JP4757859B2 - Copper bar mounting structure - Google Patents
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Description
本発明は銅バー(バスバー)の取付構造に係り、詳しくは大電流を通電させる端子台に銅バーを簡単に着脱することができる銅バーの取付構造に関する。 The present invention relates to a copper bar (bus bar) mounting structure, and more particularly to a copper bar mounting structure in which a copper bar can be easily attached to and detached from a terminal block through which a large current is passed.
特許文献1または特許文献2に開示されるように、今日、銅バーは、接続信頼性向上の観点から大電流が流れる配線、また、ワイヤーハーネス等を不要とする省スペース化を達成するための配線として広く使用されている。
As disclosed in
前記特許文献1の従来例は、電源供給機構の如く大電流の供給が必要とされる大型計算機に於て、許容電流値の増加,電圧降下の低減及び放熱性向上のために銅バーを用いたもので、特許文献2の従来例は、自動車部品の電子制御化の進展に伴い、自動車制御部品の配線部を一括モジュール化して、設置空間の省スペース化のために銅バーを用いたものである。
The conventional example of
そして、従来、大電流通電のため、銅バーを電源装置の端子台に取り付ける場合、端子台のネジを一度取り外し、再びネジを締め直して銅バーを端子台に固定していた。
しかし、斯様に銅バーの取付けの際に端子台のネジを取り外す作業は手間がかかり、作業性が悪いのが実情であった。また、斯様に端子台からネジを取り外すとネジを落下させてしまう虞があり、いくつもの端子台を繋ぐ銅バーの場合、ネジを総て一度外した状態になるため、ネジを紛失してしまう虞もあった。 However, the work of removing the screws of the terminal block when mounting the copper bar is troublesome and the workability is poor. Also, if you remove the screw from the terminal block in this way, the screw may drop, and in the case of a copper bar that connects several terminal blocks, all the screws will be removed once, so you lose the screws. There was also a risk of it.
そして、端子台のネジを締める場合、規定トルクまでのネジ止めの回転量が多く、更に、銅バーを取り替える場合にも、端子台の総てのネジを一度取り外し、再びネジを締め直さなければならず作業工数が非常にかかっているのが実情であった。 And when tightening the terminal block screws, there is a lot of screwing rotation up to the specified torque, and even when replacing the copper bar, all the screws on the terminal block must be removed and retightened again. The actual situation was that it took a lot of work.
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、ネジを取り外すことなく端子台に銅バーを簡単に着脱することのできる銅バーの取付構造を提供することを目的とする。 The present invention has been devised in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a copper bar mounting structure in which a copper bar can be easily attached to and detached from a terminal block without removing screws.
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、端子台に下部の軸部が固着され、上部の頭部が端子台上に配置された銅バー取付具と、前記銅バー取付具の頭部が挿通可能な取付孔が設けられた銅バーと、前記取付孔よりネジ頭が小径で、ネジ軸部が先端側へ順次小径なテーパ状に形成されたタッピングネジとで構成され、前記銅バー取付具の頭部は、外周が下方へ順次拡径するテーパ状に形成されて、中央上部から下方へ順次小径なネジ締用のテーパ孔が形成されると共に、該テーパ孔と連通する複数のスリットが上下方向に形成され、前記取付孔より小径なフランジが上部に形成された外形形状からなり、前記テーパ孔への前記タッピングネジのネジ締めに伴い、前記頭部の上部側が拡径して前記取付孔の内周に圧接し、前記フランジが該取付孔の開口周縁部に係止して銅バーを端子台に固定することを特徴とする。
In order to achieve such an object, the invention according to
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の銅バーの取付構造に於て、前記タッピングネジは、ネジ軸部のテーパの角度が異なる複数種が用意されていることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の銅バーの取付構造に於て、前記銅バー取付具の下部の軸部は、外周にローレット加工が施されていることを特徴とする。
According to a second aspect of the present invention, in the copper bar mounting structure according to the first aspect, the tapping screw is provided with a plurality of types having different taper angles of the screw shaft portion. The invention according to
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の銅バーの取付構造に於て、前記銅バー取付具の軸部の先端は端子台の裏面側から突出し、該先端に雌ネジが螺刻されていることを特徴とし、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の銅バーの取付構造に於て、前記銅バー取付具の軸部の先端は端子台の裏面側から突出し、該先端に雄ネジが螺刻されていることを特徴とする。
According to a fourth aspect of the present invention, in the copper bar mounting structure according to any one of the first to third aspects, the tip of the shaft portion of the copper bar mounting tool is on the back side of the terminal block. The invention according to
更に、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の銅バーの取付構造に於て、前記銅バー取付具の軸部の先端に、基板に設けた取付孔に取付可能な実装用取付ピンが設けられていることを特徴とし、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の銅バーの取付構造に於て、前記銅バー取付具は、軸部の両側に前記頭部が形成されていることを特徴とする。
Furthermore, the invention according to claim 6 is the copper bar mounting structure according to any one of
更にまた、請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の銅バーの取付構造に於て、前記銅バーの取付孔の開口周縁部に、前記銅バー取付具のフランジが該銅バーと面一に係止する周縁溝が形成されていることを特徴としている。
Furthermore, the invention according to claim 8 is the copper bar mounting structure according to any one of
各請求項に係る発明によれば、端子台への銅バーの取付けの際に端子台からネジを取り外す必要がなく、また、端子台に取り付く銅バーを交換する際にもネジを少し緩めるだけで銅バーを取り外すことができるため、従来に比し銅バーの取付け/取り外しの作業性が著しく向上すると共に、ネジの落下や紛失を防止することができる。 According to the invention according to each claim, it is not necessary to remove the screw from the terminal block when the copper bar is attached to the terminal block, and the screw is slightly loosened when replacing the copper bar attached to the terminal block. Since the copper bar can be removed, the workability of attaching / removing the copper bar is remarkably improved as compared with the conventional case, and the falling or losing of the screw can be prevented.
また、銅バー取付具の頭部をテーパ形状としているため、銅バーを取り付ける際に銅バーの取付孔に該頭部が挿入し易く、更に、タッピングネジのネジ軸部を先端側へ順次小径なテーパ状に形成しているため、テーパ孔にタッピングネジをネジ締めする際にそのネジ締め作業が削減できると共に、取付孔の内周に圧接する頭部の面接触部分を広げることが可能となって、良好な電気導通性が確保できる利点を有する。 Also, since the head of the copper bar mounting tool is tapered, it is easy to insert the head into the mounting hole of the copper bar when mounting the copper bar, and the screw shaft of the tapping screw is gradually reduced in diameter toward the tip side. Since it is formed in a tapered shape, it is possible to reduce the screw tightening work when screwing the tapping screw into the taper hole, and it is possible to widen the surface contact portion of the head pressed against the inner periphery of the mounting hole Thus, there is an advantage that good electrical conductivity can be secured.
更にまた、請求項1に係る発明によれば、銅バーの取付孔にタップを切る必要がなく、銅バーに取付孔の孔あけ加工のみで済む利点を有する。
Furthermore, according to the invention which concerns on
そして、請求項2に係る発明によれば、仕様に応じネジ軸部のテーパ角の異なるタッピングネジを用意することで、銅バーの締付け強度の調整が可能となる。 According to the second aspect of the present invention, it is possible to adjust the tightening strength of the copper bar by preparing tapping screws having different taper angles of the screw shaft portions according to the specifications.
また、請求項3に係る発明によれば、軸部の外周にローレット加工が施されているため、タッピングネジによるテーパ孔のネジ締めの際に、銅バー取付具が回転してしまうことがなく、回止めが図られる。
Further, according to the invention according to
一方、請求項4及び請求項5に係る発明によれば、端子台の裏面側に於て、ネジや圧着端子,ナットを用いた結線が可能となる。
On the other hand, according to the invention concerning Claim 4 and
そして、請求項6に係る発明によれば、プリント基板上に実装される端子台への銅バーの取付けにも適用することが可能となる。 And according to the invention concerning Claim 6, it becomes possible to apply also to attachment of the copper bar to the terminal block mounted on a printed circuit board.
また、請求項7に係る発明によれば、端子台の裏面側に於て、銅バーを用いた配線が可能となって作業性が更に向上し、請求項8に係る発明によれば、フランジが銅バーの表面と面一になって周縁溝に係止するため、該フランジに指等を引っ掛けたりすることがなく、また、端子台からの金属部分の突出をなくすことができる利点を有する。
According to the invention of
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1乃至図12は請求項1乃至請求項5及び請求項8に係る銅バーの取付構造の第一実施形態を示し、図1に於て、1は電源装置(図示せず)に取り付く端子台で、本実施形態は、複数の電源装置の端子台を複数の銅バーで繋ぐ銅バーの取付構造に関するものであるが、一つの端子台1を基に本実施形態を説明する。
1 to 12 show a first embodiment of a copper bar mounting structure according to
前記端子台1は樹脂のモールド品で、端子台1の上部に3つの隔壁3によって2つの銅バー取付部5が区画形成されており、一方の銅バー取付部5に銅バー取付具7の軸部9が固着(モールド)され、他方の銅バー取付部5に別種の銅バー取付具11の軸部13が固着(モールド)されている。
The
図2及び図3に示すように銅バー取付具7は、導電性を有しばね性を有するリン青銅や真鍮等の金属材料で形成された丸棒状の軸部9と、該軸部9の上部に一体形成された頭部15とからなり、軸部9の外周にはあやめ模様のローレット加工17が施されている。そして、図1に示すように軸部9の先端は端子台1の裏面側に突出し、該先端に雌ネジ19が螺刻されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図2乃至図4に示すように前記頭部15は、上部から略2/3迄の外周が下方へ順次拡径するテーパ状に形成されたテーパ部15aとされ、その中央上部に、下方へ順次小径となるネジ締用のテーパ孔21が設けられている。尚、前記テーパ部15aより下部の頭部15は筒状に形成されている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
更に、頭部15のテーパ部15aには、前記テーパ孔21と連通する4本のスリット23が90°の間隔を空けて上下方向に形成されると共に、テーパ部15aの上部に、後述する銅バー25の周縁溝27に係合する平面視円形状のフランジ29が径寸法外方へ突設されており、図1に示すように端子台1に軸部9が固着されて、頭部15が銅バー取付部5上に配置されている。
Further, four
一方、図1に示すように他方の銅バー取付具11は、前記銅バー取付具7に比し軸部13が長尺に形成されて、端子台1の裏面側に突出するその先端側外周に雄ネジ31が螺刻されており、該軸部13の上部に一体形成された頭部15は、前記銅バー取付具7の頭部15と同一構造となっている。
On the other hand, as shown in FIG. 1, the other
尚、銅バー取付具7と同様、銅バー取付具11も導電性を有するリン青銅や真鍮等の金属材料で形成されている。そして、軸部13の外周にもあやめ模様のローレット加工が施されており、図1に示すように軸部13が端子台1に固着されて、頭部15が銅バー取付部5上に配置されている。
As with the
そして、図5及び図6に示すように前記銅バー取付部5に取り付く銅バー25には、前記銅バー取付具7,11の頭部15が挿通可能な平面視円形状の取付孔33が形成され、更に、銅バー25の表面側の該取付孔33の開口周縁部に、前記フランジ29が該銅バー25の表面と面一に係止可能な平面視リング状の周縁溝27が設けられている。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
図7は前記銅バー取付具7,11のテーパ孔21にネジ締めされるタッピングネジ37を示し、本実施形態は、なべの如きネジ頭35を持ったナベコネジをタッピングネジ37として使用しており、そのネジ軸部39は前記テーパ孔21よりも若干大きなテーパ角に設定されている。
FIG. 7 shows a tapping
そして、図8乃至図11に示すように前記テーパ孔21をタッピングネジ37でネジ締めしていくと、スリット23が設けられた頭部15のテーパ部15aが径方向外方へ順次変形して、外形が広がる(拡径する)ようになっている。そして、図12に示すようにテーパ孔21にタッピングネジ37を完全にネジ締めすると、径方向外方へ変形したテーパ部15aの外周がストレート状になって、頭部15全体の外周が取付孔33の内周に圧接すると共に、前記フランジ29が銅バー25の表面と面一になって前記周縁溝27に係止するようになっている。
Then, as shown in FIGS. 8 to 11, when the
尚、図2,図5及び図7に示すように、前記取付孔33とフランジ29とネジ頭35の径寸法a,b,cはa>b≧cの関係に設定されており、ここでいうフランジ29の径寸法bは、タッピングネジ37でネジ締めされる以前の、後述する図8の状態での径寸法である。また、図8に示すように前記テーパ部15aより下部に形成された筒状の頭部15の外径は、取付孔33の内径より僅かに小さく設定されており、既述したようにテーパ孔21にタッピングネジ37を完全にネジ締めすると、径方向外方へ変形したテーパ部15aの外周がストレート状になって、頭部15全体の外周が取付孔33の内周に圧接する。
2, 5, and 7, the diameters a, b, and c of the mounting
その他、図1中、41は電源装置への端子台1の取付孔である。
In addition, in FIG. 1, 41 is an attachment hole of the
本実施形態はこのように構成されており、次に、図8乃至図12を基に、前記銅バー取付具7,11とタッピングネジ37を用いた端子台1への銅バー25の取付方法を説明する。
The present embodiment is configured as described above. Next, a method of attaching the
先ず、端子台1への銅バー25の取付けに当たり、図1及び図8に示すように端子台1上部の一方の銅バー取付部5に銅バー取付具7の軸部9が固着され、他方の銅バー取付部5に銅バー取付具11の軸部13が固着されて、銅バー取付具7,11の頭部15が銅バー取付部5上に夫々配置されている。
First, in attaching the
また、前記端子台1は電源装置に固着されており、端子台1の裏面側に突出する銅バー取付具7の雌ネジ19にネジ43を螺着して圧着端子45が結線され、端子台1の裏面側に突出する他方の銅バー取付具11の雄ネジ31にナット47を螺着して圧着端子45が結線されている。
The
而して、斯かる状態に於て、図8及び図9の如く銅バー25の取付孔33に銅バー取付具7,11の頭部15を挿通させて、銅バー25を前記銅バー取付部5内に配置する。既述したように取付孔33とフランジ29の径寸法a,bはa>bの関係にあるから、取付孔33に頭部15を容易に挿通させることができ、フランジ29が取付孔33に引っ掛かることがない。
Thus, in this state, as shown in FIGS. 8 and 9, the
この後、図9乃至図11に示すように、銅バー取付具7,11の頭部15のテーパ孔21にタッピングネジ37を挿入して該テーパ孔21をネジ締めしていくと、スリット23が設けられた頭部15のテーパ部15aが径方向外方へ順次変形して外形が広がっていく。
Thereafter, as shown in FIGS. 9 to 11, when the tapping
而して、軸部9,13の外周はローレット加工が施されているため、タッピングネジ37によるテーパ孔21のネジ締めの際に、銅バー取付具7,11が回転してしまうことがなく、回止めが図られる。
Thus, the outer peripheries of the
そして、図12に示すようにタッピングネジ37をテーパ孔21に完全にネジ締めすると、径方向外方へ変形したテーパ部15aの外周がストレート状になって、頭部15全体の外周が取付孔33の内周に圧接すると共に、前記フランジ29が銅バー25の表面と面一になって前記周縁溝27に係止し、銅バー25を端子台1に抜け止め固定する。
Then, as shown in FIG. 12, when the tapping
尚、前記取付方法では、銅バー25を銅バー取付部5内に配置した後、テーパ孔21にタッピングネジ37を挿入して該テーパ孔21をネジ締めしたが、既述したように取付孔33とフランジ29とネジ頭35の径寸法a,b,cはa>b≧cの関係にあるから、銅バー25を銅バー取付部5内に配置する前に、銅バー取付部5内への銅バー25の配置に支障を来さない程度に、即ち、フランジ29が広がって取付孔33に引っ掛からない程度にタッピングネジ37でテーパ孔21を軽くネジ締めして、タッピングネジ37を該テーパ孔21に仮止めしておいてもよく、銅バー25を銅バー取付部5内に配置した後、図12の如くテーパ孔21にタッピングネジ37を完全にネジ締めしていけばよい。
In the above mounting method, after the
そして、タッピングネジ37のネジ軸部39をテーパ孔21よりも若干大きなテーパ角に設定したため、テーパ孔21にタッピングネジ37をネジ締めする際にそのネジ締め作業が削減できるし、仕様に応じネジ軸部のテーパ角の異なるタッピングネジを用意して、銅バーの締付け強度を調整すればよい。
Since the
一方、端子台1に取り付けた銅バー25を交換する際には、タッピングネジ37を少し緩めてフランジ29と周縁溝27との係止状態を解除し、銅バー25が取り外し可能な程度までフランジ29を縮径させて銅バー25を取り外せばよく、テーパ孔21からタッピングネジ37を外す必要はない。そして、新たな新たな銅バーを同様に銅バー取付部5内に配置した後、タッピングネジ37を完全に締め付けていけばよい。
On the other hand, when replacing the
このように本実施形態によれば、
[1]端子台1への銅バー25の取付けの際に端子台1からタッピングネジ37を取り外す必要がなく、また、端子台1に取り付く銅バー25を交換する際にも、タッピングネジ37を少し緩めるだけで銅バー25を取り外すことができるため、従来に比し銅バー25の取付け/取り外しの作業性が著しく向上すると共に、ネジの落下や紛失を防止することができる。そして、軸部9,13の外周はローレット加工が施されているため、タッピングネジ37によるテーパ孔21のネジ締めの際に、銅バー取付具7,11が回転してしまうことがなく、回止めが図られる。
Thus, according to this embodiment,
[1] It is not necessary to remove the tapping
[2]銅バー取付具7,11の頭部15をテーパ形状としているため、銅バー25を取り付ける際に、銅バー25の取付孔33に該頭部15が挿入し易く、
[3]タッピングネジ37をテーパ孔21に完全にネジ締めすると、径方向外方へ変形したテーパ部15aの外周がストレート状になって、頭部15全体が取付孔33の内周に圧接するため、接触部分が面形状となって良好な電気導通を確保することができる。そして、頭部15の外周をローレット加工すれば、電気導通性が更に良好となる。
[2] Since the
[3] When the tapping
更に、
[4]タッピングネジ37のネジ軸部39をテーパ孔21よりも若干大きなテーパ角に設定したため、テーパ孔21にタッピングネジ37をネジ締めする際にそのネジ締め作業が削減でき、また、仕様に応じネジ軸部のテーパ角の異なるタッピングネジを用意することで、銅バー25の締付け強度の調整が可能となるし、斯様にネジ軸部39をテーパ形状にすることで、取付孔33の内周に圧接する頭部15の面接触部分を広げることが可能となって、良好な電気導通性が確保できる利点を有する。
Furthermore,
[4] Since the
そして、
[5]従来の端子台への銅バーの取付けでは、銅バーの取付孔にタップを切らなければならなかったが、本実施形態によれば、銅バー25に取付孔33の孔あけ加工のみで済む利点を有する。
And
[5] In the conventional attachment of the copper bar to the terminal block, the tap must be cut in the attachment hole of the copper bar. However, according to the present embodiment, only the formation of the
更に、
[6]図12に示すように端子台1-2の裏面側に於て、銅バー取付具7,11を利用してネジ43や圧着端子45,ナット47を用いた結線が可能となる。
Furthermore,
[6] As shown in FIG. 12, on the back side of the terminal block 1-2, connection using the
尚、前記実施形態は、フランジ29が銅バー25の表面と面一になって周縁溝27に係止するように構成したが、斯かる周縁溝27を省略して取付孔33の開口周縁部にフランジ29を係止させてもよい。
In the above embodiment, the
図13は請求項1乃至請求項5及び請求項8に係る銅バーの取付構造の第二実施形態を示し、本実施形態は、ナベコネジを用いた前記タッピングネジ37に代え、皿ネジをタッピングネジ49に用いたもので、銅バー取付具7,11の頭部15のテーパ孔21に前記ネジ頭51が収まるテーパ孔53を設けた以外の構成は、前記実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
FIG. 13 shows a second embodiment of the copper bar mounting structure according to
而して、本実施形態によっても、前記実施形態と同様、所期の目的を達成することができることは勿論、タッピングネジ49を皿ネジにすることで、フランジ29が銅バー25の表面と面一になって周縁溝27に係止することと相俟って銅バー25上面を平坦にすることが可能となり、指等を引っ掛けて怪我をすることがなく、また、端子台1上部への突出をなくしてクリアランスを確保することができる。
Thus, according to the present embodiment, the intended purpose can be achieved as in the above-described embodiment. Of course, the tapping
図14及び図15は請求項1乃至請求項3,請求項6及び請求項8の第一実施形態に係る銅バーの取付構造を示し、本実施形態は、プリント基板55上に実装される端子台1-1に銅バー25を取り付け可能としたもので、端子台1-1の底面はプリント基板55に実装可能に平坦に形成されている。
14 and 15 show the copper bar mounting structure according to the first embodiment of
そして、本実施形態の銅バー取付具7-1,11-1は、前記雌ネジ19と雄ネジ31に代え、軸部9-1,13-1の先端に、プリント基板55側に設けた平面視円形状の取付孔57に挿着可能な丸棒状の実装用取付ピン59を突設したもので、銅バー25の取付けに先立ち、端子台1-1は基板55上に実装され、実装用取付ピン59は取付孔57に挿入されて基板55に予め半田付けされている。尚、その他の構成は図1の実施形態と同様で、軸部9-1,13-1の上部に頭部15が形成されており、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
The copper bar fittings 7-1 and 11-1 of this embodiment are provided on the printed
而して、本実施形態によっても、図1の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、プリント基板55上に実装される端子台1-1への銅バー25の取付けにも適用することが可能である。
Thus, the present embodiment can achieve the intended purpose as in the embodiment of FIG. 1, and the attachment of the
図16及び図17は請求項1乃至請求項3,請求項6及び請求項8の第二実施形態に係る銅バーの取付構造を示し、本実施形態は、丸棒状の前記実装用取付ピン59に代え、銅バー取付具7-2,11-2の軸部9-2,13-2の先端に断面矩形状の実装用取付ピン61を突設すると共に、該実装用取付ピン61の先端に線材(図示せず)を半田付けして結線する小孔63を設けたもので、図17に示すようにプリント基板55-2側には、前記実装用取付ピン61が挿着可能な取付孔65が設けられている。
FIGS. 16 and 17 show a copper bar mounting structure according to the second embodiment of
尚、その他の構成は図1の実施形態と同様で、軸部9-2,13-2の上部に頭部15が形成されており、本実施形態によっても、図14の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
The other configuration is the same as that of the embodiment of FIG. 1, and a
図18は請求項1乃至請求項3,請求項7及び請求項8の一実施形態に係る銅バーの取付構造を示し、本実施形態は、銅バー取付具7-3,11-3の軸部9-3,13-3の両側に図1の頭部15を形成し、端子台1-2の上部を図1の端子台1と同一構造に形成すると共に、端子台1-2の裏面側も端子台1-2の上部と同一構造に形成して、端子台1-2の裏面側にも銅バー25を取付可能としたものである。
FIG. 18 shows a copper bar mounting structure according to one embodiment of
而して、本実施形態によれば、端子台1-2の裏面側に於て、銅バー25による配線が可能となるため、図12の如くネジ43や圧着端子45,ナット47を用いた結線が不要となって作業性が更に向上する利点を有する。
Thus, according to the present embodiment, since wiring by the
1,1-1,1-2 端子台
3 隔壁
5 銅バー取付部
7,7-1,7-2,7-3,11,11-1,11-2,11-3 銅バー取付具
9,9-1,9-2,9-3,13,13-1,13-2,13-3 軸部
15 銅バー取付具の頭部
15a テーパ部
19 雌ネジ
21,53 テーパ孔
23 スリット
25 銅バー
27 周縁溝
29 フランジ
31 雄ネジ
33,57,65 取付孔
35,51 ネジ頭
37,49 タッピングネジ
39 ネジ軸部
43 ネジ
45 圧着端子
47 ナット
55 プリント基板
59,61 実装用取付ピン
1, 1-1, 1-2
Claims (8)
前記取付孔よりネジ頭が小径で、ネジ軸部が先端側へ順次小径なテーパ状に形成されたタッピングネジとで構成され、
前記銅バー取付具の頭部は、外周が下方へ順次拡径するテーパ状に形成されて、中央上部から下方へ順次小径なネジ締用のテーパ孔が形成されると共に、該テーパ孔と連通する複数のスリットが上下方向に形成され、前記取付孔より小径なフランジが上部に形成された外形形状からなり、
前記テーパ孔への前記タッピングネジのネジ締めに伴い、前記頭部の上部側が拡径して前記取付孔の内周に圧接し、前記フランジが該取付孔の開口周縁部に係止して銅バーを端子台に固定することを特徴とする銅バーの取付構造。 A copper bar fixture in which a lower shaft portion is fixed to a terminal block and an upper head portion is disposed on the terminal block; and a copper bar provided with a mounting hole through which the head portion of the copper bar fixture can be inserted; ,
The screw head is smaller in diameter than the mounting hole, and the screw shaft portion is configured with a tapping screw formed in a tapered shape with a smaller diameter toward the tip side,
The head of the copper bar fitting is formed in a tapered shape whose outer circumference is gradually expanded downward, and a taper hole for screw tightening having a small diameter is formed sequentially from the upper center to the lower side, and is communicated with the tapered hole. A plurality of slits are formed in the vertical direction, and has an outer shape in which a flange having a smaller diameter than the mounting hole is formed at the top,
As the tapping screw is tightened into the taper hole, the upper side of the head expands in diameter and presses against the inner periphery of the mounting hole, and the flange engages with the peripheral edge of the opening of the mounting hole. A copper bar mounting structure characterized by fixing the bar to the terminal block.
The peripheral edge groove | channel where the flange of the said copper bar fixture is latched flush with this copper bar is formed in the opening peripheral part of the attachment hole of the said copper bar, The Claim 1 thru | or 7 characterized by the above-mentioned. The copper bar mounting structure according to claim 1.
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