JP4730728B2 - 3ウェイ弁およびそれを用いた電気油圧式アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、小さな体積流を有する高速液体弁、より詳しくは、燃料噴射器の部分のような電気油圧式アクチュエータに使用するための3ウェイ制御弁に関する。
直接制御ニードル弁を有する燃料噴射器と関連して使用されるような電気油圧式アクチュエータは、燃料油噴射特性を制御するために比較的小さくかつ高速の弁に依存する。燃料噴射システムの1つのクラスでは、直接制御ニードル弁が燃料噴射器のノズル出口を開閉する。直接制御ニードル弁は、直接制御ニードル弁と関連する閉油圧表面に低圧または高圧を加える能力を有する比較的高速のニードル制御弁を介して油圧制御される。このような1つの直接制御ニードル弁および随伴するニードル制御弁が、ギブソン(Gibson)らへの共同所有の米国特許公報(特許文献1)に開示されている。当該文献は、直接制御ニードル弁の閉油圧表面に高圧オイルまたは低圧オイルを印加する能力を有するニードル制御弁を含む燃料噴射器を教示している。高圧が閉油圧表面に印加されると、ニードル弁は、その閉位置に留まるかまたはその位置に向かって移動して、燃料噴射を終了する。低圧が閉油圧表面に印加されかつ燃料が噴射圧力レベルにあると、ニードル弁は、その開位置に留まるかまたはその位置に向かって移動して、燃料が燃料噴射器のノズル出口から噴出することを可能にする。エンジンからの望ましくないエミッションの低減のような様々な目的を達成するために、エンジニアは、ニードル制御弁と関連する問題に特に取り組むことによって、直接制御ニードル弁の性能を改善する方法を常に探し求めている。
米国特許第5,669,355号明細書
ニードル制御弁の改良の際に取り組み得る問題の1つは、応答時間を低減することである。この問題は、弁部材の移動距離を低減する方法の追求、弁部材の移動速度および/または加速度の増大、弁部材の運動に対する流体流力の影響の減少、および当分野で知られている他の問題に分けられる。さらに、油圧力をニードル弁部材の閉油圧表面に印加するニードル制御チャンバ内で圧力変化が生じることがある速度を早める方策を使用することが望ましい。これらの問題には、弁の利用可能な空間外装部に関する問題、およびおそらくより重要なことに、1つの弁から他の弁の一貫した挙動を有する弁の大量生産を可能にする構造に関わるこれらの問題のすべてに対処する能力がさらにからむ。取り組み得るなお他の問題は効率に関する。例えば、弁の漏洩の低減は、所定の弁の全体的な実効性における差をもたらすことがある。
本発明は、上述した問題の1つ以上に関する。
一形態では、3ウェイ制御弁は、第1の通路と、第2の通路と、第3の通路と、第1のシートと、第2のシートとを有する弁本体を含む。弁部材は、弁本体に少なくとも部分的に位置付けられ、かつ第1のシートと第2のシートとの間で可動である。第1の通路は、弁部材が第2のシートと接触するとき、第1のシートにわたる第3の通路に開く。第1の通路および第3の通路の1つは、第1のシートにわたる流れ領域に対して流れ制限部を有する。第2の通路は、弁部材が第1のシートと接触するとき、第2のシートにわたる第3の通路に開く。第2の通路および第3の通路の1つは、第2のシートにわたる流れ領域に対して第2の流れ制限部を有する。
他の形態では、電気油圧式アクチュエータは、制御通路と、高圧液体源に流体連結された高圧通路と、低圧液体リザーバに流体連結された低圧通路とを有する閉鎖制御圧力容積部を有する3ウェイ制御弁を含む。3ウェイ制御弁は、高圧シートと低圧シートとの間で移動するように捕捉された弁部材を含む。制御油圧表面を有する可動ピストンは、制御圧力容積部内の流体圧力にさらされる。電気アクチュエータは弁部材に動作可能に結合される。低圧通路は、弁部材が高圧シートと接触するとき、低圧シートにわたる制御通路に開く。低圧通路および制御通路の1つは、低圧シートにわたる流れ領域に対して第1の流れ制限部を有する。高圧通路は、弁部材が低圧シートと接触するとき、高圧シートにわたる制御通路に開く。高圧通路および制御通路の1つは、高圧シートにわたる流れ領域に対して第2の流れ制限部を有する。
なお他の形態では、3ウェイ制御弁を作動する方法は、第2のシートと接触して弁部材を位置付けることによって、第1の弁シートにわたって第1の通路を第3の通路に少なくとも部分的に流体連結するステップを含む。第3の通路から第1の通路への液体流は、第1の通路および制御通路の1つに第1の流れ制限部を配置することによって、少なくとも部分的に制限され、第1の流れ制限部は、第1のシートにわたる流れ領域に対して制限的である。第2の通路は、弁部材を移動して第1のシートと接触させることによって、第2のシートにわたって第3の通路に少なくとも部分的に流体連結される。第2の通路から第3の通路への液体流は、第2の通路および制御通路の1つに第2の流れ制限部を配置することによって少なくとも部分的に制限され、第2の流れ制限部は、第2のシートにわたる流れ領域に対して制限的である。
図1を参照するに、燃料噴射器10は、電気油圧式アクチュエータ12に動作可能に結合される直接制御ニードル弁11を含む。電気油圧式アクチュエータ12は、電気アクチュエータ16に動作可能に結合される3ウェイ弁14を含む。燃料噴射器10は、燃料供給ライン19を介して高圧燃料源18に連結され、また燃料移送通路21を介して低圧燃料リザーバ20に連結される。当業者は、高圧燃料源18が共通レール、ユニット噴射器内の燃料加圧チャンバ、あるいは燃料を噴射レベルに加圧するための公知の他の任意の手段からなり得ることを認識するであろう。さらに、噴射器本体22は少なくとも1つのノズル出口23を含む。
燃料噴射器10内では、高圧燃料源18からの燃料油は、非遮断のノズル供給通路24を通して移動してノズルチャンバ25に到着し、このノズルチャンバは、直接制御ニードル弁11のニードル部分30によってノズル出口23との流体連通から遮断されているのが示されている。ニードル部分30は、ノズルチャンバ25内の流体圧力にさらされた開油圧表面34を含む。図示したように、直接制御ニードル弁11は、ニードル部分30の上面と接触しているリフトスペーサ31に作用する付勢ばね35の動作によって、その閉位置に下方に通常付勢される。直接制御ニードル弁11はまた、ニードル制御チャンバ37の流体圧力にさらされた閉油圧表面33を有するピストン部分32を含む。開油圧表面34は閉油圧表面33と反対側にある。3ウェイ弁14が第1の位置にあるとき、ニードル制御チャンバ37は、一方の端部でノズル供給通路24内に連結する高圧通路40を介して高圧燃料源18に流体連結される。弁14がその第2の位置にあるとき、ニードル制御チャンバ37は、低圧通路41を介して低圧リザーバ20に流体連結される。3ウェイ弁14は、電気アクチュエータ16に通電および非通電にすることによってその第1の位置とその第2の位置との間で移動される。高圧がニードル制御チャンバ37に存在するとき、直接制御ニードル弁11は、図示したように、その下向きの閉位置に留まるかまたはその位置に向かって移動する。ニードル制御チャンバ37が低圧に連結されるとき、直接制御ニードル弁11は、開油圧表面34に作用する燃料圧力が、付勢ばね35の予荷重のようなバイアサによって好ましくは決定される弁開口圧を超えた場合、その上向きの開位置に上昇する。実際に、直接制御ニードル弁11の弁開口圧は、適切な厚さのVOPスペーサ36を選択することによって調整される。さらに、直接制御ニードル弁11のリフト距離は、リフトスペーサ31用に適切な厚さを選択することによって制御される。当業者は、開示した実施形態において、ニードル制御チャンバが閉鎖容積部であることを理解するであろう。
図2を参照するに、図1の燃料噴射器から分離して、電気油圧式アクチュエータ12が示されている。さらに、図3〜図6は、電気油圧式アクチュエータ12の部分を形成するステータアセンブリ、3ウェイ弁アセンブリおよび弁部材をそれぞれ示している。ニードル制御チャンバ37の容積が相対的に小さくなるように、3ウェイ制御弁14はピストン部分32に近接して位置付けられることが好ましい。当業者は、ニードル制御チャンバ37内の圧力変化は、その容積を低減することによって早めることができることを理解するであろう。この問題は、少なくとも2つの方法でアクチュエータ12によって取り組まれる。第1に、3ウェイ弁14は、ピストン部分32の閉油圧表面33に近接して位置付けられる。さらに、ニードル制御チャンバ37は、容積低減表面特徴部によって少なくとも部分的に画定されるように設計されることが好ましい。当業者は、ニードル制御チャンバを画定する表面特徴部に注意を払うことによって、予測可能なある程度の性能改良を達成でき、また他の点で性能を害することなくニードル制御チャンバ37の容積を低減するために、変更できることを認識するであろう。大部分の例において、高圧通路40、低圧通路41と関連する流れ領域、あるいはシート50と51にわたる流れ領域よりも制限的でないニードル制御チャンバ37と関連する任意の流れ領域を形成することが望ましいであろう。図示したように、弁部材42が下部シート51と接触するとき、ニードル制御チャンバ37は、高圧シート50にわたって高圧通路40を介してノズル供給通路24に流体連結される。弁部材42が上方に上昇されて高圧シート50と接触するとき、ニードル制御チャンバ37は、低圧シート51にわたって低圧通路41を介して、アクチュエータ12を囲む低圧領域に流体連結される。このように、弁部材42は上部シート50と下部シート51との間に捕捉されると考えることができる。シート50と51はまた、第1および第2のシート、あるいは逆に称することができる。弁部材42の反対側端部に対する油圧力の影響を低減するために、ベント通路83は、アーマチュアキャビティ82を通気させて低圧にし、またベント通路81は、ベントチャンバ80を連結して低圧にする。
弁部材42は、電気アクチュエータの可動部分に公知の方法で動作可能に結合されることが好ましい。図示した実施形態では、弁部材42は、その一方の端部にねじ込まれたナット63を介してアーマチュア62に取り付けられる。特に、アーマチュアワッシャ63は、アーマチュア62が支持される環状肩部58(図6)に着座する。次に、ナットワッシャ64はアーマチュア62の他の側と接触し、ナット66によって支承されるスペーサ65がその他の側に続く。アーマチュア62、したがって弁部材42は、付勢ばね67のような適切なバイアサによって下方に付勢されて、低圧シート51を閉鎖する。当業者は、油圧的バイアサは、示した機械的付勢の代替方法であり得ることを理解するであろう。さらに、電気アクチュエータ16はソレノイドとして示してきたが、当業者は、圧電(ディスクおよび/またはベンダ)またはボイスコイルのような他の任意の適切な電気アクチュエータをソレノイドの位置で置き換え得ることを理解するであろう。ステータアセンブリ17は、ステータ61、コイル60を含み、また雌/雄の電気ソケットコネクタ69を含むことが好ましい。ステータアセンブリ17は、それらの個々の底面が共通面に位置するように、キャリヤアセンブリ70内に位置付けられることが好ましい。そうすることによって、適切な厚さを有するソレノイドスペーサ71を選択して、アーマチュア62とステータ61との間に所望の空隙を設けることができる。このように、ソレノイドスペーサ71は、僅かに異なる多様な厚さをもたらす分類された部分であることが好ましく、当該の厚さにより、適切な厚さを選択して、1つのアクチュエータから他のアクチュエータのアーマチュア空隙の均一性を提供することによって、異なる弁の同様な性能が可能になる。
共通中央線38に沿って上部シート50を下部シート51と同心に位置合わせすることを補助するために、弁部材42は、上部シート構成要素43に配置された上部案内穴55と密接な直径方向クリアランス(すなわち案内クリアランス)を有する上部案内部分54を含む。さらに、弁部材42はまた、下部シート構成要素45に配置された下部案内穴57と比較的密接な直径方向クリアランスを有する下部案内部分56を含むことが好ましい。したがって、これらの案内領域は、3ウェイ弁15(図5)の組立中に上部および下部シート50と51を同心に位置合わせすること、ならびに弁部材42の位置に関係なく、ニードル制御チャンバ37をベントチャンバ80および/またはアーマチュアキャビティ82から実質的に流体的に絶縁することを補助する傾向を有する。組立の前に、弁部材42がその特定のシートに接触して閉鎖する前に貫入するシート50と51の深さを知ることは困難であるので、3ウェイ弁15は、同様に分類部分である弁リフトスペーサ44を使用することが好ましく、また複数の異なる厚さ群で分類されることが好ましい。かくして、弁部材42が上部および下部シート50と51の間に移動する距離は、弁リフトスペーサ44の適切な厚さを選択することによって調整可能である。
弁部材42の運動に対する流体流力の影響を低減するために、高圧通路40と低圧通路41は、個々のシート50と51にわたる流れ領域に対して制限的である流れ制限部を含むことが好ましい。これらの流れ制限部は、上部シート構成要素43および/または下部シート構成要素45に配置し得るが、図2に示したような弁リフトスペーサ44に配置することが好ましい。特に、高圧通路40の流れ特性は、所定の長さおよび流れ領域を有する円筒状セグメント47を含むことによって比較的強固に制御することができる。さらに、円筒状セグメント47は、上部シート50にわたる円筒状セグメントと較べて流れに対し相対的に制限的である。当業者は、静止シート構成要素と可動弁部材42との間の流れ領域を一貫して制御しようと試みることと対照的に、円筒状セグメントを介して流れ特性を制御しかつ一貫して仕上げることがより容易であることを理解するであろう。同様に、低圧通路41は、弁リフトスペーサ44に配置される円筒状セグメント48を含むことが好ましい。ニードル制御チャンバ37内に圧力変化が生じることがある速度を識別するために、円筒状セグメント48は、円筒状セグメント47に対し異なる流れ領域を有することが好ましい。この特徴は、直接制御ニードル弁の開口速度をその閉鎖速度に対して遅くする方策として例示した実施例に示されている。言い換えれば、直接制御ニードル弁11がその開位置に向かって上昇するとき、流体は、円筒状セグメント48によって画定された流れ制限部を通してニードル制御チャンバ37から押し退けられる。直線制御ニードル弁11が閉鎖されるとき、高圧流体は、円筒状セグメント47によって画定された流れ制限部を通して高圧通路40からニードル制御チャンバ37内に流れる。図示した実施形態では、円筒状セグメント48は円筒状セグメント47よりも小さな流れ領域を有するので、直接制御ニードル弁11の開口速度は、その閉鎖速度よりも遅くすることができ、これは望ましいことが多い。
弁部材42の中央線と上部および下部シート50と51の個々の中央線との間の小さな角度上の位置ずれの可能性に対応するために、弁部材42は、図6に示したような共通の中心を有する球形弁表面52と53を含むことが好ましい。当業者は、球形弁シート52と53が、弁部材42とその個々のシートとの間に何らかの小さな角度上の位置ずれがある場合でも、弁シート50と51に接触して閉鎖できることを理解するであろう。ノズル供給通路24のような個々の通路が図2に示したような適切な流体連結を提供することを保証するために、3ウェイ弁15の静止構成要素は、弁の誤った組み立てを防止するために存在するほぞ穴86と87(図4)を含むことが好ましい。3ウェイ弁15を共に保持するために、3ウェイ弁15は、上部シート構成要素43に配置された締結穴49にねじ込み式に受容される複数の締結具46を含むことが好ましい。にもかかわらず、当業者は、3ウェイ弁15を共に挟持するために使用し得る他の多数の手段を理解するであろう。
ピストン32は、下部シート構成要素45として共通の本体に配置し得るが、比較的薄いセパレータ75によって共通の本体から分離し、図1と図2に示したようにそれ自体のピストンガイド本体76に収容することが好ましい。
次に図7を参照するに、本発明の他の形態による3ウェイ弁114は、シリンダ通路セグメントが147と148が再配置されていること以外、前述した3ウェイ弁と同様である。特に、以前の実施形態と同様に、3ウェイ弁114は、弁リフトスペーサによって下部シート構成要素145から分離された上部シート構成要素143を含み、弁リフトスペーサは、高圧シート150と低圧シート151との間の弁部材42の移動距離を決定する。弁部材42が低圧シート151と接触すると、制御通路39は、高圧シート150にわたる高圧通路140に流体連結される。弁部材42が高圧シート150を閉鎖する上向き位置にあるとき、ニードル制御通路139は、低圧シート151にわたる低圧通路141に流体連結される。流体が高圧通路140から制御圧力通路139に流入すると、円筒状通路セグメント147はニードル制御チャンバ37(図1)への流体流を制限する。以前の形態のように、円筒状通路セグメント147は高圧シート150にわたる流れに対して制限的である。
ニードル弁部材42が高圧シート150を閉鎖する上向き位置にあるとき、流体は、低圧シート151にわたってニードル制御チャンバ37(図1)から低圧通路141に流入することができる。この場合、低圧通路141は、以前の3ウェイ弁14に記述した円筒状セグメント48とほぼ同様に機能する円筒状通路セグメント148を含む。言い換えれば、円筒状通路セグメント148は、低圧シート151にわたる流れ領域と較べて流れに対し制限的である。円筒状通路セグメント147および円筒状通路セグメント148の両方は、以前に記述した3ウェイ弁14の弁リフトスペーサから、分類部分である必要がないニードルストッパプレート175に再配置されていることに留意されたい。したがって、分類部分である弁リフトスペーサ144に関わる問題は、円筒状通路セグメント147と148を通る流れ領域を綿密に制御する必要から分けることができる。3ウェイ弁114は、以前の図に示した弁14の代わりに置き換えることができるであろう。3ウェイ弁114はまた、前述した3ウェイ弁14に対し利点を有することがある。特に、3ウェイ弁114が受ける漏洩はより小さい可能性がある。特に、弁リフトスペーサ144の上面および底面に沿った低圧通路141への高圧燃料の漏洩は、低圧通路141を下部シート構成要素145およびプレートストッパ構成要素175内に再配置することによって、低減されると考えられる。
次に図8を参照するに、本発明のなお他の形態による3ウェイ弁214は、ニードル制御チャンバ237へのまたそれからの流れが、ニードル制御通路239に配置されたオリフィスプレート260を介した高圧シート250および低圧シート251にわたる流れ領域に対して制限されること以外、前述の方向弁と同様である。以前の別形態のように、弁部材42は、上部シート構成要素243に配置された高圧シート250と下部シート構成要素245に配置された低圧シート251との間で移動するように捕捉される。弁部材42が低圧シート251に接触して閉鎖しているとき、高圧通路240は、高圧シート250を通過しかつ円筒状通路セグメント247と248を通してニードル制御チャンバ237に流体連結される。本実施形態では、円筒状セグメント247と248を通した流れ領域全体は、高圧シート250にわたる流れ領域に対して制限的であり、この結果、3ウェイ弁のこの別形態は、前述の実施形態とほぼ同一の方法で挙動する。弁部材42が高圧シート250を閉鎖する上向き位置にあるとき、流体は、低圧シート251を通過してニードル制御チャンバ237から低圧通路241に流入することができる。しかし、この流体流はオリフィスプレート260を上昇させて、平坦シート261と接触させ、円筒状通路セグメント247を閉鎖する。かくして、オリフィスプレート260が上昇して平坦シート261と接触した後、ニードル制御チャンバ237からの流体流は、低圧シート251にわたる流れ領域に対して制限的である円筒状通路セグメント248に対してのみ制限される。そのより下方の位置にあるとき、オリフィスプレート260はニードルストッパ275の上部に位置する。本実施形態は、弁リフトスペーサを含まないという点で以前の実施形態と異なる。その代わりに、高圧シート250および低圧シート251を含む表面は、弁移動距離が容認可能な公差に制御できるように成形することが好ましい。代わりに、上部シート構成要素243および下部シート構成要素245の一方は、分類部分であり得る。なお他の代替例において、それぞれの上部シート構成要素243は、容認可能な弁移動距離を可能にする別個の下部シート構成要素245と整合し得る。本発明による3つの弁すべては、同様の方法で実行し得る。
本発明は、同時に1つの弁から他の弁の大量生産および一貫した性能を許容する構造を提供しつつ、性能特性を比較的しっかりと制御しなければならない任意の弁に適用される可能性がある。さらに、本発明は、燃料噴射システムに使用される圧力制御弁のように比較的低い体積流に対応するために必要な高速弁の場合に特に適用されることが好ましい。
燃料噴射器10が動作しているとき、電気油圧式アクチュエータ12は、直接制御ニードル弁11と連携して作動し、それぞれの噴射イベントのタイミングおよび量の両方を制御する。それぞれの噴射イベントは、高圧源18の燃料圧力を噴射レベルに上げることによって開始される。いくつかのシステムでは、これは、共通レールをある所望の圧力に維持することによって達成される。代わりに、源18は、プランジャが下方に駆動されるときに加圧されるユニット噴射器内の燃料加圧チャンバであり得、この加圧は、カムまたは油圧力により通常達成される。弁部材42は下方に付勢されて、低圧シート51を閉鎖するので、直接制御ニードル弁11は、ピストン部分32の閉油圧表面33に作用する高圧力のためその下向きの閉位置に留まるであろう。噴射イベントの開始が望ましいタイミングの少し前に、過剰電流をコイル60に供給することによって、電気アクチュエータ16に通電することが好ましい。電気アクチュエータ16が作動する速度は、コイル60に供給された電流レベルと関係するので、最大利用可能な電流を供給することが好ましく、この電流は、ばねの付勢の作用に対抗してアーマチュアの移動を引き起こすために必要である電流量よりもはるかに高い場合がある。十分な磁力線が形成されると、アーマチュア62および弁部材42は、球形弁表面52が上方または高圧シート50、150、250に接触するまで上方に引っ張られる。これが行われると、ニードル制御チャンバ37は、低圧通路41、141、241を介して低圧燃料リザーバ20に流体連結される。直接制御ニードル弁11がその上向き開位置に上昇するために、低圧リザーバ20に向かってニードル制御チャンバ37から、流体を押し退けなければならない。直接制御ニードル弁11が開口する速度は、円筒状セグメント48、148、248を通るこの流れを制限することによって遅くされる。このことは、燃料噴射器10が何らかのレートシェーピングを形成することを可能にするのを補助する。噴射イベントの望ましい終了の少し前に、電気アクチュエータ16への電流は、球形シート53が低圧シート51、151、251と接触するまで、ばね67がアーマチュア62および弁部材42を下向きに押圧することを可能にするレベルに低減されるかまたは終了される。これが行われると、ノズル供給通路24を源とする高圧流体は、高圧通路40、140、240を通し、高圧シート50、150、250を通過して、ニードル制御チャンバ37に流入する。ニードル制御チャンバ37内で圧力が高まる速度、したがって、直接制御ニードル弁11がその閉位置に向かって移動するまで、電流が終了される時点からの応答時間は、円筒状セグメント47、147または円筒状セグメント247と248の組み合わせ流れ領域を適切に寸法決めすることによって作用することができる。
一貫して挙動する燃料噴射器10を形成するために、本発明は、過去の弁を悩ませた問題のいくつかを軽減する3ウェイ弁15のための構造を含むことが好ましい。弁シート50、150、250および51、151、251から離れた流れ制限部(円筒状セグメント47、147、247および48、148、248)を含むことによって、しばしば弁に関連する圧力差が弁シートから遠ざけられるので、弁部材42の運動に干渉する可能性がある流体流力がそれぞれ低減される。さらに、弁リフトスペーサ44(図1〜図5)、ストッパプレート175(図7)またはオリフィスプレート260(図8)にこれらの流れ制限部を配置することによって、流れ制限部をより容易に製造でき、弁開閉圧力制御の幾分独立した設定が可能になる。この同一の方法により、弁の間の性能一貫性の向上が可能になるが、この理由は、弁を現実的に製造可能にする幾何学的な公差をそれぞれの構成要素が有するという事実、少なくとも部分的にその事実のためおそらく弁毎に異なるであろう弁の個々のシートにわたる流れ領域から、弁の性能が脱鋭敏化されるからである。弁リフトスペーサに形成された円筒状セグメントは、大きな一貫性をもって製造することができるので、個々の弁の挙動の一貫性を高めることができる。
より一貫した性能を可能にできる本発明の3ウェイ弁15の他の特徴は、分類部分としての弁リフトスペーサの用途を含む。言い換えれば、一貫性を維持するために、1つの弁から他の弁の弁移動距離を可能な限り一貫させるべきである。本発明の弁の場合、このことは、それぞれの個々の弁について、1つの弁から他の弁の比較的均一な移動距離をもたらす厚さを有する弁リフトスペーサを選択することによって達成される。言い換えれば、それぞれの弁は、比較的均一な移動距離を有するべきであるが、このことは、異なる弁のそれぞれの弁に、様々な厚さの弁リフトスペーサを使用することによって達成される。本発明の場合、弁移動距離は、約30ミクロン、あるいは25〜35ミクロンにあることが好ましい。とにかく、約50ミクロン未満の一貫したリフトを有する弁を確実に製造するために、本発明の方策を使用することができる。このことは、弁リフトスペーサを複数の異なる厚さ群にグループ化することによって達成される。これらの群のそれぞれは、特定の所定の厚さ±約3ミクロンの弁リフトスペーサを含むことが好ましい。
応答時間を改善するために本発明によって使用される他の方策は、少なくとも部分的に容積低減特徴部を有する、請求項において「第3の通路」として称されるニードル制御チャンバの画定を含む。通常、このことは、ニードル制御チャンバ37の容積を低減するために、当該チャンバを形成する様々な構成要素の加工に注意を払うことによって達成される。当該チャンバの容積を低減することによって、当該チャンバは、圧力変化により迅速に応答することができる。例えば、本発明では、この方策は、例えば、弁リフトスペーサ44内への経路の一部分のみニードル制御チャンバ37の垂直部分を延在させることによって使用される。したがって、このセグメントの上面は容積低減表面特徴部と考えることができる。
当業者は、特に燃料噴射イベント中の弁の漏洩が一般に望ましくないことを理解するであろう。流体漏洩は、ある他の公知のニードル制御方式におけるようなその圧力変化を形成するために漏洩に頼る2方向弁の代わりに、本発明におけるような3ウェイ弁に依存することによって一般に低減される。さらに、図7と図8の実施形態は、低圧通路を弁から離すことによって3ウェイ弁の漏洩の可能性をさらに低減することを追求する。当業者は、燃料噴射イベント中の3ウェイ弁の圧力差が極めて高いことがあり得ることを理解するであろう。この圧力は、上部シート構成要素を下部シート構成要素から押し離すように作用し、また流体は、特に弁リフトスペーサの上面および下面の領域に移動する傾向を有する。低圧通路をこの領域から離して配置することによって、これらの実施形態は、漏洩の低減に関しより優れた性能を示すことが可能である。漏洩の低減は、一般に、燃料噴射量の信頼性および予測性を改善することができる。燃料噴射量は持続時間における制御弁によって規定されることが多いので、弁を通して漏れるすべての燃料は、実際に噴射される燃料量を予測量未満に必ず低減する可能性がある。
当業者は、本発明の意図する範囲から逸脱することなく、例示した実施形態に様々な修正をなし得ることを理解するであろう。例えば、第3の通路(ニードル制御チャンバ37)は、必ずしも本発明の他の用途の閉鎖容積部である必要はない。したがって、当業者であれば、本発明の他の形態、目的および利点は、図面、明細書および添付した請求の範囲の検討によって得られることを理解するであろう。
本発明の一形態による燃料噴射器の側断面概略図である。 図1に示した燃料噴射器の電気油圧式アクチュエータ部分の側断面概略図である。 本発明の形態によるソレノイドステータアセンブリの等角図である。 図2に示した電気油圧式アクチュエータの3ウェイ弁部分の平面概略図である。 断面線5−5に沿って見た図4の3ウェイ弁の側断面概略図である。 図4と図5の3ウェイ弁用の弁部材の側面概略図である。 本発明の他の形態による3ウェイ弁の側断面概略図である。 本発明のなお他の形態による3ウェイ弁の側断面概略図である。
符号の説明
10 燃料噴射器
11 直接制御ニードル弁
12 電気油圧式アクチュエータ
14 3ウェイ弁
16 電気アクチュエータ
17 ステータアセンブリ
18 高圧燃料源
19 燃料供給ライン
20 低圧燃料リザーバ
21 燃料移送通路
22 噴射器本体
23 ノズル出口
24 ノズル供給通路
25 ノズルチャンバ
30 ニードル部分
31 リフトスペーサ
32 ピストン部分
33 閉油圧表面
34 開油圧表面
35 付勢ばね
36 VOPスペーサ
37 ニードル制御チャンバ
38 中央線
39 ニードル制御通路
40 高圧通路
41 低圧通路
42 弁部材
43 上部シート構成要素
44 弁リフトスペーサ
45 下部シート構成要素
46 締結具
47 円筒状セグメント
48 円筒状セグメント
49 締結穴
50 高圧シート
51 低圧シート
52 球形弁表面
53 球形弁表面
54 上部案内部分
55 上部案内穴
56 下部案内部分
57 下部案内穴
58 環状肩部
59 ねじ山
60 コイル
61 ステータ
62 アーマチュア
63 アーマチュアワッシャ
64 ナットワッシャ
65 スペーサ
66 ナット
67 付勢ばね
69 雌/雄電気ソケットコネクタ
70 キャリヤアセンブリ
71 ソレノイドスペーサ
75 ストッパプレート
76 ピストンガイド
80 ベントチャンバ
81 ベント通路
82 アーマチュアキャビティ
83 ベント通路
114 3ウェイ弁
139 制御通路
140 高圧通路
141 低圧通路
143 上部シート構成要素
144 弁リフトスペーサ
145 下部シート構成要素
147 円筒状セグメント
148 円筒状セグメント
150 高圧シート
151 低圧シート
175 プレートストッパ
214 3ウェイ弁
237 ニードル制御チャンバ
239 ニードル制御通路
240 高圧通路
241 低圧通路
243 上部シート構成要素
245 下部シート構成要素
247 円筒状セグメント
248 円筒状セグメント
250 高圧シート
251 低圧シート
260 オリフィスプレート
261 平坦シート

Claims (7)

  1. 3ウェイ弁であって、
    第1の通路と、該第1の通路より低圧用の第2の通路と、第3の通路とが配置され、また第1のシートと第2のシートとを含む弁本体と、
    前記弁本体に少なくとも部分的に位置付けられ、かつ前記第1のシートと前記第2のシートとの間で可動である弁部材と、を具備し、
    前記弁部材が前記第2のシートと接触するとき、前記第1の通路が、前記第1のシートを介して前記第3の通路に開き、
    前記弁部材が前記第1のシートと接触するとき、前記第2の通路が、前記第2のシートを介して前記第3の通路に開き、
    前記第1の通路から前記第3の通路に至る流れ領域であって、前記第1のシートを介した流れ領域第1の流れ制限部が設けられ
    前記第2の通路から前記第3の通路に至る流れ領域であって、前記第2のシートを介した流れ領域第2の流れ制限部が設けられ
    前記第1および第2の流れ制限部のそれぞれはその流れ領域の断面積が中央部で狭くなった円筒状セグメントを含み、
    前記第1の流れ制限部が、前記第2の流れ制限部よりも大きな流れ領域を有する、3ウェイ弁。
  2. 前記第3の通路が閉鎖容積部の部分である、請求項1に記載の弁。
  3. 前記弁本体が、第1のシート構成要素と第2のシート構成要素とを分離するリフトスペーサを含み、
    前記第1のシートと前記第2のシートとの間の前記弁部材の移動距離が、前記リフトスペーサの厚さによって画定され、
    前記リフトスペーサが、複数の厚さの所定の1つの厚さを有する、請求項1に記載の弁。
  4. 前記弁部材が、共通の中心を有する1対の球形弁表面を有する、請求項1に記載の弁。
  5. 電気油圧式アクチュエータであって、
    高圧液体源と、
    低圧液体リザーバと、
    前記高圧液体源に流体連結された高圧通路と、前記低圧液体リザーバに流体連結された低圧通路とを有し、また制御通路を含む閉鎖制御圧力容積部と、高圧シートと低圧シートとの間で移動するように捕捉された弁部材とを含む3ウェイ制御弁と、
    前記制御圧力容積部内の流体圧力にさらされた制御油圧表面を有する可動ピストンと、
    前記弁部材に動作可能に結合された電気アクチュエータと、を具備し、
    前記弁部材が前記高圧シートと接触するとき、前記低圧通路が、前記低圧シートを介して前記制御圧力容積部に開き、
    前記弁部材が前記低圧シートと接触するとき、前記高圧通路が、前記高圧シートを介して前記制御圧力容積部に開き、
    前記高圧通路から前記制御圧力容積部に至る流れ領域であって前記高圧シートを介した流れ領域に第1の流れ制限部が設けられ前記低圧通路から前記制御圧力容積部に至る流れ領域であって、前記低圧シートを介した流れ領域に第2の流れ制限部が設けられ、前記第1および第2の流れ制限部のそれぞれそれぞれがその流れ領域の断面積が中央部で狭くなった円筒状セグメントを含み、
    前記可動ピストンが、前記高圧通路内の流体圧力にさらされる対向油圧表面を前記制御油圧表面の反対側に含む部材の部分であり、
    前記高圧通路が前記制御圧力容積部に開くとき、前記可動ピストンは前記対向油圧表面の方向に移動し、前記低圧通路が前記制御圧力容積部に開くとき、前記可動ピストンは前記制御油圧表面の方向に移動
    前記第1の流れ制限部が、前記第2の流れ制限部よりも大きな流れ領域を有する、アクチュエータ。
  6. 3ウェイ制御弁を作動する方法であって、
    2のシートと接触して弁部材を位置付けることによって、第1のシートを介して第1の通路を第3の通路に少なくとも部分的に流体連結するステップと、
    前記第1の通路から前記第3の通路に至る流れ領域に、第1の流れ制限部であって、該流れ制限部はその流れ領域の断面積が中央部で狭くなった円筒状セグメントを含む第1の流れ制限部を配置することによって、前記第1の通路から前記第3の通路への液体流を少なくとも部分的に制限するステップであって、前記第1の流れ制限部が、前記第1のシートを介した流れ領域に対して制限的であるステップと、
    前記弁部材を移動して前記第1のシートと接触させることによって、前記第2のシートを介して、前記第1の通路より低圧用の第2の通路を前記第3の通路に少なくとも部分的に流体連結するステップと、
    前記第2の通路から前記第3の通路に至る流れ領域に、第2の流れ制限部であって、該流れ制限部はその流れ領域の断面積が中央部で狭くなった円筒状セグメントを含む第2の流れ制限部を配置することによって、前記第2の通路から前記第3の通路への液体流を少なくとも部分的に制限するステップであって、前記第2の流れ制限部が、前記第2のシートを介した流れ領域に対して制限的であるステップと、を含み、
    前記第1の流れ制限部が、前記第2の流れ制限部よりも大きな流れ領域を有する、方法。
  7. 前記弁部材に取り付けられた電気アクチュエータに過剰電力を供給することによって、弁応答時間を少なくとも部分的に低減するステップを含む、請求項6に記載の方法。
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