JP4741720B2 - 同期cprプロンプトを与える細動除去器 - Google Patents
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Description
本出願は、1997年11月6日に出願された出願第08/965,347号の一部継続である1997年12月19日に出願された出願第08/994,495号の一部継続である。
本発明は、一般に、組み込み心肺蘇生法(CPR)プロンプト(prompt)システムを有する細動除去器に関するものである。本発明も、一般に、組み込み高度心臓生命維持(Advanced Cardiac Life Support:ACLS)プロンプトシステムに関するものである。細動除去器は、手動細動除去器、自動あるいは半自動外部細動除去器(ひとまとめにして“AED”と呼ばれる)および細動除去器訓練器(defibrillator trainer)を含んでいる。
背景技術
毎日何千人のアメリカ人が心臓の緊急状態の犠牲者となっている。心臓の緊急状態は、一般に前兆なしに人を襲い、しばしば心臓病の病歴が全然ない人々を襲う。心臓の緊急状態の性質上、生命を脅かす可能性があるために、犠牲者は一生消えない脳の傷やあるいはさらに悪い状態の死を防ぐために即座に治療を受けることが肝要である。心臓の緊急状態は、急性心筋梗塞症(一般的に“心臓発作”と呼ばれる)と、除脈と、心悸亢進と、低血圧症および肺水腫と、心室細動(“VF”)および心室性頻拍(“VT”)と、脈拍のない電気的活動(“PEA”)と、不全収縮とを含んでいる。各心臓の緊急状態は、犠牲者によってはっきりと示される特定の症状によって決定されるそれ自体の治療プロトコルを有する。
最も一般的な心臓の緊急状態の1つは突然の心拍停止(“SCA”)である。米国だけで一日あたり1000人以上の人々が突然の心拍停止の犠牲者になると推定される。
心臓が血液の押し出しを停止するときSCAが起こる。通常、SCAは、心臓の異常な電気的活動が原因であり、異常な律動(不整脈)を生じる。1つのこのような異常な律動、すなわちVFは、心臓の異常で、非常に高速な電気的活動によって生じる。VFの間、心臓は血液を効果的に押し出すことができない。VFは、細動除去器の使用によって患者の心臓に電気ショックを加えることによって治療することができる。このショックは、必要な量の心筋細胞を減極することによって(“細動除去”と呼ばれる処理における)異常な電気的活動を取り除き、自発組織心筋減極を再開することを可能にする。
細動除去によって治療可能な他の異常な律動は、脈拍のないVT(“ショックを与えることができるVT)である。ショックを与えることができるVTは、心室から始まり、速い速度(1分間100以上の脈拍)で繰り返す3つの連続QRS複合からなる。より詳細な心電図記録法およびいろいろな種類の心臓律動についてのより詳細な情報は、ワグナー著の「マリオットの実用心電図記録法」、第9版(1994年)から得ることができる。
全ての異常な心臓律動が電気ショックによって治療可能とは限らないことに注目することは重要である。心臓の緊急状態とみなされるいくつかな異常な心臓律動は細動除去以外の介在を必要とする。しかしながら、心臓の緊急状態の性質が治療過程で変わる可能性がある。結果として、細動除去によって治療できない心臓律動が最初にある心臓の緊急状態は、細動除去が適切である心臓の緊急状態である。それとは別に、細動除去によって治療できる心臓律動は、治療過程の細動除去によって治療できない律動に変えることができる。したがって、犠牲者の状態が変わるとき犠牲者への処置を施す際に従う治療プロトコルに適合させることは重要である。
細動除去によって治療できる異常な律動の場合さえ、電気ショックは必ずしも正常な心臓律動を直ちに回復するとは限らない。しばしば、1回以上のショックが必要である。
心臓の緊急状態の間、血液はもはや効率的に押し出していないために、生存の可能性は、緊急状態開始後時間とともに減少する。脳損傷は、脳が4〜6分間酸素を奪われた後に生じ得る。
SCAの場合、最初の細動除去ショックが不成功に終わったならば、CPRは、脳への酸化血液の流れを維持するために実行できる。CPRも、ショック後の心臓律動が十分な量の血液を押し出さないとき、効果的な細動除去ショック後に有益である可能性がある。CPRは、VFも延ばすことができ、それによって、分析及び細動除去を可能性とする律動を維持する。有効なCPRは、VFを有する患者のその後の細動除去に対して心臓をより健康にする。
心拍停止に対する素早い対応は非常に重要であるために、アメリカ心臓学会は下記のステップを列挙する“サバイバルの鎖”ガイドラインを明らかにした。
1.緊急応答システムを起動すること(例えば、救急車を電話で呼び出すことあるいは“911”に電話をかけること)などによる緊急医療サービス(“EMS”)への早期アクセス
2.高度のケアが到来するまで患者の生存を助けるために傍観者あるいは他の初期の治療提供者によって開始される初期のCPR
3.早い細動除去
4.航空路管理、医薬品等のような高度心臓病患者生命維持(“ACLS”)の早期利用
この救命方式の長所は、カミンズら著の「突然の心拍停止からの生存を改善する(“Improving Survival from Sudden Cardiac Arrest):‘サバイバルの鎖’概念(The`Chain of Survival’Concept)」(Circulation 83:1832-1847(1991))でより詳細に論述されている。細動除去ステップ(#3)を除いて、これらのガイドラインは、SCAばかりではなく全ての心臓の緊急状態の犠牲者を治療するのに適切である。
CPRは、人工呼吸(“救助呼吸”あるいは“吐き出し空気蘇生法”)および人工血液循環(“外部心臓圧迫”あるいは“外部胸圧迫”)の組み合わせである。一般的には、患者が意識不明で、呼吸をしていなくて、脈拍がある場合、救助呼吸だけが必要である。ところが、患者が意識不明で、呼吸をしていなくて、脈拍が全然ない場合、外部心臓圧迫を伴う救助呼吸が必要である。
救助呼吸は、最初に気道をきれいにし、開くことによって実行される。気道がきれいにされると、患者がなお呼吸ができない場合、救助者は、患者の鼻をつまみ、患者の胸が膨張するまで患者の口の中にゆっくりと息を吹き込む。さらに、バリアマスク、バッグバルブマスク、自動移送人工呼吸装置(“ATV”)、あるいは酸素を動力源とした手動トリガ装置は、救助者が患者の体液と直接接触しないために救助呼吸中に救助者が使用できる。最新のAHAガイドラインによれば、患者は、CPRの残りのステップを実行する前に2回救助呼吸によって気道が確保されるべきである。患者に人工呼吸を2回施すと、患者の脈拍が検査される。脈拍があり、患者の呼吸が自分の力で再開しないならば、救助呼吸手順が続行されるべきである。
一般的には、VFの場合、患者は意識不明で、呼吸をしていなくて、脈拍が全然ない。結果として、患者は外部胸圧迫と組み合わされた救助呼吸を必要とする。
CPRが患者に施される速度は患者の年齢にも依存する。例えば、AHAプロトコルの下で、CPRは、大人の患者に対して初期の1分間で2回膨らませる(呼吸で)ために15回の連続圧迫を施すことによって実行される。脈拍および呼吸は、毎1分間隔の後に検査される。AHAによって勧告された最新のCPRプロトコルは、www.amhrt.orgのAHAインターネットウェブサイトから得ることができる。
CPRに対するAHAによって勧告された最新の規格は下記のとおりである。
・現場が救助に対して安全であることを確認する。
・一般的な予防措置、すなわち手袋、ポケットマスク等を持っていることを確認する。
・患者の数を把握しているか確認する。
・軽く叩いて、“大丈夫か”と叫ぶことで患者が意識があるかどうかを決定する。
・反応が全然ない場合、誰かに911に電話をしてもらう。
・患者をあおむけに置く。
・頭を傾け、下あごを持ち上げるかあるいはあごの骨をぐいと強く突く操作で気道を開く。
・呼吸の間に目で見て、耳で聞き、手で触る。5〜10秒間呼吸を検査する。
・患者が全然呼吸をしていない場合、2回人工呼吸を施す。
・10秒間脈拍を検査する。
・脈拍が全然ない場合、胸圧迫を始め、1分間下記の速度で呼吸する(患者の年齢に依存する)
1分後、脈拍を再検査し、圧迫/呼吸サイクルを繰り返し、1分間隔で脈拍を再検査する。1人以上の救助者がいる場合、一方の救助者が胸圧迫を実行し、それから他方の救助者が救助呼吸を実行している間に休息すべきである。前述のような気道、呼吸および血液循環への注意はCPRの“ABC”と呼ばれる。
“サバイバルの鎖”の初期のCPRの重要性のために、AHAおよびアメリカ赤十字社は、医療緊急の場合に使用するためのCPRの基本原理で、救助者の養成を数年間にわたり奨励してきた。心臓の緊急状態で使用することに加えて、基本的なCPRは、脳卒中、溺死、自動車事故、窒息死、感電死および心拍停止を生じる薬物中毒の患者を治療する際にも重要である。多数の人々がCPR訓練を経験したけれども、(使用されない場合すぐに忘れてしまう)技能を維持しない人が大部分であった。専門家の場合でさえ、所与の緊急状態で手順のプロトコルの変更を覚えていることは困難であり得る。すなわち、これは、手順がより複雑になり、規格が変わるとき特に当てはまる。警察官あるいは客室乗務員のような何人かの最初の応答者の場合、CPRを施すかあるいは心臓の緊急状態に注意を向けることは彼らの主要な仕事でないためにプロトコル変更を覚えていることはさらに困難であり得る。
数年にわたって、救急職員がCPRを与え、CPRを施す際に必要とされるいろいろなステップの正しい順序を思い出すことを助けるために、多数のツールが開発された。例えば、パーカーら(米国特許第4,588,383号)は、救助者が救助作業中に従う音声プロンプトシステムを提供する。このシステムは、会話式合成音声CPRの訓練器および促進器である。このシステムは、正しい指示が提供されるようにユーザが選択するいくつかのアクチュエータプッシュボタンを有する。CPRのプロトコルおよび手順で操作指示するステップバイステップを与えることによって、この装置はCPRプロトコルによって救助者を案内できる。
Battagliaによって開発された他のシステムは、携帯救助処置補助装置(米国特許第5,088,037号)である。この装置は、救助者の救助作業を助けるために救助者の手首に着用するように設計されている。この装置は、必要に応じて容易に修正し、更新することができる指示を与える。さらに、この装置は、医療データを検索する他の電子医療記憶手段と結合できる。この装置は、患者の年齢、患者が意識不明であるかどうか、呼吸があるかどうか等のような情報を入力できるプッシュボタンフロントエンドを備えている。この装置は、装置がターンオンされる場合、起動される内部タイマも特徴づける。Battagliaは、救助手順のステップを強調するために4つの音を発生する。使用者が指示順序で任意のメッセージを思い出し、この点から順方向に進行できるように使用者が順序を逆にできる呼び出し機能が備えられている。
Swansonら(米国特許第5,239,988号)は、腕時計の形のCPR補助器具を開発した。Swansonの装置は、選択された1分間の圧迫数に対応する速度で可聴信号を出す。それとは別に、腕時計は、騒がしい地域内でCPRを調時する可視信号を供給する。さらに、肺膨張は、どの圧迫割合が最初に選択されるかに応じて、適切な間隔で示される。
Hutchins(米国特許第4,583,524号、現在は米国再発行特許第34,800号)は、自己出力形電子CPRプロンプトシステムを開発した。Hutchinsシステムは、CPRで予め訓練したプロンプトに対するプロンプトを提供する携帯装置を提供する。Hutchins特許は、使用者が患者の年齢、必要とされる救助者数および患者が窒息しているかあるいは意識不明であるかどうかに関する情報を入力する複数の入力ボタンを備えている。患者の状態が変わる場合、Hutchins特許によって使用者は、治療の過程でCPRプロンプトを対話して変えることができる。
これらのシステムの1つの欠点は、このシステムが救助者が緊急事態を設定するために別個の装置を携帯する必要があることである。
CPRの施しに続いて、ACLSの有用性は、特にCPRだけでは犠牲者を蘇生させない場合、犠牲者の生存にとって重要である。ACLSは、犠牲者の血圧を決定し、犠牲者の血液量を決定し、存在する不整脈の種類を識別し、特定の生理的状態に向けられている、細動除去、薬物の投与、挿管治療などの治療を施し、体液を処理し、酸素を与え、CPRを続けることを含む。
クレマーら(米国特許第5,405,362号)は、受信された入力データに基づいて、患者の治療のためにオペレータに勧告を行う対話式外部細動除去器および薬物注入システムを記載している。クレマーらによって記載されている装置は、骨性内(“IO”)注入による血管薬物送出のための手段も備えている。
数年にわたってCPRの広く行き渡った訓練に加えて、外部細動除去器の適切な使用で訓練される人々の数も増加した。使用者数増加は、訓練された細動除去器の使用者が緊急事態で利用できるので、細動除去器配置時間を最終的に減少させることができる可能性を高める。しかしながら、CPRおよび細動除去器の使用法の訓練を受けた人々の数が増加するにつれて、各救助者が訓練中に開発された技術を使用する頻度は減少する。細動除去器が最後に使用されるかあるいはCPRが最後に実行されて以来の時間数に応じて、救助者は、細動除去器を適切に配置し、CPRを実行する際に必要とされる全てのステップを思い出そうと試みるときに対応が遅い可能性がある。CPRを実行するプロトコルに加えて、CPRとともに細動除去器を使用するには、緊急事態で思い出されなければならない関連してはいるが別個のプロトコルを有する。このようなプロトコル精査は、必要であるけれども、細動除去およびCPRが患者に対し実行できる速度を遅れさせる。秒単位で、神経学的に損なわれずに生存する患者の可能性は減少する。
これらのプロトコルは、細動除去によって治療できない心臓の緊急状態に対してACLSを与える必要性によってさらに複雑にされる。治療中に緊急事態の性格が変わることがあり、治療プロトコルの変更を生じ得ることを理解することは救急治療提供者にとっても重要である。
例えば、最新のAHAガイドラインによれば、細動除去が3回の連続ショックの処理後、心臓律動の変換に失敗した場合、CPRを、1分間、実行するべきである。この“細動除去-CPR”プロトコルは、犠牲者が細動除去によって治療できる心臓律動を有している間に適切な医療処置施設に移送できるまで繰り返されるべきである。ACLSに関する情報を含む“細動除去-CPR”プロトコルについてのより詳細な情報は、救急心臓病処置委員会ら、“III.成人高度心臓生命維持”(JAMA268:2172-2183(1992))で入手できる。この情報は随時更新される。
AHAの‘サバイバルの鎖’に応じて、細動除去器の製造者は、細動除去器の技術を改善することに数年を費やした。今まで開発された最小の自動外部細動除去器(“AED”)は、ハートストリーム社のFORERUNNER(登録商標)AEDである。配置されると、この小さい軽量AEDは、患者の心電図(“ECG”)を解析でき、心臓律動が電気ショックで治療できるかどうかを決定する。AEDが、ショックが適切であると決定すると、AEDは、ショックが勧められることを救助者に通知し、適切なボタンを押すことによってショックを与えることを救助者に命令する。AEDに向けられたより詳細な情報は、キャメロンらの米国特許第5,607,454号およびコールらの米国特許第5,611,815号で得ることができる。FORERUNNER(登録商標)は、使用者に、例えば、“パッドを取り付ける”よう使用者に命令することによって細動除去器を配置させる。
FORERUNNER(登録商標)AEDの他の特徴は、“休止期間”が装置にプログラム化できるので、所定数のショックを与えた後、AEDが使用者がCPRを施すことができるために患者の心臓律動を解析することを中止することである。休止期間は予めプログラム化された時間続く。休止期間が終了すると、AEDは、心臓律動を解析し始め、ショックが必要であるか否かを決定する。FORERUNNER(登録商標)AEDは、患者がショック可能な律動にない場合、“必要ならば、CPRを始めよ”という音声プロンプトも有する。休止期間は、“通知されるショックは全然ない”との決定後、プログラム化もできる。
フィジオコントロール社によって開発された他のAED、すなわちLifePak100は、使用者に、例えば、“CPRを実行し、2回の呼吸および15回の胸圧迫を与える”ことをプロンプトする。これらのプロンプトは発音器パネル上に表示される。
脈拍酸素濃度計(例えば、米国特許第5,490,523号、米国特許第5,590,652号、米国特許第5,588,425号および米国特許第5,575,284号を参照)、脈拍検出器(例えば、米国特許第4,519,397号および米国特許第4,181,134号を参照)、血圧検出器、あるいは血液力学モニタ(例えば、米国特許第5,644,240号および米国特許第5,631,552号を参照)のような他の患者監視装置は、当該技術分野で公知であり、ここに記載されていない。
手動細動除去器を含む多数の他の細動除去器および細動除去器の訓練器が開発され、ここには記載されていないけれども、当該技術分野で公知である。
ここに列挙されている特許の開示は参照して組み込まれる。
必要なのは、CPRおよびACLSを大人あるいは子供の犠牲者に与える適切なプロトコルで救助者にも命令できる細動除去器および細動除去器の訓練器である。さらに、必要であるものは、患者の状態の変化あるいは操作者の技術のレベルに基づいて救助者に与えられた命令を動的に変えることができる細動除去器および細動除去器の訓練器である。このような装置によって、救助者は、徴候および症状の組み合わせならびに心拍度数および心臓律動の情報を使用する細動除去器からの勧告に基づいて患者を治療できるが、この装置を取り扱うことはできない。最後に、必要であることは、救助者がコマンドでCPRプロンプトを始めることができる細動除去器である。
発明の開示
本発明は、エネルギー源、電極インタフェースおよび可聴音声発生器を備える細動除去器を有し、電極インタフェースがエネルギー源と電気的につながっている細動除去器システムに向けられている。細動除去器は、手動細動除去器、AED、あるいは細動除去器の訓練器であってもよい。細動除去器システムは、可聴音声発生器とつながっている命令発生器も有する。細動除去器システムは、命令発生器ともつながっている可視画像発生器も有することができる。この命令発生器は、可聴プロンプトあるいは可視画像、あるいは2つの組み合わせを発生する。プロンプトは、所定の速度で出すことができるかあるいは同期化できる。
本発明は、エネルギー源、電極インタフェースおよび可視画像発生器を備える細動除去器を有し、電極インタフェースがエネルギー源と電気的につながっている細動除去器システムにも向けられている。細動除去器システムは、可視画像発生器とつながっている命令発生器も有する。細動除去器システムは、命令発生器ともつながっている可聴音声発生器も有することができる。この命令発生器は、可聴プロンプトあるいは可視画像、あるいは2つの組み合わせを発生する。プロンプトは、所定の速度で出すことができるかあるいは同期化できる。
本発明は、可聴音声を発生でき、細動除去器がCPRあるいはACLSを実行するとき救助者に命令する細動除去器にも向けられる。この細動除去器は可視画像を発生することもできる。この命令は、可聴プロンプトあるいは可視画像、あるいは2つの組み合わせである。プロンプトは、所定の速度で出すことができるかあるいは同期化できる。
本発明は、可視画像を発生でき、細動除去器がCPRあるいはACLSを実行するとき救助者に命令する細動除去器にも向けられる。この細動除去器は可視画像を発生することもできる。この命令は、可聴プロンプトあるいは可視画像、あるいは2つの組み合わせである。プロンプトは、所定の速度で出すことができ、同期化できる。
本発明は、CPRあるいはACLS命令を救助者に供給することを含むケアを施す方法にも向けられる。この命令は、胸圧迫を与え、人工呼吸を与え、薬を投与し、酸素を与え、挿管治療するプロンプトを供給することおよびACLSを与える他の命令を含んでいる。この命令は、可視プロンプトあるいは可聴プロンプト、あるいは2つの組み合わせである。プロンプトは、所定の速度で出すことができ、同期化できる。
【図面の簡単な説明】
図1は、細動除去器システムの線図である。
図2は、データ収集器を備える他の実施例による細動除去器システムの線図である。
図3は、命令がセット時間供給される本発明の方法によるCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。
図4は、命令がセット時間供給される本発明の他の方法によるCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。心臓律動を解析するステップが含まれる。
図5は、CPRを大人に施すAHAプロトコルによるセット時間CPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。
図6は、CPRを幼児あるいは子供に施すAHAプロトコルによるセット時間CPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。
図7は、CPRを大人に施すAHAプロトコルによるセット時間CPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。心臓律動を解析するステップが含まれる。
図8は、CPRを幼児あるいは子供に施すAHAプロトコルによるセット時間CPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。心臓律動を解析するステップが含まれる。
図9は、本発明の他の方法による設定された圧迫数に対してCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。
図10は、本発明の他の方法による設定された呼吸数に対してCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。
図11は、本発明の他の方法による設定された圧迫数に対してCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。心臓律動を解析するステップが含まれる。
図12は、本発明の他の方法による設定された呼吸数に対してCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。心臓律動を解析するステップが含まれる。
図13は、本発明の他の方法による設定された呼吸数に対してCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。血液酸素レベルを決定するステップが含まれる。
図14は、本発明の他の方法による設定された圧迫数に対してCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。血液酸素レベルを決定するステップが含まれる。
図15は、本発明の他の方法による設定された時間数に対してCPRプロンプトを与えるように作動する細動除去器を示すフローチャートである。血液酸素レベルを決定するステップが含まれる。
図16Aおよび図16Bは、使用者にACLSプロンプトを与えるように本発明の他の方法により作動する、大人の犠牲者のための細動除去器を示すフローチャートである。
図17Aおよび図17Bは、使用者にACLSプロンプトを与えるように本発明の他の方法により作動する、小児科の犠牲者のための細動除去器を示すフローチャートである。
図18は、本発明と併用するための細動除去器の上部立面図である。
発明を実施するための最良の形態
図1は、本発明の好ましい実施例による細動除去器10の概略ブロック図である。細動除去器10は、電圧パルスあるいは電流パルスを供給するエネルギー源12を備えている。コントローラ20は、患者18に電気的に取り付けられる電極対16に選択的に接続し、この電極対からエネルギー源12を切り離すように電極インタフェース14を作動させ、患者に電気療法を与える。細動除去器10は、手動細動除去器、AED、あるいは手動細動除去器あるいは使用中のAEDの働きを模擬する細動除去器の訓練器であってよい。
さらに、コントローラ20は、命令発生器22からの情報を使用してプロトコルを実行し、細動除去器操作者に命令を与える。命令発生器22は、コントローラ22から受け取られた情報に基づいて細動除去器10によって実行されるプロトコル変更も起動する。例えば、コントローラ22は、検出された律動の特性、経過時間数あるいは与えられた連続ショック数かあるいは全ショック数、どのプロトコルに従うかを決定する際に供給されてもよい他の情報(犠牲者から直接監視される生理的情報、あるいは救助者によって供給されるような犠牲者の状態に関する相互作用データのいずれか)を評価できる。さらに、コントローラ22は、記憶データあるいは発生データおよび対話データの組み合わせに基づいて作動してもよく、これは、細動除去器が訓練器である場合かあるいは訓練モードで使用される場合である。命令発生器22によって発生された命令数あるいは命令レベルは、末端使用者の特定の要求あるいは細動除去器の動作を制御する機構に従うプロトコルにより修正できる。例えば、プロンプトは、細動除去ショックを与え、CPRを施すことを制限できるかあるいは付加的不整脈の識別およびACLS処置の施しを含むように拡張できる。
命令は、特に救助者にコマンドを表示すること(文書表示あるいは図形表示のいずれか)によるような可視画像発生器24を介して供給されてもよい。可視画像発生器24は、例えば、液晶ディスプレイ(“LCD”)であってもよい。さらに、命令発生器22からの可聴コマンドを同報通信する可聴音声発生器26が備えられている。可聴コマンドは、CPRあるいはACLSを施すために適切な順序およびタイミングで救助者に指令する言葉からなるコマンドあるいは調時するメトロノームによって発生される音のような可聴タイミング音を含んでもよい。可視画像発生器24および可聴音声発生器26の起動は、命令発生器22から受信される情報に応じてコントローラ20によって制御される。命令発生器22は、コントローラ20によって実行されるソフトウェアコマンドのセットであってもよい。
さらに、既存のボタン(図示せず)は、患者の年齢、患者数、救助者数に関する情報、あるいはCPRあるいはACLSを施す際に従う正しいプロトコルを決定することが必要である任意の他の情報を入力するために使用してもよい。
図2に示されるように、細動除去器10は、患者から付加的データを収集できる1つあるいはそれ以上のデータ収集器28も有してもよい。例えば、細動除去器もそれに関連した脈拍酸素濃度計、脈拍検出器、血圧検出器あるいは血液力学監視器を有してもよい。細動除去器は、データ収集器の中のいずれか1つ、データ収集器の組み合わせ、コントローラ20にデータを供給するデータ収集器の全てを有してもよい。これらの付加的データ収集装置は、細動除去器システム10と一体であってもよいしあるいは細動除去器システム10にデータを通信することができる補助装置であってもよい。付加的データ収集器28間の通信は、当該技術分野で公知の任意の方法によって行われてもよい。例えば、データは、細動除去器と補助データ収集器との間を結合されたケーブルを介して通信してもよい。別の方法として、データは、光波送信(例えばIR、あるいは他に適当な光波)、電波送信、聴波送信、あるいは磁波送信を使用して通信してもよい。データ送信の別の可能な手段は、音声発生器を備えたデータ収集器を提供することによるものであり、会話パターンは、音声認識ソフトウエアを使用して細動除去器によって翻訳されることになる。それとは別に、使用者は、表示結果をデータ収集器28から読み出すことができ、細動除去器は、音声認識ソフトウェアを使用し、この結果を治療アルゴリズムに組み込むことができる。
図3は、本発明による細動除去器動作方法の例である。細動除去器10は、与えられた連続ショック数を決定する(ステップ100)。n回の連続ショックが与えられると、細動除去器10は、CPR(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)を施すプロトコルで救助者に命令する(ステップ102)。
CPR命令モード(ステップ102)中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を与える(ステップ102A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化される数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数あるいは特定の管区のプロトコルによって必要とされる圧迫数であり得る。細動除去器が救助者に命令し、y回の圧迫を与えると(ステップ102A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z回の呼吸を与える(ステップ102B)。例えば、zは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸の順序は、x分が経過するまで繰り返される(ステップ104)。ここで、xは、この装置が従うようにプログラム化されたプロトコルのCPR命令モードの時間数である。
プロンプトステップを加えることを含むCPRプロトコルの変更は本発明の範囲内にある。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPRがプログラムされた時間数与えられると(ステップ104)、細動除去器10は、与えられた連続ショック数の計数に戻る(ステップ100)。
図4は、本発明による細動除去器動作方法の他の例である。細動除去器は、心臓律動を解析し(ステップ120)、心臓律動がショック可能(すなわち、細動除去ショックを与えることによって治療可能)であるかどうかを決定する(ステップ122)。細動除去器によって解析された心拍度数は、治療を受ける実際の患者からの実時間データであってもよいし、あるいは訓練の目的のために使用される模擬データあるいは過去のデータであってもよい。心臓律動が異常であるが、細動除去によって治療不可能である場合、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する。
CPR命令モード中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を命令する(ステップ124A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ124A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z回の呼吸を与える(ステップ124B)。例えば、zは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸の順序は、x分が経過するまで繰り返される(ステップ126)。ここで、xは、この装置が従うようにプログラム化されたプロトコルのCPR命令モードの時間数である。
他のプロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
図1および図4に示された本発明の好ましい実施例では、本発明は、CPRプロンプトを含むようにFORERUNNER(登録商標)細動除去器のソフトウェアを修正することによって実行される。手動細動除去器、あるいは細動除去器の訓練器のような他の細動除去器は、CPRプロンプトもまた含むように変更することができる。
CPR命令モード(ステップ124)に続いて、細動除去器10は、患者の心臓律動を再び解析し、この律動がショック可能か否かを決定する。細動除去器が正常の心臓律動を検出するならば、細動除去器10は、異常の律動が再び検出されるような時間まで患者の心臓律動を解析し続ける。異常の律動が検出されると、細動除去器は、この律動がショック可能であるかどうかを決定する(ステップ122)。この律動がショック可能でない場合、CPRプロンプトステップ124が繰り返される。
図5は、本発明による細動除去器動作方法のもう一つの他の例である。大人の患者に対するAHAプロトコルに従うようにプログラム化された細動除去器10は、3回の連続ショックが与えられるかどうかを決定する(ステップ200)。3回のショックが与えられると、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)(ステップ202)。
CPR命令モード(ステップ202)中、細動除去器10は、救助者に命令し、2回の呼吸を与える(ステップ202A)。それから、細動除去器10は、救助者に命令し、15回の圧迫を与える(ステップ202B)。細動除去器10が15回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ202B)、細動除去器10は、救助者に命令し、2回の呼吸を与える(ステップ202C)。15回の圧迫を与える(ステップ202B)および2回の呼吸を与える(ステップ202C)の順序は、1分が経過されるまで(ステップ204)、繰り返される。
前述されるように、付加的プロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPR命令モード(ステップ202)に続いて、細動除去器10は、与えられる連続ショック数の計数に戻る(ステップ200)。
図6に示された例では、幼児あるいは子供の患者を治療するAHAプロトコルに従うようにプログラム化された細動除去器10は、3回の連続ショックが与えられたかどうかを決定する(ステップ220)。3回のショックが与えられたとすると、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)(ステップ222)。
CPR命令モード(ステップ222)中、細動除去器10は、救助者に命令し、2回の呼吸を与える(ステップ222A)。それから、細動除去器10は、救助者に命令し、5回の圧迫を与える(ステップ222B)。細動除去器10が5回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ222B)、細動除去器10は、救助者に命令し、1回の呼吸を与える(ステップ222C)。5回の圧迫を与えるステップ222Bおよび1回の呼吸を与えるステップ222Cの順序は、1分が経過されるまで(ステップ224)、繰り返される。
付加的プロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例の例は下記により詳細に述べられる。
CPR命令モード(ステップ222)に続いて、細動除去器10は、与えられる連続ショック数の計数に戻る(ステップ220)。
図7に示された例では、大人を治療するAHAプロトコルに従うようにプログラム化された細動除去器10は、心臓律動を解析し(ステップ300)、心臓律動がショック可能(すなわち、細動除去ショックを与えることによって治療可能)であるかどうかを決定する(ステップ302)。細動除去器によって解析された心拍度数は、治療を受ける実際の患者からの実時間データであってもよいし、あるいは訓練の目的のために使用される模擬データあるいは過去のデータであってもよい。心臓律動が異常であるが、細動除去によって治療不可能である場合、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する。
CPR命令モード中、細動除去器10は、救助者に命令し、2回の呼吸を与える(ステップ304A)。それから、細動除去器10は、救助者に命令し、15回の圧迫を与える(ステップ304B)。細動除去器10が15回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ304B)、細動除去器10は、救助者に命令し、2回の呼吸を与える(ステップ304C)。15回の圧迫を与えるステップ304Bおよび2回の呼吸を与えるステップ304Cの順序は、1分が経過されるまで(ステップ306)、繰り返される。
付加的プロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例の例は下記により詳細に述べられる。
CPR命令モード(ステップ304)に続いて、細動除去器10は、患者の心臓律動を再び解析し、この律動がショック可能か否かを決定する。細動除去器が正常の心臓律動を検出するならば、細動除去器10は、異常の律動が再び検出されるような時間まで患者の心臓律動を解析し続ける。異常の律動が検出されると、細動除去器は、この律動がショック可能であるかどうかを決定する(ステップ302)。
図8に示された例では、幼児あるいは子供を治療するAHAプロトコルに従うようにプログラム化された細動除去器10は、心臓律動を解析し(ステップ320)、心臓律動がショック可能(すなわち、細動除去ショックを与えることによって治療可能)であるかどうかを決定する(ステップ322)。細動除去器によって解析された心拍度数は、治療を受ける実際の患者からの実時間データであってもよいし、あるいは訓練の目的のために使用される模擬データあるいは過去のデータであってもよい。心臓律動が異常であるが、細動除去によって治療不可能である場合、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する。
CPR命令モード(ステップ324)中、細動除去器10は、救助者を命令し、2回の呼吸を与える(ステップ324A)。それから、細動除去器10は、救助者に命令し、5回の圧迫を与える(ステップ324B)。細動除去器10が5回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ324B)、細動除去器10は、救助者に命令し、1回の呼吸を与える(ステップ324C)。5回の圧迫を与えるステップ324Bおよび1回の呼吸を与えるステップ324Cの順序は、1分が経過されるまで(ステップ326)、繰り返される。
付加的プロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例の例は下記により詳細に述べられる。
CPR命令モード(ステップ324)に続いて、細動除去器10は、患者の心臓律動を再び解析し、この律動がショック可能か否かを決定する。細動除去器が正常の心臓律動を検出するならば、細動除去器10は、異常の律動が再び検出されるような時間まで患者の心臓律動を解析し続ける。異常の律動が検出されると、細動除去器は、この律動がショック可能であるかどうかを決定する(ステップ322)。
図9は、本発明による細動除去器動作方法の例である。細動除去器10は、与えられた連続ショック数を決定する(ステップ400)。n回の連続ショックが与えられたとすると、細動除去器10は、CPRを施すプロトコルで救助者に命令する(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)(ステップ402)。
CPR命令モード(ステップ402)中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を与える(ステップ402A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数あるいは特定の管区のプロトコルによって必要とされる圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令した(ステップ402A)とすると、細動除去器10は、救助者に命令し、z個の呼吸を与える(ステップ402B)。例えば、yが10であり、zが2(2回の呼吸に対して10回の圧迫)であり、かつxが50である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、50回の圧迫の全部がCPRプロンプト期間中与えられるまで繰り返されるステップ402Aおよび402Bのステップを必要とする。
他の例では、yが5であり、zが1(1回の呼吸に対して5回の圧迫)であり、かつxが25である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、25回の圧迫の全部がこの特定のCPRプロンプト期間中与えられるまで繰り返されるステップ402Aおよび402Bのステップを必要とする。
付加的プロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPRがプログラム化された圧迫数の間施されたとすると(ステップ404)、細動除去器10は、与えられた連続ショック数の計数に戻る(ステップ400)。
図10は、本発明による細動除去器動作方法の例である。細動除去器10は、与えられた連続ショック数を決定する(ステップ410)。n回の連続ショックが与えられたとすると、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)(ステップ)412。
CPR命令モード(ステップ412)中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を与える(ステップ412A)。ここで、yは細動除去器10にプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数あるいは特定の管区のプロトコルによって必要とされる圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ412A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z個の呼吸を与える(ステップ412B)。例えば、zは大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸を加える順序は、x回の全部がCPRプロンプトモード中に加えられるまで(ステップ414)、繰り返される。ここで、この装置がCPRプロンプトモード中に従うようにプログラム化されたプロトコルの全呼吸数である。
例えば、yが10であり、zが2(2回の呼吸に対して10回の圧迫)であり、かつxが10である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、10回の圧迫の全部がこの特定のCPRプロンプト期間中与えられるまで繰り返されるステップ412Aおよび412Bのステップを必要とする。
付加的プロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPRがプログラム化された圧迫数の間与えられたとすると(ステップ414)、細動除去器10は、与えられた連続ショック数の計数に戻る(ステップ410)。
図11は、本発明による細動除去器動作方法の他の例である。細動除去器は、心臓律動を解析し(ステップ420)、心臓律動がショック可能(すなわち、細動除去ショックを与えることによって治療可能)であるかどうかを決定する(ステップ422)。細動除去器によって解析された心拍度数は、治療を受ける実際の患者からの実時間データであってもよいし、あるいは訓練の目的のために使用される模擬データあるいは過去のデータであってもよい。心臓律動が異常であるが、細動除去によって治療不可能である場合、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する。
CPR命令モード中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を命令する(ステップ424A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ424A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z回の呼吸を与える(ステップ424B)。例えば、zは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸の順序は、x回の圧迫が与えられるまで繰り返される(ステップ426)。ここで、xは、この装置が従うようにプログラム化されたプロトコルの、CPR命令モード中の全圧迫回数である。
例えば、yが5であり、zが1(1回の呼吸に対して5回の圧迫)であり、かつxが25である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、25回の圧迫の全部がこの特定のCPRプロンプト期間中与えられるまで繰り返されるステップ424Aおよび424Bのステップを必要とする。
他のプロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPRがプログラム化された圧迫数の間与えられたとすると(ステップ426)、細動除去器10は、心臓律動の分析に戻る(ステップ420)。
図12は、本発明による細動除去器動作方法の他の例である。細動除去器は、心臓律動を解析し(ステップ430)、心臓律動がショック可能(すなわち、細動除去ショックを与えることによって治療可能)であるかどうかを決定する(ステップ432)。細動除去器によって解析された心拍度数は、治療を受ける実際の患者からの実時間データであってもよいし、あるいは訓練の目的のために使用される模擬データあるいは過去のデータであってもよい。心臓律動が異常であるが、細動除去によって治療不可能である場合、細動除去器10は、CPRを施す正しいプロトコルで救助者に命令する。
CPR命令モード中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を命令する(ステップ434A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ434A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z回の呼吸を与える(ステップ434B)。例えば、zは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸の順序は、x回の呼吸が経過するまで繰り返される(ステップ436)。ここで、xは、この装置が従うようにプログラム化されたプロトコルのCPR命令モード中の全呼吸数である。
例えば、yが10であり、zが2(2回の呼吸に対して10回の圧迫)であり、かつxが10である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、10回の圧迫の全部がこの特定のCPRプロンプト期間中与えられるまで繰り返されるステップ434Aおよび434Bのステップを必要とする。
他のプロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPRがプログラム化された圧迫数の間与えられたとすると(ステップ436)、細動除去器10は、与えられた連続ショック数の計数に戻る(ステップ430)。
CPR命令の長さおよびタイミングを決定する他の方法も、使用することができ、本発明の範囲内である。例えば、細動除去器は、呼吸および圧迫の全数がショックフェーズあるいは解析フェーズに戻る前に加えられるまで、CPRを加えるようにプログラム化できる。それとは別に、細動除去器は、圧迫に対する呼吸の全シーケンス数がショックフェーズあるいは解析フェーズに戻る前に加えられるまで、CPRを加えるようにプログラム化できる。特に、細動除去器は、例えば、2回の呼吸対する10回の圧迫の5つのシーケンスを与えるように命令することができる。
一般的には、CPRに対するプロトコルは、細動除去器10を作動させる前に細動除去器10に予めプログラム化される。予めプログラム化されたプロトコルは、説明する目的のために上記で使用され、図4〜図7に示されたAHAプロトコルであってもよいし、あるいは細動除去器の動作を制御する救助者あるいは機関に従う任意の他のプロトコルであってもよい。さらに、CPRプロンプトモードは付加的ステップを与えることができる。例えば、このプロトコルは、救助者が、プロトコルが変わる場合に細動除去器10が年齢等に対して正しいCPRプロンプトプロトコルを選択できるために、救助者数および患者の相対年齢に関するデータを入力することを可能にする。このプロトコルは、例えば、“911に電話する”かあるいは“気道をきれいにする”ように救助者に指令してもよい。さらに、このプロトコルは、例えば、呼吸の間、目で見て、耳で聞き、手で触って調べるかあるいは10秒間患者の脈拍を検査するように救助者に指令する可聴プロンプトあるいは可視プロンプトを含んでもよい。
図13は、本発明による細動除去器動作方法の例である。細動除去器10は、血液酸素レベルがデータ収集24の中の1つから得られる情報を使用して閾値量より下であるかどうか決定する(ステップ442)。血液酸素レベルが閾値量より低下すると、細動除去器10は、CPRを施すプロトコルで救助者に命令する(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)(ステップ444)。
CPR命令モード(ステップ444)中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を命令する(ステップ444A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数あるいは特定の管区のプロトコルによって必要される圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ444A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z回の呼吸を与える(ステップ444B)。例えば、zは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸の順序は、x回の呼吸の全部がCPRプロンプトモード中与えるられるまで(ステップ446)繰り返される。ここで、xは、この装置がCPRプロンプト期間中に従うようにプログラム化されるプロトコルの呼吸の全数である。
例えば、yが10であり、zが2(2回の呼吸に対して10回の圧迫)であり、かつxが10である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、10回の圧迫の全部がこの特定のCPRプロンプト期間中与えられるまで繰り返されるステップ444Aおよび444Bのステップを必要とする。
他のプロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPRがプログラム化された呼吸数の間与えられたとすると(ステップ446)、細動除去器10は、血液酵素レベルを決定することに戻る(ステップ440)。
図14は、本発明による細動除去器動作方法の例である。細動除去器10は、血液酸素レベルがデータ収集器の1つから得られる情報を使用して閾値量より下であるかどうか決定する(ステップ452)。血液酸素レベルが閾値量より低下すると、細動除去器10は、CPRを施すプロトコルで救助者に命令する(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)(ステップ454)。
CPR命令モード(ステップ454)中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を命令する(ステップ454A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数あるいは特定の管区のプロトコルによって必要される圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ454A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z回の呼吸を与える(ステップ454B)。例えば、zは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸の順序は、x回の呼吸の全部がCPRプロンプトモード中与えるられるまで(ステップ456)繰り返される。ここで、xは、この装置がCPRプロンプト期間中に従うようにプログラム化されるプロトコルの呼吸の全数である。
例えば、yが10であり、zが2(2回の呼吸に対して10回の圧迫)であり、かつxが10である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、10回の呼吸の全部がこの特定のCPRプロンプト期間中与えられるまで繰り返されるステップ454Aおよび454Bのステップを必要とする。
他のプロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
図15は、本発明による細動除去器動作方法の例である。細動除去器10は、血液酸素レベルがデータ収集の1つから得られる情報を使用して閾値量より下であるかどうか決定する(ステップ462)。血液酸素レベルが閾値量より低下すると、細動除去器10は、CPRを施すプロトコルで救助者に命令する(“CPRプロンプトモード”あるいは“CPR命令モード”)(ステップ464)。
CPR命令モード(ステップ464)中、細動除去器10は、救助者に命令し、y回の圧迫を命令する(ステップ464A)。ここで、yは細動除去器10に予めプログラム化された数である。例えば、yは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる圧迫数あるいは特定の管区のプロトコルによって必要される圧迫数であり得る。細動除去器がy回の圧迫を与えるように救助者に命令したとすると(ステップ464A)、細動除去器10は、救助者に命令し、z回の呼吸を与える(ステップ464B)。例えば、zは、大人に対するAHAプロトコルの下で必要とされる呼吸数であり得る。y回の圧迫およびz回の呼吸の順序は、x時間の全部がCPRプロンプトモード中経過されるまで(ステップ466)繰り返される。ここで、xは、この装置がCPRプロンプト期間中に従うようにプログラム化される時間数である。
例えば、yが10であり、zが2(2回の呼吸に対して10回の圧迫)であり、かつxが1分である場合、プロトコルは、プログラム化できるので、1分がこの特定のCPRプロンプト期間の間経過されるまで繰り返されるステップ464Aおよび464Bのステップを必要とする。
他のプロンプトステップあるいはこのプロトコルの他の変形は本発明の範囲内である。プロンプトステップの可能な実施例のより詳細な例は下記により詳細に述べられる。
CPRがプログラム化時間に与えられたとすると(ステップ466)、細動除去器10は、血液酸素レベルを決定する(ステップ460)ことに戻る。
図3〜図15に記載され、示された実施例は、予め設定された条件を満たすことに基づいてCPRプロンプトの自動起動を与える。他の実施例では、操作者が要求に応じてCPRプロンプトを始めることができる細動除去器が備えられている。操作者が順序がずれるかあるいは要求に応じてCPRを施し始めることができることによって、操作者が犠牲者がCPRを必要としていると信じている場合、CPRも施すことができる。例えば、図18に示された細動除去器を使用して、操作者は、ボタン602を押し、アルゴリズムの実行を中断し、直ちにCPRプロンプトを始めることができる。オンデマンドCPR命令が与えられると、細動除去器は、図3〜図15に示された命令のような、従うようにプログラム化されたCPRを施すシーケンスに戻る。
図16Aおよび図16Bは、大人の患者に対するACLSプロンプトの送出を含む細動除去器動作方法に向けられている。
図16Aは、細動除去器10が、救助者に操作指示し、犠牲者の反応を評価する(ステップ500)場合の細動除去器動作方法を示している。前述のように、救助者は、例えば、ボタンを押すかあるいは音声認識ソフトウェアが使用される場合に応答することによって犠牲者の反応を示すことができる。
犠牲者が応答する場合、細動除去器は救助者に対し、細動除去器を配置するよう命令する(ステップ510)。細動除去器を配置する命令には、“パッドを取り付ける”あるいは“電極を接続する”のようなより詳細な命令が続く可能性がある。犠牲者が応答しない場合、細動除去器は、救助者に呼吸を検査するよう操作指示する(ステップ504)。救助者は、音声認識ソフトウェアが使用される場合、犠牲者が例えば、ボタンを押すかあるいは応答することによって呼吸しているかどうかを示すことができる。犠牲者が呼吸しているならば、細動除去器10は、救助者に細動除去器を配置するよう操作指示する(ステップ510)。しかしながら、犠牲者が呼吸していない場合、細動除去器は、CPRを始めるよう救助者に操作指示する(ステップ508)。
CPRを始めるプロンプトに続いて、命令発生器は、図3〜図15に示されるような詳細なCPR命令プロトコルに従ってもよい。細動除去器によって与えられるプロンプト数は細動除去器の配置以前に選択されたセットアップによって決まる。
救助者が細動除去器を配置するようにプロンプトされ、細動除去器が配置されたとすると、細動除去器は、心臓の緊急状態に対して受け取ることができる心臓律動および任意の他のデータを解析する(ステップ520)。この付加的情報は、例えば、脈拍酸素濃度計、脈拍検出器、血圧検出器、あるいは血液力学監視器のようなデータ収集24からの受け取られた情報であってもよい。いくつかあるいは全てのデータ収集が利用可能でない場合、細動除去器は、犠牲者の状態に関するいろいろな生理学的なパラメータに関する情報を入力するように使用者にプロンプトできる。いかに情報が得られたかに関係なく、細動除去器は、心臓律動とともに情報を解析し、治療プロトコルを決定する。
CPRを施す間を除いて、細動除去器は、特定の治療命令が救助者に与えられている間、心臓律動および他のデータを監視し続ける。ステップ522で選択された治療決定に影響を及ぼすパラメータのいずれかが治療の過程の間に変化する場合、細動除去器は、患者データを再評価するように救助者にプロンプトすることを休止し、新しい診断を行い、それから修正診断に基づいて処置を与えるように救助者に操作指示し始めることに注目することは重要である。
細動除去器によって行われる診断は、下記のカテゴリー、すなわち、急性心筋梗塞症526、徐脈528、心悸亢進530、低血圧症、震蕩症、急性肺水腫532、VF/ショック可能なVT534、PEA536、不全収縮538、および正常の心臓機能540に分類される。これらの可能な診断の各々に対して従う治療アルゴリズムはいくつかの要因によって決まる。例えば、救助者の技術のレベル、使用可能な装置あるいは薬物の総数、細動除去器の代行あるいは操作者に従うプロトコルである。明らかに、警察官あるいは客室乗務員のような門外漢にとって、プロンプトのレベルは、EMTあるいは医者に対するプロンプトよりもより詳述される可能性がある。さらに、訓練中使用されるプロンプトのレベルは、訓練される人の技術のレベルあるいは所望される技術の究極レベルに応じて変えることができる。さらに、細動除去器の動作を制御する代行は、特定の手順が実行できない(例えば、必要な装置が使用できない)サービスを細動除去器にさせる場合、これらのプロンプトはプロトコルから取り除かれてもよい。最後に、監督機関は、続いて生じる、後述される標準治療アルゴリズムから変わる特定のプロトコルを有することもある。
例示する目的のために、診断526〜540に対する後述されるルーチンをプロンプトする例は、救急心臓病処置委員会ら、“III.成人高度心臓生命維持”(JAMA268:2172-2183(1992)に略述される勧告治療手順に従う。ここには詳述されていないけれども、他の変形プロトコルあるいは治療プロトコルが使用でき、本発明の範囲内にある。
適切な診断が急性心筋梗塞症526であると細動除去器が決定した場合、細動除去器は、例えば、“心筋梗塞症に対する治療を与える”ように救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“酸素を与える”または“ニトログリセリンを与える”のようなより詳細な指示あるいは示唆を救助者に与えることができる。静脈注射(“IV”)利用ができる場合、細動除去器が配置されるならば、モルヒネIVあるいはニトログリセリンIVを投与する付加的プロンプトが与えられてもよい。プロンプトの詳細のレベルは、使用可能な装置および救助者の技術のレベルを考慮にいれるように予めプログラム化することができる。
心筋梗塞症526治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変わった診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、診断が徐脈528であると決定された場合、細動除去器は、例えば、“徐脈に対する治療を与える”ように救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“ABCを評価し、気道を保護し、酸素を与え、IVを始める”のようなより詳細な命令を与えることができる。続く次のステップを決定するために、細動除去器は、徐脈とともに重大な徴候あるいは症状があるかどうかを認識しなければならない。この点で、細動除去器は、徐脈の重大さのレベルを示すように対話を使用者に要求できる。これは、症状に関する一連の質問を使用者に尋ね、データ収集器を使用して症状を監視し、あるいは例えば、重大な徴候あるいは症状があるかどうかを示す肯定/否定応答を入力するように救助者に要求することによって行うことができる。
徐脈528治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変わった診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変化の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
徐脈とともに重大な徴候あるいは症状がある場合、細動除去器は、“介入シーケンス:アトロピン、TCP、ドーパミン、エピネフリンおよびイソプロテレノールを与える”ように救助者にプロンプトできる。薬に対する実際の勧告は徐脈の性質に応じて変わる。例えば、アトロピンは、まず最初に勧められる薬剤である。しかしながら、アトロピンは、徐脈が急性MIを伴う場合には虚血を悪化させ、あるいはVT、VFあるいは両方を誘発し得る。さらに、徐脈が実際心室漏れ律動である場合、リドカインは致命的であり得る。
徐脈症状が重大である場合、細動除去器は、“患者を監視する”かあるいは“経静脈法ペースメーカーを用意する”(タイプII第2度-あるいは第3度AVブロックが疑われる場合)のいずれかをするように使用者にプロンプトできる。
徐脈528治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
適切な診断が心悸亢進530であると細動除去器が決定した場合、細動除去器は、例えば、“徐脈に対する治療を与える”ように救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“ABCを評価し、気道を確保し、酸素を与え、IVを始める”のようなより詳細な指示を救助者に与えることができる。さらに、細動除去器は、徐脈に対する治療を与えるように救助者に勧め、それから救助者に徐脈の特徴(例えば、心房性細動除去/動悸、発作性上心室性頻拍(“PSVT”)、はっきりしない種類の包括的な複合徐脈、あるいはショック可能なVT(“VT”))を知らせることができる。望まれる場合、細動除去器は、特定の種類の徐脈に対する適切な治療を始めるように救助者に勧めることができる。心房性細動除去/動悸が検出された場合、細動除去器は、“ジルチアゼム、β遮断剤、ベラパミル、ジゴキシン、プロカインアミド、キニジン、あるいは抗凝固剤を検討する”ように救助者に指示できる。PSVTが検出される場合、細動除去器は、“迷走神経操作を実行する”に続いて“アデノシンを投与する”ように救助者に命令してもよい。細動除去器がそのとき幅広い複雑な幅を検出する場合、細動除去器は、“リドカインを投与する”に続いて“プロカインアミドを投与する”ように救助者に指示できる。細動除去器が、リドカイン、プロカインアミド治療が有効的でなく、犠牲者が包括的な複合徐脈をなお患っていると決定するならば、細動除去器は、同期カルディオバージョンを与えるように使用者にプロンプトし始めることができる。それとは別に、狭い複雑な幅が低血圧あるいは不安定な血圧とともに検出される場合、細動除去器は、同期カルディオバージョンを与えるように救助者に指示し始める。しかしながら、狭い複雑な幅が正常血圧あるいは高血圧を伴う場合、細動除去器は、“30分間にわたって逐次的に服用すべき2服のベラパミルを投与する”に続き“ジゴキシン、β遮断剤、およびジルチアゼムを検討する”ように使用者に指示できる。この治療シーケンスが失敗する場合、細動除去器は、同期カルディオバージョンを与えるように救助者に命令できる。はっきりしない種類の包括的な複合徐脈が検出される場合、細動除去器は、“1〜2分毎のアデノシン迅速なIVプッシュが続く5〜10分毎の2つのシーケンスのリドカインIVプッシュを投与する”ように救助者に命令できる。診断がVTである場合、細動除去器は、プロカインアミド、それからプレチリウムが続く5〜10分毎のリドカインを投与するように救助者に命令する。これらの治療が有効でない場合、細動除去器は、同期カルディオバージョンを与えるよう救助者に指示することができる。さらに、細動除去器内のカウンタあるいはタイマは、最初の投与の後の適切な間隔で薬物を投与するように救助者にプロンプトできる。
心悸亢進530治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与え始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、適切診断が低血圧症、震蕩症、あるいは急性肺水腫532であると決定する場合、細動除去器は、“低血圧症、震蕩症、あるいは急性肺水腫に対する治療を与える”ように救助者にプロンプトできる。それとは別に、“ABCを評価し、気道を確保し、酸素を与え、IVを始める”のようなより詳細な命令を与えることができる。この点で、細動除去器は、問題の性質を決定するかあるいは問題の性質を示すように救助者に要求するかのいずれかができる。この問題が“血液量問題”(血液量減少)である場合、細動除去器は、“体液を施す”かあるいは“輸血を施す”ように救助者にプロンプトできる。次に、細動除去器は、“原因特有介入を行う”ように救助者に命令できる。このような原因特有な介在は、出血、胃腸損失、腎臓損失、あるいはアジソン病を治療する血液量の問題の原因に向けられる。さらに、細動除去器は、“示されるならば、昇圧剤を検討する”ように救助者に命令できる。細動除去器は、救助者が犠牲者の血圧を示すことを周期的に要求できるし、あるいは血液量問題を処理するプロンプトが与えられている間、犠牲者の血圧を監視できる。血圧が心臓問題(心臓疾患により引き起こされたもの)があることを示しているならば、細動除去器は、心臓問題に対する治療を施すように使用者に操作指示し始める。収縮期血圧が70mmHgより小さい場合、細動除去器は、“ノルエピネフリンあるいはドーパミンを検討する”ように救助者にプロンプトできる。収縮期血圧が70〜100mmHgである場合、細動除去器は、“ドーパミンを投与し、ノルエピネフリンを添加する”ように救助者にプロンプトできる。収縮期血圧が100mmHgより大きい場合、細動除去器は、“ドブタミンを投与する”続いて“患者が急性水腫であるならば、更なる動作を検討する”ように救助者にプロンプトできる。このような更なる動作は、適宜詳細に述べることができる。最後に、拡張期圧力が110mmHgより大きい場合、細動除去器は、“ニトログリセリンおよび/またはニトロプルサイドを投与する”ように救助者にプロンプトできる。問題の性質が心拍数問題である場合、細動除去器は、前述の徐脈528(心拍数が遅い場合)あるいはまた前述の心悸亢進530(心拍数がとても速い場合)に対する治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトする。
低血圧症、震蕩症、あるいは急性肺水腫532治療プロトコル中で、細動除去器は、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変わった診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変化の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与え始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、適切な診断がVFあるいはショック可能VT534であることを決定した場合、細動除去器は、“VFあるいはショック可能なVTに対する治療を与える”ように救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“ABCを評価し、細動除去器が取り付けられるまで、CPRを実行する”ようなより詳細な命令を供給できる。その後、細動除去器は、上記に詳述され、図3〜図14に示されたようなCPR:ショックプロトコルを与えるように救助者に再び操作指示し始める。
VFあるいはショック可能VT534治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変わった診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変化の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与え始める”ような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、適切な診断がPEA536であると決定した場合、細動除去器は、“PEAに対する治療を与える”ように救助者をプロンプトできる。それはとは別に、細動除去器は、“CPRを続け、同時に挿管治療し、IVアクセスを得て、血液の流れを評価する”のようなより詳細な命令を与えることができる。救助者が動作を実行できるようにプロンプトを一回繰り返して一時的休止することができるか、あるいは手順が完了して救助者が次のプロンプトの準備ができていることを、救助者が音声であるいはボタンを押すことのいずれかで示すまで休止できる。最初のプロンプトに続いて、細動除去器は、可能な原因を検討するように救助者に命令できる。それとは別に、細動除去器は、可能な原因を決定するようにデータ収集器によって供給された情報を評価できる。細動除去器あるいは操作者は、原因が例えば多数のMIであると決定する場合、細動除去器は、プロンプトプロトコルを前述のMI526を治療するプロンプトに切り換える。他の例では、測定可能な血圧がない電気的動作の最も一般的な原因は血液量減少である。PEAが低血液量とともに減少される場合、細動除去器は、前述の低血圧症、震蕩症、あるいは肺水腫532に対する治療プロトコルにおいて再び操作指示し始める。細動除去器あるいは操作者が、(細動除去器を他の治療に向ける)PEAに対する原因を決定できない場合、細動除去器は、“エピネフリンを投与し、(心拍数がきわめてゆっくりである場合)アトロピンを投与する”ように使用者にプロンプトできる。エピネフリンおよびアトロピンはPEAに対して非特有な介在である。細動除去器は、“積極的な換気減少を与える”ように救助者にさらに命令できる。
PEA536治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器は、適切な診断が不全収縮538であると決定するならば、細動除去器は、“不全収縮に対する治療を与える”ように救助者にプロンプトできる。それとは別に、“CPRを続け、同時に挿管治療し、IVアクセスを得て、1つ以上のリードにおいて不全収縮を確認する”のようなより詳細な命令を与えることができる。最初のプロンプトに続いて、細動除去器は、“可能な原因を検討する”かあるいは“即時の経皮性ペーシングを検討する”ように救助者にプロンプトできる。その後、細動除去器は、“エピネフリンを投与する”に続き、“アトロピンを投与する”ように救助者にプロンプトできる。
不全収縮538治療プロトコル中で、細動除去器は、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、正常心臓機能540があることを決定した場合、細動除去器は、“全然外傷がない場合、犠牲者を救助位置に置く”ように救助者にプロンプトできる。
正常心臓機能540治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
図17Aおよび図17Bは、小児科患者に対してACLSを施すことを含む細動除去器動作方法に向けられている。
図17Aは、細動除去器10が犠牲者の応答を評価するように救助者にプロンプトする(ステップ550)の細動除去器動作方法を示している。前述のように、救助者は、音声認識ソフトウェアが使用される場合、例えば、ボタンを押すかあるいは応答することによって犠牲者の応答を示すことができる。
犠牲者が応答する場合、細動除去器は、細動除去器を配置するように救助者にプロンプトする(ステップ560)。細動除去器を配置する命令には、“パッドを取り付ける”あるいは“電極を接続する”のようなより詳細な命令が続く。犠牲者が応答しない場合、細動除去器は、呼吸を検査するように救助者にプロンプトする(ステップ554)。救助者は、犠牲者が、音声認識ソフトウェアが使用される場合、例えば、ボタンを押すかあるいは応答することによって呼吸しているかどうかを示すことができる。犠牲者が呼吸しているならば、細動除去器10は、細動除去器を配置するようにプロンプトする(ステップ560)。しかしながら、犠牲者が呼吸していないならば、細動除去器は、CPRを始めるようにプロンプトする(ステップ558)。
CPRを始めるようにプロンプトすること(ステップ558)に続いて、命令発生器は、図3〜図15に示されるような詳細なCPR命令プロトコルに従うことができる。細動除去器によって与えられるプロンプト数は、細動除去器の配置前に選択されたセットアップによって決まる。救助者がCPRを施すことを完了したとすると、命令発生器は、図17Aの方法に戻り、細動除去器を配置するように救助者に命令する(ステップ560)。
細動除去器が、任意の他の命令を続行する前にこの方法中任意の点で細動除去器を取り付けるように救助者に命令できることが当業者によって理解される。
救助者が細動除去器を配置するようにプロンプトされ、細動除去器が配置されると、細動除去器は、心臓律動および心臓の緊急状態に対して受信することができる任意の他のデータを解析する。このような付加的情報は、例えば、脈拍酸素濃度計、脈拍検出器、血圧検出器、あるいは血液力学監視器のようなデータ収集から受信された情報であってもよい。いくつかあるいは全てのデータ収集が利用可能でない場合、細動除去器は、犠牲者の状態に関するいろいろな生理学的パラメータに関する情報を入力するように使用者にプロンプトできる。いかに情報が得られるかに関係なく、細動除去器は、治療プロトコルを決定するように心臓律動に関連する情報を解析する。
CPRを与える間を除いて、細動除去器は、特定の治療命令が救助者に示されている間、心臓律動および他のデータを監視し続ける。ステップ572に選択された治療決定に影響を及ぼすパラメータのいずれが治療の過程中変わるならば、細動除去器は、救助者にプロンプトすることを休止し、患者データを再評価し、新しい診断を行い、修正された診断に基づいて処置を施すように救助者にプロンプトし始める。
細動除去器によって行われた診断は下記のカテゴリー、すなわち急性徐脈578、心悸亢進580、低血圧症、震蕩症、急性肺水腫582、VF/ショック可能VT584、PEA586、不全収縮588、および正常心臓機能590に分類される。これらの可能な診断の各々に対して従う治療アルゴリズムはいくつかの要因によって決まる。例えば、救助者の経験レベル、使用可能な装置あるいは薬物の数、細動除去器の代行あるいは操作者が従うプロトコルである。明らかに、警察官あるいは客室乗務員のような門外漢にとって、プロンプトのレベルは、EMTあるいは医者に対するプロンプトよりもより詳細にされる可能性がある。さらに、訓練中使用されるプロンプトのレベルは、訓練されている人の技術レベルあるいは望まれる技術の究極のレベルに応じて変えることができる。さらに、細動除去器に特定の手順が実行できない(例えば、必要な装置が使用できない)場合に細動除去器の動作を管理する代行が細動除去器を使用する場合、これらのプロンプトはプロトコルから取り除かれてもよい。最後に、管理機関は、後述の標準治療アルゴリズムから続いて生じる、修正型の特定のプロトコルを有してもよい。
例示する目的のために、診断578〜590に対する後述のルーチンをプロンプトする例は、小児科医学の高度生命維持“7.心臓律動障害”1〜15(AHA、1997)に略述された勧告治療手順に従っている。ここでは詳細に記述されていないけれども、他の変形プロトコルあるいは、治療プロトコルが使用でき、本発明の範囲内にある。
細動除去器が、診断が徐脈578であると決定した場合、細動除去器は、例えば、“徐脈に対する治療を与える”ように救助者にプロンプトする。それとは別に、細動除去器は、“ABCを評価し、気道を保護し、酸素を与え、重要な徴候を評価する”のようなより詳細な指示を与えることができる。続行する次のステップを決定するために、細動除去器は、深刻な心肺の危険があるかどうかを知らなければならない。この点で、細動除去器は、徐脈の危険なレベルを示すように対話を使用者に要求できる。これは、症状に関する一連の質問を使用者に尋ね、データ収集器を使用して症状を監視し、例えば、危険な徴候あるいは症状があるかどうかを示すために肯定/否定応答を入力することを救助者に要求することによって行われる。
深刻な心肺の危険が全然ない場合(例えば、灌流が適切で、低血圧症でなく、呼吸困難でもない)、細動除去器は、患者を観察し、ABCを支援するように使用者にプロンプトできる。
深刻な心肺の危険がある場合、細動除去器は、心拍度数が1分間の60回の脈拍よりも小さい場合、胸圧迫を実行するように使用者にプロンプトできる。さらに、IV/IOアクセスを始めるように救助者にプロンプトできる。アクセスが得られると、細動除去器は、3〜5分毎にエピネフリンの0.01mg/kgを投与するように救助者にプロンプトできる。細動除去器コントローラのカウンタあるいはタイマは、最後のエピネフリン服用以来の時間数を監視し、その後の服用を与えるように救助者にプロンプトできる。さらに、0.02mg/kg(0.1mgの最少服用量および0.5mg/kgの最大服用量の場合)アトロピンを投与するプロンプトを与えることができる。エピネフリンように、カウンタあるいはタイマは、何時第2回目の投薬が行われるべきであるかを決定するために使用できる。
徐脈528治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
徐脈528治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、適切な診断が心悸亢進580であると決定した場合、細動除去器は、“心悸亢進に対する治療を与える”ことを救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“気道を評価し、保ち、酸素を与え、換気を確実にする”ようなより詳細な命令を与えるできる。さらに、細動除去器は、心悸亢進に対する治療を与えるように救助者に勧め、それから心悸亢進の特徴を救助者に知らせることができる(例えば、膿瘻心悸亢進、上心室性頻拍(“SVT”、あるいはショック可能VT)。望まれるならば、細動除去器は、特定の種類の心悸亢進に対する適切な治療順序を始めるように救助者を勧めることができる。
診断が膿瘻心悸亢進である場合、救助者は、“可能な原因を識別し、治療する”ようにプロンプトできる。“高熱、ショック、血液量減少、血中酸素減少、異常電解質、薬物摂取、気胸およびタンポン挿入様急性心臓圧迫”を予期する”ような原因についてのより詳細な情報が供給することもできる。
診断がSVTである場合、細動除去器は、素早い血管アクセスが利用可能であるがどうかを尋ねることができる。アクセスが利用可能である場合、細動除去器は、アデノシン(0.1〜0.2mg/kg)、次いで速い正常の生理的食塩水(2〜5ml薬物適用量)が続く鎮静作用を検討するようにプロンプトできる。アデノシンが律動を変えることができない場合、細動除去器は同期カルディオバージョンを施すことができる。
アクセスが全然使用可能でない場合、細動除去器は、同期カルディオバージョンを直ちに施すべきである。
診断がSVTである場合、細動除去器は、素早い血管アクセスが利用可能であるがどうかを再び尋ねることができる。アクセスが利用可能でない場合、細動除去器は、SVTに対する前述のような同期カルディオバージョンを施し始める。アクセスが利用可能である場合、細動除去器は、リドカイン(1mg/kg)、鎮静作用/鎮痛剤に続いて、同期カルディオバージョンを投与するように救助者にプロンプトできる。
心悸亢進580治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、適切な診断がVFあるいはショック可能VT584であると決定した場合、細動除去器は、“VFあるいはショック可能VTに対する治療を与える”ことを救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“CPRを続け、気道を保護し、酸素で呼吸亢進させ、IVあるいはIOアクセスを得る”ようなより詳細な命令を与えるできる。その後、細動除去器は、上記に詳述され、図3〜図14に示されているようなCPRショックプロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを再び始める。
さらに、最初の一連のショックに続くエピネフリン(0.01mg/kg)を投与し、それからそれぞれ付加的細動除去器ショックを与えた後にリドカイン(1mg/kg)を投与するように救助者にプロンプトできる。細動除去器コントローラのカウンタあるいはタイマは、最後のエピネフリン服用以来の時間数を監視し、3〜5分間隔でその後の投薬を行うように救助者にプロンプトできる。
VFあるいはショック可能VT584治療プロトコル中で、細動除去器は、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、適切な診断がPEA586であると決定した場合、細動除去器は、“PEAに対する治療を与える”ことを救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“PEAに対する原因を識別し、治療する”ようなより詳細な命令を与えるできる。“重度の血中酸素減少、重度のアシドーシス、重度の血液減少、圧力気胸、タンポン挿入様急性心臓圧迫、危険な低体温を予期する”ような原因についてのより詳細な情報も与えることができる。プロンプトは、救助者が機能を実行することができるように一回繰り返した後休止ができるか、あるいは手順が完了されて救助者が次のプロンプトを準備することを救助者が音声であるいはボタンを押すかのいずれかで示すまで休止できる。最初のプロンプトに続いて、細動除去器は、可能な原因を検討するように救助者に命令できる。それとは別に、細動除去器は、可能な原因を決定するようにデータ収集器によって与えられる情報を評価する。
細動除去器あるいは操作者がPEAに対する原因を決定することができない場合、細動除去器は、“CPRを続け、気道を保護し、100%酸素で呼吸亢進させ、-IV/IOアクセスを得る”ように使用者にプロンプトできる。IV/IOアクセスが得られたとすると、細動除去器は、エピネフリン(0.01mg/kgの最初の服用量、0.1mg/kgのその後の服用量)を投与するように救助者にプロンプトできる。前述のように、細動除去器コントローラのカウンタあるいはタイマは、最後のエピネフリン服用以来の時間数を監視し、3〜5分間隔でその後の投薬を行うように救助者にプロンプトできる。
PEA586治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、適切な診断が不全収縮588であると決定した場合、細動除去器は、“不全収縮に対する治療を与える”ように救助者にプロンプトできる。それとは別に、細動除去器は、“CPRを続け、気道を確保し、100%酸素で呼吸亢進させ、-IV/IOアクセスを得る”ように使用者にプロンプトできる。IV/IOアクセスが得られたとすると、細動除去器は、エピネフリン(0.01mg/kgの最初の服用量、0.1mg/kgのその後の服用量)を投与するように救助者にプロンプトできる。前述のように、細動除去器コントローラのカウンタあるいはタイマは、最後のエピネフリン服用以来の時間数を監視し、3〜5分間隔でその後の投薬を行うように救助者にプロンプトできる。
不全収縮588治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
細動除去器が、正常心臓機能590があると決定した場合、細動除去器は、“外傷が全然ない場合、犠牲者を救助位置に置く”ように救助者にプロンプトできる。
正常の心臓機能590治療プロトコル中で、細動除去器が、犠牲者の状態が変わったと決定するならば、細動除去器は、最新治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプトすることを中止し、変更された診断に基づいて新しい治療プロトコルを与えるように救助者にプロンプテイングすることを始める。このようなプロトコルの変更の前に、“患者の状態が変わった、....に対する治療を与えることを始める”のような、操作者への警告があってもよい。
命令は、可視画像発生器26に表示されてもよいし、あるいは可聴音声発生器28あるいは2つの組み合わせで可聴であってもよい。図3〜図15に示されたCPRに関しては、可視プロンプトは、例えば、膨張が実行されるべき速度で肺膨張の点滅画像が続く圧迫が実行されるべき割合で胸を圧迫する、例えば手の点滅画像からなってもよい。予めプログラム化されたプロトコルにより2つの画像間で交互に変える。それとは別に、可視プロンプトは、例えば、“圧迫する”、“ぐいと押す”あるいは“圧する”の点滅画像に続き、言葉“呼吸する”、“膨張する”あるいは“換気する”の点滅画像からなってもよい。言葉遣いの選択は救助者の経験のレベルに適合させる。グラフィック表示のように、言葉の点滅画像は、作業が実行されるべき速度に対応する速度にある。
それとは別に、可視画像を可聴プロンプトと調和的に働く場合、可視画像は点滅しなくてもよい。さらに、可視画像が文書プロンプトからなる場合、命令は、英語以外の言語、例えば、フランス語、ドイツ語、イタリア語、あるいは日本語でプログラム化されてもよい。可視画像が点滅する場合、可視プロンプトの点滅の速度は、CPRのようなステップが実行されるべきで、可聴プロンプトの供給と同期化できるタイミングに応答してもよい。
可視プロンプトの代わりあるいは可視プロンプトに加えて、可聴プロンプトが与えられてもよい。プロンプトは可聴プロンプト発生器28によって発生される。可聴プロンプトは、例えば、CPRプロンプテイングで使用するための保時音からなってもよい。このCPRプロンプテイングは、例えば、圧迫に対しては短いパルス音、呼吸に対して長いパルス音を与える。例えば、1分の周期の間、予めプログラム化されたプロトコルにより2つの間で交互に変える。このような保時音は、例えば、メトロノームによって発生できる。保時音を発生する装置は当該技術分野で公知である。このような装置は、圧電ブザーと、ROMに記憶された音の記録等とを含んでいる。
それとは別に、CPRに対する可聴プロンプトは、CPRが実行されるべき速度で繰り返される“ぐいと押す”あるいは“圧する”に続き、“呼吸する”あるいは“膨張する”のような、例えば記録あるいは合成的に発生される命令からなる音声プロンプトからなってもよい。例えば、子供に対するAHAプロトコル(図6に示されたステップ222B〜222C)に従うようにプログラム化された細動除去器は、1分の周期の間繰り返される同期化コマンド“ぐいと押す...ぐいと押す...ぐいと押す...ぐいと押す...ぐいと押す...呼吸する...”を出すことができる。
その代わりに、CPRに対する可聴プロンプトは、例えば、“2回の呼吸を与える”に続き、“15回の圧迫を与える”命令からなってもよい。プロンプトに休止が続く場合、各命令には、この命令を実行する適切な長さの休止が続く。それとは別に、コマンドに続いて、適切な時間間隔でコマンドを実行する際に救助者を助けるタイミングトーンを供給できる。例えば、戻って図6の222B〜222Cに示された子供に対するAHACPRプロトコルを参照すると、命令は、次のように出すことができる。すなわち、“5回の圧迫を与える...(タイミングトーン)...(タイミングトーン)...(タイミングトーン)...(タイミングトーン)...(タイミングトーン)...1回の呼吸を与える...(タイミングトーン)”である。
可聴プロンプトが特定のCPRあるいはACLSステップに対する命令を与えると、対応する可視プロンプトが表示されるように与えられる任意の可視プロンプトと同期化されてもよい。それとは別に、可視プロンプトが、可聴プロンプトが命令を与えると同時に命令を点滅するように可聴プロンプトは可視プロンプトと同期化されてもよい。
ヘルプに対する救助者要求に応答する付加的プロンプテイングが含まれてもよい。このようなプロンプテイングはパソコン上にある“ヘルプ”ボタンと同様である。付加的プロンプテイングは、薬物剤、禁忌に対する薬物服用量のような救助者に対するより詳細な命令を与えもよいし、あるいはステップの付加的説明を与えてもよい。このような付加的情報は、訓練で使用される細動除去器に特に役に立つ。例えば、細動除去器が救助者からの情報を要求すると、救助者が“ヘルプ”に対する要求を示す場合、いかにあるいはどこに情報を得るかの説明を与えることができる。
CPRプロンプテイングのように、可聴および/または可視プロンプテイングは、診断可能性の各々に基づいて犠牲者を治療する際に救助者をガイドするために使用されてもよい。ここでは特に詳述されていないけれども、可視プロンプテイング(文書および図形の両方)と可聴プロンプテイング(言葉および音の両方)との他の組み合わせは本発明の範囲内にある。
本発明の範囲は前述の実施例に限定されないことを理解すべきである。いろいな修正および変更は、本発明の精神および範囲から逸脱しないで当業者によって行うことができる。
Claims (25)
- 可聴プロンプトと可視プロンプトとを発生できる細動除去器であって、前記細動除去器は、心臓律動を解析し、手動CPRを施している間、救助者に、同期した可聴CPRプロンプトと可視CPRプロンプトとを与え、前記同期した可聴CPRプロンプトと可視CPRプロンプトとは、前記同期した可聴CPRプロンプトと可視CPRプロンプトとに対応するレートで前記救助者が手動CPRを施すのを助けるものである、細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが言葉であることを特徴とする、請求項1に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが音であることを特徴とする、請求項1に記載の細動除去器。
- 前記同期したCPRプロンプトが子供のCPRを実行するためのものであることを特徴とする、請求項1に記載の細動除去器。
- 前記同期したCPRプロンプトが大人のCPRを実行するためのものであることを特徴とする、請求項1に記載の細動除去器。
- グラフィック可視画像を発生できる細動除去器であって、前記細動除去器は、心臓律動を解析し、手動CPRを施している間、救助者に、同期した可聴プロンプトと可視プロンプトとを与え、前記同期した可聴プロンプトと可視プロンプトとは、前記同期した可聴プロンプトと可視プロンプトとに対応するレートで前記救助者が手動CPRを施すのを助けるものであり、胸圧迫と人工呼吸ステップのために別のグラフィック可視画像を与える、細動除去器。
- 前記細動除去器が可聴音声を発生できることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記可視プロンプトが所定の速度で点滅することを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが言葉であることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが音であることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが所定の速度で出されることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが可視画像と同期化されることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記可視画像が前記可聴プロンプトと一致するように調時されることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記命令が子供のCPRを実行するためのものであることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 前記命令が大人のCPRを実行するためのものであることを特徴とする、請求項6に記載の細動除去器。
- 細動除去器であって、
エネルギー源と、電極インタフェースと、グラフィック画像を発生する可視画像発生器と、可聴音声発生器とを含み、前記電極インタフェースは、前記エネルギー源と電気的につながっており、患者に電気療法を与えるものであり、
前記可視画像発生器と前記可聴音声発生器とにつながっているCPR命令発生器と、
前記可視画像発生器と前記可聴音声発生器とにつながっているACLS命令発生器とを備え、
前記CPR命令発生器は、手動CPRを施している間、同期した可聴プロンプトと可視プロンプトとを発生し、救助者が、前記同期した可聴プロンプトと可視プロンプトとに対応するレートで手動CPRを施すのを助けるものである、細動除去器。 - 前記可聴音声発生器が、前記ACLS命令発生器からの命令に応じて可聴プロンプトを発生することを特徴とする、請求項16に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが言葉であることを特徴とする、請求項17に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが音であることを特徴とする、請求項17に記載の細動除去器。
- 前記可聴プロンプトが所定の速度で出されることを特徴とする、請求項17に記載の細動除去器。
- 前記ACLS命令発生器が前記可視画像発生器と通信することを特徴とする、請求項16に記載の細動除去器。
- 前記可視画像発生器が可視プロンプトを発生することを特徴とする、請求項16に記載の細動除去器。
- 前記可視プロンプトがグラフィック画像であることを特徴とする、請求項22に記載の細動除去器。
- 前記命令が子供のCPRを実行するためのものであることを特徴とする、請求項16に記載の細動除去器。
- 前記命令が大人のCPRを実行するためのものであることを特徴とする、請求項16に記載の細動除去器。
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