JP4737061B2 - 側方磁界調整システム - Google Patents

側方磁界調整システム Download PDF

Info

Publication number
JP4737061B2
JP4737061B2 JP2006334343A JP2006334343A JP4737061B2 JP 4737061 B2 JP4737061 B2 JP 4737061B2 JP 2006334343 A JP2006334343 A JP 2006334343A JP 2006334343 A JP2006334343 A JP 2006334343A JP 4737061 B2 JP4737061 B2 JP 4737061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
lateral
measurement
ship
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006334343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008145326A (ja
Inventor
光博 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2006334343A priority Critical patent/JP4737061B2/ja
Publication of JP2008145326A publication Critical patent/JP2008145326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4737061B2 publication Critical patent/JP4737061B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

この発明は、艦船の側方(遠方)磁界を測定する側方磁界調整システムに関する。
一般に艦船は、消磁を行うなどのために、船体から発生する磁界を測定する。艦船の磁界は、船底下及び側方(遠方)での測定値で管理される。船体の上空は測定所での測定ができないため、十分距離を取れる側方において磁界を測定し、遠方磁界の消磁を行っている。
ところで艦船の磁界測定方式には、係留方式と航走方式があり、側方磁界測定も係留方式と艦走方式のいずれかの方式で行っている。係留方式は、例えば図1に示すように、船底下で磁界を測定するために海底に列状に複数の磁気検知器MD1、MD2、・・・MDPを配置するとともに、これら磁気検知器列より遠く離れた(例えば100mほど)海底に、側方(遠方)磁界測定用の磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnを配置しておき、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPの上方の所定位置に船体1をロープ2等で係留して、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPで船底下の磁界を測定し、磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnで側方磁界を測定する(係留方式の磁界測定として例えば特許文献1参照)。
この係留方式での側方磁界測定は、被測定艦船1を係留する前に、予め磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnの零調整を行った後、艦船1を図1に示すように、船底下磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDP上に係留し、一定の距離L離れた位置にある磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnで測定する。この係留方式では、被測定艦船1と側方の磁気検知器の距離Lは、精度よく一定である。
航走方式は、例えば図2に示すように、海底に直線上に磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPが設置されるとともに、その直線上の遠方海底に艦船1の側方測定用の磁気検知器MS1、MS2、MS3が設けられている。側方磁界測定は、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPの配列線上を被測定艦船1が自走して横切る際に、列線の延長線上にあって、基準位置となる磁気検知器MD10から所定距離Lk離れて位置する磁気検知器MS1(その前後に配置される磁気検知器MS2、MS3を含む)で測定する。磁気検知器の零調整は航走の都度、艦船が遠く離れた際に行うことができる。
また、従来、磁界検出器で測定された信号に対し、磁気補正演算部を設けて、雑音補正を行うようにした消(脱)磁システムが開示されている(特許文献2参照)。
特公平4−25600号公報 特開平10−256040号公報
従来の係留方式による艦船の側方磁界測定は、被測定艦船と側方磁気検知器の距離は、一定となるが、係留する前に磁気検知器の零調整を行ってから、最適消磁状態での測定が終了するまでに、艦船の所定位置への係留作業、係留完了後に、非消磁状態での測定、次に前回得られた最適消磁のための調定電流を流しての磁界を測定し、さらに、最適消磁状態になるまでの測定を終了するのに、約2時間かかるため、つまり長時間係留で測定するため、零調整後の時間経過により、側方磁気検知器の側定レンジでは、外部環境の雑音磁界の影響を受けやすく、オフセット分が乗じて測定値に(磁気雑音によるドリフトが信号に)混入し、不正確となる。
また従来の航走方式による艦船の側方磁界測定は、磁気検知器の零調整が、航走の都度行うことができるが、被測定艦船と側方磁気検知器の距離は、航走位置(磁気検知器配列線上の通過位置)により変化するため、基準位置より側方磁気検知器側に近い位置を通過すると側方磁気検知器位置での信号レベルが大きくなる場合があり、測定レンジを大きくすると零ベースがアナログ的に誤差を含んで(測定レンジの精度でアナログ的な零調整能力に限界があり、可能なかぎり零調整しても、なお調整しきれない分が残留する)、残留分がオフセット分として乗じて測定値に変化を生じ、不正確となることがある。又、上記した特許文献2に記載の雑音補正では、必ずしも具体的でなく、上記した係留方式、航走方式におけるオフセット分を十分に消去し得るか定かでない。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであって、係留方式、航走方式のいずれにおいても、従来より、精度良く艦船の側方磁界測定を行うことができる艦船の側方磁界調整システムを提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係る側方磁界調整システムは、係留された艦船からの磁界を、前記艦船から所定距離以上離れた側方に設けた磁気検知器で測定しつつ、この磁気検知器の出力が最適消磁状態となるようにする側方磁界調整システムにおいて、前記側方磁気検知器で最初に測定した非消磁状態の側方磁界値を記憶する記憶手段と、前記側方磁気検知器で最適消磁状態の側方磁界値を測定する手段と、この最適消磁状態における測定後に、前記側方磁気検知器で再度非消磁状態の測定を行い、そのときの側方磁界値を求める手段と、前記記憶手段に記憶された最初の非消磁状態の側方磁界測定値と前記再度非消磁状態のときの側方磁界値の差を計算する手段と、前記最適消磁状態の側方磁界値から前記側方磁界値の差を減算して、正確な側方磁界値を算出する手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、最初の非消磁状態の側方磁界測定値と最適消磁状態の側定後に行う再度非消磁状態のときの側方磁界値の差を求め、最適消磁状態の側方磁界値から前記側方磁界値の差を減算して正確な側方磁界値を算出するので、係留方式での主に磁気雑音によるドリフトが信号に混入することによる測定値の不正確さを解消できる。
以下、実施の形態により、この発明をさらに詳細に説明する。
〈実施形態1〉
この発明が、係留方式における側方磁界調整システムとして実施される場合を実施形態1として説明する。図3は、実施形態1における艦船消磁システムを示すブロック図である。この艦船消磁システムは、艦船1あるいは陸上の測定センタに設置される消磁演算処理装置10に、海底に設置され、艦船の船体磁気を測定する磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPと、艦船より遠く離れて設置され、艦船の側方(遠方)磁界を測定する側方磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnと、艦船の消磁コイル(の通電制御部)L1、L2、・・・、Lmが接続されている。消磁演算処理装置10は、磁気検知器の零調整の指示、船体磁気測定時の演算、コイル電流調定時の演算、その他の処理・制御演算を実行するCPU11と、計算時の磁気データなどを記憶する磁気メモリ12と、電流調定時のデータを記憶する電流調定メモリ13と、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDP及び側方磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnを接続するためのI/Oポート14と、消磁コイルL1、L2、・・・、Lmを接続するためのI/Oポート15とを備えている。
この種の艦船消磁システムにおいて、磁気測定は、一般的には、最初に非消磁状態、次にMコイル電流調定、最適消磁状態の順で行う。また、キャリブレーションでは、各消磁コイル調定を途中で行うが、最適消磁状態での側方磁界の値で合否判定を行う。最初の非消磁状態測定は、図6の(a)に示すように、船体垂直方向磁気VM、船首尾方向磁気LM、及び左右舷方向磁気AMを持つ艦船1の船底下磁界値を磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPで測定し、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDP群列より、所定距離離れた側方磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnで、側方磁界値を測定することにより行う。
次に非消磁状態で測定した船底下磁界値及び側方磁界値を消磁するよう消磁コイルL1、L2、・・・、Lmの電流調定を行い、図6の(b)に示すように、最適消磁状態で、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPで船底下磁界値を、また側方磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnで側方磁界値を測定する。
このような磁界測定が、係留方式でなされる場合には図7の(a)に示す最初の非消磁状態測定から、図7の(b)に示す最適消磁状態測定終了後の非消磁状態測定に移る場合、船底下磁界値は、最初の非消磁状態での測定と変わらない。しかし係留方式では係留する前に磁気検知器の零調整を行ってから約2時間かかるため、側方検知器MS1、MS2、・・・、MSnの測定レンジでは外部環境の雑音磁界の影響を受けやすく、オフセット分が乗じて測定値に変化が生じる。図6の(b)示すように最適消磁状態では、側方磁界が小さくなり、これには時間経過によるオフセット分が重畳されているのでその分測定誤差を有することになる。そのため、最初の非消磁状態の側方磁界値と、最適消磁状態測定終了後の非消磁状態の側方磁界値は、図7の(b)に示すように大きさに差が出る。
この実施形態1では、上記した側方磁界値の最初の非消磁状態の側方磁界値と最適消磁状態測定終了後の非消磁状態の側方磁界値との差を求め、この差による補正により、測定値に不正確が生じるのを防止する処理を施している。
次にこの実施形態の艦船消磁システムにおける側方磁界の測定方法を図4に示すフロー図を参照して説明する。処理開始で、ステップST1において、CPU11よりの指令により、先ず艦船1を係留する前に磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDP及び側方磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnの零調整を行う。次にステップST2へ移行する。ステップST2においては艦船1が測定領域の所定位置に係留する作業が行われるので、その間時間待ちを行う。続いてステップST3へ移行する。
ステップST3においては、最初の非消磁状態での測定、つまり消磁コイルL1、L2、・・・、Lmへの通電の指示を出さず電流を流さない状態での磁気測定を行う。この時の側方磁界の測定結果Aは、図7の(a)に示す最初の非消磁状態の側方磁界値「図7の(b)、図8に破線で示す」に相当する。この測定結果Aを磁気メモリ12に記憶し、次にステップST4へ移行する。
ステップST4においては、最初の非消磁状態での測定結果を消磁すべく消磁コイルL1、L2、・・・、Lmに調定電流を流し、最適消磁状態とし、この最適消磁状態での磁気測定を行う。この時の側方磁界の測定結果Bは、図6の(b)の側方磁界値に相当する。この測定結果Bを磁気メモリ12に記憶し、次にステップST5へ移行する。
ステップST5においては最適消磁状態測定終了後に消磁コイルL1、L2、・・・、Lmへの電流の断を指示し、再度非消磁状態での測定を行う。この時の側方磁界の測定結果Cは、図8に示す事後の非消磁状態での側方磁界値(実線で示す)に相当する。この測定結果Cは、雑音磁界の影響で、最初の非消磁状態の側方磁界値Aよりも大きい。この測定結果Cを磁気メモリ12に記憶し、ステップST6へ移行する。
ステップST6においては、磁気メモリ12に記憶した事後の非消磁状態での側方磁界の測定結果Cから最初の非消磁状態での側方磁界の測定結果Aを差し引き、その差Dを算出する。算出した差値Dも磁気メモリ12に記憶する。そして、ステップST7移行する。
ステップST7においては、磁気メモリ12に記憶してある最適消磁状態で測定した側方磁界の測定結果Bから、すでにステップST6で算出した差値Dを差し引き、雑音磁界の影響を考慮した正確な側方磁界の測定結果B`を算出する。続いて、ステップST8へ移行する。ステップST8においては、測定結果B`が消磁合否判定の基準値より小さいか否か判定する。測定結果B`が基準値より小さい場合は、消磁判定OKで、処理を終了する。一方、測定結果B`が基準値より大きい場合は、消磁判定不可で、ステップST4へもどり、以降再度最適消磁状態測定を行う処理を繰り返す。
〈実施形態2〉
次に、この発明が航行方式における側方磁界調整システムとして実施される場合を実施形態2として説明する。この実施形態2において使用する艦船消磁システムの構成は、基本的には図3に示すブロック図と同様である。もっとも海底に設置される艦船の船体磁気を測定する磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDP及び艦船より遠く離れて設置され、その側方磁界を測定する側方磁気検知器MS1、MS2、MS3は、図2に示すように配置される。ここでは側方磁界測定用の磁気検知器として、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPの配列より、その直線延長線上に、所定距離例えば、基準の磁気検知器MD10からLk=105m離れた位置に磁気検知器MS1が配置され、さらに、その磁気検知器MS1の前後に磁気検知器MS2,MS3が配置されている。そのため、図3に示す磁気検知器MS1、MS2、・・・、MSnの代わりに、磁気検知器MS1、MS2、MS3がI/Oポート14に接続されている。
この実施形態の艦船消磁システムにおいては、被測定艦船1を、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDPの配列線に直交する方向に、航走を繰り返して、船体磁気を測定する。この実施形態においても、図9の(a)に示すように、船体垂直方向磁気VM、船首尾方向磁気LM、及び左右舷方向磁気AMを持つ艦船1の船底下磁界値を磁気検知器MD1,MD2、・・・、MDPで測定し、側方磁気検知器MS1、MS2、MS3で艦船1の側方磁界値を側定する。
次に非消磁状態で測定した船底下磁界値及び側方磁界値を消磁するよう消磁コイルL1、L2、・・・、Lmの電流調定を行い、最適消磁状態で船底下磁界値及び側方磁界値を測定する。
このような、側方磁界の測定が航走方式でなされる場合には、図9の(a)に示す最初の非消磁状態測定から図9の(b)に示す最適消磁状態測定終了後の非消磁状態測定に移る場合、船底下磁界値は、最初の非消磁状態での測定と変わらない。しかし、航走方式では、航走の都度零調整が可能であるが、艦船1の航走の位置により例えば基準位置となる磁気検知器MD10より、側方磁気検知器MS1に近い位置を通過する場合には、側方磁気検知器の測定レンジを大きくとらなければならない場合があり、測定レンジの精度でアナログ的な調整能力に限界があり、残留分がオフセット分として乗じて測定値に変化を生じる。
つまり最初の非消磁状態の側方磁界値と最適消磁状態終了後の非消磁状態の側方磁界値は、例えば図9の(a)に示すように最初の非消磁状態の側方検知器の側方距離が大で、図9の(b)に示すように最適消磁状態測定終了後の非消磁状態の側方検知器の側方距離が小である場合、最初の非消磁状態側方磁界値〔図9の(b)の破線で示す〕と事後の非消磁状態側方磁界値〔図9の(b)の実線で示す〕の大きさに差が出る。
この実施形態2では、上記した航走位置の相違による、最初の非消磁状態の側方磁界値と最適消磁状態測定終了後の非消磁状態の側方磁界値に差が出ることによる測定値に不正確が生じるのを防止する処理を施している。
次に、この実施形態の艦船消磁システムにおける側方磁界の測定方法を図5に示すフロー図を参照して説明する。処理開始で、ステップST11において、CPU11よりの指示で、先ず艦艇1を航走させる前に、磁気検知器MD1、MD2、・・・、MDP及び側方磁気検知器MS1、MS2、MS3を零調整し、ステップST12へ移行する。
ステップST12においては、艦船1を測定領域内で航走させ、最初の非消磁状態での測定、つまり消磁コイルL1、L2、・・・、Lmの電流を流さない状態での磁気測定を行う。次にステップST13へ移行する。ステップST13においては、艦船1を再度航走させ最初の非消磁状態での測定結果を消磁すべく消磁コイルL1、L2、・・・、Lmに調定電流を流し、最適消磁状態とし、この最適消磁での磁気測定を行う。このときの側方磁界の測定結果Bを磁気メモリ12に記憶する。次にステップST14へ移行する。ステップST14においては、航走に入る前に零調整を行った際のアナログ信号レベルCをソフト的に記憶しておく。この信号レベルCも磁気メモリ12記憶する。この信号Cは、零点調整時に測定レンジの精度でアナログ的な零調整能力に限界があり、零ベースに調整しきれない分が残留したものである。この残留分が存在するために、図10に示す最初の非消磁状態における側方磁界値(破線で示す)に対し、最適消磁状態後の非消磁状態の側方磁界値(実線で示す)を並べて示すと、その差分Dが生じ、これが最適消磁状態での、不正確さを、生じさせる。次にステップST15へ移行する。
ステップST15においては、最適消磁状態での側方磁界測定結果Bより、信号レベルCを減算して、正確な側方磁界B−Cを算出する。この計算により、雑音のオフセット分を除去する。続いてステップST16へ移行する。ステップST16においては、正確な側方磁界B−Cが基準値より小か否か判定する。側方磁界B−Cが基準値より小さい場合は、消磁OKで、処理を終了する。一方、側方磁界B−Cが基準値より大きい場合は、ステップST13へ戻り、再度最適消磁状態を得るための調定処理を繰り返す。
係留方式の艦船磁界側定を行う際の磁気検知器の配置及び艦船の係留状態を示す図である。 航走方式の艦船磁界測定を行う際の磁気検知器の配置及び艦船の航走を説明する図である。 この発明の実施に使用される艦船消磁システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態1の艦船消磁システムの処理動作を説明するためのフロー図である。 この発明の実施形態2の艦船消磁システムの処理部を説明するためのフロー図である。 非消磁状態測定から消磁状態測定への側方磁界測定を説明する図である。 係留方式による側方磁界測定の問題点を説明する図である。 係留方式による側方磁界測定の問題点の解決を説明する図である。 航走方式による側方磁界測定の問題点を説明する図である。 航走方式による側方磁界測定の問題点の解決を説明する図である。
符号の説明
1 船舶
10 消磁演算処理装置
11 CPU
12 磁気メモリ
13 電流調定メモリ
14、15 I/Oポート
MD1、・・・、MDP 磁気検知器
MS1、・・・、MSn 側方磁気検知器
L1、・・・、Lm 消磁コイル

Claims (1)

  1. 係留された艦船からの磁界を、前記艦船から所定距離以上離れた側方に設けた磁気検知器で測定しつつ、この磁気検知器の出力が最適消磁状態となるようにする側方磁界調整システムにおいて、
    前記側方磁気検知器で最初に測定した非消磁状態の側方磁界値を記憶する記憶手段と、
    前記側方磁気検知器で最適消磁状態の側方磁界値を測定する手段と、
    この最適消磁状態における測定後に、前記側方磁気検知器で再度非消磁状態の測定を行い、そのときの側方磁界値を求める手段と、
    前記記憶手段に記憶された最初の非消磁状態の側方磁界測定値と前記再度非消磁状態のときの側方磁界値の差を計算する手段と、
    前記最適消磁状態の側方磁界値から前記側方磁界値の差を減算して、正確な側方磁界値を算出する手段と、
    を備えることを特徴とする側方磁界調整システム。
JP2006334343A 2006-12-12 2006-12-12 側方磁界調整システム Active JP4737061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006334343A JP4737061B2 (ja) 2006-12-12 2006-12-12 側方磁界調整システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006334343A JP4737061B2 (ja) 2006-12-12 2006-12-12 側方磁界調整システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008145326A JP2008145326A (ja) 2008-06-26
JP4737061B2 true JP4737061B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=39605660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006334343A Active JP4737061B2 (ja) 2006-12-12 2006-12-12 側方磁界調整システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4737061B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5162761B2 (ja) * 2009-11-28 2013-03-13 防衛省技術研究本部長 船体の消磁電流計算方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008145326A (ja) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4647475B2 (ja) 移動体位置等推定検出方法、装置及び移動体位置等推定検出方法のプログラム
JP4958424B2 (ja) 電界検出方法、装置及び電界検出方法のプログラム並びに移動体位置等推定検出方法、装置及び移動体位置等推定検出方法のプログラム
CN110618462B (zh) 一种探测海底电缆的方法及装置
JP2007245791A (ja) 消磁コイル調定方法、消磁管制方法、消磁管制装置、船舶及び消磁コイル調定プログラム
KR20120078659A (ko) 지자기맵 정보를 이용하여 수중 운동체의 위치를 결정하기 위한 장치 및 그 방법
JP4737061B2 (ja) 側方磁界調整システム
JP4259327B2 (ja) 艦艇の磁気測定方法
US20200326189A1 (en) Method for determining the position and orientation of a vehicle
US8584586B1 (en) Roll frequency dependency correction to control magnetic ship signatures
JP4815859B2 (ja) 磁気モデル計算方法
US20110007602A1 (en) Accuracy of a compass provided with a carrier structure for use in subterranean surveying
JP5162760B2 (ja) 船体の磁気低減方法及び装置
JP2007106140A (ja) 船舶の消磁処理システム
JP2020093702A (ja) 艦載消磁装置
JP4635732B2 (ja) 船体磁気測定システム
CN113703059B (zh) 一种针对水际铁磁性目标集群的远距离磁探方法
KR20190136442A (ko) 수중함의 상가자세 모니터링 시스템 및 모니터링 방법
JP4958605B2 (ja) 移動体位置等推定検出方法、装置及び移動体位置等推定検出方法のプログラム
JP4470805B2 (ja) 磁気センサの位置計測方法
US9568562B2 (en) Method for determining the magnetisation of the hull of a ship, and associated device
EP4013701B1 (en) Method and apparatus for determining object location
JP4826836B2 (ja) 艦艇の消磁コイル自動調定装置
KR101415027B1 (ko) 변위 감지 장치 및 그 방법
KR101491471B1 (ko) 변위 센서 및 이를 이용한 변위 감지 방법
JPH02109795A (ja) 艦船の消磁方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4737061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3