JP4756345B2 - 情報処理装置、情報検索システム、情報検索方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報検索システム、情報検索方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置にかかり、特に、複数の検索条件を入力して情報検索を行う情報処理装置に関する。
情報化社会の現在においては、パソコンや携帯電話、さらには、店舗などに設置された専用端末といった情報処理端末にて、種々の情報検索が可能となっている。一方で、近年においては、情報が膨大であることから、ユーザが所望の情報にたどり着くことが困難となっている。従って、検索された情報の絞込みや、表示形態の工夫が必要とされる。
そして、下記の特許文献1,2には、検索された情報をユーザにとって見やすくするための技術が開示されている。例えば、特許文献1には、検索条件に対する一致度に応じて検索された情報の表示位置を変える、という技術が開示されている。また、特許文献2には、検索された情報を三次元空間上に表示する、という技術が開示されている。
特開2000−305933号公報 特開2002−56411号公報
しかしながら、上述したように情報が膨大である現在においては、目的の情報を検索するために、検索条件を複数用いて入力することが一般的に行われているが、通常は文字列や選択肢の中から条件を選択することによって入力しているため、複数の検索条件入力が容易ではなく、また、その確認も困難である。特に、複数の検索条件を設定しつつ特定の条件のみを変化させて検索の絞込みを行う場合には、入力した複数の検索条件を把握しておくことが困難である。このように、複数の検索条件をまとめて入力するような場合には、操作性にも問題が生じる。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、複数の検索条件の入力及び確認が容易となり、情報検索時におけるユーザの利便性の向上を図ることができる情報処理装置を提供することをその目的とする。
そこで、本発明の一形態である情報処理装置は、
所定の情報群に対する検索条件情報の入力を受け付け、当該検索条件情報に基づく検索結果情報を出力する情報処理装置であって、
入力された検索条件情報を、当該検索条件情報の種別ごとに割り当てられた表示軸上に表示出力する機能を有する、
ことを特徴としている。
より具体的には、
所定の情報群に対する検索条件情報を入力する操作手段と、検索条件情報及び検索結果情報を表示する表示手段と、を備えると共に、
操作手段から検索条件情報の入力を受け付けて当該検索条件情報を表示手段に表示する検索条件受付手段と、検索条件情報に基づく検索結果情報を表示手段に表示出力する表示処理手段と、を備えた情報処理装置であって、
検索条件受付手段は、複数の検索条件情報の種別ごとに割り当てられた各表示軸上に入力された各検索条件情報がそれぞれ表示されるよう表示手段に表示出力する、
ことを特徴としている。
上記発明によると、ユーザが情報処理装置に対して検索条件情報を入力することにより、各種の検索条件情報がそれぞれに割り当てられた表示軸上に表されて表示される。従って、入力した検索条件の確認が容易となり、これに伴い入力操作が容易となるため、情報検索時におけるユーザの利便性の向上を図ることができる。
そして、検索条件受付手段は、表示軸上に前記検索条件情報の値の目盛りを表示すると共に、この目盛りに基づいて操作手段から入力される検索条件情報の値を受け付ける、ことを特徴としている。これにより、ユーザは検索条件情報の値の設定入力が容易となり、利便性の向上を図ることができる。
また、検索条件受付手段は、複数の検索条件情報を同時に前記表示手段に表示する、ことを特徴としている。特に、各表示軸を表示手段上の所定の点から放射状に延びるよう設定した、ことを特徴としている。これにより、複数の検索条件情報が視覚的にわかりやすく表示されるため、入力した検索条件の確認、及び、検索条件の入力操作がさらに容易となる。
また、操作手段を、表示手段に表示された前記各表示軸の延長上にて操作可能なよう設けた、ことを特徴としており、特に、操作手段を、各表示軸に対してそれぞれ設けた、ことを特徴としている。さらに、操作手段を、回転させることによって検索条件情報を入力可能な回転部材にて形成した、ことを特徴としている。これにより、表示軸に対応して配置された操作手段を操作することで検索条件を入力できるため、入力内容の確認と入力操作自体が容易となり、ユーザのさらなる利便性の向上を図ることができる。
なお、操作手段は、予め情報処理装置に装備されたオンオフ式の入力ボタンであってもよい。これにより、携帯電話やノートパソコンに装備されたボタンキーや、PDAなどに装備されたタッチパネルなどのオンオフ式の入力ボタンを操作手段として利用することができ、一般的な情報処理端末を上述した検索用に用いることができ、ユーザの利便性が向上しうる。
また、表示処理手段は、検索条件受付手段にて受け付けられた最新の検索条件情報に基づく検索結果情報を表示出力する、ことを特徴としている。あるいは、表示処理手段は、検索条件受付手段にて受け付けられた最新の検索条件情報に基づく検索結果情報を表示手段の所定箇所に表示すると共に、以前に表示されていた検索結果情報を表示手段の所定箇所から離れた位置に再表示する、ことを特徴としている。
これにより、入力された検索条件に対応する検索結果がユーザに認識しやすく表示されるため、さらなる利便性の向上を図ることができる。
また、検索結果情報は、検索条件情報に合致する度合いを表す一致度を含むと共に、表示処理手段は、一致度に応じて前記検索結果情報を前記表示手段に表示する、ことを特徴としている。さらに、表示処理手段は、一致度の高いものから低くなるにつれて、検索結果情報を表示手段の所定箇所を基準として、その表示位置が徐々に離れるよう表示する、ことを特徴としている。
これにより、検索結果情報に、検索条件に合致する度合いを表す一致度が含まれており、この一致度に応じて検索結果が表示されるため、ユーザにとって有益な検索結果の認識が容易となり、さらなる利便性の向上を図ることができる。なお、一致度は、検索条件に完全に合致している場合はもちろん、合致しれおらず検索条件に近い場合であっても、その値が存在しうる。
また、本発明の他の形態は、
上述した情報処理装置である端末と、当該端末にネットワークを介して接続された情報処理装置と、を備えた情報検索システムであって、
端末の検索条件受付手段は、入力された検索条件情報を情報処理装置に送信して検索依頼し、表示処理手段は、情報処理装置から送信された検索結果情報を受け付けて表示し、
情報処理装置は、端末から送信された検索条件情報を受け付けて所定の情報群から検索条件情報に基づく検索を行い、当該検索により抽出された検索結果情報を返送する検索手段を備えた、
ことを特徴としている。
これにより、検索処理は情報処理装置にて実行されるため、端末の検索処理負担が軽減される。従って、ユーザは高性能な端末を用いることなく、当該端末の小型化を図ることができる。
さらに、本発明の他の形態は、上述した端末に接続された情報処理装置である。そして、この情報処理装置の上記検索手段は、検索結果情報ごとに検索条件情報に合致する度合いを表す一致度を予め定められたルールに基づいて算出すると共に、この一致度を検索結果情報に含めて端末に送信する、ことを特徴としている。このとき、検索手段は、一致度を、検索結果情報に対する検索条件情報の合致の度合いが低くなるにつれて徐々に低くなるよう算出する、ことを特徴としている。
これにより、情報処理装置にて、情報検索時に、検索条件の合致する度合いに応じた一致度が算出されて検索結果に含まれる。特に、検索条件への合致度合いが高いほど一致度が高く、合致度が低いほど一致度が低く算出されるため、後にユーザの端末に送信され表示されたときに、ユーザは、有益な情報をより容易に認識することができる。なお、一致度は、検索条件に一致していない場合にも算出される。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
所定の情報群に対する検索条件情報の入力を受け付け、当該検索条件情報に基づく検索結果情報を出力する情報処理装置に、
入力された検索条件情報を、当該検索条件情報の種別ごとに割り当てられた表示軸上に表示出力する機能、
を実現させる、ことを特徴としている。
より具体的には、
所定の情報群に対する検索条件情報を入力する操作手段と、検索条件情報及び検索結果情報を表示する表示手段と、を備えた情報処理装置に、
操作手段から検索条件情報の入力を受け付けて、複数の検索条件情報の種別ごとに割り当てられた各表示軸上に各検索条件情報がそれぞれ表示されるよう表示手段に表示出力する検索条件受付手段と、検索条件情報に基づく検索結果情報を表示手段に表示出力する表示処理手段と、
を実現させる、ことを特徴としている。
さらに、本発明の他の形態である情報検索方法は、
情報処理装置が、所定の情報群に対する検索条件情報の入力を受け付け、当該検索条件情報に基づく検索結果情報を出力する、情報検索方法であって、
検索条件情報の入力を受け付けたときに、この入力された検索条件情報を当該検索条件情報の種別ごとに割り当てられた表示軸上に表示出力する、
ことを特徴としている。
より具体的には、
所定の情報群に対する検索条件情報を入力する操作手段と、検索条件情報及び検索結果情報を表示する表示手段と、を備えた情報処理装置が、
操作手段から検索条件情報の入力を受け付けて当該検索条件情報を表示手段に表示する検索条件受付工程と、検索条件情報に基づく検索結果情報を表示手段に表示出力する表示処理工程と、を有し、
検索条件受付工程は、複数の検索条件情報の種別ごとに割り当てられた各表示軸上に前記入力された各検索条件情報がそれぞれ表示されるよう表示手段に表示出力する、
ことを特徴としている。
また、検索条件受付工程は、複数の検索条件情報を同時に表示手段に表示する、ことを特徴としている。また、検索条件受付工程は、表示軸上に検索条件情報の値の目盛りを表示すると共に、この目盛りに基づいて操作手段から入力される検索条件情報の値を受け付ける、ことを特徴としている。また、検索条件受付工程は、各表示軸を表示手段上の所定の点から放射状に延びるよう表示する、ことを特徴としている。さらに、検索条件受付工程は、表示手段に表示される各表示軸の延長上にて操作可能なよう設けられた操作手段にて入力された検索条件情報を受け付ける、ことを特徴としている。
また、表示処理工程は、検索条件受付工程にて受け付けられた最新の検索条件情報に基づく検索結果情報を表示出力する、ことを特徴としている。あるいは、表示処理工程は、検索条件受付工程にて受け付けられた最新の検索条件情報に基づく検索結果情報を表示手段の所定箇所に表示すると同時に、以前に表示されていた検索結果情報を表示手段の所定箇所から離れた位置に再表示する、ことを特徴としている。
さらに、検索結果情報が検索条件情報に合致する度合いを表す一致度を含んでいる場合に、表示処理工程は、一致度に応じて検索結果情報を表示手段に表示する、ことを特徴としている。そして、表示処理工程は、一致度の高いものから低くなるにつれて、検索結果情報を表示手段の所定箇所を基準として、その表示位置が徐々に離れるよう表示する、ことを特徴としている。
上述した構成のプログラム、方法であっても、上記情報処理装置と同様の作用を有するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、入力される検索条件情報が、それぞれに割り当てられた表示軸上に表されて表示されることから、ユーザは入力した検索条件の確認が容易となり、これに伴い入力操作が容易となるため、検索時に利用する情報処理装置の利便性の向上を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、情報検索が可能な情報処理装置であって、検索条件情報を入力する構成に特徴を有する。以下、情報処理装置について具体的に説明する。
本発明の第1の実施例を、図1乃至10を参照して説明する。図1は、情報検索システムの全体構成を示すブロック図である。図2は、情報検索端末の外観を示す図であり、図3は、その内部構成を示す機能ブロック図である。図4は、情報検索サーバの構成を示す機能ブロック図である。図5乃至図8は、情報検索端末における表示画面への表示例を示す図である。図9は、情報検索システムの全体動作を示すシーケンス図であり、図10は、情報検索端末の動作の一部を示すフローチャートである。
[構成]
図1に示すように、本発明である情報検索システムは、ユーザUが操作する携帯型の情報検索端末1(情報処理装置(端末))と、ネットワークNを介して接続された情報検索サーバ2(情報処理装置)と、により構成されている。なお、本実施例における情報検索端末1は、携帯型である場合を例示するが、所定場所に設置されるパーソナルコンピュータや情報検索専用端末などの設置型情報処理端末であってもよい。また、情報検索端末1は、所定のユーザが所有するものに限定されず、複数のユーザにて利用される端末であってもよい。以下、情報検索端末1及び情報検索サーバ2について詳述する。
<情報検索端末>
図2に情報検索端末1の外観を示す。図2(a)は、情報検索端末1を上方から見た図であり、図2(b)は、図2(a)を下方(側方)から見た図であるが、これらの図に示すように、略円盤形状にて形成されている。そして、その周囲には、ユーザUがつまんで回転させることができ、これによって情報入力が可能な回転部材である6本のリュージュ1A(操作部(操作手段))が、放射状に突出するよう設けられている。そして、リュージュ1Aは、後述するように、主に情報検索時に検索条件情報を入力する際に用いられ、また、検索メニューを設定する際にも用いる。なお、ここではリュージュ1Aが6本である場合を例示したが、かかる本数に限定されない。また、検索条件情報を入力する構成は、図2のリュージュ形状であることに限定されない。
また、情報検索端末1の中央には、円形状であり、液晶などのディスプレイ1B(表示部(表示手段))が設けられている。このディスプレイ1Bには、後述するように、検索メニュー設定時の画面や、リュージュ1Aから入力された検索条件情報、さらには、情報検索サーバ2から受信した検索結果情報が表示される。図5に、ディスプレイ1B内の表示領域構成を示す。この図に示すように、ディスプレイ1Bの外周付近には、丸形状のランプ33等が環状に配置されたフォーカス部1Baが形成されており、例えば、図7に示すように検索条件を満たす情報が存在する場合に点灯される。また、ディスプレイ1Bの中央には、上述した検索条件情報や検索結果情報などが表示される内容表示部1Bbが形成されており、例えば、図6に示すように複数の項目からなる検索条件が、多角形チャート32として表示されたり、図8に示すように検索結果の詳細情報35,36が表示される。なお、具体的な表示例については後述する。
さらに、情報検索端末1は、図3に示すように、その内部に、CPUなどの演算装置1Cと、フラッシュメモリなどの記憶装置1Dと、無線通信を行う通信装置1Eと、を備えている。そして、演算装置1Cには、情報検索用プログラムが組み込まれることにより、メニュー設定処理部11、検索条件受付処理部12、検索依頼処理部13、検索結果表示処理部14、が構築されている。また、記憶装置1Dには、メニュー設定情報記憶部15、表示情報記憶部16、が形成されている。以下、各処理部11〜14、各記憶部15,16について詳述する。
メニュー設定処理部11は、ユーザによる操作部(リュージュ)1Aからの操作に応じて、情報検索サーバ2にネットワークNを介してアクセスし、当該情報検索サーバ2からメニュー一覧情報を受信して表示部1Bに表示したり、所定のメニューや検索項目を選択することで、情報検索メニューの設定を行う。具体的には、まず、情報検索サーバ2から情報検索対象の一覧メニューを受信して表示し、検索対象(店舗、商品など)を選択する。例えば、検索対象として、「飲食店、各商品」などが選択可能である。続いて、選択された検索対象の検索条件項目や各項目の条件設定範囲などが情報検索サーバ2から選択可能なよう送信され、これらを選択する。例えば、検索対象が「飲食店」である場合には、「場所、予算、ボリューム」などの検索条件項目や、予算は「500円〜3000円」といった条件設定範囲などを設定可能である。これにより、情報検索メニューが設定される。そして、設定されたメニューの詳細は、メニュー設定情報記憶部15に格納される。
検索条件受付処理部12(検索条件受付手段)は、リュージュ1Aから入力された検索条件情報の入力を受け付けて、当該検索条件情報をディスプレイ1Bに表示する。ここで、検索条件情報の表示例を、図6を参照して説明する。この図に示すように、本実施例では、まず、複数の検索条件情報の項目(種別)を、ディスプレイ1Bの中心から外周に向かって放射状に延びる表示軸31に割り当てて設定する。そして、表示軸31上には、割り当てられた各項目の目盛りがふられており、後述するようにリュージュ1Aの回転を検出すると検索条件項目の値を変化させて表示する。このとき、本実施例では、リュージュ1Aが6つ設けられており、各検索条件の項目に対応する表示軸31ごとにそれぞれ配置されている。従って、ユーザUは、検索条件の表示軸31の延長上に位置するリュージュ1Aを回転操作することで、図7の矢印Y1に示すように、その表示軸31上の値を変化させることができる。
また、検索条件受付処理部12は、図6に示すように、全ての表示軸31上における各項目の値を線でつなぎ、入力された検索条件情報を多角形のチャート32として表示する。つまり、複数の検索条件情報が同時に表示されることとなる。そして、1つの項目の値が変化すると、それに追従してチャート32全体の形状も変化する。なお、このチャート32は、ユーザUがリュージュ1Aに接触したときにディスプレイ1Bに表示される。具体的には、リュージュ1Aへの接触を検索条件受付処理部12が検知して、設定されている情報検索メニューをメニュー設定情報記憶部15から読み出して、これに基づいて各表示軸31の項目や目盛りなどを設定して表示する。
さらに、検索条件受付処理部12は、上述したように入力された検索条件情報を検索依頼処理部13に通知する。例えば、検索条件の入力の変化が生じるごとに、各表示軸の項目とその値を通知する。
検索依頼処理部13(検索条件受付手段)は、上述したように通知された検索条件情報(表示軸の項目とその値)を、通信装置1Eを通じて、ネットワークNに接続された情報検索サーバ2に送信し、かかる検索条件情報に基づく情報検索を依頼する。このとき、例えば検索条件受付処理部12から通知を受けた検索条件情報の変化が停止してから所定の時間が経過したときに、情報検索サーバ2に検索依頼を行う。これにより、ユーザが検索条件情報を入力している最中は入力待ち状態となり、入力が停止した段階で検索要求される。
また、検索依頼処理部13は、図6に示すように、検索条件に「場所」に関する項目が設定されている場合には、情報処理端末1に装備されているGPS機能を用いて当該端末の現在位置を検出し、この現在位置情報をも検索条件情報として情報検索サーバ2に送信する。なお、情報検索端末1は、無線通信可能であることを利用して、位置登録機能を用いて現在位置情報を取得し、情報検索サーバ2に送信してもよい。
検索結果表示処理部14(表示処理手段)は、上述した検索要求に応じて情報検索サーバ2にて実行された検索結果の情報を、当該情報検索サーバ2から受け付けて、ディスプレイ1Bに表示する。このとき、情報検索サーバ2から受け付ける検索結果情報としては、検索条件情報に一致する情報が、「存在する」、「存在しない」、といった内容だけであってもよく、あるいは、一致する情報の「詳細情報」を含んでいてもよい。そして、表示例としては、「存在する」旨の情報は、図6に示すように、ディスプレイ1Bのフォーカス部1Baに位置するランプ33を点灯(あるいは、点滅など)させ、その詳細情報は、図8の符号35,36等に示すように、図内容表示部1Bbに表示する。このとき、その表示位置に関する情報が、表示情報記憶部16に保存される。つまり、ランプ33については、フォーカス部1Baのどの位置に表示させたか、という情報が記憶され、詳細情報については、内容表示部1Bbのどの座標に表示させたか、という情報が記憶される。
また、検索結果表示処理部14は、検索条件情報が変更されて入力された後に、情報検索サーバ2から新たな検索結果情報を受信すると、かかる検索結果情報の表示を更新する。例えば、「存在する」旨を表示するランプは、異なる情報が検索された場合には、図7に示すように、表示されていた符号33に示すランプに変わって、フォーカス部1Baの別の位置のランプ34が点灯する。また、詳細情報は、図8の店舗A(35)に示すように、最新の検索結果情報がディスプレイの中央に表示され、以前から表示されている店舗B(36)などの過去の検索結果情報は、中央から外周に向かうよう離れた位置に移動されて再表示される。このように最新の検索結果情報が見やすく表示されるため、ユーザUは容易に認識することができる。
ここで、後述するように情報検索サーバ2から受信した検索結果情報には、検索条件に対する合致の度合い(一致度)に基づいた「順位」が付されている場合がある。かかる場合には、検索結果表示処理部14は、最も順位が良い情報(一位の情報)を、ディスプレイ1Bの中心部に表示し、その他の情報は順位が下がるにつれて、中心から徐々に離れるように表示するよう作動する。例えば、複数の検索条件を全て満たす検索結果情報が中心に表示され、その周囲には、検索条件の一部あるいは全てが合致しないものの、かかる条件に近い検索結果情報を表示する。
<情報検索サーバ>
次に、情報検索サーバ2の構成について、図4を参照して説明する。情報検索サーバ2は、情報検索を行う一般的なサーバコンピュータであり、CPUなどの演算装置2Aと、ハードディスクなどの記憶装置2Bと、を備えている。そして、演算装置2Aには、所定のプログラムが組み込まれることで、メニュー送受信処理部21、検索処理部22、検索結果送信処理部23、情報収集処理部24、が構築されている。また、記憶装置2Bには、メニュー情報記憶部25、検索対照情報記憶部26が形成されている。以下、詳述する。
まず、情報収集処理部24は、検索対象となる情報を収集して、検索対象情報記憶部26に蓄積し、検索データベースを構築する。例えば、店舗や企業から情報を受け付けたり、自動的にネットワーク上に存在するウェブサイトやデータベースサーバを巡回して、検索対象となり得る情報の収集を行う。特に、下記に示すよう設定されている検索条件項目に対応する情報を収集して、店舗や商品などの検索対象データベースを構築する。具体的には、「飲食店」が検索対象である場合に、「料金」といった検索項目情報としては、その店舗における利用者の平均利用料金や提供メニューの最多価格帯の値(例:「1000円」)などの情報が、データベースに含められて記憶される。
また、メニュー情報記憶部25には、検索対象となるジャンルや、その検索条件項目が、予め設定され記憶されている。例えば、「飲食店」というジャンルに対して、「種類、場所、料金、ボリューム、・・・」といった検索条件項目が用意されている。また、例えば、「車」といったジャンルに対しては、「メーカー、タイプ、価格、排気量、色、・・・」などの検索条件項目が用意されている。そして、検索条件項目の単位や範囲なども併せて記憶されている。
メニュー送受信処理部21は、上述したメニュー情報記憶部25に記憶されているメニュー一覧や項目一覧などを選択可能なよう情報検索端末1に対して送信し、当該情報検索端末1からの選択情報を受け付ける。そして、選択された検索対象の検索条件項目を設定可能なメニュー情報を、情報検索端末1に送信する。このとき、情報検索端末1毎に、いかなる検索対象が選択され、いかなる検索条件項目が選択されたか、という情報を保持しておく。
検索処理部22(検索手段)は、情報検索端末1から送信された検索条件情報(各検索条件項目の値)を受け付けて、かかる条件を満たす情報を、検索対象情報記憶部26内から検索する。特に、情報検索端末1にて検索条件が変更されるたびに、送信された検索条件情報に基づいて新たに検索を行う。このとき、情報検索端末1からは変更された項目の値のみが送信されてくるため、その他の項目の値は、以前に送信された検索条件情報を用いて検索を行う。そして、検索結果となる情報を抽出して、検索結果送信処理部23に通知する。
ここで、検索処理部22は、複数の検索条件情報から予め設定された検索ルールにて情報検索を行う。例えば、検索条件の項目ごとに優先度が設定されており、かかる優先度情報が予めメニュー情報記憶部25に記憶されている。そして、実際に検索を行う際には、各項目の優先度に基づいて、各検索条件の値に重み付けがなされて検索される。これにより、特定の検索条件(例えば、「料金」など)を優先した検索結果を抽出することができる。
検索処理部22による検索ルールは様々であり、例えば、以下に説明するように、検索条件に完全に合致する情報のみならず、条件を満たさないながらも当該条件に近い情報を検索結果として抽出する、といった検索ルールにて検索を行ってもよい。このとき、検索された情報には、検索条件に合致する度合いとなる一致度に対応する「順位」が付与される。具体的には、情報検索端末1より受信した複数の検索条件項目(検索対象が「店」である場合には、「料金」、「場所」等)と、当該検索条件項目の単位・範囲(100円、1km等)に基づいて、検索対象情報記憶部26に記憶された情報から複数の候補を抽出する。一例として、検索対象が「飲食店」であり、検索条件項目が「値段」、「ボリューム」が選択された場合を説明する。このとき、上記検索項目の値として、値段が「1000円」、ボリュームが「大」と選択されたとする。かかる条件の下で、検索対象情報記憶部26に記憶されている情報の中から、上記条件に完全に一致する情報はもちろんのこと、一致する情報以外にも、さらに、ある程度条件に近い情報を複数抽出する。そして、上記条件に完全に一致する検索結果情報(値段が1000円で、ボリュームが大)に対して、例えば、100点というポイント(一致度の値)を付与する(これが基準となる)。その後、抽出したその他の検索結果情報については、上記条件から離れる程、点数をマイナスする。例えば、値段が1100円の情報である場合には、マイナス10点、1200円ならマイナス20点等とする。また、上記条件と比べて有利な方向に離れる場合、例えばボリュームは「大」のままで、値段が900円と安価になる場合には、プラス10点等とする。このように、抽出した複数の情報に対して合致の度合いを表す点数を付与し、かかる点数の高い順に、各検索結果情報に対して検索条件に対する一致度の「順位」を付ける。なお、上記一致度の算出ルールは一例であり、上述したものに限定されない。
検索結果送信処理部23(検索手段)は、上述したように検索され抽出された検索結果情報、つまり、検索対象のうち検索されたものの詳細情報を、情報検索端末1に送信する。これにより、情報検索端末1にて検索結果を確認することができる。
なお、検索結果送信処理部23は、上述したように、検索条件に対する一致度、つまり、「順位」が付与された複数の情報も、検索結果として情報検索端末1に対して送信する。このとき、予め設定された情報検索端末1が表示できる数だけの検索結果を、当該情報検索端末1に送信する。従って、順位が最下位のものから順に、表示可能数を超える情報が検索結果から削除されることとなり、情報検索端末1には送信されない。
[動作]
次に、上記構成の情報検索システムの動作を、図9のシーケンス図及び図10のフローチャートを参照して説明する。また、そのときの情報検索端末1におけるディスプレイ1Bの表示を、図6乃至図8を参照して説明する。なお、図9は、システム全体の動作を示しており、図10は、情報検索端末1の一部の動作を示している。
まず、ユーザUは、情報検索端末1を用いて情報検索を行う際に、情報検索サーバ2にネットワークNを介してアクセスする(ステップS1)。このとき、情報検索端末1のディスプレイ1Bには、操作画面が表示され、リュージュ1Aを操作することでネットワーク接続することができる。
アクセスを受けた情報検索サーバ2は、予め用意されている検索メニュー一覧を情報検索端末1に送信する(ステップS2)。すると、情報検索端末1に検索メニュー一覧が表示され、検索対象と、検索条件項目と、を選択可能となる。これに対して、ユーザUがリュージュ1Aを操作することで検索対象や検索条件項目を選択すると(ステップS3)、選択情報が情報検索サーバ2に送信される。そして、これに応じて、情報検索サーバ2は、選択された検索対象の検索条件項目が表された表示軸情報などのメニュー設定情報を、情報検索端末1に送信する(ステップS4)。このとき、選択された情報は、アクセスしてきた情報検索端末1を識別する情報と関連付けて、情報検索サーバ2に保持される。なお、検索対象の設定や、検索条件項目の設定、さらには、各検索条件項目の条件設定範囲などの選択は、情報検索端末1と情報検索サーバ2との複数回のやり取りによって行われてもよい。
そして、表示軸などメニュー設定情報が情報検索端末1に通知されると(図10のステップS21)、情報検索端末1では、検索条件項目の値が表示される各表示軸31がディスプレイ1Bに表示されるよう設定する(ステップS5、図10のステップS22)。例えば、「飲食店」を選択した場合には、図6に示すように、検索条件項目は、「場所、ボリューム、料金、・・・」などと設定される。そして、「場所」の軸には、情報処理端末1の現在位置からの距離がパラメータとして設定され、「ボリューム」の軸には、量(大、中、小、など)がパラメータとして設定される。また、「料金」の軸には、ユーザUにて設定された範囲の金額(例:500円〜2000円)がパラメータとして設定される。このとき、各リュージュ1Aに各表示軸31を割り当てて、その情報を記憶しておく。これにより、検索準備が完了する。
その後、ユーザUが実際に検索を行うべく、いずれかのリュージュ1Aに触れると(図10のステップS23にてイエス)、そのことが検出され、ディスプレイ1Bには入力された検索条件の値を表すチャート32が表示される(図10のステップS24、図6参照)。そして、各表示軸に対応するリュージュ1Aが回転操作され(図10のステップS25にてイエス)、各検索条件が入力されると、その回転値を検出して(図10のステップS26)、かかる回転に応じた値に各表示軸の値を変化させて表示する(ステップS6、図10のステップS27、図7の矢印Y1参照、検索条件受付工程)。このとき、変化された表示軸の値に追従して、検索条件チャート32の形状も変形させて表示する。その後、入力された検索条件の値を、表示軸項目情報と共に、情報検索サーバ2に送信する(ステップS7、図10のステップS28)。
続いて、情報検索サーバ2は、送信された検索条件情報を受信して(ステップS8)、かかる検索条件を満たす情報を検索する(ステップS9)。そして、検索された情報を抽出し、検索結果として情報検索端末1に送信する(ステップS10)。このとき、検索処理は、受信した検索条件の項目ごとに予め設定された優先度を考慮して実行される。例えば、図6の例で、検索条件である「料金」の優先度が高く設定されている場合には、料金を重視して検索を行い、条件設定した料金値に収まる店舗だけを抽出するよう検索を行う。
そして、情報検索端末1が情報検索サーバ2から検索結果情報を受信すると(図10のステップS29にてイエス)、受信した検索結果をディスプレイ1Bに表示する(ステップS11、表示処理工程)。このとき、前回の検索結果の表示が残っている場合には(図10のステップS30にてイエス)、前回の表示を移動して再表示し(図10のステップS31)、あるいは消去する。このとき、再表示した際には、その表示位置を記憶しておく。同時に、新たに受信した検索結果を表示し、その位置を記憶しておく(図10のステップS32)。具体的には、検索条件を満たす情報が「存在する」旨を表示するランプは、図7に示すように、表示されていた符号33に示すランプを消灯して、フォーカス部1Baの別の位置のランプ34を新たに点灯し、そのランプ位置情報を記憶する。また、検索された詳細情報は、図8に示すように、最新の検索結果情報である店舗A(35)の情報をディスプレイの中央に表示し、以前から表示されている店舗B(36)などの過去の検索結果情報は、中央から外周に向かうよう離れた位置に再表示する。そして、各表示位置の座標を記憶する。
その後、ユーザUが検索条件を変えて検索を行いたい場合には、変更したい項目のリュージュ1Aを回転させてその値を変更することで(図10のステップS25に戻る)、この変更された検索条件の値が情報検索サーバ2に送信される。そして、当該サーバ2にて新しい検索条件による検索結果が送信され、これを情報検索端末1が受信して、ディスプレイ1Bに表示する。つまり、図9の符号SAの処理が繰り返されることとなる。
このようにすることにより、ユーザUが入力した各検索条件情報が、情報検索端末1にそれぞれに割り当てられた表示軸上に表されて表示されるため、入力した検索条件の確認が容易となり、これに伴い、入力操作が容易となる。このため、ユーザUの情報検索時における利便性の向上を図ることができる。特に、複数の検索条件情報が同時に多角形チャートにて表示されるため、視覚的にわかりやすく、入力した検索条件の確認、及び、検索条件の入力操作がますます容易となる。さらに、検索条件項目である各表示軸に対応して操作部であるリュージュを設けているため、入力操作が容易となる。また、新しい検索結果がユーザに認識しやすく表示されるため、さらなる利便性の向上を図ることができる。
ここで、ステップS8〜S11に示す情報検索時及び検索結果表示時の他の例、つまり、情報検索サーバ2にて上述とは異なる情報検索ルールにて検索が行われる場合の動作を説明する。
まず、情報検索装置1から検索条件情報を受け付けた情報検索サーバ2は(ステップS8)、検索条件に基づいて検索を行うが(ステップS9)、このとき、上述したように、検索条件に合致する度合いに応じた一致度を算出する。例えば、検索条件に対する合致の度合いが高いほど一致度が高く、合致度合いが低いほど一致度が低く算出される。そして、この一致度の高い順に順位が付与されて、検索結果情報に含められ情報検索装置1に送信される(ステップS10)。
そして、情報検索端末1では、一致度の順番を表す順位に応じて検索結果を表示する(ステップS11)。例えば、ユーザUが設定した検索条件に合致する度合いが高い検索結果情報ほど、ディスプレイ1Bの中央付近に表示する。従って、ユーザUにとっては、有益な検索結果の認識が容易となり、情報検索時の利便性が向上しうる。
[変形例]
次に、上述した情報検索端末1の変形例について、図11を参照して説明する。図11に示すように、変形例における情報検索端末1のディスプレイ1Bの外周には、円環状であって、回転可能なベゼル1Fが設けられている。そして、その回転動作は、演算装置1Aにて検出されるようになっている。また、演算装置1Aは、ベゼル1Fの回転を検出すると、他の検索結果を内容表示部1Bbに表示させる機能を有する。
具体的には、まず、情報検索サーバ2から検索結果が複数送信されたとする。かかる場合には、フォーカス部1Baのランプが複数点灯し、いずれかの検索結果の詳細情報が、内容表示部1Bbに表示されていることとする。このとき、他の検索結果の詳細情報を表示させたい場合には、ユーザUはベゼル1Fを矢印Y2に示すように回転させる。すると、かかる回転動作が演算装置1Aにて検出され、矢印Y3に示すように、詳細情報を表示する対象となるランプ位置が移動される。これによって、別の検索結果の詳細情報37が、内容表示部1Bbに表示されることとなる。
さらに、他の変形例について、図12を参照して説明する。ここでは、「人物」を検索する場合に用いることとし、例えば、現在、自分の近くに存在する友人や知人、さらには、趣味などが共通する人物を検索する場合に用いる。
そして、かかる変形例における情報検索端末1には、ユーザ自身の個人情報が登録されており、情報検索時に検索条件として交友関係や趣味などの情報が情報検索サーバ2に送信される。また、情報検索端末1にはGPSが搭載されており、自己の位置情報が検索条件として、情報検索サーバ2に送信される。一方、検索対象となる人物に関する情報、つまり、その交友関係や趣味などの個人情報が、予め情報検索サーバ2に登録されており、さらには、人物が所持する携帯電話の位置登録機能を用いるなどすることでその現在位置情報が登録されている。
かかる状況で、ユーザUが検索条件として所定の距離を設定して人物検索要求すると、情報検索サーバ2では、ユーザUの現在位置から設定した距離の範囲内に存在する人物を検索し、その結果として人物情報を抽出する。例えば、趣味が一致する人物や、友人、知人などの人物の情報を検索結果として抽出する。また、友人、知人に関しては、相互における親密度が予め登録されており、検索条件として設定された範囲の親密度を有する人物のみが抽出されてもよい。そして、抽出された人物の情報は、情報検索サーバ2から情報検索端末1へと送信される。
検索結果を受信した情報検索端末1は、検索された人物との距離が近いほど、符号38に示すように、内容表示部1Bbの中心付近に人物アイコンを表示する。従って、ディスプレイ1BのX−Y平面に表示された人物アイコンの位置は、検索された人物の実際の位置関係に対応することとなる。また、上述した親密度に応じて、人物アイコンの表示の鮮明度が変化される。例えば、親密度が低い人物が検索された場合には、符号40に示すように、その人物アイコンがぼやけて表示される。
また、ベゼル1Fを回転させることで人物アイコンの鮮明度を変化させたり、各方向のリュージュ1Aを操作することで、人物アイコンのX−Y平面上での位置を移動させることができる。このようにして、人物アイコンをディスプレイ1Bの中央に移動し、鮮明に表示させることで、その人物の詳細情報が表示される(符号39参照)。なお、上記人物アイコンの移動や鮮明度の変化などの表示処理は、全て演算装置による画像処理にて実現される。
このようにすることで、リアルタイムに自己に関連した人物を検索するといったコミュニケーションツールとしても利用することができ、ユーザはかかる検索結果を楽しむことができる。従って、上述した各種情報検索ツールとしての用途の他に、娯楽性も付加することができる。
次に、本発明の第2の実施例を、図13を参照して説明する。本実施例では、実施例1で6つ設けられていたリュージュ1Aが、1つしか設けられてない点で異なる。このリュージュ10Aは、情報検索端末10の外周に沿って、矢印Y4に示すように移動可能なよう備えられており、点線に示すように、各検索条件の表示軸31ごとの延長上に位置させることができる。そして、リュージュ10Aを各表示軸31にそれぞれ対応させて回転させることで、その表示軸31上における検索条件項目の値を変化させることができる。これにより、操作部の構成を簡略化できると共に、部品点数の削減を図ることができ、製造コストの低減を図ることができる。
次に、本発明の第3の実施例を、図14を参照して説明する。本実施例では、図14に示すように、上述した情報検索端末を携帯電話100にて実現している。この場合には、ディスプレイ100Bには、上述同様の画面、つまり、検索条件チャートや、検索結果が表示される。また、検索条件を入力するリュージュの代わりに、テンキーボタン100Aを操作部として用いる。例えば、この図に示すように、各検索条件に対応する各表示軸には数字が割り当てられているが、この数字のボタンを押すことで、各表示軸上の値を変化させることができ、これにより検索条件を入力することができる。なお、その他の処理は上述と同様である。
ここで、上述した情報検索端末は、実施例1及び2にて説明した専用の端末や、実施例3にて説明した携帯電話であることに限定されない。所定場所に設置される設置型のコンピュータを用いてもよい。
本発明は、情報群からユーザの希望する検索条件に合致する情報を抽出して閲覧するための情報検索装置として利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
実施例1における情報検索システムの構成を示すブロック図である。 実施例1における情報検索端末の外観を示す図である。 情報検索端末の構成を示す機能ブロック図である。 情報検索サーバの構成を示す機能ブロック図である。 情報検索端末における表示画面例を示す図である。 情報検索端末における表示画面例を示す図である。 情報検索端末における表示画面例を示す図である。 情報検索端末における表示画面例を示す図である。 情報検索システムの動作を示すシーケンス図である。 情報検索端末の動作の一部を示すフローチャートである。 情報検索端末の変形例における表示画面例を示す図である。 情報検索端末の変形例における表示画面例を示す図である。 実施例2における情報検索端末の外観を示す図である。 実施例3における情報検索端末の外観を示す図である。
符号の説明
1 情報検索端末
2 情報検索サーバ
11 メニュー設定処理部
12 検索条件受付処理部
13 検索依頼処理部
14 検索結果表示処理部
15 メニュー設定情報記憶部
16 表示情報記憶部
21 メニュー送受信処理部
22 検索処理部
23 検索結果送信処理部
24 情報収集処理部
25 メニュー情報記憶部
26 検索対象情報記憶部
31 表示軸
32 チャート
1A リュージュ(操作部)
1B ディスプレイ(表示部)
1Ba フォーカス部
1Bb 内容表示部
N ネットワーク
U ユーザ

Claims (21)

  1. 所定の情報群に対する検索条件情報を入力する操作手段と、検索条件情報及び検索結果情報を表示する表示手段と、を備えると共に、
    前記操作手段から前記検索条件情報の入力を受け付けて当該検索条件情報を前記表示手段に表示する検索条件受付手段と、前記検索条件情報に基づく検索結果情報を前記表示手段に表示出力する表示処理手段と、を備えた情報処理装置であって、
    前記検索条件受付手段は、複数の検索条件情報の種別ごとに割り当てられた各表示軸上に前記入力された各検索条件情報がそれぞれ表示されるよう前記表示手段に表示出力し、
    前記各表示軸を、前記表示手段上の所定の点から放射状に延びるよう設定すると共に、
    前記操作手段を、前記表示手段に表示された前記各表示軸の延長上にて操作可能なよう設けた、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記検索条件受付手段は、前記複数の検索条件情報を同時に前記表示手段に表示する、ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記検索条件受付手段は、前記表示軸上に前記検索条件情報の値の目盛りを表示すると共に、この目盛りに基づいて前記操作手段から入力される前記検索条件情報の値を受け付ける、ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記操作手段を、前記各表示軸に対してそれぞれ設けた、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の情報処理装置。
  5. 前記操作手段を、回転させることによって前記検索条件情報を入力可能な回転部材にて形成した、ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の情報処理装置。
  6. 前記表示処理手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた最新の前記検索条件情報に基づく前記検索結果情報を表示出力する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の情報処理装置。
  7. 前記表示処理手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた最新の前記検索条件情報に基づく前記検索結果情報を前記表示手段の所定箇所に表示すると共に、以前に表示されていた前記検索結果情報を前記表示手段の前記所定箇所から離れた位置に再表示する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の情報処理装置。
  8. 前記検索結果情報は、前記検索条件情報に合致する度合いを表す一致度を含むと共に、
    前記表示処理手段は、前記一致度に応じて前記検索結果情報を前記表示手段に表示する、
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の情報処理装置。
  9. 前記表示処理手段は、前記一致度の高いものから低くなるにつれて、前記検索結果情報を前記表示手段の前記所定箇所を基準として、その表示位置が徐々に離れるよう表示する、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の前記情報処理装置である端末と、この端末にネットワークを介して接続された情報処理装置と、を備えた情報検索システムであって、
    前記端末の前記検索条件受付手段は、前記入力された検索条件情報を前記情報処理装置に送信して検索依頼し、前記表示処理手段は、前記情報処理装置から送信された検索結果情報を受け付けて表示し、
    前記情報処理装置は、前記端末から送信された前記検索条件情報を受け付けて所定の情報群から前記検索条件情報に基づく検索を行い、当該検索により抽出された前記検索結果情報を返送する検索手段を備えた、
    ことを特徴とする情報検索システム。
  11. 請求項1乃至9のいずれかに記載の前記情報処理装置である端末にネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
    前記端末から送信される前記検索条件情報を受け付けて所定の情報群から前記検索条件情報に基づく検索を行い、当該検索により抽出された前記検索結果情報を前記端末に表示するよう返送する検索手段を備えた、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記検索手段は、前記検索結果情報ごとに前記検索条件情報に合致する度合いを表す一致度を予め定められたルールに基づいて算出すると共に、この一致度を前記検索結果情報に含めて前記端末に送信する、ことを特徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  13. 前記検索手段は、前記一致度を、前記検索結果情報に対する前記検索条件情報の合致の度合いが低くなるにつれて徐々に低くなるよう算出する、ことを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  14. 所定の情報群に対する検索条件情報を入力する操作手段と、検索条件情報及び検索結果情報を表示する表示手段と、を備えた情報処理装置に、
    前記操作手段から前記検索条件情報の入力を受け付けて、複数の前記検索条件情報の種別ごとに割り当てられた各表示軸上に前記各検索条件情報がそれぞれ表示されるよう前記表示手段に表示出力する検索条件受付手段と、前記検索条件情報に基づく検索結果情報を前記表示手段に表示出力する表示処理手段と、
    を実現させるためのプログラムであり、
    前記検索条件受付手段は、前記各表示軸を前記表示手段上の所定の点から放射状に延びるよう表示すると共に、前記表示手段に表示される前記各表示軸の延長上にて操作可能なよう設けられた前記操作手段にて入力された前記検索条件情報を受け付ける、
    プログラム。
  15. 所定の情報群に対する検索条件情報を入力する操作手段と、検索条件情報及び検索結果情報を表示する表示手段と、を備えた情報処理装置が、
    前記操作手段から前記検索条件情報の入力を受け付けて当該検索条件情報を前記表示手段に表示する検索条件受付工程と、前記検索条件情報に基づく検索結果情報を前記表示手段に表示出力する表示処理工程と、を有し、
    前記検索条件受付工程は、複数の前記検索条件情報の種別ごとに割り当てられた各表示軸上に前記入力された各検索条件情報がそれぞれ表示されるよう前記表示手段に表示出力すると共に、前記各表示軸を前記表示手段上の所定の点から放射状に延びるよう表示し、前記表示手段に表示される前記各表示軸の延長上にて操作可能なよう設けられた前記操作手段にて入力された前記検索条件情報を受け付ける、
    ことを特徴とする情報検索方法。
  16. 前記検索条件受付工程は、前記複数の検索条件情報を同時に前記表示手段に表示する、ことを特徴とする請求項15記載の情報検索方法。
  17. 前記検索条件受付工程は、前記表示軸上に前記検索条件情報の値の目盛りを表示すると共に、この目盛りに基づいて前記操作手段から入力される前記検索条件情報の値を受け付ける、ことを特徴する請求項15又は16記載の情報検索方法。
  18. 前記表示処理工程は、前記検索条件受付工程にて受け付けられた最新の前記検索条件情報に基づく前記検索結果情報を表示出力する、
    ことを特徴とする請求項15,16又は17記載の情報検索方法。
  19. 前記表示処理工程は、前記検索条件受付工程にて受け付けられた最新の前記検索条件情報に基づく前記検索結果情報を前記表示手段の所定箇所に表示すると同時に、以前に表示されていた前記検索結果情報を前記表示手段の前記所定箇所から離れた位置に再表示する、ことを特徴とする請求項15,16又は17記載の情報検索方法。
  20. 前記検索結果情報が前記検索条件情報に合致する度合いを表す一致度を含んでいる場合に、
    前記表示処理工程は、前記一致度に応じて前記検索結果情報を前記表示手段に表示する、
    ことを特徴とする請求項15,16,17,18又は19記載の情報検索方法。
  21. 前記表示処理工程は、前記一致度の高いものから低くなるにつれて、前記検索結果情報を前記表示手段の前記所定箇所を基準として、その表示位置が徐々に離れるよう表示する、ことを特徴とする請求項20記載の情報検索方法。
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