JP4733839B2 - 圧電素子の分極方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、超音波モータや圧電トランス、超音波洗浄機等に好適に用いられる、共振周波数近傍で駆動される圧電素子の分極方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧電セラミックスは焼成後の状態では、各ドメインの自発分極がランダムな方向を向いて互いに打ち消しあっているために、見掛け上は圧電特性を有さない。そこで、この自発分極の向きを略一方向に揃える、いわゆる「分極処理」と呼ばれる処理が行われる。具体的には、分極処理は、絶縁性液体中または気体中で高い直流電界を圧電セラミックスに印加することによって行われ、分極処理時の温度が高いほど、印加する電界強度が大きいほど、分極処理時間が長いほど、180度ドメインのスイッチング(回転)および90度ドメインのスイッチングが進行して全てのドメインの自発分極が略同方向に揃った状態、つまり、完全な分極状態に近づくことが知られている。
【0003】
このような完全な分極状態のことを分極が飽和した状態ともいうが、従来から、圧電セラミックスは分極が飽和した状態に近づくほど高い圧電特性が得られると考えられていたため、圧電素子を用いる各種のデバイスにおいては、圧電セラミックスを分極が飽和した状態にできるだけ近づけて用いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、圧電素子を共振周波数近傍で駆動する共振状態で用いる場合と、共振周波数から離れた周波数で駆動する非共振状態で用いる場合とでは、同じ条件で分極処理が行われた圧電セラミックスであっても、主に利用する圧電特性を示すパラメータ(電気機械結合係数や機械的品質係数等)が異なることから、一概に分極が飽和した状態にある圧電セラミックスが全ての駆動条件において良好な特性を示すとは限らない。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、共振周波数近傍で駆動する圧電素子を従来よりも優れた特性を示すように分極処理することができる圧電素子の分極方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明によれば、共振周波数近傍で駆動される圧電セラミックスからなる圧電素子の分極方法であって、180℃で1.5MV/mの電界強度で60分間分極処理した後にショートした状態で72時間以上常温に放置するという分極条件を基準条件とし、前記基準条件で分極処理した圧電素子の機械的品質係数Qm´の120%以上の機械的品質係数Qmが得られるように、前記基準条件の分極条件を調整して分極処理することを特徴とする圧電素子の分極方法、が提供される。
【0007】
このような本発明の圧電素子の分極方法によれば、圧電素子に用いられる圧電体自体は従来のものと変わりなくとも、機械的品質係数が高められるために、共振周波数近傍で駆動する際に従来よりも高い素子特性が得られ、圧電素子を用いた各種デバイスの高性能化が実現される。本発明の分極方法により分極処理された圧電素子は、各種の超音波発信源として用いることができるが、特に、圧電トランスまたは超音波モータの駆動素子として好適に用いられ、圧電トランスまたは超音波モータの駆動特性の向上に寄与する。
【0008】
なお、本発明で得られた圧電素子の厚み−縦電気機械結合係数K33は、同条件で分極された場合の厚み−縦電気機械結合係数K33´の60%以上90%以下という小さい値であっても構わない。これは、圧電素子を共振状態で駆動する場合には機械的品質係数の方が電気機械結合係数よりも素子特性に大きな影響を与えるためである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明が適用される圧電素子は、圧電素子を共振周波数近傍で駆動させて用いる装置、例えば、圧電トランスや超音波モータ、超音波洗浄機等に好適に用いられる。そこで、以下、圧電トランスを例として本発明の実施の形態について説明することとする。
【0010】
焼成後の圧電セラミックスに圧電特性を生じさせるための分極処理は、一般的に、処理温度と処理電界および処理時間の3条件を定めて行われる。ここで、圧電セラミックス自体、つまり、圧電材料としての圧電特性は、通常、板状等の圧電セラミックスの主面に電極を形成した試料を作製してこの試料を所定の分極条件の下で分極処理し、分極処理された試料をインピーダンスゲインフェーズアナライザ(以下「インピーダンスアナライザ」という)等を用いて測定することにより求められる。
【0011】
これに対し、圧電セラミックスを用いた圧電トランスや超音波モータ等の圧電素子では、所定の形状に加工等された圧電セラミックスの所定位置に電極を形成して素子化した後、この電極が分極用電極および駆動電極として用いられる。従って、このような圧電素子を用いて圧電特性を測定した場合に得られる圧電特性は、必ずしも圧電セラミックスの材料自体の圧電特性と一致しない場合が起こり得る。そこで、本発明においては、所定形状の圧電セラミックスの所定位置に電極が形成された圧電素子を用いて測定された圧電特性を基準として、得られた圧電特性を示す各パラメータを比較するものとする。
【0012】
従来、圧電素子の分極処理は、圧電セラミックスを完全な分極状態に近づけるために、一般的には、処理温度をキュリー点よりも低い温度であってキュリー点に近い温度とし、また圧電素子が絶縁破壊しない範囲においてできるだけ印加電界を大きくし、さらに圧電特性がそれ以上の長い時間の分極処理を施しても殆ど変化しない程度にまで処理時間を長くして行われていた。
【0013】
そこで、本発明により得られた圧電素子の圧電特性と従来の分極処理が施された圧電素子の圧電特性とを比較するために、圧電素子をほぼ完全な分極状態に近づける基準条件として、180℃において1.5MV/mの電界強度で60分間分極処理し、その後にショートした状態で72時間以上常温に放置する、という分極条件を設定し、この場合に得られる圧電特性を従来の圧電素子の基準とする。
【0014】
基準条件の温度を180℃としたのは、共振周波数近傍で駆動する圧電素子においては、一般的に180℃よりもキュリー温度が高いハード系と呼ばれる圧電セラミックスが用いられ、また、分極処理を安全なシリコン絶縁オイル中で行う場合のシリコン絶縁オイルの使用上限温度がほぼ180℃であることを考慮したものである。なお、分極処理は、シリコン絶縁オイル中において行われなければならないものではなく、例えば、高温乾燥器等の内部空間を用いて空気中で行ってもよい。
【0015】
基準条件の電界強度を1.5MV/mとしたのは、例えば、電極間距離が20mm以上の圧電トランスのような圧電素子の分極処理においては、この値よりも大きな電界強度とすると圧電素子が絶縁破壊する確率が大きくなるからである。また、基準条件の処理時間を60分としたのは、これよりも長い時間の分極処理を行っても得られる圧電特性は殆ど変化しないからである。さらに、分極処理後に電極間をショートした状態で72時間以上常温に放置するとしたのは、分極処理後は圧電特性が安定しておらず、一定の特性値に落ち着くまでには一定の時間の経過を必要とするからであり、72時間という放置時間はこの圧電特性を安定化させるに十分な時間と考えられるからである。
【0016】
本発明では、圧電素子共振周波数近傍において駆動することから、重要となる圧電特性を示すパラメータとしては、機械的品質係数Qmと厚み−縦電気機械結合係数K33または厚み−横電気機械結合係数K31が挙げられる。ここで、厚み−縦電気機械結合係数K33と厚み−横電気機械結合係数K31とは一般的に正の相関関係にある。つまり、厚み−縦電気機械結合係数K33が大きくなるにつれて厚み−横電気機械結合係数K31も大きくなることが一般的であることから、以下、電気機械結合係数については厚み−縦電気機械結合係数K33を取り上げることとする。
【0017】
これら機械的品質係数Qmと厚み−縦電気機械結合係数K33の測定は、例えば、インピーダンスアナライザを用いて測定した共振周波数frと反共振周波数faから、下記表1に示した計算式により求めることができる。
【0018】
【表1】
Figure 0004733839
【0019】
なお、機械的品質係数Qmが大きい材料の場合には、共振時の抵抗値Rの測定に誤差を生じやすいために、半価幅法によって求めた数値の方がより信頼性が高い。この半価幅法とは、圧電素子に実際に1W以上の仕事をさせて、縦軸に出力に関連した項目、例えば圧電トランスの場合には出力電圧や昇圧比を、超音波モータや超音波洗浄機の場合には振幅や速度、トルク等を取り、横軸に駆動周波数を取ったグラフを描き、そのときの縦軸がピークとなる周波数を共振周波数frとし、そのピーク高さの半分になる周波数の高い方をf、低い方をfとして、前記表1に併記した式により求められる。
【0020】
上述した基準条件により図1に示した積層型の圧電トランス10を分極処理し、その厚み−縦電気機械結合係数K33をインピーダンスアナライザを用いて表1に示した計算式により求め、また、その機械的品質係数Qmを半価幅法(出力2W、疑似負荷抵抗100kΩ)により求めた。さらに100kΩの抵抗を疑似負荷抵抗として接続して2Wの出力としたときの昇圧比と効率を求めた。こうして得られた各種数値を表2の「基準試料」の欄に示す。
【0021】
【表2】
Figure 0004733839
【0022】
ここで、圧電トランス10は長さが35mm、厚みが2mm、幅が7mmの形状を有し、長さ方向の半分の一方(駆動側)が25層の積層構造となっている。また、長さ方向の半分の他方(出力側)の電極11cと駆動側の電極11a・11bとの間で出力側の分極処理を行った後に電極11aと電極11bとの間で駆動側の分極処理を行い、圧電トランス10の機械的品質係数Qmおよび厚み−縦電気機械結合係数K33の測定は駆動側の電極11a・11bを用いて行った。
【0023】
このような基準条件により分極処理した圧電トランス(基準試料)に対して、分極処理温度と分極処理電界強度および分極処理後の放置時間については基準条件と同じ180℃、1.5MV/m、72時間とし、分極処理時間を1分、2分、5分、10分、20分、30分とした圧電トランス(試料1〜試料6)を作製し、機械的品質係数Qm等を求めた結果を表2に併記する。
【0024】
表2から明らかなように、厚み−縦電気機械結合係数K33については、分極処理時間が長くなるほど大きな値となっており、基準試料においてもっとも大きな値を示しているが、一方、機械的品質係数Qmについては分極処理時間が長くなるにしたがって小さくなっており、基準試料においてもっとも小さな値を示している。
【0025】
この結果は以下のように考えることができる。すなわち、分極の過程においては、最初に自発分極が分極電界の向きとは逆方向に向いている180度ドメインの分極の向きがほぼ分極電界の向きに揃う180度ドメインのスイッチングが支配的に起こり、この180度ドメインのスイッチングより遅れて、分極電界の向きとはほぼ垂直方向に自発分極が向いている90度ドメインの分極の向きがほぼ分極電界の向きに揃う90度ドメインのスイッチングが起こると言われている。
【0026】
ここで、180度ドメインのスイッチングは結晶方位の変化を伴わないために、180度ドメインのスイッチング後に分極電界を除いた場合には、圧電体の内部に機械的な歪みや応力は残留しない。しかし、このような状態では殆どの90度ドメインはスイッチングしていないことから、分極は不飽和の状態にある。分極処理時間を長くすると、180度ドメインのスイッチングに続いて90度ドメインのスイッチングが起こって分極は飽和状態に近づくが、この90度ドメインのスイッチングにおいては、結晶学的に分極処理前にはa軸またはb軸だった結晶軸がより長いc軸に変化するため、圧電体内部に機械的な歪みが発生して、この歪みは分極電界を除いた後にも残留する。
【0027】
こうして、分極処理時間が経過して分極が進行するにつれて、厚み−縦電気機械結合係数K33は大きくなり、やがて分極が飽和に近づくとともに一定値に落ち着くが、同時に圧電体内部における機械的な歪みが大きくなっていくために機械的品質係数Qmは小さくなる。共振周波数近傍において駆動する圧電トランス10の昇圧比や効率といった特性には、厚み−縦電気機械結合係数K33よりも機械的品質係数Qmが非常に大きく影響するため、分極を飽和状態に近づけると、厚み−縦電気機械結合係数K33の増加による正の効果よりも、機械的品質係数Qmの減少による負の効果の方が強く現れるようになる。つまり、結果として圧電体の分極を飽和状態に近づけることは圧電トランスの特性を低下させることにつながるものと考えられる。
【0028】
しかしながら、機械的品質係数Qmが幾ら大きくとも、厚み−縦電気機械結合係数K33が極端に小さければ良好な駆動特性を得ることはできず、良好な駆動特性を示す圧電トランスを得るためには、機械的品質係数Qmの大きさと厚み−縦電気機械結合係数K33の大きさとのバランスを良好に保つことが必要と考えられる。
【0029】
表2に示される各試料の中で、その機械的品質係数Qmが基準試料の機械的品質係数Qmの120%以上の値を示している試料1〜試料5は、基準試料よりも約20%以上の高い昇圧比を示しており、圧電トランスの駆動特性を大きく向上させている。さらに厚み−縦電気機械結合係数K33が基準試料の厚み−縦電気機械結合係数K33の60%以上90%以下の値を示している試料2〜試料5では、効率が90%を越え、さらに好ましい駆動特性を実現している。逆に言えば、機械的品質係数Qmと厚み−縦電気機械結合係数K33がこのような条件を満足するように分極処理を行うことにより、従来と同じ圧電セラミックスを用いた圧電トランスであっても、その駆動特性を大きく向上させることが可能となる。
【0030】
以上、本発明を圧電トランスに用いる圧電素子を例として説明してきたが、前述したように、本発明は、超音波モータや超音波洗浄機、さらにはソナーやセンサ等に用いられる各種の超音波発信源として用いる圧電素子に適用することができる。また、上記実施の形態では圧電素子の分極処理時間を変えることで圧電セラミックスの分極状態を調節したが、圧電セラミックスの分極状態の調節はこのような方法に限定されるものではなく、機械的品質係数Qmと厚み−縦電気機械結合係数K33が所定の条件を満足する限りにおいて、分極処理の温度、電界強度、時間のいずれを変えて行ってもよく、当然に用いる圧電セラミックスの材料特性に応じて好適な分極条件を用いればよい。なお、圧電素子に用いられる圧電体は圧電セラミックスに限定されるものではなく、高分子圧電体等の他の圧電体であっても構わない。
【0031】
【発明の効果】
上述の通り、本発明によれば、圧電素子に用いられる圧電体自体は従来のものと変わりなくとも、機械的品質係数Qmが高められるために、共振周波数近傍で駆動する際に従来よりも高い素子特性が得られ、こうして分極処理された圧電素子を用いた各種デバイスの高性能化が実現されるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層型圧電トランスの概略構造を示す斜視図。
【符号の説明】
10;圧電トランス
11a〜11c;電極

Claims (3)

  1. 共振周波数近傍で駆動される圧電セラミックスからなる圧電素子の分極方法であって、180℃で1.5MV/mの電界強度で60分間分極処理した後にショートした状態で72時間以上常温に放置するという分極条件を基準条件とし、前記基準条件で分極処理した圧電素子の機械的品質係数Qm´の120%以上の機械的品質係数Qmが得られるように、前記基準条件の分極条件を調整して分極処理することを特徴とする圧電素子の分極方法。
  2. 前記分極処理した後の圧電素子の厚み−縦電気機械結合係数K33が、前記基準条件で分極処理した圧電素子の厚み−縦電気機械結合係数K33´の60%以上90%以下であることを特徴とする請求項1に記載の圧電素子の分極方法。
  3. 前記分極処理時間を1〜20分間とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧電素子の分極方法。
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