JP4730562B2 - 無線通信システム、無線基地局、無線端末局及びこれらを用いた送信電力制御方法 - Google Patents

無線通信システム、無線基地局、無線端末局及びこれらを用いた送信電力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、W−CDMA技術を用いた無線通信システム、無線基地局、無線端末局及びこれらを用いた送信電力制御方法に関する。
近年、急速に普及しているW−CDMA通信方式において、課題となっている遠近問題の解消、フェージングによる受信信号減衰の補間、及び各サービスでの通信品質の確保を実現するために、無線基地局と無線端末局との間でクローズドループによる送信電力制御が行われている。このクローズドループによる送信電力制御は、干渉信号電力に対する受信電力の比率であるSIR(Signal to Interference Ratio)の値を用いて行われている。具体的には、各サービスでの通信品質を確保できる信号電力対干渉電力比(以下、Target SIRと称する)を予め設定しておく。そして、このTarget SIRと相手局から送信され、無線通信で受信された信号の受信信号対干渉電力比(以下、受信SIRと称する)とが比較される。比較された結果、受信SIRがTarget SIRよりも大きな場合、相手局に対して送信電力を下げる旨を指示するコマンド(以降TPC Commandと称する)が生成される。一方、受信SIRがTarget SIRよりも小さな場合は、送信電力を上げる旨を指示するTPC Commandが生成される。そして、生成されたTPC Commandが相手局へ送信される。TPC Commandが受信された相手局において、TPC Commandに基づいて送信電力が制御される。
図1は、従来の無線基地局の一構成例を示す図であり、また図2は、図1に示した従来の無線基地局にて受信される信号のフォーマットを示す図である。
図1に示した無線基地局には、受信部1001と、分離部1002と、SIR推定部1003と、SIR比較部1004と、多重部1007と、送信部1008と、符号部1009と、復号部1010とが設けられている。また、図2に示すように図1に示した無線基地局にて受信される信号は、Pilot信号と、ユーザデータと、TPC Commandとから構成されている。
受信部1001は、無線基地局にて受信された受信信号RD101を予め定められた方式によってデジタル信号に復調し、復調された信号RD102を分離部1002へ出力する。分離部1002は、入力された信号RD102をユーザデータとPilot信号とTPC Commandとに分離し、それぞれRD103、RD104及びRD105として出力する。SIR推定部1003は、入力されたRD104から受信SIRを推定し、推定された受信SIRをSIR101としてSIR比較部1004へ出力する。SIR比較部1004は、SIR推定部1003から出力されたSIR101が入力され、入力されたSIR101と予め設定されたTarget SIRとを比較し、比較された結果をTPC102として多重部1007へ出力する。この比較結果の信号TPC102は、当該無線基地局に接続されている無線端末局に対して送信電力の上げ下げを指示するTPC Commandとなる。復号部1010は、受信信号のうちのユーザデータであるRD103を予め定められた方式によって復調し、復調された信号をRD106として外部データ装置(不図示)へ送信する。符号部1009は、外部データ装置から送信された上りデータであるTD104を受信し、予め定められた方式によって符号化してTD103として多重部1007へ出力する。多重部1007は、SIR比較部1004から出力されたTPC102と符号部1009から出力されたTD103とが入力され、入力されたTPC102とTD103とを図2に示したフォーマットに多重し、多重された信号をTD102として送信部1008へ出力する。送信部1008は、多重部1007から出力されたTD102を予め定められた方式によって無線信号TD101に変換して送信する。
なお、図1に示した無線基地局に接続されている無線端末局ついても、図1に示した無線基地局の構成と同様の構成であり、分離部1002から出力されたRD105が送信部1008に入力されることにより、無線端末局から無線基地局へ送信する上りデータの送信電力がRD105に基づいて制御されることになる。
このように、受信SIR値とTaget SIRとが比較された結果に基づいて、送信される信号の送信電力制御が行われている(例えば、特許公開2004−200824号公報参照。)。
しかしながら、上述した送信電力制御については以下に述べる問題点がある。
W−CDMA通信方式では、任意の無線端末局にて送受信される無線信号に対して、他の無線端末局にて送受信される無線信号は干渉信号となってしまう。例えば、ある無線端末局AにてTPC Commandに応じて上り信号の送信電力が増加された場合、他の無線端末局である無線端末局Bにとっては干渉電力が増加したことになる。そのため、無線端末局Bによって受信SIRを改善するために、無線基地局に対して上り送信電力を上げることが要求される。
しかし、それにより無線端末局Aにとって干渉電力が増加することとなるため、無線端末局Aによって更に上り信号の送信電力を上げようと要求される。このように、無線端末局A及び無線端末局Bにより送信電力を上げる要求が繰り返されることによって、無線端末局A及び無線端末局Bの送信電力はそれぞれ無限に増加傾向になってしまい、最終的にはセル全体での干渉量の増加に繋がってしまうという問題点がある。
また、W−CDMA通信における各セルでの収容量(通信できる最大無線端末局数)は干渉電力に基づいて決定されるため、これはセル収容量の減少を招いてしまうという問題点がある。
更に、ある無線端末局によって受信環境の影響で急激に上り送信電力が増加された場合、上述したように他の無線端末局によっても、これにつられるような形で上り送信電力が増加されてしまう。その結果セル全体の干渉電力量が急激に増加し、セル収容量の減少だけでなく、通信中のユーザの通信品質の劣化あるいは通信断を引き起こす要因にもなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような課題を解決するため、他のユーザ及びセル全体における干渉電力量を最小限に抑えることができる無線通信システム、無線基地局、無線端末局及びこれらを用いた送信電力制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
無線基地局と、前記無線基地局に信号を送信する無線端末局とを有し、前記無線端末局にて前記無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線通信システムにおいて、
前記無線基地局は、前記無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定し、前記推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較し、比較結果を前記無線端末局へ送信し、
前記無線端末局は、前記比較結果を受信し、前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出し、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較し、比較された結果と前記無線基地局から送信された比較結果とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更することを特徴とする。
また、前記無線基地局は、前記無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定し、前記推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較する周波数推定手段を有し、
前記無線端末局は、
前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出し、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較する伝送レート検出手段と、
前記伝送レート検出手段にて比較された結果と前記周波数推定手段にて比較された結果とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する送信電力制御ステップ生成手段とを有することを特徴とする。
また、前記送信電力制御ステップ生成手段は、前記伝送レートが前記伝送レート閾値よりも大きく、且つ前記周波数推定手段にて比較された結果が、前記フェージング周波数が前記周波数閾値よりも小さな場合、前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を大きくすることを特徴とする。
また、無線端末局に接続された無線基地局であって、
前記無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定し、前記推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較し、比較結果を前記無線端末局へ送信する。
また、無線基地局に接続され、前記無線基地局から送信された送信電力制御情報を受信し、受信された送信電力制御情報に基づいて前記無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線端末局であって、
前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出し、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較し、比較された結果と送信電力制御情報とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する。
また、前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較する伝送レート検出手段と、
前記伝送レート検出手段にて比較された結果と前記送信電力制御情報とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する送信電力制御ステップ生成手段とを有することを特徴とする。
また、無線基地局と、前記無線基地局に信号を送信する無線端末局とを有し、前記無線端末局にて前記無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線通信システムにおける送信電力制御方法であって、
前記無線基地局が、前記無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定する処理と、
前記無線基地局が、前記推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較する処理と、
前記無線基地局が、比較結果を前記無線端末局へ送信する処理と、
前記無線端末局が、前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出する処理と、
前記無線端末局が、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較する処理と、
前記無線端末局が、比較された結果と前記無線基地局から送信された比較結果とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する処理とを有する。
また、前記伝送レートが前記伝送レート閾値よりも大きく、且つ前記フェージング周波数が前記周波数閾値よりも小さな場合、前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を大きくする処理を有することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、無線基地局にて、無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数が推定され、推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とが比較され、その比較結果が無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線端末局へ送信され、当該無線端末局にて、比較結果が受信され、無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートが検出され、伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とが比較され、比較された結果と無線基地局から送信された比較結果とに基づいて送信電力を制御するための送信電力変動幅が変更される。
このように、無線端末局から送信されて無線基地局にて受信される信号のフェージング周波数と無線端末局に入力される外部データの伝送レートとに基づいて、上り送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更できるため、上り信号のフェージング周波数が上り信号の減衰量の補間が可能となる周波数である場合や、有意なデータがある高速レートでデータ通信を行う場合等に限定して、送信電力変動幅を大きくすることができる。それにより、他ユーザへの干渉を最小限にすることが可能となる。
以上説明したように本発明においては、無線基地局にて、無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定し、推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較し、その比較結果を無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線端末局へ送信し、当該無線端末局にて、比較結果を受信し、無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出し、伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較し、比較された結果と無線基地局から送信された比較結果とに基づいて送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する構成としたため、他のユーザ及びセル全体における干渉電力量を最小限に抑えることができる。
従来の無線基地局の一構成例を示す図である。 図1に示した従来の無線基地局にて受信される信号のフォーマットを示す図である。 本発明の無線基地局から送信され、本発明の無線端末局にて受信される下り信号のフォーマットを示す図である。 本発明の無線端末局から送信され、本発明の無線基地局にて受信される上り信号のフォーマットを示す図である。 本発明の無線基地局の実施の一形態を示す図である。 本発明の無線端末局の実施の一形態を示す図である。 図5に示したSIR比較部における比較処理を説明するためのフローチャートである。 図5に示した周波数推定部における比較処理を説明するためのフローチャートである。 図5に示したTPC制御部におけるTPC Command生成処理を説明するためのフローチャートである。 図6に示した伝送レート検出部における比較処理を説明するためのフローチャートである。 図6に示した送信電力制御ステップ生成部における送信電力制御ステップ生成処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図3は、本発明の無線基地局から送信され、本発明の無線端末局にて受信される下り信号のフォーマットを示す図であり、また、図4は、本発明の無線端末局から送信され、本発明の無線基地局にて受信される上り信号のフォーマットを示す図である。
図3に示すように下り信号は、xbitからなるPilot信号と、ybitからなるユーザデータと、2bitからなるTPC Commandとから構成されている。
また、図4に示すように上り信号は、xbitからなるPilot信号と、ybitからなるユーザデータと、1bitからなるTPC Commandとから構成されている。
なお、本発明においては、上り方向と下り方向との両方向でクローズドループにおける送信電力制御が行われることを前提としている。
また、クローズドループにおける送信電力制御において使用されるTPC Commandは、図3及び図4に示したTPC Commandフィールドにマッピングされる。
図5は、本発明の無線基地局の実施の一形態を示す図であり、図6は、本発明の無線端末局の実施の一形態を示す図である。
図5に示した無線基地局には、受信部101と、分離部102と、SIR推定部103と、SIR比較部104と、周波数推定部105と、TPC制御部106と、多重部107と、送信部108と、符号部109と、復号部110とが設けられている。
受信部101は、無線基地局にて受信された受信信号RD11を予め定められた方式によってデジタル信号に復調し、復調された信号をRD12として分離部102へ出力する。分離部102は、入力された信号RD12をユーザデータとPilot信号とTPC Commandとに分離し、それぞれRD13、RD14及びRD15として、RD13を復号部110へ、RD14をSIR推定部103と周波数推定部105とへ、RD15を送信部108へそれぞれ出力する。復号部110は、分離部102から出力されたRD13を予め定められた方式によって復調し、復調された信号をRD16として外部データ装置(不図示)へ送信する。SIR推定部103は、分離部102から出力されたRD14が入力され、入力されたRD14から受信SIRを推定し、推定された受信SIRをSIR11としてSIR比較部104へ出力する。SIR比較部104は、SIR推定部103から出力されたSIR11が入力され、入力されたSIR11と予め設定されたSIR閾値であるTarget SIRとを比較し、比較された結果をTPC11としてTPC制御部106へ出力する。周波数推定部105は、分離部102から出力されたRD14からフェージング周波数を推定し、推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較し、比較された結果をfD11としてTPC制御部106へ出力する。TPC制御部106は、SIR比較部104から出力されたTPC11と周波数推定部105から出力されたfD11とに基づいて送信電力制御情報であるTPC Commandを生成し、生成されたTPC CommandをTPC12として多重部107へ出力する。符号部109は、外部データ装置から送信された下りデータであるTD14を受信し、予め定められた方式によって符号化してTD13として多重部107へ出力する。多重部107は、TPC制御部106から出力されたTPC12と符号部109から出力されたTD13とが入力され、入力されたTPC12とTD13とを図3に示したフォーマットに多重し、多重された信号をTD12として送信部108へ出力する。ここで、TD13は図3に示したユーザデータのエリアに、またTD12は、図3に示したTPC Commandのエリアにそれぞれマッピングされる。また、図3に示したPolot信号のエリアにマッピングされる信号は多重部107にて生成される。送信部108は、多重部107から出力されたTD12を予め定められた方式によって無線信号TD11に変換し、変換された信号をTD11として分離部102から出力されたRD15に基づいた送信電力で送信する。
また、図6に示した無線端末局には、受信部201と、分離部202と、SIR推定部203と、SIR比較部204と、多重部207と、送信部208と、符号部209と、復号部210と、伝送レート検出部211と、送信電力制御ステップ生成部212とが設けられている。
受信部201は、無線端末局にて受信された受信信号RD21を予め定められた方式によってデジタル信号に復調し、復調された信号をRD22として分離部202へ出力する。分離部202は、入力された信号RD22をユーザデータとPilot信号とTPC Commandとに分離し、それぞれRD23、RD24及びRD25として、RD23を復号部210へ、RD24をSIR推定部203へ、RD25を送信電力制御ステップ生成部212へそれぞれ出力する。復号部210は、分離部202から出力されたRD23を予め定められた方式によって復調し、復調された信号をRD26として外部データ装置(不図示)へ送信する。SIR推定部203は、分離部202から出力されたRD24が入力され、入力されたRD24から受信SIRを推定し、推定された受信SIRをSIR21としてSIR比較部204へ出力する。SIR比較部204は、SIR推定部203から出力されたSIR21が入力され、入力されたSIR21と予め設定されたSIR閾値であるTarget SIRとを比較し、比較された結果をTPC22として多重部207へ出力する。符号部209は、外部データ装置から送信された下りデータであるTD24を受信し、予め定められた方式によって符号化してTD23として多重部207へ出力する。伝送レート検出部211は、外部データ装置から送信された上りデータであるTD24の伝送レートを検出し、検出された伝送レートと予め設定されている伝送レート閾値とを比較し、比較された結果をR21として送信電力制御ステップ生成部212へ出力する。多重部207は、SIR比較部204から出力されたTPC22と符号部209から出力されたTD23とが入力され、入力されたTPC22とTD23とを図4に示したフォーマットに多重し、多重された信号をTD22として送信部208へ出力する。ここで、TD23は図4に示したユーザデータのエリアに、またTD22は、図4に示したTPC Commandのエリアにそれぞれマッピングされる。また、図4に示したPilot信号のエリアにマッピングされる信号は多重部207にて生成される。送信電力制御ステップ生成部212は、分離部202から出力されたRD25と伝送レート検出部211から出力されたR21とに基づいて上り送信電力を制御する制御ステップサイズを生成し、生成された制御ステップサイズがSTとして送信部208へ出力される。ここで、制御ステップサイズとは、送信電力を変動させるための送信電力変動幅のことである。送信部208は、多重部207から出力されたTD22を予め定められた方式によって無線信号TD21に変換し、変換された信号をTD21として送信電力制御ステップ生成部212から出力されたSTに基づいた送信電力で送信する。
以下に、図5に示した無線基地局及び図6に示した無線端末局における送信電力制御方法について説明する。
まずは、図5に示した無線基地局における処理について説明する。ここでは、本発明の特徴であるSIR比較部104と、周波数推定部105と、TPC制御部106とにおける処理を中心に説明する。他の構成要素における処理については、構成の説明にて上述したものである。
図7は、図5に示したSIR比較部104における比較処理を説明するためのフローチャートである。
SIR比較部104における処理については、従来のものと同様である。
まず、SIR比較部104にSIR推定部103から出力された受信SIR値であるSIR11が入力されると、ステップ1にてSIR11が予め設定されたTarget SIRよりも大きいかどうかが比較される。
SIR11がTarget SIRよりも大きな場合、ステップ2にてTPC11に「0」が設定される。一方、SIR11がTarget SIRよりも大きくない場合、ステップ3にてTPC11に「1」が設定される。ここで、TPC11の値が「0」であることは、無線端末局に対して無線端末局から送信される送信電力を下げる要求であり、また、TPC11の値が「1」であることは、無線端末局に対して無線端末局から送信される送信電力を上げる要求である。
そして、値が設定されたTPC11がステップ4にてTPC制御部106へ出力される。
図8は、図5に示した周波数推定部105における比較処理を説明するためのフローチャートである。
周波数推定部105に分離部102から出力されたPilot信号であるRD14が入力されると、ステップ11にてRD14からフェージング周波数が推定される。ここで、Pilot信号からフェージング周波数を推定する処理については、従来の処理と同様である。
そして、推定されたフェージング周波数が予め設定された周波数閾値よりも大きいかどうかがステップ12にて比較される。
推定されたフェージング周波数が周波数閾値よりも大きな場合、ステップ13にて高速フェージングであると判断され、fD11に「1」が設定される。一方、推定されたフェージング周波数が周波数閾値よりも大きくない場合は、ステップ14にて低速フェージングと判断され、fD11に「0」が設定される。
そして、値が設定されたfD11がステップ15にてTPC制御部106へ出力される。
図9は、図5に示したTPC制御部106におけるTPC Command生成処理を説明するためのフローチャートである。
まず、SIR比較部104から出力されてTPC制御部106に入力されたTPC11の値が「1」であるかどうかがステップ21にて判断される。
TPC11の値が「1」であると判断された場合、周波数推定部105から出力されてTPC制御部106に入力されたfD11の値が「0」であるかどうかがステップ22にて判断される。
ステップ22にてfD11の値が「0」であると判断された場合、ステップ23にてTPC12に「11」が設定される。一方、ステップ22にてfD11の値が「0」ではないと判断された場合は、ステップ24にてTPC12に「10」が設定される。
また、ステップ21にてTPC11の値が「1」ではないと判断された場合は、fD11の値が「0」であるかどうかがステップ25にて判断される。
ステップ25にてfD11の値が「0」であると判断された場合、ステップ26にてTPC12に「00」が設定される。一方、ステップ25にてfD11の値が「0」ではないと判断された場合は、ステップ27にてTPC12に「01」が設定される。
そして、値が設定されたTPC12がステップ28にて多重部107へ出力される。
その後、TPC12は、多重部107にて図3に示したフォーマットのTPC Commandエリアにマッピングされ、送信部108を介して無線端末局へ送信される。
次に、図6に示した無線端末局における処理について説明する。ここでは、本発明の特徴である伝送レート検出部211と、送信電力制御ステップ生成部212と、送信部208とにおける処理を中心に説明する。他の構成要素における処理については、構成の説明にて上述したものである。
図10は、図6に示した伝送レート検出部211における比較処理を説明するためのフローチャートである。
伝送レート検出部211に外部データ装置から送信された上りデータであるTD24が受信されると、ステップ31にてTD24から伝送レートが検出される。ここで、上りデータから伝送レートを検出する処理については、従来の処理と同様である。
そして、検出された伝送レートが予め設定された伝送レート閾値よりも大きいかどうかがステップ32にて比較される。
検出された伝送レートが伝送レート閾値よりも大きな場合、ステップ33にてR21に高速レートを意味する「1」が設定される。一方、検出された伝送レートが伝送レート閾値よりも大きくはない場合は、ステップ34にてR21に低速レートを意味する「0」が設定される。例えば、伝送レート閾値が64kbpsに設定されている場合、検出された伝送レートが64kbpsよりも大きければR21に「1」が設定され、また検出された伝送レートが64kbpsよりも小さければR21に「0」が設定される。
そして、値が設定されたR21がステップ35にて送信電力制御ステップ生成部212へ出力される。
図11は、図6に示した送信電力制御ステップ生成部212における送信電力制御ステップ生成処理を説明するためのフローチャートである。ここで、図6に示したRD25は、図9にて説明したTPC12が図5に示した多重部107にて図3に示したフォーマットのTPC Commandエリアにマッピングされたものである。つまり、図6に示したRD25は、図5に示したTPC12と同じ値である。
まず、分離部202から出力されて送信電力制御ステップ生成部212に入力されたRD25の値が「11」であるかどうかがステップ41にて判断される。
RD25の値が「11」であると判断された場合、伝送レート検出部211から出力されて送信電力制御ステップ生成部212に入力されたR21の値が「1」であるかどうかがステップ42にて判断される。
ステップ42にてR21の値が「1」であると判断された場合、ステップ43にてSTがST1に設定される。一方、ステップ42にてR21の値が「1」ではないと判断された場合は、ステップ44にてSTがST2に設定される。ここで、ST1及びST2は予め設定された送信電力制御ステップサイズであり、ST1は、低速フェージングによる無線信号の減衰に追従できる制御ステップサイズである。ST1とST2との大きさの関係は、ST1>ST2であり、例えば、ST1=1dB、ST2=0.5dB等である。
また、ステップ41にてRD25の値が「11」ではないと判断された場合は、さらにRD25の値が「00」であるかどうかがステップ45にて判断される。
ステップ45にてRD25の値が「00」であると判断された場合、R21の値が「1」であるかどうかがステップ46にて判断される。
ステップ46にてR21の値が「1」であると判断された場合、ステップ47にてSTが−ST1に設定される。一方、ステップ46にてR21の値が「1」ではないと判断された場合は、ステップ48にてSTが−ST2に設定される。
また、ステップ45にてRD25の値が「00」ではないと判断された場合は、さらにRD25の値が「10」であるかどうかがステップ49にて判断される。
ステップ49にてRD25の値が「10」であると判断された場合、ステップ50にてSTがST2に設定される。一方、ステップ49にてRD25の値が「10」ではないと判断された場合は、ステップ51にてSTが−ST2に設定される。
そして、値が設定されたSTがステップ52にて送信部208へ出力される。
送信電力制御ステップ生成部212から出力されたSTが送信部208に入力されると、送信部208にてSTに基づいた送信電力制御が行われる。例えば、直前の送信電力がP(n−1)であると、送信電力P(n)は、P(n−1)+STとなる。ここで、従来はこのSTは固定値であったが、本発明では上述したように可変となる。これにより、フェージング周波数と伝送レートとに基づいて送信電力制御のステップサイズを制御することが可能となる。低速フェージング且つ送信データが高速レートの場合、送信電力制御のステップサイズが大きく、それ以外の場合は小さく設定される。
なお、上述した例では、制御ステップサイズをST1及びST2の2種類に設定したが、2種類に限らず設定されても良い。
一般的に、上り送信電力制御の制御ステップサイズが小さな場合、受信SIRがTarget SIRに収束しているときに送信電力の無駄な上下変動は少なくなる。また、送信電力制御による他のユーザへの干渉量が小さくなるため、セル全体の干渉量を抑えることにもつながる。
しかし、送信電力の制御ステップサイズを小さくすると、Target SIRへの追従速度が遅くなるため、フェージングによる無線回線の変動に追従できず、受信品質が劣化してしまうというリスクがある。
これを回避するために上述した処理により、低速フェージング且つ高速レートの場合、上り送信電力制御の制御ステップサイズを大きくし、それ以外の場合は小さくすることにより、干渉量の増加と受信品質の劣化を極力抑えることが可能になる。
昨今需要が高まっている高速レートの無線端末局のみ上り送信電力の制御ステップサイズを大きくし、それ以外の無線端末局の上り送信電力の制御ステップサイズを小さくすることにより、各ユーザ間による干渉による送信電力増加を最小限に抑えることが可能になる。
本発明においては、これらを考慮して、無線端末局に入力される外部データの伝送レートにより、上り送信電力制御ステップサイズを可変とするため、例えばパケット通信のように通常は低速レートで、有意なデータがある場合のみ高速レートでデータ通信を行う場合であっても、高速レートで通信を行う時のみ制御ステップサイズを大きくすることができる。
従って、同一無線端末局においても送信しているデータ量に応じて制御ステップサイズを変更することができるため、制御ステップサイズを大きくすることを最小限に留めることが可能となる。これは、セル全体の干渉量増加を防止するのに効果的である。
また、特定の無線端末局による急激な上り送信電力の増加が発生した場合でも、高速フェージングあるいは低速レートの無線端末局は制御ステップサイズが小さいため、これにつられて発生する上り送信電力増加量も小さくなる。これにより、セル全体の干渉量の急激な変動を抑えることが可能となる。
クローズドループの場合、高速フェージングによる上り信号減衰を補間するのは時間的に間に合わない。そのため、本発明では敢えて低速フェージングに最適化し、高速フェージングの場合は、逆に制御ステップサイズを小さくしている。これは、高速フェージングに追従しようとして送信電力が変動するのを抑え、クローズドループでも減衰量を補間できる低速フェージングのときのみ制御ステップサイズを大きくすることにより、他ユーザへの干渉を最小限にすることが目的である。

Claims (7)

  1. 無線基地局と、前記無線基地局に信号を送信する無線端末局とを有し、前記無線端末局にて前記無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、前記無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定し、前記推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較し、比較結果を前記無線端末局へ送信し、
    前記無線端末局は、前記比較結果を受信し、前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出し、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較し、比較された結果と前記無線基地局から送信された比較結果とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、前記無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定し、前記推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較する周波数推定手段を有し、
    前記無線端末局は、
    前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出し、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較する伝送レート検出手段と、
    前記伝送レート検出手段にて比較された結果と前記周波数推定手段にて比較された結果とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する送信電力制御ステップ生成手段とを有することを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
    前記送信電力制御ステップ生成手段は、前記伝送レートが前記伝送レート閾値よりも大きく、且つ前記周波数推定手段にて比較された結果が、前記フェージング周波数が前記周波数閾値よりも小さな場合、前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を大きくすることを特徴とする無線通信システム。
  4. 無線基地局に接続され、前記無線基地局から送信された送信電力制御情報を受信し、受信された送信電力制御情報に基づいて前記無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線端末局であって、
    前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出し、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較し、比較された結果と送信電力制御情報とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する無線端末局。
  5. 請求項に記載の無線端末局において、
    前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較する伝送レート検出手段と、
    前記伝送レート検出手段にて比較された結果と前記送信電力制御情報とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する送信電力制御ステップ生成手段とを有することを特徴とする無線端末局。
  6. 無線基地局と、前記無線基地局に信号を送信する無線端末局とを有し、前記無線端末局にて前記無線基地局へ信号を送信するための送信電力を制御する無線通信システムにおける送信電力制御方法であって、
    前記無線基地局が、前記無線端末局から送信されて受信された信号のフェージング周波数を推定する処理と、
    前記無線基地局が、前記推定されたフェージング周波数と予め設定された周波数閾値とを比較する処理と、
    前記無線基地局が、比較結果を前記無線端末局へ送信する処理と、
    前記無線端末局が、前記無線基地局へ送信する上りデータの伝送レートを検出する処理と、
    前記無線端末局が、前記伝送レートと予め設定された伝送レート閾値とを比較する処理と、
    前記無線端末局が、比較された結果と前記無線基地局から送信された比較結果とに基づいて前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を変更する処理とを有する送信電力制御方法。
  7. 請求項に記載の送信電力制御方法において、
    前記伝送レートが前記伝送レート閾値よりも大きく、且つ前記フェージング周波数が前記周波数閾値よりも小さな場合、前記送信電力を制御するための送信電力変動幅を大きくする処理を有することを特徴とする送信電力制御方法。
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