JP4736082B2 - 軸駆動発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶の主機関及びプロペラ軸系に設置されて使用される軸駆動発電装置に関する。
従来の軸駆動発電装置で軸発電機を電動機として運転するシステムを図3を参照して説明する。
図において、1は軸駆動発電装置で、軸発電機4と他励式変換装置5と同期調相機6とリアクトル7及び変流器11を備えている。2は主機関、3はプロペラ軸系である。8は電力系統、9は船内電源である。
一般航海時においては省燃費、省エネルギー対策の一環として、軸駆動発電装置1は回転数が変化する主機関2の回転エネルギーをプロペラ軸系3に設けられた軸発電機4で周波数が変動する電気エネルギーに変換し、他励式変換装置5、同期調相機6及びリアクトル7を介して一定電圧、一定周波数の電力に変換して電力系統8へ電力を供給している。
しかし、主機関2の故障時や電力系統8に余剰電力がある場合は軸発電機4を電動機として運転を行い電気推進や推進加勢として使用する場合がある。
軸発電機4を電動機として運転する場合には、船内電源9からリアクトル7、同期調相機6及び他励式変換装置5を介して軸発電機4へ電力を供給し、故障した主機関2の替わりにプロペラ軸系3を駆動して電気推進を行っている。あるいは荒天時や経年劣化による主機2の馬力不足を補い推進加勢を行っている。
また、図4のように電力系統8の電圧歪率の低減効果をさらに高めるために、リアクトル7を二重巻線リアクトル10に替えた軸駆動発電装置もあるが、その他の構成は同一でありその動作も上記で述べたものと同じ動作である。
電気推進時もしくは推進加勢時は船内電源9から電力を軸発電機4へ供給し、電動機として運転することで船舶の推力を得ているが、船速の増加や波の影響で推進に必要な馬力が増加すると船内電源9が接続されている電力系統8は負荷の増加に伴い電圧降下が発生する。同期調相機6は電力系統8の電圧歪率の低減や力率遅れを抑制する効果があるため電力系統8に接続されている。同期調相機6は船内電源9からわずかな有効電力をもらい無効電力を発生しているが、電力系統8で電圧降下が発生しても同期調相機6は自己の慣性力で電圧を維持し続けるため、電圧降下が発生した電力系統8から見れば同期調相機6の電圧の方が高くなり、その結果同期調相機6から電力系統8へ横流と呼ばれる電流が流れる。他励式変換装置5は変流器11の出力電流から出力電流の演算を行っており、同期調相機6の横流の影響で変流器11の出力電流と実際に他励式変換装置5へ流れ込む電流との間に差が生じると、他励式変換装置5の出力電流に狂いが起こり軸発電機4に変磁が発生して他励式変換装置5で過電流トリップの発生やサイリスタ素子が焼損するなどの問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その課題は軸発電機の負荷が増加した時でも同期調相機から流れる横流の影響を考慮した場所に変流器を設置することで他励式変換装置の出力電流を正しく制御することが可能となり、他励式変換装置の過電流トリップの発生やサイリスタ素子の焼損を防止し、軸発電機を電気推進または推進加勢として船舶が航行を継続することのできる軸駆動発電装置を提供することである。
上記課題を達成するために、請求項1記載の発明は、回転数が変化する船舶の主機関によって駆動される軸発電機と、船内電源を備えた電力系統及び前記軸発電機間の電路に接続され前記軸発電機から出力される変動周波数を一定に変換する他励式変換装置と、前記他励式変換装置及び前記電力系統間の電路に設けられ前記他励式変換装置に流入する電流を検出する変流器と、前記他励式変換装置及び前記電力系統間の電路に接続され前記他励式変換装置の出力電力の電圧波形歪を平滑にするリアクトルと、前記他励式変換装置及び前記リアクトル間の電路に接続され前記他励式変換装置及び電力系統へ無効電力供給し、前記軸発電の出力電圧波形の形成及び電圧歪率を低減する同期調相機とからなる軸駆動発電装置において、前記船内電源により前記他励式変換装置を介して前記軸発電機を電動機として運転する際に前記電力系統に電圧降下が発生したとき、前記同期調相機から流れる横流の影響を前記変流器の電流検出が受けないように、前記変流器を前記リアクトル及び前記同期調相機の接続点と前記他励式変換装置との間の電路に設置し、前記変流器の出力により前記他励式変換装置の出力電流を制御することを特徴とする。
このように構成することにより、軸発電機の負荷が増加した時でも他励式変換装置の過電流トリップの発生やサイリスタ素子の焼損を防止し、軸発電機を電気推進または推進加勢として船舶が航行を継続することのできる軸駆動発電装置を提供することができる。
本発明によると、軸駆動発電装置で軸発電機を電動機として運転するシステムにおいて、軸発電機の負荷が増加した時でも同期調相機から流れる横流の影響を考慮した場所に変流器を設置することで他励式変換装置の出力電流を正しく制御することが可能となり、他励式変換装置の過電流トリップの発生やサイリスタ素子の焼損を防止し、軸発電機を電気推進または推進加勢として船舶が航行を継続することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るシステム構成図である。
図1において、既に説明した図3の従来の軸駆動発電装置と異なる構成は、従来の軸駆動発電装置の変流器11の替わりに変流器12をリアクトル7からみて他励式変換装置5側に設けた点にあり、その他の構成は同一であるので、同一構成要素には同一符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態では、他励式変換装置5は変流器12の出力電流から出力電流の演算を行っており、変流器12を流れる電流は同期調相機6から流れ出す横流の影響を考慮した最終的に他励式変換装置5へ流れる電流であり、実際に他励式変換装置5へ流れ込む電流と等しく軸発電機4の負荷変動による同期調相機6から発生する横流の影響を防ぐことができる。
したがって、同期調相機の横流の影響で変流器12の出力電流と実際に他励式変換装置5へ流れ込む電流との間に差が生じないので、他励式変換装置5の出力電流に狂いが起こり軸発電機4に変磁が発生して他励式変換装置5で過電流トリップの発生やサイリスタ素子が焼損するなどの問題は発生しない。
図2は本発明の第2実施形態を示すシステム構成図である。
図2に示すように、本実施形態が、図1の第1実施形態と異なる構成は、リアクトル7の替りに二重巻線リアクトル10を設けた点であり、その他の構成は同一であるので、同一構成要素には同一符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態では、電力系統8の電圧歪率の低減効果をさらに高めるために、リアクトル7を二重巻線リアクトル10に替えているが、その動作は上記第1実施形態と同じ動作を行う。すなわち、本実施形態では、他励式変換装置5は変流器12の出力電流から出力電流の演算を行っており、変流器12を流れる電流は同期調相機6から流れ出す横流の影響を考慮した最終的に他励式変換装置5へ流れる電流であり、実際に他励式変換装置5へ流れ込む電流と等しく軸発電機4の負荷変動による同期調相機6から発生する横流の影響を防ぐことができる。
したがって、同期調相機の横流の影響で変流器12の出力電流と実際に他励式変換装置5へ流れ込む電流との間に差が生じないので、他励式変換装置5の出力電流に狂いが起こり軸発電機4に変磁が発生して他励式変換装置5で過電流トリップの発生やサイリスタ素子が焼損するなどの問題は発生しない。
本発明の第1の実施形態の軸駆動発電装置のシステム構成図。 本発明の第2の実施形態の軸駆動発電装置のシステム構成図。 従来の軸駆動発電装置のシステム構成図。 従来の他の軸駆動発電装置のシステム構成図。
符号の説明
1…軸駆動発電装置、2…主機関、3…プロペラ軸系、4…軸発電機、5…他励式変換装置、6…同期調相機、7…リアクトル、8…電力系統、9…船内電源、10…二重巻線リアクトル、11…変流器、12…変流器。

Claims (1)

  1. 回転数が変化する船舶の主機関によって駆動される軸発電機と、
    船内電源を備えた電力系統及び前記軸発電機間の電路に接続され前記軸発電機から出力される変動周波数を一定に変換する他励式変換装置と、
    前記他励式変換装置及び前記電力系統間の電路に設けられ前記他励式変換装置に流入する電流を検出する変流器と、
    前記他励式変換装置及び前記電力系統間の電路に接続され前記他励式変換装置の出力電力の電圧波形歪を平滑にするリアクトルと、
    前記他励式変換装置及び前記リアクトル間の電路に接続され前記他励式変換装置及び電力系統へ無効電力供給し、前記軸発電の出力電圧波形の形成及び電圧歪率を低減する同期調相機とからなる軸駆動発電装置において、
    前記船内電源により前記他励式変換装置を介して前記軸発電機を電動機として運転する際に前記電力系統に電圧降下が発生したとき、前記同期調相機から流れる横流の影響を前記変流器の電流検出が受けないように、前記変流器を前記リアクトル及び前記同期調相機の接続点と前記他励式変換装置との間の電路に設置し、前記変流器の出力により前記他励式変換装置の出力電流を制御することを特徴とする軸駆動発電装置。
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