JP4746028B2 - 眼鏡レンズ用センタリング−ブロッキング装置、自動検出方法及び関連する手動センタリング方法 - Google Patents

眼鏡レンズ用センタリング−ブロッキング装置、自動検出方法及び関連する手動センタリング方法 Download PDF

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Description

本発明は、広くは、フレームへの眼鏡レンズ取付けに関する。
本発明は、より詳細には、眼鏡レンズ上の1つ以上のマークの位置、特には眼鏡レンズの特定すべき中心及び軸マーキングの一方又は双方の位置を自動的に検出するように構成されたセンタリング装置に関する。
また本発明は、そのようなマーク、特には眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の位置を自動的に検出する方法に関し、さらに、センタリング−ブロッキング装置を用いて眼鏡レンズを手動でセンタリング2つの方法に関する。
センタリング−ブロッキング装置は、光学の分野において広く使用される装置である。この装置は、眼鏡の製造工程において、選択された眼鏡フレームの形状にレンズを適合させるためにレンズを機械加工する直前に使用される。
通常、「未加工」の眼鏡レンズは実質的に円形の形状であり、選択されたフレームの縁に適切に取り付けられるのに充分な直径を有する。
センタリング−ブロッキング装置は、対象の眼鏡レンズに「ブロック」として知られるハンドリングペグを固定するために使用される。
その後の製造ステップにおいて、ハンドリングペグは機械加工のために眼鏡レンズを回転させるために使用される。
ハンドリングペグは、眼鏡レンズの前面の箇所に配置される。この箇所は、特に「光心」(広義の意味で)又はより一般的にレンズの中点、選択されたフレームの形状、及び着用者の特定の特徴(特に瞳孔間距離又はその半分、及びフレームの高さ(フレームの縁の底部に対する瞳の高さ))の関数として計算により決定される点に配置される。
フレーム内のレンズの適切な配置又はセンタリングは、以下のいくつかの要因を含んでいる。
・瞳孔に面するレンズ中心位置(単焦点レンズの光心、前中心点(front-central point)、プログレッシブ(多重焦点)レンズのセンターマーキング、マイクロエッチングにより定められる全てのプログレッシブレンズの点、又は2焦点若しくは3焦点レンズのセグメント若しくはマーキングによって定められる点)を定める必要がある。レンズの右側(又は左側)の形状が与えられ、上述のように左右の眼の間隔の半分及び眼の高さが与えられれば、右(又は左)の瞳孔をレンズ形状内のどこに配置すればよいかを決めることができる。レンズ中心点と瞳孔との間のオフセットはプリズム効果を引き起こすので、着用者にとって不都合かつ不便である。プリズム効果は、度の強いレンズの場合には特に厄介である。
・レンズの軸の向きを、レンズの処方又は類型に従って定める必要がある。円柱状の単焦点レンズの場合、取り付けられる円柱状レンズの軸は規定の軸に一致していなければならない。両者の間のいかなるオフセットも不十分な補正(残存非点収差)につながり、これはレンズの度が強い場合には特に厄介な欠点である。プログレッシブレンズの場合、レンズの軸(マイクロエッチングにより規定又はマークされる)は、レンズが適切に取り付けられることを確保するために水平でなければならない。2焦点又は3焦点レンズの場合、セグメントは生理学的理由(補正の良否)だけでなく外見上の理由から、水平でなければならない。
・レンズがフレームを占有するに十分な大きさであるかを確認する必要がある。
・(2焦点若しくは3焦点レンズ、又はプログレッシブレンズの場合に)近方補正がフレーム内で適切に行われることを確認する必要がある。このことは、生理学的見地(着用者は、適切な補正のために、レンズの近くの領域に「アクセス」できなければならない)から容易に理解される。なお2焦点又は3焦点レンズの場合、セグメントは外観上の理由からも切頂形状(truncated)であってはならない。
・同様の生理学的理由から、遠方視がフレーム内で適切に行われることを確認する必要がある。これらに応じ、種々の位置決め要素は、中心点位置、レンズの軸、レンズの外形、並びに(プログレッシブレンズの)近方及び遠方の基準点位置の正確な測定及び視認を必要とする。
センタリング装置及びクランプ装置の一方又は双方は一般に、単焦点レンズのための光心位置、いくつかの光心うちのの1つの位置、又は2焦点若しくは3焦点レンズのための光心として知られる注目すべき点のいずれかを定めるように構成され、また、製造者が通常プログレッシブレンズの表面に記す基準マークのいくつかを定めるように構成される。センタリング装置が、レンズマーキング上のセンタリングペグを検出されたレンズ基準点に手動又は自動で配置する手段を有するという意味においてクランプ装置でもあると言える場合は、その装置はハンドリングペグを配置すべき位置を規定するレンズ表面上の点を計算により求めるように構成される。
ごく最近の公知のセンタリング−ブロッキング装置は、自動モードであるか手動モードであるかに関係なく、光線(一般には平行光線)をレンズに照射し、半透明の投影スクリーンを用いてレンズを透過した光線を検知することによって、眼鏡レンズの光心(又はセンターマーキング)の位置及び軸マーキングの一方又は双方を検出する。スクリーンの後方に配置されたカメラが、投影された画像を捕らえ、ブラウン管(CRT)又は液晶スクリーン(LCD)のような周辺ディスプレイ上にその画像を表示する。このようにして生成されたレンズの画像はフレーム形状に重畳され、それによりオペレータはレンズの構成要素全てについてのセンタリングを自動又は手動で行うことができる。自動モードでは、電子的処理手段が光心及び軸マーキングの一方又は双方の影を識別する。それにより、フレーム用の基準座標系が定義され、その基準座標系がマークされ(すなわちフレーム上に基準点、ハンドリングペグ若しくはブロックが、レンズの基準点を識別するための所定の形態で配置され)、それに基づいてレンズは所望の輪郭を有するように切断される。
このような装置は、レンズの実際のマーク位置、特には、光心すなわち眼鏡レンズのマーキング点及び軸マーキングの一方又は双方(典型的には取り付け十字、前方焦点距離測定器(frontofocometer)でのセンタリングにより得られるフロントマーキング点、水平線、マイクロイングレービング(microengraving)、非多重焦点型2焦点レンズ(non-progressive bifocal lens)のセグメントの輪郭)の検出においてエラーを惹起する。同様のことが、近方及び遠方に基準点を配置するための円(前方測定円(fronto-measurement circles)として知られる)にも言える。このエラーは、レンズ自身により生じたマーキングの影のプリズム偏向に起因し、このプリズム偏向は当該マーキングの付近の眼鏡レンズの球状、円柱状及びプリズム状の光出力に依存する。この偏向により、レンズの凸前面上のマーキングの投影画像はレンズを透過する際に変形し、それにより種々のセンタリング要素にエラーが生じ、以後の取り付けが不正確あるいは不可能にすらなるリスクがある。
例えば、正の出力(positive power)を備えたレンズは、全体的に縮小されたレンズのマーク画像を投影スクリーンに生じさせ、反対に、不の出力(negative power)を備えたレンズは、拡大された画像を生じさせる。センタリング対象の眼鏡レンズがマーキングの付近に側方プリズム出力を与える場合は、画像におけるマーキングの影は、プリズムの角度に対応する方向にかつ対応する量だけ、レンズの前面のマーキングの実際の位置に対して側方にずれた位置に現れる。同様に、眼鏡レンズがトロイダル出力を与える場合は、センタリング−ブロッキング装置は、マーキングによって形成された軸及びそれに対応する円環面の主軸が互いに平行でないか又は直角ではないときに、軸マーキングの検出においてエラーを起こす可能性がある。
対照的に、レンズの輪郭はプリズム効果を受けないので決して変形しない。その結果、レンズのマークのオフセット投影と比較すると、輪郭の投影において相対的なオフセットが生じる。
これらのエラーは、プリズム効果が強く投影スクリーンがレンズから離れている場合には特に重要である。
レンズ上のマークの検出時のエラーについての問題を是正するために、投影スクリーンをレンズに近付けることにより、生じるオフセットエラーを最小化する提案がなされている。しかしこのような状況下では、投影スクリーンをレンズに近付けることは装置固有の質を低下させる可能性があり、満足できない妥協をすることが予想される。
センタリング−ブロッキング装置に関する他の解決策が、EP0409760号にて提唱されている。ここでは、先ずレンズの光心又はセンターマーキングの位置を検出するために使用される光線の光路を逆転させ(すなわち眼鏡レンズが裏から照明され(レンズの前面にセンターマーキング及び軸マーキングの一方又は双方が設けられると仮定))、レンズを通過した光がその前面の近傍からピックアップされ、次に、透過した光束を捕捉手段の直前でピックアップするための半透明スクリーンが、センタリングのためのレンズの前面のできるだけ近くに配置され、それにより、偏向光線が捕捉手段上に収束される前の光路長が制限される。
それにも関わらず、眼鏡レンズの前面の所定の位置へのハンドリングペグの配置を可能にするために、半透明の投影スクリーンは装置構造体の上に可動に取り付けられて引き込み可能であることが要求される。装置構造体への投影スクリーンのこのような複雑な取り付けにより、装置の大きさ及び製造コストが増加し、何よりも測定の精度の維持ができなくなる。
従来技術の上記欠点を改善するために、本発明は、レンズ上のマーキングの幾何形状を手動又は自動のいずれでも正確に照合すべく、レンズ上の種々のマークの投影画像の変形誤差を補正することを提案する。より詳細には、本発明は、そのような補正を自動又は補助付の手動形態で使用して、レンズが取り付けられるフレームの輪郭内で、レンズ全体又はレンズのいくつかの特定の点のセンタリング又は位置決めの照合を正確に行うことを提案する。
この目的のために、本発明は、1つ以上のマーク(標識)を含む、捕捉された眼鏡レンズの影の補正のための装置であって、
・前記眼鏡レンズを受容するための受容手段と、
・前記受容手段の一方の側に配置された、前記受容手段上の前記眼鏡レンズを照明するための照明手段と、
・前記受容手段の他方の側に配置された、前記照明手段によって照明された前記眼鏡レンズの影を捕捉するための捕捉手段と、
・前記眼鏡レンズにより生じた光学的偏向出力を測定し、該偏向出力を表す信号を送るように構成された測定手段と、
・前記捕捉手段により得られた前記眼鏡レンズの影の少なくとも一部の補正形状を、測定された前記偏向出力から推定するための幾何学的補正計算命令を発する電子計算機システムと、
を有する装置を提供する。
本発明に係る装置の他の有利かつ非限定的な特徴は、以下の通りである。
・前記補正形状は、前記眼鏡レンズが偏向出力を生じさせない場合に該眼鏡レンズの影が呈する形状に実質的に一致する。
・前記測定手段は、一直線上にない3つの点を経由して眼鏡レンズを透過する少なくとも3つの光線について、前記眼鏡レンズにより生じた偏向出力を測定するように構成される。
・前記測定手段は、偏向法によって処理を行うタイプである。
・偏向法に基づく前記測定手段は、前記受容手段と前記捕捉手段との間に配置された少なくとも1つのビーム分離器を有する。このことは、単焦点レンズの光心及び非点収差軸、さらにあらゆるタイプのレンズの頂点屈折力を高精度に測定するための正確な偏向測定を可能にする。
・偏向法に基づく前記測定手段は、前記捕捉手段を含む。
・前記捕捉手段は、投影スクリーンと、該投影スクリーン上の画像を検知する画像捕捉システムとを含む。
・前記受容手段、前記照明手段、前記補足手段及び前記測定手段は、互いに対して静的に保持される。
・装置は、前記照明手段と前記捕捉手段との間に単一の光路を含む。
・前記ビーム分離器は、前記受容手段と前記捕捉手段との間に配置された少なくとも1つの記号のためのサポートであり、前記電子計算機システムにより計算された幾何学的補正関係は、前記捕捉手段により得られた前記記号の変形した影の関数である。
・前記サポートは活性化及び非活性化が可能である。
・前記サポートは、不透明な前記記号を選択的に表示可能な透光性の動的スクリーンである。
・前記透光性のスクリーンは液晶スクリーンである。
・前記サポートは、規則的に配置されたパターン配列を含む。
・前記サポートはハルトマンマトリックスを含む。
・前記サポートは、2mmから10mmまでの範囲の最大外形寸法を有する図形を含む。
・前記図形は、3mm2から80mm2までの範囲の面積を占める。
・前記図形は、点又は十字とは異なる形状を有し、眼鏡レンズ上に形成されたマーキング(標識)から視覚的に区別可能である。
・前記図形は多角形、好ましくは三角形である。
・前記図形は円形又は楕円形である。
・前記測定手段は干渉法により作用するタイプである。
・装置は、計算によって定められる前記眼鏡レンズの前面上の場所にハンドリングペグを配置するための手段を有する。
・前記ハンドリングペグを配置するための手段は自動的手段である。
・前記ハンドリングペグを配置するための手段は手動制御される手動手段である。
・装置は、前記電子計算機システムにより制御され、前記捕捉手段により得られた影を少なくとも部分的に補正した形状を表示する表示手段を有する。
・前記電子計算機システムは、幾何学的補正計算を行うことなく、前記眼鏡レンズの輪郭を表示するように前記表示手段を制御する。
・前記電子計算機システムは、前記捕捉手段により得られた前記眼鏡レンズのマークの影を認識して幾何学的補正計算を行うための画像認識命令を発し、それにより、前記眼鏡レンズが偏向出力を生じさせないときの基準座標系内における前記マークの影の位置に実質的に一致する、前記基準座標系内の前記マークの補正位置が推定される。
・前記画像認識命令は、前記捕捉手段により得られた前記眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の影の認識に適合している。
・前記画像認識命令は、前記捕捉手段により得られた前記眼鏡レンズの遠方又は近方の基準マークの影の認識に適合している。
また本発明は、1つ以上のマークを含む、捕捉された眼鏡レンズの影の補正のための方法であって、
・光線によって前記眼鏡レンズを照明するステップと、
・前記光線の少なくとも1つの入射光について、前記眼鏡レンズにより生じた光学的偏向出力を測定するステップと、
・前記光線によって照明されているときの前記眼鏡レンズの影の少なくとも一部の補正形状を、測定された前記偏向出力から推定するステップと、
を含む方法を提供する。
本発明に係る方法の他の有利かつ非限定的な特徴は、以下の通りである。
・前記補正形状は、前記眼鏡レンズが偏向出力を生じさせない場合に該眼鏡レンズの影が呈する形状に実質的に一致する。
・前記眼鏡レンズにより生じた偏向出力の測定は、一直線上にない3つの点を経由して眼鏡レンズを透過する少なくとも3つの異なる光線について行われる。
・前記眼鏡レンズの偏向出力を測定するために、偏向法を利用する手段を使用する。
・前記眼鏡レンズの偏向出力を測定するために、前記眼鏡レンズを照明してその影を捕捉手段によって検知し、さらに前記補足手段と前記眼鏡レンズとの間にビーム分離器を配置する。
・前記眼鏡レンズの偏向出力を測定するために、干渉法を利用する手段を使用する。
・多重焦点レンズの遠方又は近方の少なくとも1つの基準マークの補正位置を求めるために、前記マークの幾何学的補正を行う。
・前記眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の影の補正位置を求めるために、前記影の幾何学的補正を行う。
・前記眼鏡レンズの切断後の望ましい輪郭を表す仮想画像を表示スクリーン(画面)上に表示し、前記眼鏡レンズのマーキングの影の補正位置に対する前記輪郭の画像の位置を特定する。
・方法は、前記眼鏡レンズの影の補正形状を表示スクリーン上に表示するステップを含む。
・前記表示するステップの間に、前記眼鏡レンズの輪郭の影が幾何学的補正計算をせずに表示される。
・方法は、前記眼鏡レンズのマークの影を認識するステップと、前記影の幾何学的補正計算を行って該影の既知の基準座標系内での補正位置を推定するステップとを有し、前記補正位置は、前記眼鏡レンズが偏向出力を生じさせないときの前記基準座標系内における前記マークの影の位置に実質的に一致する。
・前記眼鏡レンズの自動センタリングについて、前記眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の影が認識される。
非限定的な例として示される添付図面を参照する以下の説明は、本発明が何においてかつどのように実施可能かを明確に示す。
図1は、本発明のセンタリング−ブロッキング装置100の実施形態を示す図である。
この装置は、眼鏡レンズ103をセンタリングするセンタリング機構102が配置される作業台101を有する。レンズは、単焦点、2重焦点、3重焦点又はプログレッシブ(多重焦点)眼鏡レンズでもよい。
センタリング−ブロッキング装置100はさらに、作業台101で作業するユーザーが視認可能な、構造体104に固定された表示スクリーン105を有する。
作業台101のセンタリング機構102は、同心把持のための3個組の顎114を有し、各顎は作業台101に対して静止する軸(図1には図示せず)の回りを旋回するアーム115に支持される。アームは、それぞれの軸の回りで同時に旋回したときに、3つの顎114が互いに向かって移動するように構成される。
顎114の把持は、リング119と噛み合う歯車118に固定されたシャフトを有するモーター117によって制御され、リング119はアーム115をその軸の回りで旋回させるように構成される。アーム115の各々は、リング119の外周と噛み合う半円歯状部(図示せず)を有する。歯車118がモーター117の駆動により回転すると、リング119が回転し、それにより顎114は、リング119が駆動される方向に応じて締めたり緩めたりする。光学セル又は電磁セル120は、リング119の位置をモーター117に知らせるのに役立つ。
顎114を支持するアーム115及びリング119によって構成されるアセンブリは、透明サポートプレート121の上方に配置される。
さらに、図1に示すように、センタリング−ブロッキング装置は、容器(レセプタクル)107の上に置かれかつ計算により決定された眼鏡レンズ103の前面上の場所に配置されたハンドリングペグを把持するように構成された、構造体104に接続された位置決めアーム106(好ましくは自動アーム)を有する。
このために、センタリング−ブロッキング装置100は、眼鏡レンズ103の中心及び軸マーキングの一方又は双方の正確な形状を検出し表示するように構成される。より広く言えば装置は、近方及び遠方用の基準円のようなレンズ103のマークの正確な形状を検出し表示することができる。慣習的には、レンズ上のマークはその凸状の前面に付与され、操作中はサポートプレート121から離れている。
このために、また図2において図解的に示すように、装置は有利には下記のものを有する。
・眼鏡レンズ103を受容するためのレシーバ手段
・上記レシーバ手段の両側の、レシーバ手段に設置された眼鏡レンズ103を照明するための手段と、眼鏡レンズ103を透過した光の影(すなわちネガ)を捕捉するための手段
・少なくとも1つの光線において眼鏡レンズ103によって生じた光偏向出力を測定し、偏向出力を表す信号を発する測定手段S、122、124、C
・測定された偏向出力から、捕捉手段122、125、Cにより認識された眼鏡レンズ103の影の少なくとも一部の補正形状を推定するために、幾何学的補正の計算命令を発する、マイクロコンピュータ又は特定用途向け集積回路(ASIC)のような電子計算機システム(図示せず)
この例において、レシーバ手段は光透過性のサポートプレート121によって構成される。
図に示される例において、照明手段は、145度傾斜したミラー126を含む反射器システムに向かって発散光線1を発する光源Sと、サポートプレート121に配置された眼鏡レンズ103に向かう平行光線2を形成するように構成された集束レンズ123とを含む。眼鏡レンズ103の前面は、集束レンズ123に面する中心及び軸マーキングの一方又は双方を有する。
この例において、捕捉手段は、投影スクリーンを構成する半透明プレート122と、投影スクリーンのレンズ103とは反対側から投影スクリーン上の画像をピックアップするデジタルカメラCとを有する。カメラCは、投影スクリーン122に投影された画像を表す信号を電子計算機システムに信号を送る。電子計算機システムは、デジタルカメラCからの出力で得られる信号の処理に適した画像処理手段(コンピュータプログラム又はASICの形態)を有する。画像は、幾何学的補正計算手段により処理され補正され、本実施例では表示スクリーン105から構成される表示手段に送られる。この捕捉−分析手段は、透明記号サポート124とデジタルカメラCとの間に、眼鏡レンズ103を透過した光線を反射するための光学システムを含む。光学システムは、45度傾斜したミラー125を含む。デジタルカメラCは、傾斜ミラー125による光の偏向によって、半透明スクリーン122に投影された画像又は影をピックアップする。
センタリング−ブロッキング装置100において、レシーバ手段、照明手段、捕捉−分析手段及び透明記号サポートは互いに対して静的に保持されることが有利である。
さらに、図2に示すように、装置は、照明手段と捕捉−分析手段との間に単一の光路を含むので、装置の全体的サイズ及び製造コストが低減されるという利点が得られ、とりわけ長期にわたり正確な測定が可能になるという利点が得られる。
好適な実施形態においては、測定システムS、124、Cは、一直線上にない3つの点を経由して眼鏡レンズを透過する少なくとも3つの光線について、レンズにより生じた偏向出力を測定することに適している。精度向上のため、特には追加の手段を使用せずに正確な出力測定が可能な装置を得るために、偏向測定手段は偏向法(deflectometry)に基づき作用するタイプである。
具体的には、これらの測定手段は照明手段S及び捕捉手段を有し、加えて投影スクリーン122、及びレンズ103の影を同時に得る画像捕捉システムC、125を有する。これらの画像捕捉手段は、光源Sからの光線を1つ以上の光線に分離するためにレンズより下流側で作用する手段に関連付けられる。光線の分離は、レンズ受容手段121、114と捕捉手段の投影スクリーン122との間に配置された、プレート形態の1つのビーム分離器124によって行われる。複数の分離プレートを使用することも可能である。具体的には分離器124は、不透明の記号124A、124Bのための透光性サポート124を有する。分離器124は、活性化及び非活性化が可能であり、サポートプレート121と捕捉手段の投影スクリーン122との間に配置される。
有利な特徴として、透明の記号サポート124は活性化及び非活性化が可能である。
実際には、記号サポートは、図示例のように透明な液晶ディスプレイ(LCD)等の形態とすることができる。記号サポートはまた、眼鏡レンズに対し移動可能に設けられたマーク、グリッド、バッジ又はエンブレムのような永続的かつ受動的なサポートであってもよい。このサポートは、後述するように、眼鏡レンズの影の少なくとも一部を記号なしで検査すべきときに、その一部に係合するように引き込み可能である。
このような条件下では、「活性化可能(activatable)」、「非活性化可能(deactivatable)」はそれぞれ、対象のサポートがいずれも、眼鏡レンズ表面の全体又は一部について、レンズ下流側の光線の分離を実行可能にすること、実行不能にすることを意味する。特に、サポートの活性化又は非活性化は、使用されるサポートのタイプによって異なる作用となり得ることが理解されよう。サポートが受動的(passive)タイプ、例えばグリッド又は穴あきプレートのような1つ以上のマークされたパターンである場合は、「非活性化可能」なる用語は、サポートの全部又は一部が機械的に引き込み可能であって、レンズに対して移動可能(サポートが動くのか、サポートは静止していてレンズが動くのかは問わない)に取り付けられることを意味する。この移動により、対応するレンズの影の表面の少なくとも一部において、分離されていない完全な光線を用いた直接的な読み取りが可能になる。サポートが能動的(active)タイプ、例えばCRTスクリーン又はLCDスクリーンのような動的表示スクリーンである場合は、「非活性化可能」なる用語は、スクリーンを制御する電子機器が、少なくともレンズからの光線の分離を行うことなく読み取るべきスクリーン領域に対応する領域にわたって、分離パターンの全てを消すことができることを意味する。
具体的には記号サポートは、関連する電子起動装置により適切に活性化させられたときに、不透明な記号を表示可能な動的透明スクリーンであり、例えば液晶スクリーンである。
活性化されていないときの透明記号サポート124は透明サポートプレート121と等価であり、いかなる不透明記号も表示しない。
活性化されているときの透明記号サポート124は、眼鏡レンズ103の中心及び軸マーキングの一方又は双方の位置を検出するために使用される不透明記号を表示する。
特に図3に示すように、透明記号サポート124は規則的に配置された不透明パターン配列124Aを含む。特に、これはハルトマンマトリックスを含む。
さらに、図3に示すように、透明記号サポート124は、好ましくはその中心に、最大外形寸法が2mmから10mmまでの範囲にある図形124Bを含む。この図形124Bは、3mm2から80mm2までの範囲の面積を有する。図形124Bの輪郭は、眼鏡レンズのマーキングと区別すべく、点又は十字とは異なる。この実施例における図形124Bは多角形、好ましくは三角形であるが、図示しない変形においては、この図形を円形又は楕円形としてもよい。
いずれにせよ、この図形又は配列は、分散的又は連続的にレンズ上に配置されかつ一直線上にない複数の点においてレンズを透過する複数の光線にビームを分離するのに役立つことがわかる。
変形例において、干渉法(interferometry)を利用する測定手段を使用することも可能である。
有利にも、上述のセンタリング−ブロッキング装置100は、レンズの片面上(典型的にはレンズの凸前面上)のマークの位置を自動的に検出する方法を実行可能にする。説明する実施例の目的は、具体的概念を得るために、眼鏡レンズ103が取り付けられるフレームの対応する縁における、眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の位置を検出することである。この方法は、以下のステップを含む。
ステップa
較正のために、透明記号サポート124が活性化され照明手段Sによって単独で照明されるときに、透明記号サポート124上に形成される不透明記号124Bの影を捕捉し記憶するステップである。
ステップb
眼鏡レンズ103と、関連する透明記号サポート124とを重畳するステップである。
ステップc
レンズと半透明スクリーンとの間のサポート124を活性化することにより、既知の形状の不透明パターンを挿入するステップである。次に、照明手段Sによって照明されたときのサポートの記号の影を捕捉し、これをプロセッサ手段のランダムアクセスメモリ(RAM)に記憶する。
ステップd
照明手段Sによって照明されたときの眼鏡レンズ103の中心及び軸マーキングの一方又は双方の影を捕捉し、これをプロセッサ手段のRAMに記憶するステップである。次に、透明サポートは非活性化され、不透明記号を表示しなくなる。
ステップe
ステップa及びcにおいて捕捉されたものを比較することによって測定される図形124Bのプリズム偏光から、眼鏡レンズの前面のマークの影の非偏向補正位置を推定するステップである。
上記パターンの変形は、レンズが存在している間に求められる。
レンズのプリズム効果によるパターンの変形により、パターンの位置におけるレンズの影の変形を求めることが可能になる。
例えば、投影スクリーンとパターンとの距離をd1とし、レンズと投影スクリーンとの距離が一定又はd2にほぼ等しいとした場合、パターンの変形をdef1とすれば、その位置でのレンズの画像の変形は以下の式で与えられる。
def2=def1×d2/d1
従って、本発明により計算されたマークの補正位置又は補正形状は、レンズが何も偏向していないときのレンズ上のマークの影の位置に実質一致する。
この計算の実行には、いくつかの方法がある。
第1の方法: ローカル方法
図形の変形を局部的に測定することにより定められる数学的モデルパラメータを用いて、レンズの変形全体をモデリングする。パラメータは局部的測定により計算され、グローバルなモデルに適用される。
例えば、レンズのグローバルな変形は以下のパラメータから簡単にモデリング可能であることが理解されよう。
DX=aX+bY+c
DY=dX+eY+f
ここでX及びYはレンズ上の点の座標であり、DX及びDYはそれぞれX軸及びY軸に沿った変形であり、a、b、c、d、e及びfは計算に必要なパラメータである。
これらは例えば、少なくとも3つの点A1、A2及びA3により構成されるパターンの局部的な変形を測定することによって計算可能である。
6つの未知数(a、b、c、d、e、f)については、以下の6つの式からなる連立方程式を解く必要がある。
DX(A1)=aX・A1+bY・A1+c
DY(A1)=dX・A1+eY・A1+f
DX(A2)=aX・A2+bY・A2+c
DY(A2)=dX・A2+eY・A2+f
DX(A3)=aX・A3+bY・A3+c
DY(A3)=dX・A3+eY・A3+f
もちろん、3つより多い点(N個の点)を測定して、最小二乗法等により2N個の式及び6つの未知数を含む連立方程式を解くことも可能であり、それによりa、b、c、d、e及びfはより精度よく定めることができる。
第2の方法: グローバル方法
レンズ全体にわたって影の変形を測定する。
例えば、レンズ全体にわたって分布する多数の点により構成されたパターンを用いることが考えられる。次に、例えば、これらの点の各々について影の変形を計算し、各点間の変形を線形補間することが可能である。
ステップf: 補正が完了したレンズ画像の表示
変形を補正したレンズ画像(又は影)を表示するために、補正画像の各画素(ピクセル)について、補正されていない画像の画素が、対応する点について予め計算された推定変形を用いて計算される。さらに、補正されていない画素の計算値が補正画像の画素に与えられる。
補正された画像の各画素(i,j)に対応するレンズの点はAijである。
点Aijは、上述の2つの方法(ローカル/グローバル)の一方により推定されるdef2ijによってシフトされる。オフセットした点は、補正されていない画像のBi'j'に一致する。
点Bi'j'における補正されていない画像の強度は、点Aijに与えられる。
対照的に、レンズの輪郭の影は、そのまま、すなわち補正されずに表示される。
このため、レンズの影全体が補正されたときは、画面上の影から補正を排除するために、レンズの輪郭の認識はソフトウェアで行われる。対応する画素は再定義されない。
レンズの輪郭内の一部のみについて画像補正がなされた場合は、上述のような認識を行う必要はない。輪郭の影は、補正された領域の外側の領域全体とともに、全体的補正はされずに直接表示される。
電子計算機システムはこのような選択を行い、表示スクリーン105を制御して、幾何学的補正計算を適用せずにレンズ103の輪郭を表示させる。
ステップg: 装置の基準座標系内のマークのための補正位置の決定(自動モード)
このステップは不可欠ではなく、装置が手動で使用される場合には省略できる。
電子計算機システムは、既知の基準座標系における補正位置を推定するために、捕捉手段122、125、Cにより得られた眼鏡レンズ103上のマークの影の認識に適した画像認識命令を用いて幾何学的補正計算を行う。補正位置は、偏向出力を有するレンズ103がない場合に基準座標系内でマークが占有する位置に実質的に相当する。
特に、画像認識命令は、捕捉手段122、125、Cによって得られた眼鏡レンズの、中央の十字及び軸線のような1つ以上の中心及び軸マーキングの一方又は双方の影の認識に適している。
さらに、多焦点レンズの加工においては、画像認識命令は、捕捉手段122、125、Cによって得られた眼鏡レンズの遠方又は近方用の基準マークの影の認識に適している。
レンズ上のマークに適用する幾何学的補正を規定するために、例えば以下の処理を行うことが可能である。局部的に補正されたレンズ画像(影)から開始して、レンズのマークの自動認識を行う。前面の点、プログレッシブレンズのマーク(中央十字、近方/遠方円、軸)、セグメント及びマイクロイングレービングを認識するために、画像処理が行われる。
自動認識されたこれらの光学的パラメータは、グローバル補正されたレンズ画像から得られているので、補正されている。
ステップh: センタリング
この方法は、眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の位置の検出の補正についてのものであり、眼鏡レンズ103の前面上の所定位置にハンドリングペグを配置するための所与のセンタリングサイト(centering sight)を用いてレンズ103の心出しを可能にする。これによりレンズ103は固定され、続いて研削盤内で回転して、選定されフレームの縁に適合するように成形される。
眼鏡レンズ103を自動又は手動でセンタリングするために、上述のステップa〜dの前に、オペレータは、コントロールパッドを用いて、センタリングすべき眼鏡レンズのタイプ、選択されたフレームの中心であるボクシング中心CB(以下の定義を図5B及び図5Cとともに参照)に対するレンズ103の中点PC(図5A〜図5Cを参照)の位置、及び、円柱状単焦点レンズの場合にはレンズの軸の所望の向きを、センタリング−ブロッキング装置に知らせる。
上述のパラメータは、先ず図5Aに示すカメラに関連付けられた測定基準座標系(O,X,Y)を含み、次に図5Bに示すフレームに関連付けられたディスプレイ基準座標系(O’,X’,Y’)を含むセンタリング仕様に従う。
座標XPC、YPCによって規定される眼鏡レンズの中点PCは、測定基準座標系(O,X,Y)内で捕捉される。
具体的には、中点の性質は当該レンズのタイプに依存する。
単焦点レンズの場合、中点PCは予め印が付された光心である。
2重焦点レンズの場合、中点PCは近方視セグメントの中心である。
プログレッシブレンズの場合、中点PCは中央の十字である。
さらに、図5Aに示すように、眼鏡レンズの向きは、レンズの特定軸と測定基準座標系のX軸との間の角度である角度θによって特定される。
状況に応じて、この特定軸は以下のようになる。
・トロイダル単焦点レンズの場合は円柱軸
・プログレッシブレンズの場合は水平マーキングの軸
・2重焦点レンズの場合は近方視セグメントの軸
ディスプレイ基準座標系は、選択されたフレームに関係する。選択されたフレームは2つの縁(任意の形状であって必ずしも円形ではない)を有し、各々が1つのレンズを受容する。特に、図示される縁はX、Y基準座標系において湾曲形状を呈する。中心はフレーム縁について定義される。通常は、例えばフレーム縁が内接する長方形の中心をフレーム縁の中心として定義することが可能である。この中心は「ボクシング(boxing)」中心として知られ、(O’,X’,Y’)基準座標系において、座標X’CB、Y’CBによって規定されるCBで示される。
ハンドリングペグは一般的に、ボクシング中心CBにおいてレンズに固定される。
X項及びY項についての中点PCとボクシング中心CBとの所望の差は、オペレータによってセンタリング−ブロッキング装置100に入力される。この差は処方箋、着用者の形態及びフレームの形状に依存する。
この差は、(O’,X’,Y’)基準座標系において以下の座標で表される。
δX’=X’PC−X’CB
δY’=Y’PC−Y’CB
(図5Cを参照)
図5Cにおいて、θ’は、ディスプレイ基準座標系(O’,X’,Y’)、すなわちフレームの基準座標系(図5Cを参照)における眼鏡レンズの軸の所望の角度を示す。
上述のように特定されたセンタリングパラメータをセンタリング−ブロッキング装置に入力した後、オペレータはレンズをそのサポートに置き、センタリング作業を開始することができる。
運転モードは、自動モード、及び半自動すなわち補助付手動モードの2つである。
自動モードにおいて、オペレータは、眼鏡レンズ103を、その前面を照明手段に向けて透明サポートプレート121(図1を参照)上の任意の位置に置くことにより、作業を開始する。パラメータ入力が確認されたら、顎114が眼鏡レンズ103を把持し、センタリング作業が開始される。
次に、検出方法のステップa〜dが眼鏡レンズ103について行われる。
レンズが単焦点眼鏡レンズである場合には、ステップdの後に、ステップcで得られた画像が、眼鏡レンズの中点及び軸をディスプレイ基準座標系における所望の位置に位置決めするように回転及び(又は)並進される。この処理は、このように計算された画像を、フレームの形状とともに表示された眼鏡レンズの外形(図5Cを参照)と併せて表示する前に行われる。
眼鏡レンズがプログレッシブレンズまたは2重焦点レンズである場合、眼鏡レンズの前面のセンタリングマークの非偏向補正済み位置を計算する上記ステップdの後に、ステップcにおいて得られた画像は、ディスプレイ基準座標系における所望の位置に眼鏡レンズの中点及び軸を位置決めするように回転及び(又は)並進される。この処理は、このように計算された画像を、眼鏡レンズの輪郭及びフレーム形状を用いて(図5Cを参照)表示する前に行われる。レンズを透過した光線の偏向の補正は、フレームの形状の画像を動かすことによってディスプレイに伝えられる。
センタリング-ブロッキング装置100が手動モードで操作される場合は、顎114は、センタリング対象である眼鏡レンズ103が配置される三脚を形成するために空のまま締め付けられる。デジタルカメラCによって得られた眼鏡レンズ103の画像は、センタリング−ブロッキング装置100の表示スクリーン105にリアルタイムに表示される。
眼鏡レンズが単焦点レンズである場合は、その光心及び任意にその軸が先ず前方焦点距離測定器によってマーキングされる。
その後、以下のステップを実施するためにセンタリング−ブロッキング装置100が使用される。
ステップa)
較正のために、照明手段によって照明されている透明記号サポート124上に形成される予め定めた図形124Bの影を捕捉し記憶するステップであり、図形(この場合には三角形)は2mmから10mmまでの範囲の最大外形寸法を有する。
ステップb)
眼鏡レンズ103と透明記号サポート124とを重畳するステップである。
ステップc)
眼鏡レンズ103及びサポート124の双方を照明手段Sが照明しているときに、眼鏡レンズによって偏向されたサポート124の図形124Bの影を捕捉し、これを記憶するステップである。
ステップd)
捕捉手段すなわちカメラCを用いて、照明手段Sによって眼鏡レンズ103を照明しながら眼鏡レンズの中心及び軸マーキングPCの一方又は双方の影を捕捉し(ただし記憶はしない)、同時に、センタリング対象である眼鏡レンズ103の輪郭の影を捕捉するステップである。
ステップe)
表示スクリーン105を用いて眼鏡レンズ103の中心及び軸マーキングPCの一方又は双方の影と、フレームの縁200の基準点CBに対するレンズ103の中心マークPCの所望の位置に相当する仮想センタリングターゲットCCとを同時に表示するステップである。
レンズ103の外形の影、及び関連するフレームの縁を表す仮想画像200は、同時に表示スクリーン105に表示される。フレームの縁200のこの仮想画像は、センタリングされるレンズ103によって生じるプリズム偏向を補正するために、フレームの縁の基準点CBとは独立して、フレーム200の中心に関連付けられる仮想センタリングターゲットCCに対して計算によってオフセットされる。
ステップf)
ステップa)及びc)において捕捉されたものの比較によって測定される図形124Bのプリズム偏向から、眼鏡レンズの中心マークPCに対するフレームの縁200の基準点CBの補正済み相対位置CBcを推定するステップ、またはその逆のステップである。
ステップg)
レンズ103の中心マークPCの影を手動で仮想センタリングターゲットCCに一致させるために、手動でレンズを動かすステップである。
ステップa)からg)までは、必ずしも上述の順番通りには実施されず、使用される作業手順に応じて変えることができる。
特に有利な実施形態においては、フレームの縁200の基準点CBのための補正済み相対位置CBcを連続的に得るために、ステップa)及びb)の後にステップc)からf)までが循環的に実施される。
オペレータは、ディスプレイ基準座標系における所望の位置に眼鏡レンズの中点及び軸を位置決めすべく、ステップc)にて得られた画像が回転及び(又は)並進するようにレンズを手で動かす。この処理は、このように計算された画像を、眼鏡レンズの輪郭及びフレーム形状を用いて(図5Cを参照)を表示する前に行われる。レンズを透過した光線の偏向の補正内容は、フレーム縁200の形状の画像を動かすことによってリアルタイムにディスプレイに送られる。
より実施が単純な別の実施形態においては、ステップd)及びe)がステップa)及びb)の後に循環的に実施されるが、ステップc)及びf)はステップg)の後にもう一度実施される。中心マークの偏向エラーの補正内容は表示スクリーンにリアルタイムには送られず、ハンドリングペグを所定の位置に置くためにブロッキングアームに送られる位置決め情報において直接考慮される。
上述の手動センタリング方法の変形実施形態においては、透明記号サポート124のパターン124A、124Bの循環的な表示によるオペレータにとっての快適な表示をもって、レンズのマーキング位置のプリズム偏向を補正する利点と、パターン124A、124Bが活性化されたときにレンズ103の画像の捕捉を同期化する利点と、図4に示すサイクルを適用して、上記捕捉された画像においてレンズによって誘発されるプリズム偏向の補正を計算する利点とを組み合わせることが提案される。
より詳細には、センタリング−ブロッキング装置を用いて眼鏡レンズ103を手動でセンタリングするための方法は、以下のステップを含む。
ステップa)
較正のために、照明手段と捕捉−分析手段Cとの間に配置された透明記号サポート124が照明手段によって照明されている間に、透明記号サポート124上に形成される不透明記号(例えば図形124B)の影を捕捉し、これを記憶するステップである。
ステップb)
眼鏡レンズ103を透明記号サポート124上に重畳するステップである。
ステップc)
眼鏡レンズ103及びサポート124の双方を照明手段Sが照明しているときに、眼鏡レンズによって偏向されたサポート124の不透明記号124A、124Bの影を捕捉し、これを記憶するステップである。
ステップd)
捕捉手段Cを用いて、照明手段によって眼鏡レンズ103を照明しながら眼鏡レンズの中心及び軸マーキングPCの一方又は双方の影を捕捉し、同時に、センタリング対象である眼鏡レンズ103の輪郭の影を捕捉するステップである。
ステップe)
表示スクリーン105を用いて、捕捉−分析手段から直接、眼鏡レンズ103、眼鏡レンズ103の中心マークPC及び活性化された不透明記号124Bの影、並びにフレームの縁200の基準点CBに対するセンタリングすべきレンズ103の中心マークPCの所望の位置に相当する仮想センタリングターゲットCCを、同時に表示するステップである。透明記号サポート124の不透明記号124Bは、人間の眼が表示スクリーンにその影を視認しない程度の短い表示時間で間欠的に表示される。
表示スクリーン105は、レンズ103の輪郭の影、及びフレームの対応する縁を表す仮想画像200の双方を表示するために使用される。フレームの縁200の仮想画像は、センタリング対象であるレンズ103によって生じるプリズム偏向を補正するために、フレーム縁の基準点CBとは独立して、フレームの縁に関連付けられた仮想センタリングターゲットCCに対してシフトされる。
ステップf)
ステップa)及びc)において捕捉されたものの比較によって測定される図形124Bのプラズム偏向から、中心マークPCに対するフレーム縁200の基準点CBの補正済み相対位置CBcを推定するステップ、またはその逆のステップである。
ステップg)
眼鏡レンズ103を手動で移動することによって、眼鏡レンズ103の中心マークPCを仮想センタリングターゲットCCと一致させるステップである。
この場合も同様に、ステップa)からg)までは上述した順序で実施される必要はなく、使用される作業手順に応じて変えることができる。オペレータは、眼鏡レンズの表示輪郭及びフレーム形状(図5Cを参照)を用いて計算された画像を表示する前に、レンズの中点及び軸をディスプレイ基準座標系の所望の位置に位置決めすべく、ステップc)にて得られた画像が回転または並進するように手動でレンズを移動する。レンズを透過した光線の偏向の補正内容は、フレーム形状の画像を動かすことによってリアルタイムにディスプレイに送られる。
特に有利な実施形態においては、フレームの縁200の基準点CBのための補正済み相対位置CBcを連続的に得るために、ステップa)及びb)の後にステップc)からf)までが循環的に実施される。
より実施が単純な別の実施形態においては、ステップd)及びe)はステップa)及びb)の後に循環的に実施されるが、ステップc)及びf)はステップg)の後に一度だけ実施される。中心マークの偏向エラーの補正内容は表示スクリーンにリアルタイムには送られず、ハンドリングペグを配置するためにブロッキングアームに送られる位置決め情報において考慮されるだけである。
従って、本発明のこの方法を用いることにより有利にも、レンズマークの位置のプリズム偏向を求めるため及びその結果である検出エラーを補正するために使用される、透明サポートの不透明記号の影の表示が表示スクリーンから排除される。これによって、オペレータによる表示スクリーンの読み取りが妨害されることなく、オペレータはプリズム偏向について決定された補正を考慮に入れながらスクリーン上においてレンズ画像及び照準(sight)画像のみを視認する。
このセンタリング方法は、眼鏡レンズ103のブロッキングに寄与する。このように、自動位置決めアーム106が眼鏡レンズ103上の予め決められた場所にハンドリングペグを位置決めするために使用されるのは、レンズが上述の方法によってセンタリングされた後である。
このために、電子処理装置は、ステップfにおいて計算されたフレームのリ縁200の基準点CBの補正済み位置CBcを考慮に入れて、ハンドリングペグを配置すべき補正済み位置を計算する。
本発明は、上に説明され図に示される実施形態に決して限定されるものではなく、当業者は本発明の精神の範囲内のいかなる変更も理解できるであろう。
本発明のセンタリング−ブロッキング装置の全体斜視図である。 図1の装置の光学図である。 図1の装置の透明記号サポートのパターンの平面図である。 図1の装置の透明記号サポートの短期表示とともに、本発明のセンタリング方法のアルゴリズムを示す図である。 カメラの基準座標系を示す図である。 ディスプレイの基準座標系を示す図である。 図5A及び図5Bの基準座標系が重畳されている図である。

Claims (16)

  1. 1つ以上のマーク(PC)を含む、捕捉された眼鏡レンズ(103)の影の補正のための装置であって、
    前記眼鏡レンズを受容するための受容手段(121、114)と、
    前記受容手段の一方の側に配置された、前記受容手段上の前記眼鏡レンズ(103)を照明するための照明手段(S)と、
    前記受容手段の他方の側に配置された、前記照明手段(S)によって照明された前記眼鏡レンズの影を捕捉するための捕捉手段(122、125、C)と、
    前記照明手段(S)の少なくとも1つの光線において、前記受容手段上(121、114)に配置された前記眼鏡レンズにより生じた光学的偏向出力を測定し、該偏向出力を表す信号を送るように構成された測定手段(S、124、C)と、
    前記捕捉手段(122、125、C)により得られた前記眼鏡レンズの影の少なくとも一部の補正形状を、測定された前記偏向出力から推定するための幾何学的補正計算命令を発する電子計算機システムと、
    を有する装置。
  2. 前記補正形状は、前記眼鏡レンズが偏向出力を生じさせない場合に該眼鏡レンズの影が呈する形状に実質的に一致する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記測定手段(S、124、C)は、一直線上にない3つの点を経由して眼鏡レンズを透過する少なくとも3つの光線について、前記眼鏡レンズにより生じた偏向出力を測定するように構成される、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記受容手段(121、114)と前記捕捉手段(122、125、C)との間にビーム分離器が設けられ、前記ビーム分離器は、前記受容手段と前記捕捉手段との間に配置された少なくとも1つの記号(124A、124B)のためのサポート(124)であり、前記電子計算機システムにより計算された幾何学的補正関係は、前記捕捉手段(122、125、C)により得られた前記記号(124A、124B)の変形した影の関数である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記電子計算機システムにより制御され、前記捕捉手段(122、125、C)により得られた影を少なくとも部分的に補正した形状を表示する表示手段を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 1つ以上のマーク(PC)を含む、捕捉された眼鏡レンズ(103)の影の補正のための方法であって、
    光線によって前記眼鏡レンズを照明するステップと、
    前記光線の少なくとも1つの入射光について、前記眼鏡レンズにより生じた光学的偏向出力を測定するステップと、
    前記光線によって照明されているときの前記眼鏡レンズの影の少なくとも一部の補正形状を、測定された前記偏向出力から推定するステップと、
    を含む方法。
  7. 前記補正形状は、前記眼鏡レンズが偏向出力を生じさせない場合に該眼鏡レンズの影が呈する形状に実質的に一致する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記眼鏡レンズにより生じた偏向出力の測定は、一直線上にない3つの点を経由して眼鏡レンズを透過する少なくとも3つの異なる光線について行われる、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記眼鏡レンズの偏向出力を測定するために、前記眼鏡レンズを照明してその影を捕捉手段(122、125、C)によって検知し、さらに前記補足手段と前記眼鏡レンズとの間にビーム分離器を配置する、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 多重焦点レンズの遠方又は近方の少なくとも1つの基準マークの補正位置を求めるために、前記基準マークの幾何学的補正を行う、請求項6〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の影の補正位置を求めるために、前記影の幾何学的補正を行う、請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記眼鏡レンズの切断後の望ましい輪郭を表す仮想画像(200)を表示スクリーン(105)上に表示し、前記眼鏡レンズのマーキングの影の補正位置に対する前記輪郭の画像の位置を特定する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記眼鏡レンズの影の補正形状を表示スクリーン(105)上に表示するステップを含む、請求項6〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記表示するステップの間に、前記眼鏡レンズの輪郭の影が幾何学的補正計算をせずに表示される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記眼鏡レンズのマークの影を認識するステップと、前記影の幾何学的補正計算を行って該影の既知の基準座標系内での補正位置を推定するステップとを有し、前記補正位置は、前記眼鏡レンズが偏向出力を生じさせないときの前記基準座標系内における前記マークの影の位置に実質的に一致する、請求項6〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記眼鏡レンズの自動センタリングについて、前記眼鏡レンズの中心及び軸マーキングの一方又は双方の影が認識される、請求項15に記載の方法。
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