JP4729897B2 - 振動アクチュエータ - Google Patents

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本発明は、弾性体を励振して進行波を発生させることにより、回転体を駆動する振動アクチュエータに関するものである。
振動アクチュエータとは、例えば、圧電素子等に交流電圧を印加して生じる振動を利用して、回転運動等の機械的出力を得るものをいい、特に超音波域の振動を利用するものは、超音波モータと称されている。
一般に、超音波モータは、圧電素子等が接合された弾性体と、弾性体と接する回転体と、弾性体を回転体側に加圧する加圧部材等を備えている。
弾性体は、圧電素子等に交流電圧を印加することにより振動する。このとき、弾性体には進行波が生じており、回転体との接触面上の進行波の波頭にあたる点は、楕円運動をしている。弾性体に加圧接触された回転体は、この楕円運動との接触による摩擦力により回転駆動される。
このとき、弾性体は回転体と圧接しながら振動するため、従来、弾性体を加圧支持する加圧部材と弾性体との間には、防振のため、緩衝効果を有するフェルト等が緩衝材として用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、フェルトは、弾性体の振動エネルギーを吸収しやすいので、振動アクチュエータの駆動効率が低下するという問題があった。
また、流体圧によって作動するピストンを設け、流体圧を加圧・減圧することにより、回転体と弾性体との接触・離間を制御することも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、このような加圧・減圧機構を超音波モータに組み込むことは煩雑であり、生産コストがかかるうえ、超音波モータが通常よく使用されるカメラのレンズ鏡筒等、小型の製品に使用するには、大きすぎるため組み込むことができなかった。
特開平10−146071号公報 特開平8−80074号公報
本発明の課題は、構造が簡単で、小型の製品に組み込みやすく、しかも駆動効率の高い振動アクチュエータを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。請求項1の発明は、電気機械変換素子(12)と、前記電気機械変換素子(12)が接合されるリング状の弾性体(11)と、前記弾性体(11)の前記電気機械変換素子(12)が接合される部分と反対側の部分が接触して回転駆動されるリング状の回転体(20)と、前記弾性体(11)を前記回転体(20)側へ加圧するリング状の加圧部(30)と、前記加圧部(30)と前記電気機械変換素子(12)との間に設けられ、可撓性のある材料により全周にわたって中空に形成され、内部に気体が封入されるリング状の緩衝部(40)と、を有する振動アクチュエータである。
請求項2の発明は、電気機械変換素子(12)と、前記電気機械変換素子(12)が接合されるリング状の弾性体(11)と、前記弾性体(11)の前記電気機械変換素子(12)が接合される部分と反対側の部分が接触して回転駆動されるリング状の回転体(20)と、前記電気機械変換素子(12)の前記弾性体(11)とは反対側に設けられ、可撓性のある材料により全周にわたって中空に形成され、内部に封入される気体の圧力により前記弾性体(11)を前記回転体(20)側へ加圧するリング状の緩衝加圧部(60)と、を備えた振動アクチュエータである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の振動アクチュエータにおいて、前記回転体(20)は、前記弾性体(11)の前記電気機械変換素子(12)が接合される側と反対側に接触することを特徴とする振動アクチュエータである。
請求項4の発明は、請求項1に記載の振動アクチュエータにおいて、前記加圧部(30)は、前記弾性体(11)の前記電気機械変換素子(12)側に設けられることを特徴とする振動アクチュエータである。
請求項の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、前記緩衝部(40)又は前記緩衝加圧部(60)は、気体を内部に供給可能な気体供給装置(50)を備えていることを特徴とする振動アクチュエータである。
請求項の発明は、請求項に記載の振動アクチュエータにおいて、前記回転体(20)の回転速度、トルクの少なくとも1つを検知する検知部と、前記検知部の出力に応じて、前記気体供給装置(50)を制御する制御部とを有することを特徴とする振動アクチュエータである。
本発明により、以下の効果を奏することができる。
(1)緩衝部は、加圧部と電気機械変換素子との間に設けられ、可撓性のある材料により中空に形成され、内部に気体が封入されるため、弾性体に追従して振動する部分の質量が小さく、振動エネルギーの損失が小さくなるので、振動アクチュエータの駆動効率を向上させることができる。
(2)緩衝加圧部は、上述した効果に加え、内部に封入される気体の圧力により弾性体を電気機械変換素子側から加圧するため、独立した加圧部材を用いる必要がなく、振動アクチュエータの構造を簡単にすることができる。また、弾性体を加圧むらなく均一に加圧できる。
(3)気体供給装置は、緩衝部又は緩衝加圧部に備えられているので、緩衝部又は緩衝加圧部に空気漏れが生じたときに、気体を供給し、緩衝部又は緩衝加圧部の内圧を最適な値に維持することができる。
(4)検知部は、回転体の回転速度、トルクの少なくとも1つを検知し、制御部は、検知部の出力により気体供給装置を制御するので、回転体の回転速度、トルクが大きいときには、緩衝部又は緩衝加圧部に気体を供給し、封入される気体の圧力を増大させることができる。
本発明は、構造が簡単で、小型の製品に組み込みやすく、しかも駆動効率の高い振動アクチュエータを提供するという目的を、電気機械変換素子と加圧部との間に、可撓性のある材料で中空に形成された緩衝部を設け、緩衝部の内部に気体を封入することにより実現した。
図1は、本発明による実施例1の振動アクチュエータの断面図である。
なお、以下に示す各実施例又は比較例では、実施例1に示す振動アクチュエータと同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
実施例1の振動アクチュエータは、ステータ部10、ロータ部20、加圧部30、エアクッション40を備えている。これらは、それぞれリング状であり、その中心が略同心となるように配列されている。
ステータ部10は、弾性体11と、圧電素子12とを有するリング状の部材である。
弾性体11は、その駆動軸方向に切ってみた断面が略矩形であるリング状の部材であり、その一方の端面11a(駆動面)側は、放射状に溝を切った櫛歯が形成されており、もう一方の端面11bには圧電素子12が接合されている。
圧電素子12は、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する電気機械変換素子である。
ロータ部20は、その駆動軸方向に切ってみた断面が略矩形であるリング状の部材であり、一方の端面が駆動面11aと接し、弾性体の周方向に生じる進行波により、その中心を回転軸として回転駆動される回転体である。
ここで、ステータ部10は、振動によりロータ部20の駆動軸方向に移動自由であるが、ロータ部20の径方向や回転方向には拘束されている。また、ロータ部20は、回転自在に支持されている。
加圧部30は、加圧板31、ばね32、ばね支持部材33等を備え、ステータ部10のロータ部20とは反対側に設けられ、弾性体11を圧電素子12側から加圧してロータ部20と接触させる部分である。
加圧板31は、リング状の平板の部材であり、一方の端面は後述するエアクッション40と接し、もう一方の端面は後述するばね32と接している。
ばね32は、リング状の部材であり、一方の端面は加圧板31に接し、もう一方の端面は後述するばね支持部材33に接しており、加圧板31をロータ部20の回転軸方向に付勢する付勢部材であり、これにより、弾性体11はロータ部20に加圧接触される。ばね32は、図では模式的に描かれているが、例えば、リング状に形成され、その周方向に沿って波状に凹凸が設けられたウェーブワッシャーが使用されている。
ばね支持部材33は、リング状の平板であり、ばね32を支持する部材である。
エアクッション40は、ステータ部10の圧電素子12と、加圧部30の加圧板31との間に設けられ、例えば、ナイロン等の可撓性及び気密性を有するシートによって中空に形成され、その内部に気体が封入されることによって緩衝部として機能するものである。
このエアクッション40は、リング状に形成され、その全周にわたって中空であり、その駆動軸方向に切ってみた断面は、外径側及び内径側に円弧状部を有する長円状となっている。一方、エアクッション40の各端面は、それぞれ圧電素子12、加圧板31と接し、その接触面に沿った平面状となっている。
エアクッション40に封入される気体は、例えば、空気等であり、所定の圧力に加圧して封入されている。
ここで、実施例1の振動アクチュエータの効果を確認するために、フェルトを緩衝部として用いた比較例の振動アクチュエータを実施例1と同じ条件で作動させ、駆動状態を比較した。
図4は、比較例の振動アクチュエータを示す断面図である。
比較例の振動アクチュエータは、実施例1の振動アクチュエータと略同様であるが、エアクッション40を設けず、リング状のフェルト70を緩衝部として設けている点で相違する。
本実施例の振動アクチュエータ及び比較例の振動アクチュエータの動作について説明する。
圧電素子12は、交流電圧が印加されることにより伸縮し、弾性体11に振動を発生させる。このとき、弾性体11には進行波が発生しており、弾性体11の駆動面11a上の進行波の波頭にあたる点は、楕円運動している。この状態のステータ部10をロータ部20側に加圧すると、ロータ部20は、駆動面11a上に生じた楕円運動との接触による摩擦力により回転駆動される。
実施例1の振動アクチュエータと、比較例の振動アクチュエータとを、回転数70rpm、負荷トルク20mNmとした駆動条件で駆動させたところ、比較例の振動アクチュエータに比べ、実施例1の振動アクチュエータは、駆動効率が17%向上した。
比較例の振動アクチュエータは、駆動時に、ステータ部10の振動が、圧電素子12側からフェルト70に伝播し、フェルト70の一部は、ステータ部10の振動に追従して、振動アクチュエータの駆動軸方向に沿って振動する。
この場合、フェルト70の一部が振動することによって、振動エネルギーの一部は消費され、吸収される。
これに対し、実施例1の振動アクチュエータは、駆動時に、ステータ部10の振動は、圧電素子12側からエアクッション40に伝播するが、ステータ部10の振動に追従して振動するエアクッション40の質量は、フェルト70に比べて小さいため、振動エネルギーが吸収される量は小さい。
よって、比較例の振動アクチュエータに比べ、エネルギー損失が小さく、結果として、駆動効率が上がったと推定される。
以上のように、実施例1によれば、可撓性を有するシートによって中空に形成され、その内部に気体が封入されるエアクッション40を、緩衝部としてステータ部10と加圧部30との間に設けることにより、振動アクチュエータの駆動効率を向上させることができる。
図2は、本発明による実施例2の振動アクチュエータの断面図である。
実施例2の振動アクチュエータは、エアクッション40が気体供給装置50を備えている点で実施例1と異なる。
気体供給装置50は、エアクッション40に封入される空気を供給する装置であり、手動ポンプ51、ホース部52、図示しない表示部等を有する。
手動ポンプ51は、後述する表示部を備え、エアクッション40に空気を手動で供給する部分である。手動ポンプ51は、実施例2の振動アクチュエータが備えられている、例えば、レンズ鏡筒等の外部に設けられている。
ホース部52は、エアクッション40に接続され、手動ポンプ51から供給される空気をエアクッション40の内部に封入する部分である。
表示部は、エアクッション40に封入される空気の圧力不足を警告するものであり、例えば、ランプ等の出力装置を備えている。このランプは、エアクッション40の内圧を検知する図示しない圧力センサを備えており、内圧が所定の値よりも小さくなると、圧力センサの出力により点灯し、所定の値より大きくなると消灯するように設けられている。
ここで、気体供給装置50の動作について説明する。
空気漏れ等により、エアクッション40の内圧が、所定の値よりも小さくなると、ランプが点灯する。そのとき、使用者は、ランプが消灯するまで手動ポンプ51を操作することにより、エアクッション40に空気を補給し、エアクッション40の内圧を所定の値に戻すことができる。
よって、エアクッション40の内圧を最適な値に保つことができ、振動アクチュエータの駆動効率を高い状態に保つことができる。
図3は、本発明による実施例3の振動アクチュエータの断面図である。
実施例3の振動アクチュエータは、エアクッション60、気体供給装置50を備えており、加圧部30を備えていない点で実施例1と相違する。
図3に示すように、エアクッション60は、実施例1に示したエアクッション40と略同様の形状であり、圧電素子12の弾性体11とは反対側に設けられ、一方の端面は弾性体11の端面11bに、もう一方の端面は後述する支持部材61に沿って接しており、内部に封入される気体の圧力により、ステータ部10をロータ部20側へ加圧する緩衝加圧部である。また、エアクッション60は、実施例1に示したエアクッション40と同様に、ナイロンにより形成されている。
支持部材61は、リング状の平板であり、エアクッション60を支持する部材である。
ここで、エアクッション60の動作について説明する。
エアクッション60は、その内部に封入される空気の圧力により、ステータ部10をロータ部20側へ加圧する。ロータ部20の端面は、弾性体11の駆動面11aと加圧接触し、ロータ部20は、駆動面11a上に生じた進行波により回転駆動される。
従って、エアクッション60に封入された気体の圧力で、ステータ部10を加圧するので、ばね32を用いてステータ部10を加圧するものに比べ、場所による加圧むらが少なく、ステータ部10をその周方向にわたって略均一に加圧できる。
また、独立した加圧部30を設ける必要がないので、振動アクチュエータの構造を簡単にすることができる。
さらに、エアクッション60は、気体供給装置50を備えているので、エアクッション60の内圧を最適な値に保つことができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)実施例2及び実施例3において、気体供給装置50は、手動ポンプ51、ホース部52、表示部等を備えている例を示したが、これに限らず、気体供給装置50は、例えば、電動ポンプ等の動力を備えたポンプを備えてもよい。
さらに、ロータ部20の回転速度、トルクの少なくとも1つを検知する検知部と、その検知部の出力に基づいて気体供給装置50を制御する制御部とを備えてもよい。
これにより、エアクッション40、エアクッション60の内圧を最適な値に保つことができ、ロータ部20の回転速度、トルクが、所定の範囲値よりも大きくなったときには、エアクッション40、エアクッション60の内圧を上げ、ロータ部20と駆動面11aとの間の摩擦力が不足して、振動アクチュエータの駆動効率が低下することを防止できる。
(2)実施例1から実施例3までにおいて、エアクッション40、エアクッション60を形成する材料は、ナイロンである例を示したが、これに限らず、可撓性、気密性を有する材料であればよく、例えば、ポリエチレンや、ブチルゴム等でもよい。
また、これらの材料により形成された単層シートを用いてもよいし、これらの材料によって形成されたシートと他の材料によって形成されたシートとを組み合わせた多層膜シートを用いてもよい。
さらに、非常に薄い膜状に形成され、可撓性があるものであれば、エアクッション40、エアクッション60は、金属を用いて形成されてもよい。
(3)実施例1から実施例3までにおいて、エアクッション40、エアクッション60は、リング状で、その全周にわたって中空である例を示したが、これに限らず、例えば、エアクッション40、エアクッション60の内部に、周方向に分断する仕切りを設けてもよい。
(4)実施例1から実施例3までにおいて、エアクッション40、エアクッション60の内部に封入される気体は、空気である例を示したが、他の気体でもよく、例えば、不活性ガスである窒素ガス等を封入すると、気体漏れを少なくすることができる。
(5)実施例2及び実施例3において、気体供給装置50の表示部はランプ等の出力装置を備えている例を示したが、これに限らず、音声等で出力してもよい。
また、振動アクチュエータがカメラのレンズ鏡筒などに用いられる場合には、例えば、カメラ本体部等に設けられた表示ディスプレイに表示してもよい。
本発明による実施例1の振動アクチュエータの断面図である。 本発明による実施例2の振動アクチュエータの断面図である。 本発明による実施例3の振動アクチュエータの断面図である。 比較例の振動アクチュエータを示す断面図である。
符号の説明
10 ステータ部
11 弾性体
12 圧電素子
20 ロータ部
30 加圧部
31 加圧板
32 ばね
33 ばね支持部材
40 エアクッション
50 気体供給装置
51 手動ポンプ
52 ホース部
60 エアクッション
61 支持部材
70 フェルト

Claims (6)

  1. 電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子が接合されるリング状の弾性体と、
    前記弾性体の前記電気機械変換素子が接合される部分と反対側の部分が接触して回転駆動されるリング状の回転体と、
    前記弾性体を前記回転体側へ加圧するリング状の加圧部と、
    前記加圧部と前記電気機械変換素子との間に設けられ、可撓性のある材料により全周にわたって中空に形成され、内部に気体が封入されるリング状の緩衝部と、
    を有する振動アクチュエータ。
  2. 電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子が接合されるリング状の弾性体と、
    前記弾性体の前記電気機械変換素子が接合される部分と反対側の部分が接触して回転駆動されるリング状の回転体と、
    前記電気機械変換素子の前記弾性体とは反対側に設けられ、可撓性のある材料により全周にわたって中空に形成され、内部に封入される気体の圧力により前記弾性体を前記回転体側へ加圧するリング状の緩衝加圧部と、
    を備えた振動アクチュエータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記回転体は、前記弾性体の前記電気機械変換素子が接合される側と反対側に接触すること
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 請求項1に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記加圧部は、前記弾性体の前記電気機械変換素子側に設けられること
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記緩衝部又は前記緩衝加圧部は、気体を内部に供給可能な気体供給装置を備えていること
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  6. 請求項5に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記回転体の回転速度、トルクの少なくとも1つを検知する検知部と、
    前記検知部の出力に応じて、前記気体供給装置を制御する制御部とを有すること
    を特徴とする振動アクチュエータ。
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