JP4755352B2 - 硬貨投入口及び硬貨処理装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機や金融機器に内蔵され、硬貨を処理する硬貨処理装置に備え付けられる硬貨投入口、及び該硬貨投入口を備える硬貨処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の硬貨処理装置は硬貨投入口を備え、該硬貨投入口は、利用者が複数枚の硬貨を投入可能なように、利用者側に投入面積の広い入口を有し、硬貨処理装置側に硬貨が一枚ずつ排出される、排出面積の狭い出口を有する漏斗形状に形成されていた。該硬貨投入口は、さらに投入し易くするため並びに投入された硬貨が自重によって出口に向かってスムーズに移動するように傾斜が設けられていた。
【0003】
硬貨を一括投入しようとする利用者は、予め投入する枚数を財布等から取り出して投入口に載置し、投入口内の硬貨を一枚ずつ分離して、投入口の出口より排出させていた。硬貨を一枚ずつ分離して排出させる理由は、複数の硬貨を一括して投入可能な投入口を備える硬貨処理装置であっても、硬貨は一枚ずつ識別されるので、識別部内の詰まりや誤識別の防止のため所定の間隔をあけて硬貨を識別部に送る必要があるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の硬貨処理装置によれば、利用者による硬貨投入口への硬貨の投入タイミングによっては、適切な間隔をあけて硬貨が投入されることがなく硬貨の分離が不十分となり、硬貨が連なって硬貨処理装置内へ取り込まれてしまうことがあった。このため識別部内の詰まりや誤識別を起こすことがあった。
【0005】
そこで本発明は、一括して投入された硬貨を、確実に一枚ずつ分離し、所定の間隔をあけて排出することができ、硬貨処理装置内での詰まり、誤識別を防止することのできる硬貨投入口、及び該硬貨投入口を備えた硬貨処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の態様に係る発明による硬貨投入口1は、例えば図1に示すように、一括投入される硬貨40を受け入れる入口11と;投入された硬貨40が移動する通路12と;移動した硬貨40を一枚ずつ排出する出口13と;移動した硬貨40が出口13から一枚ずつ所定間隔をあけて排出される のを補助する補助機構21とを備え;補助機構21が、出口13近傍に配置された規制部材22と、規制部材22を通路12の通路面より突出するように付勢するバネ部材23とを備え、突出した規制部材22が、移動した硬貨40の出口13からの排出を規制し、前記通路面側からの押圧により没入するように構成されている。
【0007】
このように構成すると、規制部材と、規制部材を通路面より突出するよう付勢するバネ部材とを備えるので、突出した規制部材により硬貨が出口より排出されるのを規制することができる。さらに、規制部材が通路面側からの押圧により没入するように構成されているので、排出が規制されている硬貨を押すことによって規制部材を通路面側から押圧し、規制部材を没入させ、硬貨の排出を規制するのを解除することができ、押した硬貨を出口から一枚ずつ排出させることができる。規制部材が没入するとは、通路面から突出していた規制部材が引っ込み、通路面に埋没し、硬貨の排出を規制しない状態になることをいう。
【0008】
また第2の態様のように、硬貨投入口1では、例えば図1に示すように、規制部材22が、前記移動する硬貨の移動による回転が可能な 回転体22を含むとよい。
このように構成すると、硬貨の移動により回転が可能な回転体を含むので、硬貨を出口から排出させるためにスムーズに移動させることができる。
【0009】
前記目的を達成するために、第3の態様に係る硬貨処理装置101は、例えば図7に示すように、第1の様態または第2の態様の硬貨投入口1と; 硬貨投入口1から排出された硬貨を搬送する搬送部120と;前記搬送された硬貨を処理する処理部124とを備える。硬貨を処理するとは、例えば硬貨について一枚ずつ真偽、及び種類を識別し、識別された硬貨を種類ごとに振り分け、振り分けられた硬貨を収納することをいう。
【0010】
このように構成すると、第1の態様の硬貨投入口1を備えるので、一括して投入された硬貨が、確実に一枚ずつ分離され、所定の間隔をあけて排出される ことができ、硬貨処理装置内での詰まり、誤識別を防止することができる。また、複雑な分離機構を設ける必要がないので、硬貨処理装置を簡易な構造とし、小型化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態に係る硬貨投入口1の側面断面図である。
硬貨投入口1は、硬貨40(図中破線にて表示)を一括して投入する入口11と、硬貨40を一枚ずつ排出する出口としてのスリット13と、入口11とスリット13を繋ぐ通路12と、補助機構21とを含んで構成される。
【0013】
入口11は、硬貨40を一括して投入することができる開口面積を有し、略長方形(図2参照)に形成される。スリット13は、スリット形(図2参照)に形成され、厚さが最大の硬貨の厚さt1より厚く、厚さが最小の硬貨の厚さt2の2倍より狭い幅を有し、直径が最大の硬貨の直径d1より長く、直径が最小の硬貨の直径d2の2倍より短い長さを有する。通路12は、通路上に一括して載置された硬貨40が自重によりスリット13方向に移動する傾きを有する。通路12は、硬貨投入口1の底壁16の内側に形成されている。通路12のスリット13近傍には、通路12を貫通する2つの断頭円錐形状皿もみ14が、硬貨の排出方向に垂直で並列(図2参照)に形成されている。2つの皿もみ14の間隔は、使用可能な最小硬貨の直径d2より小さくする。通路12上には、硬貨40の移動方向に峰状に通路面から突起する突起部分12aが形成され、硬貨40が通路面に張り付くのを防止している。
【0014】
底壁16の外面16aには、補助機構21が取り付けられている。補助機構21は、規制部材、回転体としての球体22と、バネ部材としての板バネ23と、板バネ23を取り付けるブラケット24を含んで構成されている。
【0015】
次に、図3の斜視図を参照して、ブラケット24を説明する。ブラケット24は、略長方形の板材から加工され形成される。ブラケット24は一端24a近傍に略矩形の2つの孔26が幅方向に並んで加工され、一端24aを孔26の中程で垂直に曲げてガード部25aが形成される。さらに他の一端24bをガード部25aと同方向に所定の角度だけ曲げて、取付部25bが形成される。孔26は、その幅Hが球体22(図1参照)の直径より僅かに大きく形成され、皿もみ14(図1参照)と同間隔に配置されている。ブラケット24は取付部25bで硬貨投入口1にビス止めされている(図1参照)。ブラケット24の、ガード部25a及び取付部25b以外の、折り曲げられていない部分を基部24cとする。
【0016】
次に、図4(a)を参照し、板バネ23を説明する。図4(a)は板バネ23の底面図である。板バネ23は、略コの字型の形状を有しており、コの字型の枝部27の先端に、球体22(図1参照)に接触する球体接触部30を有する。球体接触部30は、孔26と同間隔に配置されている。また、板バネ23は、コの字型の内側の角部(枝部27の根本部)2箇所に円弧形の切欠き28を有している。
【0017】
図4(b)(底面図)を参照し、板バネ23がブラケット24に取り付けられた状態を説明する。但し、球体22(図1参照)は組み込まれていない状態である。板バネ23は、切欠き28をブラケット24のボス29にはめ込み位置決めされ、ブラケット24に点溶接にて取り付けられている。この状態で板バネ23は、ブラケット24の基部24cに接して重なり、板バネ23の球体接触部30は、基部24cに形成されている孔26の部分に重なる。さらに、ガード部25aに形成されている孔26の部分に、球体接触部30の先端部30aが入り込む。
【0018】
図1に戻って、球体22の説明をする。球体22は、板バネ23の球体接触部30によって皿もみ14の内部に押し付けられるように付勢され、通路12の通路面より一部突出して配置されている。球体22の直径は、皿もみ14の通路側の直径より大きく、反通路側の直径より小さい。球体22は典型的には鉄球である。また、規制部材22は、二つの円柱体であってもよく、長さがその略倍である1つの円柱体としてもよい。
【0019】
球体22は、板バネ23、皿もみ14によって回転自由に支持されている。球体22は、この状態でいずれの方向にも回転自由である。球体22が通路12より突出しているので、球体22は硬貨40が硬貨投入口1のスリット13より排出されるのを阻止する。すなわち、球体22上に乗った硬貨はスリット13側が通路12より浮き上がり、スリット13の上部の硬貨投入口1の内壁17に当たり、スリット13に入り込むことはできない。
【0020】
球体22に乗った状態の硬貨40を、利用者が通路面側から例えば指によって押し、すなわち押圧し、通路12より突出した球体22に板バネ23の付勢力に抗する一定以上の力を加えることによって、皿もみ14の中に引っ込ませ、球体22を通路12より突出しない状態、すなわち皿もみ14の中に没入した状態にすることができる。このとき、球体22は板バネ23を押し、板バネ23の球体接触部30の先端部30aが孔26のガード部25aに形成されている部分の縁部26aに近づく。通路12面を延長した面が、球体22の外表面とが一致した位置に来たとき、先端部30aが縁部26aに当接しないように、孔26が形成されている。板バネ23の付勢力は一番重い硬貨が、球体22上に重なって載置された場合でも、球体22が通路より突出した状態を維持し、当該硬貨のスリット13からの排出を規制できる値とする。
【0021】
次に図5、図6を参照して、硬貨投入口1の作用を説明する。はじめに硬貨が連なって投入された場合について、図5を参照して説明する。まず利用者が入口11から複数の硬貨40a、40bを投入すると、投入された複数枚の硬貨は通路12に載置され、自重によりスリット13の方向に移動する。載置された複数の硬貨のうちスリット13に一番近い硬貨40aは、球体22に乗り上げ、通路12から浮き上がりスリット13の上部の硬貨投入口1の内壁17に当たり、スリット13からの排出が規制される。よって、硬貨40aは、スリット13を通過して自由落下することはできず、スリット13の手前で一旦停止する(図5(a))。
【0022】
次に一旦停止した硬貨40aを、利用者がスリット13へ導くために、スリット13の方向に押し込むように硬貨40aを補助する。すなわち、硬貨40aを指で押して硬貨40aにスリット13方向の力を作用させると、硬貨40aを下方に押す動作を伴うので、硬貨40aが球体22を下方に押す。この補助により硬貨40aが通路12に接触するまで、球体22が下方に移動する(図5(b)中球体22は破線の状態から実線の状態に移行)。硬貨40aが通路12に接触すると、硬貨40aにスリット13方向への力が作用しているので、スリット13へ硬貨40aの先端が入り込む(図5(b))。
【0023】
スリット13に硬貨40aが入り込むと、球体22はコロとして働くため、球体22は移動する硬貨の移動により回転し、硬貨40aがスムーズにスリット13から硬貨投入口1外に排出される。排出された硬貨40aは、後述のガイド通路111(図7参照)に取り込まれる。硬貨40aが球体22を越えて移動すると、板バネ23の付勢力により球体22が上方に戻り通路12より再び突出する(図5(c)中球体22は破線の状態から実線の状態に移行)。硬貨40aがスリット13の方向に導かれている間、次の硬貨40bが自重によりスリット13の方向に移動して球体22に乗り上げ、通路12から浮き上がりスリット13上の璧に当たり一旦停止する(図5(c))。一旦停止した硬貨40bは、同様に利用者がスリット13へ導くために、スリット13の方向へ押し込むように硬貨40bを補助する。よって、硬貨40bがスムーズにスリット13から硬貨投入口1外に排出される(図5(d))。
【0024】
次に、硬貨が重なっている場合について、図6を参照して説明する。硬貨40bが球体22に乗り上げ一旦停止し、硬貨40bの上に重なって硬貨40cが一旦停止している場合である(図6(a))。
【0025】
一旦停止した硬貨40bを利用者がスリット13ヘ導くために、スリット13の方向と反対側に硬貨40cを引き上げるように補助する。すなわち、硬貨40cを指で引いて硬貨40cにスリット13とは反対の方向に力を作用させると、硬貨40cを下方に押す動作を伴うので硬貨40cが硬貨40bを下方に押し、硬貨40bが球体22を下方に押す。その補助により硬貨40bはスリット13に押し込まれる方向に移動し、球体22が下方に移動する(図6(b)中球体22は破線の状態から実線の状態に移行)。球体22が下方に移動することで、スリット13に硬貨40bの先端が入り込む(図6(b))。
【0026】
スリット13に硬貨40bが入り込むと、同様に球体22はコロとして働くため、硬貨40bがスリット13から硬貨投入口1外にスムーズに排出される。硬貨40bが球体22を越えて移動すると、板バネ23の付勢力により球体22が再び上方に戻り通路12から突出し(図6(c)中球体22は破線の状態から実線の状態に移行)、次の硬貨40cが通路12から浮き上がり、スリット13上の内壁17に当たり一旦停止する(図6(c))。一旦停止した硬貨40cは、前述のように、利用者がスリット13へ導くために、スリット13の方向へ押し込むように硬貨40cを補助することで、硬貨40cが容易にスリット13から硬貨投入口1外に排出される(図6(d))。
【0027】
本発明の硬貨投入口1によれば、一括して投入された硬貨を、確実に一枚ずつ分離し、所定の間隔すなわち硬貨投入口1が取り付けられた硬貨処理装置101(図7参照)の識別部121(図7参照)に適した間隔をあけて排出することができ、硬貨処理装置101内での詰まり、識別部121における誤識別を防止することができる。硬貨投入口1は、簡易な機構を有する補助機構21によって硬貨を一枚ずつ分離するので、硬貨処理装置101は複雑な硬貨分離機構を備える必要がなく簡易な構造とし小型化を図ることができる。
【0028】
図7のブロック図を参照して、本発明の硬貨投入口1を備えた硬貨処理装置101の概略構成を説明する。
【0029】
硬貨処理装置101は、利用者が複数の硬貨(図7に不図示)を一括して投入することができ、硬貨を一枚ずつ排出する前述の硬貨投入口1と、硬貨が硬貨投入口1から排出されるのを阻止する投入ロック機構112と、硬貨投入口1より排出された硬貨をガイドするガイド通路111とを備える。投入ロック機構112は、利用者が硬貨投入口1に投入した硬貨が硬貨投入口1から排出されるのを阻止し、後述の処理部としての入金処理部124に送り込まれるのを阻止することができる。
【0030】
例えば、利用者が硬貨を投入し、ガイド通路111に硬貨詰まりが生じた場合、利用者は不図示の返却レバーを回すことによって硬貨を返却させる。このとき、返却レバーの操作により、投入ロック機構112が作動し、入金処理部124への硬貨の投入が阻止される。
【0031】
硬貨処理装置101は、さらにガイド通路111から出た硬貨を搬送する搬送部120と、搬送部120により搬送された硬貨について一枚ずつ真偽、及び種類を識別する識別部121と、識別された硬貨を種類ごとに振り分ける振分部122と、振り分けられた硬貨を収納する収納部123を有する入金処理部124とを備える。
【0032】
硬貨処理装置101は、さらに制御手段125、硬貨投出口131、受皿126、出金部128、送出部129を備える。識別された硬貨、振り分けられた硬貨、収納された硬貨の情報は制御手段125に送られる。偽硬貨と判定された硬貨は識別部121から硬貨投出口131を経て受皿126に送られる。
【0033】
釣銭の支払いが必要な場合は、制御手段125により収納部123に出金の指示が出される。収納部123に収納されていない硬貨の出金が必要な場合は、制御手段125から出金部128に指示が出され、出金部128より必要な硬貨が出金される。出金部128には予め全ての種類の十分な枚数の硬貨が貯留されている。収納部123から繰り出され、または出金部128から出金された硬貨は送出部129に搬送され、送出部129から硬貨投出口131を経て受皿126に送り出される。
【0034】
本硬貨処理装置101では、硬貨投入口1に一括して投入された硬貨を、確実に分離し、所定の間隔すなわち入金処理部124に適した間隔で硬貨を一枚ずつ排出し、入金処理部124に送り込むことができるので、入金処理部124内の詰まりや誤処理を起こすことなく確実な入金処理を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明の硬貨投入口によれば、一括投入された硬貨が出口から排出されるのを規制する出口近傍に配置された規制部材と、規制部材を通路の通路面より突出するように付勢するバネ部材とを備え、突出した規制部材が、出口からの硬貨の排出を規制し、通路面側からの押圧により没入するように構成されているので、一括して投入された硬貨を、複雑な分離機構を必要とすることなしに、確実に一枚ずつ分離し、所定の間隔をあけて排出することができ、硬貨投入口が取り付けられた硬貨処理装置内での詰まり、誤識別を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る硬貨投入口の側面断面図である。
【図2】図1の硬貨投入口のA矢視図である。
【図3】ブラケットを示す斜視図である。
【図4】(a)は板バネを表す底面図、(b)は板バネが取り付けられたブラケットを示す底面図である。
【図5】図1の硬貨投入口の作用を説明する側面断面図である。
【図6】図1の硬貨投入口の作用(硬貨が重なる場合)を説明する側面断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る硬貨処理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 硬貨投入口
11 入口
12 通路
13 スリット
14 皿もみ
21 補助機構
22 球体
23 板バネ
24 ブラケット
40 硬貨
101 硬貨処理装置
120 搬送部
124 入金処理部
Claims (3)
- 硬貨を一括投入することができる開口面積を有し、一括投入される硬貨を受け入れる入口と;
前記投入された硬貨が移動する通路と;
前記移動した硬貨を一枚ずつ排出する出口と;
前記通路上に形成され、硬貨の移動方向に峰状に通路面から突起する突起部分と;
前記出口近傍に最小硬貨の直径より小さい間隔でそれぞれ設けられ、前記通路を硬貨の排出方向に対して垂直方向に貫通する2つの断頭円錐形状の皿もみと;
前記移動した硬貨が前記出口から一枚ずつ所定間隔をあけて排出されるのを補助する補助機構とを備え; 前記補助機構が、
前記出口近傍に配置され、硬貨が乗り上がりあるいは硬貨で下方に押される規制部材と、
前記規制部材を前記皿もみの内部に押し付け、前記通路の通路面より突出するように付勢するバネ部材とを備え、
前記突出した規制部材が、前記移動した硬貨の前記出口からの排出を規制し、前記通路面側からの押圧により没入するように構成され;
前記規制部材が、前記移動する硬貨の移動による回転が可能な球体である;
硬貨投入口。 - 前記バネ部材は、板バネであり、略コの字型の枝部の先端に、前記球体に接触する球体接触部を有する;
請求項1に記載の硬貨投入口。 - 請求項1または請求項2に記載の硬貨投入口と;
前記硬貨投入口から排出された硬貨を搬送する搬送部と;
前記搬送された硬貨を処理する処理部とを備えた;
硬貨処理装置。
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