JP4754325B2 - 無線基地局およびチャネル割当方法 - Google Patents

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Description

本発明は、個々の端末との間に、単数または複数の通信チャネルを割当てて無線通信を行なう無線基地局およびチャネル割当方法に関する。
従来、無線基地局と、その無線基地局と通信する端末からなる無線通信システムにおいて、無線基地局がチャネルを割当てる時には、優先度の高いチャネルから選択し、希望波対干渉波電力比が所定の閾値以上であったとき、そのチャネルを割り当てている。この所定の閾値は、該チャネルの優先度によって異なった値としている。各チャネルの優先度は、各無線基地局が定めており、優先度を決める際は、各チャネルの干渉波電力を測定し、その値が所定値未満のときその優先度を上げ、所定値以上のとき優先度を下げている。このように、現在接続している移動局の各チャネルの希望波対干渉波電力比から割当ての判断を行っている(例えば、特許文献1)。
特開平06−197079号公報
しかしながら、特許文献1に示す方式では接続の順番により先に接続した端末は干渉の少ないチャネルが割当てられ、後に接続する端末は干渉が大きいチャネルを割当てられることになり、割当てる順番により端末毎の干渉量の差ができてくる。単一キャリア周波数割当では特に問題はないが、本提案である複数のキャリア周波数及び空間チャネルを割当てる場合は接続する端末の順番により、更に端末毎の干渉量の差ができてくる。また、複数のチャネルを割当てる場合、干渉の少ない端末のチャネルは、新規に接続する端末のチャネルと同じになる場合がある。お互い離れており干渉が少ない場合は問題ないが、移動しお互いが近づいた場合、急激に全チャネルの希望波対干渉波電力比が悪化する危険性がある。このように複数のキャリア周波数を割当てる場合、単にその時々の各端末のSINR(Signal to Interference and Noise Ratio)などの受信品質から割当てると端末毎に干渉が少ない端末と干渉が多い端末の差が生じ易いので、端末毎のスループットに格差が生じ、端末の公平性を保つことができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、全端末のスループットの合計であるシステム全体のスループットを向上させつつ、端末毎のスループットの格差の少ない無線基地局およびチャネル割当方法を提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、以下の手段を採用した。
本発明に係る無線基地局は、個々の端末に対して、1あるいは複数の通信チャネルを割当てて無線通信を行なう無線基地局において、前記通信チャネルの割り当てを制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記端末に割当てられている各通信チャネルの通信状態に基づいて、最も通信状態の悪い端末を選定し、前記最も通信状態の悪い端末において、干渉を受けている通信チャネルを推定し、前記推定された干渉を受けている通信チャネル毎に、干渉関係にある端末を選定し、選定した前記干渉関係にある端末の中から、前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末を前記通信チャネル毎に選定し、前記通信チャネル毎に選定した前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末の中から、最も通信状態の良い端末を選定し、前記選定した最も通信状態の良い端末において、前記最も通信状態の悪い端末へ干渉を与えている通信チャネルの割当てを削除して、新規に通信を行う端末に該削除した通信チャネルを割り当てるように制御する、ことを特徴とする。
本発明に係るチャネル割当方法は、個々の端末に対して、1あるいは複数の通信チャネルを割当てて無線通信を行なう無線基地局におけるチャネル割当方法において、前記端末に割当てられている各通信チャネルの通信状態に基づいて、最も通信状態の悪い端末を選定するステップと、前記最も通信状態の悪い端末において、干渉を受けている通信チャネルを推定するステップと、前記推定された干渉を受けている通信チャネル毎に、干渉関係にある端末を選定するステップと、選定した前記干渉関係にある端末の中から、前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末を前記通信チャネル毎に選定するステップと、前記通信チャネル毎に選定した前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末の中から、最も通信状態の良い端末を選定するステップと、前記選定した最も通信状態の良い端末において、前記最も通信状態の悪い端末へ干渉を与えている通信チャネルの割当てを削除して、新規に通信を行う端末に該削除した通信チャネルを割り当てるように制御するステップと、を含む、ことを特徴とする。
この発明によれば通信チャネル削減による影響が少なく、公平性が向上し、その結果、全端末のスループットの合計であるシステム全体のスループット向上が可能である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態によるチャネル割当システムの構成を示す概略ブロック図である。10は、複数のアンテナを用いて、端末からの信号を受信する無線基地局である。無線基地局10は、その受信において伝搬路情報を取得する手段と、複数のアンテナと、複数のキャリア周波数に対して前記伝搬路情報からそれぞれ指向性とヌルを形成し送信する送信手段とを有している。無線基地局10は、これらの手段を用いて、複数の端末に同一のキャリア周波数で、異なる空間チャネルを割当てるSDMA(Spatial Division Multiple Access)システムであると同時に、複数の異なるキャリア周波数(空間チャネル)に対してそれぞれ異なる情報を送信する手段を用いて複数の異なるキャリア周波数で同一の端末に送信する。端末1、2は、無線基地局10と通信する単一または複数のアンテナを用いて複数の異なるキャリア周波数に対してそれぞれ送受信する手段と、複数の異なるキャリア周波数に対してそれぞれ異なる独立に処理が可能な送受信処理を行う無線部、ベースバンド部などと、それぞれの受信情報を合成する手段を有する。
本チャネル割当システムでは、端末1、2が受信品質(SINRなど)を無線基地局10に送信する。無線基地局10は、その受信品質に応じて決定される変調クラスによる送信レートと割当てスロット数やキャリア周波数(空間チャネル)の割当数から算出される想定送信スループットからある期間の平均送信スループット(ATP)を算出する。さらに、通信チャネル毎のATP(SCTP)からあるキャリア周波数におけるSCTPの総和であるスループット(fTP)を算出し、通信チャネル毎のATP(SCTP)からある端末におけるSCTPの総和であるスループット(UTP)などを算出し、各算出したスループットから接続する端末数に応じて割当て処理を行う。割当例として、図1では、端末1に周波数f1とf2、端末2には周波数f1、f3を割当て、周波数f1は空間多重による異なる空間チャネルにより端末1と端末2に同じ周波数を割当てている。ここで、キャリア周波数(CF)の数をK、空間チャネル(SC)数をL、端末に割当てる通信チャネル(USC)数をM、基地局に接続する端末数をNとし、以下、無線基地局10に接続する端末数Nと割当てるキャリア周波数および空間多重による空間チャネルの組み合わせ処理を説明する。尚、端末に割当てる通信チャネル数は基本的に割当てられる最大数とし、端末への割当数の端末間での差が1以下になるまで割当処理を行う。
[実施形態1]
端末数Nに応じた、通信チャネル割当てのフローチャートを図2に示す。このフローチャートにおけるステップS1〜S4の処理内容を以下に説明する。
(S1)N≦K/L、M=Lの場合(端末の数がキャリア周波数以下で空間多重はなし)
それぞれ異なるキャリア周波数を割当てることができるので適宜割当てる。尚、割り当て方法として、ランダム的に割当てたり、端末の位置(GPSなどの位置情報など)による干渉の影響や移動可否、周波数ダイバシティ効果のある周波数(割当て周波数をある程度離す)などから割当ててもよい。ここで、K=5、L=2、M=2、N=2とした場合の割当例を、図3(a)(周波数毎)の(1)と図3(b)(端末毎)の(1)に示す。
(S2)K≧N>K/L、M=Lの場合(端末の数がキャリア周波数以下で空間多重はあり)
(S1)において、それぞれ異なるキャリア周波数を割当てることができたが、さらに端末が追加されて、基地局に接続する場合、1つのキャリア周波数に複数の端末を割当てる空間多重を行い、端末にはあるキャリア周波数の空間チャネルとして割当てることとなる。尚、ここでは1つの端末に複数の通信チャネルを割当てる場合、異なるキャリア周波数の通信チャネルを割当て、同じキャリア周波数の通信チャネルは割当てないこととする。これは、同じキャリア周波数の通信チャネルを1つの端末に複数割当て、そのキャリア周波数に干渉があった場合、通信品質が急激に悪化することを防ぐためである。複数のキャリア周波数を割当てることで、1つの通信チャネルに干渉があっても、他の通信チャネルで同時に干渉が起きることは少ないので、同じ周波数の通信チャネルを割当てるより通信品質が急激に悪化する可能性は少ない。割り当て方法の手順は、以下のa1〜a3のようになる。
(a1)空き通信チャネルが多い周波数を優先的に割当て、複数ある場合は(S1)と同じ割当方法となる。
(a2)空き通信チャネル数が同じ場合は、その空間チャネルを割当てられている端末のスループット(UTP)を比較し、UTPが一番高い端末が割当てられているキャリア周波数を割当て候補とする。
(a3)その候補のキャリア周波数において、キャリア周波数毎のスループット(fTP)を比較し、一番高いキャリア周波数の通信チャネルを割当てる。
ここで、K=5、L=2、M=2、N=3〜5とした場合の割当例を図3(a)(周波数毎)の(2)と図3(b)(端末毎)の(2)に示し、本実施形態における(S2)の割当処理の動作を説明する。
(S1)の状態から更に端末(端末3)が追加されて、無線基地局10に接続する場合、1つの周波数は空いているキャリア周波数f5を割当てる(a1)が、これで全てのキャリア周波数が使用されるので、次には空間多重を行い割当てることになる。候補としては、同じ周波数を割当てないのでf1〜f4の空き空間チャネルC2のいずれかを割当てる事になる。ここで、各端末の端末想定スループット(UTP)を比べたとき、例えば、UTP1<UTP2であった場合、TPが低い端末1への通信品質の影響を少なくするために、端末2に割当てられているキャリア周波数f3、f4の空き空間チャネルを割当て候補とする(a2)。次にその候補において、周波数スループット(fTP)を比較し、例えば、fTP3>fTP4であった場合、端末3へのもう1つの通信チャネル割当てはキャリア周波数f3の通信チャネルとなる(a3)。
次に、更に端末(端末4)が追加されて、接続する場合、端末毎のTPが、例えば、UTP1>UTP3>UTP2であった場合、端末3追加の場合と同様にUTPが高い順に割当てキャリアの候補とする。ここでは、M=2なので端末1と端末3に割当てられているキャリア周波数の空き空間チャネルが端末4への割当て候補となる(a2)。そこで、まず端末1の割当てキャリア周波数からの空き空間チャネルの選択として、割当てキャリア周波数はf1とf2があり、例えば、fTP1>fTP2であった場合、f1の空き空間チャネルを端末4へ割当てる。次に端末3の割当てキャリア周波数からの空き空間チャネルの選択として、割当てキャリア周波数はf3とf5があるがf3の空間チャネルは空がないので自動的にf5を選択することになる。よって、端末4にはf1とf5の空間チャネルが割当てられる(a3)。
次に、端末(端末5)が追加されて、接続する場合は、空きの空間チャネルはf2とf4のキャリア周波数のみなので、そのキャリア周波数の空き空間チャネルを自動的に割当てることとなる(a1)。
(S3)KL>N>K、M≦Lの場合(端末の数がキャリア周波数×空間チャネルより少ない)
更に端末が追加される場合、(S2)において全通信チャネルを割当てて空間多重を行っており、新規に割当てる空き通信チャネルはない。そこで、既に接続している端末に割当てている複数の通信チャネルから下記条件により選択した通信チャネルを減らし、その通信チャネルを新規に接続する端末に割当てる。本実施形態では空間多重により異なる端末が同じ周波数を使用していることからそれぞれの干渉の影響でTPが悪化している端末の通信チャネルを新規端末に割当てることで干渉の影響を軽減し、最終的にシステム全体のスループットが向上することとなる。干渉によりTPが低下している端末を選択する方法として、既存端末に割当てている複数の通信チャネルのTP(SCTP)の中から最大値(SCTPmax)と各通信チャネルのSCTPの差が予め決めた閾値1(TH1)以上(SCTPmax−SCTP##≧TH1)であった場合、その端末は干渉の影響を受けていると見なす。
割当て手順は、以下のb1〜b6のようになる。
(b1)Mmax−M=0である端末を選別。
(b2)それらの端末に割当てられている複数の通信チャネルのSCTP中の最大値(SCTPmax)とそれ以外の各通信チャネルのSCTPとの差が予め決めた閾値1(TH1)以上(SCTPmax−SCTP##≧TH1)である通信チャネルを選別。
(b3)閾値1以上である通信チャネル数をT1N(≠L)とし、対象通信チャネル数により、以下の(ア)〜(ウ)の割当処理を行う。
(ア)T1N=1の場合は干渉により悪化している通信チャネルが1つあることになるので、その条件を満たす空間チャネルのキャリア周波数が割当てられている他の端末のSCTPが閾値2(TH2)以下であったならば、その閾値2を満たす通信チャネルの割当てを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。
(イ)1<T1N<Lの場合は、干渉により悪化している通信チャネルが複数ある場合なので、その候補毎に同じキャリア周波数を割当てられている他の端末のSCTPが閾値2(TH2)以下であるか確認する。閾値2の条件を満たす通信チャネルが1つである場合は、その通信チャネルの割当てを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。閾値2の条件を満たす通信チャネルが複数ある場合は、その条件を満たす端末のUTPの中で一番高いUTPの端末の通信チャネルを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。
(ウ)T1N=0の場合、端末は下記の環境下であると考えられ、干渉の影響がある空間チャネルの特定ができない。
・通信チャネルヘの干渉の影響が少ない
・通信チャネルの全てに干渉の影響がある
・干渉の影響が少なく、かつC/N特性が良い
・干渉の影響は少ないがC/N特性が悪く、スループットの悪化はC/Nの影響
が支配的である
この場合、干渉がある通信チャネルの特定ができないので、前記の様に干渉の通信チャネルを減らし、新規端末に割当てることで干渉を軽減することによるTPの向上が期待できない場合がある。そこで、実際の影響は上記いろいろあるが、予め決めた閾値3(TH3)に対してSCTP≦TH3の条件を満足する空間チャネルを選別し、その数をT3Nとする。
T3N=1の場合、その条件を満たす通信チャネルのキャリア周波数に割当てられている他の端末のそのキャリア周波数のSCTPが閾値2以下であったならば、その端末の通信チャネルの割当てを削除し、新規接続した端末にその通信チャネルを割当てる。ここで、新規端末に割当てた通信チャネルが干渉により閾値3以下であったとすると、お互い干渉を与えていた通信チャネルの一方が新規端末に割当てられたため、もう一方の端末のTPが向上し、かつ新規端末のTPと合わせて、結果システムのTP(STP)は向上する。また、干渉による悪化でなくても、例えばC/N悪化によるものであった場合は相手の端末は閾値2の条件を満足しない場合が多いので、干渉による影響を受けている端末に割当処理が適用される確率は高い。
1<T3N<Lの場合、その条件を満たす通信チャネルが複数ある場合、その候補毎に同じキャリア周波数を割当てられている他の端末のSCTPが閾値2(TH2)以下であるか確認し、閾値2の条件を満たす通信チャネルが1つである場合はその通信チャネルの割当てを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。閾値2の条件を満たす通信チャネルが複数ある場合は、その条件を満たす端末のUTPの中で一番高いUTPの端末の通信チャネルを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。
(b4)b1からb3の条件処理において、全通信チャネルが閾値2の条件を満たす事ができない場合は、次に低いUTPの端末を対象に最初から繰り返す。
(b5)b1からb4の条件を満たさない場合は、b1からb3の条件処理において、閾値2を考慮せず、該当する他の端末の通信を削除し、新規端末に割当てる。
(b6)割当処理により端末の通信チャネル数Mは変動するが、公平性を保つ為に割当チャネル数も端末毎に同等とするため、端末に割当ている通信チャネル数の最大をMmax、最小をMminとすると、Mmax−Mmin≦1となるまでb1からb5の割当処理を行う。
ここで、K=5、L=3、M=3、N=6とした場合の割当例を図4(a)(周波数毎)と図4(b)(端末毎)に示し、本実施形態における(S3)の割当処理の動作を説明する。
端末1〜端末5までは既に無線基地局10に接続している端末であり、前記(S1)と(S2)の方法により、図4の“(3)割当前”に示す通りに全通信チャネルを割当てられている状態である。ここで、新規に端末6が追加され、無線基地局10と接続し通信する場合の空間チャネルの割当の動作を説明する。まず、スループットの表現を分かり易くするために各端末のスループット(TP)を1(一番低い)から10(一番高い)の範囲の数値として擬似的に表し、またキャリア周波数毎のスループットfTP (3〜30)、端末毎のスループットUTP(3〜30)、システム全体のスループットもイメージとして数値で表し、これらの値は、図4(a)および(b)の“(3)割当前”に示す値であり、閾値1は「6」、閾値2は「3」であるとして説明する。
Mmax−M=0である端末1から端末5の中で、UTPが一番低いものは、図4(b)“(3)割当前”より、UTP=14の端末1である(b1)。そこで、端末1のSCTPの最大値はキャリア周波数f1の通信チャネルCC1(f1C1)の10であるので、その値「10」とその他の通信チャネルのSCTPとの差が、閾値1以上であるか確認すると、通信チャネルCC2(f2C1)は、10−1=9、通信チャネルCC3(f3C1)は、10−2=8とともに該当することになる。よって、端末1のキャリア周波数f2とf3は干渉が大きいことが推定できる(T1N=2)(b2)。次に、端末1のf2と干渉している端末を調べてみるとf2が割当てられている端末は図4(a)から端末2と端末5であるので、そのどちらか一方か、または両方が考えられる。そこでまず端末2のキャリア周波数f2では、SCTP=3で、閾値2「3」以下であり、端末5のキャリア周波数f2では、SCTP=10で、閾値2「3」より大きいことから端末2が端末1と干渉しあっていることが推定できる。次に、端末1のキャリア周波数f3での干渉をf2と同様に確認すると、端末3が該当することが分かる。ここまでで端末6に割当てる通信チャネルは、端末2のf2C2(キャリア周波数f2、空間チャネルC2)か、端末3のf3C2(キャリア周波数f3、空間チャネルC2)が候補となる。次に、端末2のUTP2「20」と端末3のUTP3「18」を比較した場合、UTP2の方が大きいので、端末2の通信チャネルf2C2への割当てを削除し、端末6に通信チャネルf2C2を割当てることとなる(b3(イ))。
ここで、端末1の干渉を与えていた端末2のf2C2がなくなったので端末1のf2C1のSCTPは高くなることが予想されるため、もっとも低かった端末1のUTP1は上がり、端末2はf2C2のチャネルが削減された結果UTP2は下がるもののシステム全体のスループットSTPは向上する可能性が高い。(図4(b)では割当前のSTP=91からSTP=96(端末6のUTP=8は含まず)に向上)。また、端末6が端末1へ干渉を起こす位置でなければ、さらに端末6のUTP6を加えて、STP=104になる。尚、干渉削減後、端末1の通信チャネルCC2のSCTPの値「9」と、端末6の通信チャネルCC1のSCTPの値「8」は、仮定の数値である。次に、端末に割当てる空間チャネル数の最大値Mmaxは3 (端末1、端末3、端末4、端末5)、最小値Mminは1(端末6)で、Mmax−Mmin=2であるので、端末6へ更に通信チャネルを割当てることとなる。前記と同様に割当て処理を行うがこの時点でUTPが一番低いのは端末2であるが、通信チャネルの割当数M=2であり、Mmax「3」−M「2」≠0なので、端末2は対象外とする。そこで、Mmax−Mmin=0の条件を満たす端末の中からUTPがもっとも低い端末は「18」の端末3である(b1)。前記と同様に処理を行うと、端末3の通信チャネルCC3(f3C2)と端末1の通信チャネルCC3(f3C1)がお互いに干渉を与えている可能性が高いので、端末1の通信チャネルCC3(f3C1)を削減し、端末6へ割当てる(b3(ア))。結果、端末3のUTP3は向上し、システムスループットSTPも更に向上する。
ここで、Mmax「3」−Mmin「2」=1となったので割当て処理は完了する。
(S4)KL=Nになった場合、全端末に対して一つずつ通信チャネルが割当てられることになる(Mmax=Mmin=1)。
[実施形態2]
実施形態1と同一の図1の構成であり、端末のスループットの公平性を優先する他の実施形態として、本実施形態を説明する。本実施形態での図2のフローチャートにおけるステップS1〜S4の処理内容を以下に説明する。
(S1)、(S2)、(S4)は実施形態1と同様の処理を行う。
(S3)KL>N>K、M≦Lの場合(端末の数がキャリア周波数×空間チャネルより少ない)
更に端末が接続する場合、(S2)において全通信チャネルを割当てて、空間多重を行っており、新規に割当てる空き通信チャネルはない。そこで、既に接続している端末に割当てている複数の通信チャネルから下記条件により選択した通信チャネルを減らし、その通信チャネルを新規に接続する端末に割当てる。本実施形態では、空間多重により異なる端末が同じ周波数を使用していることから、それぞれの干渉の影響でTPが悪化している端末の通信チャネルを新規端末に割当てることで、干渉の影響を軽減し、最終的にシステム全体のスループットが向上することとなる。干渉によりTPが低下している端末を選択する方法として、既存端末に割当てている複数の通信チャネルのTP(SCTP)の中から最大値(SCTPmax)と各通信チャネルのSCTPの差が予め決めた閾値1(TH1)以上(SCTPmax−SCTP##≧TH1)であった場合、その端末は干渉の影響を受けているとみなす。
割当て手順は、下記c1〜c6のようになる。
(c1)Mmax−M=0である端末を選別する。
(c2)それらの端末に割当てられている複数の通信チャネルのSCTP中の最大値(SCTPmax)とそれ以外の各通信チャネルのSCTPとの差が予め決めた閾値1(TH1)以上(SCTPmax−SCTP##≧TH1)である通信チャネルを選別する。
(c3)閾値1以上である通信チャネル数をT1N(≠L)とし、対象通信チャネル数により、以下の(ア)〜(ウ)の割当処理を行う。
(ア)T1N=1の場合は干渉により悪化している通信チャネルが1つあることになるので、その条件を満たす通信チャネルのキャリア周波数が割当てられている他の端末のSCTPが閾値2(TH2)以下であったならば、その閾値2を満たす通信チャネルの割当てを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。
(イ)1<T1N<Lの場合は干渉により悪化している通信チャネルが複数ある場合、その候補毎に同じキャリア周波数を割当てられている他の端末のSCTPが閾値2(TH2)以下であるか確認する。閾値2の条件を満たす通信チャネルが1つである場合は、その通信チャネルの割当てを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。閾値2の条件を満たす通信チャネルが複数ある場合は、その条件を満たす端末の通信チャネルのスループットSCTPを比較し、SCTPの一番低い通信チャネルを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。
(ウ)T1N=0の場合、端末は下記の環境下であると考えられ、干渉の影響がある通信チャネルの特定ができない。
・通信チャネルヘの干渉の影響が少ない
・通信チャネルの全てに干渉の影響がある
・干渉の影響が少なく、かつC/N特性が良い
・干渉の影響は少ないがC/N特性が悪く、スループットの悪化はC/Nの影響
が支配的である
この場合、干渉がある通信チャネルの特定ができないので、前記の様に干渉の空間チャネルを減らし、新規端末に割当てることで干渉を軽減することによるTPの向上が期待できない場合がある。そこで、実際の影響は上記いろいろあるが、予め決めた閾値3(TH3)に対してSCTP≦TH3の条件を満足する通信チャネルを選別し、その数をT3Nとする。
T3N=1の場合、その条件を満たす通信チャネルのキャリア周波数に割当てられている他の端末のそのキャリア周波数のSCTPが閾値2以下であったならば、その端末の通信チャネルの割当てを削除し、新規接続した端末にその通信チャネルを割当てる。ここで、新規端末に割当てた通信チャネルが干渉により閾値3以下であったとすると、お互い干渉を与えていた通信チャネルの一方が新規端末に割当てられたため、もう一方の端末のTPが向上し、かつ新規端末のTPと合わせて、結果システムのTP(STP)は向上する。また、干渉による悪化でなくても、例えばC/N悪化によるものであった場合は相手の端末は閾値2の条件を満足しない場合が多いので、干渉による影響を受けている端末に割当処理が適用される確率は高い。
1<T3N<Lの場合、その条件を満たす通信チャネルが複数ある場合、その候補毎に同じキャリア周波数を割当てられている他の端末のSCTPが閾値2(TH2)以下であるか確認し、閾値2の条件を満たす通信チャネルが1つである場合はその通信チャネルの割当てを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。閾値2の条件を満たす通信チャネルが複数ある場合は、その条件を満たす端末の通信チャネルのスループットSCTPを比較し、SCTPの一番低い通信チャネルを削除し、新規に接続した端末にその通信チャネルを割当てる。
(c4)c1からc3の条件処理において、全通信チャネルが閾値2の条件を満たす事ができない場合は、次に低いUTPの端末を対象に最初から繰り返す。
(c5)c1からc4の条件を満たさない場合はc1からc3の条件処理において、閾値2を考慮せず、該当する他の端末の通信チャネルを削除し、新規端末に割当てる。
(c6)割当処理により端末の通信チャネル数Mは変動するが、公平性を保つ為に割当チャネル数も端末毎に同等とするため、端末に割当ている通信チャネル数の最大をMmax、最小をMminとすると、Mmax−Mmin≦1となるまでc1からc5の割当処理を行う。
ここで、K=5、L=3、M=3、N=6とした場合の割当例を図5(a)(周波数毎)と図5(b)(端末毎)に示し、本実施形態における(S3)の割当処理の動作を説明する。
実施形態1と同様な条件で、端末1〜端末5までは既に無線基地局10に接続している端末であり、前記(S1)と(S2)の方法により、図5の“(3)割当前”に示す通りに全通信チャネルを割当てられている状態である。ここで、新規に端末6が追加され、無線基地局10と接続し通信する場合の通信チャネルの割当の動作を説明する。
Mmax−M=0であるUTP1からUTP5の中で一番低いものは端末1である(c1)。そこで、端末1のSCTPの最大値はキャリア周波数f1の通信チャネルCC1(f1C1)の10であるので、その値「10」とその他の通信チャネルのSCTPとの差が、閾値1以上であるか確認すると、通信チャネルCC2(f2C1)は、10−1=9、通信チャネルCC3(f3C1)は、10−2=8とともに該当することになる。よって、端末1のキャリア周波数f2とf3は干渉が大きいことが推定できる(T1N=2)(c2)。次にまず端末1のf2と干渉している端末を調べてみるとf2が割当てられている端末は図5から端末2と端末5であるので、そのどちらか一方か、または両方が考えられる。そこでまず端末2のキャリア周波数f2では、SCTP=3で、閾値2「3」以下であり、端末5のキャリア周波数f2では、SCTP=10で、閾値2「3」より大きいことから端末2が端末1と干渉しあっていることが推定できる。次に端末1のキャリア周波数f3での干渉をf2と同様に確認すると、端末3が該当することが分かる。ここまでで端末6に割当てる通信チャネルは、端末2の通信チャネルCC2(f2C2)か、端末3の通信チャネルCC3(f3C2)が候補となる。次に、端末2の通信チャネルCC2(f2C2)のSCTP「3」と、端末3の通信チャネルCC3(f3C2)のSCTP「1」を比較した場合、端末3の方が低いので、端末3の通信チャネルCC3(f3C2)への割当てを削除し、端末6にf3C2を割当てることとなる(c3(イ))。
ここで、端末1に干渉を与えていた端末3のf3C2がなくなったので、端末1のf3C1のSCTPは高くなることが予想されるため、もっとも低かった端末1のUTP1は上がり、端末3はf3C2のチャネルが削減された結果、UTP3は下がるもののシステム全体のスループットSTPは向上する可能性が高い。(図5では割当前のSTP=91から、STP=96(端末6のUTP=8は含まず)に向上)。また、端末6が端末1へ干渉を起こす位置でなければ、さらにUTP6を加えて、STP=104になる。尚、干渉削減後、端末1の通信チャネルCC3のSCTPの値「9」と、端末6の通信チャネルCC1のSCTPの値「8」は、仮定の数値である。次に、端末に割当てる通信チャネル数の最大値Mmaxは「3」 (端末1、端末2、端末4、端末5)、最小値Mminは「1」(端末6)でMmax−Mmin=2であるので、端末6へ更に通信チャネルを割当てることとなる。そこでMmax−Mmin=0の条件を満たす端末の中からUTPがもっとも低い端末は端末4である(c1)ので、前記と同様に処理を行うと端末4の通信チャネルCC2(f4C2)と、端末5の通信チャネルCC3(f4C3)がお互いに干渉を与えている可能性が高いので、端末5の通信チャネルCC3(f4C3)を削減し、端末6へ割当てる(c3(ア))。結果、端末4のUTP4は向上し、システムスループットSTPも更に向上する。ここで、Mmax「3」−Mmin「2」=1となったので割当て処理は完了する。
[実施形態3]
第1および第2の実施形態における無線基地局と端末間の通信に適用可能な第3の実施形態として、以下、本実施形態を説明する。
高速な無線通信を実現する方式として、図6に示す構成のMIMO(Multiple Input Multiple Output)と呼ばれる方式がある。MIMOでは、無線基地局60だけでなく、端末61〜63にも、図7、図8のように、複数のアンテナと無線通信機能を備えることで、同じ周波数に、複数の通信チャネルを乗せることができる。しかし、1つの周波数に2つの通信チャネルを乗せるには、図7のように、ローカル発信器74は一つで済むものの、端末にも2本のアンテナ70、71と2つの無線通信部72、73を備える必要があるという問題がある。さらに高速な通信が必要で、4つの通信チャネルを乗せる場合には、図8のように4本のアンテナと4つの無線通信部が必要になり、端末が高価になってしまう。また、アンテナ間の相関を低く抑えなければ性能が低下してしまうが、セル半径が1Kmといった広域の通信においては、相関を低く抑えられる場所率は小さいという問題がある。
これらの問題を解決するために、本実施形態では、図9に示すように、無線基地局90と個々の端末91〜93の間で、SDMAにより異なる端末には同一の周波数を割当ながらも、FDMA(Frequency Division Multiple Access)により一つの端末に対しては異なる周波数を使った通信チャネルを複数用いて通信する。例えば、図9では、SDMAにより、周波数f1は、端末91および端末93との通信に割当てながら、FDMAにより端末91との通信には、周波数f1とf3が割り当てられている。これにより、無線基地局90と端末91との間では、2つの通信チャネル分のデータレートで通信が可能である。本実施形態では、端末の構成は、図10のように、アンテナ100は一つで、無線通信部101、102およびローカル発信器103,104は複数備える構成か、図11のように、広帯域受信器として、BB(Base Band)部で周波数分離を行なうことで、無線通信部111もローカル発信器112も一つで済むような構成にもできる。このため、システム全体として、良いパフォーマンスを維持しながら、端末を安価に製造しやすくなる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、SDMAとFDMAにより分割された通信チャネルを用いて、端末と通信する無線基地局に用いて好適である。
この発明の第1および第2の実施形態によるチャネル割当システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるチャネル割当システムの動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態における通信チャネルの割当状態の一覧表である。 第1の実施形態における通信チャネルの割当状態の一覧表である。 第2の実施形態における通信チャネルの割当状態の一覧表である。 MIMO方式のチャネル割当システムの構成を示すブロック図である。 2アンテナのMIMO方式の端末の構成を示すブロック図である。 4アンテナのMIMO方式の端末の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態におけるチャネル割当システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態における端末の構成例を示すブロック図である。 同実施形態における端末の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…端末
2…端末
10…無線基地局
60…無線基地局
61…端末
62…端末
63…端末
70…アンテナ
71…アンテナ
72…無線通信部
73…無線通信部
74…ローカル発信器
75…BB(Base Band)
80…アンテナ
81…アンテナ
82…アンテナ
83…アンテナ
84…無線通信部
85…無線通信部
86…無線通信部
87…無線通信部
88…ローカル発信器
89…BB(Base Band)
90…無線基地局
91…端末
92…端末
93…端末
100…アンテナ
101…無線通信部
102…無線通信部
103…ローカル発信器
104…ローカル発信器
105…BB(Base Band)
110…アンテナ
111…無線通信部
112…ローカル発信器
113…BB(Base Band)

Claims (2)

  1. 個々の端末に対して、1あるいは複数の通信チャネルを割当てて無線通信を行なう無線基地局において、
    前記通信チャネルの割り当てを制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記端末に割当てられている各通信チャネルの通信状態に基づいて、最も通信状態の悪い端末を選定し、
    前記最も通信状態の悪い端末において、干渉を受けている通信チャネルを推定し、
    前記推定された干渉を受けている通信チャネル毎に、干渉関係にある端末を選定し、
    選定した前記干渉関係にある端末の中から、前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末を前記通信チャネル毎に選定し、
    前記通信チャネル毎に選定した前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末の中から、最も通信状態の良い端末を選定し、
    前記選定した最も通信状態の良い端末において、前記最も通信状態の悪い端末へ干渉を与えている通信チャネルの割当てを削除して、新規に通信を行う端末に該削除した通信チャネルを割り当てるように制御する、
    ことを特徴とする無線基地局。
  2. 個々の端末に対して、1あるいは複数の通信チャネルを割当てて無線通信を行なう無線基地局におけるチャネル割当方法において、
    前記端末に割当てられている各通信チャネルの通信状態に基づいて、最も通信状態の悪い端末を選定するステップと、
    前記最も通信状態の悪い端末において、干渉を受けている通信チャネルを推定するステップと、
    前記推定された干渉を受けている通信チャネル毎に、干渉関係にある端末を選定するステップと、
    選定した前記干渉関係にある端末の中から、前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末を前記通信チャネル毎に選定するステップと、
    前記通信チャネル毎に選定した前記最も通信状態の悪い端末と干渉しあっている端末の中から、最も通信状態の良い端末を選定するステップと、
    前記選定した最も通信状態の良い端末において、前記最も通信状態の悪い端末へ干渉を与えている通信チャネルの割当てを削除して、新規に通信を行う端末に該削除した通信チャネルを割り当てるように制御するステップと、を含む、
    ことを特徴とするチャネル割当方法。
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