JP4748139B2 - データ転送装置,データ転送終了時刻予測方法およびプログラム - Google Patents

データ転送装置,データ転送終了時刻予測方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ転送装置,データ転送終了時刻予測方法およびプログラムに関し、特に、データ転送を行う通信時間帯と通信回線の帯域状態の変化を考慮してデータ転送終了時刻予測を行うデータ転送装置,データ転送終了時刻予測方法およびプログラムに関する。
関連する終了時間を予測する方法が特許文献1に開示されている。特許文献1に示す終了時間を予測する方法は、過去にデータ転送したときの転送レートを転送レート情報として記憶しておき、転送要求のあったデータ転送容量を過去の転送レートで除算して終了時間を予測している。
特開2003−208401号公報
しかしながら、上述した特許文献1においては、データ転送の終了時間を的確に予測するのが困難であるという問題点がある。その理由は、データ転送を行う通信時間帯と通信回線の帯域状態の変化を考慮していないからである。
本発明の目的は、上述した課題を解決するデータ転送装置,データ転送終了時刻予測方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1のデータ転送装置は、当日の性能情報と過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較し、データ転送の状態が「良好」であると判断した場合に、転送元データの残容量と前記過去の性能情報の平均値とを用いてデータ転送終了時刻を予測する。
本発明の第1のデータ転送終了時刻予測方法は、当日の性能情報と過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較し、データ転送の状態が「良好」であると判断した場合に、転送元データの残容量と前記過去の性能情報の平均値とを用いてデータ転送終了時刻を予測する。
本発明の第1のデータ転送終了時刻予測プログラムは、データ転送装置に、当日の性能情報と過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較し、データ転送の状態が「良好」であると判断した場合に、転送元データの残容量と前記過去の性能情報の平均値とを用いてデータ転送終了時刻を予測する処理、を行わせる。
本発明は、データ転送の終了時刻を的確に予測することができるという効果を有している。
本発明の第1の実施形態について説明する。先ず、第1の実施形態の構成について図面を用いて詳細に説明する。図1を参照すると、第1の実施形態のデータ転送装置010は、プログラム制御で動作する情報処理装置であり、転送状態分析部011と転送終了時刻予測部012と性能情報データベース107とを備える。
性能情報データベース107は、一定の時刻毎におけるデータ転送の性能情報を蓄積している。性能情報データベース107は、過去の性能情報と当日の性能情報とを含み、過去の性能情報について一定の時刻毎の平均値を保持する。性能情報データベース107の例を図2に示す。当日とは、図2の例では、4月4日以降のX月X日であり、例えば、4月4日である。
転送状態分析部011は、当日の性能情報と過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較する。当日の性能情報は、当日スループットすなわち当日のデータ転送の開始時刻から現時点までの時刻毎の転送レート(単位時間あたりに転送できるデータ量)である。過去の性能情報は、実績スループットすなわち過去の同じ時刻毎の転送レートである。現時点は、当日スループットT(n=n_current)に対応した時刻のことである。以降、性能情報,スループット,転送レート,回線の帯域状態は同じ意味で使用する。尚、当日の性能情報および過去の性能情報を取得する方法については問わない。
そして、転送状態分析部011は、ある時刻において比較した、過去の性能情報の平均値と当日の性能情報の値との差分が±X%(一定値、例えば20%)以下の場合、当日のある時刻における回線帯域状態が「妥当」であると判断する。そして、転送状態分析部011は、「妥当」と判断した当日の性能情報の時刻の個数(サンプル数)と当日比較した時刻の総数(時刻に関する変数の最大値)の割合(「妥当性」)を算出し、「妥当性」がY%(閾値、例えば81%)以上か否かを判定する。「妥当性」は、(100)*(「妥当」と判断した当日の性能情報の時刻の個数)/(当日比較した時刻の総数)%である。
転送終了時刻予測部012は、「妥当性」がY%以上であると、現時点におけるデータ転送の状態は「良好」であると判断し、現時点での転送元データの残容量と実績スループットの平均値を用いて、現時点での転送終了時刻を予測する。
ここで、本発明において重要な要素である性能情報データベース107の理解のため、図2および図3を用いて以下に説明する。性能情報データベース107は、図2に示すように、一定の時刻(「時刻0:58」〜「時刻1:06」)ごとに、実績スループットと、当日スループットと、差分と、妥当性とを含む。実績スループットは、過去の月日(4月1日〜4月3日)の一定時刻ごとのスループット(「1883」,「1909」,「1843」など、単位Mbps(メガビット毎秒))、および、一定時刻ごとの平均値(「1883」〜「2151」など、単位Mbps(メガビット毎秒))を含む。図3は、性能情報データベース107にスループットが一定時刻毎に記録された結果として、スループット曲線が、過去の日付の数だけ(4月1日〜4月3日の3個)存在することのイメージを示している。
続いて、第1の実施形態の動作について図面を用いて詳細に説明する。図4を参照すると、転送状態分析部011は、サンプル番号nがn_currentと等しいかを比較し、等しくない場合(ステップ101/N)、ステップ102に進み、等しい場合(ステップ101/Y)、ステップ105に進む(ステップ101)。尚、nは時刻に関する変数(サンプル番号)を示し、正の整数をとるものとする。また、n_currentは時刻に関する変数(サンプル番号)の最大値を示し、正の整数をとるものとする。n=1は、データ転送の開始時刻に対応するサンプル番号を示す。n=n_currentは、現時点に対応するサンプル番号を示し、サンプル番号の最大値となる。
転送状態分析部011は、データ転送の状態(妥当性)を分析する際、当日の性能情報と、過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較する(ステップ102)。
転送状態分析部011は、ある時刻(すなわちデータ転送開始直後)において比較した性能情報について、過去の性能情報の平均値と、当日の性能情報の値との差分Iが±X%(例えば、20%)以下の場合(ステップ103/Y)、ある時刻における回線帯域状態が「妥当」であると判断する(ステップ104)。差分Iは、差分I=100*(過去の性能情報の平均値−当日の性能情報の値)/(過去の性能情報の平均値)で表される。例えば、図2において、転送状態分析部011は、当日スループットT(n=1)に対応する時刻では、差分が100*(1843−2003)/1843=−8.68%なので、差分が±X%以下となり「妥当」であると判断する。
転送状態分析部011は、過去の性能情報の平均値と、当日の性能情報の値との差分I(n=1)が±X%より大きい場合(ステップ103/N)、その時刻における回線帯域状態を分析に利用しない。
転送状態分析部011は、上記の動作を、nがn_current(すなわち現時点)になるまで繰り返す。
転送状態分析部011は、過去の性能情報の平均値と、当日の性能情報の値との差分I(n=n_current)を計算する。そして、転送状態分析部011は、「妥当」と判断された当日の性能情報の時刻の個数が、時刻に関する変数nの最大値n_currentに対して、「妥当性」がY%以上か否かを判定し、Y%以上の場合(ステップ105/Y)、ステップ106に進む(ステップ105)。例えば、図2において、「妥当性」が100*4/4=100%なので、「妥当性」はY%以上となる。
転送終了時刻予測部012は、「妥当性」がY%(例えば、81%)以上なので、現時点におけるデータ転送の状態は「良好」であると判断する(ステップ106)。
また、転送終了時刻予測部012は、現時点の転送元データ104の残容量と実績スループットの平均値とを用いて、現時点での転送終了時刻を予測し、転送終了予測時刻と分析結果(「良好」)を出力する(ステップ107)。より詳細には、転送終了時刻予測部012は、現時点の転送元データ104の残容量から、現時点の次の時刻以降の実績スループットの平均値を順次減算する。図2の例では、転送終了時刻予測部012は、先ず時刻1:04の実績スループットの平均値、次に時刻1:05の実績スループットの平均値、のように順次減算する。実績スループットの平均値は、分単位の値に変換しておく。そして、転送終了時刻予測部012は、現時点の転送元データ104の残容量がゼロになったときの実績スループットの平均値に対応する時刻を転送終了予測時刻とする。
この実績スループットを用いた転送終了時刻予測部012の動作について、転送状態分析部011による現時点でのデータ転送の状態(妥当性)が「良好」の場合の最新の実績スループット曲線のイメージを図5に例示する。実績スループット曲線は、過去の日付における、過去の実績スループットの同時刻帯ごとの平均値の集合である。すなわち、図2における平均値の実績スループットを示すスループット曲線である。
また、次のような方法で、転送終了予測時刻を求めることもできる。データ転送開始時の転送元データ104の容量から、データ転送開始時から現時刻までの転送済みデータ量を減算することで現時点以降の転送元データ104の残容量を算出する。ここで、実績スループット曲線を「被積分関数」、時刻毎サンプルを「有限個の格子点」と見なすとき、数値積分法すなわち「被積分関数を有限個の格子点でつなぐ多項式で置き換えること」で得られる結果(積分値)は、現時刻からデータ転送終了時刻までの転送元データ104の残容量に等しいと言える。「被積分関数」,「積分値」および「現時刻」が判ることで、「被積分関数を有限個の格子点でつなぐ多項式」を時間に関する方程式として値を求め、得られた値がデータ転送終了予測時刻となる。すなわち、以下の式を解いてα(データ転送終了予測時刻)を算出する。尚、Sは転送元データ104の残容量、tは時間、tcはn_currentに対する時刻である。
Figure 0004748139
続いて、第1の実施形態の効果について説明する。本実施形態の効果は、データ転送の終了時刻を的確に予測することができることである。その理由は、過去の性能情報を性能情報データベース107に蓄積保存しておき、過去の性能情報と当日の性能情報とを比較し、データ転送を行う通信時間帯と通信回線の帯域状態の変化を考慮して、「妥当性」が閾値以上の場合に、実績スループットの平均値を基にデータ転送終了時刻予測を行うようにしたためである。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。先ず、第2の実施形態の構成について図面を用いて詳細に説明する。第2の実施形態のデータ転送装置100は、プログラム制御で動作する情報処理装置である。
図6を参照すると、データ転送装置100は、転送元データ104を他の装置(図示せず)に転送するデータ転送部103と、データ転送部103の動作状況を常時監視し性能情報データベース107に性能情報を記録する性能情報保持部106とを含む。
また、データ転送装置100は、任意の時点(すなわち現時点)における転送終了時刻の予測を指示する転送終了予測指示部108と、転送終了予測指示部108の指示を受けて、転送終了時刻を予測する転送終了予測部109とを含む。
転送終了予測部109は、性能情報データベース107にアクセスし、過去の性能情報と現時点における当日の性能情報とを取得する転送状態取得部110と、転送状態取得部110から得た現時点における当日の性能情報と過去の性能情報とを比較し、現時点における性能情報を分析する転送状態分析部111とを含む。
また、転送終了予測部109は、転送状態分析部111の分析結果を受けて転送終了時刻を予測する転送終了時刻予測部112を含む。
続いて、第2の実施形態の動作について図面を用いて詳細に説明する。ここで、性能情報保持部106は、データ転送部103によるデータ転送の状態を常時監視するものとする。より具体的には、性能情報保持部106は、データ転送の開始から終了までの間、一定の時刻毎における転送元データ104の残容量と、転送済みデータの容量と、時刻毎におけるスループットとを性能情報データベース107に記録するものとする。
次に、図7を用いて、転送終了予測部109の動作の概略について説明する。転送終了予測部109は、転送終了予測指示部108の指示を契機にして、性能情報データベース107を利用して、データ転送の状態(妥当性)を分析し、データ転送の終了時刻を予測する。転送終了予測部109は、転送状態取得部110と転送状態分析部111と転送終了時刻予測部112とを含んでいる。
図7を参照すると、転送状態取得部110は、性能情報データベース107にアクセスし、過去の性能情報と現時点における性能情報とを取得し、転送状態分析部111に渡す(ステップ201)。
転送状態分析部111は、転送状態取得部110から得た現時点における性能情報と過去の性能情報とを比較して、差分を分析し、現時点における「妥当性」の値を算出して閾値と比較する(ステップ202)。
転送終了時刻予測部112は、転送状態分析部111の分析結果、すなわち現時点における「妥当性」の値の比較結果、を受けてデータ転送の状態を判断し、データ転送の終了時刻を予測する(ステップ203)。
更に、図8を用いて、転送終了予測部109の重要な要素である、転送状態分析部111と転送終了時刻予測部112の動作の詳細を説明する。
図8を参照すると、ステップ301〜ステップ304は、第1の実施形態のステップ101〜ステップ104と同様である。
転送状態分析部111は、過去の性能情報の平均値と、当日の性能情報の値との差分I(n=n_current)を計算する。そして、転送状態分析部111は、「妥当」と判断された当日の性能情報の時刻の個数が、時刻に関する変数nの最大値n_currentに対して、「妥当性」がY%以上か否かを判定する。そして、転送状態分析部111は、「妥当性」がY%以上の場合(ステップ305/Y)、ステップ306に進み、「妥当性」がY%より小さい場合(ステップ305/N)、ステップ308に進む(ステップ305)。
ステップ306〜ステップ307は、第1の実施形態のステップ106〜ステップ107と同様である。
転送終了時刻予測部112は、「妥当性」がY%より小さい場合、現時点におけるデータ転送の状態は「要注意」であると判断する(ステップ308)。「要注意」のことを「良好でない」と表現することもある。
転送終了時刻予測部112は、現時点の転送元データ104の残容量と当日スループットの値の平均値(図2の例では、時刻1:00〜時刻1:03に対応する4個の当日スループットの平均値)を用いて、現時点での転送終了時刻を予測する。そして、転送終了時刻予測部112は、転送終了予測時刻と分析結果(「要注意」)を出力する(ステップ309)。より詳細には、転送終了時刻予測部112は、現時点の転送元データ104の残容量を当日スループットの値の平均値で除算し、除算した値を現時点の時刻に加算して転送終了予測時刻とする。
この当日スループットを用いた転送終了時刻予測部112の動作について、転送状態分析部111による現時点でのデータ転送の状態(妥当性)が「要注意」の場合の当日スループットの値の平均値のイメージを図9に例示する。
続いて、第2の実施形態の効果について説明する。本実施形態は、第1の実施形態の効果に加え、以下の効果を有する。すなわち、データ転送の終了時刻を的確に予測することができることである。その理由は、過去の性能情報を性能情報データベース107に蓄積保存しておき、過去の性能情報と当日の性能情報とを比較し、「妥当性」が閾値を下回る場合には、当日スループットの値の平均値を基にデータ転送終了時刻予測を行うようにしたためである。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、第2の実施形態で説明したデータ転送装置100を使用したデータ転送システムである。先ず、第3の実施形態の構成について図面を用いて詳細に説明する。図10を参照すると、第3の実施形態のデータ転送システムは、データ転送装置100と、データ受信装置102と、データ転送装置100とデータ受信装置102とを繋ぐ通信回線等のネットワーク101とを備える。
データ受信装置102は、プログラム制御で動作する情報処理装置であり、データ転送部103から転送元データ104をネットワーク101を経由して受信し、転送済みデータ105として内部に格納するデータ受信部113を含む。
続いて、第3の実施形態の動作について説明する。第3の実施形態の動作は、第2の実施形態で説明したデータ転送装置100の動作に準ずる。
続いて、第3の実施形態の効果について説明する。本実施形態の効果は、第2の実施形態の効果と同様である。すなわち、データ転送の終了時刻を的確に予測することができることである。その理由は、過去の性能情報を性能情報データベース107に蓄積保存しておき、過去の性能情報と当日の性能情報とを比較し、「妥当性」が閾値以上の場合に、実績スループットの平均値を基にデータ転送終了時刻予測を行うようにしたためである。また、「妥当性」が閾値を下回る場合には、当日スループットの値の平均値を基にデータ転送終了時刻予測を行うようにしたためである。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、ディスクアレイ間でのデータ転送機能を有するディスクアレイに応用したシステムである。先ず、第4の実施形態の構成について図面を参照して説明する。図11を参照すると、第4の実施形態は、サーバA120と、ネットワーク101と、サーバB122と、ディスクアレイA130と、第2ネットワーク131と、ディスクアレイB132とを備える。ディスクアレイA130は、第2ネットワーク131を経由してディスクアレイB132にデータ転送を行う。
サーバA120は、プログラム制御で動作する情報処理装置である。サーバA120は、例えば、第3の実施形態のデータ転送装置100と同等の構成としてもよい。サーバB122は、プログラム制御で動作する情報処理装置である。サーバB122は、例えば、第3の実施形態のデータ受信装置102と同等の構成としてもよい。
ディスクアレイA130は、データを格納する装置であり、データ転送部103と、転送元データ104と、性能情報保持部106と、性能情報データベース107と、転送終了予測指示部108と、転送終了予測部109と、転送状態取得部110と、転送状態分析部111と、転送終了時刻予測部112とを含む。
ディスクアレイB132は、データを格納する装置であり、転送済みデータ105と、データ受信部113とを含む。第2ネットワーク131は、ディスクアレイA130とディスクアレイB132とを繋ぐ通信回線等である。
続いて、第4の実施形態の動作について説明する。第4の実施形態の動作は、第3の実施形態の動作に準ずる。ディスクアレイA130の動作は、データ転送装置100の動作に準じる。また、ディスクアレイB132の動作は、データ受信装置102の動作に準じる。
続いて、第4の実施形態の効果について説明する。本実施形態の効果は、ディスクアレイ間でのデータ転送においても、データ転送の終了時刻を的確に予測することができることである。
上述した本発明の各実施形態におけるデータ転送装置010,100は、図12に示す構成により実現されるものである。
図12を参照すると、データ転送装置010,100は、CPU(Central Processing Unit)等により構成されたデータ処理装置991と、読み出し書き込み時間の短いメモリで構成された記憶装置992と、ハードディスク等の記憶容量の大きい記録媒体993と、データの入力を制御する入力装置994と、データの出力を制御する出力装置995と、外部とのデータの送受信を制御する通信装置996とを有して構成されている。
この構成において、例えば、図1に示されるデータ転送装置010に関しては、記録媒体993にデータ転送装置010用のプログラムが格納されている。データ処理装置991が記録媒体993からデータ転送装置010用のプログラムを記憶装置992に読み込んで実行することにより、転送状態分析部011および転送終了時刻予測部012を実現する。
例えば、図5に示されるデータ転送装置100に関しては、記録媒体993にデータ転送装置100用のプログラムが格納されている。データ処理装置991が記録媒体993からデータ転送装置100用のプログラムを記憶装置992に読み込んで実行することにより、データ転送部103と性能情報保持部106と転送終了予測指示部108と転送終了予測部109と転送状態取得部110と転送状態分析部111と転送終了時刻予測部112とを実現する。
本発明の第1の実施形態の構成を示す図である。 性能情報データベース107の例を示す図である。 性能情報データベース107を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の動作のフローチャートを示す図である。 実績スループットを説明する図である。 本発明の第2の実施形態の構成を示す図である。 転送終了予測部109の概略動作のフローチャートを示す図である。 転送状態分析部111と転送終了時刻予測部112の詳細動作のフローチャートを示す 当日スループットを説明する図である。 本発明の第3の実施形態の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるデータ処理装置および記録媒体の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
010 データ転送装置
011 転送状態分析部
012 転送終了時刻予測部
100 データ転送装置
101 ネットワーク
102 データ受信装置
103 データ転送部
104 転送元データ
105 転送済みデータ
106 性能情報保持部
107 性能情報データベース
108 転送終了予測指示部
109 転送終了予測部
110 転送状態取得部
111 転送状態分析部
112 転送終了時刻予測部
113 データ受信部
120 サーバA
122 サーバB
130 ディスクアレイA
131 第2ネットワーク
132 ディスクアレイB
991 データ処理装置
992 記憶装置
993 記録媒体
994 入力装置
995 出力装置
996 通信装置

Claims (20)

  1. 当日の性能情報と過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較し、データ転送の状態が「良好」であると判断した場合に、転送元データの残容量と前記過去の性能情報の平均値とを用いてデータ転送終了時刻を予測する、
    ことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 一定の時刻毎におけるデータ転送の性能情報を蓄積し、前記過去の性能情報について前記一定の時刻毎の平均値を保持する性能情報データベースと、
    前記過去の性能情報の平均値と前記当日の性能情報の値との差分が一定値以下の場合、その時刻における回線帯域状態が「妥当」であると判断し、前記「妥当」と判断された時刻の個数が比較した時刻の総数に対して「妥当性」が閾値以上か否かを判定する転送状態分析部と、
    前記「妥当性」が閾値以上の場合、現時点におけるデータ転送の状態は「良好」であると判断し、現時点での前記転送元データの残容量から前記過去の性能情報の平均値を順次減算し、前記転送元データの残容量がゼロになったときの前記過去の性能情報の平均値に対応する時刻を転送終了予測時刻とする転送終了時刻予測部とを備える、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。
  3. 前記転送終了時刻予測部は、
    前記「妥当性」が閾値より小さい場合、現時点におけるデータ転送の状態は「良好でない」と判断し、現時点での前記転送元データの残容量を前記当日の性能情報の平均値で除算して得た値を現時点に加算して転送終了時刻を予測する、
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ転送装置。
  4. データ転送を行うデータ転送部を備える、
    ことを特徴とする請求項3記載のデータ転送装置。
  5. 前記データ転送の開始から終了までの間、一定の時刻毎における転送元データの容量と、転送済みデータの容量と、一定の時刻毎における当日の性能情報とを前記性能情報データベースに記録する性能情報保持部を備える、
    ことを特徴とする請求項4記載のデータ転送装置。
  6. 前記性能情報データベースにアクセスして前記過去の性能情報と前記当日の性能情報とを取得し、前記転送状態分析部に渡す転送状態取得部を備える、
    ことを特徴とする請求項5記載のデータ転送装置。
  7. 現時点における転送終了時刻の予測を指示する転送終了予測指示部を備える、
    ことを特徴とする請求項6記載のデータ転送装置。
  8. 当日の性能情報と過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較し、データ転送の状態が「良好」であると判断した場合に、転送元データの残容量と前記過去の性能情報の平均値とを用いてデータ転送終了時刻を予測する、
    ことを特徴とするデータ転送終了時刻予測方法。
  9. 転送状態分析部が、
    一定の時刻毎におけるデータ転送の性能情報を蓄積し、前記過去の性能情報について前記一定の時刻毎の平均値を保持する性能情報データベースから読み込んだ、前記過去の性能情報の平均値と前記当日の性能情報の値との差分が一定値以下の場合、その時刻における回線帯域状態が「妥当」であると判断し、前記「妥当」と判断された時刻の個数が比較した時刻の総数に対して「妥当性」が閾値以上か否かを判定し、
    転送終了時刻予測部が、
    前記「妥当性」が閾値以上の場合、現時点におけるデータ転送の状態は「良好」であると判断し、現時点での前記転送元データの残容量から前記過去の性能情報の平均値を順次減算し、前記転送元データの残容量がゼロになったときの前記過去の性能情報の平均値に対応する時刻を転送終了予測時刻とする、
    ことを特徴とする請求項8記載のデータ転送終了時刻予測方法。
  10. 前記転送終了時刻予測部が、
    前記「妥当性」が閾値より小さい場合、現時点におけるデータ転送の状態は「良好でない」と判断し、現時点での前記転送元データの残容量を前記当日の性能情報の平均値で除算して得た値を現時点に加算して転送終了時刻を予測する、
    ことを特徴とする請求項9記載のデータ転送終了時刻予測方法。
  11. 性能情報保持部が、
    前記データ転送の開始から終了までの間、一定の時刻毎における転送元データの容量と、転送済みデータの容量と、一定の時刻毎における当日の性能情報とを前記性能情報データベースに記録する、
    ことを特徴とする請求項10記載のデータ転送終了時刻予測方法。
  12. 転送状態取得部が、
    前記性能情報データベースにアクセスして前記過去の性能情報と前記当日の性能情報とを取得して前記転送状態分析部に渡す、
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ転送終了時刻予測方法。
  13. 転送終了予測指示部が、
    現時点における転送終了時刻の予測を指示する、
    ことを特徴とする請求項12記載のデータ転送終了時刻予測方法。
  14. データ転送装置に、
    当日の性能情報と過去の性能情報の平均値とを時刻毎に比較し、データ転送の状態が「良好」であると判断した場合に、転送元データの残容量と前記過去の性能情報の平均値とを用いてデータ転送終了時刻を予測する処理、
    を行わせることを特徴とするデータ転送終了時刻予測プログラム。
  15. 一定の時刻毎におけるデータ転送の性能情報を蓄積し、前記過去の性能情報について前記一定の時刻毎の平均値を保持する性能情報データベースを読み込んで、前記過去の性能情報の平均値と前記当日の性能情報の値との差分が一定値以下の場合、その時刻における回線帯域状態が「妥当」であると判断し、前記「妥当」と判断された時刻の個数が比較した時刻の総数に対して「妥当性」が閾値以上か否かを判定する転送状態分析処理と、
    前記「妥当性」が閾値以上の場合、現時点におけるデータ転送の状態は「良好」であると判断し、現時点での前記転送元データの残容量から前記過去の性能情報の平均値を順次減算し、前記転送元データの残容量がゼロになったときの前記過去の性能情報の平均値に対応する時刻を転送終了予測時刻とする転送終了時刻予測処理と
    を行わせることを特徴とする請求項14記載のデータ転送終了時刻予測プログラム。
  16. 前記転送終了時刻予測処理が、前記「妥当性」が閾値より小さい場合、現時点におけるデータ転送の状態は「良好でない」と判断し、現時点での前記転送元データの残容量を前記当日の性能情報の平均値で除算して得た値を現時点に加算して転送終了時刻を予測する、
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ転送終了時刻予測プログラム。
  17. データ転送を行うデータ転送処理
    を行わせることを特徴とする請求項16記載のデータ転送終了時刻予測プログラム。
  18. 前記データ転送の開始から終了までの間、一定の時刻毎における転送元データの容量と、転送済みデータの容量と、一定の時刻毎における当日の性能情報とを前記性能情報データベースに記録する性能情報保持処理
    を行わせることを特徴とする請求項17記載のデータ転送終了時刻予測プログラム。
  19. 前記性能情報データベースにアクセスして前記過去の性能情報と前記当日の性能情報とを取得し、前記転送状態分析処理に渡す転送状態取得処理
    を行わせることを特徴とする請求項18記載のデータ転送終了時刻予測プログラム。
  20. 現時点における転送終了時刻の予測を指示する転送終了予測指示処理
    を行わせることを特徴とする請求項19記載のデータ転送終了時刻予測プログラム。
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