JP4733254B2 - 車両整備用リフトの油圧回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両整備用リフトの油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両整備用リフトの単動式油圧回路として、実開平1-111694号公報に記載の如く、一対をなす支持アームを親シリンダと子シリンダのそれぞれによって昇降するに際し、親シリンダのピストンロッドを収容しているロッド側室と子シリンダのピストンロッドを収容していないピストン側室とを連通し、オイルタンクの油をポンプにより親シリンダのピストン側室に供給する供給路と、親シリンダのピストン側室の油をオイルタンクに戻す逃し弁とを有してなるものがある。この油圧回路では、ポンプが供給する油を親シリンダのピストン側油室に供給することによって親シリンダと子シリンダを上昇させるとともに、親シリンダのピストン側室の油を負荷により逃し弁から戻して親シリンダと子シリンダを下降させる。
【0003】
そして、従来技術では、親シリンダと子シリンダの昇降の同期を図るため、親シリンダのピストンのロッド側室の側の受圧面積と子シリンダのピストンのピストン側室の側の受圧面積を同一にし、親シリンダと子シリンダを互いに同期して昇降可能としている。
【0004】
このとき、上述の油圧回路では、パッキン、バルブ類等の微量の油漏れがあり、これが蓄積すると、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の油が増減し、親シリンダと子シリンダが同期せず、両者の間に段差が発生することがある。即ち、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油が増加すると子シリンダが先に上限に到達し、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油が減少すると親シリンダが先に上限に到達する。
【0005】
そこで、従来技術では、子シリンダのピストンが上限に達したときに開いてそのピストン側室の油をそのロッド側室に供給可能とする子チェック弁をそのピストンに設け、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の油の増加分を子チェック弁からオイルタンクに抜き、子シリンダが先に上限に到達する上限段差を修正する。また、親シリンダのピストンが上限に達したときに開いてそのピストン側室の油をそのロッド側室に供給可能とする親チェック弁をそのピストンに設け、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の減少分をポンプから親シリンダのピストン側室、親チェック弁を経由して補充し、親シリンダが先に上限に到達する上限段差を修正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、親シリンダと子シリンダの間に生じた段差をそれらの上限で修正するに過ぎない。しかしながら、リフトの実際の昇降作業では、親シリンダと子シリンダを上限まで上昇させることは希で、故意に上限まで上昇させないと段差修正できない。
【0007】
本発明の課題は、リフトの実際の使用状態下で、親シリンダと子シリンダの間の段差を自動的に修正することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、一対をなす支持アームを親シリンダと子シリンダのそれぞれによって昇降するに際し、親シリンダのピストンロッドを収容しているロッド側室と子シリンダのピストンロッドを収容していないピストン側室とを連通し、オイルタンクの油をポンプにより親シリンダのピストン側室に供給する供給路と、親シリンダのピストン側室の油をオイルタンクに戻す逃し弁とを有し、ポンプが供給する油を親シリンダのピストン側油室に供給することによって親シリンダと子シリンダを上昇させるとともに、親シリンダのピストン側室の油を負荷により逃し弁から戻して親シリンダと子シリンダを下降させる単動式としてなり、親シリンダのピストンのロッド側室の側の受圧面積と子シリンダのピストンのピストン側室の側の受圧面積を同一にし、親シリンダと子シリンダを互いに同期して昇降可能とする車両整備用リフトの油圧回路において、親シリンダのピストンが上限に達したときに開いてそのピストン側室の油をそのロッド側室に供給可能とする第1親チェック弁をそのピストンに設け、子シリンダのピストンが上限に達したときに開いてそのピストン側室の油をそのロッド側室に供給可能とする第1子チェック弁をそのピストンに設け、親シリンダのピストンが下限に達したときに開いてそのロッド側室の油をそのピストン側室に供給可能とする第2親チェック弁をそのピストンに設け、子シリンダのピストンが下限に達したときに開いて親シリンダのピストン側室を子シリンダのピストン側室に連通可能とする第2子チェック弁を子シリンダに設けたものであり、リフトの昇降の上限側で生じた親シリンダと子シリンダの間の段差を修正するとき、子シリンダが上昇過程で先に上限に到達する場合には、第1子チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の増加分を、第1子チェック弁からオイルタンクに抜き、子シリンダが高い上限側の段差を修正可能にし、親シリンダが上昇過程で先に上限に到達する場合には、第1親チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の減少分を、ポンプから親シリンダのピストン側室、第1親チェック弁を経由して補充し、子シリンダが低い上限側の段差を修正可能にし、リフトの昇降の下限側で生じた親シリンダと子シリンダの間の段差を修正するとき、親シリンダが下降過程で先に下限に到達する場合には、第2親チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の増加分を、第2親チェック弁からオイルタンクに抜き、子シリンダが高い下限側の段差を修正可能にし、子シリンダが下降過程で先に下限に到達する場合には、第2子チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の減少分を、親シリンダのピストン側室から第2子チェック弁を経由して補充し、子シリンダが低い下限側の段差を修正可能にするようにしたものである。
【0009】
【作用】
請求項1の発明によれば下記▲1▼〜▲3▼の作用がある。
▲1▼子シリンダが高い段差は、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油が増加したものであり、上限又は下限で下記(a)、(b)により修正できる。
【0010】
(a)子シリンダが上昇過程で先に上限に到達するから、第1子チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の増加分を、第1子チェック弁からオイルタンクに抜き、子シリンダが高い段差を修正する。
【0011】
(b)親シリンダが下降過程で先に下限に到達するから、第2親チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の増加分を、第2親チェック弁からオイルタンクに抜き、子シリンダが高い段差を修正する。
【0012】
▲2▼子シリンダが低い段差は、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油が減少したものであり、上限又は下限で下記(a)、(b)により修正できる。
【0013】
(a)親シリンダが上昇過程で先に上限に到達するから、第1親チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の減少分を、ポンプから親シリンダのピストン側室、第1親チェック弁を経由して補充し、子シリンダが低い段差を修正する。
【0014】
(b)子シリンダが下降過程で先に下限に到達するから、第2子チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の減少分を、親シリンダのピストン側室から第2子チェック弁を経由して補充し、子シリンダが低い段差を修正する。
【0015】
▲3▼上述▲1▼の(b)、▲2▼の(b)により、親シリンダと子シリンダの間の段差を、リフトの実際の昇降動作中に必ず発生する下限位置で修正できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は油圧回路を示す回路図、図2は子シリンダが高い段差の下限修正状態を示す回路図、図3は子シリンダが低い段差の下限修正状態を示す回路図、図4は子シリンダが低い段差の下限再修正状態を示す回路図である。
【0017】
図1の車両整備用リフトの単動式油圧回路は、一対をなす車体支持アーム(左支持アームと右支持アームの一対、又は前支持アームと後支持アームの一対)を親シリンダ10と子シリンダ20のそれぞれによって昇降するに際し、親シリンダ10のピストン11に設けたピストンロッド12を収容しているロッド側室13Aと、子シリンダ20のピストン21に設けたピストンロッド22を収容していないピストン側室23Bとを常時連通している。そして、オイルタンク30の油をポンプ31(モータ32)により親シリンダ10のピストン側室13Bに供給する供給路33と、親シリンダ10のピストン側室13Bの油をオイルタンク30に戻す戻し路34、逃し弁35とを有する。これにより、ポンプ31が供給する油を親シリンダ10のピストン側室13Bに供給することにより、親シリンダ10と子シリンダ20を上昇させるとともに、親シリンダ10のピストン側室13Bの油を親シリンダ10のピストンロッド12、子シリンダ20のピストンロッド22に作用する負荷により戻し路34、逃し弁35からオイルタンク30に戻して親シリンダ10と子シリンダ20を下降させる。36はリリーフ弁、37はチェック弁である。
【0018】
また、親シリンダ10と子シリンダ20を互いに同期して昇降可能とするため、親シリンダ10のピストン11のロッド側室13A側の受圧面積と、子シリンダ20のピストン21のピストン側室23B側の受圧面積を同一にしている。
【0019】
更に、油圧回路の油漏れにより親シリンダ10と子シリンダ20の間に生じた段差を修正するため、以下の構成を備える。
【0020】
親シリンダ10のピストン11が上限に達したときに開いて、そのピストン側室13Bの油をそのロッド側室13Aに供給可能とする第1親チェック弁14をそのピストン11に設ける。
【0021】
子シリンダ20のピストン21が上限に達したときに開いて、そのピストン側室23Bの油をそのロッド側室23Aに供給可能とする第1子チェック弁24をそのピストン21に設ける。
【0022】
親シリンダ10のピストン11が下限に達したときに開いて、そのロッド側室13Aの油をそのピストン側室13Bに供給可能とする第2親チェック弁15をそのピストン11に設ける。
【0023】
子シリンダ20のピストン21が下限に達したときに開いて、親シリンダ10のピストン側室13Bを連通路16を介して子シリンダ20のピストン側室23Bに連通可能とする第2子チェック弁25(及び補助チェック弁26)を子シリンダ20の底部に設ける。
【0024】
リフトは以下の如く動作する。
(A)上昇動作(図1)
ポンプ31が供給する油が親シリンダ10のピストン側室13Bに供給されると、そのピストン11が上昇する。同時に、親シリンダ10のロッド側室13Aの油が子シリンダ20のピストン側室23Bに押出され、子シリンダ20のピストン21も上昇する。このとき、親シリンダ10と子シリンダ20は互いに同期して上昇する。
【0025】
油圧回路の油漏れによって、親シリンダ10と子シリンダ20の間に段差が生じると、この段差は、親シリンダ10と子シリンダ20の上昇モードで下記(1)、(2)により修正される。
【0026】
(1)子シリンダ20が高い段差の修正動作
子シリンダ20が高い段差は、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油が増加したものであり、子シリンダ20が上昇過程で先に上限に到達する。子シリンダ20が上限に到達すると第1子チェック弁24が開き、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油の増加分が、第1子チェック弁24から子シリンダ20のロッド側室23Aを経てオイルタンク30に抜かれ、子シリンダ20が高い段差を修正する。
【0027】
(2)子シリンダ20が低い段差の修正動作
子シリンダ20が低い段差は、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油が減少したものであり、親シリンダ10が上昇過程で先に上限に到達する。親シリンダ10が上限に到達すると第1親チェック弁14が開き、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油の減少分が、ポンプ31から親シリンダ10のピストン側室13B、第1親チェック弁14を経由してロッド側室13Aに補充され、子シリンダ20が低い段差を修正する。
【0028】
尚、親シリンダ10、子シリンダ20とも、それらのピストン11、21が上限にあるときに、ポンプ31の回転を続けるだけで、オイルタンク30の油が親シリンダ10のピストン側室13B、第1親チェック弁14、ロッド側室13A、子シリンダ20のピストン側室23B、第1子チェック弁24、ロッド側室23Aを経由してオイルタンク30に循環し、油の充填、エア抜きが行なわれる。
【0029】
(B)下降動作(図2、図3)
リフトの負荷が親シリンダ10のピストン側室13Bの油を逃し弁35からオイルタンク30に戻し、そのピストンロッド11が下降する。同時に、親シリンダ10のロッド側室13Aに子シリンダ20のピストン側室23Bの油が移送され、子シリンダ20のピストン21も下降する。このとき、親シリンダ10と子シリンダ20は互いに同期して下降する。
【0030】
油圧回路の油漏れによって、親シリンダ10と子シリンダ20の間に段差が生じると、この段差を、親シリンダ10と子シリンダ20の下降モードで下記(1)〜(3)により修正される。
【0031】
(1)子シリンダ20が高い段差の修正動作
子シリンダ20が高い段差は、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油が増加したものであり、親シリンダ10の下降過程で先に下限に到達する(図2)。親シリンダ10が下限に到達すると第2親チェック弁15が開き、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油の増加分が、第2親チェック弁15から逃し弁35を通ってオイルタンク30に抜かれ、子シリンダ20が高い段差を修正する。
【0032】
(2)子シリンダ20が低い段差の修正動作
子シリンダ20が低い段差は、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油が減少したものであり、子シリンダ20が下降過程で先に下限に到達する(図3)。子シリンダ20が下限に到達すると第2子チェック弁25が開き、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間の油の減少分が、親シリンダ10のピストン側室13Bから連通路16、補助チェック弁26、第2子チェック弁25を経由して子シリンダ20のピストン側室23Bに補充され、子シリンダ20が低い段差を修正する。
【0033】
(3)子シリンダ20が低い段差の再修正動作
上述(2)で子シリンダ20のピストン側室23Bへの油の補充が不足しているときには、図4に示す如く、リフトの次の上昇開始時に、ポンプ31が圧送する油が連通路16から補助チェック弁26、第2子チェック弁25を経由してピストン側室23Bへと補充される。このとき、親シリンダ10のロッド側室13Aと子シリンダ20のピストン側室23Bの間に油が完全に補充されて子シリンダ20が少しでも上昇しないと、第2子チェック弁25が閉じないので、親シリンダ10は上昇できない。
【0034】
本実施形態によれば、親シリンダ10と子シリンダ20の間の段差を、上述(B)の如くに、リフトの使用中に必ず発生する下限位置で自動的に修正できる。
【0035】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。本発明によって修正される親シリンダと小シリンダの間の段差は、油圧回路の油漏れによるものに限らず、油温変化による油の膨張収縮によるものであっても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、リフトの実際の使用状態下で、親シリンダと子シリンダの間の段差を自動的に修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧回路を示す回路図である。
【図2】図2は子シリンダが高い段差の下限修正状態を示す回路図である。
【図3】図3は子シリンダが低い段差の下限修正状態を示す回路図である。
【図4】図4は子シリンダが低い段差の下限再修正状態を示す回路図である。
【符号の説明】
10 親シリンダ
11 ピストン
12 ピストンロッド
13A ロッド側室
13B ピストン側室
14 第1親チェック弁
15 第2親チェック弁
16 連通路
20 子シリンダ
21 ピストン
22 ピストンロッド
23A ロッド側室
23B ピストン側室
24 第1子チェック弁
25 第2子チェック弁
30 オイルタンク
31 ポンプ
33 供給路
35 逃し弁

Claims (1)

  1. 一対をなす支持アームを親シリンダと子シリンダのそれぞれによって昇降するに際し、親シリンダのピストンロッドを収容しているロッド側室と子シリンダのピストンロッドを収容していないピストン側室とを連通し、オイルタンクの油をポンプにより親シリンダのピストン側室に供給する供給路と、親シリンダのピストン側室の油をオイルタンクに戻す逃し弁とを有し、ポンプが供給する油を親シリンダのピストン側油室に供給することによって親シリンダと子シリンダを上昇させるとともに、親シリンダのピストン側室の油を負荷により逃し弁から戻して親シリンダと子シリンダを下降させる単動式としてなり、
    親シリンダのピストンのロッド側室の側の受圧面積と子シリンダのピストンのピストン側室の側の受圧面積を同一にし、親シリンダと子シリンダを互いに同期して昇降可能とする車両整備用リフトの油圧回路において、
    親シリンダのピストンが上限に達したときに開いてそのピストン側室の油をそのロッド側室に供給可能とする第1親チェック弁をそのピストンに設け、
    子シリンダのピストンが上限に達したときに開いてそのピストン側室の油をそのロッド側室に供給可能とする第1子チェック弁をそのピストンに設け、
    親シリンダのピストンが下限に達したときに開いてそのロッド側室の油をそのピストン側室に供給可能とする第2親チェック弁をそのピストンに設け、
    子シリンダのピストンが下限に達したときに開いて親シリンダのピストン側室を子シリンダのピストン側室に連通可能とする第2子チェック弁を子シリンダに設けたものであり、
    リフトの昇降の上限側で生じた親シリンダと子シリンダの間の段差を修正するとき、
    子シリンダが上昇過程で先に上限に到達する場合には、第1子チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の増加分を、第1子チェック弁からオイルタンクに抜き、子シリンダが高い上限側の段差を修正可能にし、
    親シリンダが上昇過程で先に上限に到達する場合には、第1親チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の減少分を、ポンプから親シリンダのピストン側室、第1親チェック弁を経由して補充し、子シリンダが低い上限側の段差を修正可能にし、
    リフトの昇降の下限側で生じた親シリンダと子シリンダの間の段差を修正するとき、
    親シリンダが下降過程で先に下限に到達する場合には、第2親チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の増加分を、第2親チェック弁からオイルタンクに抜き、子シリンダが高い下限側の段差を修正可能にし、
    子シリンダが下降過程で先に下限に到達する場合には、第2子チェック弁が開き、親シリンダのロッド側室と子シリンダのピストン側室の間の油の減少分を、親シリンダのピストン側室から第2子チェック弁を経由して補充し、子シリンダが低い下限側の段差を修正可能にすることを特徴とする車両整備用リフトの油圧回路。
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