞するため蓋231とロックモータ250とロック部材251とロック部材受け部232と、ポール201の振動を検知して制御部270に制御信号を送信するための感振センサ260とを備え、制御部270は、感振センサ260から制御信号を受信した場合に、開口部230を開放可能な状態にするようにロックモータ250を制御する。
地震によって白色LED220が振動し、感振センサ260がこの振動を検知すると、接続部240が収容されているポール201の開口部230が開放可能な状態にされ、接続部240を介して充電池280に蓄えられている電力を外部に供給することができる。一方、制御部270は、感振センサ260が振動を検知して送信する制御信号を受信しなければ、開口部230を開放可能な状態にするようにロックモータ250を制御することがない。
このようにすることにより、充電池280に貯蔵した電力を不用意に使用されることなく、地震時には外部の機器の充電を行なうことが可能な照明装置200を提供することができる。
また、開口部開閉手段は、開口部230を覆うための蓋231と、蓋231が開口部230を覆って閉塞した状態で蓋231をポール201に固定するためのロックモータ250とロック部材251とロック部材受け部232とを含み、制御部270は、感振センサ260から制御信号を受信した場合に、ロック部材251による蓋231の固定を解除して開口部230を開放可能な状態にするように、ロックモータ250を制御する。
このようにすることにより、地震があった場合には、接続部240が収容されているポール201の開口部230の蓋231を固定するロック部材251が自動的に解除され、接続部240を介して充電池280に蓄えられている電力を外部に供給することができる。
また、ロックモータ230による蓋231の固定を解除して開口部230を開放可能な状態にするようにロックモータ230を駆動してから所定の時間が経過した場合に、蓋231が開口部230を閉塞した状態で蓋231をポール201に固定するように、ロックモータ250を制御する。
このようにすることにより、地震の発生から所定の時間が経過すると、自動的に開口部230の蓋231がロック部材251によって固定され、接続部240が外部から遮蔽されるため、充電池280に蓄えた電力の不用意な使用を効果的に防ぐことができる。
なお、この実施の形態においては、ロック部材251の駆動はロックモータ250で行なっているが、モータの他に、リニアアクチュエータやソレノイドなどを使用してロック部材251の駆動を行うことも可能である。
また、この実施形態においては、地震時に蓋231の固定と固定解除が自動で行なわれるが、第1実施形態の手法を用いて、蓋231の開閉も自動で行なわれるようにしてもよい。
第2実施形態の照明装置200のその他の構成と効果は、第1実施形態の照明装置100と同様である。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
この発明の第1実施形態として、太陽電池付き照明装置の全体を模式的に示す図である。 この発明の第1実施形態にかかる照明装置の構成を示すブロック図である。 この発明の第1実施形態として、感振センサが振動を検知していないときの開口部の状態(A)と、感振センサが振動を検知したときの開口部の状態(B)とを模式的に示す断面図である。 この発明の第2実施形態として、太陽電池付き照明装置の全体を模式的に示す図である。 この発明の第2実施形態にかかる照明装置の構成を示すブロック図である。 この発明の第2実施形態として、感振センサが振動を検知していないときの開口部(A)と、感振センサが振動を検知したときの開口部(B)とについて、ポールの内側から見たときの状態を模式的に示す正面図である。
符号の説明
100,200:照明装置、101,201:ポール、110,210:太陽電池、120,220:白色LED、130,230:開口部、131,231:蓋、140,240:接続部、150:蓋開閉モータ、160,260:感振センサ、170,270:制御部、180,280:充電池、232:ロック部材受け部、250:ロックモータ、251:ロック部材。

Claims (5)

  1. 太陽電池と、
    前記太陽電池によって発電された電力を蓄えるための二次電池と、
    前記二次電池に蓄えられた電力を使用して点灯する照明部と、
    前記二次電池に蓄えられた電力を外部に供給するための接続部と、
    開口部を有し、前記接続部を収容するための筐体と、
    前記開口部を開放または閉塞するための開口部開閉手段と、
    振動検知部とを備え、
    前記接続部と前記振動検知部とは、前記筐体の上部に配置され、
    前記振動検知部が振動を検知した場合に、前記開口部を開放または開放可能な状態にする、太陽電池付き照明装置。
  2. 前記開口部開閉手段は、前記開口部を覆うための蓋部と、前記蓋部を駆動するための蓋駆動手段とを含み、
    制御部は、前記振動検知部から振動検知信号を受信した場合に、前記蓋部を駆動して前記開口部を開放するように、前記蓋駆動手段を制御する、請求項1に記載の太陽電池付き照明装置。
  3. 前記制御部は、前記開口部を開放するように前記蓋駆動手段を制御してから所定の時間が経過した場合に、前記蓋部が前記開口部を閉塞するように、前記蓋駆動手段を制御する、請求項2に記載の太陽電池付き照明装置。
  4. 前記開口部開閉手段は、前記開口部を覆うための蓋部と、前記蓋部が前記開口部を覆って閉塞した状態で前記蓋部を前記筐体に固定するための蓋固定手段とを含み、
    前記制御部は、前記振動検知部から振動検知信号を受信した場合に、前記蓋固定手段による前記蓋部の固定を解除して前記開口部を開放可能な状態にするように、前記蓋固定手段を制御する、請求項2または請求項3に記載の太陽電池付き照明装置。
  5. 前記接続部は、携帯電話に電力を供給するための携帯電話用接続部である、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の太陽電池付き照明装置。
JP2007027579A 2007-02-07 2007-02-07 太陽電池付き照明装置 Expired - Fee Related JP4762164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007027579A JP4762164B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 太陽電池付き照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007027579A JP4762164B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 太陽電池付き照明装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008192529A JP2008192529A (ja) 2008-08-21
JP2008192529A5 JP2008192529A5 (ja) 2009-05-14
JP4762164B2 true JP4762164B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=39752419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007027579A Expired - Fee Related JP4762164B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 太陽電池付き照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4762164B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101800479B1 (ko) * 2013-05-21 2017-11-22 (주)제이에이치에너지 디밍 조절 기능이 있는 하이브리드형 야외 조명 장치
CN105762920A (zh) * 2016-05-04 2016-07-13 广州硕耐节能光电技术有限公司 分布式光伏供电系统

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004364347A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Iwafuji Kogyo Kk 携帯電話機の電源装置
JP2005133321A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Tokai Rika Co Ltd 扉制御装置
JP2005213846A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Hochiki Corp 自動開錠システム
JP2006244711A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Sharp Corp 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008192529A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN204109886U (zh) 具有状态显示器的环境灯及其装置
JP2010287403A5 (ja)
WO2008093980A1 (en) Emergency lighting system for elevator
KR20100022651A (ko) 램프가 구비된 맨홀덮개장치
KR101516879B1 (ko) 비상상황 안내기능이 구비된 휴대용 비상조명 등기구
JP4762164B2 (ja) 太陽電池付き照明装置
ITPI20090113A1 (it) Apparato fotovoltaico per l'alimentazione elettrica di bauletti per motoveicoli
JP2007073193A (ja) 非常用照明装置
KR101803812B1 (ko) 비상등
JP2012227105A (ja) 街路灯用照明器具
KR20130006427U (ko) 휴대it기기 충전장치가 구비된 간이승강장
JP5378619B1 (ja) Led街路灯無停電電源装置
CN105620602A (zh) 一种智能安全警示灯
JP5659115B2 (ja) 照明装置
KR101896235B1 (ko) 차량 내 휴대기기 방치 방지 시스템
KR20160109922A (ko) 다기능 태양광 충전식 보안등
JP6897218B2 (ja) リモコン装置
JP3988529B2 (ja) 保安灯
JP2005183077A (ja) トンネル用照明装置
JP2005228704A (ja) 非常灯
JPH08317576A (ja) 非常灯点灯装置および照明装置
JP5722810B2 (ja) 街路灯用照明器具
JP2008192529A5 (ja)
JP2006280086A (ja) Led保安灯
CN206922917U (zh) 户外相机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090327

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees