JP4750734B2 - 情報再生装置およびセキュアモジュール - Google Patents
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Description
ROM50bは、CPU50aが実行する基本的なプログラムやデータを格納している。
HDD50dは、CPU50aが実行するプログラムやデータ等を格納している。
I/F50hは、入力装置54から供給されたデータを、パーソナルコンピュータ50の内部形式のデータに変換する。
スピーカ52は、MB50fから供給された音声信号を対応する音声に変換して出力する。
入力装置54は、例えば、マウスやキーボードによって構成されており、ユーザの操作に応じた情報を発生して出力する。
この図に示すように、HDD50dには、基本ソフト、暗号解読鍵群、および、暗号化コンテンツが格納されている。ここで、基本ソフトは、暗号化コンテンツの暗号を解除するための処理等を行うためのソフトウエアであり、悪意あるユーザに解読されるのを防止するために、難読化されている。ここで、難読化とは、以下のような処理が施されていることをいう。
難読化後 X=X*2+1+Y*2−1
X=X÷2
即ち、難読化前と後で演算結果は同じであるが、難読化後はアルゴリズムを解析するのが困難になっている。
暗号化コンテンツの再生が開始されると、以下の処理が実行される。
(2)その後、読み出された基本ソフトは、必要に応じて秘密の場所に格納され、秘密のスクランブルがかかった暗号解読鍵がHDD50dから読み出される。暗号解読鍵は例えば、3〜5箇所に分けて秘密の格納場所に格納され、更に、秘密の演算等を施さないと目的の鍵が得られないように処理されている。
(4)続いて、暗号解読されたコンテンツが圧縮されている場合には、伸張処理(ビデオコンテンツの場合はMPEG伸張処理、オーディオコンテンツの場合はMPEGオーディオ伸張処理など)が実行され、得られたデータがRAM50c上の画像バッファーおよび音声バッファーに格納された後、MB50fに出力される。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明の情報再生装置は、メモリ10、セキュアモジュール11、HDD12、および、MB13によって構成されている。
セキュアモジュール11は、例えば、PCカードによって構成されている。このセキュアモジュール11は、TRM(Tamper Resistant Module)構造を有しているので、外部から覗き見を防止するとともに、内部のデータが改竄されることを防止することができる。
ここで、鍵供給手段11aは、暗号化処理解除手段10aに対して暗号化を解除するための鍵を供給する。
正当性検証手段11cによって暗号化処理解除手段10aが正当であると認められない場合には、鍵供給手段11aによる鍵の供給を停止する。
セキュアモジュール11は、着脱可能なモジュールであり、例えば、鍵供給手段11a、鍵供給停止手段11b、正当性検証手段11cが実装された状態で、情報再生装置本体に装着することができる。
暗号化処理解除手段10aの正当性が確認された場合には、暗号化処理解除手段10aは、鍵供給手段11aから供給された鍵を用いて、HDD12から読み出した暗号化コンテンツ12aの暗号化を解除し、MB13に供給する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の情報再生装置を含むシステムは、パーソナルコンピュータ(情報再生装置)50、ネットワーク51、スピーカ52、表示装置53、および、入力装置54によって構成されている。
ROM50bは、CPU50aが実行する基本的なプログラムやデータを格納している。
HDD50dは、CPU50aが実行するプログラムやデータ等を格納している。
I/F50hは、入力装置54から供給されたデータを、パーソナルコンピュータ50の内部形式のデータに変換する。
スピーカ52は、MB50fから供給された音声信号を対応する音声に変換して出力する。
入力装置54は、例えば、マウスやキーボードによって構成されており、ユーザの操作に応じた情報を発生して出力する。
この図に示すように、HDD50dには、暗号化暗号解読鍵群、暗号化ソフト群、暗号化プロトコル群、および、暗号化コンテンツが格納されている。
暗号化ソフト群は、暗号化を解除するための基本ソフトの集合である。
暗号化コンテンツは、暗号化されたコンテンツであり、例えば、暗号化された音声データや画像データによって構成されている。
ここで、マスター鍵群は、暗号化コンテンツを解読するための暗号化された鍵の集合である。
また、その他のソフトは、例えば、プロトコルの初期値を変更するソフト、暗号化暗号の鍵を解読するための暗号化暗号鍵解読ソフト、任意の暗号化ソフト、任意の暗号化プロトコルを解読する任意暗号化プロトコル解読ソフト、任意のプロトコルを組み込むための任意プロトコル組み込みソフト、ソフトウエアをダウンロードするためのソフトウエアダウンロードソフト、暗号化コンテンツを解読するための暗号化コンテンツ解読ソフト、コンテンツを再度暗号化するためのコンテンツ再暗号化ソフト、コンテンツの暗号解読用の鍵を送信するためのコンテンツ暗号解読鍵送信ソフト、および、再暗号化されたコンテンツを送信するための再暗号化コンテンツ送信ソフトによって構成されている。
メモリ領域変更ソフトは、セキュアモジュール50eからの送信を受信し秘匿化必要データ(暗号解読鍵、暗号解読後のMPEGビデオ/オーディオコンテンツ、MPEGビデオ/オーディオ伸張後の情報格納領域など)が使用するメモリ領域を変更する。
再暗号化コンテンツ解読ソフトは、セキュアモジュール50eにおいて再暗号化されたコンテンツを解読するための鍵を受信する。
デコード画像コンテンツ出力ソフトは、コンテンツ処理ソフトによって得られた画像コンテンツ等をMB50fに対して出力する。
次に、本発明の実施の形態の動作の概要について以下に説明する。
(1)セキュアモジュール50eにタイマーを設け、送信/受信の間隔があまり長い場合はセキュアソフト改竄の可能性があるものとして、セキュアモジュール50eからの暗号解読鍵提供の停止などの処置を講じる。
X=X+Y*Z*X
ここで、Xは秘密の番号とし、YとZは秘密の番号を生成するための初期変数である。X,Y,Zの値を任意に変更するだけで無数の安全性確認プロトコルが生成できる。X=1,Y=3,Z=5とすると、Xは、以下のように変化する。
もちろん、以上はほんの一例であり、このように簡単な方法では、初期値を変更してもRAM50cが接続されているPCIバスを介して内容を解析される可能性があるので、これ以外にも別の式を上の式に重畳させるのも良い。また、特別な一覧表によりXがある値になったら強制的に他の値に変換する等の処理を行えば、基本式が漏洩した場合でも安全性は保てる。
次に、以上の実施の形態の具体的な動作について説明する。このシステムの動作は以下の通りである。
(2)すると、セキュアモジュール50eが起動し、HDD50d内の複数の暗号化基本ソフトからランダムに一つを読み出す。
(4)次に、複数の暗号化プロトコルの中からランダムに適当なものを1つあるいは複数読み出し、セキュアモジュール50e内の暗号解読鍵と暗号解読ソフトで解読する。
(6)1つあるいは複数のプロトコルのそれぞれの初期値を初期化する。
(9)セキュアモジュール50eは、更にまた秘密の番号が返信されるのを待つ。
(10)セキュアモジュール50eは、内蔵されているタイマーを参照し、秘密の番号の返信に一定以上の時間がかかった場合は、セキュアソフトが改竄されたと見なし、セキュアソフトにエラー信号を渡して動作を停止させる。また、同一の秘密の番号が連続して返信された場合にも、セキュアソフトが改竄されたと見なし、セキュアソフトにエラー信号を渡して動作を停止させるようにしてもよい。
(12)セキュアモジュール50eは、HDD50dから暗号化コンテンツを読み出し、暗号解読鍵を使って解読する。
(14)セキュアモジュール50eは、再暗号化コンテンツをセキュアソフトに送信する。
(16)セキュアモジュール50eは、コンテンツの再生が終了するか、または、終了の指示がユーザからなされるまで、上記(8)〜(16)の処理を繰り返す。
(1)セキュアソフトは、秘密の番号の送信受信を通してセキュアモジュール50eから再暗号化コンテンツと再暗号化コンテンツ解読用の鍵を受信する。
(3)セキュアソフトは、暗号解読の結果を、秘密の番号等の送信受信で決定された秘密のメモリ領域に対して、排他的論理和演算等の簡単なスクランブルを施した後に格納する。なお、格納先のメモリ領域は常時変更することにより、情報の漏洩を防止する。また、セキュアソフトが使用するレジスタについては、その都度変更するようにすれば、レジスタを媒介として内部の動作を解析されることを防止することができる。更に、秘密の番号を送受信する際には、割り込み禁止フラグをセットすることにより、他のソフトの割り込みを禁止し、割り込みによって内部の動作を解析されることを防止できる。なお、「秘密の番号の送受信」以外でも、解析を困難にする必要があるあらゆる箇所でこのように割り込み禁止フラグを活用することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
一方、セキュアモジュール50eには、(1)暗号化コンテンツを解読するための暗号化された鍵の集合であるマスター鍵群、(2)各プロトコル内秘密番号の計算式の初期値変更ソフト、(3)ソフト群、(4)プロトコル群、(5)任意プロトコルをセキュアソフトに組込むソフト、(6)RAM50cへ任意プロトコル組込回路セキュアソフトをダウンロードするソフト、(7)セキュアソフトに送信/返信受信し、セキュアソフトの安全性を確認するためのソフト、(8)コンテンツ暗号解読鍵を送信するソフトが存在する。また、この他にも図示せぬタイマーを具備し、送信後の受信期間を測定し一定以上の期間が過ぎた場合はセキュアソフトへのコンテンツ暗号解読鍵の送信を停止する。
このシステムの動作は以下の通りである。
(1)ディジタル放送をPC画面上で視聴したい場合、ユーザは、電源を投入した後、表示装置53に表示されているディジタル放送受信用のアイコンをクリックする。
(3)セキュアモジュール50eは、次に、複数のプロトコルの中からランダムに適当なものを1つまたは複数読み出し、基本ソフトに1つまたは複数のプロトコルを挿入し、セキュアソフトを作成する。
(5)セキュアモジュール50eは、初期化されたセキュアソフトをRAM50cにロード(ダウンロード)し、セキュアソフトを起動する。
(8)セキュアモジュール50eは、秘密の番号が返信されるのを待つ。
(9)セキュアモジュール50eは、タイマーを参照し、秘密の番号の返信に一定以上の時間がかかる場合には、セキュアソフトが改竄された可能性があると見なし、セキュアソフトにエラー信号を渡して動作を停止させる。
一方、RAM50c上のセキュアソフトは、以下の処理を実行する。
(2)セキュアソフトは、セキュアモジュール50eから暗号化コンテンツ解読用の鍵を受信する。
(4)セキュアソフトは、暗号を解読した結果に対して、例えば、排他的論理和によるスクランブルを施した後、秘密の番号等の送受信によって決定された秘密のメモリ番地に格納する。なお、格納先のメモリ番地は、固定するのではなく、格納の度に変更するようにすることが望ましい。
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態では、マスター鍵等の情報についても、セキュアモジュール50eに格納するようにしたので、HDD50dに格納する第1の実施の形態に比較して、セキュリティを更に向上させることが可能になる。
図5は、本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第3の実施の形態では、図3に示す実施の形態と比較すると、RAM50cにスクランブル処理ソフトが追加されており、また、MB50fにデスクランブル処理ソフトが追加されている。その他の構成は、図3の場合と同様であるので、その説明は省略する。
一方、デスクランブル処理ソフトは、RAM50cにおいてスクランブル処理が施されたコンテンツに対してデスクランブル処理を施し、もとの情報を再生する。
HDD50dおよびセキュアモジュール50eでは、前述の場合と同様の処理により、鍵の送受信が行われた後、基本ソフトをRAM50c上にダウンロードしてそこに実装する。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
次に、以上の実施の形態の動作について簡単に説明する。
通信プロトコル情報を受信したMB50fは、この情報に含まれているデスクランブル処理ソフトと、コンテンツの出力順序を示す情報とを抽出する。そして、抽出した情報に従ってコンテンツデータの順序を並べ替えするとともに、デスクランブル処理を施す。
図7は、本発明の第5の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第5の実施の形態は、ディジタル放送受信機の構成例である。
MULTI2暗号解読部70bは、ディジタルチューナ70aから出力されたディジタル信号に施されているMULTI2暗号を解読し、もとのデータに復号して出力する。
ライセンス生成部70dは、再暗号化に必要なライセンス情報を生成し、再暗号化処理部70eに供給する。
HDD70fは、再暗号化処理部70eから供給されたデータを所定の領域に格納する。
MPEGデコーダ70gは、暗号復号部70hから供給されたデータに対してMPEGデコード処理を施し、画像データおよび音声データを生成する。
再生ライセンス部70jは、暗号復号部70hにおいて暗号を復号する際のライセンス情報を供給する。
ディジタル著作権保護部70lは、ディジタル信号としての画像信号暗号化して出力する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
MPEG−TSストリームには、複数の情報がMULTI2暗号化された上で時分割多重化されており、MULTI2暗号解読部70bは、B−CASカード70cから供給された暗号鍵等のライセンス情報を参照し、MPEG−TSディジタルストリーム中の視聴者が選択した番組(特定ディジタルAVコンテンツ)を復号する。
暗号復号部70hは、HDD70fに格納された暗号化ディジタルAVコンテンツを再生する場合は、再生ライセンス部70jから暗号を復号するためのライセンス情報を取得し、暗号の復号処理を実行し、もとのAVコンテンツを生成する。
ディジタル著作権保護部70lは、グラフィック処理部70iから供給された画像信号に対して暗号化処理を施し、モニターに対して出力する。
MULTI2暗号解読部80bは、ディジタルチューナ80aから出力されたディジタル信号に施されているMULTI2暗号を解読し、もとのデータに復号して出力する。
再暗号化ライセンス生成部80dは、再暗号化に必要なライセンス情報を生成し、再暗号化処理を実行する。
ソフト暗号復号再生ライセンス部80fは、再生ライセンスを生成し、この再生ライセンスに従って、HDD80eから読み出されたデータに施されている暗号を復号し、もとのデータを生成する。
ソフトAACデコーダ80hは、音声信号を復号し、もとの音声データを生成して出力する。
音声処理部80jは、ソフトAACデコーダ80hから出力される音声データをD/A変換して出力する。
従って、TRMによって構成された部分を、図1に示すセキュアモジュール11とし、ソフトウエアによって構成された部分を、図1に示すメモリ10に対応付け、必要な機能を具備することにより、前述の場合と同様に悪意のユーザによって受信したコンテンツが不正に使用されることを防止することができる。
MULTI2暗号解読部90bは、ディジタルチューナ90aから出力されたディジタル信号に施されているMULTI2暗号を解読し、もとのデータに復号して出力する。
再暗号化ライセンス生成部90dは、再暗号化に必要なライセンス情報を生成し、再暗号化処理部を実行する。
ソフト暗号復号再生ライセンス部90fは、再生ライセンスを生成し、この再生ライセンスに従って、HDD90eから読み出されたデータに施されている暗号を復号し、もとのデータを生成する。
ソフトAACデコーダ90hは、音声信号を復号し、もとの音声データを生成して出力する。
音声処理部90jは、ソフトAACデコーダ90hから出力される音声データをD/A変換して出力する。
なお、以上の実施の形態に示すブロック図は、ほんの一例であり、本発明がこのような場合のみに限定されるものではないことはいうまでもない。
(付記1) 伝送媒体によって伝送されてきた情報または記録媒体に格納されている情報を再生する情報再生装置において、
内部に格納されている情報を外部から参照することができない構造を有するセキュアモジュールと、
外部から参照することが可能なメモリと、
前記メモリ上に実装され、前記情報に施されている暗号化処理を所定の鍵を用いて解除する暗号化処理解除手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して前記鍵を供給する鍵供給手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して所定の情報を供給し、その結果として返答される情報を参照し、前記暗号化処理解除手段の正当性を検証する正当性検証手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記正当性検証手段によって正当性が認められない場合には、前記鍵供給手段による鍵の供給を停止する鍵供給停止手段と、
を有することを特徴とする情報再生装置。
(付記8) 前記実現形態は、実装されるメモリ上の領域であることを特徴とする付記7記載の情報再生装置。
(付記10) 前記実現形態は、使用するレジスタの種類であることを特徴とする付記7記載の情報再生装置。
前記暗号化処理解除手段によって暗号化が解除された情報を、前記出力手段に供給する際に、再度暗号化する暗号化手段と、
を更に有することを特徴とする付記1記載の情報再生装置。
(付記13) 前記暗号化手段は、前記セキュアモジュールに格納されているプログラムを前記メモリ上に実装することにより実現されることを特徴とする付記12記載の情報再生装置。
(付記17) 伝送媒体によって伝送されてきた情報または記録媒体に格納されている情報を再生する情報再生装置に着脱可能に実装され、情報を再生する際のセキュリティに関する処理を実行するセキュアモジュールにおいて、
前記情報再生装置は、
外部から参照することが可能なメモリと、
前記メモリ上に実装され、前記情報に施されている暗号化処理を所定の鍵を用いて解除する暗号化処理解除手段と、を有し、
前記セキュアモジュールは、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して前記鍵を供給する鍵供給手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して所定の情報を供給し、その結果として返答される情報を参照し、前記暗号化処理解除手段の正当性を検証する正当性検証手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記正当性検証手段によって正当であると認められない場合には、前記鍵供給手段による鍵の供給を停止する鍵供給停止手段と、
を有することを特徴とするセキュアモジュール。
10a 暗号化処理解除手段
11 セキュアモジュール
11a 鍵供給手段
11b 鍵供給停止手段
11c 正当性検証手段
12 HDD
12a 暗号化コンテンツ
50 パーソナルコンピュータ
50a CPU
50b ROM
50c RAM
50d HDD
50e セキュアモジュール
50f MB
50g,50h I/F
50i バス
51 ネットワーク
52 スピーカ
53 表示装置
54 入力装置
70 ディジタル放送受信機
70a ディジタルチューナ
70b MULTI2暗号解読部
70c B−CASカード
70d ライセンス生成部
70e 再暗号化処理部
70f HDD
70g MPEGデコーダ
70h 暗号復号部
70i グラフィック処理部
70j 再生ライセンス部
70k アナログ著作権保護部
70l ディジタル著作権保護部
71 パラボラアンテナ
80 ディジタル放送受信機
80a ディジタルチューナ
80b MULTI2暗号解読部
80c B−CASカード
80d 再暗号化ライセンス生成部
80e HDD
80f ソフト暗号復号再生ライセンス部
80g ソフトMPEGデコーダ
80h ソフトAACデコーダ
80i グラフィック処理部
80j 音声処理部
80k HDCP LSI
81 パラボラアンテナ
90 ディジタル放送受信機
90a ディジタルチューナ
90b MULTI2暗号解読部
90c B−CASカード
90d 再暗号化ライセンス生成部
90e HDD
90f ソフト暗号復号再生ライセンス部
90g ソフトMPEGデコーダ
90h ソフトAACデコーダ
90i グラフィック処理部
90j 音声処理部
90k HDCP LSI
91 パラボラアンテナ
Claims (10)
- 伝送媒体によって伝送されてきた情報または記録媒体に格納されている情報を再生する情報再生装置において、
内部に格納されている情報を外部から参照することができない構造を有するセキュアモジュールと、
外部から参照することが可能なメモリと、
前記情報の再生開始前に前記情報再生装置の前記セキュアモジュールの起動にともなって、前記メモリ上に前記セキュアモジュールから転写して実装され、前記情報に施されている暗号化処理を所定の鍵を用いて解除する暗号化処理解除手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して前記鍵を供給する鍵供給手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して所定の情報を供給し、その結果として返答される情報を参照し、前記暗号化処理解除手段の正当性を検証する正当性検証手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記正当性検証手段によって正当性が認められない場合には、前記鍵供給手段による鍵の供給を停止する鍵供給停止手段と、
を有することを特徴とする情報再生装置。 - 前記正当性検証手段は、前記暗号化処理解除手段に対して供給する前記所定の情報の初期値を、装置が起動される度に変更することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 前記正当性検証手段は、前記暗号化処理解除手段の正当性を検証するためのプロトコルを複数有しており、所定の周期で前記プロトコルを変更することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 前記鍵供給手段は、前記暗号化処理解除手段からの返答が所定の時間以上無い場合には、正当性が確認できないとして、前記鍵の供給を停止することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 前記メモリまたは前記セキュアモジュール上に実装されている複数の手段は、暗号化された状態で記録媒体に予め記録されており、必要に応じて暗号化が解除され、前記メモリまたは前記セキュアモジュール上に実装されることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 前記メモリ上に実装されている前記暗号化処理解除手段は、前記メモリ上に実装される度に、処理内容が異なることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 前記暗号化処理解除手段によって暗号化が解除された情報を外部に出力するための出力手段と、
前記暗号化処理解除手段によって暗号化が解除された情報を、前記出力手段に供給する際に、再度暗号化する暗号化手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。 - 前記暗号化手段は、複数の暗号化プロトコルから所定のプロトコルを選択して暗号化を行うことを特徴とする請求項7記載の情報再生装置。
- 前記セキュアモジュールは着脱可能なデバイスによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 伝送媒体によって伝送されてきた情報または記録媒体に格納されている情報を再生する情報再生装置に着脱可能に実装され、情報を再生する際のセキュリティに関する処理を実行するセキュアモジュールにおいて、
前記情報再生装置は、
外部から参照することが可能なメモリを有し、
前記セキュアモジュールは、
前記情報の再生開始前に、前記情報再生装置に実装される前記セキュアモジュールの起動にともなって、前記メモリ上に転写して実装され、前記情報に施されている暗号化処理を所定の鍵を用いて解除する暗号化処理解除手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して前記鍵を供給する鍵供給手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記暗号化処理解除手段に対して所定の情報を供給し、その結果として返答される情報を参照し、前記暗号化処理解除手段の正当性を検証する正当性検証手段と、
前記セキュアモジュール上に実装され、前記正当性検証手段によって正当性が認められない場合には、前記鍵供給手段による鍵の供給を停止する鍵供給停止手段と、
を有することを特徴とするセキュアモジュール。
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