JP4734031B2 - Mri装置 - Google Patents

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Description

本発明はMRI装置に係り、特に、被検体を体軸方向に移動しながらMR信号を収集することにより広範囲な撮影を可能とするMRI装置に関する。
磁気共鳴イメージング法(MRI)は、静磁場中に置かれた生体組織の原子核スピンを、そのラーモア周波数をもつ高周波信号で励起し、この励起に伴って発生する磁気共鳴信号(MR信号)に基づいてMRI画像データ(以下では、画像データと呼ぶ。)を再構成する画像診断法である。MRI装置は、生体(以下では、被検体と呼ぶ。)の内部にて生ずるMR信号に基づいて画像データの生成と表示を行なう画像診断装置であり、解剖学的診断情報のみならず生化学的診断情報や機能診断情報等多くの診断情報を得ることができるため、今日の画像診断の分野では不可欠なものとなってきている。
MRI装置によって高画質の画像データを生成するためには、被検体からの微弱なMR信号を効率よく検出する必要があり、そのために多くの技術的な工夫がなされている。MR信号の検出に使用される高周波コイルは、MRI装置の静磁場方向によって異なり、水平磁場方式の場合にはサドルコイルが使用され、垂直磁場方式の場合にはソレノイドコイルが使用される。又、MRI装置に設けられた高周波コイルは、RFパルスを照射して被検体を励起するための送信コイルと被検体から生ずるMR信号を検出するための受信コイルによって構成されるが、励起タイミングとMR信号検出タイミングは異なるため、同一の高周波コイルを用いてRFパルスの照射とMR信号の検出を行なうことも可能である。
このような高周波コイルを有するMRI装置において、被検体の広範囲な撮影対象部位からのMR信号を検出する方法として、広い感度領域を有する口径の大きな高周波コイルを用いる方法と比較的小口径の高周波コイルが複数個配列された所謂アレイコイルを用いる方法とがある。
しかしながら、前者は、小口径の高周波コイルと比較し送信感度及び受信感度が劣るため高いS/NのMR信号を収集することが困難であり、このため良質な画像データを得ることができない。又、後者は、配列された複数個の高周波コイルの各々に対応した送信器及び受信器を独立に設ける必要があるため、装置構成の複雑化に伴なって製品コストが高くなるという問題点を有していた。
このような問題点を解決する方法として、寝台の天板に載置した被検体の周囲に高周波コイルを配置し、この被検体をその体軸方向に移動させた状態で高周波コイルによるRFパルスの照射とMR信号の受信を行なって広範囲からのMR信号を検出する方法が開発されている。又、この方法において、移動中の被検体表面の近傍に高周波コイルを移動制御することによりMR信号の検出感度を向上させる方法も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図7は、上述の特許文献1に記載されたMRI装置が備えるガントリの横断面を示したものであり、図示しない被検体や天板の挿入方向をZ軸に対応させている。即ち、図7に示したガントリ201は、その外周部より中心部に向かって被検体に対し静磁場を印加するための静磁場コイル203、勾配磁場を印加するための勾配磁場コイル204、RFパルスの照射とMR信号の検出を行なうための高周波コイル205が夫々配置され、その中央部には円筒形状の撮影領域221がZ方向に形成されている。又、勾配磁場コイル204は、パルス状の高周波電流が勾配磁場コイル204に供給される際に生ずる騒音を遮断するための真空容器241によって囲まれている。
一方、高周波コイル205は、例えば、ガントリ201の前面に設けられたコイル支持アームユニット206a及び206bと、同様にしてガントリの裏面に設けられた図示しないコイル支持アームユニット206c及び206dを介して天井223に取り付けられている。又、コイル支持アームユニット206a乃至206dの各々は、2つのコイル支持アーム215a及び215bとこれらのコイル支持アーム215a及び215bを伸縮自在に接続する支持アーム接続部209から構成され、コイル支持アームユニット206a乃至206bの各々は高周波コイル205との接続部216と天井223との取り付け部214において回動可能に取り付けられている。そして、支持アーム接続部209は、例えば油圧式の機構を有し、その圧力を制御することによりコイル支持アームユニット206a乃至206dを伸縮させる機能を有している。
このような構成のガントリ201を有したMRI装置を用い被検体の広範囲な撮影対象部位からのMR信号を検出する場合、ガントリ201の撮影領域221において被検体及びこの被検体を載置した天板をZ軸方向(被検体の体軸方向)に移動すると共に、支持アーム接続部209の長さを油圧により制御して高周波コイル205を移動中の被検体の体表面に常時接近させることによって高感度なMR信号を収集する。
特開2004−298303号公報
上述の特許文献1に記載された方法によれば、高周波コイル205に取り付けられたコイル支持アームユニット206a乃至206dにおける支持アーム接続部209の油圧機構を制御することにより、高周波コイル205を被検体表面の近傍に接近させることができるため、被検体表面が凹凸を有する場合においても常に高感度なMR信号の収集が可能となる。
しかしながら、上述の方法によれば油圧機構の制御は複雑であり、又、応答速度も遅いため、コイル支持アームユニット206a乃至206dの各々を同期させて伸縮させることが困難であった。このため、高周波コイル205の位置や方向を正確に制御することができないという問題点を有していた。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、受信コイルを備えたガントリの撮影領域内で被検体を移動しながら広範囲のMR信号を収集する際、前記受信コイルを被検体表面の近傍位置に対し正確に設定することにより高感度かつ高品質なMR信号の収集を可能とするMRI装置を提供することにある。
本発明の第1の側面は、天板上に載置した被検体をその体軸方向に移動することにより複数の撮影位置で検出したMR信号に基づき画像データを生成するMRI装置に係り、前記被検体から発生したMR信号を検出する少なくとも1つの受信コイルを前記被検体の体表近傍に配置するための平行リンク機構を有するコイル保持手段を備え前記コイル保持手段は、前記平行リンク機構の1辺に装着された前記受信コイルの周辺近傍に前記被検体の体表面と接触する生体接触部を備え前記生体接触部は、前記体表面に沿って回転可能な複数のローラを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、受信コイルを備えたガントリの撮影領域内で被検体を移動させ広範囲のMR信号を収集する際、前記受信コイルを被検体表面の近傍位置に対して正確に設定することにより高感度かつ高品質なMR信号の収集が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下に述べる本実施例では、体軸方向に移動する被検体の撮影対象部位からのMR信号を受信コイルを用いて検出する際、受信コイルの周囲に取りつけられたローラを被検体表面に接触させた状態で、前記ローラと平行リンク機構及び弾性体(以下では、伸縮機構と呼ぶ。)とを備えたコイル保持機構を用いて前記受信コイルをガントリの固定部に取り付けることにより、受信コイルを被検体表面の凹凸に関わらず常にその近傍位置に配置する。
(装置の構成)
本発明の実施例につき図1乃至図4を用いて説明する。尚、図1は、本実施例におけるMRI装置の全体構成を示すブロック図であり、図2乃至図3は、本実施例の重要な要素であるコイル保持機構を説明するための図である。
図1に示したMRI装置100は、被検体150の撮影対象部位に対して静磁場及び勾配磁場を発生させる静磁場発生部1及び勾配磁場発生部2と、RFパルスの照射及びMR信号の受信を行なう送受信部3と、MR信号を用いた再構成処理による画像データの生成とその保存を行なう演算・記憶部4を備え、更に、図示しない寝台上で被検体150を載置する天板5と、この天板5を移動する天板移動機構6と、撮影条件の設定やコマンド信号の入力等を行なう入力部7と、演算・記憶部4にて生成された画像データを表示する表示部8と、上述の各ユニットを制御する制御部9を備えている。
静磁場発生部1は、例えば、超電導コイルによって構成される静磁場コイル11と、この静磁場コイル11に電流を供給する静磁場電源12を有し、被検体150に対して強力な静磁場を形成する。又、勾配磁場発生部2は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の勾配磁場を形成するための勾配磁場コイル21と、これらの勾配磁場コイル21に高周波パルス電流を供給する勾配磁場電源22を備えている。
勾配磁場電源22は、制御部9から供給される勾配磁場制御信号に基づいて被検体150の周囲空間に対し符号化を行なう。即ち、勾配磁場電源22からX軸,Y軸及びZ軸の勾配磁場コイル21に供給される高周波パルス電流を上述の勾配磁場制御信号によって制御することにより、X軸方向,Y軸方向及びZ軸方向の勾配磁場は合成され、互いに直交するスライス選択勾配磁場、位相エンコード勾配磁場及び読み出し(周波数エンコード)勾配磁場を任意の方向に設定することが可能となる。そして、各方向の勾配磁場は、静磁場コイル11による静磁場に重畳され被検体150に印加される。
一方、送受信部3は、被検体150にRFパルスを照射する送信コイル31と、送信コイル31に対して高周波電流を供給する送信器32と、被検体150からのMR信号を検出する受信コイル33と、この受信コイル33によって検出されたMR信号を受信し所定の信号処理を行なう受信器34と、被検体150の体表面近傍に配置された受信コイル33を前記体表面に対して所定距離に配置するコイル保持機構35を備えている。
送信コイル31は、例えば、被検体150の撮影領域Zsに対して均一なRFパルスの照射が可能な高周波コイルによって構成され、ガントリ内において勾配磁場コイル21の内側に設けられている。又、送信器32は、図示しない基準信号発生器、変調器及び電力増幅器等を備えている。そして、静磁場コイル11の静磁場強度によって決定される磁気共鳴周波数(ラーモア周波数)と同じ周波数を有した基準信号を選択励起波形で変調し、得られた高周波電流を送信コイル31に供給して被検体150にRFパルスを照射する。
一方、受信コイル33は、被検体150の体表面近傍に配置された受信コイル33aと、天板5の下方に配置された受信コイル33bとから構成される。尚、受信コイル33a及び33bによるMR信号の検出領域と送信コイル31によるRFパルスの照射領域は略等しくなるように各高周波コイルの口径を設定してもよいが特に限定されない。
受信器34は、受信コイル33によって検出されたMR信号に対して中間周波変換、位相検波、更にはフィルタリング等の信号処理を行った後、A/D変換を行なう。又、QD方式の受信コイル33が用いられる場合には、この受信コイル33によって検出された位相が90°異なる2つのMR信号に対し整相(位相合わせ)を行なう。
次に、本実施例のコイル保持機構35につき図2及び図3を用いて説明する。尚、図2は、コイル保持機構35の具体例を、又、図3は、コイル保持機構35及びコイル保持機構35に取り付けられた受信コイル33aと被検体150との位置関係を示す図である。
図2に示したコイル保持機構35は、フレームF1及びF2と、アームA1及びA2と、バネBと、ローラR1及びR2を備えている。そして、上述の受信コイル33aが装着されたフレームF1の端部には、被検体150の体表面に沿って回転可能なローラR1及びR2が取り付けられ、又、フレームF1の端部近傍には直線状のアームA1及びA2の一方の端部が回動自在に取り付けられている。
一方、アームA1の他の端部及びアームA2の中間部は、L字型の形状を呈したフレームF2の一方の端部及び屈曲部近傍において回動可能に取り付けられ、更に、フレームF2の他の端部は、例えば、ガントリ内に置かれた静磁場コイル11に固定されている。そして、フレームF2の他の端部とアームA2の他の端部はバネBを介して接続されている。
この場合、アームA1及びA2は略並行になるようにフレームF1及びF2に取り付けられ、所謂平行リンク機構を形成している。そして、バネBを用いてフレームF2の端部とアームA2の端部を接続することにより、受信コイル33aを装着したフレームF1のローラR1及びR2を好適な圧力で被検体表面に接触させることが可能となる。
上述の構造を有したコイル保持機構35のフレームF1に受信コイル33aを取り付け、図3に示すようにローラR1及びR2を被検体表面に接触した状態で被検体150を体軸方向(Z軸方向)に移動した場合、受信コイル33aは、被検体表面の凹凸に伴なってY方向に移動するため、常に被検体表面の近傍に配置することができる。
図1に戻って、MRI装置100の演算・記憶部4は、高速演算回路41と記憶回路42を備え、高速演算回路41は、送受信部3の受信器34から供給された所定の撮影位置におけるMR信号に対し2次元フーリエ変換による再構成を行なって実空間の画像データを生成する。更に、被検体150の異なる撮影位置に対して生成された複数枚の画像データを撮影位置情報に基づいて合成し広範囲な画像データ(以下では、合成画像データと呼ぶ。)を生成する。
又、記憶回路42は、MR信号を保存するMR信号記憶回路421と、画像データを保存する画像データ記憶回路422を備え、MR信号記憶回路421には、受信器34によって中間周波変換、位相検波、更にはA/D変換されたMR信号が保存される。一方、画像データ記憶回路422には、MR信号記憶回路421に保存された所定撮影位置におけるMR信号の2次元フーリエ変換によって生成された画像データが撮影位置情報と共に保存され、更に、これらの画像データを前記撮影位置情報に基づいて合成して得られた合成画像データが保存される。
次に、天板5は、寝台に対してスライド可能に取り付けられ、天板移動機構6は、制御部9の後述する移動機構制御回路93から供給される移動制御信号に基づいて天板5及び天板5に載置された被検体150を長手方向(体軸方向)にΔZ間隔で移動して被検体150に対する撮影位置Z1乃至ZMを設定する。又、天板移動機構6は、天板5のZ方向に対する移動量を検出する位置検出器を備え、この位置検出器によって検出された天板5の位置情報(即ち、撮影位置情報)は制御部9の移動機構制御回路93及び主制御回路91を介して演算・記憶部4の画像データ記憶回路422に供給され、撮影位置Z1乃至ZMにおいて生成される画像データの付帯情報として保存される。
図4に被検体150に対する撮影位置Z1乃至ZMを示す。但し、ここでは、説明を簡単にするために、固定された被検体150に対して受信コイル33aが脚部方向にΔZ間隔で順次移動することにより撮影位置Z1乃至ZMが設定される場合について示しているが、実際には、コイル保持機構35によりZ軸方向に固定された受信コイル33aに対し被検体150を載置した天板5が頭部方向にΔZ間隔で移動して上記撮影位置の設定が行なわれる。
即ち、図4において、例えば、被検体150の座標Z1に受信コイル33aの中心を一致させて撮影位置Z1を設定し、被検体150の撮影位置Z1を中心とした撮影領域ZsにおいてMR信号の収集と画像データの生成を行なう。次いで、受信コイル33aを被検体150の脚部方向にΔZだけ移動して設定される撮影位置Z2を中心とした撮影領域ZsにおいてMR信号の収集と画像データの生成を行ない、更に、被検体150の撮影位置Z3乃至ZMの各々に対しても同様にしてMR信号の収集と画像データの生成を行なう。尚、天板5の移動間隔(図4では受信コイル33aの移動間隔)ΔZは、後述する合成画像データの連続性を考慮し、通常、ΔZ<Zsに設定される。
再び図1に戻って、入力部7は、操作卓上にスイッチ、キーボード、マウス等の各種入力デバイスや表示パネルを備え、被検体情報の入力、撮影方式及びパルスシーケンス等の撮影条件や表示条件の設定、被検体150に対する撮影範囲Z0及び最初の撮影位置Z1の設定、天板5の移動方向及び移動間隔ΔZの設定、更には、撮影開始コマンドの入力等が行なわれる。
又、表示部8は、表示用画像データ生成回路と変換回路とモニタを備え、演算・記憶部4の画像データ記憶回路422に保存された各撮影位置における画像データやこれらの画像データを合成して得られた合成画像データは制御部9を介して前記表示用画像データ生成回路に供給される。そして、これらの画像データと入力部7から入力された各種付帯情報の文字や数字等は前記表示用画像データ生成回路において合成され、更に、前記変換回路においてD/A変換とテレビフォーマット変換が行われた後、CRTあるいは液晶等の前記モニタに表示される。
次に、制御部9は、主制御回路91と、シーケンス制御回路92と、移動機構制御回路93を備えている。主制御回路91は、図示しないCPUと記憶回路を備え、MRI装置100を統括して制御する機能を有している。そして、主制御回路91の前記記憶回路には、入力部7において初期設定された撮影条件や表示条件、被検体150に対する撮影範囲Z0、天板5の移動方向及び移動間隔ΔZ等の情報が順次保存される。一方、主制御回路91のCPUは、前記記憶回路に保存された上述の撮影条件をシーケンス制御回路92に、又、撮影範囲Z0や天板5の移動方向及び移動間隔ΔZ等の情報を移動機構制御回路93に供給する。
次に、制御部9のシーケンス制御回路92は、図示しないCPUと記憶回路を備え、主制御回路91から供給された撮影条件を前記記憶回路に一旦保存した後、この撮影条件に従がって勾配磁場発生部2の勾配磁場電源22、送受信部3の送信器32及び受信器34を制御する。
又、移動機構制御回路93は、入力部7から制御部9の主制御回路91を介して供給される天板移動指示信号に基づいて撮影位置Z1に対応した位置に天板5を移動するための制御信号を生成し、更に、自己の記憶回路に保存された撮影範囲Z0の情報や天板5の移動方向及び移動間隔ΔZの情報に基づいて天板5を撮影位置Z2乃至撮影位置ZM(ZM=Z1+(M−1)ΔZ)に対応した位置に順次移動するための制御信号を生成する。尚、撮影範囲Z0、移動間隔ΔZ及び移動回数MはZ0≒MΔZの関係にある。
(装置の基本動作及び画像データの生成手順)
次に、本実施例におけるMRI装置100の基本動作と画像データ生成手順につき図1乃至図5を用いて説明する。但し、図5は、画像データの生成手順を示すフローチャートである。
画像データの生成に先立ってMRI装置100の操作者は、入力部7の表示パネルに表示されたデータ入力画面において被検体情報の入力と撮影条件及び表示条件の設定を行ない、更に、被検体150に対する撮影範囲Z0と天板5の移動方向及び移動間隔ΔZ等の設定を行なう(図5のステップS1)。
次いで、操作者は、天板5に被検体150を載置し、この被検体150の体表面に示された投光器によるマーカの位置を参照しながら天板5及び被検体150を体軸方向に移動し最初の撮影位置Z1を設定する。このとき、天板移動機構6に設けられた位置検出器は天板5の移動量から撮影位置情報を検出し、この撮影位置情報を制御部9の移動機構制御回路93及び主制御回路91を介して演算・記憶部4の画像データ記憶回路422に供給する(図5のステップS2)。
一方、送受信部3のコイル保持機構35は、被検体150の前記撮影位置Z1における体表面近傍に受信コイル33aを設定する(図5のステップS3)。そして、上述の撮影位置Z1の設定とこの撮影位置Z1に対する受信コイル33aの設定に引き続いて撮影開始コマンドが操作者によって入力部7より入力される(図5のステップS4)。
この撮影開始コマンドを受信した制御部9の主制御回路91は、既に設定されている撮影方式に基づきパルスシーケンスパラメータ(例えば、勾配磁場コイル21や送信コイル31に印加する高周波電流の強度、印加時間、印加タイミング等)を設定し、これらのパルスシーケンスパラメータをシーケンス制御回路92に供給する。そして、シーケンス制御回路92は、これらのパラメータに基づいて勾配磁場発生部2の勾配磁場電源22と送受信部3の送信器32及び受信器34に対し制御信号を供給する。
勾配磁場電源22は、シーケンス制御回路92から供給された制御信号に基づいてX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に対応した勾配磁場コイル21の各々に対し高周波パルス電流を供給しスライス断面を選択するためのスライス選択用勾配磁場Gsを形成する。
一方、送受信部3の送信器32は、シーケンス制御回路92から供給された制御信号に基づいてRFパルスの周波数及び位相に対応した高周波電流を生成し送信コイル31に供給する。但し、この高周波電流は、診断対象部位の静磁場強度によって決定される磁気共鳴周波数と同じ周波数をもち、選択励起波形によって変調されている。そして、送信コイル31は、送信器32から供給された高周波電流により被検体150の撮影範囲Zsに対してRFパルスを照射する。
被検体150に対するRFパルスの照射が終了したならば、スライス選択用勾配磁場Gsによって選択された被検体150のスライス断面からのMR信号に対し位置情報を付加するために、シーケンス制御回路92は、勾配磁場電源22に対して再度制御信号を送り、勾配磁場電源22は、高周波電流をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の勾配磁場コイル21に供給してスライス断面に対する読み出し方向の第1の勾配磁場Gr1と位相エンコード方向の第1の勾配磁場Ge1を形成する。そして、送受信部3の受信コイル33a及び33bは、上述の互いに直交する勾配磁場Gr1とGe1によって位相変調されたMR信号を検出し受信器34に供給する。
受信器34は、受信コイル33a及び33bから供給されたMR信号に対して中間周波変換や位相検波、更にはフィルタリングなどの信号処理を行った後にA/D変換し、このMR信号を第1のエンコードデータとして記憶回路42のMR信号記憶回路421に保存する。
次に、シーケンス制御回路92の制御のもとに、例えば、前記第1の勾配磁場Gr1の極性を反転させた読み出し方向の第2の勾配磁場Gr2と、位相エンコード方向における勾配磁場の傾きを所定量ΔGeだけ変更した第2の勾配磁場Ge2をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の勾配磁場コイル21によって形成し、第1のエンコードデータの場合と同様な手順によって得られたMR信号を第2のエンコードデータとしてMR信号記憶回路421に保存する。
以下、同様にして勾配磁場を交互に反転させた第3の読み出し方向勾配磁場Gr3乃至第Nの読み出し方向勾配磁場GrNと、勾配磁場を順次増減させた第3の位相エンコード方向の勾配磁場Ge3乃至第Nの位相エンコード方向の勾配磁場GeNを印加して得られたMR信号についても第3のエンコードデータ乃至第Nのエンコードデータとして順次MR信号記憶回路421に保存する(図5のステップS5)。
次に、演算・記憶部4の高速演算回路41は、MR信号記憶回路421に保存された第1のエンコードデータ乃至第Nのエンコードデータに対し2次元逆フーリエ変換による画像再構成を行なって画像データを生成し、得られた画像データは天板移動機構6の位置検出器から供給された撮影位置情報Z1を付帯情報として画像データ記憶回路422に保存される(図5のステップS6)。
そして、主制御回路91は、必要に応じて撮影位置Z1において得られた前記画像データを画像データ記憶回路422から読み出して表示部8のモニタに表示する。
上述の手順により被検体150の撮影位置Z1における画像データの生成と保存が終了したならば、制御部9の主制御回路91は、移動機構制御回路93に対して天板5を移動するための指示信号を供給する。そして、この指示信号を受信した移動機構制御回路93は、自己の記憶回路に保存されている天板5の移動方向と移動間隔ΔZの情報に基づいて生成した天板移動制御信号を天板移動機構6に供給し、天板5とこの天板5に載置された被検体150を所定方向(例えば、頭部方向)に距離ΔZだけ移動して撮影位置Z2を設定する。そして、天板移動機構6の位置検出器はその移動量から撮影位置情報を検出し、この撮影位置情報を演算・記憶部4の画像データ記憶回路422に供給する(図5のステップS7)。
このとき、平行リンク機構とバネBを有したコイル保持機構35は、受信コイル33aを体表面の凹凸に追随して図3のY軸方向に移動し、被検体150の撮影位置Z2における体表面近傍に設定する(図5のステップS8)。
そして、撮影位置Z2に対する天板5及び被検体150の移動と受信コイル33aの設定が終了したならば、制御部9の主制御回路91は、新たに設定された撮影位置Z2においても撮影位置Z1の場合と同様にしてMRI装置100の各ユニットを制御してMR信号の収集と画像データの生成を行ない、得られた画像データは天板移動機構6の位置検出器から供給された撮影位置情報を付帯情報として画像データ記憶回路422に保存される(図5のステップS5及びS6)。
以下同様にして、ΔZ間隔で設定された撮影位置Z3乃至ZMにおいても画像データの生成と保存を行なう(図5のステップS5乃至S8)。そして、予め設定された撮影範囲Z0の撮影位置Z1乃至ZMにおいて画像データの生成と保存が終了したならば、演算・記憶部4の高速演算回路41は、必要に応じて画像データ記憶回路422に保存された複数枚の画像データと撮影位置情報を読み出し、撮影位置情報に基づいて画像データを合成して合成画像データを生成する。そして得られた合成画像データは画像データ記憶回路422に保存される(図5のステップS9)。
一方、主制御回路91は、画像データあるいは合成画像データを画像データ記憶回路422から読み出し、自己の記憶回路に保存されている患者情報や撮影条件等の付帯情報と共に表示部8に供給する。そして、表示部8は、これらの画像データに付帯情報を重畳してモニタに表示する(図5のステップS10)。
尚、上述の画像データの生成手順の説明では、撮影方式としてEPI法(Echo Planar Imaging法)を適用した場合について述べたがこれに限定されるものではなく、例えば、FE法(Field Echo法)やSE法(Spin Echo法)等の他の撮影方法であっても構わない。
以上述べた本発明の実施例によれば、受信コイルを備えたガントリの撮影領域内で被検体を体軸方向に移動しながら広範囲のMR信号を収集する際、受信コイルを被検体表面の近傍位置に対して正確に設定することができるため高感度かつ高品質なMR信号の収集が可能となり、従がって、優れた画像データを生成することができる。
特に、本実施例において述べたコイル保持機構は、平行リンク機構及びバネとローラによって構成されているため小型化及び低価格化が容易であり、しかもモータや油圧機構等に起因するノイズがないため更に高いS/Nを有したMR信号を収集することができる。
又、平行リンク機構を用いることにより受信コイルの位置及び方向を正確に制御することができるため、所定の撮影位置において高精度のMR信号を収集することが可能となる。更に、この平行リンク機構をバネによって支えることにより、被検体の体表面に対し好適な圧力(重さ)で受信コイルを配置することが可能となるため被検体に与える苦痛を低減することができる。
一方、上述のコイル保持機構はローラを介して被検体表面に接触しているため、被検体を体軸方向に移動させる際の接触抵抗を低減することが可能となる。
以上、本発明の実施例について述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、変形して実施することが可能である。例えば、上述の実施例における受信コイル33は、コイル保持機構35によって移動可能な受信コイル33aと天板5の下方で固定された受信コイル33bとから構成される場合について述べたが、移動可能な受信コイル33aのみであってもよい。
又、受信コイル33の機能と送信コイル31の機能を兼ね備えた高周波コイルを用いる場合には、この高周波コイルをコイル保持機構35によって被検体体表面の近傍位置に配置してもよい。
一方、上述の実施例におけるコイル保持機構35の説明では、被検体表面と接触する生体接触部としてフレームF1に取り付けられた2つのローラR1及びR2について示したが、1つあるいは3つ以上のローラを取り付けてもよい。ローラ数を増やすことにより受信コイル33aの位置や方向を更に安定して設定することが可能となる。
又、上述の生体接触部は複数のローラに限定されるものではなく、例えば、被検体表面との滑り摩擦係数が小さな材料を用いて生体接触部を構成してもよい。
一方、上述の実施例のコイル保持機構35におけるアームA2の端部は、バネ(ワイヤスプリング)Bを介してフレームF2と接続される場合について述べたが、バネBの代わりにガススプリングやコンストンバネのような他の伸縮機構を用いてもよい。又、図6に示すように、アームA2の端部を前記伸縮機構によってフレームF2に接続する代わりに、バランスを取るための好適な重さを有した錘Gを前記端部に取り付けてもよい。
更に、上述の実施例では、コイル保持部35を静磁場コイル11に取り付ける場合について述べたが、振動の少ない固定体であれば特に限定されない。
尚、コイル保持機構35によって受信コイル33aがY方向に移動する際、Z方向にも移動するがその移動量は僅少であるため通常は無視することができる。しかしながら、合成画像データの解像度を更に向上させる場合には、Z軸方向の移動量に基づいて画像データ合成時の位置補正を行なってもよい。
本発明の実施例におけるMRI装置の全体構成を示すブロック図。 同実施例におけるコイル保持機構の具体例を示す図。 同実施例におけるコイル保持機構及び受信コイルと被検体との位置関係を示す図。 同実施例における撮影位置を説明するための図。 同実施例のMRI装置による画像データの生成手順を示すフローチャート。 同実施例におけるコイル保持機構の変形例を示す図。 従来のコイル保持機構を説明するための図。
符号の説明
1…静磁場発生部
2…勾配磁場発生部
3…送受信部
4…演算・記憶部
5…天板
6…天板移動機構
7…入力部
8…表示部
9…制御部
11…静磁場コイル
12…静磁場電源
21…勾配磁場コイル
22…勾配磁場電源
31…送信コイル
32…送信器
33a、33b…受信コイル
34…受信器
35…コイル保持機構
41…高速演算回路
42…記憶回路
91…主制御回路
92…シーケンス制御回路
93…移動機構制御回路
100…MRI装置
421…MR信号記憶回路
422…画像データ記憶回路
F1、F2…フレーム
A1,A2…アーム
R1、R2…ローラ
B…バネ
G…錘

Claims (8)

  1. 天板上に載置した被検体をその体軸方向に移動し、複数の撮影位置で検出したMR信号に基づいて画像データを生成するMRI装置であって、
    前記被検体から発生したMR信号を検出する少なくとも1つの受信コイルを前記被検体の体表近傍に配置するための平行リンク機構を有するコイル保持手段を備え、
    前記コイル保持手段は、前記平行リンク機構の1辺に装着された前記受信コイルの周辺近傍に前記被検体の体表面と接触する生体接触部を備え、
    前記生体接触部は、前記体表面に沿って回転可能な複数のローラを備えたことを特徴とするMRI装置。
  2. 前記平行リンク機構は、少なくとも2本の平行なアームとこれらのアームの各々を回動可能に取り付けるための少なくとも2つのフレームを備え、これらのフレームの第1のフレームに前記受信コイルと前記生体接触部が装着され、第2のフレームの端部は前記MRI装置の所定の固定部に固定されていることを特徴とする請求項1記載のMRI装置。
  3. 前記固定部は被検体に静磁場を印加する静磁場コイルであることを特徴とする請求項記載のMRI装置。
  4. 所定強度の伸縮機構を備え、前記2本のアームの何れか一方と前記第2のフレームを前記伸縮機構によって接続することにより、前記生体接触部の前記体表面に対する押圧を所定の大きさに制御することを特徴とする請求項記載のMRI装置。
  5. 前記伸縮機構は、ワイヤスプリング、ガススプリング、あるいはコンストンバネの何れかであることを特徴とする請求項記載のMRI装置。
  6. 錘機構を備え、前記錘機構を前記アームの端部あるいは所定位置に取り付けることにより前記生体接触部の前記体表面に対する押圧を所定の大きさに制御することを特徴とする請求項記載のMRI装置。
  7. 前記被検体の複数の撮影位置において生成された画像データを合成する画像データ合成手段と、前記被検体を体軸方向に移動する際の位置情報を検出する位置検出手段を備え、前記画像データ合成手段は、前記位置検出手段が検出した前記撮影位置の位置情報に基づいて前記画像データを合成することを特徴とする請求項1記載のMRI装置。
  8. 前記コイル保持手段は、前記受信コイルを天板上に載置した前記被検体の上方に配置することを特徴とする請求項1記載のMRI装置。
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