JP4736183B2 - 缶の巻締部切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶の巻締部の検査に用いられる巻締部切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、食品や飲料缶などが充填される金属缶は、保存性に優れており、多方面で使用されている。
この金属缶は、有底円筒状の缶胴を成形し、その後内容物を充填して保存性(密封性)を高めるため、「二重巻締」と呼ばれる方法を用いて、缶胴と缶蓋とを巻き締めている。
この巻締が完全に行われないと、金属缶内の内容物などが変敗してしまい、問題となる可能性がある。そこで、従来より、巻締部を鋸を用いて手指で切断し、その切断面を投影機で拡大して巻締が完全に行われているかどうか、検査する手法が用いられていた。
【0003】
しかしながら、この投影機を用いる方法は、人の手による切断であるため、多大な労力を必要とし、また、正確さに欠けることもままあった。
そこで、特開平7−68414号公報等に示されるように、従来から、鋸による切断を自動化した各種の巻締部切断装置が提案されている。上記公報に記載の装置は、缶を固定し、缶に対して回転刃を水平に移動させて巻締部を切断するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来の巻締部切断装置では、回転刃が水平方向に移動する構成なので、切断箇所毎に回転刃の水平移動を繰り返す必要がある。一般に、切断箇所は3箇所であり、回転刃を3回往復移動させなければならず、時間がかかるという問題があった。
【0005】
また、回転刃の送り機構を高精度に制御する必要があり、装置構成が複雑でコストも嵩む。
さらに、回転刃と缶とを並列に並べて、また、回転刃の移動スペースも必要となるため、装置の設置面積が非常に大きくなってしまう。
【0006】
本発明は、上記した従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、簡単な構成で、切断処理を短時間にしかも正確に行うことができる缶の巻締部切断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にあっては、缶胴と缶蓋との巻締部を所定幅で垂直に切断して巻締部検査用の切断面を形成する缶の巻締部切断装置において、
装置本体内に配置され装置本体に対して上下移動自在に支持される載置台と、
該載置台を上下に駆動する上下送り手段と、
該載置台上の缶の上端を押さえる缶押え手段と、
装置本体内に配置され、前記載置台上の缶に対して水平方向の切り込み寸法分だけ重なるように載置台周囲に固定される一対で一組の複数組みの回転刃と、
該各組の回転刃を駆動する複数の駆動手段と、を備え、
前記載置台には前記複数組の回転刃に対応して複数のスリットを設け、
前記回転刃の取付け位置を定めた状態で前記上下送り機構によって載置台を下方に所定量移動させることにより、回転刃を載置台のスリットを通過させて載置台上の缶の巻締部を同時に複数箇所切断する構成とし、
前記載置台には、異なる径の巻締部に対応して同心上に形成される複数の段部を設け、
前記缶押さえ手段の本体部としての押え部材は、載置台に対して上下に高さ調整可能となっており、押え部材の缶との当接面にはゴム弾性を有する押えパッドが設けられ、
缶の巻締部は前記載置台の段部に嵌合し、缶の上端は押え部材の押えパッドに圧接し、押えパッドが缶の上端形状に応じて窪み、缶の径方向のずれを防止する構成となっていることを特徴とする。
【0008】
記各組の回転刃をそれぞれ駆動手段に対して直付けとし、各組の回転刃で区分されるスペースに各駆動手段を配置したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施の形態に係る缶の巻締部切断装置を示している。
この巻締部切断装置10は、缶100の缶胴101と缶蓋102の巻締部103を所定幅で垂直に切断して巻締部103検査用の切断面を露出させるものである。
装置本体20内に配置され装置本体20に対して上下移動自在に支持される載置台30と、載置台30上の缶100の上端を押さえる缶押え手段としての缶押え機構40と、載置台30をクランプ機構40と共に上下に駆動する上下送り手段としての上下送り機構50と、装置本体内20に配置され載置台30上の缶100に対して水平方向の切り込み寸法分だけ重なるように載置台30周囲に配置される一対で一組の複数組の回転刃としてのチップソー60と、各組のチップソー60を駆動する複数の駆動モータ70と、を備えている。この実施の形態では、3組のチップソー60を120度の角度で等配している。
【0010】
載置台30には前記3組のチップソー60に対応して120度の間隔で3箇所にスリット31が設けられており(図1(C),図3参照)、上下送り機構50によって載置台30を下方に所定量移動させることにより、チップソー60を載置台30のスリット31を通過させて載置台30上の缶100の巻締部103を3箇所同時に切断する構成となっている。
装置本体20は、図2及び図3に示すように、平面四角形状に組まれたベースフレーム21と、このベースフレーム21上に3本の支持バー22を介して支持される円板形状のステージ23と、ベースフレーム21とステージ23の間の空間を取り囲む円筒形状の保護カバー24と、を備えた構成となっている。
ベースフレーム21の四隅には高さ調整可能の支持脚25が設けられると共に、切り粉を受ける受け皿26が設けられ、この受け皿26はベースフレーム21の一方の側面から水平方向に引き出し自在となっている。
【0011】
一方、支持バー22の上下両端はベースフレーム21およびステージ23に固定したキャップ27の凹部27aに嵌合し、さらに支持バー22の上下両端面から突出する固定軸22aがベースフレーム21およびステージ23を貫通し、この貫通した固定軸22aにナット22bが締め付け固定されて上下に緊締されている。
また、ステージ23中央には缶100を挿入するための缶挿入孔23aが設けられ、さらにの缶挿入孔23aの近くには、クランプ機構40の支柱41が挿通される支柱挿通孔23bが設けられている。
載置台30は、3本の支持バー22に上下移動自在に支持されるテーブル32上に取り付けられる。
【0012】
テーブル32は、図6に詳細に示すように、中央のセンタ軸32cと、このセンタ軸32cから等間隔(120度)で放射線状に延びる細長い3枚の水平のプレート32dと、プレート32dの先端に設けられる板状のベアリングホルダ部32bと、を備えている。ベアリングホルダ部32bは各支持バー22に移動自在に嵌合されるリニアベアリング32aを保持している。
プレート32d及びベアリングホルダ部32bの下面には垂直の補強板32fが固定されている。このようにテーブル32が放射線状の構成となっているのは、プレート32dによって区画された扇形のスペースに、上下移動するテーブル32と干渉することなく上記駆動モータ70およびチップソー60を収容するためである。
【0013】
載置台30は、テーブル32のセンタ軸32にねじ止めされて心出しされると共に、位置決めピン等によってスリット31の位置が正確に位置決めされる。
また、載置台30上面には、異なる径の巻締部103に対応して同心上に形成される複数の段部33a,33bが設けられている。
この例では、図5(A),(B),(C)に示すように、小サイズ,中サイズ,大サイズの3種類の缶100A,100,100Bに対応可能になっており、このうち、中サイズと大サイズの缶100,100Bは巻締部103,103Bの径D2が同一なので、小径側と大径側の2種類の段部33a,33bが設けられ、小径側段部33aを深く窪ませている。もちろん、缶サイズに応じて段部を3段以上設けてもよい。また、本件装置は2ピース(缶胴+缶蓋)、3ピース(缶胴+天蓋(タブ付き)+底蓋(タブなし))のいずれにも対応可能である。
【0014】
缶押え機構40は、テーブル32の一つの連結部材32d上に立設され上記支柱挿通孔23bを通じてステージ23上方に延びる上下に伸縮可能の支柱41と、この支柱41の上端部に揺動アーム42を介して揺動自在に連結される押え手段本体部としての押え部材43と、押え部材43による押圧力を倍力するトグル機構44と、を備え、支柱41を伸縮させることによって載置台30に対する押え部材43の高さ調整を可能としている。
支柱41は、テーブル32の連結部材32dに固定されるガイド筒41aと、このガイド筒41aに設けられたガイド孔41b内に上下方向に摺動自在に挿入されるラック41cと、を備え、このラック41cの上端にトグル機構43が取り付けられている。
ガイド筒41aの上端部にはラック41cに噛み合うピニオン41dが設けられ、このピニオン41dにはハンドル軸41eの一端が固定され、ハンドル軸41eの他端に設けられた高さ調節用ハンドル41fを回転させることにより、ラック41cを上下動させて押え部材43の高さ調整を行うようになっている。
また、高さ調整位置を固定するためのクランプレバー45が設けられている。
押え部材43は円板状で、下面の缶との当接面にはゴム弾性を有するラバー等の押えパッド43aが設けられている。押え部材43の上面には押え軸43bの一端が揺動自在に支持され、押え軸43bの他端が揺動アーム42に連結されている。
トグル機構44は、ラック41c上端に固定された取付板44aに一端が揺動自在に支持された操作レバー44bと、操作レバー44bの中途部と揺動アーム42の中途部を連結するトグルリンク44cと、を備えている。
【0015】
上下送り機構50は、図3,図4に示すように、缶押え機構40の支柱41に隣接してステージ23上にブラケット51を介して固定されるリニアモータ52と、このリニアモータ52によって上下駆動されるラック53と、ラック53下端と支柱41のガイド筒41aを連結する昇降板54と、から構成されており、昇降板54および支柱41のガイド筒41aを介してテーブル32上の載置台30を昇降するようになっている。
【0016】
なお、この上下送り機構50の背後には、載置台30の上下ストロークを決めるためのリミットスイッチ55,56が設けられ、昇降板54の端部によってオン,オフされる。上側のリミットスイッチ55は載置台30の上限位置(缶セット位置)、下側のリミットスイッチ56が載置台30の下限、すなわちカット終了位置を規定する。載置台30の上限位置では、載置台30はステージ23上面とほぼ面一となる。
また、リニアモータ52上部には、ブラケット57を介して上方に延びる円筒形状のラックカバー58が取り付けられている。
【0017】
各組のチップソー60は、図2,図3に示すように、それぞれ駆動モータ70の駆動軸71に対して直付けとし、各組のチップソー60で区分されるスペースに各駆動モータ70が配置されてる。また、駆動モータ70は装置本体20上面を構成するステージ21下面に、ブラケット72を介して吊り下げ固定されており、装置本体のベースフレーム21には何も取り付けていない。
一対のチップソー60はスペーサ61を介して所定間隔を隔てて平行に配置され、一方のチップソー60が、図1(C),図5(D)に示すように、その切り込み線の延長線が必ず缶100の中心を通過するように位置決めされる。この缶中心を通る切断面が検査される。
各チップソー60は、通常のメタル層のみの鋸ではなく、刃62にチップ層を備えた構成で、耐久性向上を図っている。たとえば、硬度が約HV1650程度以上の刃を用いることが好ましい。また、刃62の形状としては、図1(A)に示すように、略直角三角形状となっている。この刃62の形状は、BC歯型のような形状とすれば、より耐久性に優れる。
また、チップソー60の外側面には、防振用のプレート63が重ねて取り付けられ、防振が図られている。
【0018】
次に、本発明の巻締部切断装置の作業手順について、図1,図2を参照して説明する。
図2では、図5に示した中間サイズの缶103の切断完了状態を実線で示しており、セット位置を二点鎖線で示している。また、小サイズ及び大サイズの缶100A,100Bについても、二点鎖線で示した。
まず、検査する缶の高さに応じて、缶押え部材43の高さを調整する。高さ調整は、クランプレバー45を緩めた後、高さ調整ハンドル41fを回転させて高さを調整し、高さ調整が終了するとクランプレバー45を締めて位置を固定する。
【0019】
そして、載置台30をセット位置、すなわち、ステージ23面の高さまで上昇させ、缶100をセットする(図1(A)、図2中セット位置S参照)。缶100の中身は予め缶蓋を全面開口あるいは部分開口させて取り出している。
缶100は、その巻締部103Bを下にして載置台30に載置されるが、巻締部103は、その径に応じて載置台30の大径の段部33bに嵌合される(図1(D)参照)。
次いで、缶押え機構40の操作レバー44bを押し上げることにより(図2中、矢印C方向)、トグル機構44を介して揺動アーム42が図中反時計回りに回転し、押え部材43が缶上端に圧接され、缶100は上下方向から強固に固定される。缶100巻締部103は段部33bに嵌合しているので径方向にずれないし、缶100の上端は押え部材43の押えパッド43aに圧接しているので、パッド43aが缶の上端形状に応じて窪み、缶100の径方向のずれが防止される。
【0020】
次に、3組のチップソー60をすべて回転駆動し、載置台30を上下送り機構50によって下降させる(図1(B)、図2中、E位置参照)。
載置台30が下降する途中で、チップソー60の一部がスリット31を通過し、缶100の巻締部103が切断される。巻締部103の切断は、図5(D)に示すように、3箇所同時になされ、短時間に切断処理が完了する。なお、図5(D)は図5(B)の3ピース缶100Aの底蓋(タブなし)102Aの巻締部103Aを切断した状態の矢視図である。
切り込み方向、切り込み深さ等はチップソー60の取付位置で定まるので、従来のように駆動モータ70を移動する場合よりも安価にしかも精度良く切断することができる。チップソー60については、硬度等が一定以上の硬さがあるため、寿命が延びてランニングコストがかからない。また、刃62の形状が直角三角形状あるいはBC歯型形状とすることにより、切削屑が刃の間に入り込まないため、切断断面が祖面とならずきれいな高精度の平面となる。
【0021】
また、チップソー60を装置本体20内に収納し、周囲が保護カバー24で覆われているので、操作者が安全に切断操作を行うことができる。
さらに、切断時に多量の切り粉が発生するが、装置本体200下面のベースフレーム21には駆動モータ70が配置されていないので、駆動モータ70がそれほど汚れない。また、底部には受皿26を設けているので、貯まった切り粉は受皿26を引き出すことで、容易に清掃することができる。
切断が完了すると載置台30を上昇させて、缶100を取り出し、検査工程に移行する。
また、切断する缶の缶種が変わっても、載置台30の型変えは必要なく、缶押え機構40の本体部を上下動させるだけで、缶種切替にも対応でき、操作性に優れている。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にあっては、上下送り機構によって載置台を下方に所定量移動させることにより、回転刃を載置台のスリットを通過させて載置台上の缶の巻締部を同時に複数箇所切断する構成としたことにより、簡単な構成で、切断処理を短時間にしかも正確に行うことができる。
【0023】
また、載置台に、異なる径の巻締部に対応して同心上に形成される複数の段部を設けたことにより、切断する缶の缶種が変わっても、載置台の型変えは不要で作業効率が高まる。さらに、缶押え手段の本体部としての押え部材を載置台に対して上下に高さ調整可能とすることにより、缶押え機構を上下動させるだけで、缶種切替にも対応でき、操作性に優れている。また、押え部材の缶との当接面にはゴム弾性を有する押えパッドを設けることにより、缶の巻締部は前記載置台の段部に嵌合し、缶の上端は押え部材の押えパッドに圧接され、押えパッドが缶の上端形状に応じて窪み、缶の径方向のずれを防止することができる。
【0024】
また、前記各組の回転刃をそれぞれ駆動手段に対して直付けとし、各組の回転刃で区分されるスペースに各駆動手段を配置したことにより、設置スペースを簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態に係る缶の巻締部切断装置の切断状態を示すもので、同図(A)は缶のセット状態を示す要部断面図、同図(B)は切断状態の要部側面図、同図(C)は同図(A)の載置台の上面図、同図(D)は載置台の要部拡大図である。
【図2】 図2は図1の装置の全体構成を示す図である。
【図3】 図3は図2の装置の平面図である。
【図4】 図4は図2の装置の上下移動機構を示す拡大側面図である。
【図5】 図5(A)乃至(C)は検査する缶の種類の一例を示す図、図5(D)は切断した状態の缶の巻締部の平面図である。
【図6】図6(A)は図3の装置の載置台のテーブルを示す平面図、同図(B)は同図(A)のA−O−B断面図である。
【符号の説明】
100 缶
101 缶胴
102 缶蓋
103 巻締部
10 巻締め部切断装置
20 装置本体
21 ベースフレーム
22 支持バー
22a 固定軸、22b ナット、23 ステージ、23a 缶挿入孔
23b 支柱挿通孔
24 保護カバー
25 支持脚
26 受皿
27 キャップ
27a 凹部
30 載置台
31 スリット
32 テーブル
32a スライドベアリング、32b ベアリングホルダ部、
32c センタ軸、32d プレート、32f 補強板、
33a,33b 段部
40 缶押え機構
41 支柱
41a ガイド筒、41b ガイド孔、41c ラック、41d ピニオン、41e ハンドル軸、41f ハンドル
42 揺動アーム、
43 押え部材
43a 押えパッド、43b 押え軸、
44 トグル機構、44a 取付板
44b 操作レバー、44c トグルリンク、
45 クランプレバー
50 上下送り機構
51 ブラケット
52 リニアモータ
53 ラック
54 昇降板
55,56 リミットスイッチ
57 ブラケット
58 ラックカバー
60 チップソー
61 スペーサ
62 刃
63 防振用プレート
70 駆動モータ
71 駆動軸
72 ブラケット

Claims (2)

  1. 缶胴と缶蓋との巻締部を所定幅で垂直に切断して巻締部検査用の切断面を形成する缶の巻締部切断装置において、
    装置本体内に配置され装置本体に対して上下移動自在に支持される載置台と、
    該載置台を上下に駆動する上下送り手段と、
    該載置台上の缶の上端を押さえる缶押え手段と、
    装置本体内に配置され、前記載置台上の缶に対して水平方向の切り込み寸法分だけ重なるように載置台周囲に固定される一対で一組の複数組みの回転刃と、
    該各組の回転刃を駆動する複数の駆動手段と、を備え、
    前記載置台には前記複数組の回転刃に対応して複数のスリットを設け、
    前記回転刃の取付け位置を定めた状態で前記上下送り機構によって載置台を下方に所定量移動させることにより、回転刃を載置台のスリットを通過させて載置台上の缶の巻締部を同時に複数箇所切断する構成とし、
    前記載置台には、異なる径の巻締部に対応して同心上に形成される複数の段部を設け、
    前記缶押さえ手段の本体部としての押え部材は、載置台に対して上下に高さ調整可能となっており、押え部材の缶との当接面にはゴム弾性を有する押えパッドが設けられ、
    缶の巻締部は前記載置台の段部に嵌合し、缶の上端は押え部材の押えパッドに圧接し、押えパッドが缶の上端形状に応じて窪み、缶の径方向のずれを防止する構成となっていることを特徴とする缶の巻締部切断装置。
  2. 前記各組の回転刃をそれぞれ駆動手段に対して直付けとし、各組の回転刃で区分されるスペースに各駆動手段を配置したことを特徴とする請求項1に記載の缶の巻締部切断装置。
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