JP4742841B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信装置に関し、特に、無線データ通信に用いられる電力を無接点で伝送する方法に適用して好適なものである。
携帯電話などの情報端末機器に充電等を目的として電力を伝送する方法として、コネクタなどの金属接点を介して伝送する方法の他に、電磁誘導を利用して無接点で伝送する方法がある。無接点で電力を伝送する方法は、金属接点を介して電力を伝送する方法の場合に比べ、摩耗や汚れによる接触不良がないという利点の他、ケースに防水性を持たせることができる。
また、特許文献1には、電力供給用の配線を必要とすることなく、駆動する電子機器の定格電力内で確実に電力供給を行うことができるようにするために、マスタシステムからパワーレシーバシステムへの電力供給を電磁誘導にて行うとともに、マスタシステムとパワーレシーバシステムとの間でアンテナを介して電力制御情報の授受を無線で行う方法が開示されている。
特開平6−133476号公報
しかしながら、充電等を目的として電力を無接点で伝送する方法では、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などの情報端末機器に保存された大容量の画像データ等をパソコン等に転送するためには、USBなどの有線通信用のコネクタが必要となり、大容量のデータ伝送に対応できないという問題があった。
また、特許文献1に開示された方法では、電磁誘導コイルなどを用いた電磁誘導にて電力供給が行われ、電力を伝送可能な距離が数mm程度と限られることから、表示部と操作部とが折り畳めるように構成されたクラムシェル構造を有する携帯電話などでは、表示部と操作部との双方に同時に無接点で充電することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、複数のブロックに一括して無接点で充電することが可能な無線通信装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第1内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第2内部無線通信制御部と、前記第1筐体部に搭載された第1内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールと、前記第1筐体部に搭載され、前記第1電力伝送モジュールにて受け取った電力を無接点で前記第2筐体部に供給する第2電力伝送モジュールと、前記第2筐体部に搭載され、前記第2電力伝送モジュールから供給される電力を無接点で受ける第3電力伝送モジュールとを備えることを特徴とする。
これにより、第1筐体部に無接点で供給された電力を第2電力伝送モジュールにて中継させながら第2筐体部に無接点で送ることができる。このため、第1筐体部と第2筐体部とが無線通信装置に設けられている場合においても、第1筐体部と第2筐体部との間で無線でデータをやり取りすることを可能としつつ、第1筐体部と第2筐体部の双方に同時に無接点で充電することが可能となり、第1筐体部と第2筐体部との間でデータや電力を授受するための電線を連結部に通す必要がなくなる。この結果、第2筐体部に搭載された表示部の大画面化および高精細度化に対応して、第1筐体部から第2筐体部に送信される表示データのデータ量が増大した場合においても、連結部の構成を複雑化させることなく、表示データを高速に表示部に送信することが可能となるとともに、接触不良を伴うことなく電力を伝送することができる。従って、無線通信装置の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信装置の携帯性を損なうことなく、無線通信装置の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、前記第1電力伝送モジュールに設けられた第1電磁誘導コイルと、前記第2電力伝送モジュールに設けられた第2電磁誘導コイルと、前記第3電力伝送モジュールに設けられた第3電磁誘導コイルとを備え、第2電磁誘導コイルと第3電磁誘導コイルとは、前記第1筐体部と前記第2筐体部とが互い重なるように折り畳んだ時に対向するように配置されていることを特徴とする。
これにより、第1筐体部と前記第2筐体部とが互い重なるように折り畳んだ時に、第2電磁誘導コイルと第3電磁誘導コイルとを互いに接近させることができ、第1筐体部から第2筐体部に無接点で効率よく電力供給を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、前記第1筐体部または前記第2筐体部に設けられた表示部をさらに備え、前記第2電磁誘導コイルおよび前記第3電磁誘導コイルは前記表示部の周囲に配置されていることを特徴とする。
これにより、表示部と電磁誘導コイルとの干渉を抑えつつ、電磁誘導コイルの面積を稼ぐことができ、表示部の視認性を確保しつつ、第1筐体部から第2筐体部に無接点で効率よく電力供給を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第1内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第2内部無線通信制御部と、前記第1筐体部に搭載された第1内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールと、前記第1筐体部に搭載され、前記第1電力伝送モジュールにて受け取った電力を前記第2筐体部側に導く導磁路と、前記第2筐体部に搭載され、前記導磁路を介して前記第1電力伝送モジュールから供給される電力を無接点で受ける第2電力伝送モジュールとを備えることを特徴とする。
これにより、第1筐体部に無接点で供給された電力を導磁路にて中継させながら第2筐体部に無接点で送ることができる。このため、第1筐体部に無接点で供給された電力の損失を抑制しつつ、第2筐体部に無接点で電力を供給することが可能となるとともに、第1筐体部から第2筐体部に無接点で電力を伝送するための電磁誘導コイルが不要となり、無線通信装置のコスト増を抑制しつつ、無線通信装置の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信装置の携帯性を損なうことなく、無線通信装置の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第1内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第2内部無線通信制御部と、前記第1筐体部に搭載された第1内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部の表面、裏面または側面に搭載され、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールと、前記第2筐体部の表面、裏面または側面に搭載され、外部から供給される電力を無接点で受ける第2電力伝送モジュールとを備えることを特徴とする。
これにより、外部から無接点で電力を供給する第3電力伝送モジュールを第1電力伝送モジュールおよび第2電力伝送モジュールの双方に同時に近接させることができる。このため、第1筐体部と第2筐体部とが無線通信装置に設けられている場合においても、第1筐体部と第2筐体部との間で無線でデータをやり取りすることを可能としつつ、第1筐体部と第2筐体部の双方に同時に無接点で充電することが可能となり、第1筐体部と第2筐体部との間でデータや電力を授受するための電線を連結部に通す必要がなくなる。この結果、第2筐体部に搭載された表示部の大画面化および高精細度化に対応して、第1筐体部から第2筐体部に送信される表示データのデータ量が増大した場合においても、連結部の構成を複雑化させることなく、表示データを高速に表示部に送信することが可能となるとともに、接触不良を伴うことなく電力を伝送することができる。従って、無線通信装置の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信装置の携帯性を損なうことなく、無線通信装置の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、前記第1電力伝送モジュールおよび前記第2電力伝送モジュールは、前記第1筐体部と前記第2筐体部とが互い重なるように折り畳んだ時に、外部から電力を無接点で供給する第3電力伝送モジュールを挟み込むように配置されていることを特徴とする。
これにより、第1筐体部と前記第2筐体部とが互い重なるように折り畳んだ時に、外部から無接点で電力を供給する第3電力伝送モジュールを第1電力伝送モジュールおよび第2電力伝送モジュールの双方に同時に近接させることができ、第1筐体部から第2筐体部に無接点で効率よく電力供給を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、前記第1電力伝送モジュールおよび前記第2電力伝送モジュールは、前記第1筐体部と前記第2筐体部とが互い重なるように折り畳んだ時に、外部から電力を無接点で供給する第3電力伝送モジュールにて挟み込まれるように配置されていることを特徴とする。
これにより、第1筐体部と前記第2筐体部とが互い重なるように折り畳んだ時に、外部から無接点で電力を供給する第3電力伝送モジュールを第1電力伝送モジュールおよび第2電力伝送モジュールの双方に同時に近接させることができ、第1筐体部から第2筐体部に無接点で効率よく電力供給を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第1内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第2内部無線通信制御部と、前記第1筐体部に搭載された第1内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2内部無線通信用アンテナと、前記連結部に挿入された導磁路と、前記導磁路に巻き付けられ、前記導磁路を介して誘起された起電力を前記第1筐体部側に供給する第1電磁誘導コイルと、前記導磁路に巻き付けられ、前記導磁路を介して誘起された起電力を前記第2筐体部側に供給する第2電磁誘導コイルとを備えることを特徴とする。
これにより、導磁路に無接点で供給された電力を第1筐体部および第2筐体部に送ることができる。このため、第1筐体部と第2筐体部とが無線通信装置に設けられている場合においても、第1筐体部と第2筐体部との間で無線でデータをやり取りすることを可能としつつ、第1筐体部と第2筐体部の双方に同時に無接点で充電することが可能となり、第1筐体部と第2筐体部との間でデータや電力を授受するための電線を連結部に通す必要がなくなる。この結果、第2筐体部に搭載された表示部の大画面化および高精細度化に対応して、第1筐体部から第2筐体部に送信される表示データのデータ量が増大した場合においても、連結部の構成を複雑化させることなく、表示データを高速に表示部に送信することが可能となるとともに、接触不良を伴うことなく電力を伝送することができる。従って、無線通信装置の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信装置の携帯性を損なうことなく、無線通信装置の大画面化および多機能化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態に係る無線通信装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図、図2は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図である。
図1および図2において、第1筐体部1の表面には、操作ボタン4が配置されるとともに、第1筐体部1の下端にはマイク5が設けられ、第1筐体部1の上端には外部無線通信用アンテナ6が取り付けられている。また、第2筐体部2の表面には、表示体8が設けられるとともに、第2筐体部2の上端にはスピーカ9が設けられている。また、第2筐体部2の裏面には、表示体11および撮像素子12が設けられている。なお、表示体8、11としては、例えば、液晶表示パネル、有機ELパネルまたはプラズマディスプレイパネルなどを用いることができる。また、撮像素子12としては、CCDまたはCMOSセンサなどを用いることができる。また、第1筐体部1および第2筐体部2には、第1筐体部1と第2筐体部2との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ7、10がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部1および第2筐体部2はヒンジ3を介して連結され、ヒンジ3を支点として第2筐体部2を回転させることにより、第2筐体部2を第1筐体部1上に折り畳むことができる。そして、第2筐体部2を第1筐体部1上に閉じることにより、操作ボタン4を第2筐体部2にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン4が誤って操作されることを防止することができる。また、第2筐体部2を第1筐体部1から開くことにより、表示体8を見ながら操作ボタン4を操作したり、スピーカ9およびマイク5を使いながら通話したり、操作ボタン4を操作しながら撮像を行ったりすることができる。
ここで、クラムシェル構造を用いることにより、第2筐体部2のほぼ一面全体に表示体8を配置することができ、携帯電話の携帯性を損なうことなく、表示体8のサイズを拡大させることを可能として、視認性を向上させることができる。
また、内部無線通信用アンテナ7、10を第1筐体部1および第2筐体部2にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ6を介して第1筐体部1に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2に送り、表示体8に画像を表示させたり、スピーカ9から音声を出力させたりすることができる。また、撮像素子12にて撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2から第1筐体部1に送り、外部無線通信用アンテナ6を介して外部に送出させることができる。
また、第1筐体部1には、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールを搭載するとともに、第1電力伝送モジュールにて受け取った電力を無接点で第2筐体部2に供給する第2電力伝送モジュールを搭載し、第2筐体部2には、第2電力伝送モジュールから供給される電力を無接点で受ける第3電力伝送モジュールを搭載することができる。
あるいは、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールを第1筐体部1の表面、裏面または側面に搭載するとともに、外部から供給される電力を無接点で受ける第2電力伝送モジュールを第2筐体部2の表面、裏面または側面に搭載するようにしてもよい。
これにより、第1筐体部1と第2筐体部2との間で無線でデータをやり取りすることを可能としつつ、第1筐体部1と第2筐体部2の双方に同時に無接点で充電することが可能となり、第1筐体部1と第2筐体部2との間でデータや電力を授受するための電線をヒンジ3に通す必要がなくなる。この結果、第2筐体部2に搭載された表示体8の大画面化および高精細度化に対応して、第1筐体部1から第2筐体部2に送信される表示データのデータ量が増大した場合においても、ヒンジ3の構成を複雑化させることなく、表示データを高速に表示体8に送信することが可能となるとともに、接触不良を伴うことなく電力を伝送することができる。従って、無線通信装置の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信装置の携帯性を損なうことなく、無線通信装置の大画面化および多機能化を図ることができる。
図3は、本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図である。
図3において、第1筐体部21の表面には、操作ボタン24が配置されるとともに、第1筐体部21の下端にはマイク25が設けられ、第1筐体部21の上端には外部無線通信用アンテナ26が取り付けられている。また、第2筐体部22の表面には、表示体28が設けられるとともに、第2筐体部22の上端にはスピーカ29が設けられている。また、第1筐体部21および第2筐体部22には、第1筐体部21と第2筐体部22との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ27、30がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部21および第2筐体部22はヒンジ23を介して連結され、第2筐体部22をヒンジ23を支点として水平に回転させることにより、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置したり、第2筐体部22を第1筐体部21からずらしたりすることができる。そして、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置することにより、操作ボタン24を第2筐体部22にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン24が誤って操作させることを防止することができる。また、第2筐体部22を水平に回転させて、第2筐体部22を第1筐体部21からずらすことにより、表示体28を見ながら操作ボタン24を操作したり、スピーカ29およびマイク25を使いながら通話したりすることができる。
ここで、内部無線通信用アンテナ27、30を第1筐体部21および第2筐体部22にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第1筐体部21と第2筐体部22との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ26を介して第1筐体部21に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第2筐体部22に送り、表示体28に画像を表示させたり、スピーカ29から音声を出力させたりすることができる。
また、第1筐体部21には、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールを搭載するとともに、第1電力伝送モジュールにて受け取った電力を無接点で第2筐体部22に供給する第2電力伝送モジュールを搭載し、第2筐体部22には、第2電力伝送モジュールから供給される電力を無接点で受ける第3電力伝送モジュールを搭載することができる。
あるいは、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールを第1筐体部21の表面、裏面または側面に搭載するとともに、外部から供給される電力を無接点で受ける第2電力伝送モジュールを第2筐体部22の表面、裏面または側面に搭載するようにしてもよい。
これにより、第1筐体部21と第2筐体部22との間で無線でデータをやり取りすることを可能としつつ、第1筐体部21と第2筐体部22の双方に同時に無接点で充電することが可能となり、第1筐体部21と第2筐体部22との間でデータや電力を授受するための電線をヒンジ23に通す必要がなくなる。この結果、第2筐体部22に搭載された表示体28の大画面化および高精細度化に対応して、第1筐体部21から第2筐体部22に送信される表示データのデータ量が増大した場合においても、ヒンジ23の構成を複雑化させることなく、表示データを高速に表示体28に送信することが可能となるとともに、接触不良を伴うことなく電力を伝送することができる。従って、無線通信装置の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信装置の携帯性を損なうことなく、無線通信装置の大画面化および多機能化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では携帯電話を例にとって説明したが、ビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、ノート型パーソナルコンピュータなどに適用することもできる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図である。
図4において、充電台113には、AC電源に接続するACプラグ115が設けられるとともに、外部に無接点で電力を供給する電力伝送モジュール114が設けられている。また、無線通信装置には第1筐体部101および第2筐体部102が設けられ、第1筐体部101と第2筐体部102とは、第1筐体部101と第2筐体部102との間の開き角を変えられるようにヒンジ103を介して連結されている。
そして、第1筐体部101には、第1筐体部101と第2筐体部102との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール106が設けられるとともに、電力伝送モジュール114から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール107が設けられている。また、第1筐体部101には、第1筐体部101内に電力を供給する充電池105が設けられるとともに、第2筐体部102に無接点で電力の供給する電力伝送モジュール108が設けられている。
一方、第2筐体部102には、第1筐体部101と第2筐体部102との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール109が設けられるとともに、電力伝送モジュール114から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール107が設けられている。また、第2筐体部102の表面には、液晶表示パネル112が設けられている。
ここで、電力伝送モジュール107、108、111、114には電磁誘導コイルをそれぞれ設け、電磁誘導コイルによる電磁誘導を利用して電力を無接点で伝送することができる。また、電力伝送モジュール108、111の電磁誘導コイルは、第1筐体部101と第2筐体部102とが互い重なるように折り畳んだ時に対向するように配置することができる。また、電力伝送モジュール107、114の電磁誘導コイルは、無線通信装置を充電台113上に置いた時に対向するように配置することができる。
そして、第1筐体部101および第2筐体部102の双方に電力を供給する場合、第1筐体部101と第2筐体部102とを互いに折り畳んだ状態で、第1筐体部101を下にして充電台113上に置く。そして、ACプラグ115を介して電力伝送モジュール114に電力を供給する。そして、電力伝送モジュール114に電力が供給されると、電力伝送モジュール114を介して電力伝送モジュール107に無接点で電力が供給され、充電池105に充電されるとともに、充電池105を介して電力伝送モジュール108に電力が供給される。そして、電力伝送モジュール108に電力が供給されると、電力伝送モジュール108を介して電力伝送モジュール111に無接点で電力が供給され、充電池110に充電される。
これにより、第1筐体部101に無接点で供給された電力を電力伝送モジュール108にて中継させながら第2筐体部102に無接点で送ることができる。このため、第1筐体部101と第2筐体部102との間で無線でデータをやり取りすることを可能としつつ、第1筐体部101と第2筐体部102の双方に同時に無接点で充電することが可能となり、第1筐体部101と第2筐体部102との間でデータや電力を授受するための電線をヒンジ103に通す必要がなくなる。この結果、第2筐体部102に搭載された液晶表示パネル112の大画面化および高精細度化に対応して、第1筐体部101から第2筐体部102に送信される表示データのデータ量が増大した場合においても、ヒンジ103の構成を複雑化させることなく、表示データを高速に液晶表示パネル112に送信することが可能となるとともに、接触不良を伴うことなく電力を伝送することができる。
なお、電力伝送モジュール108、111間で電力を伝送する場合、無線通信モジュール106、109を介して、充電池105、110の充電量に関する情報を交換することができる。そして、電力伝送モジュール108は、充電池105、110の充電量に基づいて、電力伝送モジュール111への電力の供給を開始したり停止したりすることができる。また、マイクロスイッチや磁気センサなどを第1筐体部101および第2筐体部102に設けることにより、第1筐体部101と第2筐体部102とが開いた時に電力伝送モジュール108、111間の電力の伝送を停止させるようにしてもよい。
図5は、図4の無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。
図5において、充電台113には、交流電源121から供給された電圧を昇圧する昇圧回路122および電磁誘導を起こすコイルL1が設けられている。
また、第1筐体部101には、電磁誘導を起こすコイルL2、L3、コイルL2にて発生された電力を整流する整流回路131、整流回路131にて整流された電力を充電する充電池105、充電池105から出力される電圧を昇圧する昇圧回路132、充電池105の充電動作を制御する電源制御部133、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ134、送信信号を無線周波数に変換したり、受信信号をベースバンド信号に変換したりする無線部135および内部無線通信の制御を司る通信制御部136が設けられている。
また、第2筐体部102には、電磁誘導を起こすコイルL4、コイルL4にて発生された電力を整流する整流回路141、整流回路141にて整流された電力を充電する充電池110、充電池110の充電動作を制御する電源制御部143、表示データを表示する液晶表示パネル112、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ144、送信データを無線周波数に変換したり、受信データをベースバンド信号に変換したりする無線部145および内部無線通信の制御を司る通信制御部146が設けられている。
そして、交流電源121から供給された電圧は昇圧回路122にて昇圧され、コイルL1に供給される。そして、コイルL1に電圧が供給されると、コイルL1、L2間での電磁誘導によりコイルL2に電圧が誘起される。そして、コイルL2にて誘起された電圧は整流回路131を介して整流され、充電池105に充電される。そして、充電池105に充電された電圧は昇圧回路132に供給され、昇圧回路132にて昇圧された後、コイルL3に供給される。そして、コイルL3に電圧が供給されると、コイルL3、L4間での電磁誘導によりコイルL4に電圧が誘起される。そして、コイルL4にて誘起された電圧は整流回路141を介して整流され、充電池110に充電される。
ここで、電源制御部143は、充電池110の充電量を監視し、充電池110の充電量に関する情報を通信制御部146に送る。そして、通信制御部146は、充電池110の充電量に関する情報を電源制御部143から受け取ると、その情報を無線部145を介して内部無線通信用アンテナ144から電波として送出させる。そして、内部無線通信用アンテナ144から送出された情報は内部無線通信用アンテナ134にて受信され、無線部135および通信制御部136を介して電源制御部133に送られる。そして、電源制御部133は、充電池110の充電量に関する情報を受け取ると、その情報に基づいて整流回路131および昇圧回路132を制御し、第1筐体部101から第2筐体部102への電力の供給を開始したり停止したりすることができる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図である。
図6において、充電台213には、AC電源に接続するACプラグ215が設けられるとともに、外部に無接点で電力を供給する電力伝送モジュール214が設けられている。また、無線通信装置には第1筐体部201および第2筐体部202が設けられ、第1筐体部201と第2筐体部202とは、第1筐体部201と第2筐体部202との間の開き角を変えられるようにヒンジ203を介して連結されている。
そして、第1筐体部201には、第1筐体部201と第2筐体部202との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール206が設けられるとともに、電力伝送モジュール214から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール207が設けられている。また、第1筐体部201には、第1筐体部201内に電力を供給する充電池205が設けられるとともに、電力伝送モジュール207にて受け取った電力を第2筐体部202側に導く導磁路208が設けられている。なお、導磁路208としては、例えば、フェライトなどの磁性体を用いることができる。
一方、第2筐体部202には、第1筐体部201と第2筐体部202との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール209が設けられるとともに、導磁路208を介して第1筐体部201側から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール207が設けられている。また、第2筐体部202の表面には、液晶表示パネル212が設けられている。
ここで、電力伝送モジュール207、211、214には電磁誘導コイルをそれぞれ設け、電磁誘導コイルによる電磁誘導を利用して電力を無接点で伝送することができる。また、導磁路208と電力伝送モジュール211の電磁誘導コイルとは、第1筐体部201と第2筐体部202とが互い重なるように折り畳んだ時に対向するように配置することができる。また、電力伝送モジュール207、214の電磁誘導コイルは、無線通信装置を充電台213上に置いた時に対向するように配置することができる。
そして、第1筐体部201および第2筐体部202の双方に電力を供給する場合、第1筐体部201と第2筐体部202とを互いに折り畳んだ状態で、第1筐体部201を下にして充電台213上に置く。そして、ACプラグ215を介して電力伝送モジュール214に電力が供給されると、電力伝送モジュール214を介して電力伝送モジュール207に無接点で電力が供給され、充電池205に充電されるとともに、導磁路208を介して電力伝送モジュール211に無接点で電力が供給され、充電池210に充電される。
これにより、第1筐体部201に無接点で供給された電力を導磁路208にて中継させながら第2筐体部202に無接点で送ることができる。このため、第1筐体部201に無接点で供給された電力の損失を抑制しつつ、第2筐体部202に無接点で電力を供給することが可能となるとともに、第1筐体部201から第2筐体部202に無接点で電力を伝送するための電磁誘導コイルが不要となり、無線通信装置のコスト増を抑制しつつ、無線通信装置の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信装置の携帯性を損なうことなく、無線通信装置の大画面化および多機能化を図ることができる。
図7は、図6の無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。
図7において、充電台213には、交流電源221から供給された電圧を昇圧する昇圧回路222および電磁誘導を起こすコイルL21が設けられている。
また、第1筐体部201には、電磁誘導を起こすコイルL22、コイルL22にて発生された電力を第2筐体部202側に導く導磁路208、コイルL22にて発生された電力を整流する整流回路231、整流回路231にて整流された電力を充電する充電池205、充電池205の充電動作を制御する電源制御部233、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ234、送信信号を無線周波数に変換したり、受信信号をベースバンド信号に変換したりする無線部235および内部無線通信の制御を司る通信制御部236が設けられている。
また、第2筐体部202には、電磁誘導を起こすコイルL24、コイルL24にて発生された電力を整流する整流回路241、整流回路241にて整流された電力を充電する充電池210、充電池210の充電動作を制御する電源制御部243、表示データを表示する液晶表示パネル212、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ244、送信データを無線周波数に変換したり、受信データをベースバンド信号に変換したりする無線部245および内部無線通信の制御を司る通信制御部246が設けられている。
そして、交流電源221から供給された電圧は昇圧回路222にて昇圧され、コイルL21に供給される。そして、コイルL21に電圧が供給されると、コイルL21、L22間での電磁誘導によりコイルL22に電圧が誘起される。そして、コイルL22にて誘起された電圧は整流回路231を介して整流され、充電池205に充電されるとともに、導磁路208を介して磁束が電磁コイルL24に導かれる。そして、コイルL22にて誘起された磁束が電磁コイルL24に導かれると、電磁誘導によりコイルL24に電圧が誘起される。そして、コイルL24にて誘起された電圧は整流回路241を介して整流され、充電池210に充電される。
図8は、本発明の第3実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図、図9は、図8の無線通信装置の概略構成を示す平面図であるである。
図8および図9において、充電台313には、AC電源に接続するACプラグ315が設けられるとともに、外部に無接点で電力を供給する電力伝送モジュール314が設けられている。また、無線通信装置には第1筐体部301および第2筐体部302が設けられ、第1筐体部301と第2筐体部302とは、第1筐体部301と第2筐体部302との間の開き角を変えられるようにヒンジ303を介して連結されている。
そして、第1筐体部301には、第1筐体部301と第2筐体部302との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール306が設けられるとともに、電力伝送モジュール314から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール307が設けられている。また、第1筐体部301には、第1筐体部301内に電力を供給する充電池305が設けられるとともに、第2筐体部302に無接点で電力の供給する電力伝送モジュール308が設けられている。また、第1筐体部301の表面には、操作ボタン316が設けられている。
一方、第2筐体部302には、第1筐体部301と第2筐体部302との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール309が設けられるとともに、電力伝送モジュール314から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール307が設けられている。また、第2筐体部302の表面には、液晶表示パネル312が設けられている。
ここで、電力伝送モジュール308、311には電磁誘導コイル308a、311aがそれぞれ設けられ、電磁誘導コイル308a、311aによる電磁誘導を利用して電力を無接点で伝送することができる。また、電磁誘導コイル308a、311aは液晶表示パネル312の周囲に配置されるとともに、第1筐体部301と第2筐体部302とが互い重なるように折り畳んだ時に対向するように配置することができる。
そして、第1筐体部301および第2筐体部302の双方に電力を供給する場合、第1筐体部301と第2筐体部302とを互いに折り畳んだ状態で、第1筐体部301を下にして充電台313上に置く。そして、ACプラグ315を介して電力伝送モジュール314に電力が供給されると、電力伝送モジュール314を介して電力伝送モジュール307に無接点で電力が供給され、充電池305に充電されるとともに、充電池305を介して電力伝送モジュール308に電力が供給される。そして、電力伝送モジュール308に電力が供給されると、電力伝送モジュール308を介して電力伝送モジュール311に無接点で電力が供給され、充電池310に充電される。
これにより、液晶表示パネル312と電磁誘導コイル308aとの干渉を抑えつつ、電磁誘導コイル308aの面積を稼ぐことができ、液晶表示パネル312の視認性を確保しつつ、第1筐体部301から第2筐体部302に無接点で効率よく電力供給を行うことができる。
図10は、本発明の第4実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図である。
図10において、充電台413には、AC電源に接続するACプラグ415が設けられるとともに、ヒンジ419を介して突起部418が取り付けられている。そして、突起部418には、外部に無接点で電力を供給する電力伝送モジュール417が設けられている。また、無線通信装置には第1筐体部401および第2筐体部402が設けられ、第1筐体部401と第2筐体部402とは、第1筐体部401と第2筐体部402との間の開き角を変えられるようにヒンジ403を介して連結されている。
そして、第1筐体部401には、第1筐体部401と第2筐体部402との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール406が設けられるとともに、電力伝送モジュール417から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール408が設けられている。また、第1筐体部401には、第1筐体部401内に電力を供給する充電池405が設けられている。
一方、第2筐体部402には、第1筐体部401と第2筐体部402との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール409が設けられるとともに、電力伝送モジュール417から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール411が設けられている。また、第2筐体部402の表面には、液晶表示パネル412が設けられている。
ここで、突起部418は、第1筐体部401と第2筐体部402とが互い重なるように折り畳んだ時に第1筐体部401と第2筐体部402との間に挟み込まれるように構成さている。そして、電力伝送モジュール408、411、417には電磁誘導コイルがそれぞれ設けられ、電磁誘導コイルによる電磁誘導を利用して電力を無接点で伝送することができる。また、電力伝送モジュール408、411、417の電磁誘導コイルは、第1筐体部401と第2筐体部402との間に突起部418を挟み込んだ時に互いに対向するように配置することができる。
そして、第1筐体部401および第2筐体部402の双方に電力を供給する場合、第1筐体部401と第2筐体部402との間に突起部418が挟み込まれるようにして、充電台413上に置く。そして、ACプラグ415を介して電力伝送モジュール417に電力が供給されると、電力伝送モジュール417を介して電力伝送モジュール408、411に無接点で電力が供給され、充電池405、410に充電される。
これにより、外部から無接点で電力を供給する電力伝送モジュール417を第1筐体部401および第2筐体部402の電力伝送モジュール408、417の双方に同時に近接させることができる。このため、第1筐体部401と第2筐体部402との間で無線でデータをやり取りすることを可能としつつ、第1筐体部401と第2筐体部402の双方に同時に無接点で充電することが可能となり、第1筐体部401と第2筐体部402との間でデータや電力を授受するための電線を連結部に通す必要がなくなる。
この結果、第2筐体部402に搭載された液晶表示パネル412の大画面化および高精細度化に対応して、第1筐体部401から第2筐体部402に送信される表示データのデータ量が増大した場合においても、ヒンジ403の構成を複雑化させることなく、表示データを高速に液晶表示パネル412に送信することが可能となるとともに、接触不良を伴うことなく電力を伝送することができる。
図11は、図10の無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。
図11において、充電台413には、交流電源421から供給された電圧を昇圧する昇圧回路422および電磁誘導を起こすコイルL44が設けられている。
また、第1筐体部401には、電磁誘導を起こすコイルL41、コイルL41にて発生された電力を整流する整流回路431、整流回路431にて整流された電力を充電する充電池405、充電池405の充電動作を制御する電源制御部433、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ434、送信信号を無線周波数に変換したり、受信信号をベースバンド信号に変換したりする無線部435および内部無線通信の制御を司る通信制御部436が設けられている。
また、第2筐体部402には、電磁誘導を起こすコイルL42、コイルL42にて発生された電力を整流する整流回路441、整流回路441にて整流された電力を充電する充電池410、充電池410の充電動作を制御する電源制御部443、表示データを表示する液晶表示パネル412、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ444、送信データを無線周波数に変換したり、受信データをベースバンド信号に変換したりする無線部445および内部無線通信の制御を司る通信制御部446が設けられている。
そして、交流電源421から供給された電圧は昇圧回路422にて昇圧され、コイルL44に供給される。そして、コイルL44に電圧が供給されると、コイルL41、L42、L44間での電磁誘導によりコイルL41、L42に電圧が誘起される。そして、コイルL41にて誘起された電圧は整流回路431を介して整流され、充電池405に充電される。また、コイルL42にて誘起された電圧は整流回路441を介して整流され、充電池410に充電される。
図12は、本発明の第5実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図である。
図12において、無線通信装置には第1筐体部501および第2筐体部502が設けられ、第1筐体部501と第2筐体部502とは、第1筐体部501と第2筐体部502との間の開き角を変えられるようにヒンジ503を介して連結されている。また、充電台513には、AC電源に接続するACプラグ515が設けられるとともに、第1筐体部501と第2筐体部502とが閉じた状態で、第1筐体部501および第2筐体部502を周囲から包み込むようにして無線通信装置を保持する充電台513が設けられている。そして、充電台513の側面の内側には、第1筐体部501と第2筐体部502に無接点で電力をそれぞれ供給する電力伝送モジュール514、517が設けられている。
そして、第1筐体部501には、第1筐体部501と第2筐体部502との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール506が設けられるとともに、電力伝送モジュール514から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール508が設けられている。また、第1筐体部501には、第1筐体部501内に電力を供給する充電池505が設けられている。
一方、第2筐体部502には、第1筐体部501と第2筐体部502との間の内部無線通信の制御を司る無線通信モジュール509が設けられるとともに、電力伝送モジュール517から無接点で電力の供給を受ける電力伝送モジュール511が設けられている。また、第2筐体部502の表面には、液晶表示パネル512a、512bが設けられている。
ここで、電力伝送モジュール508、511、514、517には電磁誘導コイルがそれぞれ設けられ、電磁誘導コイルによる電磁誘導を利用して電力を無接点で伝送することができる。また、電力伝送モジュール508、514の電磁誘導コイルは、無線通信装置を充電台513上に置いた時に対向するように配置することができ、電力伝送モジュール511、517の電磁誘導コイルは、無線通信装置を充電台513上に置いた時に対向するように配置することができる。
そして、第1筐体部501および第2筐体部502の双方に電力を供給する場合、第1筐体部501および第2筐体部502を閉じた状態で、第1筐体部501および第2筐体部502を充電台513内に挿入する。そして、ACプラグ515を介して電力伝送モジュール514、517に電力が供給されると、電力伝送モジュール514、517をそれぞれ介して電力伝送モジュール508、511に無接点で電力が供給され、充電池505、510に充電される。
図13は、図12の無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。
図13において、充電台513には、交流電源521から供給された電圧を昇圧する昇圧回路522a、522bおよび電磁誘導を起こすコイルL53、L54が設けられている。
また、第1筐体部501には、電磁誘導を起こすコイルL51、コイルL51にて発生された電力を整流する整流回路531、整流回路531にて整流された電力を充電する充電池505、充電池505の充電動作を制御する電源制御部533、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ534、送信信号を無線周波数に変換したり、受信信号をベースバンド信号に変換したりする無線部535および内部無線通信の制御を司る通信制御部536が設けられている。
また、第2筐体部502には、電磁誘導を起こすコイルL52、コイルL52にて発生された電力を整流する整流回路541、整流回路541にて整流された電力を充電する充電池510、充電池510の充電動作を制御する電源制御部543、表示データを表示する液晶表示パネル512、内部無線通信用の電波を受信する内部無線通信用アンテナ544、送信データを無線周波数に変換したり、受信データをベースバンド信号に変換したりする無線部545および内部無線通信の制御を司る通信制御部546が設けられている。
そして、交流電源521から供給された電圧は昇圧回路522a、522bにて昇圧され、コイルL53、L54にそれぞれ供給される。そして、コイルL53、L54に電圧が供給されると、コイルL51、L53間およびコイルL52、L54間での電磁誘導によりコイルL51、L52に電圧が誘起される。そして、コイルL51にて誘起された電圧は整流回路531を介して整流され、充電池505に充電される。また、コイルL52にて誘起された電圧は整流回路541を介して整流され、充電池510に充電される。
図14は、本発明の第6実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す平面図である。
図14において、無線通信装置には第1筐体部601および第2筐体部602が設けられ、第1筐体部601と第2筐体部602とは、第1筐体部601と第2筐体部602との間の開き角を変えられるようにヒンジ603を介して連結されている。そして、ヒンジ603には、コイルL63の電磁誘導にて誘起された磁束を導く導磁路611が挿入され、導磁路611には、導磁路611を介して誘起された起電力を第1筐体部601側に供給するコイルL61が巻き付けられるとともに、導磁路611を介して誘起された起電力を第2筐体部602側に供給するコイルL62が巻き付けられている。
また、第1筐体部601の表面には、操作ボタン604が設けられるとともに、第1筐体部601と第2筐体部602との間で内部無線通信用の電波を送受信する内部無線通信用アンテナ607が設けられている。一方、第2筐体部602の表面には、液晶表示パネル608が設けられるとともに、第1筐体部601と第2筐体部602との間で内部無線通信用の電波を送受信する内部無線通信用アンテナ610が設けられている。
そして、第1筐体部601および第2筐体部602の双方に電力を供給する場合、コイルL63に電力を供給し、導磁路611を介してコイルL61、L62に起電力を誘起させる。そして、コイルL61にて誘起された起電力は第1筐体部601側に供給されるとともに、コイルL62にて誘起された起電力は第2筐体部602側に供給される。
図15は、本発明の第7実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す斜視図である。
図15において、無線通信装置には第1筐体部701および第2筐体部702が設けられ、第1筐体部701と第2筐体部702とは、第1筐体部701と第2筐体部702との間の開き角を変えられるようにヒンジ703を介して連結されている。そして、第1筐体部701の上端には外部無線通信用アンテナ706が取り付けられるとともに、第2筐体部702の裏面には表示体711および撮像素子712が設けられている。また、第1筐体部701および第2筐体部702の側面には、電磁誘導にて発生された電圧を第1筐体部701および第2筐体部702内にそれぞれ供給するコイルL71、L72が配置されている。
そして、第1筐体部701および第2筐体部702の双方に電力を供給する場合、充電器721、722を第1筐体部701および第2筐体部702の側方にそれぞれ配置する。そして、充電器721、722を介して電磁誘導にてコイルL71、L72に起電力を起こさせることにより、第1筐体部701および第2筐体部702にそれぞれ電力を供給することができる。
なお、図15の実施形態では、第1筐体部701および第2筐体部702の同一方向の側面にコイルL71、L72を配置する方法について説明したが、コイルL71、L72が配置される側面の方向は異なっていてもよい。ここで、第1筐体部701および第2筐体部702の同一方向の側面にコイルL71、L72を配置することにより、充電台の電力伝送モジュールをまとめて配置することができ、回路構成を簡略化することができる。また、第1筐体部701および第2筐体部702の底面にコイルL71、L72を配置するようにしてもよく、これにより、従来の充電クレードルと同じような構造および取扱が可能となる。また、第1筐体部701および第2筐体部702の側面および底面の両方にコイルL71、L72を配置するようにしてもよい。
図16は、本発明の第8実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す斜視図である。
図16において、無線通信装置には第1筐体部801および第2筐体部802が設けられ、第1筐体部801と第2筐体部802とは、第1筐体部801と第2筐体部802との間の開き角を変えられるようにヒンジ803を介して連結されている。そして、第1筐体部801の上端には外部無線通信用アンテナ806が取り付けられるとともに、第2筐体部802の裏面には表示体811および撮像素子812が設けられている。また、第1筐体部801および第2筐体部802の側面には、電磁誘導にて発生された電圧を第1筐体部801および第2筐体部802内にそれぞれ供給するコイルL81、L82が配置されている。ここで、コイルL81、L82は、第1筐体部801および第2筐体部802の側面にそれぞれ複数に分割して配置することができる。
そして、第1筐体部801および第2筐体部802の双方に電力を供給する場合、充電器821、822を第1筐体部801および第2筐体部802の側方にそれぞれ配置する。そして、充電器821、822を介して電磁誘導にてコイルL81、L82に起電力を起こさせることにより、第1筐体部801および第2筐体部802にそれぞれ電力を供給することができる。
なお、図16の実施形態では、第1筐体部801および第2筐体部802の同一方向の側面にコイルL81、L82を配置する方法について説明したが、コイルL81、L82が配置される側面の方向は異なっていてもよい。ここで、第1筐体部801および第2筐体部802の同一方向の側面にコイルL81、L82を配置することにより、充電台の電力伝送モジュールをまとめて配置することができ、回路構成を簡略化することができる。また、第1筐体部801および第2筐体部802の底面にコイルL81、L82を配置するようにしてもよく、これにより、従来の充電クレードルと同じような構造および取扱が可能となる。また、第1筐体部801および第2筐体部802の側面および底面の両方にコイルL81、L82を配置するようにしてもよい。
本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図。 図4の無線通信装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の第2実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図。 図6の無線通信装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の第3実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図。 図8の無線通信装置の概略構成を示す平面図。 本発明の第4実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図。 図10の無線通信装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の第5実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す断面図。 図12の無線通信装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の第6実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す平面図。 本発明の第7実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す斜視図。 本発明の第8実施形態に係る無線通信装置の概略構成を示す斜視図。
符号の説明
1、21、101、201、301、401、501、601、701、801 第1筐体部、2、22、102、202、302、402、502、602、702、802 第2筐体部、3、23、103、203、303、403、503、603、703、803 ヒンジ、4、24、316、604 操作ボタン、5、25 マイク、6、26、706、806 外部無線通信用アンテナ、7、10、27、30、134、144、434、444、534、544、607、610 内部無線通信用アンテナ、8、11、28、608、711、811 表示体、9、29 スピーカ、12,712、812 撮像素子、105、110、205、210、305、310、405、410、505、510 充電池、106、109、206、209、306、309、406、409、506、509 無線通信モジュール、107、108、111、114、207、211、214、307、308、311、314,408、411、417、508、511、514、517 電力伝送モジュール、113、213、313、413、513 充電台、115、215、315、415、515 ACプラグ、112、212、312、412、512a、512b 液晶表示パネル、L1〜L4、L21、L22、L24、308a、311a、L41、L42、L44、L51〜L54、L61〜L63、L71、L72、L81、L82 コイル、121、221、421、521 AC電源、122、132、222、422、522a、522b 昇圧回路、131、141、231、241、431、441、531、541 整流回路、133、143、233、243、433、443、533、543 電源制御部、135、145、235、245、435、445、535、545 無線部、136、146、236、246、436、446、536、546 通信制御部、208、611 導磁路、418 突起部、721、722、821、822 充電器

Claims (4)

  1. 第1筐体部と、
    第2筐体部と、
    前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、
    前記第1筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第1内部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第2内部無線通信制御部と、
    前記第1筐体部に搭載された第1内部無線通信用アンテナと、
    前記第2筐体部に搭載された第2内部無線通信用アンテナと、
    前記第1筐体部に搭載され、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールと、
    前記第1筐体部に搭載され、前記第1電力伝送モジュールにて受け取った電力を無接点で前記第2筐体部に供給する第2電力伝送モジュールと、
    前記第2筐体部に搭載され、前記第2電力伝送モジュールから供給される電力を無接点で受ける第3電力伝送モジュールと
    前記第1電力伝送モジュールに設けられた第1電磁誘導コイルと、
    前記第2電力伝送モジュールに設けられた第2電磁誘導コイルと、
    前記第3電力伝送モジュールに設けられた第3電磁誘導コイルとを備え、
    第2電磁誘導コイルと第3電磁誘導コイルとは、前記第1筐体部と前記第2筐体部とが互いに重なるように折り畳んだ時に対向するように配置され、
    前記第1筐体部または前記第2筐体部に設けられた表示部をさらに備え、
    前記第2電磁誘導コイルおよび前記第3電磁誘導コイルは前記表示部の周囲に配置されていることを特徴とする無線通信装置。
  2. 第1筐体部と、
    第2筐体部と、
    前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、
    前記第1筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第1内部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載され、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の内部無線通信の制御を司る第2内部無線通信制御部と、
    前記第1筐体部に搭載された第1内部無線通信用アンテナと、
    前記第2筐体部に搭載された第2内部無線通信用アンテナと、
    前記第1筐体部の表面、裏面または側面に搭載され、外部から供給される電力を無接点で受ける第1電力伝送モジュールと、
    前記第2筐体部の表面、裏面または側面に搭載され、外部から供給される電力を無接点で受ける第2電力伝送モジュールとを備えることを特徴とする無線通信装置。
  3. 前記第1電力伝送モジュールおよび前記第2電力伝送モジュールは、前記第1筐体部と前記第2筐体部とが互いに重なるように折り畳んだ時に、外部から電力を無接点で供給する第3電力伝送モジュールを挟み込むように配置されていることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記第1電力伝送モジュールおよび前記第2電力伝送モジュールは、前記第1筐体部と前記第2筐体部とが互いに重なるように折り畳んだ時に、外部から電力を無接点で供給する第3電力伝送モジュールにて挟み込まれるように配置されていることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
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