JP4738556B2 - 分散運用システムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クライアント上で動作しブラウザ上で動作しないプログラムを実行させる、およびクライアントから、WWWサーバ上で動作しなくサーバ上で動作するプログラムに処理依頼して実行結果の返答を受ける分散運用システムおよび記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、WWWブラウザは、html形式の文書の内容を解析して、Javaプログラム(アブレット)を動作させるために必要な資源がクライアントに存在しない場合は自動的にサーバよりダウンロードを行う。この仕組みにより、Javaプログラムに必要な資源がクライアントに存在しない資源であっても、Javaプログラムを動作させることが可能となる。
【0003】
しかし、C言語やCOBOL言語で作成したプログラムやJavaプログラム以外の資源はダウンロードの対象とならない。このため、Javaプログラムを正常に動作させるためには、WWWブラウザが管理しない既存資源を予めクライアント側に配置しておく必要があった。
【0004】
また、既存資源がサーバ環境で動作するプログラムである場合、WWWブラウザは動作するために必要な資源を全てクライアント環境にダウンロードするため、クライアント環境にあるJavaプログラムからサーバ環境にある既存資産を実行させるためには、プログラム開発者がそのプログラムを開発する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(1) 上述したように、従来のWWWブラウザによるJavaプログラムを正常に動作させるためには、既存資源を予めクライアント環境に配置しておく必要がある。このようなシステムでは、既存資源の内容が更新される毎にクライアント環境に配置されている既存資源を置き換える作業が必要となってしまう問題があり、サーバに必要な資源を全て配置して運用するというJavaプログラムの利点が失われてしまう問題が発生する。
(2) 既存資源がサーバ環境で動作するプログラムである場合、クライアント側にダウンロードされたJavaプログラムから当該サーバ環境で動作するプログラムを動作させることができないという問題もある。
【0006】
本発明は、これらの問題を解決するため、サーバからブラウザ上で動作しなくOS依存のプログラムを自動的にクライアントにダウンロードして動作させたり、サーバ側のWWWサーバ上で動作しなくOS依存のプログラムを自動的に実行させて結果を受け取ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
図1において、クライアント1は、各種業務を行う端末であって、ここでは、WWWブラウザ2と、プロパティファイル4、プログラムA,プログラムBなどを格納したものである。
【0008】
WWWブラウザ2は、html文書などをもとに各種処理を行うものであって、ここでは、プログラムA,B(例えばJavaプログラムA,B)を動作させてOS(オペレーティングシステム)に依存しないで各種業務処理を実行させるためのもの(プラットホーム)である。
【0009】
プログラムAは、ブラウザ上で動作するプログラムであって、プロパティファイル4に従い各種処理を行うものである。
プロパティファイル4は、プログラムが実行するため必要な情報を登録したものである。
【0010】
プログラムBは、サーバ11からダウンロードしてブラウザ上で動作するプログラムである。
サーバ11は、クライアント1に各種サービスを提供するものであって、ここでは、WWWサーバ12と、プログラムB、クライアント用既存資源Bなどを格納したものである。
【0011】
WWWサーバ12は、html文書などをもとにブラウザに各種サービスを提供するものである。
次に、動作を説明する。
【0012】
クライアント1のブラウザ2上で動作するプログラムAがプロパティファイル4をもとにサーバ側からプログラムBをダウンロードして起動し、起動されたプログラムBが動作を開始してプログラムAから指示された処理を実行してその結果をプログラムAに返答し、プログラムAが返答を受けた結果を出力するようにしている。
【0013】
この際、ブラウザ2上で動作するプログラムAをオペレーティングシステムに依存しないプログラムとし、ブラウザ2上で動作しなくクライアント1上で動作するプログラムBをオペレーティングシステム依存のプログラムとするようにしている。
【0014】
また、プログラムAをJavaプログラムとし、プログラムBをクライアント上で動作するオペレーティングシステム依存のプログラムとするようにしている。
また、ダウンロード時にデータも同時にあるいは必要となった時にダウンロードし、プログラムBがダウンロードしたデータを使用して処理を実行するようにしている。
【0015】
また、クライアント1のブラウザ2上で動作するプログラムAがプロパティファイル4をもとにサーバ11のWWWサーバ12上で動作するプログラムBを呼び出して処理依頼し、呼び出されて処理依頼を受けたサーバのWWWサーバ12上で動作するプログラムBがWWWサーバ上で動作しなくサーバ上で動作するプログラムCに処理依頼してその結果を受け取ってプログラムAに返答し、返答を受けたクライアントのブラウザ上で動作するプログラムAが受け取った結果を出力するようにしている(図6のフローチャート参照)。
【0016】
この際、ブラウザあるいはWWWサーバ上で動作するプログラムA、Bをオペレーティングシステムに依存しないプログラムとし、ブラウザ上で動作しなくサーバ上で動作するプログラムCをオペレーティングシステム依存のプログラムとするようにしている。
【0017】
また、プログラムA、BをJavaプログラムとし、プログラムCをサーバ上で動作するオペレーティングシステム依存のプログラムとするようにしている。
従って、サーバからブラウザ上で動作しなくOS依存のプログラムを自動的にクライアントにダウンロードして動作させると共に、サーバ側のWWWサーバ上で動作しなくOS依存のプログラムを自動的に実行して結果を受け取ることが可能となる。
【0018】
【実施例】
次に、図1から図8を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1の(a)は、プログラムBと資源(クライアント用既存資源B)をクライアントにサーバからダウンロードして処理を実行するときの構成図を示す。
【0020】
図1の(a)において、クライアント1は、各種業務を行う端末であって、ここでは、WWWブラウザ2、および資源格納装置3などから構成されるものである。
【0021】
WWWブラウザ2は、html文書などをもとに各種処理を行うものであって、ここでは、プログラムA,B(例えばJavaプログラムA,B)を動作させてOS(オペレーティングシステム)に依存しないで各種業務処理を実行させるためのもの(プラットホーム)である。
【0022】
資源格納装置3は、各種資源を格納するものであって、ここでは、プログラムA、プロパティファイル4、プログラムB,クライアント用既存資源Bなどを格納するものである。
【0023】
プログラムAは、ブラウザ2上で動作するプログラムであって、プロパティファイル4に従い各種処理を行うものである。
プロパティファイル4は、プログラムが実行するため必要な情報を登録したものである。
【0024】
プログラムBは、サーバ11からダウンロードしてブラウザ2上で動作するプログラムである。
クライアント用既存資源B5は、サーバ11からダウンロードしたクライアント用の既存資源である。
【0025】
サーバ11は、クライアント1に各種サービスを提供するものであって、ここでは、WWWサーバ11、および資源格納装置12などから構成されるものである。
【0026】
WWWサーバ12は、html文書などで各種情報などの提供を行うものである。
資源格納装置13は、各種資源を格納するものであって、ここでは、プログラムB、クライアント用既存資源B14などを格納するものである。
【0027】
次に、動作を説明する。
(1) サーバ側のWWWサーバ12には、後述する図4のツールで作成されたプログラムBと、このプログラムBで使用するクライアント用既存資源Bを作成して図示のように配置(格納)する。
【0028】
(2) クライアント側の資源格納装置3には、後述する図2の(a)のツールで作成されたダウンロード用のプロパティファイル4およびプログラムBで使用する機能を持ったプログラムAを配置(格納)する。
【0029】
(3) クライアント側のWWWブラウザ2からWWWサーバ12内のプログラムBを含むJavaプログラムを参照すると、ここでは、プログラムBがWWWブラウザ2にダウンロードされ、資源格納装置3内に図示のプログラムBが格納される(図1の(a)の▲1▼と▲2▼参照)。
【0030】
(4) (3)でダウンロードされたプログラムBは、プロパティファイル4を参照しプログラムAを使ってサーバ11からクライアント用既存資源Bをダウンロードし、資源格納装置3内に図示のクライアント用既存資源Bを格納する(図1の(a)の▲3▼と▲4▼参照)。
【0031】
(5) クライアント側のプログラムBは、クライアント用既存資源B5を使用(参照)して所定の処理(機能)を実行する。
以上によって、クライアント側でプロパティファイル4とプログラムAを準備し、サーバ側でプログラムBとクライアント用既存資源Bを準備し、WWWブラウザ2がサーバ11のWWWサーバ12を参照すると、ここでは、プログラムBがクライアント側にダウンロードされ、ダウンロードされたプログラムBがプロパティファイル4を参照してプログラムAを使ってサーバ11からクライアント用既存資源Bをダウンロードし、プログラムBがクライアント用既存資源B5を参照して(使って)所定の処理(機能)を実行することが可能となる。
【0032】
図1の(b)は、クライアント側からサーバ側にある資源を参照(使用)して所定の処理を実行するときの構成図を示す。
図1の(b)において、クライアント1は、各種業務を行う端末であって、ここでは、WWWブラウザ2、および資源格納装置3などから構成されるものである。
【0033】
WWWブラウザ2は、html文書などをもとに各種処理を行うものであって、ここでは、プログラムA,B(例えばJavaプログラムA,B)を動作させてOS(オペレーティングシステム)に依存しないで各種業務処理を実行させるためのもの(プラットホーム)である。
【0034】
資源格納装置3は、各種資源を格納するものであって、ここでは、プログラムA、プロパティファイル4、プログラムBなどを格納するものである。
プログラムAは、ブラウザ2上で動作するプログラムであって、プロパティファイル4に従い各種処理を行うものである。
【0035】
プロパティファイル4は、プログラムが実行するため必要な情報を登録したものである。
プログラムBは、サーバ11からダウンロードしてブラウザ2上で動作するプログラムである。
【0036】
サーバ11は、クライアント1に各種サービスを提供するものであって、ここでは、WWWサーバ12、および資源格納装置13などから構成されるものである。
【0037】
WWWサーバ12は、html文書などで各種情報などの提供を行うものである。
資源格納装置13は、各種資源を格納するものであって、ここでは、プログラムB、サーバ用既存資源Bなどを格納するものである。
【0038】
次に、動作を説明する。
(1) サーバ側のWWWサーバ12には、後述する図4のツールで作成されたプログラムBと、このプログラムBで使用するサーバ用既存資源Bを作成して図示のようにそれぞれ配置(格納)する。
【0039】
(2) クライアント側の資源格納装置3には、後述する図2の(a)のツールで作成されたサーバの資源参照用のプロパティファイル4およびプログラムBで使用する機能を持ったプログラムAを配置(格納)する。
【0040】
(3) クライアント側のWWWブラウザ2からWWWサーバ12内のプログラムBを含むJavaプログラムを参照すると、ここでは、プログラムBがWWWブラウザ2にダウンロードされ、資源格納装置3内に図示のプログラムBが格納される(図1の(b)の▲1▼と▲2▼参照)。
【0041】
(4) (3)でダウンロードされたプログラムBは、プロパティファイル4を参照しプログラムAを使ってサーバ11のサーバ用既存資産Bを使って(参照)して所定の処理(機能)を実行する。
【0042】
以上によって、クライアント側でプロパティファイル4とプログラムAを準備し、サーバ側でプログラムBとサーバ用既存資源Bを準備し、WWWブラウザ2がサーバ11のWWWサーバ12を参照すると、ここでは、プログラムBがクライアント側にダウンロードされ、ダウンロードされたプログラムBがプロパティファイル4を参照してプログラムAを使ってサーバ11のサーバ用既存資源Bを使って(参照)して所定の処理(機能)を実行することが可能となる。
【0043】
図2は、本発明の動作説明図(プロパティファイル作成)を示す。
図2の(a)は、動作説明フローチャートを示す。
図2の(a)において、S1は、プロパティファイルを生成するためのウィザード画面を表示する。
【0044】
S2は、生成するプロパティはダウンロード用か判別する。YESの場合には、ダウンロード用のプロパティファイルを作成すると判明したので、ダウンロード対象のファイル名とサーバ名(プロキシ)を指定する画面、例えば図2の(b)の画面を表示し入力させてS4に進む。一方、S2のNOの場合には、サーバ上のプログラムを実行させるプロパティファイルの作成と判明したので、S5でサーバマシーン名と実行するプログラム名を指定する画面を表示、例えば後述する図2の(c)の画面を表示し入力させてS4に進む。
【0045】
S4は、プロパティファイルを生成する。
以上によって、ウィザード画面上でダウンロード用あるいはサーバ上のプログラムを実行させる用のプロパティファイルを指定して、図2の(b)あるいは図2の(c)の画面を表示し、この画面上から必要な情報(ダウンロード用プロパティファイルの場合にはダウンロード対象ファイル名とサーバ名(プロキシ)、サーバ上のプログラムを実行する場合はサーバマシーン名と実行するプログラム名)を指定することで、自動的にプロパティファイルを作成することが可能となる。
【0046】
図2の(b)は、ダウンロード用プロパティファイルの指定画面例を示す。ここでは、図示の下記のデータを指定する。
・種別 :ダウンロード
・ダウンロード元URL:
・格納先ディレクトリ :
・作業用ディレクトリ :
図2の(c)は、サーバプログラム実行用プロパティファイルの指定画面例を示す。ここでは、図示の下記のデータを指定する。
【0047】
・種別 :サーバプログラム実行
・プログラム名 :
・ホスト名 :
・ポート番号 :
・サーバプログラム名 :
以上のように、画面上でそれぞれ指定し、これらの情報を図1のプロパティファイル4としてそれぞれ格納し保存することにより、実行時に当該プロパティファイルを参照してサーバから該当プログラムをクライアントにダウンロードしたり、サーバ上の該当プログラムを実行させてその結果を受け取ったりする準備ができたこととなる。
【0048】
図3は、本発明の説明図(プロパティファイル作成)を示す。これは、既述した図2の(a)のプロパティファイル4を作成するときの他の画面例を示す。
図3の(a)は、プロパティファイルを生成するためのウィザード画面の例を示す。図中に示すように、
・利用する機能を選択してください。
【0049】
・ダウンロード
・サーバプログラム実行
のうちから1つを選択し、作成するプロパティファイルを指定する。
【0050】
図3の(b)は、ダウンロード用プロパティファイルの作成が指定されたときの画面例を示す。このダウンロード用プロパティファイルの画面では、ここでは、図示の下記の情報を入力する。
【0051】
・ダウンロード元URL:
・クライアント側の格納先ディレクトリ:
・クライアント側の作業用ディレクトリ:
図3の(c)は、サーバプログラム実行用のプロパティファイルの作成が指定されたときの画面例を示す。このサーバプログラム実行用プロパティファイルの画面では、ここでは、図示の下記の情報を入力する。
【0052】
・サーバマシンのホスト名:
・ポート番号 :
・サーバプログラム名 :
図4は、本発明の動作説明フローチャート(プログラムBの生成ツール)を示す。
【0053】
図4において、S11は、Javaプログラム生成のためのウィザード画面を表示する。
S12は、ソースを生成するか判別する。これは、S11のウィザード画面上でソースの生成が選択されたか判別する。YESの場合には、S13で図2で作成されたプロパティファイル4を参照してダウンロードおよびサーバプログラムを実行するJavaプログラムのソースを自動生成する(プロパティファイル4の内容をもとに予め作成しておいたダウンロード用のプログラムあるいはサーバ上のプログラムを実行するためのプログラムを選択してこれに必要な情報を設定してダウンロードあるいはサーバ上のプログラムを実行させるためのソース(ソースプログラム)を自動生成する)。一方、S12のNOの場合には、終了する。
【0054】
以上によって、既述した図2の(a)のフローチャートに従い作成したプロパティファイル4をもとにサーバからプログラムをダウンロードするためのプログラムあるいはサーバ上のプログラムを実行させるためのプログラムをそれぞれ自動生成することが可能となる。
【0055】
図5は、本発明の動作説明フローチャート(ダウンロード/プログラムBの実行)を示す。
図5において、S21は、プロパティファイルの読み込みを行う。これは、クライアント1のWWWブラウザ2上で動作するプログラム(図4で自動作成したダウンロード用のJavaプログラム)がプロパテいファイル(図2で作成したダウンロード用のプロパティファイル4)を読み込む。
【0056】
S22は、ダウンロードを実行するか判別する。これは、S21で読み込んだプロパティファイル4を参照し、ダウンロードを実行するか判別する。YESの場合には、S23以降の処理を実行する。NOの場合には、ダウンロードを実行するためのプロパティファイルでないと判明したので、ここでは、対象外であるので、処理を終了する。
【0057】
S23は、ダウンロード用のJavaプログラムの呼び出しかつパラメタを渡す。ここでは、図示の下記のデータをパラメタとしてサーバ11のWWWサーバ上で動作するJavaプログラムを呼び出して渡す。
【0058】
・パラメタ
・ダウンロード元URL
・格納先
・プロキシアドレス
S24は、ファイルをダウンロードする。これは、サーバからクライアントのWWWブラウザにファイルをダウンロードする。ダウンロードするファイルとしては、図示の下記のようなものがある。
【0059】
・COBOLプログラム
・データ
ここで、COBOLプログラム(プログラムBに相当)は、WWWブラウザ上では動作しなく、クライアント1上で動作するプログラムの例であって、他の言語のプログラムでもよい(OS対応のプログラムである)。
【0060】
S25は、JavaプログラムがCOBOLプログラムを呼び出して実行を開始させる。
S26は、COBOLプログラムがデータを使って業務処理を実行する。
【0061】
S27は、COBOLプログラムがJavaプログラムに結果を通知して終了する。そして、Javaプログラムは結果を出力する(画面上に表示などする)。
以上によって、クライアント1のWWWブラウザ上で動作する、本実施例のJavaプログラムが本実施例のプロパティファイル4を読み込んでサーバのJavaプログラムを呼び出してパラメタ(ダウンロード元URL,格納先など)を渡してファイル(WWWブラウザ上で動作しなくクライアント上で動作するプログラム、例えばCOBOLプログラムとそのデータのファイル)のダウンロードを受け、クライアントのJavaプログラムがダウンロードしたここではCOBOLプログラムを実行させて処理を行わせその結果を受け取り、画面上に表示などすることが可能となる。これにより、クライアント1のWWWブラウザ上で動作しないCOBOLプログラムのダウンロードを処理実行が必要になった時点で受けて処理を実行させて結果を受け取り、画面上に表示することが可能となり、従来のように、クライアントに当該COBOLプログラムを配置させたままで呼び出して処理を実行させて結果を受け取る場合に発生する当該COBOLプログラムのバグ修正などを各クライアント側のCOBOLプログラムが行う手間がなくなり、サーバ側で当該COBOLプログラムを保持して修正などを一括して行うことが可能となる。
【0062】
図6は、本発明の動作説明フローチャート(サーバのプログラムBの実行)を示す。
図6において、S31は、プロパティファイルの読み込みを行う。これは、クライアント1のWWWブラウザ2上で動作するプログラム(図4で自動作成したサーバプログラム実行用のJavaプログラム)がプロパテいファイル(図2で作成したサーバプログラム実行用のプロパティファイル4)を読み込む。
【0063】
S32は、Javaプログラムを実行する。
S33は、サーバプログラムを実行するか判別する。これは、S21で読み込んだプロパティファイル4を参照し、サーバプログラムを実行するか判別する。YESの場合には、S33以降の処理を実行する。NOの場合には、サーバプログラムを実行するためのプロパティファイルでないと判明したので、ここでは、対象外であるので、処理を終了する。
【0064】
S34は、クライアント上のJavaプログラムがサーバプログラムを実行するためJavaプログラムを呼び出しかつパラメタを渡す。ここでは、図示の下記のデータをパラメタとしてサーバ11のWWWサーバ上で動作するJavaプログラムを呼び出して渡す。
【0065】
・パラメタ
・サーバプログラム名
S35は、サーバ上のJavaプログラムがサーバプログラム(COBOLプログラム)を実行させる。
【0066】
S36は、COBOLプログラムが業務処理を行う。
S37は、COBOLプログラムがJavaプログラムに結果を通知して終了する。
S38は、クライアントのJavaプログラムが結果を受け取り、処理を再開する。
【0067】
以上によって、クライアント1のWWWブラウザ上で動作する、本実施例のJavaプログラムが本実施例のプロパティファイル4を読み込んでサーバのJavaプログラムを呼び出してパラメタ(サーバプログラム名、例えばCOBOLプログラム名)を渡してサーバ上で動作するCOBOLプログラムに業務処理を実行させてその結果を受け取り、クライアントのJavaプログラムに通知して渡して画面などに表示することが可能となる。これにより、サーバ11のWWWサーバ上で動作しないCOBOLプログラムを当該サーバ11上で実行させてその結果をクライアントのWWWブラウザ上のJavaプログラムが受け取って表示などすることが可能となり、従来のクライアント側にWWWブラウザ上で動作しないCOBOLプログラムを保持して動作させてその結果を読み込むという必要性がなく、サーバ11上でCOBOLプログラムを動作させてその結果のみを受け取り、当該COBOLプログラムの保守管理を一括してセンタ側のサーバで行うことが可能となる。
【0068】
図7は、本発明の説明図(ダウンロード)を示す。
図7において、▲1▼は、本実施例で作成されたJavaプログラムAを含むJavaプログラムがWWWブラウザ上で実行する。
【0069】
▲2▼は、WWWブラウザは、JavaプログラムAをダウンロードして実行する。
▲3▼は、JavaプログラムAがプロパティファイルを解析し、クライアント用既存資源をサーバからダウンロードする。
【0070】
▲4▼は、クライアント用既存資源がサーバからクライアントにダウンロードされる。
▲5▼は、JavaプログラムAがクライアント既存資源を用いて業務処理を実行する。そして、実行結果をWWWブラウザ上に表示などする。
【0071】
以上によって、クライアントのWWWブラウザ上でサーバからJavaプログラムAをダウンロードし、当該Javaプログラムがプロパティファイルを参照してサーバから既存資源Bをダウンロードしてこれを使って業務処理を実行し、その結果をWWWブラウザ上に表示などすることが可能となる。
【0072】
図8は、本発明の説明図(サーバプログラムの実行)を示す。
図8において、▲1▼は、本実施例で作成されたJavaプログラムAを含むJavaプログラムがWWWブラウザより起動される。
【0073】
▲2▼は、WWWブラウザは、JavaプログラムAをダウンロードして実行する。
▲3▼は、JavaプログラムAがプロパティファイルを解析し、サーバ用既存資源Bを自動的に実行する。
【0074】
▲4▼は、サーバ用既存資源Bが処理を実行して結果を、クライアントのJavaプログラムAに渡す。
以上によって、クライアントのWWWブラウザ上でサーバからJavaプログラムAをダウンロードし、当該Javaプログラムがプロパティファイルを参照してサーバ用既存資源を自動的に実行しその結果を受け取り、WWWブラウザ上に表示などすることが可能となる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サーバからブラウザ上で動作しなくOS依存のプログラムを自動的にクライアントにダウンロードして動作させたり、サーバ側のWWWサーバ上で動作しなくOS依存のプログラムを自動的に実行して結果を受け取る構成を採用しているため、従来技術で問題となっていた、
(1) 従来のブラウザ上でJavaプログラムを正常に動作させるために既存資源を予めクライアント環境に配置しておく必要があったが、本発明により、サーバ側に配置可能となり、その結果、従来の既存資源の内容が更新される毎にクライアント環境に配置されている既存資源を置き換える作業が不要となり、サーバに必要な資源を全て配置して一括管理できると言う便利な運用が可能となった。
(2) また、既存資源がサーバ環境で動作するプログラムである場合、クライアント側にダウンロードされたJavaプログラムから当該サーバ環境で動作するプログラムを動作させてその結果のみをクライアント側で受け取ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明を動作説明図(プロパティファイル作成)である。
【図3】本発明を説明図(プロパティファイル作成)である。
【図4】本発明を動作説明フローチャート(プログラムBの生成ツール)である。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(ダウンロード/プログラムBの実行)である。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(サーバのプログラムBの実行)である。
【図7】本発明の説明図(ダウンロード)である。
【図8】本発明の説明図(サーバのプログラムの実行)である。
【符号の説明】
1:クライアント(端末)
2:WWWブラウザ(ブラウザ)
3:資源格納装置
4:プロパティファイル
5:クライアント用既存資源
11:サーバ
12:WWWサーバ
13:資源格納装置
14:クライアント用既存資源

Claims (5)

  1. サーバ装置およびクライアント装置を含む運用システムであって、
    上記クライアント装置
    上記サーバ装置からダウンロードされるプログラム格納されている先を示す情報を登録するプロパティファイルと、
    上記クライアント装置で動作するオペレーティングシステムに依存しないでプログラムに処理を実行させるブラウザにより管理され、且つ上記ブラウザ上で動作するプログラムであって、コンピュータに、上記プロパティファイルをもとに上記サーバ装置から、上記クライアント装置の上記ブラウザで動作せずにクライアント装置上で動作するプログラムBをダウンロードして、上記プログラムBに上記クライアント装置上で処理を実行させ、上記プログラムBの処理の実行結果を受け取る動作を実行させるプログラムAと、
    を備え、
    上記サーバ装置に、
    上記プログラムAによって上記サーバ装置からダウンロードされて、上記クライアント装置上で動作開始し、上記コンピュータに、上記プログラムAから指示された処理、および上記処理の実行結果をプログラムAに返答する動作を実行させる、当該ブラウザ上で動作せずに、クライアント装置上で動作する、上記オペレーティングシステム依存して動作するプログラムB
    を備えることを特徴とする運用システム。
  2. 上記ブラウザ上で動作するプログラムAをオペレーティングシステムに依存しないプログラムとし、上記ブラウザ上で動作しなく上記クライアント装置上で動作するプログラムBをオペレーティングシステム依存のプログラムとしたことを特徴とする請求項1記載の運用システム。
  3. 上記プログラムAをJavaプログラムとし、上記プログラムBをクライアント装置上で動作するオペレーティングシステム依存のプログラムとしたことを特徴とする請求項1記載の運用システム。
  4. 当審の補正案と同一
    データも上記ダウンロード時に同時あるいは必要となった時にダウンロードし、上記プログラムBが当該ダウンロードしたデータを使用して処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の運用システム。
  5. サーバ装置からダウンロードされるプログラム格納されている先を示す情報を登録するプロパティファイルと、
    クライアント装置で動作するオペレーティングシステムに依存しないでプログラムに処理を実行させるブラウザにより管理され、且つ上記ブラウザ上で動作するプログラムであって、コンピュータに、上記プロパティファイルをもとに上記サーバ装置から、上記クライアント装置の上記ブラウザで動作せずにクライアント装置上で動作するプログラムBをダウンロードして、上記プログラムBに上記クライアント装置上で処理を実行させ、上記プログラムBの処理の実行結果を受け取る動作を実行させるプログラムAを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    上記プログラムBは、
    コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されているプログラムであり、上記プログラムAによって上記サーバ装置からダウンロードされて、上記クライアント装置上で動作開始し、上記コンピュータに、上記プログラムAから指示された処理、および上記処理の実行結果をプログラムAに返答する動作を実行させる、当該ブラウザ上で動作せずに、クライアント装置上で動作する、上記オペレーティングシステム依存して動作するプログラムである、
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
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