JP4753118B2 - エネルギー需給調整システム - Google Patents

エネルギー需給調整システム Download PDF

Info

Publication number
JP4753118B2
JP4753118B2 JP2006164089A JP2006164089A JP4753118B2 JP 4753118 B2 JP4753118 B2 JP 4753118B2 JP 2006164089 A JP2006164089 A JP 2006164089A JP 2006164089 A JP2006164089 A JP 2006164089A JP 4753118 B2 JP4753118 B2 JP 4753118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
user
latest
task
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006164089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007336655A (ja
Inventor
浩一 車谷
倫央 山下
明男 幸島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2006164089A priority Critical patent/JP4753118B2/ja
Publication of JP2007336655A publication Critical patent/JP2007336655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4753118B2 publication Critical patent/JP4753118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、利用者の生活パタンに合わせた機器運転によりエネルギー需給を調整するシステムに関するものである。
電力、ガス、水道、熱(温熱水,冷熱水)などのエネルギー資源の利用において、その使用がある時間帯に集中することはエネルギー供給システムに負担をかけるため、供給システムの運用の不安定要因になり、また供給システムの設備コストを増大させる。これはエネルギーの供給者にとってはコストの増大を意味し、またエネルギー利用者(もしくはエネルギー需要者とも呼べる)にとっても利便性の低下や負担コストの増大を意味する。つまり、エネルギー利用量を時間的に平準化したり使用総量を削減したりすることが可能になれば、エネルギー供給事業者および利用者双方にとってコストの削減やシステムの安定化による利便性と安心感を享受することができる。
従前は、供給者と利用者の間でのリアルタイムでの意思疎通が困難であったため、エネルギー使用量がある時間帯に集中しても、それを事前ないしはその場で解決するための手段が乏しかったが、近年の情報ネットワークの進歩により、エネルギー供給事業者と利用者との間のリアルタイムでの意思疎通が容易になってきたことを受け、たとえば特許文献1〜3に記載の技術が既に提案されている。
特開2002-135976号公報 特開2003-32887号公報 特表2004-501599号公報
しかしながら、これら従来技術では、エネルギー利用量の削減を行う必要が生じた時間帯においてその場において意志決定を行わなければならない、といった問題点がある。特に利用者にとっては、そのような制約は煩雑なものであり、そのシステムを利用したいという希望をそぐものである。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、本発明は、上記問題点を解決することのできるエネルギー需給調整システムおよびこれに用いられる運転スケジューリング方法を提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、本発明のエネルギー需給調整システムは、第1には、利用者がタスクの終了を希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻の入力を受け付け、入力された終了希望最遅時刻を送出する装置、および
送られてきた終了希望最遅時刻、ならびに前記タスクを行うのに必要な運転所要エネルギー量および運転所要時間に基づいて、前記利用者の他のタスクまたは他の利用者のタスクとの関係でエネルギー消費量上限枠を超えないように、且つ前記タスクの運転終了時刻が終了希望最遅時刻を越えないように運転スケジュールを決定し、決定された運転スケジュールの運転開始時刻および運転終了時刻のいずれか一方または両方を前記装置に通知する装置
を備えたことを特徴とする。
第2には、終了希望最遅時刻を受け取った場合に利用者に対してインセンティブを設定することを特徴とする。
また、本発明の利用者調整装置は、第3には、利用者がタスクの終了を希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻の入力を受け付け、入力された終了希望最遅時刻を、終了希望最遅時刻、ならびに前記タスクを行うのに必要な運転所要エネルギーおよび運転所要時間に基づいて、前記利用者の他のタスクまたは他の利用者のタスクとの関係でエネルギー消費量上限枠を超えないように、且つ前記タスクの運転終了時刻が終了希望最遅時刻を越えないように運転スケジュールを決定する事業者調整装置へ送出することを特徴とする。
第4には、運転所要エネルギーおよび運転所要時間を予め記憶しまたは適宜算出し、終了希望最遅時刻とともに事業者調整装置へ送出することを特徴とする。
第5には、タスクを実行する機器に組み込まれている、または当該機器とは別体となっていることを特徴とする。
さらにまた、本発明の事業者調整装置は、第6には、利用者調整装置から送られてきた利用者がタスクの終了を希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻、ならびに前記タスクを行うのに必要な運転所要エネルギー量および運転所要時間に基づいて、前記利用者の他のタスクまたは他の利用者のタスクとの関係でエネルギー消費量上限枠を超えないように、且つ前記タスクの運転終了時刻が終了希望最遅時刻を越えないように運転スケジュールを決定し、決定された運転スケジュールの運転開始時刻および運転終了時刻のいずれか一方または両方を利用者調整装置に通知することを特徴とする。
第7には、運転所要エネルギーおよび運転所要時間を予め記憶しまたは適宜算出することを特徴とする。
そして、本発明の運転スケジューリング方法は、第8には、利用者が予約したタスクの最遅開始時刻を、利用者がタスクの終了を希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻から前記タスクを行うのに必要な運転所要時間を引くことにより算出し、
最遅開始時刻がもっとも早いタスクから順次、それぞれのタスクを行うのに必要な運転所要エネルギー量がエネルギー消費量上限枠を超えないように、且つ前記タスクの運転終了時刻が終了希望最遅時刻を越えないようにスケジュールテーブルに割り当てる
ことを特徴とする。
第9には、スケジュールテーブルへの割り当ての際に、最遅開始時刻を後ろにずらすことで各タスクの運転開始時刻を調整することを特徴とする。
上記のとおりの特徴を有する本発明によれば、エネルギー供給事業者側にて、他のタスクや他の利用者のタスクとの関係で、エネルギー供給事業者が定めているエネルギー消費量上限枠を超えない範囲で、利用者のエネルギー機器の運転時間を自動的に決定することにより、エネルギー利用量の削減を行う必要が生じた時間帯において利用者がその場にいなくともエネルギー利用量の削減に応じることが可能となり、よって利用者に負担をかけることなくエネルギー消費量の時間的な平坦化を実現して、エネルギー消費量上限枠を守ったエネルギー需給調整が可能なエネルギー需給調整システムを提供する。
電力、ガス、水道、熱(たとえば燃料電池などによって生成される温熱水)などのエネルギーを消費する洗濯機、乾燥機、食器洗い機等のエネルギー機器は、最初に運転を開始すると、後は機器が自動運転を行い利用者が希望する作業を実行する。これらの機器における運転上の制約は、「運転を開始または終了する時間を指定しなければならない」というものではなく、「ある時刻までに運転が終わっていれば良い」、つまり極端に言えば、次にその服を着る時まで、次にその食器を使うまでに作業が終了していれば良いという、緩やかな時間的制約である。
この時間的制約を利用して、多数の利用者の機器の運転時間をずらしてスケジューリングし、各機器が運転を終了すべき所定の時間までに作業を終了させることにより、利用者の利便性を全く損なうことなく、エネルギー供給事業者はエネルギー使用量の時間的な平坦化を図ることができる。
たとえば洗濯機の場合、利用者は、洗濯物を洗濯機に入れ、洗濯が終わって欲しいと希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻を設定して稼動ボタンを押すだけでよい。どの洗濯機がどの時間帯に実際に稼動するかは、エネルギー供給事業者が決定して自動的に運転の開始を指示する。
乾燥機や食器洗い機などに対しても同様であり、「対象となる機器の運転がある時刻までに終了すればよい」という条件を満たすような機器の運転であれば、様々な機器に適用できる。
[第一の実施形態]
図1は、本発明の一実施形態を示したものである。
<希望時刻設定>
まず、利用者Uが、たとえば、洗濯乾燥機である機器Mに対して時刻Tまでに洗濯乾燥が終わって欲しいというタスクX、食器洗い乾燥機である機器Mに対して時刻Tまでに食器洗い乾燥が終わって欲しいというタスクX、炊飯器である機器Mに対して時刻Tまでに炊飯が終わって欲しいというタスクXを希望しており、さらに同様に他の機器Mに対して時刻Tまでに終わって欲しいというタスクXを希望している場合において、利用者Uは、運転が終了していて欲しいと希望する時刻を示す終了希望最遅時刻T,T,…Tを、機器M,M,…Mに設けられている入力部あるいは別途用意されている利用者調整装置の入力部に入力して設定する。
終了希望最遅時刻Tについてさらに説明すると、たとえば、現在時刻が午前8時で、終了希望最遅時刻Tを午後5時にセットするということは、その利用者Uは、午後5時までに運転が終了していて欲しい、言い換えると午後5時以前の任意の時点で運転が終了していればよい、ということを希望したことになり、その運転スケジューリングをエネルギー供給事業者Eに要求したことになる。したがって、実際の運転終了時刻は、午後4時になるかもしれないし、午後2時半には運転が終了しているかもしれないが、午後5時には必ず運転が終了していることになる。この運転時間調整を、後述するようにエネルギー供給事業者Eが、利用者U毎、機器M毎、タスクX毎にエネルギー消費量上限枠を超えないようにスケジューリングするのである。
なお、終了希望最遅時刻Tの設定は、対象機器M毎に行っても、対象機器M全てに一括して行ってもよい。たとえば、帰宅時間が午後8時の場合、それまでに全てのタスクXが終わっていれば良いと希望するのであれば、一括して全機器Mの終了希望最遅時刻Tを午後8時にセットすることも可能である。
またもちろん、タスクXは各機器Mに一つもしくは複数設定されているもので、希望するタスクX毎に終了希望最遅時刻Tを設定する。たとえば、洗濯乾燥機Mの通常洗いX1−1、すすぎ洗いX1−2、スピード洗いX1−3などがある場合に、希望するタスクXを選んで終了希望最遅時刻Tを入力する。
<情報提示>
次に、各機器Mまたは別途用意されている利用者調整装置では、少なくとも入力された終了希望最遅時刻Tを含む利用予約情報を、エネルギー供給事業者E側に送る。
この利用予約情報は、機器Mの名称や識別番号などの識別情報とタスクXの名称や識別番号などの識別情報を含むことができる。
また、後述するようにエネルギー供給事業者Eによる運転スケジューリングには、終了希望最遅時刻Tのほかに、機器MがタスクXを実行するのに必要な運転所要エネルギー量ER,ER,…ERと運転所要時間TR,TR,…TRが必要であるので、これらのデータを各機器Mまたは別途の利用者調整装置がメモリやデータベース等に予め記憶している場合(図1中「運転パタンデータ有り」)、または終了希望最遅時刻Tの入力時もしくは適宜必要時にCPU等により算出する機能を有している場合(図1中「運転パタンデータ算出」)には、運転所要エネルギー量ERと運転所要時間TRをも利用予約情報に含めてエネルギー供給事業者Eへ送るようにしてもよい。
運転所要エネルギー量ERと運転所要時間TRについてさらに説明すると、機器MがタスクXの運転を行うのに必要なエネルギー量と時間であり、たとえば表1に例示したような運転パタンデータとして記憶または算出される。
Figure 0004753118
表1の例は、運転開始から運転開始後5分までの間は600Wの電力、5分から20分までの間は500Wの電力、20分から30分までの間は800Wの電力を必要とし、運転開始から30分でタスクXが終了するという運転パタンを示している。表中の「NULL」はデータの終了を示すための特殊記号である。
このように時間経過に伴ってエネルギー量が逐次変化する運転パタンを図式化すると、たとえば図2のように表現できる。
運転スケジューリングではこの各機器あるいは各タスク毎の運転パタンデータを用いることになる。スケジューリングのプログラムには配列として実装すればよい。
もちろん、簡略化を行い、必要とされる最大のエネルギー量Emaxと運転開始から終了までのトータル時間だけを用いても、運転スケジューリングは可能である。
また、運転所要エネルギー量ERおよび運転所要時間TRは各機器Mないしは利用者調整装置で算出して送信する方式のほかに、エネルギー供給事業者Eの調整装置において、運転する機器Mの名称や番号等の識別情報とタスクXの名称や番号等の識別情報から適宜算出したり、予め用意されている運転パタンデータを用いたりしても良い。
その場合には、運転所要エネルギー量ERと運転所要時間TRを利用者側から送信することは省略でき(図1中「運転パタンデータ未定」)、利用者U側からは終了希望最遅時刻Tとともに機器MおよびタスクXの識別情報を送る。エネルギー供給事業者E側では、予めユーザ毎、機器M毎、またはタスクX毎に既定の運転パタンデータを記憶した運転パタンデータベースOPDBから、送られてきた識別情報に対応する運転パタンデータを検索して読み出したり、適宜の算出プログラムを用いて算出したりする。算出プログラムは特に限定されず、上述した運転パタンデータを計算できるものであればよい。
なお、利用者Uとエネルギー供給事業者Eの間には、イーサネット(登録商標)、電力線ネットワーク、光ネットワーク、電話回線などの無線または有線の情報ネットワークが構築されている。
利用者U側の調整装置はプログラム形態を採ることができ、この場合は、機器Mに設けられたまたは別途設けられたメモリ等に記憶され必要時にCPUで読み出されて、各種処理が実行される。
エネルギー供給事業者E側の調整装置もプログラム形態を採ることができ、サーバコンピュータや専用コンピュータに設けられたメモリ等に記憶され必要時にCPUで読み出されて、各種処理が実行される。
また、エネルギー供給事業者Eについては、本システムにて次述するスケジューリング等を行う者であればよいので、必ずしもエネルギー供給事業者Eに限られず、別の調整者がいる場合にはその者であってもよい。
<スケジューリング>
上記利用予約情報を受信したエネルギー供給事業者E側の調整装置では、終了希望最遅時刻T、ならびに運転所要エネルギー量ERおよび運転所要時間TRに基づいて、機器Mの運転スケジュールを決定する。
以下にスケジューリングアルゴリズムの一例について説明する。
まず、事業者調整装置では、受け取った利用予約情報に運転パタンデータが含まれているかどうかを判別する。たとえば、利用予約情報内の運転パタンフィールドをチェックし、もし「未定」あるいは「無し」となっている場合には含まれていないことになる。
含まれていない場合には、運転パタンデータベースOPDBから、利用予約情報に含まれている機器MおよびタスクXの識別情報に対応する運転パタンデータを検索する。見つかった場合には利用予約情報に書き入れ、見つからなかった場合には予約不可能として利用者にその旨を通知し、スケジューリングの対象から外す。
含まれている場合にはその運転パタンデータを用いる。
検索されたあるいは元々の運転パタンデータを含む利用予約情報は、たとえば下記データセットとして、予約情報データベースRIDBに格納される。
{機器M,タスクX,終了希望最遅時刻T,運転パタン,処理ステイタス,運転終了時刻TF}
処理ステイタスのフィールドは、「未決」ないし「既決」のいずれかの値を取る。「未決」は、運転スケジュールがまだ決定されていないことを示し、新しい利用予約情報が到着した場合には「未決」として予約情報RIDBに登録する。「既決」は、運転スケジュールが既に決定されていることを示す。そして、「既決」の場合のみ、運転終了時刻フィールドは意味を持ち、スケジューリングの結果決定された実際の運転による終了予定の時刻TFが記載される。
一方で、エネルギー供給事業者Eにとって全ての利用者Uの全ての既決の予約を実行するのに必要なエネルギーの総量を表すデータとして、「既決エネルギー総消費量」というデータセットを用意する。
これは、たとえば表2に例示したように各時間帯(たとえば5分ごと)に必要な総エネルギー量、つまり全既決予約(つまりスケジュール済みの全ての利用予約)を実行するのに必要な各時間帯の所要エネルギー量ERの総和を表したものであり、図式化すると図3に例示したような横軸に時間、縦軸にエネルギー量を表したグラフになる。
Figure 0004753118
表2の例は、8:00〜8:05の間は500kW、8:05〜8:10の間は8800kW、8:10〜8:15の間は9500kW、8:15〜8:20の間は10537kWの電力が、全既決予約の実行に必要となることを示している。
データの初期状態では既決エネルギー総消費量は全てゼロにセットされており、スケジューリング計算の説明で述べるように、「既決」となった予約がある場合に必要なエネルギー量を既決エネルギー総消費量に加える。
さらにまた、既決エネルギー総消費量とは別に、「エネルギー消費量上限枠」と呼ぶデータも予め用意されている。
これは、エネルギー供給事業者Eが各時間帯に供給可能な、あるいはエネルギー供給事業者Eが予め定めた各時間帯の最大利用が可能なエネルギー量であり、この最大エネルギー量を各利用予約の運転所要エネルギー量ERが超えないようにスケジューリングを行う。すなわち、逐次更新される既決エネルギー総消費量がエネルギー消費量上限枠を超えないように、各利用予約の運転開始時刻TSを調整する。エネルギー消費量上限枠のデータセットは、既決エネルギー総消費量のデータセットと同じ時間幅とし、図式化すると図3に例示したようなグラフになる。
いずれのデータセットも、スケジューリングのプログラムには配列として実装すればよい。
以上のとおりの予約情報、既決エネルギー総消費量、エネルギー消費量上限枠のデータセットを用いて、スケジューリングモジュールSM(図1参照)により各タスクXの運転スケジュールが決定される。運転スケジュール決定は、新しい利用予約情報が到着した際、ならびに一定間隔(たとえば30秒)毎に、スケジューリングプログラムを起動して以下のとおりに行われる(図5参照)。
<<ステップS1>>
まず、初期設定として、後述するステップS9−5で使われる上限超過データセットと呼ばれるデータセットを用意し、初期値を空集合としておく。
<<ステップS2>>
新しい利用予約情報が到着すると、その情報データを予約情報データベースRIDB(図1参照)に登録する。
<<ステップS3>>
予約情報データベースRIDB内で、処理ステイタスが「未決」のデータを全て集積する。これを未決データセットと呼ぶこととする(図3参照)。
<<ステップS4>>
未決データセットの各データに関して、運転パタンデータから割り出される運転所要時間TRを計算する。これは運転パタンデータを記述した表における最終フィールド(表2参照)の時刻である。
<<ステップS5>>
最遅開始時刻TSmaxを、
TSmax=終了希望最遅時刻T−運転所要時間TR
によって算出する。
すなわち、最遅開始時刻TSmaxは、終了希望最遅時刻Tから運転所要時間TRを引いて得られた時刻であって、それより遅い時刻に運転を開始すると終了希望最遅時刻Tまでに運転が終わらないことを示す時刻である。
<<ステップS6>>
未決データセットの各データを、上で計算した最遅開始時刻TSmaxを追加した下記のフォーマットに変換する。
{機器M,タスクX,最遅開始時刻TSmax,終了希望最遅時刻T,運転パタン,処理ステイタス,運転終了時刻TF}(図3参照)
<<ステップS7>>
未決データセットの各データの最遅開始時刻TSmaxをキーとして昇順に並べ替える(図3参照)。これにより未決データセットは、最遅開始時間TSmaxが早いデータから順に並ぶ。
<<ステップS8>>
さらに未決データセットに関して、同じ最遅開始時刻TSmaxである予約が複数存在する場合には、それらの平均所要エネルギー量Eavg、つまり予約の実行に必要なエネルギー量の平均値をキーとして降順に並べ替える。平均所要エネルギー量Eavgは、その運転パタンから計算する。
具体的には、
(Σ((時間帯iの時間的長さ)×(時間帯iの必要エネルギー量)))/運転総時間
で与えられる。
たとえば、表1を例に取ると、
avg = (5×600+15×500+10×800)/30 = 616.66…
となる。
この2回の並べ替えの結果、未決データセットは、最遅開始時刻TSmaxが早いデータから順に、かつ最遅開始時刻TSmaxが同じ場合には平均所要エネルギー量Eavgが大きいデータから順に並ぶことになる。
<<ステップS9>>
未決データセットの先頭のデータ、つまり最遅開始時刻TSmaxがもっとも早く、かつ平均所要エネルギー量Eavgを算出した場合にはその値が最も大きいデータ、から始めて
順次未決データセットの各予約データを、エネルギー消費量上限枠を超えないようにスケジュールテーブルに割り当ててゆく。
より具体的にはたとえば以下のような手順を取る(図4および図6参照)。
<<ステップS9−1>>
現在の時刻(説明のため午前6時とする)から運転を開始した場合に割当可能かどうかを検証する。
具体的には、開始仮定時刻TSという変数を用意し、それに現在時刻を代入する。
<<ステップS9−2>>
この開始仮定時刻TSにおいて、最初の未決データの予約を実行開始した場合に、エネルギー消費量上限枠を超えないかどうかを確認する。すなわち、エネルギー消費量上限枠から既決エネルギー総消費量を引いた、いわばまだ利用可能な余裕のエネルギーを使って当該予約を実行可能かどうか確認する。
具体的には、エネルギー消費量上限枠および既決エネルギー総消費量のデータセットにおける各時間帯(表1の例では5分毎の時間帯)について、
(エネルギー消費量上限枠)−(既決エネルギー総消費量)
を計算し、得られた数値内に当該予約の各時間帯の運転所要エネルギー量ERの値が収まるかどうかを確認する。図4の例では、午前6時から5分間毎に上記計算値と当該予約の運転所要エネルギー量ERとの大小を比較し、全ての時間帯において運転所要エネルギー量ERの方が上記計算値より小さいかどうかを確認する。
<<ステップS9−3>>
予約実行が可能であると確認された場合には、その開始仮定時刻TSを運転開始時刻TSとして利用者調整装置に通知する(図1参照)。このとき、運転開始時刻TSに運転所要時間TRを足して求められる運転終了時刻TFを通知してもよい。この通知処理は後述する運転指示処理と同じである。
また、これと同時に、予約情報データベースRIDB内部の当該予約データの処理ステイタスを「既決」へと変更し、運転終了時刻TFを終了予定時刻として書き込む。さらに、既決エネルギー総消費量の各時間帯のデータを当該予約の運転所要エネルギー量ERを加えて増加させる。
<<ステップS9−4>>
ステップS9−2にてエネルギー消費量上限枠を超えるため予約実行が可能でないと確認された場合には、仮定している運転開始時間TSつまり開始仮定時刻TSを後ろにスライドさせる(図4参照)。すなわち、エネルギー消費量上限枠および既決エネルギー総消費量を表現している単位時間(表1および図4の例では5分)後ろにずらす。
具体的には、最初の開始仮定時刻TSの変数に、ずらす時間幅(表1および図4の例では5分)を加える。
<<ステップS9−5>>
ずらした結果、新しい開始仮定時刻TS+運転所要時間TRで求められる新しい運転終了時刻TFが終了希望最遅時刻Tを超えてしまい、利用者Uの希望を満たせない場合には、当該未決予約データをステップS1で用意した上限超過データセットに加える。
<<ステップS9−6>>
新しい運転終了時刻TFが終了希望最遅時刻Tを超えない場合には、ステップS9−2に戻って、ずらした時刻についてステップS9−2〜S9−6を再実行し、運転所要エネルギー量ERがエネルギー消費量上限枠と既決エネルギー総消費量の間に収まり、且つ運転終了時刻TFが終了希望最遅時刻Tを超えない開始仮定時刻TSを得るまで繰り返す。
図4の例では、初期開始仮定時刻TSの午前6時から5分ずつずらし、最終的に午前7:15に開始すれば、エネルギー消費量上限枠を超えず且つ終了希望最遅時刻Tを越えない運転が可能になる。この午前7:15が運転開始時刻TSであり、これに運転所要時間TR=2時間を加えた時刻9:15が運転終了時刻TFである。
<<ステップS9−7>>
以上の割当て処理を、未決データセットが空になるまで繰り返す。
<<ステップS10>>
最後に、上限超過データセットが空であるかどうかを調べ、空であれば終了する。
空でない場合には、上限を超過したため割当予約が出来なかった未決データが存在することを意味する。よって、割当が出来なかった予約があったこととその予約内容をエネルギー供給事業者Eに出力として知らせる。
エネルギー供給事業者Eはこの出力を受け取ることにより、割当が受けられなかった予約があることを知ると同時に、必要ならば自分が設定したエネルギー消費量上限枠を、適当な時間帯において適切に上昇させることが可能となる。もし事業者が上限枠を上昇させれば、スケジューリングモジュールSMは定間隔にて起動されているため、それ以降のスケジューリングの際に当該予約が成立する可能性がある。
以上のスケジューリングアルゴリズムおよび割当アルゴリズムは一例であり、エネルギー消費量上限枠を超えないように、もちろん利用者Uが希望する運転終了時刻も越えないように、運転スケジュールの調整及び決定が可能であれば特に限定されない。たとえば、数理計画法、スケジューリングアルゴリズム、遺伝的アルゴリズムなどを使い、アルゴリズムのパラメータ設定を様々に変えることで、様々な割当方法を利用することも可能である。
<運転指示>
以上のとおりに運転スケジュールが決定されると、エネルギー供給事業者Eの調整装置は、運転スケジュールにおける各機器Mの各タスクXに対する運転開始時刻TSを含む運転指示情報を、対応する各機器Mまたは別途の調整装置に通知する(図1参照)
この運転指示情報の通知は、言い換えると、事業者Eが、利用者Uの各機器Mに対して、従来の「運転開始時刻の正確な指定」を用いた予約を実行したということになる。
すなわち、利用者Uは終了希望最遅時刻Tを設定するのであるが、機器Mではエネルギー供給事業者Eから送られてきた運転開始時刻TSに従って運転を開始するので、従来の「運転開始時刻の正確な指定」と変わらない運転制御が行われることになる。
これにより、対象機器Mが「運転開始時刻の正確な指定」しか設定できないような従来型の機種であったとしても、その運転開始を事業者調整装置から指示する方法さえ用意すれば、従来型の機器においても本発明のシステムによる制御が可能となる。利用者Uの側から見ると、従来型の機器に対して本発明のシステムを利用する場合には、利用者調整装置上で終了希望最遅時刻Tを指定したり、またはネットワークを用いて直接に事業者調整装置に対して予約を行い、スケジューリングを事業者Eに任せることが可能となる。
なお、事業者Eは、何らかの理由でスケジューリングをやり直して機器Mの運転開始時刻TSを変更する必要が生じても、運転開始前であれば通知をやり直すことにより、運転開始時刻TSの変更を行うことも可能である。
また、運転指示情報には、運転開始時刻TSの代わりに、または運転開始時刻TSと一緒に、運転終了時刻TFが含まれていてもよい。
<機器運転>
そして、上記運転開始時刻TSを含む運転指示情報を受け取った利用者Uの機器Mは、運転開始時刻TSの時点で運転を開始しタスクXを実行する。また、運転終了時刻TFが指示されている場合には、それから運転所要時間TRを減じた時刻で運転を開始する。
以上により、たとえば図7に例示したように、従来は運転時間が調整されずにエネルギー消費がある時間帯に集中していたのに対し、各機器MのタスクXの運転が分散されることでエネルギー消費も分散されて、エネルギー消費量の平坦化が図られることとなる。
<インセンティブ>
利用者Uが従来型の運転方式、つまり「いますぐに運転を開始する」「運転を開始する時刻を正確に指定して予約する」といった従来方式を選択するのではなく、本発明の終了希望最遅時刻Tによる利用予約を選択した場合には、エネルギー供給事業者Eは、利用者Uに対して、上記運転開始時刻TSに従って実際に運転した時間帯におけるエネルギー利用料金を割引くサービスや、他の付加サービスを提供することも可能である。
これはすなわち、積極的に終了希望最遅時刻Tによる利用予約を選択したくなるようなインセンティブとして働き、利用予約運転制御への積極的な誘導に繋がる。
本発明はエネルギー消費のピーク値、つまり瞬間的に提供しなければないないエネルギー量の最大値を下げる効果が期待できるため、ピーク値を下げることによるコストダウンを、上に述べたインセンティブに充当することが可能なのである。
さらには、現在の時刻と終了希望最遅時刻Tが離れていればいるほどインセンティブを大きく設定することにより、事業者E側のスケジューリングの自由度の幅を大きくするような誘導を行うことも可能である。たとえば、終了希望最遅時刻T−現在時刻が9時間以上の場合には3%割引、6時間以上の場合には2%割引、3時間以上の場合には1%割引、3時間未満の場合には割引なし、それと同時または別途に、9時間以上の場合にはオンデマンドビデオ2本を無料で視聴可能、6時間以上の場合には1本を無料で視聴可能、6時間未満の場合には無料視聴なし、などといったインセンティブが利用可能である。
さらには、これらのインセンティブの内容は、予め定めておくことも可能であるし、事業者Eと利用者Uをつなぐネットワークを利用して動的にインセンティブの内容を変更することも可能であるのは言うまでもない。
また、事業者Eと利用者Eの間の基本契約として、エネルギー機器を運転する際には、終了希望最遅時刻Tによる利用予約でないと機器が動作しないような設定とし、利用者は終了希望最遅時刻Tによる予約のみを実行する代わりに、事業者は基本料金そのものを割り引くといったインセンティブの与え方もある。たとえば、利用者がエネルギー機器を事前に指定してその機器の運転方式を終了希望最遅時刻指定の予約のみで運転可能な設定とし、その替わりにエネルギー利用の基本料金を定額で割り引く、それと同時または別途に、オンデマンドビデオを月10本まで10%割引で利用可能、などといったインセンティブの与え方が可能である。
事業者調整装置上では、たとえば、利用者調整装置から終了希望最遅時刻Tによる予約が送られてきた場合、終了希望最遅時刻Tによる利用予約が選択されたと判断し、その利用者に対して割引サービスや付加サービスを決定する。たとえば、エネルギー供給事業者E側に設けられている利用者データベースに登録されている利用者別の料金設定データに、各種サービスデータを追加することで、代金請求の際に自動的に代金を減額した請求書等が作成される。
図1に例示した調整装置のインセンティブ決定モジュールはIMにはこれを実行するインセンティブ機能が搭載されている。
以上のように、利用者Uからの終了希望最遅時刻T、ならびに運転所要エネルギー量ERおよび運転所要時間TRに基づきエネルギー供給事業者E側にてエネルギー機器の運転時間を自動的に決定することで、エネルギー利用量の削減を行う必要が生じた時間帯において利用者はその場にいなくともエネルギー利用量の削減に応じることが可能となり、よってエネルギー消費量の平坦化を実現することができる。さらに、本発明の利用を促進させることが可能なインセンティブを導入できるエネルギー需給調整システムが実現される。
本発明の一実施形態を示したブロック図。 機器MのタスクXに必要な運転所要エネルギー量ERと運転所要時間TRの関係を示す運転パタンデータを例示した模式図。 スケジューリングの一例について説明するための図。 スケジューリングの一例について説明するための別の図。 スケジューリングの一例について説明するためのフローチャート。 スケジューリングの一例について説明するための別のフローチャート。 スケジューリングによる運転状況の変化について説明するための図。

Claims (7)

  1. 利用者がタスクの終了を希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻の入力を受け付け、入力された終了希望最遅時刻を送出する装置、および
    送られてきた終了希望最遅時刻、ならびに前記タスクを行うのに必要な運転所要エネルギー量および運転所要時間に基づいて、前記利用者の他のタスクまたは他の利用者のタスクとの関係でエネルギー消費量上限枠を超えないように、且つ前記タスクの運転終了時刻が終了希望最遅時刻を越えないように運転スケジュールを決定し、決定された運転スケジュールの運転開始時刻および運転終了時刻のいずれか一方または両方を前記装置に通知する装置
    を備えたことを特徴とするエネルギー需給調整システム。
  2. 終了希望最遅時刻を受け取った場合に利用者に対してインセンティブを設定することを特徴とする請求項1記載のエネルギー需給調整システム。
  3. 利用者がタスクの終了を希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻の入力を受け付け、入力された終了希望最遅時刻を、終了希望最遅時刻、ならびに前記タスクを行うのに必要な運転所要エネルギーおよび運転所要時間に基づいて、前記利用者の他のタスクまたは他の利用者のタスクとの関係でエネルギー消費量上限枠を超えないように、且つ前記タスクの運転終了時刻が終了希望最遅時刻を越えないように運転スケジュールを決定する事業者調整装置へ送出することを特徴とする利用者調整装置。
  4. 運転所要エネルギーおよび運転所要時間を予め記憶しまたは適宜算出し、終了希望最遅時刻とともに事業者調整装置へ送出することを特徴とする請求項3記載の利用者調整装置。
  5. タスクを実行する機器に組み込まれている、または当該機器とは別体となっていることを特徴とする請求項3記載の利用者調整装置。
  6. 利用者調整装置から送られてきた利用者がタスクの終了を希望する最も遅い時刻である終了希望最遅時刻、ならびに前記タスクを行うのに必要な運転所要エネルギー量および運転所要時間に基づいて、前記利用者の他のタスクまたは他の利用者のタスクとの関係でエネルギー消費量上限枠を超えないように、且つ前記タスクの運転終了時刻が終了希望最遅時刻を越えないように運転スケジュールを決定し、決定された運転スケジュールの運転開始時刻および運転終了時刻のいずれか一方または両方を利用者調整装置に通知することを特徴とする事業者調整装置。
  7. 運転所要エネルギーおよび運転所要時間を予め記憶しまたは適宜算出することを特徴とする請求項6記載の事業者調整装置。
JP2006164089A 2006-06-13 2006-06-13 エネルギー需給調整システム Expired - Fee Related JP4753118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164089A JP4753118B2 (ja) 2006-06-13 2006-06-13 エネルギー需給調整システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164089A JP4753118B2 (ja) 2006-06-13 2006-06-13 エネルギー需給調整システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007336655A JP2007336655A (ja) 2007-12-27
JP4753118B2 true JP4753118B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=38935586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006164089A Expired - Fee Related JP4753118B2 (ja) 2006-06-13 2006-06-13 エネルギー需給調整システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4753118B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4799531B2 (ja) * 2007-11-14 2011-10-26 三菱電機株式会社 集合住宅の電力配電システム、集合住宅の電力配分方法、集合住宅の電力配電管理装置
KR101191316B1 (ko) * 2009-12-14 2012-10-16 주식회사 케이티 사용자의 불편도를 이용한 에너지 절감 방법 및 에너지 절감 장치
JP5573789B2 (ja) * 2010-07-16 2014-08-20 ダイキン工業株式会社 エネルギー制御装置
JP5589947B2 (ja) * 2011-04-25 2014-09-17 パナソニック株式会社 家電機器及び家電機器制御方法
JP5917132B2 (ja) * 2011-12-22 2016-05-11 株式会社東芝 電気機器の運転制御システム及び方法
JP5981313B2 (ja) * 2012-11-09 2016-08-31 株式会社東芝 電力抑制型蓄電蓄熱最適化装置、最適化方法及び最適化プログラム
US9983610B2 (en) * 2014-12-30 2018-05-29 Fujitsu Limited Latency-based micro demand response

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05260658A (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 Mitsubishi Electric Corp デマンド制御装置
JP3882278B2 (ja) * 1997-07-22 2007-02-14 松下電器産業株式会社 機器制御システム
JP2002369383A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Hitachi Ltd 家電機器の制御装置
JP2006025474A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気機器への電力供給管理方法および電力管理ネットワークシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007336655A (ja) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Steriotis et al. A novel behavioral real time pricing scheme for the active energy consumers’ participation in emerging flexibility markets
JP4753118B2 (ja) エネルギー需給調整システム
Wei et al. A bi-level scheduling model for virtual power plants with aggregated thermostatically controlled loads and renewable energy
Yu et al. A real-time demand-response algorithm for smart grids: A stackelberg game approach
Samadi et al. Advanced demand side management for the future smart grid using mechanism design
US20110270452A1 (en) Scheduling and modeling the operation of controllable and non-controllable electronic devices
JP2008295193A (ja) 電力デマンド制御装置、システム、および方法
US9964930B2 (en) Control device for controlling facility equipment
US11068820B2 (en) Avoiding peak energy demand times by managing consumer energy consumption
US20180299160A1 (en) Control apparatus
JP2013176276A (ja) ヒートポンプ機器エネルギー管理装置
Gomez-Herrera et al. Optimal collaborative demand-response planner for smart residential buildings
Chouikhi et al. A game-theoretic multi-level energy demand management for smart buildings
Alves et al. A hybrid genetic algorithm for the interaction of electricity retailers with demand response
KR101557080B1 (ko) 실시간 가격 기반 전력 관리 방법 및 시스템
Nwulu et al. A combined dynamic economic emission dispatch and time of use demand response mathematical modelling framework
Chandran et al. Demand response and consumer inconvenience
CN111969613A (zh) 一种需求响应优化调度方法及系统
JP5472413B2 (ja) デマンド制御装置
JP6782724B2 (ja) デマンドレスポンスの発動要請に対する電力抑制装置、プログラム及び方法
JP6232275B2 (ja) 需給調整方法およびシステム
Yue et al. Dual-pricing policy for controller-side strategies in demand side management
JP4926330B2 (ja) コンサルティング用情報処理装置およびデータ処理方法
Ahmed et al. A fair and effective approach to managing distributed energy resources through peer-to-peer energy trading with load prioritization among smart homes
JP6548175B2 (ja) 電力管理装置、電力管理システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110512

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4753118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees