JP4748916B2 - 抗菌・防カビ性を有する合成樹脂製の積層体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂を主成分とする少なくとも2つの合成樹脂層からなる合成樹脂製の積層体に抗菌・防カビ加工を施す技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製の積層体は、洗願剤・ヘアパック・歯磨き剤などの粘性の高い内容物を充填するチューブ形容器などに用いられている。こうした容器は主に、洗面所や風呂場などの水周りで用いられるため、容器の表面が細菌や真菌などに汚染されやすく、ぬめりや黒ずみを引き起こす要因となる。
【0003】
このため、従来の技術としては、合成樹脂を主成分とする複数の合成樹脂層のうち、その最外層が、抗菌・防カビ剤を含有した合成樹脂からなるチューブ容器が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−301311号公報
【0005】
しかしながら、本願発明者は、こうした積層体からなる容器であっても、水周りなど、細菌やカビが発生しやすい場所で長期間用いられることを考慮した場合、抗菌・防カビ効果の持続性という点で改良の余地があることを見出した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の解決すべき課題は、こうした事実に鑑みてなされたものであって、抗菌・防カビ効果の持続性に優れた合成樹脂製の積層体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、本発明である、抗菌・防カビ性を有する合成樹脂製のチューブ形容器は、合成樹脂を主成分とする少なくとも2つの合成樹脂層からなる合成樹脂製のチューブ形容器において、当該チューブ形容器の胴部の互いに隣り合う、少なくとも2つの合成樹脂層が抗菌・防カビ剤を含有する抗菌・防カビ層を構成し、前記抗菌・防カビ層のうち、その最外層は、主成分となるアクリル系樹脂からなるコーティング剤をベース材として抗菌・防カビ剤を添加したコーティング層であり、当該コーティング層に対して1.0重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有する一方、前記最外層と隣り合う層は、主成分となる合成樹脂に対して0.5重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものであることを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のチューブ形容器において、このチューブ形容器のうち、ヘッド部およびシール部が最外層のみに抗菌・防カビ剤を含有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る抗菌・防カビ性を有する合成樹脂製の積層体を用いた容器として例示したチューブ形容器10を正面から示す一部断面図およびその拡大断面図である。
【0013】
図1において、チューブ形容器10の胴部10bは、拡大断面部Aに示す如く、内層1aと中間層1bと外層(表面層)1cからなる積層体1による三層構造である。内層1aは、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)などの合成樹脂からなる。中間層1bは、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)などの合成樹脂に対して抗菌・防カビ剤を添加したものである。表面層1cは、中間層1bと同様、PPやPEなどをベース材とする合成樹脂層に対して抗菌・防カビ剤を添加したものや、アクリル系の合成樹脂をベース材とするコーティング剤に抗菌・防カビ剤を添加したコーティング層を適宜選択することができる。
【0014】
なお、チューブ形容器10におけるヘッド部10h(口筒部10h1・肩部10h2)およびシール部10sは、図1の拡大断面部Bに示す如く、コーティング層1cが存在しないため、その最も外側にある外層1bのみが抗菌・防カビ剤を添加した層となっており、さらには、容器全体としての抗菌・防カビ性を向上させる目的で、キャップ11にも抗菌・防カビ剤を練り込んで成形してある。
【0015】
抗菌・防カビ剤は、用途に応じて、無機系抗菌・防カビ剤や有機系抗菌・防カビ剤または有機無機複合系抗菌・防カビ剤などを適宜選択する。有機系抗菌・防カビ剤としては、例えば、大和化学工業株式会社製 商品名「アモルデン」シリーズなどがある。また有機無機複合系抗菌・防カビ剤としては、東亞合成株式会社製 商品名「カビノン」シリーズ、カネボウ化成株式会社製 商品名「TZA」シリーズなどがある。なお、無機系抗菌・防カビ剤を選択する場合には、同剤の添加層を外層とし、内側に隣接する層に、前記有機系若しくは有機無機複合系抗菌・防カビ剤を構成するのがよい。
【0016】
積層体1を用いた容器は、チューブ形容器10に限るものではなく、例えば、図2,3にはそれぞれ、積層体1を用いた容器の参考技術として、ボトル形容器20およびカップ形容器30を一部断面図として例示する。
【0017】
また積層体1の構造も三層構造に限るものではない。図4(a),(b)は、積層体1の他の実施形態として、四層構造および二層構造の積層体を示す断面図である。
【0018】
図4(a)の積層体2は、PPやPEなどの合成樹脂からなる内層2aを除いて、中間層2cおよび外層(表面層)2dそれぞれに、PP、PEやアクリル系などの合成樹脂に抗菌・防カビ剤を添加したものである。但し、この場合、内層2aおよび中間層2bを合成樹脂に抗菌・防カビ剤を添加したものにするかどうかは適宜選択可能である。また、中間層に使用される合成樹脂には再生材を使用することも当然可能である。図4(b)は、内層3aおよび外層(表面層)3bそれぞれに、PPやPEやアクリル系などの合成樹脂に抗菌・防カビ剤を添付したものである。
【0019】
【実施例】
ここで本発明にかかる積層体1からなるチューブ形容器と、抗菌・防カビ剤を表面層のみに添加した積層体からなる従来のチューブ形容器と、抗菌・防カビ剤を添加しない積層体からなる従来のチューブ形容器(ブランクチューブ形容器)との防カビ性を評価した防カビ性評価結果を下記の(表1)に開示する。なお、個々のサンプルの積層構造は、図1〜3に示す三層構造を参照するものとする。
【0020】
<サンプル>
(No.1)内層(抗菌・防カビ剤無添加)1a/中間層(抗菌・防カビ剤添加)1b/外層(抗菌・防カビ剤添加)1c
(No.2)内層(抗菌・防カビ剤無添加)1a/中間層(抗菌・防カビ剤無添加)1b/外層(抗菌・防カビ剤添加)1c
(No.3)内層(抗菌・防カビ剤無添加)1a/中間層(抗菌・防カビ剤無添加)1b/外層(抗菌・防カビ剤無添加)1c
<抗菌性持続性テスト>
(a)未処理(成形直後の場合)
(b)耐光試験(抗菌・防カビ剤添加面を紫外線ウェザーフェードメータにて、10時間紫外線を照射した場合と、24時紫外線を照射した場合)
(c)耐水試験(サンプルを、23℃の蒸留水に16時間浸漬した場合と、50℃の蒸留水に16時間浸漬した場合)
【0021】
内層1aは、225μmの厚みを有し、HDPE(高密度ポリエチレン)をベース材としたものである。また中間層1bは、225μmの厚みを有し、LDPE(低密度ポリエチレン)をベース材として抗菌・防カビ剤を中間層1bに対して0.5重量%の割合で添加したものである。なお中間層1bには、ベース材に抗菌・防カビ剤を添加するに際して抗菌・防カビ剤との混ざりを良くする目的から、中間層1bに対して10重量%の抗菌・防カビ剤を配合したマスターバッチを、ベース材:マスターバッチが20:1で用いている。
【0022】
表面層1cは、数〜数十μmの厚みを有し、アクリル系の合成樹脂からなるUV(紫外線)硬化用のコーティング剤をベース材として抗菌・防カビ剤を添加したコーティング層であり、抗菌・防カビ剤をコーティング層1cに対して1.0重量%の割合で添加したものである。なおコーティング層1cには、ベース材に抗菌・防カビ剤を添加するに際して、抗菌・防カビ剤との混ざりを良くする目的から、ベース材に対して最大80重量%のプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートを抗菌・防カビ剤を配合し、その後ベース材を配合して用いている。
【0023】
耐光試験は、耐光処理とも言われ、抗菌・防カビ剤が光により劣化し抗菌・防カビ性能が低下していないかを評価するための試験である。また耐水試験は、水浸漬試験または耐水処理とも言われ、水と接触することで抗菌・防カビ剤が積層体の表面から溶出し、積層体の抗菌・防カビ性能が低下しないかどうかを評価するための試験である。
【0024】
防カビ評価方法としては、液体状培地を検体に滴下し培養を行う滴下法を用いている。この評価方法は、先ず供試カビ(Penicillium citrium IFO6352)の胞子懸濁液を調整し、1mlを三角フラスコ内1000mlのポテトデキストロース液体状(45℃)培地へ滴下する。そしてこの胞子懸濁液を混合した液体状培地100μlをアルコールで殺菌した検体切片の上に滴下して固化させ、25℃恒温槽内で培養を行い、1ヶ月培養後にカビ発生の有無を確認する。なお、防カビ評価は、下記の表1に示す如くであり、表1の評価においては、カビの発現がなければ、○と表記し、カビの発現があれば、×と表記する。
【0025】
【表1】
【0026】
表1の評価結果から明らかな如く、本発明にかかる抗菌・防カビ加工を施した積層体1からなるサンプルNo.1では、耐光試験では24時間、耐水試験では水温50℃で16時間まで、「防カビ性あり」と評価できるのに対し、従来の抗菌・防カビ加工を施した積層体からなるサンプルNo.2では、耐光試験では10時間、耐水試験では水温23℃で16時間までしか、「防カビ性あり」と評価できない。なお抗菌・防カビ加工を施さないサンプルNo.3は、防カビ性に関しては全く評価することができない。
【0027】
これにより、本発明にかかる積層体1は、従来の抗菌・防カビ加工を施した積層体に比べて、防カビ効果の持続性に優れることが明らかである。
【0028】
ところで、上記防カビ評価において、抗菌・防カビ層1b,1cのうち、表面層となるコーティング層1cが主成分となるベース材(本実施形態においてはアクリル系合成樹脂)に対して1.0重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するもので試験した場合、防カビ性の持続性は、ベース材(本実施形態においてはアクリル系合成樹脂)に対して1.0重量%未満の抗菌・防カビ剤を含有するものに比べて顕著な効果が得られた。同様に、コーティング層1cと隣り合う中間層1bが主成分となるPEに対して0.5重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するもので試験した場合も、防カビ性の持続性は、PEに対して0.5重量%未満の防カビ剤を含有するものに比べて顕著な効果が得られた。
【0029】
このため、抗菌・防カビ層1b,1cのうち、その最外層であるコーティング層1cは、主成分となるベース材(本実施形態においてはアクリル系合成樹脂)に対して1.0重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものであり、コーティング層1cに隣り合う中間層1bは、主成分となるPEに対して0.5重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものであることが好ましい。
【0030】
また抗菌性能に対しては、中間層1bおよびコーティング層1cのそれぞれに対して「JIS Z 2801 抗菌加工製品−抗菌性試験方法・抗菌効果」に基づく試験を行い確認したところ、PEをベース材とする中間層1bおよびUV硬化用のアクリル系塗料をベース材としたコーティング層1cの何れにおいても、抗菌・防カビ剤を添加した構成に対し抗菌性があることが認められた。
【0031】
また抗菌・防カビ層1b,1cのうち、その最外層であるコーティング層1cは、主成分となるベース材に対して1.0重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものであり、コーティング層1cに隣り合う中間層1bは、主成分となるPEに対して0.5重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものであることが好ましい。この場合、抗菌・防カビ性の持続性も効果的に得ることができる。
【0032】
上述したところは、本発明の好適な実施例を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲において、種々の変更を加えることができ、例えば、積層体としては、抗菌・防カビ剤を添加した層の内側にアルミなどの金属層を有するものであってもよい。また本発明にかかる積層体からなる製品の形態も、容器に限ることなく、その蓋などに適宜変更することができ、食品用、トイレタリー用或いは化粧品用など、分野は問わない。また合成樹脂層を形成する主成分となるベース材も、PEやPPに限らず、PET(ポリエチレンテレフタレート)を主成分とするものであってもよい。さらに使用菌も、大腸菌に限ることなく、例えば、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、サルモネラ菌、MRSA、枯草菌、キャンディダ酵母、サッカロミセス酵母、クラドスポリウム、アスペルギウス(黒コウジカビ)などの微生物であっても同様の効果が得られる。
【0033】
【発明の効果】
従って本発明である抗菌・防カビ性を有する積層体によれば、水周りなど、細菌やカビが発生しやすい場所で長期間用いた場合、従来の抗菌・防カビ加工を施した積層体に比べて、抗菌・防カビ効果の持続性に優れるという効果が得られる。
【0034】
特に本発明は、抗菌・防カビ層のうち、その最外層は、主成分となる合成樹脂に対して1.0重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものであり、最外層と隣り合う層は、主成分となる合成樹脂に対して0.5重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものである。この場合、抗菌・防カビ性の持続性も効果的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る抗菌・防カビ性を有する合成樹脂製の積層体を用いた容器として例示したチューブ形容器を正面から示す一部断面図およびその拡大断面図である。
【図2】本発明に係る抗菌性を有する合成樹脂製の積層体を用いた容器として例示した参考技術である、ボトル形容器を側面から示す一部断面図である。
【図3】本発明に係る抗菌性を有する合成樹脂製の積層体を用いた容器として例示した参考技術である、カップ形容器を側面から示す一部断面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ、本発明に係る積層体の他の実施形態として、四層構造および二層構造の積層体を示す断面図である。
【符号の説明】
1 積層体
1a 内層
1b 中間層
1c 外層(表面層)
10 チューブ形容器
10h ヘッド部
10h1 口筒部
10h2 肩部
10s シール部
11 キャップ
20 ボトル形容器
30 カップ形容器
Claims (2)
- 合成樹脂を主成分とする少なくとも2つの合成樹脂層からなる合成樹脂製のチューブ形容器において、
当該チューブ形容器の胴部の互いに隣り合う、少なくとも2つの合成樹脂層が抗菌・防カビ剤を含有する抗菌・防カビ層を構成し、
当該抗菌・防カビ層のうち、その最外層は、主成分となるアクリル系樹脂からなるコーティング剤をベース材として抗菌・防カビ剤を添加したコーティング層であり、当該コーティング層に対して1.0重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有する一方、前記最外層と隣り合う層は、主成分となる合成樹脂に対して0.5重量%以上の抗菌・防カビ剤を含有するものであることを特徴とする、抗菌・防カビ性を有する合成樹脂製のチューブ形容器。 - 前記チューブ形容器のうち、ヘッド部およびシール部が最外層のみに抗菌・防カビ剤を含有するものである請求項1に記載のチューブ形容器。
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