JP4751941B2 - 中継装置、中継方法、設備システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

中継装置、中継方法、設備システム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、他系統の設備システムから自系統の設備システムに流入した漏洩信号を遮断する中継装置と中継方法と、該中継装置を備える設備システムと、に関する。
空調機器、照明装置、リモコン装置、集中コントローラなどの設備機器をバス接続し、データを送受信して運転及び制御を行う設備システムが知られている。送受信されるデータは、例えば、リモコン装置から個々の空調機器に送信される目標温度の設定を指示する操作情報、各設備機器が自己の状態変化を他の設備機器に通知する変化時通報などである。
従来は、伝送線を伝送されるデータの量はさほど大きくなかった。このため、9600bps程度の比較的低速のAMI(Alternate Mark Inversion code)またはNRZ(Non Return-to-Zero code)によるベースバンド方式を通信方式に採用していた。
しかし、近年、故障を自動的に検知する機能、省エネルギー対策のための消費電力情報や稼働時間情報を収集する機能等、多くの拡張機能を設備システムに追加することが求められている。このため、伝送されるデータの量が増加し、伝送線のスループットの向上が課題となっている。そこで、ベースバンド方式に比べ、高速通信が可能な搬送波を用いた通信方式を採用することが提案されている。
例えば、特許文献1は、空調機器間で通信を行う構成の空調システムを開示する。この空調システムは、従来の空調制御用のデータ伝送にはベースバンド方式を採用し、拡張機能用のデータ伝送には搬送波変調方式を採用し、両通信方式を同一の伝送線上に同居させ、データの種類に応じた伝送方式で伝送している。
時開2006−308150号公報
複数の設備システムが併存する場合、それぞれの設備システムの伝送線を並走させて敷設するケースがある。例えば、フロア毎に別々のユーザが使用しているテナントでは、室外機を屋上に設置し、各フロアに室内機を設置し、敷設スペースの関係上、屋上の室外機から各フロアの室内機までは、各フロアの伝送線を近接して並走させて配置することが多い。
このような構成の設備システムで高周波数の通信信号を送信すると、並走している伝送線の間でクロストークが生じ、一方の系統の設備システムの通信信号が他方の系統の設備システムの伝送線に漏洩してしまう。同様に、他方の系統の設備システムの通信信号も一方の系統の設備システムの伝送線に漏洩してしまう。
他系統からの漏洩により流入した信号(漏洩信号)の振幅が十分に小さければ、大きな問題は生じない。しかし、漏洩信号の振幅が、設備機器の最低受信感度より大きければ、設備機器の動作に影響を与える可能性がある。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、隣接する設備システムからの漏洩信号の影響を受けにくい設備システムを実現可能とすることを目的とする。
また、この発明は、他系統の設備システムからの漏洩信号の影響を低減することを可能とする装置と方法を提供することを目的とする。
この発明の中継装置は、
設備機器が接続されている一方の伝送線と、他系統の設備システムからの漏洩信号が流入する他方の伝送線とに接続された中継装置であって、
前記他方の伝送線に接続され、該他方の伝送線上の信号が、この中継装置が属す系統の設備機器から送出された信号であるか他系統の設備システムから流入した漏洩信号であるかを判定する漏洩判定手段と、
前記他方の伝送線上の信号のうち、前記漏洩判定手段が漏洩信号ではないと判定した信号を、前記一方の伝送線に中継する中継手段と、
を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、漏洩信号を中継しないので、漏洩信号の影響を抑えることができる。
本発明の実施の形態1及び2に係る空調システムのシステム構成図である。 実施の形態1の中継装置のブロック図である。 受信信号の振幅を検出する回路の一例を示す図である。 受信信号の振幅と振幅閾値の関係を例示する図であり、(a)は、受信信号が漏洩信号であるとみなす例、(b)は受信信号が通信信号であるとみなす例を示す。 実施の形態1の中継装置の振幅閾値設定処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1の中継装置の中継処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に係る中継装置のブロック図である。 (a)は、漏洩ポートレジスタに設定される4つのパターンを示す図であり、(b)は、実施の形態2において漏洩ポートレジスタに設定される情報の例を示す図である。 実施の形態2に係る中継装置の、漏洩信号を受信するポートを判別する処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る設備システムについて図面を参照して説明する。
実施の形態1.
本実施の形態は、設備システムとして空調システムを採用した例であり、隣接して設置されている他系統の空調システムからの漏洩信号を遮断する中継装置を備える。
まず、実施の形態1に係る空調システム100の構成を、図1を参照して説明する。
図示するように、空調システム100は、複数系統の空調システムが隣接して配置された構成を有する。各系統の空調システムは、実質的に同一の構成を有する。ここでは、同一部分には同一符号を付し、区別のため、系統Aの構成については、添え字aを付し、系統Bの構成については、添え字bを付す。また、系統AとBに共通する場合には、添え字を取って示す。
図示するように、各系統の空調システムは、室外機11と、室内機12と、操作パネル(リモコン)13と、中継装置14,15と、伝送線16,17,18と、から構成される。
室外機11は、屋上等に設置され、通信機能を備え、伝送線16に接続されている。室外機11は、操作パネル13からの指示に応答してオン・オフし、冷媒を冷却する処理、空気を取り込む処理等の空調処理を行い、また、運転状況、温度・風量、消費エネルギー等を示す通信信号(情報、データ)を室内機12及び操作パネル13に送信する。
室内機12は、フロア等に設置され、通信機能を備え、伝送線18に接続されている。室内機12は、例えば、操作パネル13からの指示に応答してオン・オフし、空調処理を行い、運転状況を示す通信信号を室外機11や操作パネル13に送信する。なお、室内機12aと12bとは異なるフロアに設定されてもよい。
操作パネル13は、通信機能を備え、伝送線18に接続されている。操作パネル13は、ユーザの操作に応答し、室外機11及び室内機12に電源オン・オフ、設定温度、風量等の指示を送信し、また、室外機11及び室内機12から、運転状況を示す通信信号を受信し、表示する。
中継装置14は、伝送線16と17に接続され、伝送線16と17とを物理的に分離する一方、伝送線16と17との間で通信信号を双方向に中継する。
中継装置15は、伝送線18と17に接続され、伝送線18と17とを物理的に分離する一方、伝送線18と17との間で通信信号を双方向に中継する。
中継装置14、15の構成と動作の詳細については、図2〜図4を参照して後述する。
伝送線16はツイストペア線等から構成され、室外機11と中継装置14との間で通信信号を伝送する。
伝送線17は、ツイストペア線等から構成され、他系統の伝送線と並設される箇所、例えば、屋上と各フロアとを繋ぐ配管内に配置され、信号を伝送する。より具体的には、系統Aの伝送線17aと系統Bの伝送線17bとは、近接して配置されており、且つ、後述するように、通信方式として高周波数の搬送波を使用する通信方式を使用している。このため、伝送線17aと17bとの間でクロストークが発生し、通信信号の漏洩が生ずる。このため、伝送線17を伝送される信号は、自系統の通信信号と他系統からの漏洩信号とが重畳したものとなる。
伝送線18はツイストペア線等から構成され、例えば、各フロアに配設され、室内機12および操作パネル13と中継装置15との間で通信信号を伝送する。
ここで、同一の系統の操作パネル13、室内機12、室外機11は、互いに通信を行い、指示や情報を送受信するが、他系統の機器と通信することはない。例えば、操作パネル13aが、室内機12b及び室外機11bと通信を行うことはない。
次に、空調システム100で採用されている通信方式について説明する。本実施の形態では、操作パネル13、室内機12、室外機11は、10MHzの搬送波をDPSK(Differential Phase Shift Keying)方式により変調して、通信信号を送受信する。
DPSK方式は、異なる位相をもつ搬送波を連結し、1時刻前の搬送波との位相差により搬送波信号を変調する方式である。一般的な設備システムが採用しているAMIやNRZといったベースバンド方式は、9600bps程度の通信速度である。これに対し、DPSK方式では、数100kbps以上での高速通信が可能となる。
一方で、DPSK方式は、10MHzといった高周波数の搬送波を使用しているため、伝送線間の結合が強く、伝送線17aと17bのように、複数の伝送線が並走している場合、一方の系統の通信信号が伝送線を介して他方の系統の伝送線に漏洩する。また、DPSK方式では、搬送波の振幅は実質的に一定である。また、漏洩信号の強度は、伝送線の線種、並走する伝送線の本数、並走する伝送線の長さ等に依存する。また、漏洩信号の振幅は、通常、元の通信信号に比べ数10dB程度減衰している。この減衰量により、自系統の搬送波と他系統から漏洩した信号とを、振幅により識別することが可能となる。
ここで、仮に、中継装置14、15が存在しないとすると、他系統から漏洩した信号が室外機11等の空調機器に到達し、各空調機器が漏洩信号を正規の通信信号と誤認し、誤動作するおそれがある。例えば、系統Aの操作パネル13aが出力した電源オフを指示する通信信号が、系統Bの伝送線に漏洩し、系統Bまで停止してしまうおそれがある。
中継装置14、15は、この問題を解決するための装置である。即ち、中継装置14、15は、他系統から流入した漏洩信号が、室内機12等の空調機器に到達しないよう、他系統の伝送線と並走している伝送線17を挟むように配置され、伝送線17に流入した漏洩信号を遮断する一方で、自系統の通信信号を中継する。
次に、中継装置14と15の構成を、図2を参照して具体的に説明する。
なお、中継装置14と15とは、互いに同一の構成を有する。
図示するように、中継装置14又は15は、他系統の伝送線と並走する伝送線17に接続された第1通信部21と、空調設備(室外機11又は室内機12及び操作パネル13)に接続された伝送線16又は18に接続された第2通信部22と、第1通信部21と第2通信部22との間で通信信号を中継する中継処理部23と、外部からの入力信号を中継処理部23に出力する入力部24とを備える。
第1通信部21は、送信回路211と、受信回路212と、振幅計測回路213とを備える。
送信回路211は、伝送線17に接続されており、中継処理部23から供給された送信信号(ベースバンド信号)をDPSK方式により変調して通信信号を生成し、伝送線17に出力する。
受信回路212は、伝送線17上を伝送されている信号を受信して復調して、復調したベースバンド信号を中継処理部23に供給する。
振幅計測回路213は、伝送線17上を伝送される信号(受信回路212が受信した信号)の振幅を計測し、測定した振幅値を中継処理部23に供給する。振幅計測回路213は、例えば、図3に示すように、アノードに受信信号が供給されるダイオードD1と、ダイオードD1の出力を蓄積するコンデンサC1と、コンデンサC1に並列に接続され、コンデンサC1の蓄積電荷を放電する抵抗R1と、コンデンサC1の電圧をA/D(アナログ/ディジタル)変換するA/D変換器215とから構成される。なお、A/D変換器215は、ダイオードD1の順方向電圧分だけ、出力データを補正して、即ち、コンデンサC1の充電電圧にダイオードの順方向電圧を加算した値のディジタル値に、補正して出力することが望ましい。
第2通信部22は、送信回路221と受信回路222とから構成される。
送信回路221は、中継処理部23から供給された送信信号(ベースバンド信号)をDPSK方式により変調し、伝送線16又は18に送信する。
受信回路222は、伝送線16又は18上を伝送されている通信信号を受信し、ベースバンド信号に復調し、中継処理部23に供給する。
中継処理部23は、マイクロプロセッサ、メモリ等から構成され、動作プログラムを実行することにより、機能的に、中継部231と、漏洩判定部232と、振幅閾値レジスタ233と、振幅閾値設定部234とを実現する。
中継部231は、第2通信部22の受信回路222が受信して復調したベースバンド信号を第1通信部21の送信回路211に中継する。
また、中継部231は、第1通信部21の受信回路212が受信・復調した信号のうち、漏洩判定部232が漏洩信号では無い(通信信号である)と判定した信号を、第2通信部22の送信回路221に供給する。一方、中継部231は、第1通信部21の受信回路212が受信・復調した信号のうち、漏洩判定部232が漏洩信号であると判定した信号を廃棄し、第2通信部22の送信回路221には伝達しない。
漏洩判定部232は、受信回路212が受信した伝送線17上の信号が漏洩信号であるか否かを判別する手段として機能するものであり、振幅計測回路213が計測した信号の振幅(信号の大きさ)と振幅閾値レジスタ233に格納されている振幅閾値(基準値)とを比較する。漏洩判定部232は、図4(a)に示すように、計測された振幅が振幅閾値レジスタ233に設定されている振幅閾値よりも小さい場合には、その信号は漏洩信号であると判定する。一方、漏洩判定部232は、図4(b)に示すように、計測された信号の振幅が振幅閾値レジスタ233に設定されている振幅閾値以上の場合には、その信号は通信信号であると判定する。
振幅閾値レジスタ233には、受信信号が通信信号であるか漏洩信号であるかを判定するための振幅閾値が格納される。ここで、振幅閾値は、他系統の空調システムから漏洩する信号(漏洩信号)の最大振幅より大きく、自系統の伝送線を伝送される通信信号の振幅よりも小さい値に設定される。最適な振幅閾値は系統毎に異なり、伝送線の線種、並走する伝送線の本数、並走する伝送線の長さ等に依存する。例えば、シールド保護されていない伝送線はシールド保護されている伝送線に比べ、漏洩信号の振幅は大きくなる。従って、シールド保護されていない伝送線を使用するときは、シールド保護されている伝送線を使用しているときよりも振幅閾値を大きくする必要がある。
そこで、例えば、各系統の管理者は、空調システム100の稼働状態において、通信信号の振幅と漏洩信号の振幅とを測定し、両者を識別するのに適切な振幅閾値を求め、振幅閾値レジスタ233に設定する。
振幅閾値設定部234は、入力部24から入力された振幅閾値を振幅閾値レジスタ233に設定する。
入力部24は、USB(Universal Serial Bus)、RS−232C、Ethernet(登録商標)などの外部インタフェ−スから構成され、パソコンなどの外部装置から該インタフェースを介して振幅閾値を入力する。
なお、限定されるものではないが、本実施形態において、漏洩判定部232と振幅計測回路213と振幅閾値レジスタ233とが本願発明の漏洩判定手段を構成し、中継部231が本願発明の中継手段を構成し、振幅計測回路213が本願発明の計測手段を構成し、振幅閾値レジスタ233が本願発明の基準値記憶手段を構成し、漏洩判定部232が本願発明の判定手段を構成し、振幅閾値設定部234が、本願発明の基準値設定手段を構成する。
次に、上記構成の空調システム100の動作の概略を説明する。
各系統の空調システムは、空調機器(操作パネル13、室内機12、室外機11)の間で、伝送線16〜18及び中継装置14,15を介して相互に通信信号を交換しながら稼働する。この際、伝送線17には、隣接する他系統の伝送線を伝送される通信信号の漏洩信号が重畳し、流入する。しかし、中継装置14,15により、漏洩信号が遮断、空調機器には、漏洩信号が供給されず、空調機器は漏洩信号の影響を受けずに正常に動作する。
次に、上記構成の空調システム100の動作の概略を説明する。
各系統の空調システムは、空調機器(操作パネル13、室内機12、室外機11)の間で、伝送線16〜18及び中継装置14,15を介して相互に通信信号を交換しながら稼働する。この際、伝送線17には、隣接する他系統の伝送線を伝送される通信信号の漏洩信号が重畳し、流入する。しかし、中継装置14,15により漏洩信号が遮断され、空調機器には、漏洩信号が供給されず、空調機器は漏洩信号の影響を受けずに正常に動作する。
次に、中継装置14と15の動作を詳細に説明する。
(振幅閾値設定)
ユーザは、任意のタイミングで、振幅閾値レジスタ233に、信号が通信信号であるか漏洩信号であるかを判定するための振幅閾値を設定することができる。
中継装置14、15の電源投入後、振幅閾値設定部234は、図5に示す振幅閾値設定処理を実行し、入力部24を介し振幅閾値の設定コマンドが入力されるまで待機する(ステップS11)。
入力部24から設定コマンドが供給されると(ステップS11;Yes)、振幅閾値設定部234は、設定コマンドの内容に従って、振幅閾値レジスタ233に振幅閾値を書き込む(ステップS12)。
なお、中継処理部23は、振幅閾値レジスタ233に閾値が設定されるまでの初期状態の間、或いは、振幅閾値レジスタ233の保持データを更新している間、第1通信部21および第2通信部22が受信した信号を中継せずに破棄するように構成してもよい。なお、デフォルト値を予め振幅閾値レジスタ233の設定しておくようにしてもよい。
(中継処理)
電源投入後、中継部231は、図6のフローチャートに示す処理を開始し、まず、第2通信部22の受信回路222が、信号を受信したかを判別する(ステップS21)。受信回路222が接続されている伝送線16、18は、漏洩信号が混信しない伝送線であり、受信信号は通信信号である。そこで、中継部231は、受信回路222が、信号を受信していれば(ステップS21;Yes)、該受信信号を、第1通信部21の送信回路211に供給し、伝送線17に送信させる(ステップS22)。なお、受信回路222が受信していなければ(ステップS21;No)、ステップS22をスキップする。
次に、中継部231は、第1通信部21が備える受信回路212が信号を受信したか否か判別する(ステップS23)。受信していれば(ステップS23;Yes)、受信した信号の振幅を漏洩判定部232が振幅計測回路213から取得する(ステップS24)。続いて、漏洩判定部232は、計測された振幅と振幅閾値レジスタ233に格納されている振幅閾値とを比較する(ステップS25)。計測された振幅(受信信号の振幅)が振幅閾値以上ならば(ステップS25;Yes)、受信した信号は通信信号である。そこで、中継部231は、受信した信号を送信回路221を介して伝送路16又は18に送信する(ステップS26)。
一方、計測された振幅(受信信号の振幅)が振幅閾値未満ならば(ステップS25;No)、受信した信号は漏洩信号である。従って、中継部231は、受信信号を廃棄し、中継しない。
以降、中継処理部23は、ステップS21にリターンし、同様の動作を例えば一定の時間をおいて繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態の中継装置14、15は、伝送線17を介して受信した信号の振幅と振幅閾値とを大小比較することにより、漏洩信号を検出し、該漏洩信号を空調機器が接続する伝送線16,18に中継せず、遮断する。従って、他系統の空調システムの伝送線を介した漏洩信号による誤動作等を防ぐことが可能である。
実施の形態2.
実施の形態1の中継装置14、15では、信号が漏洩する伝送線を第1通信部に接続し、漏洩しない伝送線を第2通信部に区別して接続する必要がある。本実施の形態では、自動で漏洩信号が送信される伝送線が接続されている通信部を検出する中継装置について説明する。
本実施の形態の設備システムの基本構成および基本動作は実施の形態1の設備システムと同様である。
次に、本実施形態に係る中継装置14、15の構成を、図7を参照して説明する。
中継装置14、15は、他系統の設備システムの伝送線と並走する伝送線17に接続された第1通信部21と、設備機器が接続されている伝送線16又は18に接続された第2通信部22と、第1通信部21と第2通信部22との間で、通信信号を中継する中継処理部23と、入力部24とを備える。
第1通信部21は、実施の形態1と同様に、送信回路211と、受信回路212と、振幅計測回路213とを備える。
第2通信部22は、第1通信部と実質的に同一の構成を有し、送信回路221と、受信回路222と、振幅計測回路223とを備える。送信回路221は、通信信号をDPSK方式により変調して、伝送線16,18に出力する。受信回路222は、伝送線16又は18を伝送されてくる信号を復調し、中継処理部23に供給する。振幅計測回路223は、伝送線16,18上の信号の振幅を計測する。
中継処理部23は、実施の形態1と同様に、中継部231と、漏洩判定部232と、振幅閾値レジスタ233と、振幅閾値設定部234とを備え、さらに、漏洩ポート検出部235と、漏洩ポートレジスタ236とを備える。
中継部231は、第1通信部21と第2通信部22の一方が受信した通信信号を、他方の通信部を介して伝送線に送信する中継処理を行う。ただし、漏洩ポートレジスタ236に設定されているデータで指定された第1又は第2の通信部21,22が受信した信号については、漏洩判定部232による漏洩信号であるか否かの判定の結果に基づいて、中継するか否かを決定する。
漏洩判定部232は、振幅計測回路213または223が計測した信号の振幅と振幅閾値レジスタ233に格納されている振幅閾値との大小比較により、受信した信号が漏洩信号か否かを判定する。
振幅閾値レジスタ233は、振幅閾値を格納する。振幅閾値設定部234は、入力部24から入力した内容に従い、振幅閾値レジスタ233に振幅閾値を設定する。
漏洩ポート検出部235は、漏洩判定部232による第1及び第2通信部21,22の漏洩信号の検出回数に基づいて、第1通信部21に接続された伝送線17と第2通信部22に接続された伝送線16,18のいずれに漏洩信号が流入しているかを検出する。
漏洩ポートレジスタ236には、中継処理において、漏洩判定を実行するか否かを指示する情報が、漏洩ポート検出部235により、第1と第2の通信部21、22ごとに設定される。漏洩ポートレジスタ236に設定される内容は、図8(a)に例示するように、1.第1通信部21が受信した信号に漏洩判定を行い、第2通信部22が受信した信号に漏洩判定を行う、2.第1通信部21が受信した信号に漏洩判定を行い、第2通信部22が受信した信号に漏洩判定を行わない、3.第1通信部21が受信した信号に漏洩判定を行わず、第2通信部22が受信した信号に漏洩判定を行う、4.第1通信部21が受信した信号に漏洩判定を行わず、第2通信部22が受信した信号に漏洩判定を行わない、のいずれかとなる。
入力部24は、実施の形態1と同様であり、USB、RS−232C、Ethernet(登録商標)などのインタフェースから構成される、パソコンなどの外部の設定器から該インタフェースを介して振幅閾値を設定可能である。
なお、限定されるものではないが、実施形態2において、漏洩判定部232と振幅計測回路213と振幅閾値レジスタ233とが本願発明の漏洩判定手段を構成し、中継部231が本願発明の中継手段を構成し、振幅計測回路213が本願発明の計測手段を構成し、振幅閾値レジスタ233が本願発明の基準値記憶手段を構成し、漏洩判定部232が本願発明の判定手段を構成する。
また、漏洩ポート検出部235と漏洩判定部232と振幅計測回路213と振幅閾値レジスタ233とが本願発明の漏洩ポート判別手段を構成し、振幅計測回路213が本願発明の漏洩ポート判別用計測手段を構成し、振幅閾値レジスタ233が本願発明の漏洩ポート判別用基準値記憶手段を構成し、漏洩判定部232と漏洩ポート検出部235とが本願発明の漏洩ポート判別手段を構成する。
次に、実施の形態2における中継処理部23の動作を、図9のフローチャートを参照して説明する。
(振幅閾値設定)
振幅閾値レジスタ233に振幅閾値を設定する処理は、実施の形態1での振幅閾値設定処理と同様である。
(漏洩ポート検出)
電源投入後、中継処理部23は、ステップS39で所定時間が経過したと判別されるまで、以下の動作を繰り返し行う。
まず、漏洩ポート検出部235は、第1通信部(ポート)21が備える受信回路212が信号を受信したか否かを判別する(ステップS31)。受信回路212が信号を受信していると判別した場合(ステップS31;Yes)、漏洩判定部232は、振幅計測回路213から受信信号の振幅を取得する(ステップS32)。続いて、漏洩判定部232は、取得した受信信号の振幅と振幅閾値レジスタ233に格納されている振幅閾値との大小を比較する(ステップS33)。漏洩判定部232が、取得した受信信号の振幅は振幅閾値未満であると判別した場合(ステップS33;Yes)、漏洩ポート検出部235は、受信信号は漏洩信号であると判断し、第1通信部21の漏洩信号検出回数をカウントアップする(ステップS34)。なお、ステップS31で信号を受信していないと判別した場合(ステップS31;No)及びステップS33で振幅が振幅閾値以上であると判定した場合、処理はステップS35にジャンプする。
次に、漏洩ポート検出部235は、第2通信部(ポート)22が備える受信回路222が信号を受信したか否か判別する(ステップS35)。受信回路222が信号を受信していれば(ステップS35;Yes)、漏洩判定部232は、振幅計測回路223から受信信号の振幅を取得し(ステップS36)、取得した受信信号の振幅と振幅閾値レジスタ233に格納されている振幅閾値との大小を判別する(ステップS37)。そして、受信信号の振幅が振幅閾値未満ならば(ステップS37;Yes)、受信信号は漏洩信号であると判断し、漏洩ポート検出部235は、第2通信部22の漏洩信号検出回数をカウントアップする(ステップS38)。なお、ステップS35で受信が無い場合(ステップS33;No)及びステップS37で振幅が振幅閾値以上の場合(ステップS37;No)、ステップS39にジャンプする。
続いて、所定時間が経過したか否かを判別し(ステップS39)、経過していなければ(ステップS39;No)、上述の動作を、例えば、一定の時間をおいて繰り返す。
一方、ステップS39で所定時間が経過したと判別すると(ステップS39;Yes)、漏洩ポート検出部235は、カウントした漏洩信号検出回数が所定値以上の通信部の受信回路が受信した信号を漏洩判定部232の判定結果に基づいて中継するように漏洩ポートレジスタ236に書き込む(ステップS40)。
このようにして、漏洩ポート検出部235は、伝送線16〜18上の信号をモニタし、漏洩信号を検出した回数に基づき、いずれの伝送線が漏洩信号が流入する伝送線であるかを判別し、その伝送線が接続されている通信部を漏洩ポートと認定する。
例えば、漏洩ポート検出部235は、第1通信部21のカウント値が所定値以上の場合、第1通信部21の受信回路212が受信した信号については、無条件に中継するのではなく、その信号が漏洩信号であるか否かを判定し、漏洩信号でない(通信信号である)と判定した場合にのみ、中継すべき旨を、漏洩ポートレジスタ236に書き込む。同様に、漏洩ポート検出部235は、第2通信部22のカウント値が所定値以上の場合、第2通信部22の受信回路222が受信した信号については、無条件に中継するのではなく、その信号が漏洩信号であるか否かを判定し、漏洩信号でない(通信信号である)と判定した場合にのみ、中継すべき旨を、漏洩ポートレジスタ236に書き込む。
図7の構成では、他系統の設備システムの伝送線と並走する伝送線17が第1通信部21に接続されている。一方、第2通信部22には、他系統の設備システムの伝送線と並走する伝送線は接続されていない。従って、第1通信部21の漏洩信号検出回数が所定値を超え、漏洩ポートレジスタ236には、図8(b)に例示するように、第1通信部21が受信した信号については漏洩判定を行い、第2通信部22が受信した信号については漏洩判定を行わないという内容が書き込まれる。即ち、第1通信部21が漏洩ポートであり、第2通信部22は漏洩ポートではない。
(中継処理)
上述の処理が終了すると、中継処理部23は、漏洩ポートレジスタ236の設定に従って、第1通信部21および第2通信部22が受信した信号を中継する中継処理を繰り返して行う(ステップS41)。ここでは、上記のとおり、漏洩ポートレジスタ236には、第1通信部21が受信した信号についてのみ漏洩判定を行うように設定されている。このときの中継処理の動作は、実施の形態1に記載の中継処理の動作と同様である。
仮に、中継装置14,15の第1通信部21に伝送線16又は18、第2通信部22に伝送線17を接続した場合、漏洩ポート検出部235は第2通信部22が漏洩信号を多数回受信したことを検出し、漏洩ポートレジスタ236には、第2通信部22が受信した信号を漏洩判定部232による漏洩判定の対象とする内容が設定される。
実施の形態2の中継装置14,15は、受信信号の振幅と振幅閾値との大小を比較して受信信号が漏洩信号であるか否かを判定することにより、漏洩信号を空調設備が接続する伝送線に中継せずに遮断することができる。したがって、他系統の設備システムの伝送線を介して流入した漏洩信号による設備機器の誤動作等を防ぐことが可能である。
また、漏洩信号が送信されている伝送線が接続する通信部を自動で検出するため、伝送線の接続取り違えによる動作不良は起こらず、設置作業負荷を軽減できる。
なお、以上の説明では、第1通信部21が漏洩信号を検出するための閾値と、第1通信部21が漏洩信号を検出するための閾値とを共通の閾値としたが、
以上の説明では、第1通信部21が漏洩信号を検出するための閾値と第2通信部22が漏洩信号を検出するための閾値とを共通の閾値としたが、第1通信部21用の閾値設定レジスタと第2通信部22用の閾値設定レジスタとを配置し、第1通信部21用の閾値と第2通信部22用の閾値とを個別に設定できるようにしてもよい。
なお、この発明は上記実施の形態1及び2に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記実施の形態においては、設備システムの例として空調システムを示し、設備機器の例として操作パネル、室内機、室外機、を例示した。この発明は、これに限定されず、種々の設備機器の通信信号に適用可能である。例えば、換気装置等の他の空調設備機器、照明機器、リモコン、集中制御装置などの他の設備機器でもよい。
上記実施形態においては、一例として、室外機を屋上に、室内機と操作パネルとを室内に配置する例を示したが、設備機器の設置箇所などは任意である、並存する設備の数も2つに限定されず、3以上でもよい。さらに、並存する設備システムは同種の設備システムに限定されず、空調システムと照明システムというように、異種のシステムでもよい。
また、上記実施の形態においては、漏洩判定部232が、信号の大きさと基準値、即ち、受信信号の振幅と振幅閾値とを比較することにより、受信信号が漏洩信号であるか通信信号であるかを判別した。漏洩信号であるか否かを判定する手法は、これに限定されない。例えば、振幅計測回路213,223に代えて実効値計測回路を、振幅閾値レジスタ233に代えて実効値閾値レジスタを配置し、漏洩判定部232で、実効値計測回路が計測した受信信号の実効値と実効値閾値レジスタに格納されている実効値の閾値を比較することにより、受信信号の実効値が基準値である閾値よりも小さいときに受信信号が漏洩信号であると判別してもよい。
また、例えば、各信号のヘッダ部に、系統を識別するための情報を含め、漏洩判定部232が、受信信号のヘッダ部に格納されている系統識別情報と自己が属す系統の識別情報とを比較し、一致しない場合に漏洩信号であると判別するようにしてもよい。
さらに、信号にエラーチェックコードを付し、振幅計測回路213,223に代えて誤り率計測回路を、振幅閾値レジスタ233に代えて誤り率閾値レジスタを配置し、漏洩判定部232で、受信信号の誤り率と誤り率の閾値を比較することにより、誤り率が閾値以上の場合に漏洩信号であると判別するようにしてもよい。
また、入力部24は、ディップスイッチやロータリスイッチなど直接手動で振幅閾値を設定可能な仕組みでもよい。
伝送線16〜18は、ツイストペア線に限定されず、平行線等でもよい。
実施の形態1および実施の形態2の通信方式は、DPSK方式に限るものではなく、PSK方式、ASK方式、FSK方式、QAM方式またはこれら以外の高周波数の搬送波を用いる通信方式でもよい。
本発明は、高周波数の通信信号を用いる設備システムであって、異なるシステムの伝送線同士が並走し、通信信号が漏洩する可能性のある設備システムに適する。
1l(11a、11b) 室外機
12(12a、12b) 室内機
13(13a,13b) 操作パネル
14(14a,14b) 中継装置
15(15a,15b) 中継装置
16(16a,16b) 伝送線
17(17a,17b) 他系統の伝送線と並走する伝送線
18(18a,18b) 伝送線
21 第1通信部
22 第2通信部
23 中継処理部
24 入力部
100 空調システム
211、221 送信回路
212、222 受信回路
213、223 振幅計測回路
231 中継部
232 漏洩判定部
233 振幅閾値レジスタ
234 振幅閾値設定部
235 漏洩ポート検出部
236 漏洩ポートレジスタ

Claims (11)

  1. 設備機器が接続されている一方の伝送線と、他系統の設備システムからの漏洩信号が流入する他方の伝送線とに接続された中継装置であって、
    前記他方の伝送線に接続され、該他方の伝送線上の信号が、この中継装置が属す系統の設備機器から送出された通信信号であるか他系統の設備システムから流入した漏洩信号であるかを判定する漏洩判定手段と、
    前記他方の伝送線上の信号のうち、前記漏洩判定手段が漏洩信号ではないと判定した信号を、前記一方の伝送線に中継する中継手段と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記漏洩判定手段は、
    前記他方の伝送線上の信号の大きさを計測する計測手段と、
    前記他方の伝送線上の信号を漏洩信号であると判定するための基準値を格納する基準値記憶手段と、
    前記計測手段で計測された信号の大きさと、前記基準値記憶手段に記憶された基準値とに基づいて、前記他方の伝送線上の信号が漏洩信号であるか否かを判定する判定手段と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記計測手段は、前記他方の伝送線上の信号の振幅又は実効値を計測し、
    前記基準値記憶手段は、前記他方の伝送線上の信号を漏洩信号であると判定するための閾値を前記基準値として格納し、
    前記判定手段は、前記計測手段で計測された信号の振幅又は実効値が、前記基準値記憶手段に記憶された閾値よりも小さいときには、前記他方の伝送線上の信号が漏洩信号であると判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記基準値記憶手段に前記基準値を記憶させる基準値設定手段、を更に備える
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の中継装置。
  5. 前記中継手段は、前記一方の伝送線上の通信信号を前記他方の伝送線に中継する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の中継装置。
  6. 前記中継装置には、複数の伝送線が接続されており、
    該複数の伝送線上の信号をモニタし、前記複数の伝送線のうちのいずれが、前記他系統の設備システムからの漏洩信号が流入する他方の伝送線に相当するかを判別する漏洩ポート判別手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の中継装置。
  7. 前記漏洩ポート判別手段は、
    前記複数の伝送線上の信号の大きさを計測する漏洩ポート判別用計測手段と、
    前記他方の伝送線上の信号を漏洩信号であると判定するための基準値を格納する漏洩ポート判別用基準値記憶手段と、
    前記計測手段で計測された信号の大きさと、前記基準値記憶手段に記憶された基準値とに基づいて、漏洩信号が検出される伝送線を特定し、特定した伝送線を前記他方の伝送線とする漏洩ポート判別手段と、
    を備える、ことを特徴とする請求項6に記載の中継装置。
  8. 前記一方及び他方の伝送線上を伝送される信号は、振幅が一定の搬送波変調方式の信号から構成される、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の中継装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の第1の中継装置と、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の第2の中継装置と、
    前記第1の中継装置と前記第2の中継装置とに接続され、他系統の設備システムの伝送線に並走して配置され、前記第1と第2の中継装置の他方の伝送線として機能する第1の伝送線と、
    前記第1の中継装置に接続され、前記第1の中継装置の一方の伝送線として機能する第2の伝送線と、
    前記第2の中継装置に接続され、前記第2の中継装置の一方の伝送線として機能する第3の伝送線と、
    前記第2の伝送線に接続された第1の設備機器と、
    前記第3の伝送線に接続され、前記第1の設備機器と、前記第1と第2の中継装置及び前記第1乃至第3の伝送線を介して通信を行う第2の設備機器と、
    を備える設備システム。
  10. 設備機器からの信号が伝送されると共に他系統の設備システムから漏洩信号が流入する伝送線について、
    該伝送線上の信号について、前記設備機器から送出された信号であるか、他系統の設備システムから流入した漏洩信号であるか否かを判定し、
    漏洩信号ではないと判定した信号について、前記設備機器が接続された他の伝送線に送出する、
    ことを特徴とする信号中継方法。
  11. コンピュータに、
    設備機器からの信号が伝送されると共に他系統の設備システムから漏洩信号が流入する伝送線について、該伝送線上の信号について、前記設備機器から送出された信号であるか、他系統の設備システムから流入した漏洩信号であるか否かを判定する処理と、
    漏洩信号ではないと判定した信号について、前記設備機器が接続された他の伝送線に送出する処理と
    を実行させるコンピュータプログラム。
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