JP4726181B2 - 濾過装置 - Google Patents

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本発明は、液体中の懸濁物を除去するための各種産業用の濾過装置に関し、とくに濾過装置本体内に膨縮可能な濾布を備えた膨縮型濾過器を垂設した濾過装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、筒状または袋状(これらを総称して本願では「袋状」と呼ぶ。)に形成された可撓性シートからなる濾布を、濾液取集部材としての流路材の周りに設け、濾過もしくは休止時には濾布を流路材表面位置へと収縮させて扁平構造にし、濾布内から流路材による案内を介して流体を流して濾布を洗浄し、濾滓を除去する時には、濾布を膨張させて筒状または袋状構造とすることが可能な膨縮型濾過器が知られている。
このような膨縮型濾過器を用いた濾過装置では、例えば、濾過装置本体としての缶体内が仕切板で上室と下室に区画され、仕切板から下室内に濾過器が垂設され、下室内に導入された被処理水が濾過器で濾過され、濾液が上室内に導かれて上室から排出される。この濾過装置において、濾過器を取り付け、あるいは交換する際には、まず下室のマンホールから下室内に濾過器を入れ、濾過器上端の取り付け金具を上室内に出し、その金具にナットを装着し、仕切板を介して下室面にはパッキンを装着し、ナットを締め付けることにより濾過器を仕切板に取り付ける構造となっている。
このような取り付け構造においては、取り付け取外し共に仕切板の上に作業員がいて行うことになる。その際、下室にも作業員がいて濾過器を保持しつつ取り付けを行っていた。また、このような作業は、例えば、濾過器の内部から紐状のものを出し、その紐を仕切板の上に出すかもしくは、紐状のものに上から垂らした紐を結び付け引っ張りあげてナットを取り付けそれを締めて取り付けるという方法で行っていた。さらに、膨縮型濾過器では、濾過時には濾布が扁平形状に収縮されることから、取り付け方向として望ましい向きが存在する。とくに複数の膨縮型濾過器を設置する場合、各濾過器がそれぞれ望ましい向きに取り付けられていると、濾布表面に濾滓が付着し、濾過器の見掛け上の外形寸法が膨れ上がった際にも、互いに隣接する濾過器同士の干渉を適切に防止でき、缶体内のスペースを効率よく利用できるようになる。このように濾過器の取り付け角について位置決めが必要な場合、通常、濾過器の頂部等にマーキング等を施し、取り付け時に濾過器の向きを監視しつつ作業を行っている。しかし、マーキング等による方法では、マーキング個所が見えにくくなったりする問題があり、改善を必要としていた。また、仕切板の上と下ではお互いが見えないので、確認が困難な状況下で作業を行うこととなっていた。
さらに、短い濾過器では缶体の高さも低いため、濾過器の保持も容易であるが、長尺のもの、例えば2mを超えるものになると、重量も重く、しかも取り付け高さも高くなるので、作業は非常に困難な状況になっていた。長尺でしかも柔軟性のある膨縮型濾過器は、濾過装置の濾過面積を大きくし処理量を大きくするために非常に有用である。しかし、濾過器を長くすると、その取り付け取り外しが上記の如く困難になるが、その解決策が見当たらず、結局長尺の膨縮型濾過器の採用を断念せざるを得ないこととなっていた。
特許第276659号公報
そこで本発明の課題は、とくに長尺の膨縮型濾過器の取り付け作業における上記のような問題点に着目し、このような長尺の膨縮型濾過器であっても容易に所定形態に取り付け取り外しを行うことができるようにし、かつ、取り付けに際して正確に望ましい向きに設定できるようにした濾過装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る濾過装置は、缶体内が仕切板で上室と下室に区画され、濾過器が仕切板から下室内に垂設されて上室から濾液が排出され、前記濾過器が、濾過時には扁平状に収縮され濾滓除去時には内部に流体が吹き込まれて膨張される膨縮可能な袋状の可撓性材料からなる濾布と、該濾布内に配置され濾液を濾液排出方向に案内するとともに前記濾滓除去用流体を濾布内に案内する可撓性材料からなる板状の流路材とを備えた膨縮型濾過器からなる濾過装置において、前記濾過器の頂部に、濾過時の濾布の扁平方向と同一の方向に取り付けられた、該濾過器の吊り具との係合部材を設けたことを特徴とするものからなる。濾過器の吊り具としては、例えば、紐の先端にフック状の吊り金具を取り付けたものからなる。
このような濾過装置において、膨縮型濾過器を取り付け取り外しする際には、濾過器の頂部に設けられた係合部材に吊り具を係合させ、吊り具を引き上げる、あるいは引き下ろすことになる。とくに取り付け時には、吊り具を引き上げて、膨縮型濾過器の頂部を下室内から仕切板上まで引き上げて仕切板上に露出させることになる。この作業は、上室側から行うことになり、この作業時には、下室内に位置している膨縮型濾過器の本体部分の向きは直接的には視認できないが、濾過器の頂部に設けられた係合部材は濾過器の向きと一定の位置関係に設けられているので、膨縮型濾過器の本体部分を視認しなくても、上室側で膨縮型濾過器の本体部分の向きを確実に判断できることになる。したがって、複数の濾過器を取り付ける際に、各濾過器をそれぞれ確実に所望の向きに容易に設定でき、作業の容易化を達成できるとともに、望ましい形態の濾過装置に組み上げることができる。
本発明に係る濾過装置によれば、濾過器の取り外し取り付けに伴う作業の困難性を大幅に改善でき、長尺の膨縮型濾過器であっても、極めて容易にかつ確実に望ましい向きに取り付けることができるようになる。その結果、従来作業の困難性のために採用が見送られていた長尺の膨縮型濾過器を、問題なく使用できるようになり、長尺の膨縮型濾過器が有する長所を最大限発揮させることができるようになる。
以下に、本発明の望ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施態様に係る濾過装置を示している。図1は、濾過装置1全体の概略構成を示しており、缶体2は、仕切板3により上室4と下室5とに区画されている。この下室5内に複数の膨縮型濾過器6が配設され、各濾過器6は上端が仕切板3に固定された状態にて仕切板3から下室5内に吊下、垂設されている。上室4は、フランジ部2dにより、上室上部缶体2aと上室下部缶体2bとに分割できるようになっており、上室上部缶体2aを取り外した状態では、容易に上室4側で作業を行うことができるようになっている。上室上部缶体2aと下室用缶体2cにはそれぞれマンホール7a、7bが設置されており、各種メンテナンス作業の他、濾布交換作業や濾過器設置、交換作業に供することができるようになっている。とくに下室用缶体2cに設けられたマンホール7bからは、長尺の膨縮型濾過器6であっても出し入れできるようになっている。濾過運転時には、被処理液導入管8を介して下室5内に導入された被処理液が濾過器6で濾過され、懸濁物等が除去された処理液が、上室4から濾液管9を介して所定の送り先へと排出される。膨縮型濾過器6の濾布面に捕捉された濾滓を剥離除去する際には、空気導入管10から瞬間的に空気が上室4内に導入され、各濾過器6の濾布内面側から外面側へと噴出されて濾滓が剥離除去される。
膨縮型濾過器6は、図2に示すように、可撓性材料からなる、膨縮可能な袋状の濾布11と、該濾布11内に配置され、濾布11により濾過された濾液を集液して案内し上室4内へと排出する流路材12を有している。この流路材12も可撓性材料から構成することができる。流路材12の可撓性材料は、例えば、柔軟性を有するゴム材からなり、このように濾布11および流路材12をともに可撓性とすることにより、濾過器6全体として折り曲げや折りたたみが可能で、長尺の濾過器6であっても容易に交換、メンテナンス作業、運搬等を行うことが可能となる。また、本実施態様では、流路材12は板状の部材に構成されており、その両面に、濾液排出方向に延びる複数の溝13が設けられている。この溝13は、濾液を集液して上室4側へと排出する際の案内溝として機能するとともに、濾滓の剥離除去時には、上室4側から収縮している濾布11内へと流入される流体(本実施態様では空気であるが、液体、とくに水(逆洗用水)も可能)の案内溝としても機能する。濾布11は、濾過運転時には、図2の実線で示すように濾圧により流路材12の表面へと押しつけられて全体として扁平な形状とされ、濾滓剥離除去のために空気が内部側に供給されるときには、2点鎖線で示すように、横断面円状に、つまり濾布11全体としては円筒形に膨張され、膨縮型濾過器を構成する。
各濾過器6は、例えば図3に示すように構成されている。図3に示すように、濾過器6は、濾布11の一端側を保持し、袋状の濾布11内からの濾液の流出路兼袋状の濾布11内への濾滓除去用流体の流入路14を備えた保持部材15を有しており、保持部材15の流出路兼流入路14部分は仕切板3に挿通されてナット16により仕切板3に固定されている。この保持部材15の濾布保持部側、つまり、流出路兼流入路14部分とは反対側に位置する部分に、流出路兼流入路14の流路断面積よりも大きな断面積の流体の溜まり部17が設けられている。本実施態様では、溜まり部17は横断面円形の中空部に形成されている。保持部材15には、流体の流入方向における上記溜まり部17に続く部位に、溜まり部17の断面積に比べ断面積が徐々に小さくなる絞り部18が設けられており、絞り部18の終端部19は、横断面が扁平な流路形状に形成されている。したがって、絞り部18の横断面形状は、溜まり部17における横断面円形から、終端部19における扁平流路20の形状に徐々に変化するように連続的に変化されている。
絞り部18の終端部19では、扁平流路20が互いに対向する壁によって所定長一定の扁平形状が形成されるように、該対向壁が所定長分平行に延設されている。この終端部19における扁平流路20の、扁平形状の厚み方向中央部に、流路材12の上端が挿入され、取付け具21を介して保持部材15に保持されている。保持部材15の溜まり部17から絞り部18にわたる部位のうちの一部には、開孔部22が設けられている。本実施態様では、絞り部18の長手方向におけるほぼ中央部において、両側の壁に開孔部22が設けられている。また、絞り部18の終端部19における扁平流路20を形成する壁の両外面には、突起23が設けられている。本実施態様では、突起23は、上記流路材12の取付け具21の頭部によって形成されているが、取付け具21とは別に形成してもよい。このように構成された保持部材15の溜まり部17から絞り部18の終端部19にわたって筒状の濾布11が被せられ、例えば市販金具であるホースクランプ24により、濾布11の上端が保持部材15の外周に固定されている。図3は、濾過時の様子を示しており、濾布11の下部側が図2に示したような扁平形状に収縮されている。
このような構成を有する膨縮型濾過器6の頂部に、図4にも示すように、濾過器6の向きに対し一定の向きに取り付けられた、該濾過器6の吊り具との係合部材25が設けられている。本実施態様では、係合部材25は逆U字状の部材に構成され、保持部材15の頂部に溶接等により固着されている。この係合部材25は、膨縮型濾過器6の取り付け取り外し時に濾過器6の吊り具と係合され、吊り具の操作により取り付け取り外し作業を可能とする。濾過器6の吊り具は、例えば図5に示すように、係合部材25に引っかけられることにより係合するフック26と、該フック26に連結された紐27とを備えた吊り具28から構成できる。係合部材25は、膨縮型濾過器6の向きに対し、予め定められた一定の向きに取り付けられ。本実施態様では、図3に示すように、逆U字状の係合部材25が、収縮された濾布11の扁平形状と平行となる向きに取り付けられてい、係合部材25の向きを見れば、膨縮型濾過器6の向きが視認できなくても膨縮型濾過器6の向きを確実に判断できる
このように構成された濾過装置1においては、膨縮型濾過器6はマンホール7bから下室5内に搬入され、例えば3〜6m上にある仕切板3に装着される。装着は、上室4の上にいる作業員により、先端のフック26を係合部材25に引っかけた状態で、引き上げ用の紐27のついた吊り具28を引っ張り上げ、保持部材15を仕切板3上まで引き上げ、予め紐27に通しておいたナット16を保持部材15に取り付けて緩く取り付けた状態で吊り具28を外し、その後にナット16を締めて仕切板3に保持部材15を固定する。この際、各膨縮型濾過器6の係合部材25が、同じ方向に向くように、ナット16を締める。すなわち、固定される各膨縮型濾過器6は、すべて同じ方向の向きとなるように取り付けられる。
取り外しの際には、吊り具28のフック26を係合部材25に引っかけ、係合部材25を押さえながら共まわりをしないようにナット16を緩める。ナット16が緩み突然濾過器6が落下しないように、吊り具28の紐27は近くの保持部材15に縛っておく等の措置を行っておく。濾過器6の取り外しは、1〜数年に1回行われるため、ナット16は緩みにくいかもしくは共まわりする状況なっていることが多い。その場合、係合部材25は共まわりを抑えるために有効な働きをする。取り付けの際にも共まわりすることが多いが、その場合にも有効な働きをする。
このような作業において、複数本の濾過器6を取り付ける場合、複数本の吊り具28の紐27を予め仕切板3から下に通しておき、フック26を床に置かれている濾過器6の係合部材25に取り付けた後、上室4にて濾過器6を引き上げることで一人でも作業が可能となる。取り外しにおいても逆の方法で一人での作業が可能となる。
この作業に先立ち缶体2の上室上部缶体2a(上部鏡板)全体をフランジ2d部分にて取り外すことにより、上室4全体が開放された状態となり、作業が非常に容易になる。特に長尺の濾過器6の場合、短尺の濾過器を用いる場合に比べて本数が削減されるため缶体2の直径が小さくなり、内部に入っての作業が困難になることが多く、上室上部缶体2aの取り外しは非常に有効である。
図2に示したように、濾布11は、濾過時には扁平状に収縮され、濾滓剥離時には内部に空気等の流体を吹き込み、膨張されて、外部に噴出される流体により濾滓を剥離させるようになっている。また、流路材12は溝13を持つゴム等の可撓性の材料で作られているため折りたたみができ、長尺の濾過器6でも下部マンホール7bからの出し入れが自在である。このような膨縮型濾過器6は、濾過状態では扁平状の収縮状態にあり、濾過終了時の濾滓付着状態では、例えば図6に示すような状態にある。すなわち、扁平状に収縮した膨縮型濾過器6(膨縮型濾過器6の濾布11)の表面に、ある厚みをもって濾滓29が付着している状態にある。この状態では、とくに缶体2内に比較的密に膨縮型濾過器6が配設されている場合、各濾過器6の取り付け方向が揃っていないと、濾滓29の付着した濾過器6同士が互いに接する(干渉する)状況になるおそれがある。これを避けるためには、各濾過器6の取り付け間隔を大きくするかもしくは取り付け方向を揃えることが必要となる。取り付け間隔を大きくする方法では、缶体2の径を小さくして装置全体の小型化をはかることが難しくなるが、取り付け方向を揃える方法では、図6から明らかな如く、缶体2の径を小さく抑えつつ、所望の本数の濾過器6を配設し、かつ、濾滓29の付着した濾過器6同士の干渉を回避することが可能になる。濾過器6の取り付け方向を揃えるためには、濾過器6の向きと一定の関係にある係合部材25の向きを揃えればよく、それによって前述の如く容易にかつ確実に濾過器6の取り付け方向を揃えることができる。それによって、濾過器6の取り付け間隔も最小間隔とすることができ、缶体2内の全体濾過面積を大きくとりつつ、装置全体のコストダウンをはかることができる。
なお、係合部材25は、保持部材15の外径と同等以下で仕切板3の貫通取り付け孔径よりも小さいことが必要である。取り付け方向は、濾過時の濾布11の扁平方向と同一の方向であるこの方向とすることにより、視覚的に扁平方向を容易に類推できるようになる。
上記実施態様では、係合部材25を濾過器6の頂部に固着するようにしたが、係合部材を濾過器6の頂部に着脱可能に設けることもできる。例えば図7に示すように、係合部材31を、連結ピン32回りに互いに揺動可能な一対のアーム33と、各アーム33の先端部に設けられた内外に突出した係合ピン34と、係合ピン34の内側突出部間に設けられア−ム33を互いに離反する方向に付勢可能なコイルスプリング35とを備えた部材に構成し、両ア−ム33を指でつまんで両ア−ム33間を縮めて先端部を保持部材15内に挿入し、その状態を開放してコイルスプリング35の付勢力で両ア−ム33間を拡げ、両側の係合ピン34の外側突出部を、保持部材15に設けられた係合孔36に挿入することにより、係合部材31と保持部材15とを係合させる構造とすることができる。このように保持部材15に係合された係合部材31に、前記実施態様と同様に吊り具を係合させればよい。係合部材31の取り外し時には、両ア−ム33を指でつまんで両ア−ム33間を縮め、両側の係合ピン34の外側突出部を保持部材15の係合孔36から抜き、その状態で係合部材31を上方に引き上げて保持部材15から抜き出せばよい。なお、37は、両ア−ム33間の拡がりを規制するためのストッパリングである。
このように着脱可能な係合部材31とすれば、1個あるいは数個の係合部材31を作業状態に応じて順次次の作業対象としての濾過器6に移行することができ、また、濾過器6の取り付け取り外し作業後には、係合部材31を取り外して、濾過処理等にとって余分な部材が残らないようにすることができる。
本発明に係る濾過装置は、膨縮型濾過器を仕切板に垂設するあらゆるタイプの濾過装置に適用でき、とくに長尺の濾過器を使用する濾過装置に好適である。
本発明の一実施態様に係る濾過装置の概略縦断面図である。 図1の装置の膨縮型濾過器の拡大横断面図である。 図1の装置の膨縮型濾過器の拡大縦断面図である。 図3のA矢視に係る膨縮型濾過器の係合部材部分の構成図である。 吊り具の一例を示す構成図である。 濾滓付着状態の一例を示す説明図である。 本発明の別の実施態様に係る濾過装置の係合部材の一部断面表示正面図である。
符号の説明
1 濾過装置
2 缶体
2a 上室上部缶体
2b 上室下部缶体
2c 下室用缶体
2d フランジ部
3 仕切板
4 上室
5 下室
6 膨縮型濾過器
7a、7b マンホール
8 被処理液導入管
9 濾液管
10 空気導入管
11 濾布
12 流路材
13 溝
14 流出路兼流入路
15 保持部材
16 ナット
17 溜まり部
18 絞り部
19 絞り部の終端部
20 扁平流路
21 取付け具
22 開孔部
23 突起
24 ホースクランプ
25 係合部材
26 フック
27 紐
28 吊り具
29 濾滓
31 係合部材
32 連結ピン
33 アーム
34 係合ピン
35 コイルスプリング
36 係合孔
37 ストッパリング

Claims (2)

  1. 缶体内が仕切板で上室と下室に区画され、濾過器が仕切板から下室内に垂設されて上室から濾液が排出され、前記濾過器が、濾過時には扁平状に収縮され濾滓除去時には内部に流体が吹き込まれて膨張される膨縮可能な袋状の可撓性材料からなる濾布と、該濾布内に配置され濾液を濾液排出方向に案内するとともに前記濾滓除去用流体を濾布内に案内する可撓性材料からなる板状の流路材とを備えた膨縮型濾過器からなる濾過装置において、前記濾過器の頂部に、濾過時の濾布の扁平方向と同一の方向に取り付けられた、該濾過器の吊り具との係合部材を設けたことを特徴とする濾過装置。
  2. 前記板状の流路材の両面に、濾液排出方向に延びる複数の溝がそれぞれ設けられている、請求項1の濾過装置。
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