JP4761654B2 - へッドレストステーの凹部の加工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシートバック上端に取付けられるへッドレストステーの凹部の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などのシートバック上端に取付けられるヘッドレストSには、乗員の頭部がフィットできるよう、へッドレストステー3のステー部分32に所定間隔をおいて高さ調節用の凹部2が複数設けられている(図14,図15)。図中、符号2aはへッドレストの抜け防止用凹部、符号2bは係止用凹部、符号31はインサート部分、符号Pは枕部である。へッドレストSに組み込まれるヘッドレストステー3は、近年、軽量化のためパイプ材が多く使用されているが、これらの凹部2はこれまで▲1▼フライス,ブローチなどによる切削方法、▲2▼プレス加工による方法等で形成されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、パイプを素材とするヘッドレスト用ステーの凹部は、上下位置を調整し保持用としての役割を担っており、当然ながら所定強度を満足させねばならなかった。前記▲1▼の切削により凹部加工を施した場合、その最も肉厚の薄い所でも所定強度が保てるよう肉厚の厚いパイプを用いる必要があった(図16のイ)。フライス,ブローチによる凹部加工箇所に予備的な凹加工を事前に施す場合にも、最も肉厚の薄い所で所定肉厚を確保する必要があった(図16のロ)。
一方、前記▲2▼のプレス加工で凹部を切り取って成形する場合、パンチの磨耗等によりバリが大きく発生してその研磨にコストがかかった(図16のハ)。さらに、破断面が汚く、凹部の機能として必要なシャープなエッジが出づらかった。また、金型にパイプを保持させ、パンチで上から単に押し込む方法ではパイプの特性上シャープな形状が成形できなかった。その結果、図16の(ニ)ごとくのダレが発生した。プレス加工のダレによってストッパ機能を発揮できず、へッドレストがシートバック上端から抜けてしまう不具合があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解決するもので、パイプの肉厚を不必要に厚くしなくても所定強度が確保でき、且つシャープな凹部形状を簡単にだせるへッドレストステーの凹部の加工方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、パイプ材からなるへッドレストステーのステー部分に設けられるへッドレストステーの凹部の加工方法であって、凹部が設けられる部位になるステー部分を露出状態にしてヘッドレストステーをセットし、次いで、側面視の外周部に該凹部よりも一回り小さく且つ丸みのある形状が確保された予備成形用の円盤状第一パンチローラを、ステー部分の長手方向に対し直交させるようにして、該第一パンチローラを回転させながら、該外周部を凹部形成部位のステー部分に打ち下ろしていくことにより凹所を塑性加工で予備成形し、その後、側面視の外周部に、前記凹部の最終形状に対応して、凹部の傾斜面に対応する斜面と凹部底面に対応するフラット面と立面に対応する垂直部を形成した円盤状第二パンチローラを、ステー部分の長手方向に対し直交させるようにして、該第二パンチローラを回転させながら、該外周部を前記凹所に向けて打ち下ろし、該凹所を通り過ぎるまでプレスして凹部を塑性加工で成形することを特徴とするへッドレストステーの凹部の加工方法にある。ここで、第一,第二パンチローラは回転自在に取着し得る状態にする他、適宜回転駆動させることもできる。
請求項2の発明たるへッドレストステーの凹部の加工方法は、請求項1で、第一パンチローラに係る側面視の外周部に、凹部の傾斜面に対応する斜面が形成され、且つ凹部底面及び立面に対応する円弧面の丸みが形成されることを特徴とする。請求項3の発明たるへッドレストステーの凹部の加工方法は、請求項1又は2で、凹部形成部位で、前記第一パンチローラを下降させる力に、該第一パンチローラの回転力に係る接線方向の力が加わった合成力が、パイプ内に入り込む力になるようにすることを特徴とする。
【0006】
請求項の発明のごとく、第一,第二パンチローラの外周部をステー部分に押圧することにより凹所或いは凹部を成形すると、パンチローラの回転による遠心力とプレス押圧力の合成力がパイプ中心部に向かうようになるので、切粉を発生させずに成形できる。切削加工と違い、塑性加工で凹部を成形するので、凹部の箇所の肉厚が減じることがなく、その部分の強度は他部分と同様に保持される。そして、第一パンチローラで凹所を予備成形し、しかる後、外周部に最終成形用のパンチ部が形成された第二パンチローラの外周部を前記凹所に向けてプレスして凹部を二段階に分けて成形するので、シャープな所望の凹部形状を加工できる。
外周部を凹部形成部位のステー部分に打ち下ろしていくと、第一パンチローラはステー部分を回転しながらステー部分を押圧することにより、パイプに不必要な変形を抑えた塑性加工ができる。第一パンチローラを取付け具に回転せぬよう固定すれば、凹部形成部に亀裂が入ったり、また大きな変形、さらにステー部分にも変形を招来させ成形不能に陥ったりすることから、第一パンチローラを回転し得る状態にして凹所の予備成形をすることが極めて有効となる。
すなわち、パイプ材からなるヘッドレストステーを使用して、第一パンチローラを回転させながらステー部分に押圧して凹部の予備成形を行うので、パイプ内にパイプ肉を効率良く押し込んだ凹所ができ、バリは全く発生しない。側面視の外周部に丸みのある第一パンチローラを採用するので、凹所を形成する際に、不必要な所に変形が生じることもない。そして、第二プレス機に係る第二パンチローラによるプレス加工で所望の凹部に仕上げるので、凹部の立面は係止機能を存分に発揮できる切り立ったシャープな垂直面に成形できる。第一段階の予備成形で凹部の大体の形状を造っているので、バリやダレ等の発生はない。予め凹部に近い凹所を成形し、その後、最終的に求める凹部を成形する二段階方法を採るので、品質的に安定する。
請求項2の発明のごとく、第一パンチローラに係る側面視の外周部に、凹部の傾斜面に対応する斜面が形成され、且つ凹部底面及び立面に対応する円弧面の丸みが形成されて、凹所から凹部への修正部分が少ないほど良好な結果が得られる。
請求項3の発明のごとく、凹部形成部位で、前記第一パンチローラを下降させる力に、該第一パンチローラの回転力に係る接線方向の力が加わった合成力が、パイプ内に入り込む力になるようにすると、パイプは内部が中空になっているので、パイプ内部に凹みながら力をうまくかわし吸収していく。パイプ肉厚を削り落とすことがなく、パイプ素材にクラック等が発生する心配もない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るへッドレストステーの凹部の加工方法について詳述する。
(1)実施形態1
図1〜図9は、本発明のへッドレストステーの凹部の加工方法の一形態で、図1は第一工程の第一プレス機の説明断面図、図2は図1の第一パンチローラの拡大図、図3は(イ)が予備成形する前の第一パンチローラとステー部分との位置関係を示す平面図、(ロ)が予備成形を終えた後の凹部周りの拡大図、図4は回転するパンチローラをステー部分に押圧,降下させる場合、回転力に係る接線方向の力と押圧力がつくる合成力の方向を表した説明図、図5は(イ)が凹所周りのステー部分の縦断面図、(ロ)が(イ)のI-I線矢視図、図6は第二工程の第二プレス機の説明断面図、図7は図6の第二パンチローラの拡大図、図8は(イ)が凹部成形する前の第二パンチローラと凹所との位置関係を示す平面図、(ロ)が凹部成形を終えた後の凹部周りの拡大図、図9は(イ)が凹部周りのステー部分の縦断面図、(ロ)が(イ)のII-II線矢視図である。
【0008】
1−1.凹部の加工用プレス装置
本発明のヘッドレストステーの凹部の加工方法に先立ち、まずこれに用いる凹部の加工用プレス装置について説明する。該加工用プレス装置は第一プレス機Aと第二プレス機Bとを備える(図1,図6)。
【0009】
第一プレス機Aは第一固定型1と第一パンチローラ4と第一可動型5とを具備する。ここでの第一固定型1はヘッドレストステー3を保持,固定する下型たるホルダ11で構成され、二つの分割型11a,11bからなる。断面半円形のキャビティ111を形成した図1の左方分割型11aがステー部分32の左半割り部分を保持し、該左方分割型に装着されたステー部分32は、その後、図1のごとく盤状の右方分割型11bが閉じることによってホルダ11に装着固定される。なお、凹所加工時には加工が施されないヘッドレストステー3のインサート部分31等の箇所も図示しないクランプ具等により適宜固定される。
左右分割型11a,11bが閉じるとホルダ11は図示のごとく横断面L字形になり、右方分割型11bの円弧面112を形成している左側上面がステー周面32aに密着し、ステー部分32がホルダ11に確実に保持される。この段階では、凹部2が設けられるステー部分32の部位(右側部)は露出しており、かくのごとくヘッドレストステー3がホルダ11にセットされても、第一工程の第一パンチローラ4による凹部2の予備成形加工が行えるようになっている。
【0010】
前記第一パンチローラ4は、外周部4aの側面視形状が凹部2に似せた円盤状ローラで、該ローラの中心には軸孔45が形成される。最終加工形状の凹部2とは若干異なり、凹部2の角部に対応する外周部4aの箇所では丸み47が形成された第一パンチローラ4となっている。
図2(イ)は第一パンチローラ4の正面図、同図(ロ)は第一パンチローラ4の側面図である。第一パンチローラ4の外周部4aには、最終的に求める凹部形状に似せながらもなだらかで丸み47のある凹所2´成形用の側面視形状が確保される。第一パンチローラ外周部4aには凹部2の傾斜面24に対応する斜面41が設けられ、また凹部底面23及び立面21に対応する円弧面の丸み47が形成される(図2,図8)。ステー部分の外周面32aから立面21が降りるエッジ部分Fでは、これに対応する立面の立下り箇所があるが、なだらかな形状とする。また、凹部底面23と傾斜面24が交わるところに対応する第一パンチローラ外周部の箇所もなだらかな曲面を描く。
【0011】
第一可動型5は第一パンチローラ4を回転自在に取着して進退動可能にする。第一可動型5は前記第一固定型1に向けて進出させることにより第一固定型1に載置されたヘッドレストステーのステー部分32を押圧し凹所2´が成形できるようになっている。詳しくは、第一可動型5(ここでは上型)の一部たる第一パンチローラ取付け具51の支軸52を、第一パンチローラ4の軸孔45に挿通することにより、第一パンチローラ4がパンチローラ取付け具51に回転自在に支持される。第一パンチローラ取付け具51は、通常、ホルダ11にセットしたステー部分32の凹部2が設けられる部位の上方位置に待機する。そして、第一パンチローラ取付け具51が下降し、第一パンチローラ4を回転し得る状態にして第一パンチローラ4でステー部分32を押圧して凹所2´の予備成形を可能とする。
【0012】
第二プレス機Bは第二固定型6と第二パンチローラ7と第二可動型8とを備えて、凹部2を成形し得るプレス加工機になっている(図6)。第二プレス機Bは第二パンチローラ7の形状に違いがあるだけで、それ以外は第一プレス機Aと基本的構成を同じくする。第二固定型6は第一プレス機Aで凹所2´が成形されたヘッドレストステー3を載置し得る下型で、ヘッドレストステー3を保持,固定する下型たるホルダ61が二つの分割型61a,61bで構成されている。第二固定型6は第一固定型1と形状等が同じであり詳細説明を省く。
【0013】
第二パンチローラ7は外周部7aに最終成形用のパンチ部が形成された円盤状ローラで、ローラの中心には軸孔75が形成される。
図7(イ)は第二パンチローラ7の正面図、同図(ロ)は第二パンチローラ7の側面図である。第二パンチローラ7の外周部7aには、最終的に求める凹部2の凹み形状にほぼ一致する側面視形状が確保される。第二パンチローラ外周部7aには凹部2の傾斜面24に対応する斜面71が設けられ、また凹部底面23に対応するフラット面72が設けられる。また、立面21に対応する垂直部76が設けられる。凹部底面23と立面21が交わる直角部分のところに対応する第二パンチローラ外周部7aの箇所には側面視で直角部Eが形成される。斜面71とフラット面72の交わる箇所には屈曲点Kが形成される。
【0014】
第二可動型8は第二パンチローラ7を回転自在に取着して進退動可能とする。第二可動型8は前記第二固定型6に向けて進出させることにより第二固定型6に載置されたヘッドレストステー3の凹所2´に向けて押圧し、凹部2を成形できるようになっている。第二可動型8の一部たるパンチローラ取付け具81の支軸82を、第二パンチローラ7の軸孔75に挿通することにより、第二パンチローラ7がパンチローラ取付け具81に回転自在に支持される。該パンチローラ取付け具81は、通常、ホルダ61にセットしたステー部分32の凹所2´がある部位の上方位置に待機する。そして、パンチローラ取付け具81が下降し、第二パンチローラ7を回転し得る状態にして第二パンチローラ7でステー部分32を押圧して凹部2の成形を可能とする。第二可動型8も第一可動型5と基本構成が同じである。
以上、前記第一プレス機Aと第二プレス機Bについて詳述してきたが、これら二つは分離構成でも、一つのプレス機械装置に一体的に組み込まれたものであってもよく、どちらも本発明の範囲内にある。
【0015】
1−2.ヘッドレストステー3の凹部の加工方法
ヘッドレストステー3の凹部の加工方法は、まず前記ホルダ11にパイプ材からなるヘッドレストステー3をセットする(図1)。左右分割型11a,11bを開いてステー部分32を装着させた後、型閉じによりステー部分32を固定,セットする。このとき、凹部2が設けられる部位Mになるステー部分32の右半分は露出した状態になる。
【0016】
次いで、パンチローラ取付け具51を凹部形成部位Mのステー部分32へ打ち降ろしていく。第一パンチローラ4をステー部分32の長手方向に対し直交させるようにして凹部形成部位Mに向けて下降させることにより凹所2´の予備成形を行う(図3)。取付け具から張り出す第一パンチローラ4を回転し得る状態にしてステー部分32に押圧して凹所2´の予備成形を行う。第一パンチローラ4は既述のごとく支軸52に回転自在に取着されている。従って、これを打ち降ろすと、第一パンチローラ4はステー部分32を回転しながらステー部分32を押圧することにより、パイプ(ステー部分32)に不必要な変形を抑えた塑性加工ができる。
【0017】
ここで、回転する第一パンチローラ4はパイプ内Oへパイプ肉tを押し込む方向に力をかけていく。図4に示すように第一パンチローラ4が下降する白抜き矢印方向の力G1と、第一パンチローラ4がステー部分32を擦り且つ転がりながら時計回りの矢印方向に回転する力G2との両合成力G3が、パイプ内Oへパイプ肉tを押し込む方向に力をかけるようにして凹所2´を成形する。凹部形成部位Mで、第一パンチローラ4を下降させる力G1に、第一パンチローラ4の時計回り回転力G2に係る接線方向の力G21が加わると、これらの合成力G3はパイプ内に入り込もうとする力になる。さらにいえば、白抜き矢印方向に押す力G1に同期をとって第一パンチローラ4が回転して力G2を発生させることから、ステー部分32の凹部形成部位Mにあたる周面での第一パンチローラ4の合成力G3の方向は、パイプのほぼ中心軸を通ると考えられる。第一パンチローラ4を取付け具51に回転せぬよう固定すれば、凹部形成部に亀裂が入ったり、また大きな変形、さらにステー部分32にも変形を招来させ成形不能に陥ることから、第一パンチローラ4を回転し得る状態にして凹所2´の予備成形をすることが極めて有効となる。なお、図4でステー部分32のパイプ断面ハッチング表示は省く。
【0018】
加えて、第一パンチローラ4の外周部4aをステー部分32に押圧することによりパイプ32にはパイプ内部に向かう力G3が加わるが(図4)、パイプは内部が中空Oになっているので、パイプ内部に凹みながら力をうまくかわし吸収していく。パイプ肉厚tを削り落とすことがなく、パイプ素材にクラック等が発生する心配もない。そうして、ステー部分32に押し付けながら回転していた第一パンチローラ4がその凹部形成部位Mを通り過ぎれば、図5のような予備成形された凹所2´が完成する。凹所2´の形成に伴い、凹部形成部位Mのステー部分32内周側には膨らみ部分Fができる。
第一パンチローラ4の外周部は凹部2より一回り小さい側面視形状を採用しており、図8のごとく凹部2に近い凹所2´が得られる。該凹所2´に関しては、凹所2´形成時の不具合変形Wを抑えられる範囲内で、凹部2の形状にできる限り近づいているのが望ましい。凹所2´から凹部2への修正部分が少ないほど良好な結果が得られる。
【0019】
前記凹所2´が形成されたら、第一パンチローラ4を後退させる。続いて、前述の第二プレス機Bに、凹所2´が形成されたヘッドレストステー3をセットする。左右分割型61a,61bを開いてステー部分32を装着させた後、型閉じにより凹所2´のある部位を露出状態として該ステー部分32を固定,セットする(図6)。
【0020】
次いで、外周部に最終成形用のパンチ部が形成された第二パンチローラ7を回転し得る状態にして、取付け具から張り出す該第二パンチローラ7の外周部を前記凹所2´に向けてプレスして凹部2を成形する(図6)。
第二パンチローラ74をステー部分32の長手方向に対し直交させるようにして凹所2´に向けて下降させることにより凹部成形を行う(図8)。第二パンチローラ7は支軸に回転自在に取着されているため、これを打ち降ろせば、第二パンチローラ7は回転しながら凹所2´周りのステー部分32を押圧して凹部2の塑性加工を行う。
【0021】
ここでも、第二パンチローラ74はパイプ内Oへパイプ肉tを押し込む方向に力をかけていく。図4に示した第一パンチローラ4と同様、白抜き矢印方向の力G1と、第二パンチローラ7がステー部分32を擦り且つ転がりながら時計回りの矢印方向に回転する力G2に係る接線方向の力G21との両合成力G3が、パイプ内Oへパイプ肉tを押し込む方向に力をかけて凹部2を成形する。第二パンチローラ74も回転し得る状態にして凹部成形をすることが、極めて有効であるのを確認している。
【0022】
また、第二パンチローラ7の外周部7aをステー部分32に押圧することにより、パイプ32には図4と同じようなパイプ内部に向かう力G3が加わるが、パイプは内部が中空Oになっているので、ここでもパイプ内部に凹みながら力をうまくかわし吸収していく。そうして、ステー部分32に押し付けながら回転していた第二パンチローラ74が、凹所2´を通り過ぎることによって図9のような所望の凹部2ができる。凹部2の形成に伴い、ステー部分32内周側には膨らみ部分Fができる。
【0023】
ところで、第一パンチローラ4による凹所2´成形を省き、初めから第二パンチローラ7で凹部2を一気に成形して省力化することも考えられる。しかし、第二パンチローラ7で凹部2を一気に成形すると、凹所2´形成時に大きな不具合変形Wが生じ、場合によってはクラック等も生じ、良好な凹部2の形成は困難であった。予め凹部2に近い凹所2´を成形し、その後、最終的に求める凹部2を成形する二段階方法を採るのが品質的に安定するのを実験確認している。
【0024】
(2)実施形態2
本実施形態のヘッドレストステー3の凹部の加工用プレス装置は、図10に示すように第一プレス機Aが第一固定型1と2つの第一パンチローラ4と2つの第一可動型5とを備え、また、第二プレス機Bが第二固定型6と2つの第二パンチローラ7と2つの第二可動型8とを備えるものとなっている。第一固定型1は実施形態1のホルダ分割型11aに相当するホルダ11と、上から該ホルダ11に被着してヘッドレストステー3を保持,固定するホルダカバー12とからなる。第二固定型6も第一固定型と同様に、ホルダ61とホルダカバー62とからなる。第一,第二固定型1,6は実施形態1と形状は違うが、凹部2が設けられる部位を露出状態にしてヘッドレストステー3を載置,固定できる。他の構成要素の第一パンチローラ4,第一可動型5、また第二パンチローラ7,第二可動型8の形状,構造は実施形態1のものと同じで説明を省く。
【0025】
2つの第一パンチローラ4X,4Yは、セット状態のステー部分32をほぼ中間位置において相対向するようにして各第一可動型5X,5Yに回転自在に取着される。実施形態1の第一プレス機Aに、第一パンチローラ4Y付き第一可動型5Yが、セット状態にあるステー部分32の下方位置に配設付加される格好である。2つの第二パンチローラ7X,7Yもそれぞれが各第二可動型8X,8Yに回転自在に取着される。凹所2´形成されたステー部分32を第二固定型6にセットすれば、該ステー部分32をほぼ中間位置において、両第二パンチローラ7X,7Yが相対向するように配される。実施形態1の第二プレス機Bに、さらに第二パンチローラ7Y付き第二可動型8Yがセット状態にあるステー部分32の下方位置に配設付加される格好である。
【0026】
上記凹部2の加工用プレス装置を用いた凹部2の加工は例えば次のように行うこととなる。
まず、ステー部分32の上下位置に配置された前記第一パンチローラ4のいずれか一方(ここでは下方側4Y)を回転し得る状態にしてステー部分32に押圧し凹所2´の加工を始める。そして、凹所2´の塑性加工を進めていくのであるが、図12(イ)のごとく第一パンチローラ4Yがステー部分32を横切る手前で、その凹所加工を止める。第一パンチローラ4Yがステー部分32を横切ってしまうと、ヘッドレストステー3の材質等によっては凹所加工で図11に見られるようなバリや不具合変形Wを発生させることがあるからである。
【0027】
その後、該第一パンチローラ4Yを退避させ(図12のロ)、次に、他方の第一パンチローラ4(ここでは上方側4X)を回転し得る状態にして前記凹所加工が一部施されたステー部分32に押圧し、凹所2´の予備成形を行う(図12のハ)。ステー部分32の上方位置から、先の第一パンチローラ4Yと逆方向に進む第一パンチローラ4Xが、下方側第一パンチローラ4でできた隆起部分Rをパイプ内へ押しやるようにして凹所2´を綺麗に成形していく。ここで、第一パンチローラ4Yがステー部分32を横切ってしまうと、バリや不具合変形Wが凹所2´の外へはみ出して、その後の第一パンチローラ4Xによる成形が行われても、変形Wが残ってしまうことがある。結局、後加工でバリ等の修復が必要になるが、上述のごとくの予備成形を行うことによってバリ取り作業等から一切開放される。
【0028】
次いで、凹所2´が成形されたヘッドレストステー3を第二固定型6にセットし、第二プレス機Bの第二パンチローラ外周部7aを凹所2´に向けてプレスして凹部2を成形する(図13)。
本実施形態ではこの凹部2の成形でも、ステー部分32の上下位置に配された第二パンチローラ7X,7Yを使って、まず第二パンチローラ7のいずれか一方(下方側7Y)を凹所2´に向けて押圧し凹部2の塑性加工を始める(図13のイ)。その後、ステー部分32を横切る手前でその凹部加工を止めて該第二パンチローラ7Yを退避させ(図13のロ)。しかる後、他方の第二パンチローラ7(ここでは上方側7X)を回転し得る状態にして前記凹部2が一部施されたステー部分32に押圧し、凹部2の最終成形を行う(図13のハ)。凹所2´の予備成形を行ったものでも、図13(イ)にあるように加工に伴う僅かな隆起部分Rができることがある。第二パンチローラ7Yがステー部分32を横切る手前で凹部加工を止め、次いで、上方側の第二パンチローラ7Xで前記隆起部分Rをなでおろすように、該パンチローラ7Xを逆方向に下降させて凹部2を成形することで、バリ取り後作業等の完全回避、さらなる品質向上が図られる。
かくして、所望の凹部2が成形加工されたヘッドレストステー3が完成する。実施形態1,2では、ヘッドレストの抜け防止用の凹部2bについて詳述したが(図14参照)、係止用凹部2aについても第一パンチローラ4,第二パンチローラ7の形状が異なるのみで、同様の説明となる。
【0029】
(3)効果
このように構成したヘッドレストステー3の凹部2の加工方法によれば、第一パンチローラ4による予備成形で、切削加工することなく凹所2´を得、さらにその後の第二パンチローラ7でも切削加工することなく最終形状たる凹部2を成形できるので、切粉が一切でない。作業性の向上につながるだけでなく、凹部2でも他のステー部分32と同様の肉厚tを十分確保でき、該凹部2はステー部分32の高さ調整に必要な保持機能たる機械的強度役割を十分果たせるようになる。従来の切削加工に依った場合のごとく、パイプ肉厚を厚くするといったことは不要になる。
また、パイプ材からなるヘッドレストステー3を使用して、第一パンチローラ4を回転させながらステー部分32に押圧して凹部2の予備成形を行うので、パイプ内Oにパイプ肉tを効率良く押し込んだ凹所2´ができ、バリは全く発生しない。側面視の外周部4aに丸み47のある第一パンチローラを採用するので、凹所2´を形成する際に、不必要な所に変形が生じることもない。
そして、第二プレス機Bに係る第二パンチローラ7によるプレス加工で所望の凹部2に仕上げるので、凹部2の立面21は係止機能を存分に発揮できる切り立ったシャープな垂直面に成形できる。第一段階の予備成形で凹部2の大体の形状を造っているので、バリやダレ等の発生はない。
【0030】
さらに、実施形態2のごとく、ステー部分32の上下位置に第一パンチローラ4X,4Yを配して、そのいずれか一方をまず回転し得る状態にしてステー部分32に押圧し凹所2´の加工を始め、その後、ステー部分32を横切る手前でその凹所加工を止めて該第一パンチローラ4を退避させ、しかる後、他方の第一パンチローラ4を回転し得る状態にして前記凹所加工が一部施されたステー部分32に押圧し凹所2´の予備成形を行えば、より高精度にして高品質の凹部加工ができる。しかも、バリ取り等の作業も完全になくなり、簡単で低コスト生産できる。第二パンチローラ7についても、凹所2´の上下位置に配して、そのいずれか一方をまず凹所2´へ向けて押圧し凹部2の加工を始め、その後、ステー部分32を横切る手前でその凹部加工を止めて該第二パンチローラ7を退避させ、しかる後、他方の第二パンチローラ7を回転し得る状態にして前記凹部加工が一部施されたステー部分32に押圧し凹部2を成形すれば、一層良好な凹部2の加工品が得られる。加えて、第一プレス機A及び第二プレス機Bはパンチローラ4,7の違いだけで、他の構成要素は同形状品であるので、本発明装置を比較的廉価に製作できる。
【0031】
尚、本発明においては、前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。第一プレス機A,第二プレス機B、及びそれらの構成要素等の形状,大きさ,材質等は用途に合わせて本発明の範囲内で適宜選択できる。実施形態では第一,第二パンチローラ4,7は、それぞれ第一,第二パンチローラ取着具51,81に回転自在に取着して、第一,第二パンチローラ4,7を回転し得る状態にして凹所2´或いは凹部2を成形したが、第一,第二パンチローラ4,7を例えばモータ等で積極的に回転させるようにしてステー部分32に押圧することにより凹所2´或いは凹部2を成形するものでも本発明の範囲内にある。
【0032】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明のヘッドレストステーの凹部の加工方法は、切粉を全くださずに必要肉厚を確保して、シャープな凹部の形状出しを行うことができ、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1のへッドレストステーの凹部の加工用プレス装置で、第一工程の第一プレス機の説明断面図である。
【図2】 図1の第一パンチローラの拡大図である。
【図3】 (イ)が予備成形する前の第一パンチローラとステー部分との位置関係を示す平面図、(ロ)が予備成形を終えた後の凹部周りの拡大図である。
【図4】 回転するパンチローラをステー部分に押圧,降下させるた場合、回転力に係る遠心力と押圧力がつくる合成力の方向を表した説明図である。
【図5】 (イ)が凹所周りのステー部分の縦断面図、(ロ)が(イ)のI-I線矢視図である。
【図6】 第二工程の第二プレス機Bの説明断面図である。
【図7】 図6の第二パンチローラの拡大図である。
【図8】 (イ)が凹部成形する前の第二パンチローラと凹所との位置関係を示す平面図、(ロ)が凹部成形を終えた後の凹部周りの拡大図である。
【図9】 (イ)が凹部周りのステー部分の縦断面図、(ロ)が(イ)のII-II線矢視図である。
【図10】 実施形態2のへッドレストステーの凹部の加工用プレス装置の説明断面図である。
【図11】 不具合変形が生じる場合の説明図である。
【図12】 第一プレス機による凹所の成形する模様を示す説明断面図である。
【図13】 第ニプレス機による凹部を成形する模様を示す説明断面図である。
【図14】 凹部が形成された凹部付きヘッドレストステーを組み込んだヘッドレストの斜視図である。
【図15】 図14のC−C線矢視図である。
【図16】 従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 第一固定型
2 凹部
2´ 凹所
21 立面
23 凹部底面
24 凹部の傾斜面(傾斜面)
32 ステー部分
4 第一パンチローラ
4a 外周部
41 斜面
47 丸み
5 第一可動型
6 第二固定型
7 第二パンチローラ
71 斜面
72 フラット面
76 垂直部
7a 外周部
8 第二可動型
A 第一プレス機
B 第二プレス機
G1 第一パンチローラを下降させる力
G2 第一パンチローラの回転力
G21 第一パンチローラの回転力に係る接線方向の力
M 凹部が設けられる部位(凹部形成部位)

Claims (3)

  1. パイプ材からなるへッドレストステーのステー部分に設けられるへッドレストステーの凹部の加工方法であって、
    凹部が設けられる部位になるステー部分を露出状態にしてヘッドレストステーをセットし、次いで、側面視の外周部に該凹部よりも一回り小さく且つ丸みのある形状が確保された予備成形用の円盤状第一パンチローラを、ステー部分の長手方向に対し直交させるようにして、該第一パンチローラを回転させながら、該外周部を凹部形成部位のステー部分に打ち下ろしていくことにより凹所を塑性加工で予備成形し、
    その後、側面視の外周部に、前記凹部の最終形状に対応して、凹部の傾斜面に対応する斜面と凹部底面に対応するフラット面と立面に対応する垂直部を形成した円盤状第二パンチローラを、ステー部分の長手方向に対し直交させるようにして、該第二パンチローラを回転させながら、該外周部を前記凹所に向けて打ち下ろし、該凹所を通り過ぎるまでプレスして凹部を塑性加工で成形することを特徴とするへッドレストステーの凹部の加工方法。
  2. 前記第一パンチローラに係る側面視の外周部に、凹部の傾斜面に対応する斜面が形成され、且つ凹部底面及び立面に対応する円弧面の丸みが形成される請求項1記載のへッドレストステーの凹部の加工方法。
  3. 前記凹部形成部位で、前記第一パンチローラを下降させる力に、該第一パンチローラの回転力に係る接線方向の力が加わった合成力が、パイプ内に入り込む力になるようにする請求項1又は2に記載のへッドレストステーの凹部の加工方法
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