JP4755666B2 - 無線通信モジュール - Google Patents
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Description
ところで、近年、いわゆる携帯電話端末以外にも、WiMAX等の高周波の周波数帯域を利用する新たな無線通信方式なども数多く登場してきている。そして、携帯電話端末からこれらの新たな無線通信方式で利用される周波数帯域は、例えば、500MHzから3GHzといった広い帯域となり、この広い帯域の中に、様々な無線通信方式にて利用される周波数帯域が複数存在している状態となっている。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による無線通信モジュール1、及び当該無線通信モジュール1に接続されるアンテナモジュール70−1から70−Nを示した概略ブロック図である。ここで、無線通信モジュール1は、ダイレクトコンバージョン方式の無線受信機に備えられることを前提とした1つの基板上に構成されるマルチバンドのRF信号に対応するモジュールである。
まず、アンテナモジュール70のいずれか1つがユーザにより選択され、無線通信モジュール1の端子RFに接続される。制御回路3は、端子RFを通じて、アンテナモジュール70−1から70−Nの種別を検出する。この検出方法としては、例えば、アンテナモジュール70−1から70−Nのそれぞれに異なる抵抗値の素子を組み込んでおき、当該抵抗値を検出することにより種別を検出するような方法を適用することができる。ここでは、アンテナモジュール70−1が接続され、検出されたものとして以下の説明を行う。
無線通信モジュール1において、無線信号を受信する際に、マルチバンドRF部10にて、所望の周波数帯域以外の周波数帯域の信号が飽和し、この飽和により所望の周波数帯域の信号が歪むような場合がある。しかし、この飽和の有無を検出するためには、所望の周波数帯域以外の周波数を端子OUTにおいて信号のレベルの検出ができる状態にする必要がある。通常の受信時には、所望周波数帯域以外の周波数は、フィルタ回路5Aと5Bの低域通過フィルタ54A−1から54A−N、及び低域通過フィルタ54B−1から54B−Nにより抑圧されるため、端子OUTから検出することができない。そこで、レベル検出を行う場合には、端子OUTあるいは端子OUTに接続される信号処理モジュールに接続されるレベル検出回路から制御回路3に、フィルタ回路5Aと5Bに、容量素子53Aと53Bを選択される制御信号を入力し、制御回路3を通じて、スイッチ51A及び52A、並びにスイッチ51B及び52Bに容量素子53Aと53Bを選択させる。この選択により、全周波数帯域の信号が端子OUTを通じて出力され、レベル検出回路により、前述した飽和の有無を検出することが可能となる。飽和が存在する場合には、レベル検出回路が、制御回路3を通じてマルチバンドRF部10の可変減衰器12、可変減衰器14A、及び可変減衰器14Bの減衰量を、飽和が発生しない量に設定し、受信信号を減衰させることになる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は、第2実施形態による無線通信モジュール1a及び、当該無線通信モジュール1aに接続されるアンテナモジュール70−1から70−Nを示した概略ブロック図である。図6では、第1実施形態と同じ構成について同じ符号を付与し、以下、第1実施形態とは異なる構成について説明する。
2 無線通信用集積回路
10 マルチバンドRF部
11 LNA
12 可変減衰器
13A、13B 増幅器
14A、14B 可変減衰器
15A、15B ミキサ
20 可変利得部
21A、21B アクティブバラン
22A−1、22A−2、22B−1、22B−2 可変減衰器
23A、23B、24A、24B 可変増幅器
25A、25B 緩衝増幅器
3 制御回路
4 局部発振器
41 VCO
42 可変分周器
5A、5B フィルタ回路
51A、52A、51B、52B スイッチ
53A、53B 容量素子
54A−1〜54A−N,54B−1〜54B−N 低域通過フィルタ
RF、LO1、IF1、IN1、LO2、IF2、IN2、OUT 端子
lo1、lo2 端子
if1、in1、if2、in2 端子
70 アンテナモジュール
71−1〜71−N アンテナ
72−1〜72−N 帯域通過フィルタ
73−1〜73−N 端子
Claims (10)
- アンテナを含むアンテナモジュールが接続され、当該アンテナモジュールから無線信号が入力される無線信号入力端子と、
前記無線信号の周波数に応じた周波数を有し、ダウンコンバートに用いられる局部発振信号が入力される局部発振信号入力端子と、
前記無線信号入力端子から入力される無線信号に対して、前記局部発振信号入力端子から入力される局部発振信号により周波数変換を行ってダウンコンバートした信号を出力するマルチバンドRF部と、
前記マルチバンドRF部がダウンコンバートした信号を中間出力信号として出力する中間出力端子と、
前記中間出力端子から出力される中間出力信号に基づく中間入力信号が入力される信号入力端子と、
前記信号入力端子から入力される中間入力信号に対して所定の利得で増幅を行い、増幅した信号を信号出力端子に出力する可変利得部と、
が1つの集積回路として構成された無線通信用集積回路と、
前記無線通信用集積回路の前記中間出力端子と前記信号入力端子との間に接続され前記中間出力端子から出力される信号のレベル検出の際に接続素子が選択されるフィルタ回路であって、
前記中間出力端子に接続される第1のスイッチと、
前記信号入力端子に接続される第2のスイッチと、
前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとに接続され、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチの切り替えにより前記レベル検出の際に選択される前記接続素子と、
を具備したフィルタ回路と、
を備えたことを特徴とする無線通信モジュール。 - 前記無線信号入力端子に接続される前記アンテナモジュールの種別を検出し、検出した種別に応じて前記フィルタ回路の第1のスイッチ及び第2のスイッチを切り替え、前記アンテナモジュールの種別に応じた周波数を通過させるフィルタを選択させる制御回路が外部から接続されるか、あるいは、前記制御回路を内部に備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信モジュール。 - 前記局部発振信号入力端子に接続される可変分周器を備え、
前記可変分周器は、
入力される発振信号を所定の分周比で分周した局部発振信号を前記局部発振信号入力端子に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信モジュール。 - 前記局部発振信号入力端子に接続される可変分周器を備え、
前記可変分周器は、
入力される発振信号を所定の分周比で分周した局部発振信号を前記局部発振信号入力端子に出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信モジュール。 - 前記可変分周器と、前記局部発振信号入力端子との間に、前記可変分周器と前記局部発振信号入力端子とに接続される帯域フィルタを設けた
ことを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信モジュール。 - 前記可変分周器に前記発振信号を入力する電圧制御発振器が外部から接続されるか、あるいは、前記電圧制御発振器を内部に備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信モジュール。
- 前記制御回路は、
前記可変分周器に対して、検出した種別に応じた所定の分周比を設定し、前記可変利得部に対して、検出した種別に応じた所定の利得を設定する
ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信モジュール。 - 前記マルチバンドRF部は、
前記無線信号入力端子から入力される無線信号を、I相とQ相の信号に分離して、前記局部発振信号入力端子から入力される局部発振信号により、I相及びQ相ごとに周波数変換を行ってダウンコンバートした信号を出力する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の無線通信モジュール。 - 前記可変利得部は、
前記信号入力端子から入力される中間入力信号を差動信号とし、前記差動信号に対して所定の利得で増幅を行い、増幅した信号を信号出力端子に出力する
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の無線通信モジュール。 - 前記マルチバンドRF部は、
入力される無線信号を第1の所定の減衰率で減衰させる少なくとも1つの第1の可変減衰回路を有し、
前記可変利得部は、
入力される中間入力信号を第2の所定の減衰率で減衰させる少なくとも1つの第2の可変減衰回路を有し、
前記制御回路は、
前記無線信号入力端子に接続される前記アンテナモジュールの種別を検出し、検出した種別に応じた前記第1の所定の減衰率と前記第2の所定の減衰率を設定する
ことを特徴とする請求項2、4、7のいずれか一項に記載の無線通信モジュール。
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JP2004015409A (ja) * | 2002-06-06 | 2004-01-15 | Renesas Technology Corp | 通信用半導体集積回路および無線通信システム |
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